「時効警察」～森口瑤子、時効不成立

　「時効警察」第６話、実話にあわせて時効直前に逮捕されるお話でした。

　整形して逃亡を続けていた犯人役を森口瑤子がやっていました。

　このドラマが成功したのは、毎回、女性が真犯人で１５年逃げのびて、事件がキッカケでそこそこに幸せをつかんでいて、心情的に見逃したいと思わせる設定になっているからでしょうね。
　罪を見逃す後ろめたさは、霧山と三日月をとりまく人々の度外れたオサワガセが薄めてくれていることで、あと味がよいのでしょう。

　美人女優を犯人役にゲスト出演させて、というのは犯罪ドラマの鉄則みたいなものですが、それだけでは視聴率はとれません。
　２００４年１～３月に、日本テレビが放映した「乱歩Ｒ」でも仲間由紀恵などを毎回起用しながら低い視聴率で終わりました。
　
　来週の第７話では、「乱歩Ｒ」にも出演した葉月里緒奈が真犯人役をやります。今回はオカルト色なしの普通の犯人のようですが、さ～て、どうなのでしょう。