観てきました「トランスポーター2」!
色々なところで「トランスポーター2のJスンかっこよかったです」という感想を見る度に「うぬぬ…負けてなるものか(?)急いで観てこなくっちゃ」と思っていたのでした。←思いっきり出遅れて負けているし…(-ω-;)。
【ストーリー】
「契約厳守。名前は聞かない。依頼品は開けない」。危険から身を守るために自ら作った3つのルールを厳守し、ワケありの依頼品であろうがなんであろうがクライアントの注文どおりに目的地まで届けるプロの運び屋、フランク。引退を決意し、コートダジュールからマイアミにやって来たフランクは、裕福なビリングス家の6歳になる一人息子、ジャックの送迎係として雇われる。しかし、ある日、ジャックの定期健診のために訪れた病院で、2人は何者かに襲われてしまう。
この映画、大したストーリーはございません。
誘拐された少年を助けるべく、フランクが敵をぶん殴り、車を爆走させ奔走する…というお話なのですわ。
でもですね、このJスンの体技アクションがため息がでる程かっこいいのです!!
力強く切れがありながらも、しなやかな妙技とでも申しましょうか。
飛ばされたり、殴られたりする姿もサマになっております。
そしてカーチェイス・シーンの爆走っぷりは迫力満点で、瞬きをするのさえ忘れて見入ってしまったほど!!
ベッソンの「TAXI」シリーズよりワイルドでスタイリッシュな走りは、前作よりスケールアップしていると思います。
アクションだらけのこの映画を、Jスンは殆んどスタントなしでやったというのですから、オドロキです。
寡黙でクールなフランクが、少年ジャックとなぞなぞをする…という微笑ましい場面があり、フランクの優しい一面を垣間見ることができます。
それから彼が仕事着(?)に、並々ならぬこだわりを持っていることが判明。
この映画がシリーズ化していったら、フランクがどんな人間なのかが少しずつ解明されていって面白いかも知れませんね。
今作では、前作で友達(?)になったフランスのタルコーニ警部が、適度な脱力感と笑いを与えてくれて、いい味を出しています。
これは「Jスンを堪能する」プロモーション映画と言っても過言ではないでしょう。
「フランク、あそこから一体どうやって逃げたのか?」とか「犯人、あんなまどろっこしいことをしないでも、もっと楽に子供に接触できたんでないかい?」とか考えてはイケナイ映画なのです。
あまり深いことは考えず、視覚的に楽しんで、単純にJスンのかっこよさに酔いしれていただきたい。そんな映画であります。