狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

「高貴な血」の流れる創造主の選民・部落の人達 & 飽く迄も被害者が正しく世間の常識・偏見・差別が悪い

2013-11-24 19:42:11 | 社会・経済
 総タイトル:【「高貴な血」の流れる創造主の選民・の人達 & 飽く迄も被害者が正しく世間の常識・偏見・差別が悪い・・・「明日を生きる―人権ポケットエッセイ〈2〉」を読んで】

 「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」(旧約聖書・イザヤ書43章4節より)
 「明日を生きる―人権ポケットエッセイ〈2〉」((著者:森実氏他・計24人、出版日:2010/3/31、出版社:大阪府人権協会)
 上記の本を読みました。
 空気や世間を当てにするのでは無く、「真実を規範」としての捉え方や判断、人の心の理解が必要となります。「真実の規範」としての「聖書」がこの世に存在します。
 世間・社会や世界においては、戦争被害者、犯罪被害者、災害被害者、冤罪被害者、受刑後出所者、外国人、貧困者、失業者、非正規労働者、障がい者、高齢者、患者、子供、女性、地位・身分・学歴を持たない者等、社会的に弱い立場に在る人々が存在し、「生きにくさ」を感じながら生活しています。
 その中でも本書では、・同和問題、いじめ、就労、貧困、母子・父子家庭についての「人権」を、特に取り上げています。
 その内の差別のそもそもの原因・根拠については、の人々が実はユダヤ人であるが故に差別を受けて来たと言う事です。此処で言うユダヤ人とは、聖書の言うユダヤ人の事です。つまりの人々は「神の選民」であり、結局は「妬み」や「嫉妬」からの差別であったとも捉える事も出来ます。
 元々多民族国家であった日本には、昔から本当のユダヤ人(聖書の言うユダヤ人)が住んでいます。ユダヤ人達は旧約聖書に書かれてある通りに、自分たちの罪の贖いの為に、身代わりとして牛を犠牲にして神に捧げていました。しかし、やがて仏教が国教となって殺生が汚れたものと言う思想が「世間の常識」となってしまった為に、ユダヤ人達は一般世間に居座る事が出来なくなって人里離れた山奥に逃げ移ったり、その河原に住む様になりました。その一方で、中央政権の支配階級や一般社会に妥協したり迎合したユダヤ人達は、社会的成功や出世を果たしました。
 山奥や河原に逃げたユダヤ人達は、牛のを生業として、皮革産業の発展にも貢献しました。
 またその「」の人達からは、能楽・猿楽や歌舞伎が生まれ、今ではそれらが日本の伝統文化となるまでに発展しています。
 最近においても世間の人々は焼肉を好んで食べる傍ら、屠畜業に携わる人達を偏見や差別視する傾向が強かった(強い)ですが、その世間の根拠の無い考え方や空気に左右される考え方、右向け右と多数派に倣う所、既成観念に囚われてしまう所、世間の常識が正しいと思い込んでいる所、周りの顔色ばかりを伺って自分の考え・主張がない所等、それら世間の短所・欠点により差別や偏見、そしてそこから人権蹂躙に繋がっているのです。
 民主主義は多数決が原理とされていますが、多数決こそが偏見に繋がっています。群れ・集団から身を引いて、少数派として客観的に眺めてみる事で、周囲から影響を受けず、一般常識を疑ってその間違いに気付き、世間の人達にとって「普通」と思われない「真実」を見つける事が出来るものと思います。
 いじめの被害者や犯罪被害者はその受けている事、また過去に受けた事を恥ずかしいと思って隠す傾向が有ります。女性の性犯罪においての被害はその一例として挙げられます。その事が知れると、結婚や就職、その他日常生活等に支障が生じて、非常に生きづらさを感じてしまい、遠方への引越や自殺等に繋がってしまうケースが有ります。しかし、被害者の人達は悪い事をした訳では無く、恥ずかしいと思う必要も全く有りません。被害者の人達は正しいのであるから、正々堂々と生きて行けば良いのです。その生きづらさを感じさせるのは世間の人達であり、飽く迄も世間の人達が悪いのです。偏見や差別、いじめをする世間の人達が悪い訳なのです。その辺り、被害者も世間の人達も勘違いしているのではないでしょうか。
