徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…第四百九十七「秋の花々」

2011-10-15 23:48:23 | 植物
 今日の散歩道…雨…雨…雨…涼しいようで蒸し暑い日です…。
此処しばらく喉と鼻の炎症が気になっていたのですが、いつものブタクサの花粉症と思って油断していました。
doveちゃんず妹が急に熱を出したので、主治医のところへ連れて行ったついでに診てもらったところ、どうやら風邪のようで薬を貰ってきました。
紛らわしいったらないんです…春と秋の花粉の季節…。

 さて…気分を変えて…花の画像でも…。
まずは川での花期が終わってしまった彼岸花(曼珠沙華)…。

        

川の北岸と南岸では花期が数日から一週間ほどのズレが生じます。
毎年南岸の方が早く咲き始めます。
土手と太陽との位置関係によるものかもしれません。

 散歩道にはところどころ萩が植えられてあります。
種によって花期は異なりますが、ほとんどが赤紫の花を咲かせます。

        

        

白い萩が植えてあるのはdoveの知る限りでは此処だけ…。
萩といえば野性味のある植物ですが、白花、凛として美しいですね…。

 散歩道に木犀の香る季節となりました。
今季は銀木犀の白い花が少しだけ早く咲き始め、金木犀よりは控えめながら芳香を漂わせています。

        

        

無論…金木犀は此処ぞとばかりに咲き誇り…。

 少し距離があるのではっきりしませんが…多分…オオベニタデ…。
散歩道には数種類のタデ科の花が咲きます。

        

これは下流側で撮影したものですが、以前は、上流側にも咲いていました。
増水で川の洲の地形は頻繁に変わるので、植物の分布も一定ではありません。
水の及ばぬ土手でさえも毎年同じ植物を見つけられるとは限らないのです。

 植え込み跡でこんな花を見つけました。
ちょっと洒落た感じ…御近所さんが植えたものでしょう…。

        

クロミホオズキ…という花だそうです。
黒い斑のスターフルーツのような実が生っていました。

 これはカワラケツメイ…。
数年前に見つけて毎年観察してきました。

        

マメ科の植物で散歩道では今のところこの場所でしか見ていません。
草刈のたびに消えてしまうのではないかと心配しましたが…野生の花は強いですね…。

 最後は…マメアサガオ…。
川の洲や土手にたくさん咲いています。

        

散歩道にはアサガオやヒルガオの仲間がたくさん咲きます。
以前はホシアサガオという小さな薄紅色の可愛らしい花も咲いていたのですが、家が建ち野原が消えるに従い見かけなくなりました。
昨年、植え込み跡で一輪だけ見つけたのですが、今季は一輪も咲きませんでした。
残念なことです…。

 それにしても…これだけ雨が降っているのに…それも秋の雨だというのに…なんて蒸し蒸しするのだろう…。
これでまた油断して蒲団などはねてしまうと風邪がますますひどくなるかも…。

難しい季節だなぁ…。