凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

どうして・・・

2011年01月24日 | テレビドラマ
最近のドラマって、申し合わせたようにネタが被るんでしょうか?

前述した「冬のサクラ」と「大切なことは~」で、若手ライダー俳優の起用、とかね。

で、今回。

犯罪ドラマ3本。
しかも、すべて「プロファイル物」。

…これ、全部、局が違う。
にもかかわらず…
何故?
全部、同じような設定で、同じ時期?
解らん。
そっからプロファイルして欲しい。

TBS金曜22時
「LADY 最後の犯罪プロファイル」
主演:モモちゃんこと北川景子
共演:要 潤 木村多江 平岡祐太 須藤理彩 ユースケ・サンタマリア 小澤征悦

FBIでプロファイルを学び、「犯罪者の心理を自身に憑依させる」ことのできる、天才女性プロファイラー。
法医学出身で心理学にも長けた女好き。
事件地図作成の天才で、データオタク。
あらゆるデータベースにハッキングするスペシャリスト。
そして、これらのひと癖もふた癖もある連中を纏める女性チーフによるドリームチーム「CPS」の活躍を描く・・・

てなとこでしょうかね。

割と好きな役者さんばっかですし、まぁ観るか…と思ってたんですが…
第一話、観損ねまして、「ストーリーの根底」にあるナゾが、いまいち解らない。

…というか、まぁ、ドラマ的に面白いはずが、前シーズンが「SPEC」だった、てぇのが損。
…印象がね、薄い。


フジテレビ・火曜21時
「CONTROL 犯罪心理捜査」 
主演:松下奈緒 藤木直人
共演:横山裕 泉谷しげる 勝村政信 佐藤二朗だってば他

男勝り・熱血で周囲から「ウザい」と評される女刑事。
犯罪心理学のエキスパートだが、「研究以外に興味のない」天才学者。
この二人が、警視庁新設の「分室」でコンビを組み、難事件に挑む・・・・。

ぶっちゃけ、キャラ設定は「ガリレオ」「ミスター・ブレイン」のパクリ。
ストーリーは底が浅い。
…つうか、謎解きが全くない。
大体、最初で犯人が判っちゃうし、トリックもない。

…何がしたいんだ、フジテレビは。


テレビ朝日・木曜20時
「ホンボシ~心理特捜事件簿~」
主演:船越英一郎
共演:大塚寧々 翔太郎こと桐山漣 高嶋政宏 安田美沙子 榎木孝明

京都府警に新設された「プロファイルチーム」。
元心療内科医にして犯罪心理学の天才。
鑑識科のエース。
統計学・数学のスペシャリストで、若きプロファイラー。
それぞれの「特異性」に疑問を持ちながら、このチームを任されてしまった「捜査堅気」の支援班班長。
足並みが揃っていないようで意外とチームワークの良い「支援班」が、難事件に挑む。

…2時間ドラマでは高視聴率男の船越さん。
でも、このテの連ドラだと、結構「名脇役」だったりするんですけどね、主演です。
そして、「翔太郎」よりも「フィリップ」な桐山君。
でもね、細かい仕草とかね、演技…結構、小技考えてるみたいで…。
頑張れよ。

正直、全く期待してなかったんですけどね、第一話観る限り、この3本の中では一番「犯罪捜査」らしいことしてまして、
ストーリーもしっかりしている。
第一話、なかなか難解な話だったにもかかわらず「拡大スペシャル」にしないで完結させたあたり、けっこう評価できます。


で、今のところ、ワタシの中での順位としては、
①「ホンボシ」
②「LADY」
③「CONTROL」
…しかも、話の出来として、①と②で1馬身差、②と③が3馬身差ぐらい。

でもですよ、ドラマとしての面白さ…という意味では、
「心理学」ではないんですけど、

日本テレビ土曜21時
「デカワンコ」
主演:多部ちゃんこと多部未華子
共演:エロ将軍こと沢村一樹 手越裕也 吹越満 石ちゃんこと石塚英彦 変態こと大倉孝二 佐野史郎 伊東四朗ほか