 私は高校中退です。その後、学歴を必要としない職仕事(鉄工)に携わって来ました。その後わけ合って、非正規・派遣労働等にも携わりました。もしも中退せずそのまま世間一般的な捉え方としての順調な感じで進んでいたならば、本来の自分は自分の中から出て来ず、繕って、偽って生きて来たのではないかと思います。なあなあで、馴れ合いで、世渡り上手になる為に、出世する為に、本当の自分が出て来ないままであったものと思います。私の場合は社会に出て働く前にその様な「挫折」が有り、元々有った「自尊心」や「反骨精神」に火が灯されたのではないかと思います。「自尊心」とは「自分の人格を大切にする気持ち。また、自分の思想や言動などに自信をもち、他からの干渉を排除する態度。プライド。」(goo辞書より)とあります。また「反骨」とは、「権威・権力・時代風潮などに逆らう気骨。」(同辞書より)とあります。挫折を却ってバネにして、利用して、それらの自分の本来の精神・心を持って勢いづけて生きてきたものと思います。世間や多数派、周囲に対しての反骨です。但し、自尊心が自惚れや思い上がり、高慢、自慢等に繋がらない様に自制しなければならないとも思います。
 社会に出てからも、多くの「失敗」や「挫折」を経験してきて、その都度「後悔」をして来ました。自分を正当化する訳では有りませんが、「失敗」や「挫折」と言う意味の有る経験を重ねた方が、「痛みを知り」、物事・人の理解や捉え方、考え方、判断の仕方等において優れたものになると思います。先の「被害経験」についても同じことが言えると思います。
 「自殺は罪」に当たります。例え辛い状況下に在っても、自殺はしてはいけないのです。なぜならば、自分の命は自分のものでは無く、創造主のものだからです。創造主のものを勝手に殺めてはいけないのです。「生命は神の領域」。人の誕生の時も死の時も、神が決める事なのです。生命倫理においてはその事を前提にしなければならないと思います。
 創造主によって、全ての人にそれぞれの「運命」が与えられています。誕生の時や死の時も「運命」、障害を持って生まれて来る事も「運命」、社会において様々な境遇下に置かれる事も「運命」です。例え生きづらいと感じても、それは神から与えられた試練であり、それによって勉強できる有りがたさを感じると言う捉え方が正しいのです。
 「絶望」とは、自分の「欲望」や目標の通りにいかない事から生じるもので、神が予め各人に立てている計画や望みはその人の持つ欲望とは異なるものです。神に委ねて従う事でその絶望とは無縁となり、「希望」を持つ事が出来ます。また欲望や世間のしがらみ等からも解放されて精神・心が「自由」になります。
 創造主に造られた全ての人は、元々神から愛されている存在です。信仰心を持って神から離れず背を向けない様にすれば、神に在って希望を得て将来・永遠の幸せが保障されます
 「全国キリスト教学校人権教育研究協議会」~「聖書研究」~2009年8月1日付「『イエスの人権宣言』(マルコ2:23~28)」(渡辺英俊氏著(日本キリスト教団神奈川教区なか伝道所))より「私はマルコの27,8節の言葉、これは『イエスの人権宣言』といっていいんじゃないかと思います。聖書の中にはこういう宝が隠れているんです。こういう大事な宝を、教会は全部営業用に『キリストは偉い』という話にしてしまっています。キリストは偉いですよ。だって、イエスはこれだけのラディカルな(過激な、極端な、根本的、根源的)『人権宣言』をして、その通り生きたんですから。だから十字架にかけられたんですから。だから彼は私のキリスト(メシア、救世主)なんです。天から下って審判するおっかない人がキリストじゃないんです。この『人間が法の主人』なんだと、この人権宣言を自分の身体で生きた人だから、わたしにとってはこの人がキリストなんです。この人に私はくっついて行きたい、それが私の生きる道だと思っているわけです。本当にイエスは律法を超える人間の権利の宣言をしている。同じことを私たちもそれぞれに自分の片隅でしこしことやっていきたいと考えています。」
 旧約聖書・マルコの福音書2章23~26節「ある安息日のこと、イエスは麦畑の中を通って行かれた。すると、弟子たちが道々穂を摘み始めた。すると、パリサイ人たちがイエスに言った。『ご覧なさい。なぜ彼らは、安息日なのに、してはならないことをするのですか。』イエスは彼らに言われた。『ダビデとその連れの者たちが、食物がなくてひもじかったとき、ダビデが何をしたか、読まなかったのですか。アビヤタルが大祭司のころ、ダビデは神の家にはいって、祭司以外の者が食べてはならない供えのパンを、自分も食べ、またともにいた者たちにも与えたではありませんか。』」。
 同書2章27~28節「また言われた。『安息日は人間のために設けられたのです。人間が安息日のために造られたのではありません。人の子
(=イエス自身)は安息日にも主です。』」


