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川越街道架道橋

2023年11月02日 | 東京のお散歩
山手線高田馬場駅のホームが早稲田通りを跨ぐところのガード(埼京線や湘南新宿ラインがすごい轟音で渡るガード)は「川越街道架道橋」という名前だそうですが
下の都道は「早稲田通り」で、古くは「薬師道」と呼ばれていました。

どんなに遡ってみても、旧川越街道は板橋平尾宿の先、旧山手線区間(現在の埼京線)の板橋駅に隣接する赤羽線旧仲仙道踏切から500mほど中仙道を京都方に進んだ場所から分岐していた街道で
新道である国道254号線も池袋駅を出て大きなカーブを描いている場所で、線路の上を跨いでいます。

おそらく開業した当時、明治時代に何らかの手違いで名称が取り違えられ、そのまま幾星霜この名のまま過ごしてきて、おそらくこの先も未来永劫、取り違えられたまま緑の電車が走り抜けて行くのでしょう。

横を走る西武新宿線が川越まで行くのがせめてもの救いですね。





板橋の路地裏

2023年10月27日 | 東京のお散歩
板橋区本蓮沼のトプコンと言う老舗光学メーカーの路地裏。

トプコンは服部精工舎の測量機器部門を母体として陸軍の光学兵器開発の為に設立された会社で、古くは東京光学と言われていました。

民生用カメラとしても、ライカ用レンズの「シムラー」(所在地本蓮沼の旧地域名志村が由来)、トプコン、ホースマンなどで知られています。

正面は真新しい建物ですが、裏に回ると創業当時の古い建物が見られたりします。




ねぎし三平堂

2023年10月14日 | 東京のお散歩
台東区根岸にある、ねぎし三平堂。
初代林家三平の顕彰を目的として、1995年に海老名家(三平一家)の自宅に作られた記念館ですが、

地下には九代目正蔵師匠の趣味でもある、ジャズのレコードやCD、空のご祝儀袋を収蔵するオーディオルームがあるそうです。





火伏せの大黒 理性寺

2023年10月02日 | 東京のお散歩
京王井の頭線西永福駅近くの法華宗陣門流寺院、法真山理性寺。

承応三年(1654)、徳川秀忠の御書院番であった大久保忠当とその妻の菩提を弔うために
嫡子忠辰、忠陰兄弟が四谷大木戸の内藤重頼の別邸を借り、大久保家下屋敷として開山し、後に正式に寺院として認められました。

境内には火災の際に大団扇を持って現れ火災を防いだとされる、伝・日蓮作の「火伏せの大黒天」が祀られています。

現在地には大正三年(1914)に移転しました。





三谷八幡神社

2023年09月30日 | 東京のお散歩
フランスのドキュメンタリー映画「Young Yakuza」の熊谷正敏組長のお膝元でもある武蔵小山の三谷八幡神社。

もとは近隣の小山八幡神社の分祀で、元禄時代に三谷の名主石井助太夫が、小山八幡の神像を出世稲荷が鎮座していた現在地に遷座し、三谷八幡神社となったと伝えられています。

三谷は山谷とも書き、低湿地特有の地名で、おそらく碑文谷公園を水源とする立会川に関連していると考えられています。





多摩清水

2023年09月29日 | 東京のお散歩
大宮八幡宮境内にある多摩清水社。

古くから、この地に湧いていた「多摩乃大宮水」を守るお社で、そばにはお茶室も造られています。

かつては善福寺川の水源の一つとなるほどに滾々と湧き出ていたようですが、現在はポンプ汲み上げとなっています。