凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

一筆全開。

2010年02月07日 | 映画
てなわけで、最終回前日に観て参りましたよ。

映画『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!』

…いい大人が、週末の昼間に、幼児に混ざって映画鑑賞。
いやぁ、アレですよ、子供ってな、ハマるツボがよくわかりません。

「あっ!すぴーどるだー!!」だの、

「ばるかー!!」だの、

話と関係無いトコで反応しますんで、なかなか賑やか。

つうか、始まる前のCMですら反応するし。

「ドラえもーーん!」とか。

それはともかく。


えー、ワタシも、この時期の「戦隊モノ映画」は初めて観ますが、大体「前の年の戦隊と終了前の戦隊が共演する」パターンらしく、今年は「シンケンとゴーオン」。

二つとも観てらっしゃる方なら何となくお分かりかと…

ある意味、対極の作品。

シンケンジャーは割とシリアス。
ゴーオンジャーは賑やかで騒がしい。

この二つがどーやって一つの作品に…

ってところが見所。
ちなみに脚本はあの天才・『小林靖子』にゃん。

この不協和音を見事にハーモニーにしております。
…不協和音のまんま。


遡って一年前、ゴーオンのラスト。
各世界の新たな危機に、再集結して炎神達とともに旅立ったゴーオンジャー達。
ガイアークの残党・害統領バッチードを追い詰めるも、罠にハマり、一行はバラバラに。
ヒューマンワールドに戻ったゴーオンレッド=走輔は、シンケンジャー達に協力を要請する。
しかし、その「奔放過ぎる」戦い方と「自由過ぎる」行動に「イラッ」ときたシンケンレッド=丈瑠は、走輔を「素人」と呼び、共闘を拒む。
一方、三途の川に来たバッチードは、血祭ドウコク・骨のシタリ・筋殻アクマロに、「ヒューマンワールド汚染」計画を明かす。外道三人は、バッチードにアヤカシ「ホムラコギ」とナナシ連中を貸し、共同作戦を開始した……。

とまあ、こんな感じ。
時期設定は、決戦前・年末くらい。話の流れはゴーオンのラストにリンクさせ、ストーリーを展開させている上、その後の「決戦」に矛盾が生じないような作り。

外伝ではなく、シンケンの1エピソードを映画にした感じです。

見所は「シリーズ最長尺」の、『レッドvsレッド』…だそうです。


ともかく、小技一杯。
らしさ一杯。
どちらの世界観・テイストも壊さず、バランス良く作り上げてます。


…つうか、ワタシとしましては、
『ああ、ゴーオンジャーって、こーゆーノリだったな』つう、懐かしさがありましたよ。
それをシンケンジャーの世界で感じられる、つうのがスゴイ。
そして違和感がない。
ここらへん、『ディケイド』でも思いましたけど、案外『シンケンジャーのが自由度の高い』作品なんじゃないですかねぇ。

なにがきても受け入れちゃう、みたいな。


シンケンジャーも残念ながら本日で放送終了。

ですが、おそらくは来年の今頃、映画で復活するでしょう。
その日がなかなか楽しみでありますよ。


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2 コメント

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終わったね (KIO)
2010-02-07 23:16:41
まァ、最終一回前の尋常じゃない展開の方が面白かったから微妙な終わり方だったが、うまくまとまった感は満点ですかね。

戦隊の歴史の中でベスト3に入る好きな作品になりました。

あ、ちなみに今年の夏頃、「帰ってきた侍戦隊シンケンジャー」ってのがVシネマで出ます。
恐らく京都の撮影所で撮ったパラレルモノになるみたいですが・・・。
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>KIO (でみぞ。)
2010-02-08 06:25:31
尺がね、足りないっつう感じが否めませんでしたな。
・・・・ラスト1・2をまとめて観てみるとなかなかかも知れませんわ。

しかし、・・・・まぁ、見事に一年間楽しめましたよ、ワタシは。

あと、Vシネマの件、うちの相方は「シンケンイエロー」森田涼花ちゃんのBLOGで知ったそうです。

やっぱそうきたか、って感じ。
「クライマックス刑事」みたいな展開ですな。
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