 関連記事↓↓
   ・「全国キリスト教学校人権教育研究協議会」~「聖書研究」~2009年8月1日付「『イエスの人権宣言』(マルコ2:23~28)」(渡辺英俊氏著(日本キリスト教団神奈川教区なか伝道所))
   ・「長崎国際大学論叢」第1巻(創刊号)2001年3月付「旧約聖書における人権思想とそれを支えるHospitalityの理念について」(関家新助氏著)


 本ブログ過去の関連記事↓↓
   ・2012/11/21付「多民族国家の日本に古代ユダヤ人」
   ・2012/12/04付「人権週間、全ての人が障がい者・・・曖昧な根拠・基準」
   ・2012/12/13付「貧困・絶望感の中に光・・・イエス・キリストへの信仰を『根拠』とする『希望』」
   ・2012/12/27付「本当のユダヤ人であるパレスチナ人が偽ユダヤ人に虐げられている世界最大の矛盾・・・イギリスの三枚舌外交、イルミナティ・フリーメーソン」
   ・2013/04/13付「俗事における『無用性』は一時的なもの・・・信仰によって生き、永遠を求める」
   ・2013/05/24付「シリア内戦:反政府勢力が間違いで政府が正しい(3)・・・世界支配権力の欲望の犠牲になる末端の人々 & 平和ボケの日本人」
   ・2013/06/09付「慰安婦問題(4)・・・米軍の性的モラル・ハザードと性管理下での暗黙の売買春の歴史」
   ・2013/06/09付「慰安婦問題(7)・・・新約聖書・ヨハネの福音書8章7節『あなたがたのうちで罪のない者が、最初に彼女に石を投げなさい。』」
   ・2013/06/21付「アメリカ無人機攻撃による多数の民間人犠牲者と偵察・監視活動」
   ・2013/07/08付「日本人のルーツを取り戻す(5)・・・天皇と賎民は共に同じ民族ユダヤ人
   ・2013/08/18付「発達障害と言う『レッテル』」
   ・2013/08/20付「ヘイトスピーチの間違い・・・表面のイメージに騙されずに裏側・根本を見ての真の理解が必要」
   ・2013/09/12付「『Japanのあだ名』と『英語の義務教育』の疑問・・・『日本』に『誇り』は無いのか」
   ・2013/09/19付「根源からのお金への問いは、規範を背景にし『喜捨』を行なうイスラムに答えがある」
   ・2013/09/24付「『大阪・西成 貸しロッカーブルース』・・・自分を堅持する強靭さ」
   ・2013/09/24付「カネミ油症事件から45年、沈黙を破る被害者」
   ・2013/09/25付「同性愛・同性婚の間違い(1)・・・旧約聖書・創世記『ソドムとゴモラ』」 
   ・2013/09/25付「同性愛・同性婚の間違い(2)・・・ロシア・プーチン大統領の正義と、イスラムの『旧約聖書』を基にした正しさと毅然さ & 規範・根拠を持たない日本人・世間の人」
   ・2013/10/07付「権威・権力の広報として世論操作をするマスコミ・・・独立した『個人』の『反骨』が必要」
   ・2013/10/26付「『自然死』とは、死の時を、他人に決められるもの(=殺人)では無く、自分で決めるもの(=自殺)でも無く、創造主によって決められるもの(=運命)で、その運命を素直に受け入れて大きく委ねる事」
   ・2013/10/27付「『職員・施設にとっての普通』を拒み、自由でマイペースな『自分にとっての普通』を望む利用者」
   ・2013/11/05付「福島県民に対する『棄民政策』を阻止しようとした天皇への陳情の何が悪いのか・・・万世一系では無い天皇、そもそも天皇の権威とは一体何なのか」
   ・2013/11/10付「『道徳の教科化』により日本人は変わるのか」


 
明日を生きる―人権ポケットエッセイ〈2〉明日を生きる―人権ポケットエッセイ〈2〉価格:¥ 1,260(税込)発売日:2010-05



自由で自然なマイペースの自分を取り戻す為の、独り静かな食事・・・「孤独のグルメ」を読んで

2013-11-24 01:11:42 | 孤独・独立・自尊心
 「孤独のグルメ」(著者:原作・久住昌之氏、作画・谷口 ジロー氏、出版日:2000/2/29、出版社:扶桑社(単行本は1997年出版))
 上記の本(マンガ)を読みました。
  「モノを食べる時はね、誰にも邪魔されず、自由で、なんというか、救われてなきゃあダメなんだ。独りで静かで豊かで……。」(本書より、主人公・井之頭五郎の言葉)。
 主人公がスーツ姿と言うのは余り私にとっては気に入らないですが、第1話に東京・山谷の作業服姿の客が多い定食屋が舞台の話を持って来ている所は気に入りました。
 井之頭五郎は酒が飲めず、常におかずと一緒に御飯を食べないと気が済まない所も共感します。因みに私は飲めるのですが、特に夕食に御飯は必須です。
 タイトルに在るグルメと言っても、高級ホテルやレストランの食事では無く、またコンビニの様に「いつも新装で、ピカピカで、影とか闇が全く排除された完全人工無臭空間」(本書より)とも違い、見栄を張らず飾らない下町の定食屋が主な舞台となっている所も気に入りました。
 自由に、マイペースに、ゆったりと、自分の精神面において負担の無い、自分の心にとっての自然で普通に感じる独りでの食事
 あとがきに、入った事のない飲食店に独りで初めて入る時に、ある種の「勇気」がいると在る。また、店の中での客としての著者の態度が「小心者」であると在る。しかし、孤独である方がゆったりと、落ち着いて、精神面に「ゆとり」をもたらして心に余裕が出来、許す事の出来る「寛大さ」に繋がるのではないかと思います。精神的に余裕が無くイライラしてストレスが溜まっていると、遅いだの不味いだのと店員に小言を言う、本当の意味での「小心者」と言えるのではないでしょうか。
 あとがきの中から、共感できる言葉として、
 「たぶん、井之頭五郎にとっては食べることそのものが癒しなんだろう。それもひとりで、誰にも邪魔されず、誰にも気を使わず空腹という自分の肉体的精神的マイナスを埋めてゆく時、彼はいつも『自由』になれるのだろう。
 現代のめまぐるしい日常生活は、もともと一個の自然である人間のあらゆるバランスを崩し、言ってみれば不自然な状態を我々一人ひとりの肉体精神に強いている。みんな本来のニュートラルな自分を見失っている。無理してる。繕っている
 井之頭五郎は、食べる時、孤独に食べる時、つかの間自由になり、自分勝手になり、時間や社会にとらわれず幸福に空腹を満たすことで、現代の原始人と化して、歪んだ自分を癒しているのではないだろうか。」。