えー、…これが一番面白いです。バカバカしくて。

えーと、秋ドラマですが・・・

2010年10月25日 | テレビドラマ
書く時間がないので、こんな形で。

◎「SPEC ~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~」
○「黄金の豚 -会計検査庁 特別調査課-」
▲「Q10」
△「ギルティ 悪魔と契約した女」
△「獣医ドリトル」
☆「医龍3 Team Medical Dragon 3」


…えー、既に3話まで話が進んでますが、「TRICK」シリーズで「アホらしいんだけどハマってしまう」世界を構築した堤 幸彦さんの最新作が、やはり「期待通り」アホらしくて面白い。「SPEC」が今のところダントツです、ワタシの中では。
背景設定としては「ケイゾク」の続編、ということになるんでしょうが(竜雷太さん演じる「野々村光太郎係長」、またも登場)、
…すいません、ワタシ、「ケイゾク」も観てませんでした。
が、そんなことは解らんでも観れます、充分。
ただ、…やっぱり一般向けではありませんな。
「うぬぼれ刑事」の後番組がこれ、つうの…
なんか、TBSは「最大公約数的ドラマ」をやめたんでしょうかね。


対抗○は、スタンダードに「篠原涼子さん&大泉洋さんのコンビ復活」作の、「黄金の豚」。
平然と無軌道に行動する篠原さんのキャラに対し、大泉さん演じる「常識から抜けられない正義漢」が振り回される、というパターンは相変わらずですが、…
まぁ、これは観る側が「望んでいる」パターンでありますから。
むしろ、ストーリーでどこまで持っていけるか。

2話まで観て、案外▲かも、と思ったのが、「ワタシの中ではいまだに野上良太郎」な佐藤 健くん主演の「Q10」。
言いたいこと、描きたいことが非常に解りやすい作風。
「ヒロインがアンドロイド」という設定が今さらな気はしますが…、まぁ、ストーリーの本筋はそこじゃない。
むしろ、「普通の日常」をフツーに描こうとしているところが、まぁ、2話目にして好感。

△2作と☆については…
今のところまだ論評しづらいですな。
「ギルティ」はまだよくわかりません。…役者陣には魅力ありますが…
「獣医ドリトル」…1話目のね、「川崎競馬場に馬」、つうのがね。こりゃ、観ちゃうか、と。
ただ、ストーリー的には…要するに「獣医版ブラックジャック」なのか?…てな感じ。
☆「医龍3」…2まで観てません、全く。阿部サダヲさんと池田鉄洋さんが出てなければスルーしてたろーし。


いまのところ、こんな印で。


初000。

2010年10月11日 | テレビドラマ
えー、Wが終わりまして、新たに000が始まりまして、
そして、1ヶ月。

まあ、平成仮面ライダーシリーズっつうのは、十代目のディケイドを除きまして『一年間』つう長丁場ですんでね、
ある意味、
『ながーーい目で』見守る
しかないわけですが…

どーにも…

「味が出てきてない」
感じがいたします。

…いや、主人公・映司のキャラクターは解りやすいし、相棒のアンクの性格もよく出来てると思いますが…

どうも、ストーリーのまとめ方がね、まだまだ定まってないっつうか、
伏線がうまく伏線になってないっつうか、
テンポが緩いっつうか、

…なんだろ?

