凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

『俺がいなきゃ相当ヤバイだろ、あの使える馬鹿は』

2011年08月22日 | 雑記
なんだか決め台詞シリーズになって参りましたが…


『仮面ライダーオーズ』
最終回、一本前。

なんでしょう、結構グッときましたよ。

…自由すぎる伊達ちゃんと、錯乱気味の真木博士に。

いや、そうじゃなく。

『人間になりたい』グリードのアンク。

『誰にでも届く手』が欲しい、映司。

どちらの欲望も、気がつけばお互いが叶えていた、という話。


…欲しがっていたアンクは『瀕死』という状態に『生』を実感して満足し、

…欲のなかった筈の映司は無力さから『力に渇望』していた自分に気づく。

そして、暴走を止めようとしていた映司が暴走し、暴走しようとしていたアンクが…
そんな映司に手を差し伸べようとする。


最終回を前にして、完全に立場が逆転。

二人が最後に行き着くのは…


という所で来週へ。


…映画のパンフにですね、小林靖子にゃんが書いてましたっけ。

『密かに、地味に、画面や会話の端々にあったのは、アンクに代表される「腕・手」です。』

『体の一部だけではなく、心にも手があるような…』


相手に届くよう、伸ばした手。

これが、この物語の始まりであり、終わりになるのでしょう。


うむ。

さすがだな、靖子にゃん。

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