北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

第2回定例会 議案審議

2008年06月19日 | まちづくり
 3日間の一般質問が終了し、最終日の今日、議案審議です。
 一般会計と5つの特別会計の補正予算が可決されました。
一般会計は、4月の職員の移動による人件費の移動の他、産婦人科医師確保対策事業360万、多言語通訳育成事業140万障害児特別支援108万広域連合負担金517万など797万円の増額です。
 町税条例の一部改正が行われ、4月30日の国の法律の改正に伴って、町の税制も改正になりました。昨日、一般質問したふるさと寄付条例の関係で寄付金税制の改正です。寄付の募集ではなく、町の人が寄付したらその分町民税を支払ったこと(5千円以外)にしますという改正です。
また、これは問題になりそうなのですが、住民税を公的年金から天引きできるという改正です。今、日本中が後期高齢者医療保険の年金天引きで問題になっていますが、来年から65歳以上で18万円以上の年金受給者の住民税を年金から天引きしますということです。まだ、新聞等ではあまり記事になっていませんが、今、改正するのはちょっと早急な気がします。税務課としては、国の法律で決められたので、それに従わなければならない。NOとはできないとのことで可決になりましたが、対象の方に十二分に説明しないとまた騒動になりそうです。
 町長から「元倶知安町長の宮下雄一郎さんを名誉町民」に推薦したいということに満場一致で同意がされました。宮下さんは、役場職員として30年、助役6年、町長12年と48年間町行政に貢献された方です。自治功労賞や勲五等双光旭日章を受賞され、現在も町に住んでおります(大抵の町長は、町からいなくなってしまうのですが・・)。おめでたい事です。
 3つの意見書も採択されました。
・国による公的森林整備の推進と国有林野事業の健全化
・北海道地域最低賃金の大幅な改善
・地方財政の充実・強化
また、継続審査されていた「国の季節労働者対策の強化を求める要望意見書採択に関する陳情書」も採択されました。

 11日間の定例会が無事閉会されました。

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