凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

まだ聴こえてくるんだ、あなたの声が。

2009年06月19日 | 音楽
竹中直人さんが、弔辞でこのようなことを仰っていたと思いますが…。

やっぱり、いまだワタシの中でもこの人は生きて歌っています。

忌野清志郎様の最新シングル「Oh!RADIO」。

事実上「遺作」であり、これ以降、二度と新作は聴けないことを解った上で聴くと、どことなくRCサクセションの名作「トランジスタラジオ」を思わせるメッセージ。…何を思って、ダディがこの詞を書き、謳い、演奏し、録音したのか…
(作詞・作曲・歌・楽器演奏まで、全て清志郎様ご本人)

などとは考えず、あくまでダディの「新作」として聴きました。

変わらない。何も変わらない。

どんな時でも、この人の言いたいこと、謳いたいことは一つしかない。

「ベイビィ、愛し合ってるかい?」

である。

むしろ、ちょっとモノ悲しくなってきたのが、track2の「激しい雨」(2006.5.14 プライベートセッション)の方で…。
ちょうど闘病生活に入る手前だったんじゃないだろーか…。
リアル過ぎて、ちょっと…キました。

とはいえ、なんか、やっぱり、ダディの声は優しく楽しく力強い。