凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

今日もよく踊ったな。

2010年09月20日 | 雑記
…えー、ヒガシ演じる天才医師・「ファイヤー後藤」が、ドラマの締め括りに言う台詞。

まあ、遠山の金さんにおける、
「これにて一件落着」
みたいなもんです。

てなわけで、昨日最終回を迎えましたドラマ、

東芝日曜劇場「GM~踊れドクター」。


見終わって、今さらながら思ったんですけど、

「20年前くらいに、軒並み高視聴率を稼いだTBSのコメディ」

のカラーが非常に強い。


お約束的な小ネタの連発と、回を追う毎にギャグ色が強くなるキャラクター。
そしてとうとうマトモな人がいなくなる、てな感じ。
やもするとストーリーから脱線しそうな掛け合いから、一変してスピード上げて物語の「結」に向かう非条理。


まあそもそも、「元ダンサーの天才医師」、しかも「しょうがないから医師になったら世界的名医になっちゃった」つう設定からしてマトモじゃないんですけど。


で、この作品の演出を手掛けたのが、生野慈朗さん。
「金八先生」シリーズ・「男女七人」シリーズの演出をなさった方。
…要するに、「ドラマのTBS」全盛の頃に、ヒット作に携わってらっしゃった方。

個人的には「男女七人」の、「脚本あるんだけど、表現は自由発想」的な手法に、当時感銘を受けまして…
ワタシ、なぜか「大学の卒論」にした経緯があります。
(ちなみに文学部日本文学科)

当時、師匠に「良くできてるけど、自論」と評されましたっけ…。
(「同じ研究がされない限り、僕の論は批判されない」なんてぇ切り返しをしましたっけ…)


「GM~踊れドクター」を数回観ていて、
「このテンポは、もしや…」
と思ったら、
…生野さんでした。


…初期の「金八」シリーズ後の作品に、同じく武田鉄矢さんが主演したコメディ、
「花田春吉なんでもやります」
がありましたが、
この中で、ストーリーとは全く関係無く、
いきなりその場の全員が立ち上がって、
「快傑ハリマオ」を歌い出す。

「♪ハリマオ~、ハリマオ~!」

そういうシーンがありましたが…

「はぁっ?!」
みたいな、テンポ。


これがね、「GM」にも随所にありました。

…いやぁ、懐かしいなぁ、このバカバカしさ。


結構ね、バカバカしいドラマ、好きなんですよ、ワタシ。


まあ、ある意味今風ではないんでしょうが…

こういうドラマもたまには、ねぇ。


てなわけで、評価としては、○。

…続編は、作らないで下さい。
それが条件。

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