私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

立春が3日で節分が2日になった訳*私の誕生日が立春でない年*

2021年01月31日 | 思うこと

私が生まれたのは2月4日の立春の日。
だから
昔から自分は「春を呼ぶ子」だと思って
立春には一方ならぬ思いを抱いていた。

それが今年は
節分が2日で立春が3日とはどういうこと?
生まれてこの方
立春はずっと4日で変わらぬものと思っていたので
これは寝耳に水の話だった。

その事についての驚きや疑問は
先日の新聞の天文に関しての記事で解決した。

* * *

その記事は読売新聞の社会面に
「今年は豆まきが一日早まるのでご注意を!」と題して
分かり易く
「地球の公転と暦のズレを補正する」ことが説明されていた。

それによると
季節を表す立春や秋分などの二十四節気は国立天文台が
太陽と地球の位置から日付を計算して
前年の2月に官報で公表しているとのこと。
それさえ知りませんでした(^^;)

節分は立春の前日にあたり、今年は立春が3日に
ずれることに伴い2日になる。

それはどうしてか?
地球が太陽を一周する公転周期は365日と6時間弱、
4周するには4年と1日ほど必要とのこと。

なるほど~!
それで、段々ずれていく訳だね。
↓↓
このため、実際の気候と暦が合うように、
4年に一度のうるう年に2月29日を追加して補正している。
↓↓
ところが
この補正で約45分増やし過ぎになるため
400年の間にうるう年を三回減らして帳尻を合わせているのだとか。

は~あ!そうだったのか!
それで?
↓↓
こうした暦のずれと補正の繰り返しによって
立春などの日付が変わり、節分が2日から4日の間を
行き来してきたとのこと。

なるほど!
そう言えば立春は辞書では「4日頃」となっている。
この「頃」というのを全然意識してなかったなあ~
今更ながら明確に知った事実でした。








コメント (20)
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