中野笑理子のブログ

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おんなが恋におちるとき

2013年06月09日 | 日記
皆さま、恋してはりますか~?
今は昔、『愛し合ってるか~い?!』と叫ぶスターに、負けじと『イエ~ッ!』絶叫していたあの頃……。
恋愛、恋だの愛だの、と恋も愛も、同じように使われていますが、どっちかと言われれば、恋の方が、楽しい気がするんですよね。
責任を伴わない楽しさというか、ただただ好き好きだけで、何とかなるというか、只今この瞬間が全てというか。
後先考えずに突っ走れるというか、恋の方が楽しそう。
相手も、決して人間だけ、とは限りません。
道端で出会ってしまった捨て猫の仔猫であったり、偶然見つけた昔の写真集や浮世絵のレプリカであったり、新発売のスナック菓子であったり、はたまた服や靴やアクセサリーなんかには、女は殆ど毎日恋におちているような気がします。
恋って、年も立場も、既婚未婚も関係ないと、思うんです。
愛は、年や立場や、既婚未婚によっては、犯罪に繋がったりしてしまいそうですが。
それを見るだけで、いや、考えるだけで、ホワワワワァ~ンと幸せな気持ちになってしまう。
やっぱり、恋って、良いですよね~!
相手を人間の男性に限定した場合、何がきっかけで恋におちてしまうのか?
訊いてみたところ、意外性という言葉が浮かんできました。
日頃ガミガミ言われている上司に、思いがけず優しい言葉をかけてもらってフラッとなった、とか、頼りない後輩社員が、突然取引先にビシッと言った一言にフラッときたり。
俺について来い!な俺様タイプの男性が見せた弱い部分や、頼りなさげな異性として、意識もしていないような子の強い一言など。
そして、一度恋におちてしまったら最後、醒めるまでは回りが何を言おうが、どうしようが、アバタもエクボどころか、味噌も糞も一緒です。
もう私には、貴方しか見えない、聞こえない。
中島らもさんの小説には、『この世で一番美しい病気』と書かれていたように思います。
今も忘れる事の出来ない、私が恋におちた一言は、『犬、ワンワン、ワンワン言うて、話、全然聞いてくれへんねん!』です。
サラ金で働いていた時、行方不明の債務者の所へ集金に出かけた同期の男の子、居留守なのか本当に留守なのか応答がない、という彼に『犬に何時頃帰ってくるか訊いてみたら?』と言った私の言葉に対して返ってきた返事です。
この一言で私は、完全に恋におちて、翌日の帰り道に告白して玉砕しました。ま、年上のナースの彼女がいたら、太刀打ちできませんわな。
そんな恋もあった、あんな恋もあったな~と、もし今、これを読んで思っている方がいたら、その方に申し上げます。
この夏、恋をしましょうよ!
ねッ?

恋におちた瞬間のBGM♪ねこマジ スリーピースの男♪