関口芭蕉庵

2015年10月25日 | 東京のお散歩
永青文庫と野間邸の間にある、胸突坂という坂を下るとその左側に関口芭蕉庵があります。

(芭蕉庵扁額)

(胸突坂)

ここは、松尾芭蕉が神田上水の改修工事を請け負った際の延宝五(1677)年から4年間、
「龍隠庵」と名付けた水番屋に住んだとされているのが、始まりとされている庵です。

(芭蕉庵)

芭蕉の没後33回忌に芭蕉堂と呼ばれる、芭蕉とその弟子を祀る建物が建てられ
以降、いつしか龍隠庵は、関口芭蕉庵と呼ばれるようになりました。

従前の建物は戦災で焼失しましたが、戦後復元され、今でも風情のある造りとなっています。

(庭園内の池)

(芭蕉真筆の句碑)
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