ソメイヨシノが老廃化して植え替えられるところが増えています。新しく植える桜がソメイヨシノでないケースが増えていることが報じられるようになりました。
よく知られる所では、国立劇場のソメイヨシノがコマツオトメとジンダイアケボノの2品種に植え替えられて20年が経ちます。90年代にテングス病がソメイヨシノに大流行し、病気に強い品種への見直しの気運が生まれ、有名な「国立市桜騒動」もソメイヨシノ老廃化問題への社会的関心を高めました。
過去の記事 2015年4月 「桜並木が変わる・・・」
コマツオトメ
ジンダイアケボノ
今日では、上の2種以外にも、エドヒガン、オオシマザクラ、ヤマザクラ、フゲンゾウ、フクロクジュ、カンザン、など様々な品種が街路や施設に選ばれています。ジュウガツザクラからカンザンまで並べれば10月から翌4月末まで桜を見ることができます。長~く桜を楽しむ習慣が芽生えると世の中が穏やかになるかもしれません。