  
孤独のグルメ (扶桑社文庫)孤独のグルメ (扶桑社文庫)価格:¥ 630(税込)発売日:2000-02



銀行は私腹を肥やして下請け町工場を泣かすのか

2013-11-23 22:27:45 | 社会・経済
 2013年9月の中間連結決算の報告によると、大手都市銀行5行の純利益が、2008年のリーマンショック以降で最高となったとの事です。
 経済政策アベノミクスによる金融緩和によって、市中に流通するお金の量を増やしてデフレ脱却とインフレ化を図っています。しかし、大手都市銀行や大企業止まりでそれより下にはお金が回らず、金利の高い海外に流れています。それによって、アメリカ・ニューヨーク・ダウ工業平均株価が現在16,000ドルを超えています。米国FRBの金融緩和政策だけでなく、日本の銀行の投資によっても、ニューヨークの株価が引き上げられています。
 結局供給するお金の量を増やしても国内にお金が残らないので国内のインフレは起こらず、また銀行や大企業が「内部留保」を行なって私腹を肥し、その大企業の下請け、孫請け、三次下請け……と下の方になるに従い、お金が届かなくなります。
 銀行は不良債権処理と言う名目の下で続く低金利によってタダ同然で預金してもらい、きっちり利子を付けて貸し付けて儲けています。
 一方で銀行は、暴力団等の反社会的組織・団体に融資をしている矛盾が有ります。強きを助けて弱きを挫く「反任侠」を行ない、自らの保身や命を守る為に不義を行なっています。


 本ブログ過去の関連記事↓↓
   ・ 2013/06/23付「アベノミクス崩壊の危険性(2)・・・『紙切れ』で『マネタリーベース』を増やしても『マネーストック』は増えない」 
   ・ 2013/06/23付「『アベノリスク』と言う危険・・・『アベノミクス』と『TPP』、国民の資産が米国・ユダヤに流れる」


「節度」と「バランス」の有る特定秘密保護法を望む

2013-11-23 21:00:20 | 日本政治・総合 2012~2017
 特定秘密保護法案が山場を迎えています。
 確かに、テレビや新聞等の主流メディアが流さない情報、タブー視される情報等は、インターネット内でのウェブログ(ブログ)等による「報道」による所が多く、それらが規制される懸念・恐れが有る事は憂慮するものであると思います
 しかし一方で、日本は戦後、独自の通信社を持たず、国のインテリジェンス・情報機関も有りませんでした。海外の情報は全て外国のユダヤ系通信社を通して日本にもたらされ、外交においては常に同盟国アメリカの承認を得る事が前提となって来ました。そしてそのアメリカと言う国自体もユダヤ系です。
 ユダヤ系通信社から操作された情報を得たマスコミは、権威・権力の指示や自主検閲によって更に情報操作を行なって一般市民に報道しています。
 日本がそのユダヤ人に握られている米国、更にその奥にいるイルミナティ・フリーメーソンから真に独立する為には、独自に情報を得て日本の都合の良い様に、外国に操作され無い様に、情報を把握して利用する必要が有ります。
 世間一般・一般市民の中に於いても普段から偽善や矛盾だらけである様に、世界規模においては、外交においてはもっとひどい事、陰謀、騙し合い、罠が溢れています。その様な中で、独自の通信社やインテリジェンス機関が無いと言うのは、戦後米国に守ってもらっていたからこそ、米国の属国となっていたからこそ日本は生き残れていただけで、日本が自立・独立しようと思うならば絶対に必要なものなのです。世界・此の世は決して「理想郷」では無いので、その為の「処世術」が必要になります。
 米国では2001年のイルミナティ・フリーメーソンによる自作自演の911後に、テロ対策として「愛国者法」、「ナショナル・セキュリティー・レターズ(国家安全書簡)」、「共謀罪」等を制定して一般市民のプライバシーを監視し、自由を奪う「共産主義化」がされて来ました。「共謀罪」は現在の事が起こってから警察が動く事とは異なって、事が起こる前に、秘密の情報を得るべく謀議をするだけで、捕える事が出来ると言うものです。
 防衛・外交・スパイ防止・テロ防止に限定、第三者機関設置等の野党修正案による「節度」や「バランス」が大事である様に思います。


 本ブログ過去の関連記事↓↓
   ・2012/11/21付「原発・日テレ・CIA~第二次大戦後の裏面史」
   ・2012/12/09付「米国の共産主義化・ファシズム化」
   ・2013/05/15付「『ユダヤが解ると世界が見えてくる』の再読(1)・・・ユダヤ世界戦略綱領『シオンの議定書』」
   ・2013/11/09付「NHKは『真相箱』の呪縛から解放されて偏向の無い真実の報道が出来る様に変わるのか」
   ・2013/11/23付「情報を握る事が『独立』に繋がる」


 関連記事↓↓
   「山崎淑子の『生き抜く』ジャーナル!」~「911冤罪引渡し事件」


 

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YouTube: 【100年前の告白】 2013年 日本の現状と ユダヤ プロトコール


 

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YouTube: 【100年前の告白】円高・TPP 日本再占領・ダイアナ暗殺・情報操作の罠


 

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YouTube: 100810山崎淑子さんインタビュー01.flv


 

