江別創造舎

活動コンセプト
「個が生き、個が活かされる地域(マチ)づくり」
「地域が生き、地域が活かされる人(ヒト)づくり」

地名解

2008年06月10日 | 歴史・文化
 江別市内の地名の大部分は、自然に対して最も鋭い感覚を持ち合わせていたアイヌが命名したものであると言われています。

◆江別=アイヌ語のユオベツ(鮫のいる川)またエベツ胆汁の如き川の意ともいいます。股その他に、エベケベツ(三ツ口川)が転じたもの、イブツ(それの入り口)など謂れがあります。
◆江別太=アイヌ語ブトは、川の落口、江別川と石狩川の合流点をいう。
◆上の月・中の月・下の月=「の月」は、アイヌ語のノッケ、すなわち岬のように山が突き出ているところを意としています。上・中・下は江別川の上流・中流・下流を意としています。
◆野幌=対雁川(現豊平川)支流ヌブルオチより出て、濁処の意とされていますが、ヌブ・オル・オ・ベツ野中の川から出たものだという謂れもあります。
◆麻畑=(現在の大麻)また麻地ともいう。野幌屯田兵が麻を栽培したところから謂われています。
◆対雁=アイヌ語 トイシカリから謂われています。曲がりくねった川の意です。対雁川は、現在大谷地といわれている沼を上流にもっていましたが、文化初(1804年~1817年)の洪水でサッポロ川が流入し、豊平川となっています。
◆豊幌=幌向原野の幌をとり、豊の美弥がつけられました。江別太から幌向太に至る間に、パンケヨシュペ、ペンケヨシュペ(下の腸のように曲がった処、上の腸のように曲がった処の意)などの地名がありました。

(註)「江別市史上巻」89-92頁選択抜粋。
写真:「江別市史上巻89頁」撮影掲載いたしております。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道立野幌森林公園自然ふれあい交流館~ピューピューゼミをつくろう!~

2008年06月10日 | イベント
 このたび北海道立野幌森林公園自然ふれあい交流館のイベントをご案内いたします!

 江別市・札幌市・北広島市の3市に広がる野幌森林公園内自然ふれあい交流館にて「ピューピューゼミをつくろう!」が下記の日程にて開催中です。
1.期  間  6月7日(土)~ 6月22日(日)9:00~17:00(受付は16:30迄)
2.場  所  自然ふれあい交流館(月曜日休館日)
3.内  容  カメラのフィルムケースを使用し、笛を作る
4.参 加 費  無料
5.問合せ先  自然ふれあい交流館
TEL.011-386-5832

写真:百年記念塔(記念塔口)2007年撮影
 北海道開拓に尽くした先人の苦労への感謝と、未来を創造する道民の決意を示すために造られ、1970(昭和45)年9月に完成しました。塔の形は、平面的には雪の結晶の原型である「六角形」を、立体的には未来への発展を象する「相対する二次曲線」を表しています。高さは、北海道百年にちなんで100mあり,8階(高さ23.5m)に展望室があり、石狩平野が一望できます(北海道野幌森林公園事務所制作野幌森林公園資料より)。

北海道立野幌森林公園自然ふれあい交流館については、下記をご覧下さい。
http:www.kaitaku.or.jp/nfpvc.htm
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする