階段周りも気になります。
洋館2階は侯爵家の居住空間だったようです。とくに夫人室が立派で豪華でした。
イギリス製の家具が並べられ、壁紙・カーテンなども特別のように感じられました。
前田利為侯爵の夫人菊子について こちら
旧姫路藩酒井家の出身とのこと。
菅原道真の加賀前田家よりも土師氏→大江氏を先祖とする酒井家の方が格上!ということのようです。
世界恐慌は1929年(昭和4年)→ こちら
このころ円高となっていたようですから、多くの調度品購入や高級建材をふんだんに使うことができた、ということかもしれません。
また、前田利為は情報収集という役割もあったようなので、外国人バイヤーから多くの情報を提供されたということもありそうです。
私のカメラが豪華な部屋にびっくりしたらしく、2階で動かなくなってしまったのが残念です。
封建時代のほうがもしかしたらスキルというものが磨かれたかもしれない
手配とか段取りといったいわゆるソフト面などについても知りたいと思ったりします。
いわゆる社会主義の欠点は、たとえば日本でいえば「私のしごと館」みたいなことになる?
そういった議論をしてみることは大事ではないでしょうか。
70歳まで働けるならあるいは高額な報酬ならどういう仕事でもよい、からではなく
質や将来まで考えての「仕事」というものを考える必要があると思います。
また仕事の分配についても、能力、適性といったことも考えるべきであり、平等を優先するわけにはいかないのではないでしょうか。機会については不公平にならないようにすることはいうまでもありませんが。