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YouTube: (911テロ)NHK解説委員主幹・長谷川浩さん(55)の変死事件






 


情報を握る事が「独立」に繋がる・・・「動乱のインテリジェンス」を読んで

2013-11-23 20:14:56 | 日本政治・総合 2012~2017
 「動乱のインテリジェンス」(著者:佐藤優氏・手嶋龍一氏、出版日:2012/10/26、出版社:新潮社)
 上記の本を読みました。
 戦後、日本には独自の通信社が存在せず、海外の情報等は外国の通信社を通してのもので、テレビや新聞等のメディアは外国のメディアの傘下に在ります。また、外交には欠かせない、確固たるインテリジェンス機関も存在しません
 しかし、昔から「情報」を持つ者がそれを捉え判断し、未来を予測し、ビジネスでの成功や、戦争での勝利、政治、権力、富等に繋げる事が出来ました。また現在の終末的様相においては、サバイバルの為のツールとして欠かせないものです。
 日本が戦後にアメリカに追従して来た原因の一つとして、独自に情報収集が出来なかった事が有ります。国のインテリジェンス機関が存在せず、民間にも独自の通信社が存在していない事が、米国のCIA(Central Intelligence Agency:アメリカ合衆国中央情報局)等の諜報機関に操作されてしまう事となっています。故に外交においても、自主的に行動が出来なかった原因になっていました。
 日本が今後、真に独立して主権を回復する為には、その独自の情報機関が必要になります。その為に現在、諜報機関である日本版のNSC(National Security Council:国家安全保障会議)を創設しようと検討されています。
 先日には、元米国CIA職員による、NSAの一般市民からの情報収集の実態の暴露、内部告発が有りました。米国の諜報機関の自作自演による「911」以降の、米国内のテロ撲滅の名目の下に一般市民の監視を強化し、そのプライバシーを保護して来なかった事の問題を明るみに出しました。米国民は国家権力に監視されて、管理・統制され、組織・国家へ隷従化されて来ており、自由が奪われようとしています。
 その様な事から、一個人においても、「情報」をしっかりとした捉え方と分析力、判断力の下に把握する事により、自分を守る事の必要性が伺えます。「情報」を握る事で、権力にコントロールされず、羊の様に盲従せず、奴隷とならずに、自分自身の自立・独立を保ち、独立独歩が可能となります。
 本書は昨年末(2012年)に出版されたもので、最近の国際問題、特に日本が関わる外交上の問題について、インテリジェンス外交に詳しい二人の対談形式の著作となっています。
 日本国内・周辺のナショナリズムと独立、中国、北朝鮮、イラン、ロシア、米国に関する最近の問題について、一般のメディアには無い、独自の分析があります。


 
動乱のインテリジェンス (新潮新書)動乱のインテリジェンス (新潮新書)価格:¥ 756(税込)発売日:2012-10-26



真のユダヤ人・パレスチナ人の依存する「生命線トンネル」の破壊と、米国の二重基準による混乱

2013-11-23 18:24:50 | パレスチナ 2012~2017
 「本当のユダヤ人であるパレスチナ人」が苦境に立たされています。
 今年7月のエジプト軍のクーデターによる、エジプトにおける最初の民主的政権のモルシ大統領が失脚し、大統領の出身母体であるムスリム同胞団が再び非合法化されてしまう事となりました。、パレスチナ自治区ガザを治めるハマスはムスリム同胞団の後ろ盾を失い、エジプトとガザを結ぶ、ガザの一般市民の生活物質等を送る為の「生命線トンネル」が、現エジプト暫定政権により破壊されています。
 アメリカは長年、エジプト軍に対して資金援助をして来ました。その一方で、米国自身の民主主義の立場から、先の民主的選挙において当選したモルシ大統領を歓迎していました。米国はエジプトにおいて、民主主義とエジプト軍支援のダブル・スタンダード、矛盾が有りました。そして結局は、エジプト軍の背後に付いていた事になります。
 また中東においてはサウジアラビアやカタールは西側・米国側ですが、それらの国を通して米国はハマスへの援助をする一方で、シオニスト国家としてイスラエルをその建国以来援助して来ています。
 因みに米国は東アジアにおいても、日本や韓国と同盟を結んでおきながら、中国や北朝鮮の背後にも存在し、また韓国をも使って日本を叩く事で東アジアを混乱させようとしています。
 中東も東アジアも同様で、その他世界各地の紛争も含めて、依然植民地主義、グローバリズム、世界統一政府的考えが原因となっています。混乱させた後の乗っ取り、支配。イルミナティ・フリーメーソン
 2013年11月14日付・東京新聞より、「パレスチナ自治区ガザの経済が大きく依存する、ガザとエジプトとの間に張り巡らせた密輸トンネル網の大半が七月以降、エジプト暫定政権に破壊された。燃料や建材が品不足に陥り、物価が上昇して住民は悲鳴を上げている。エジプト側は、ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスがモルシ前政権と関係が密接なため、圧力をかける側面がありそうだ。
 …(中略)…ガザを包囲するイスラエルは境界の出入りを規制しており、イスラエルからの物資流入が滞っている。このためガザにとってはエジプトとの密輸トンネルが、物資を供給する『生命線』となってきた
 …(中略)…エジプト政権がトンネルを破壊したのは、悪化したシナイ半島の治安対策のためだが、それに加えて、モルシ前政権が後ろ盾となっていたハマスの弱体化を意図している可能性がある。
 一方、パレスチナの非政府組織(NGO)ネットワークのガザ事務所幹部シャワ氏(43)は『ガザの苦境の根本原因はイスラエルの占領や包囲だ』と強調し、イスラエルからの物資流入が容易になるよう政策転換を求めている。」。