ぴりっとしないっつうか。

まあ、つまらなくはないんですけどね。


もうちょっとなんかできそうなんだけど、みたいな感じが常にある。


いやいや、まだまだ期待はしてますが。

えー、つい先程、

2010年09月19日 | テレビドラマ
今週放送された夏ドラマの最終回を観終わりました。
正確にはまだ全部放送されておりませんし、観終わっておりません。
今晩の「GM~踊れドクター」が残っておりますんで。


とは言え、改めて考えると意外と本数観てたんだな、と。
当初は「多分『うぬぼれ刑事』くらいかな』と思っていたんですけどね。


気が付けば、月曜日以外はなんかしら観てました。


では、火曜日から。

ジョーカー~許されざる捜査官


来週に『特別編』をやるので、実質終わってません。
ですが、まあ、一応の終了。
…うーん。
あんまり考えさせられなかった。
なんだろ。

本来描くべきことからは『ズレた』気がする。

「何が正義か」と言われると、結局、客観的視点では難しいのか?
「正義=悪を裁く=恨みを晴らす」では絶対にありません。

だから、このドラマに正義はない。

これがワタシの考え。

ただ、杏ちゃん演じる「宮城」が「認めない」つう答えを出したのが救い。
…つうか、ドラマ全体としてはそこが伝えきれていない気が。

面白かったかどうか言われると、主演の堺 雅人さんの好演はナカナカ。…ですが、内容は△くらい。


水曜日。
ホタルノヒカリ2』。


続編なのに2しか観てない。
…のに、楽しめましたよ、ワタシは。

綾瀬はるかさんの「怪演」が。
藤木直人さんのノリツッコミが。


個人的には、トコロドコロ、考えさせられるトコロもありまして、他人事に思えん感もありましたが…
(ウチのバアイ、干物同士のバカップルですんで…)
なんつうんでしょ、最後まで
「バカなんじゃないの、キミタチ」
的なトコロに徹していたのと、
「各話、必ずオチがある」つうトコロがね。

なかなか飽きずに観れました。○…ですね。


木曜飛ばして、金曜日。
うぬぼれ刑事』。


最終回のゲストが、中村七之助さん。
(映画「真夜中の弥次さん喜多さん」)

そーきたか。

で、ラスト、オチに…
酒井若菜さん。
(木更津キャッツアイ、マンハッタンラブストーリー) 
…そこかいっ!
て感じでした。

評価としては◎です。
クドカンドラマ観続けているモノとしましては、今回、ともかく「サービス」に徹していたと思います。
…しかし…

これは…
一般受けしねーかなー…

なんつうか…

ここまで小ネタの連発でいーのか?

泣けるシーンで「絶対笑わせよう」とする、「意地」とも取れる演出。
「お約束」シーンの、毎回「やりすぎ」寸前の進化。
そして、長瀬くんの暴走と、それを上回る良々の暴走。

本当にこのドラマに「脚本」はあるんだろーか?

…って、あるわな、そりゃ。

最終回の結末は案外読み易かったですが、むしろ、「延長」せずに纏め上げたのには感心いたしました。

やたら延ばしても、ねぇ。
しかし、残念ながら「タイガー&ドラゴン」の出来は超えず。


そして土曜日。
ハンマーセッション!


…最後まで観てしまった。

いや、正直、最後まで観なくても良かった気はします。

言いたいことはわからなくもない。

素材として、作りたいのも分かる。

…しかしなぁ。

もうちょっと、なんとかなったんぢゃねぇか?


後半にかけて内容がね、

息切れしてましたね、こりゃ。

いや、前半もどーかと思ったけど。


別に「天才詐欺師」じゃなくても良い気が。

結局、出演に頼り切った感が強く、ドラマとして×。
まあ、しゃあないわな。



てなわけで、
秋ドラマのラインナップも出て来つつありますが、

…うーむ。

なんだかなぁ。

まだ抜け切れておりませんので・・・・

2010年09月09日 | テレビドラマ
画像は「仮面ライダーW サイクロンジョーカーエクストリーム」でございますが、ネタは次に進みます。

てなわけで、既に9月も9日(木)になりましたが、日曜8:00テレビ朝日。

仮面ライダーOOO(オーズ)

