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欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

『欠陥建築』を自分で建てよう!!

2013年07月10日 09時09分31秒 | 皆様からのご質問にお答えします




『セルフビルド&ハーフビルドのすすめ!』



皆様からの、ご質問の中で、ベストテンに入るものに、「欠陥建築で泣かない為にはどうすれ

ば、良いのでしょうか?」と、言うご質問が多いです。



…私が検査した建物で、「全く欠陥が無い建物は、一つもありませんでした。」

実際に、「欠陥」が無い建物は、無いと思います。




…他人に、高いお金を払って、家を建ててもらって、その家が「欠陥」だと、誰でも怒ります。




だったら、自分で家を建ててしまっては、如何でしょうか?




難しい様に感じますが、「マシンカットのログハウスキット」や、「ドームハウスキット」なら

ば、「日曜大工」の出来る方なら、誰でも建築出来ると思います。



自分でつくった家ならば、少々出来が悪くても、我慢できますし、それが「アジ」になるモノで

す。

また、自分で家をつくると、家の仕組みもよくわかって、後で、修理が必要な時も、自分で出来

ます。




…全部自分で家をつくれない方には、「ハーフビルド」と、言う選択肢もあります!




これは、基礎工事や配管工事等、職人でないと難しい工事のみ、プロの職人にやらせて、壁紙を

貼ったり、ペンキを塗る作業は、施主さんがご自分で完成させる方法です。



これなら、週末に現場に来て、作業する事が、可能だと思います^^




恐らく、ご自分で建てた家は、「欠陥建築」になってしまうかも知れませんが、それも「ご愛嬌」

かもしれません。

高いお金を払って、「デザイナーズハウス」を建てたって、どこかに「欠陥」はあるものなのです。




だったら、皆、『欠陥住宅を自分で建てよう^^』じゃないですか!




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えっ! 素人が『建物検査』???

2013年07月09日 09時49分47秒 | 皆様からのご質問にお答えします




『愛読者の方からのご質問にお答えして』



いつも、愛読されて居られる皆さん!

本当に、いつも、読んで下さって、有り難う御座います。




さて、そんな、愛読者の方々から寄せられる、ご質問にお答えしたいと、思います。

本日のご質問は…


「ある、建物調査のHPを見たら、建築士でない人の募集をしていました。」

「これって、おかしくありませんか?」




…それでは、お答えします。

私は、はっきり言って、おかしいと思います。よく、こんな無責任な事が出来るモノ

だと、感心します!




現在、「建物調査」は、「建築士系」「不動産屋系」「団体系」が、存在します。

その中で、「プロの建築士」が建物調査をするのは、「建築士系」だけです。




ところが、最近では、コストを抑える為でしょうか、「建築士系」の「建物調査会社」

の中にも、「建築士でない素人」を調査員にする所が、出て来ました。




正直申しまして、「プロの建築士」でも、一定のキャリアがないと、「建物調査」は

難しい作業です。

それなのに、「素人」がちょっと教育を受けた位で、出来る仕事ではありません!




「建物調査」は、優秀な建築士のみで構成された、「欠陥建築バスターズ」の様な、

しっかりした会社に任せるべきです。






…そこで、今日のまとめです!

建築士以外の、調査員を募集している「建物検査会社」は、避けた方が無難!』

『建物調査は、欠陥建築バスターズの様な、しっかりした会社に依頼する!』




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新築内覧調査は無意味!!

2013年07月07日 08時28分41秒 | 皆様からのご質問にお答えします



『新築の家の壁紙を剥がす訳にはいかない…』


ある、インスペクターのブログを「調査」していましたら、「新築内覧調査」に関する問題点

が見えて来ました。



その、ある「ブログ」とは、読みたくもないですが、「調査」の為に読ませて頂きました。



…その内容は、ある業者が、新築住宅を「建物調査」して、異常が無かったのに、その後、

問題が発生し、別の「インスペクター」が調査したら、「不具合」が見つかったとして、さも

自分が「手柄」を挙げたかの様に、書かれて居りました。




ここで、重大な問題に、気がつきました!




新築の家と言うのは、壁紙を剥がしたり、タイルを剥がして、調べる事は出来ません。

自ずと、「新築内覧調査」には限界があると、言う事です!


例え、最新のハイテク機器を使ったとしても、「完璧な調査」は無理と言えます。





その様な、同業者の「失敗」をブログに書いて攻撃するのは、如何なものでしょうか!!