 本ブログ過去の関連記事↓↓
   ・2012/12/27付「本当のユダヤ人であるパレスチナ人が偽ユダヤ人に虐げられている世界最大の矛盾・・・イギリスの三枚舌外交、イルミナティ・フリーメーソン」
   ・2013/04/11付「イスラエル建国の間違い・・・現イスラエル国は聖書とは無関係」
   ・2013/09/06付「イスラエルの核の脅威・・・老朽化核施設と200発保有核兵器、本当のユダヤ人であるパレスチナ人の苦痛」


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YouTube: ハマス指導者 西洋の偽善を告発 イスラエル パレスチナ


 

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YouTube: Egypt tunnel crackdown crippling Gaza economy


 

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YouTube: ガザの真実(1)"生命線"秘密トンネル潜入


 

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YouTube: 占領下に生きる ガザの漁師の証言2013年6月


 

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YouTube: 1/4パレスチナ ガザの詩節 イスラエル軍ガザ攻撃の証言 その1


 

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YouTube: Terror Sponsor? Qatar pours megabucks into Gaza, Israel fears Hamas on rise


 

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YouTube: シリア情勢 米国の駒トルコ首相とカタ-ル首長の失脚






神の「御心」である「運命」を素直に受け入れると言う事・・・「置かれた場所で咲きなさい」を読んで

2013-11-11 01:24:23 | エッセイ・コラム
 旧約聖書・伝道者の書3章1~2節「天の下では、何事にも定まった時期があり、すべての営みには時がある。生まれるのに時があり、死ぬのに時がある。植えるのに時があり、植えた物を引き抜くのに時がある。」
 同書3章11節「神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠の思いを与えられた。しかし、人は、神が行われるみわざを、初めから終わりまで見きわめることができない。」
 「置かれた場所で咲きなさい」(著者:渡辺和子氏、出版日:2012/4/25、出版社:幻冬舎)
 上記の本を読みました。
 カトリックのシスターとして、そのカトリックと言う組織はともかくとして(別として)、「聖書」を基にした考え方や捉え方、判断の仕方、生き方、人の心の理解の仕方等を持っておられ、そこから出てくる「言葉」が本書には存在します。
 世間の考えや評判に依らず、自分の考えや欲望にも依らず、神の「御心」に従う謙遜・謙虚さが、本書に在る言葉から伺えます。
 本書にはその「聖書」を基にした「指針」が書かれています。タイトルの「置かれた場所で咲きなさい」とは、創造主から一人ひとりの人全てに与えられている「運命」、「使命」を素直に受け入れて、神に大きく委ねて従わなければならないと言う事を意味しています。つまり、自分の意志や目的、目標、欲望をも捨てて、神の意志・計画である「御心」に従わなければならないと言う事です。
 その「指針」の内で、「一人格」として生きる事の大切さを述べられています。
 「便利さ・安楽さ・スピード」が、「待つ事・耐える事・静かに考える事」を奪ってしまったとして、「まず考えるということ、次に感じる余裕を持ち、その次に行動するという順序こそが、『一人格』としての生き方」(本書より)と言われています。
 また、「人間は一人ひとり『人格』、『Person(パーソン)』なんだと。自ら判断して、その判断に基づいて選択、決断して、その決断したことに対しては責任をとる、そういう人がパーソンと呼ばれるに値する。右を向けといわれてただ右を向き、一人では渡らないのに、みんなが渡るから赤信号でも渡る。そういう人は人間だけれども人格ではない」(本書より)とも言われています。
 「人格」とは、個性・人柄・人品であり、また、道徳的意志を主体として自己決定権と自律的意志を有する個人を言います。つまり、道徳を持ちながら自分が主体的に考える「一人称」として自律出来ている人の事です。
 その様な人は「独り」で考えて行動出来るので、世間一般的な「群れ」で行動する「0人称」の人達よりはレベルが高いですが、その「一人称」を超えて、自分を捨てて神の「御心」に従い神に委ねる事が最もレベルが高く、最も人間として「成熟」した姿であると言う事が出来ます。

 
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敏感で太い「鈍感力」と、「alone」と「maverick」の「孤独力」による「心の安定」・・・「人間関係は浅くていい。」を読んで

2013-11-11 00:54:05 | 孤独・独立・自尊心
 総タイトル:【敏感で太い「鈍感力」と、「alone」と「maverick」の「孤独力」による「心の安定」・・・「人間関係は浅くていい。」を読んで】

