明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



ネットにつながりにくくなっていたのでブログを連続投稿する。 私が全部作った、といいたがりの私だが、こんな風景は実在せず、実はこうやって作った、などといってはならないのは当然である。しかし完成の暁に協力者を集めてスライド上映をする予定だが、その時は没カットなども披露し、私がいかに自然をメチャメチャに作り変えたか、ここぞ、とばかりにすべてばらすつもりである。ここにあった街など住民ともども消してやったぜ、とストレスを解消してみたい。 挿絵と違い原作の横に、それを再現した多量の場面を必要とする方法は、類似の作品は知らないが、普通は写真に文章を付けるべきであろう。これは私の思い付きが独創的、ということではなく、やってみると良く判るが、頭の良い人が考えることではない。私の場合、読むと同時に、見て来たように鮮やかに場面が浮かぶので、御し易し、と思い込んでしまうのがいけないのである。 翁役の柳田國男、姫神様、風景作りに集中していたら放っておいたら乾燥していた。仕上げに入らなければならない。
展示の機会のない旧作を出品することが多い丸善の人形展は、今年は黒人のコーラスグループと永井荷風を予定している。

第7回『人・形展』9月26日~10月2日
午前9時~午後9時最終日4時まで
丸善・丸の内本店4Fギャラリー

去の雑記
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