平成仮面ライダーシリーズ12作目。
…このまま「昭和仮面ライダーシリーズ」の作品数を超えようと言うのだろうか?
つうか、…多分、作り続けるでしょうねぇ、東宝さんとしても、テレ朝さんにしても。


長い眠りについていた「全生物の王=グリード」達が、ある日目覚めた。
彼らは、「欲望」を形にした「メダル」によって実体化することが可能であるが、そのメダルが足りない上、「核」となるコアメダルを、王の一人=アンクに奪い去られてしまう。

グリード達の復活を事前に察知した企業「鴻上ファウンデーション」は、彼らの殲滅に向かうが、部隊はことごとく返り討ちにあい、壊滅状態。しかし、社長は「グリードの復活は悪いことばかりではない」と嘯く。

一方、偶然にもアンクのコアメダルを手に入れてしまう主人公=火野映司。
フリーターでホームレスという彼のポリシーは、「ちょっとのお金と、明日履くパンツがあれば生きて行ける」。
だが、グリード復活事件に巻き込まれ、「明日のパンツ」を燃やしてしまい、落ち込み気味。
そんな映司を、「メダル不足」の為に右手しか実体化できないアンクが追う。

グリード達は、人の欲望をメダル化し、「ヤミー」という怪人を作りだす。…事件を起こしつつ、自分達のコアメダルを奪ったアンクを探し始める。

そして、暴れるヤミーに出くわしてしまった映司、そんな映司に追いついたアンク、二人を追い詰めるカマキリヤミー。

映司とアンクは行き掛かり上、「仮面ライダーオーズ」として、共闘することとなる。


…かなり粗い説明ですが、まぁ、第一話はこんな感じ。

登場人物の紹介と物語の背景を、ざくっと、割と簡単にに、説明した、「あくまで導入部」となっておりました。


まぁ、正直、この段階では…

「うーーーーーーん」

と唸るしかない。

Wの第一話の、「衝撃」には全く足りません。

電王の第一話や、響鬼の第一話の、「意外性」にも足りません。

ディケイドの第一話の、「豪華さ」にも足りず。

キバの第一話の、「???」というのも、なし。


ただ、非常に簡潔に、「解りやすい」ということは確か。


で、ワタシ、思いました。

ああ、そういや、仮面ライダーは「子供番組」だった、と。

低年齢層を取りこむ作品の作り方に、もっと重要な要素。
「反復」
「簡潔」
「テンポ」
という三点においては、この「オーズ」の第一話、まぁ、及第点ではないかと。

要するに、
「Wに変わってこういうのが始まるんだよ、来週も楽しみにしててね」
なのですよ、この第一話の作り方は。
あくまで大人の評価は「第二話以降」、物語が展開してゆくにつれて下してください、と。
そんな感じ。
「ちょっと面白そうかな、まぁ来週も観てみようかな」ぐらいで、この第一話は良いだろう、つう感じです。

作った方々は「そんなことねぇよ、すっごく面白く作ったつもりだよ」言うかもしれませんが…。


個人的には天才・小林靖子にゃん脚本の最新作ですんでね、今後に期待しております。
…あえていうなら、「シンケンジャーの第一話も、そういや、背景説明だけで終わったな」と思いましたんでね、こんな感じかな、と。

ただ、気になるのが…
平成ライダーって、中盤くらいで「最強フォーム」が出てきたりするわけですが…

いやぁ、オーズのこのデザインで「最強フォーム」って…
ディケイドのコンプリートフォームになっちゃわないか?と。








ハードボイルド=やせ我慢?

