永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

思い出の「かかしうどんの牛すじ煮込み」味。

2008-11-29 17:44:46 | 日記・エッセイ・コラム
土曜の午後はゆっくりしているので時間を料理にする。昔、八幡東区・春の町にあるかかしうどんで食べた牛すじ煮込みの味が頭に浮かぶ。又、今日は寒いので暖かさが欲しいのと、思い出の煮込みその味を、自分なりにイメージを描き材料を考え丸和に買い出しに行く。牛すじ・こんにゃく・大根・玉葱・みず菜を求める。まったく費用はそんなにかからない。新鮮なサンマがあったので刺身用に買う。まったくヘルシーだ。うきうきしながら家路につく。さっそく料理にとりかかる。越路吹雪の「サントワー・マミー」をかけながら、野菜とこんにゃく、大根をカットする。鍋に醤油、砂糖、だしを入れて下地をつくる。煮たったところで、わくわくしながら素材を投げ込む。ほどよい時間がたち牛すじに箸を入れるとスーッと通る。このタイミングに七味唐がらしを少々ふりかけ、又煮込む。40分もすると全てがやわらかく味もしみて、いい感じ。さっそく家内に味見を促すが食べない。がっかり。家内は牛すじとかモツ類は一切食べない。不覚である。ひとり寂しく焼酎のお湯割りを片手に、サラ・ヴォーンが唄うビートルズのカバー曲「イエスタディ」を聴きながら牛すじ煮込みを食べる。ばつぐんに美味しい。かかしうどんの味と同じだ。頭に描いた味が出て嬉しくなる。


表情。

2008-11-29 08:15:26 | 日記・エッセイ・コラム
TV中継の党首討論で総理大臣と野党党首の表情を観察していたら、対照的におもしろかった。総理大臣は日頃の表情は見えない。変に浮ついたような表情と言葉で時間を過ごしている。片や党首はどかんと落ち着いた表情でさとすような言葉でゆっく喋っている。激論はない。だから論戦はひとつもおもしろくない。小ぢんまりとした動きのない社会の今の日本だから、政治もほどほどパフオーマンスだけで動いているのか。