…よく、お客様から「新築内覧調査」は、した方が良いかと、聞かれます。

正直申しまして、「建築士」を同行させての「調査」は無意味です。



まさか、建物を破壊しての「調査」なんて出来ませんし、隠れた欠陥を見つける事は、

不可能に近いと思います。




ですから、前記の「インスペクター」が、問題の家を、「新築内覧調査」しても、異常を

見つけられたとは、思いません。

たまたま欠陥で、「破壊調査」をしたから、わかっただけです。




この様なケースで、もし、ハイテク調査するとすれば、「エックス線」を使うしかありま

せん。

果たして、周囲の人を「被曝」させる「調査」が可能でしょうか???




…皆さんが、「新築内覧」する場合には、「建築士」を同行させるよりも、「宅建主任者」

を同行させた方が良いでしょう。




「宅建業法上」の問題なら、完璧に調査出来ます!





…ここで、本日のまとめです…

『新築内覧調査は、無意味な行為!』

『新築内覧には、宅建主任者を同行させる!』



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パキパキ!バキバキ!『家が鳴る怪現象』

2013年06月28日 10時10分41秒 | 皆様からのご質問にお答えします



『急に家の屋根裏がパキパキ音を立てるのは何故か?』



皆さんのお家では、「季節の変わり目等に家が鳴りませんか?」

急に、「パキッ!」と天井裏が鳴りませんか?



怪しげな「心霊研究家」に言わせると、これは「霊現象」だと言うでしょう。

でも、これは、全く違います。



…得に、最近は、輸入材を使用した「軸組工法」の家で、良く「パキッ!」音がします!



この理由は、材木が、乾燥による「収縮」で「暴れている」音なのです。



最近の「輸入材」は。山から切り出して、すぐに製材してしまいます。

本当は、山から切り出した「材木」は、何年も寝かせて、十分に乾燥させた後に、製材し

ないといけないのですが、「材木」を置いておくスペースの問題や、「外国為替」の変動

リスクから、十分乾燥させない状態で、製材されてしまいます。




…その結果、家を建ててしまった後でも、材木に乾燥収縮が起きて、木がねじれを起こし

て、「パキッ!」と、鳴るんです。



この現象を、「宮大工」は、「木が暴れる!」と、言います。




これらの現象は、特に欠陥とまでは、いいませんが、時には、材木が収縮して、屋根裏な

どの金具につけてある「ボルト」が緩んでしまう事さえあります。




「パキッ!」音は、遠い外国から日本に連れて来られた、「材木の独り言!」だったワケ

です。



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私、結構な『有名人』です!

2013年06月26日 10時51分03秒 | 皆様からのご質問にお答えします




『マスコミの取材回数は、174回もあります!』



今日は、皆様からのご質問にお答えしようと思います。

よく、こんなご質問を頂きます…

「欠陥建築バスターズ」さんは、最近になってお見かけしますが、キャリアは何年ですか?」




…そうですね、確かに「欠陥建築バスターズ」が日本を代表する「建物検査会社」になった

のは、最近の事です。



でも、最初に「欠陥建築」の件で、デビューしたのは、もう、20年以上前の事です!

その頃は、まだ、「欠陥建築バスターズ」を結成前でした。



考えてみれば、もう、この世界に入って「20年以上」経つ訳です!




私は、現在では、「欠陥建築バスターズ」の「主任調査員」として、「建物調査」に携わる

建築技術者の育成等も行って居ります。



私が、直接、皆さんのお家を、訪問させて頂く事も多いのですが、その時、良く、こう言わ

れます。


「どこかで、お顔を拝見した事があります。」




…それも、そのはずで、私は、TV、ラジオ、雑誌、新聞等に『174回』も出た事が、あり

ます。

日本の雑誌のみならず、アメリカの雑誌に顔写真が載った事だってあります。




…ですから、皆さんは、当然、どこかで、私の顔を見た事があると、思います!





…この「建物調査」と言う仕事は、時には「ヤクザ者」みたいな「建築業者」も、相手にし

ますから、若い「建築士」だと、なめられてしまうんです!



私みたいな、古株の建築技術者でないと、相手も言う事を聞かないんです。

「荒くれども」を相手にするには、キャリアや知識以上に、「肝の座った」人間でないと、

使い者になりません。





ヤクザ者みたいな、建築業者と相対するのは、結構勇気が要りますが、長年やってきた

「剣道」で鍛えた強靭な精神が、役に立っています。

ちなみに、私は「剣道三段」です。





日本一有名になった「欠陥建築バスターズ」ですが、これからも、皆様にご奉仕するべく

精進して参りますので、よろしく、ご指導のほど、お願い致します。





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