2010年08月30日 | テレビドラマ
えー、確かこのフレーズは「W」のみならず、
左翔太郎君が愛読するレイモンド・チャンドラー作「フィリップ・マーロウ」シリーズにもあったかと思われます。

「いかなるときにも心動かされず、常に冷静沈着…」なんて言いますが、
大抵の「ハードボイルド小説」の主人公は、ハードボイルドになり切れず、
常に心動かされております。
が、そんな状態にも拘わらず、ともかく「平静を装う」。
これが、「やせ我慢」。
最終回の依頼人・晶少年が言った言葉が、いみじくも「ハードボイルド小説の真髄」を表していたりします。

このやせ我慢すらできず、常に真っ正直に感情を露わにするのが、ハーフボイルド。
…左翔太郎君であります。

一方、「いかなる時にも心動かされない」が、それは心が強いからではなく、そもそも感情が希薄故に「揺らぎが少ない」…故に、「人間としてはどこか欠落している」。
…フィリップ=来人。

この二人が、何故、探偵として、仮面ライダーとして風都を守るようになったか(「ビギンズナイト」、そして、お互いを相棒として、家族として、「なくてはならない存在」と認め合うようになり、お互いが成長してゆく(「運命のガイアメモリ」)姿を描いたのが、
仮面ライダーW」であります。

これに、「冗談と本気の境界線を常に全力疾走する女」鳴海亜樹子、「ハードボイルドを絵にかいたような復讐鬼」照井 竜、そして風都の仲間達が加わり、そして対極に「街の顔役」園咲ファミリーの存在があり…

まぁ、昨日も書きましたが、
「まるで風都そのものが実際にあって、キャラクター達が実在するような」
…言ってしまえば、

仮面ライダーW=風都であったような気がします。

例えばバットマンにおけるゴッサムシティのそれとは違う、「街自体の色・音」があったような…。

褒めすぎっちゃ褒めすぎですが、
「ワタシの中で電王を超えました」
というのは、こういうところです。

全体的に、故・松田優作さん主演の「探偵物語」のオマージュであったことは否めませんが(あの中では、風都ではなく「千代田区平河町…元日テレ近く」という街が、工藤俊作の街、でしたが)、
それだけではない、「味」がありました。

ちなみに、昨日中に2度目を観ることができず、つい先ほど観直しました。

むしろ、一回目よりも「ホロっと」きた。

単純に。

ああ、良かったな、と。

多分、この先に、「続編」(「ムービー大戦2011」)があるかと思いますが…

単純に、許す。

だって、面白いでしょ。

別に「これ以上」は望まないし。

その後の風都も変わらずにそこにあるだろう、と。

そういうモンだと思います。


さぁ、お前の罪を数えろ!/フィナーレ

2010年08月29日 | テレビドラマ
終わった。
終わっちゃった。



多分、本日中にも一回見直すでしょうが…

仮面ライダーW(ダブル)


ああ、一年て速いんだな。
(”早い”ではなく)
それこそ「アクセルトライアル」のマキシマムドライブ並みな気がする。

もう1週くらいやんねーか?
無理か。

てなわけで、感想としては…

悪いこと書くわけがない。
1年間、十二分に楽しませていただきましたから。
しかし、敢えて言うなら…

「ああ、そうだ、仮面ライダーWは、30分枠の特撮ドラマだったんだ」

で、あります。

ゴールデン枠のドラマで、視聴率がそれなりに取れているものだったら、
最終回つうたら、昨今は
『30分拡大』だとか
『15分拡大』だとか、
ともかく「放送枠を拡大して、いらんとこまで描き切る」つうのが通例なんですけどね…

8:30から『ハートキャッチ!プリキュア』を楽しみにしているお子さんだっている。
9:00から『題名のない音楽会』を毎週見ないと日曜が始まらない方もいるでしょう。

無理でしょ、放送枠拡大・延長は。

で、そんな中で、「ドラマとして良く出来たW」は…

①これは「大人の為のドラマ」ではない。だから、「泣きながらさよなら」はあってはならない。
②実質の最終回は先週である。だから、今週は拡大枠でいう『最後の15分』…所謂『オチ』である。
③最初から一貫的に通してきた「テンポ」を落とさない。飽きさせない。


