欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

ギャラリースペース『床の間』で、オ モ テ ナ シ!

2013年12月07日 10時35分11秒 | 建築のうんちく



『お も て な し …それが、床の間です。』


最近は、「床の間」のある家が減りました。

これは、とっても、もったいない事なんです!



『床の間』こそ、「おもてなしの空間」だからです。

日本建築における、最も重要な、そして、神聖な場所です。



よく、金持ちの家に行くと、訳の分からない「鎧」等が、飾って

ありますが、本当は、もっと、粋な空間なのです!



…古来より、日本人は、「花鳥風月」を住まいにも取り入れる

工夫をして来ました。


「床の間」に、ほんの一輪でも「花」があると、「家の中」と、

「外の自然」が、「床の間」を通じて、一体になるのです。



…ですから、「茶の湯」と共に、「床の間」には、様々な、自然美

が取り入れられ、今に至ります。



…本来は、「床の間」と言うのは、自然を感じさせる場所で

あったり、珍しい茶器を展示する「ギャラリースペース」なのです。



もし、家に「床の間」がありましたら、この場所を、上手に活用

すると、生活が楽しくなります!



間違っても、でかい将棋の駒とか、お仏壇は、置かないで下さい^^



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