流路整理と護岸工事

2016年09月02日 | 東京のお散歩
先日の台風で、都内の幾つかの河川も氾濫危険水位まで上昇しましたが
その昔は、毎年のようにそれらの川は氾濫していました。

荒川、隅田川、多摩川といった大きな川はもちろん、
石神井川や神田川、渋谷川や目黒川も氾濫の常連でした。

これらの川は、昭和の高度成長期までに、曲がりくねった流路を直線化し
河床を掘り下げた上でコンクリートで護岸工事を行い
氾濫する機会は減少しました。

住宅地図などをみると、「不自然に」、自然が作ったようなカーブが
川のそば、坂道の底に残されています。
これが古い流路の記憶です。

山手線の西側には、そんな道がいくつもあって、そこを散歩すると
いろいろな発見があったりもします。

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