永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

顔とアウトライン。

2010-11-11 11:01:08 | 日記・エッセイ・コラム
耳にインプットしなければいいものですが、このところニュースではやるせなく暗く重苦しいことばかりが続いています。虚構はいつの時代にもどこにでもあるものですが、安全で明るいに時代にしたいものですね。
4人の似顔絵を描かなければならなくなり、送ってきた顔写真を見て描くのですが写真に忠実に描こうするからか、絵が固くなり伝わるものが伝わらない絵になりました。当然その人たちとは直接会ったことがなくどんな人物かはわからなく、電話で人物像を聞きあらためて描き直すことにしました。こんどは写真は参考までにして閉じ、頭の中で人物像を脹らましてイメージで描くことにしました。表情にユーモアも入れてみました。描いて又あらためて絵と写真を比較確認してみたら、意外といけていました。
見た目ではなくその人物が持っている好みなどの情報が人物像のアウトラインとして絵のかたちになると思いました。



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