 旧約聖書・箴言29章25節「人を恐れるとわなにかかる。しかし主に信頼する者は守られる。」
 「人間関係は浅くていい。」(著者:おちまさと氏、出版日:2012/6/1、出版社:扶桑社)
 上記の本を読みました。
 私は、人間関係がとても苦手です。また、組織には馴染めません。そして、「群れ」で行動する事で却って「ストレス」を感じます。独りでマイペースに居る事がストレスを生じる事も無く、寂しさも感じず、悠々と、飄々と生活する事に心地好さを感じます。その様に、世間離れする様な状態の方が、超然と、却ってゆったりと落ち着いて生活する事が出来ます。俗世間からの解放によって自分の精神・心が自然な状態となる「自分にとっての普通」を、私は好みます。しかしそれは同時に、「世間にとっての奇人・変人」を甘受する必要も有ります。
 また元々、偉いサンや上の身分の者に抵抗感・反発感を持っており、権威や権力に対しての「反骨」も持っています。その様な事からも、自由で居られる「孤独」、「独立」を好みます。
 「孤独」には、必ずしも寂しいと言う事を含意しない「alone」と、寂しいと思う「lonely」が有ります。「alone」は独りで考えて行動出来る「一人称」やそれを超えた「神と共に居る0人称」であり、「lonely」は常に誰かにしがみつかないと居られない「0人称」です。私は、「alone」である様に思います。
 また、無所属の芸術家や政治家、反体制派、異端者、「一匹狼」の事である「maverick」は、群れず、つるまず、属さず、俗世間から離れた「孤高」な人を意味します。
 ところで「鈍感力」とは、「敏感」でありながらも太くて折れない力の事であり、決して何も気付かない「鈍感」ではありません。気付きながらも、自分の内で情報処理しながら進む事です。「雑音」や「外野の声」に気付いても、自分の内で適当に処理して、無意味で空虚な要らない情報は棄てる。決して周囲に惑わされず、動かされず、自分を堅持して見失う事無く、「泰然不動」で居られる事が「鈍感力」なのです。そして、神に委ねて従う事で、本当の「敏感で太い」、心が安定する泰然不動の自分が得られます。社会的な地位や身分、職等の安定では無く、「心の安定」です。つまり、どの様な境遇に遭おうとも、心が常に平静であると言う事です。「心の余裕」
 旧約聖書・詩編11章1節「主に私は身を避ける」
 人間関係を重く見過ぎると、出世や社会的成功、欲望の為に、癒着、馴れ合い、迎合、媚びへつらい等から「偽善」に繋がります。特に金銭的癒着はしがらみを生み、倫理的な悪化に繋がっています。実際、現実、この世の中は「偽善」だらけです。「理想郷」では無いこの社会・世間から少し身を引いて、客観的に眺めてみる。そうすると、その「偽善」や「矛盾」が見えて来ます。世間体、見栄、ウソ、欺瞞。ついつい、その社会や世間に対しての批判や皮肉を感じて述べてみたくもなって来ます。
 その様に、決して社会・世間の中での「常識」や「空気」、「普通」、「慣例」、「既成観念」等が正しい訳では無く、「多数派」の意見が正しい訳でも無いので、無理に我慢して組織やグループに入って合わす必要は有りません。独りで考えて判断し、行動する。但しその場合においては、自分の中に正しい「基準」となるもの、「規範」が必要になります。その「規範」を考え方や判断の仕方、捉え方、生き方等の「根拠」として、生活する必要が有ります。
 人は一時的で不完全で変動・流動しやすい者の為に、人に頼って期待しても所詮裏切られます。一方、神は永遠で完全で不変である為に裏切りません
 ところで、「挑戦」する事が持て囃されたりしますが、「欲望」は「際限無き冒険」や、目標、夢、向上心を持つ事に繋がっている面が有ります。一方で過去の経験は、足るを知り、満足して、精神的な安定をもたらします。同様に「前に進む」と言う言葉もよく持て囃されますが、この理想とはかけ離れた社会・世間の中で生きて来る上で付着した「汚れ」を落とす為に、一旦立ち止まって自分をリセットし、この世に生まれて来た時の「純粋」な状態に「戻る」必要が有ります。一旦立ち止まる「断食」は、世俗・欲望を断ち、黙想し、自分を顧みる事です。
 私がこの様なレビューや自身のブログを書く事の理由として、自分の考えや気持ちの整理の為に、自分のその時の思いのアーカイブの為であったりするので、賛否両論が有っても構わなく、嫌われても構わなく、顔色や反応も気にしていません。
 会社等で、「使えない」と言うレッテルを貼られる事を恐れている人が多いと思います。しかし、イエス・キリストはその「無用性」をこの世において表現されました。旧約聖書のイザヤ書52章13~15節と53章1~12節には、預言者イザヤの在世時の約700~800年程後に救世主として降臨される、イエスの「聖なる無用性」の事が預言されて書かれています
 自分で立てた計画に則って行う事や、自分で秩序立てて行う事よりも、神の業(わざ)・意志・計画で行われる「偶然」や「奇跡」の方が、実は意味が有ります。「想定外」は人の予想や想いを超えるもので、超科学的な自然や宇宙の事です。その自然や宇宙をも造った創造主は、全てを超える存在です。
 人間関係を浅くして「孤独な時間」を持ち、祈り、黙想、沈思黙考をして、世俗から離れて神と向き合います。

 
 
