江別市内の地名の大部分は、自然に対して最も鋭い感覚を持ち合わせていたアイヌが命名したものであると言われています。
◆江別=アイヌ語のユオベツ(鮫のいる川)またエベツ胆汁の如き川の意ともいいます。股その他に、エベケベツ(三ツ口川)が転じたもの、イブツ(それの入り口)など謂れがあります。
◆江別太=アイヌ語ブトは、川の落口、江別川と石狩川の合流点をいう。
◆上の月・中の月・下の月=「の月」は、アイヌ語のノッケ、すなわち岬のように山が突き出ているところを意としています。上・中・下は江別川の上流・中流・下流を意としています。
◆野幌=対雁川(現豊平川)支流ヌブルオチより出て、濁処の意とされていますが、ヌブ・オル・オ・ベツ野中の川から出たものだという謂れもあります。
◆麻畑=(現在の大麻)また麻地ともいう。野幌屯田兵が麻を栽培したところから謂われています。
◆対雁=アイヌ語 トイシカリから謂われています。曲がりくねった川の意です。対雁川は、現在大谷地といわれている沼を上流にもっていましたが、文化初(1804年~1817年)の洪水でサッポロ川が流入し、豊平川となっています。
◆豊幌=幌向原野の幌をとり、豊の美弥がつけられました。江別太から幌向太に至る間に、パンケヨシュペ、ペンケヨシュペ(下の腸のように曲がった処、上の腸のように曲がった処の意)などの地名がありました。
(註)「江別市史上巻」89-92頁選択抜粋。
写真:「江別市史上巻89頁」撮影掲載いたしております。
◆江別=アイヌ語のユオベツ(鮫のいる川)またエベツ胆汁の如き川の意ともいいます。股その他に、エベケベツ(三ツ口川)が転じたもの、イブツ(それの入り口)など謂れがあります。
◆江別太=アイヌ語ブトは、川の落口、江別川と石狩川の合流点をいう。
◆上の月・中の月・下の月=「の月」は、アイヌ語のノッケ、すなわち岬のように山が突き出ているところを意としています。上・中・下は江別川の上流・中流・下流を意としています。
◆野幌=対雁川(現豊平川)支流ヌブルオチより出て、濁処の意とされていますが、ヌブ・オル・オ・ベツ野中の川から出たものだという謂れもあります。
◆麻畑=(現在の大麻)また麻地ともいう。野幌屯田兵が麻を栽培したところから謂われています。
◆対雁=アイヌ語 トイシカリから謂われています。曲がりくねった川の意です。対雁川は、現在大谷地といわれている沼を上流にもっていましたが、文化初(1804年~1817年)の洪水でサッポロ川が流入し、豊平川となっています。
◆豊幌=幌向原野の幌をとり、豊の美弥がつけられました。江別太から幌向太に至る間に、パンケヨシュペ、ペンケヨシュペ(下の腸のように曲がった処、上の腸のように曲がった処の意)などの地名がありました。
(註)「江別市史上巻」89-92頁選択抜粋。
写真:「江別市史上巻89頁」撮影掲載いたしております。