という3点に拘り切ったのではないか、と。
結果、あの最終回。

確かにね、ラスト5分はむしろ笑顔。
つうか、ワロタ。

も一回観ても、多分、同じところで笑うでしょう。

残念ながら、フィリップサイドのストーリーで、とっても大事な「家族」テーマがね、多少説明的であったかと思いますが…
今の彼の家族は「鳴海探偵事務所」であると。だから、家族の元へ帰りなさい、つうことなんでしょう。
ああいった形での「一家団欒の復活」てぇのもあるのか、と。

それにしても、この物語。
いみじくも「ライダーの左半身」・桐山蓮君が、
「翔太郎が、風都が、もしかしたら実在する人や街ではないかと思わせるお芝居を心がけてきた」
と語っていますが…

いやぁ、そういう意味で、本当によく出来ておりました。

川越あたりに行ってごらんなさい。
もしくは、東京・港湾地区。

そこからは、「風都タワー」が臨めるかも知れません。

…東京タワーの見間違いかも知れないけど。









正義は我が胸の内のみにあり。

2010年08月25日 | テレビドラマ
JOKER~許されざる捜査官
第七話。

いやぁ、最近のドラマは展開が早い。

「神隠し」を模倣する事件。
しかし、根本的に違うのは、
「神隠し」が「立件できない容疑者が行方不明になる」のに対し、
「模倣犯」は「単に容疑者を『制裁』と称して殺害」していること。


そして、そんな事件の矢先に、「通り魔を装った事件」が発生。
主人公・伊達は、所轄の若い刑事とコンビを組むことになるが……。


要するに、今回は「殺人警官」の話。

「法で裁くのではなく、感情で断ずる」

「やっていることは結果的に同じ」
被害者の救済に見えますが、……


かつて、クイント・イーストウッド主演で大ヒットした映画
ダーティハリー」シリーズの「2」が、やはり「殺人警官」の話でした。

この中でも、主人公=ハリー・キャラハンは、連続容疑者殺害の犯人である警官に言われます。

「法で裁くなんて生ぬるい。だから悪人を消す。貴方と自分のやっていることの、どこが違うんだ?」


しかして、ハリーはこう答えます。

「俺はそれでも正義を信じている。その一点で、お前と俺は違う」


この物語の主人公・伊達も同じ。

「自分がやっていることが、間違いなく犯罪である」と自覚できる正義。

曲がってはいますが、そういう拠り所がないと、多分、伊達さんも生きていけない筈。

それだけ「正義」は重い。

そういうことです。


このテの作品が作られると必ず心配されるのが「模倣」ですが…

結局、「形だけ真似る奴等に正義なんてない」

そういうこと。

今朝は…

2010年08月22日 | テレビドラマ
すだまさき」くんしばりでした。

いや、別にフィリップ君を緊縛したわけではなく。


夜勤から帰って、

仮面ライダーW」のラスト前を観て、

昨晩放送された
ハンマーセッション!」第七話を観たという、

それだけです。


いやいや、ダブルはね、暫く余韻に浸ってしまいましたよ。
ある意味、実質的に最終回なんぢゃね?という話。
いやぁ、一年て短いんだな。
この次で終わっちゃうのか。
話としては、
「ここで終わったらお子さま達もお母さん方も悲しいだろ」
的な展開。
そこに、ちゃんと「最終回」を残す。
「間違っても、映画でやらない」
…かどうかは、来週の内容次第ですが。

明るい最終回であって欲しい。


ハンマーセッションの方は…
まあ、ハナから「フィリップ以外のすだ君の演技」が目当てでしたから。
目標達成。

…ちょっと翔太郎が入ってたぞ、身振り手振りに。


そんな内容と関係無く、十年以上前に買った、ボルサリーノ。

…最近また流行ってますがね、ワタシははるか前から被ってます。

ちなみに、これ被って外に出掛けて、見ず知らずのお子様に

「仮面ライダーだ」

なんて言われました。


まあ、確かに意識してなくもない。