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「道徳の教科化」により日本人は変わるのか

2013-11-10 12:44:17 | エッセイ・コラム
 先日、文部科学省の道徳教育の充実策を検討する有識者会議において、「道徳の正式な教科化」への「格上げ」が提言され、今後に報告書が提出されて年内に最終的な意見がまとめられる事となりました。
 ところで、戦前には「修身」と言う素晴らしい「道徳教育」が有りました
 しかし戦後、GHQによる「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」による日本人への戦争責任と戦争についての罪悪感の植え付け等によって、戦前の良い事を含めた全てのものを、米国の押しつけにより、或いは日本人が自ら否定する事で、その「修身」をも捨ててしまいました
 戦前の日本には、善きものが沢山在りました。しかし戦後、米国による占領と事実上の米国属国状態下においての、アメリカの「民主化」・「近代化」が素晴らしいものであると勘違いされ、騙されて来ました。自然環境が破壊され、心身共に本来の人の在り方から離れて「不自然」な状態に陥っていまい、皆ストレスを抱えて、凡そ本当の意味で幸せとは言えない状態になってしまっています。
 「修身」は、戦前の日本人にとっての「規範」となっていました。それを「基準」にして、自分を律し、それが秩序にも繋がっていました
 人の考え方や捉え方、判断の仕方、人の心の理解の仕方等は、「規範」・「基準」を基にして創られていきます。戦前には一応、「修身」が存在してその務めを果たしていました。
 しかし戦後、日本にはその「規範」が存在しませんでした。「基準」にするものが無く、「民主化」や「自由」と言う名の下、何でもして良いと勘違いをし、自分の欲望のままに行動したり発言し、歯止めにするものも無い為に悪化して来ました。
 また「規範」が無いのと同時に、世間一般・社会の中では「空気」や「常識」、「普通」が存在し、それらに合わせ様とか、はみ出さない様にとか、異ならない様にとか、嫌われ無い様にしようとか、笑われない様にしようとかと言う、自分の神経症的な思いを「基準」にする、或いは世間の思いを「基準」にしているだけで、益々自律及び自立する事が出来ずに、心は益々荒廃して来ました。
 正しい「規範」を基にしていない「空気」や「常識」、「普通」と言うものにはその「根拠」が無い為に、とかく間違っている事が多いです。国、地域、社会、世間、会社、学校、組織、団体等、その各枠内において「空気」や「常識」、「普通」と言うものがそれぞれ存在します。一応、憲法や法律、規則等を作って全体としての秩序や、個人の理性や善悪の分別、方向性、行動範囲、自由度等を定めています。そして、法律に違反する場合には、裁判を経ての処罰等の対応を取る事となっています。
 しかし、憲法や法律、規則と言うものは完全では無い人間が作るもので、勿論それらは不完全で間違いが含まれています。また全体の秩序やまとまりを優先する為に、特に少数派の考え、個性的な考えは「違反」とされてしまいます
 社会・世間の中での慣行・慣例・仕来り等も併せて、また出世の為に、世渡り上手になる為に、権力、権威、上司等に只々媚びへつらい迎合しているだけで、その事が正しいか否かの判断もせずに、ただ単に命令に従っているだけであります。
 この社会・世間には「偽善」や「矛盾」が沢山在ります。その「偽善」や「矛盾」が生まれる原因が、「規範」が無い事に在ります。
 そういう意味で、「規範」となるべく「道徳教育」は大事に思います。しかし戦後、GHQによって建てられた「日教組」は、その間違った歴史認識や偏向教育を行なって「反日的教育」を行なってきました。それにより、若者たちが「骨抜き」にされて来ました。
 しかし、人は不完全であるが故に、人の言う事は区区(まちまち)で、「規範」にしようとするものも色々なものが生まれてしまう可能性が有ります。それにより教育現場は混乱し、教師は迷い、そして生徒は振り回される事になりかねません。
 インターネットでの情報の氾濫と同様に、自分自身に「基準」にするものを持っていないと、自分が多様な情報や人の言う「雑音」・「外野の声」等に振り回されて自分を見失ってしまいます。「規範」もその当てにするものによっては、自分が思わぬ方向にずれてしまう可能性が有ります。
 人の生死等の究極的な問題に関しては、哲学や宗教が重用されます。結局最終的には、それらに頼らざるを得ない訳です。哲学は人の考えで、元々は宗教を元にして生まれたものです。宗教も、宗教組織や人の都合、政治等によって形成されて来ました。また宗教の枠組の中には、様々な神々や仏々、偶像群が存在しています。数学や理科等の科学において「答えがただ一つ」である事にも現されている様に、「真実は唯一」です。多くの神々や仏々、偶像群が存在していても、その中で正しいものは「ただ一つだけ」であるのです。
 世界の三大宗教である「ユダヤ教」・「キリスト教」・「イスラム教」の信者の総計数は世界人口の半数以上を占めますが、それら三大宗教の元を辿れば「旧約聖書」に辿り着きます。その「旧約聖書」には創造主である唯一神が存在します。そして神からの預かった言葉である「預言」が書かれています。それら三大宗教の全ての信者が「旧約聖書」を「規範」として完全にそれに忠実に従っている訳では無いにしても、また宗教組織の教えを優先して聖書の教えを蔑ろ(ないがしろ)にしているとしても、一応、その信者達にとっては「旧約聖書」と言う「規範」が存在している訳です。絶対的真理で不変で完全な唯一神が存在している訳です。
 それに比べて、日本人にははっきりとした「規範」が有りません。心の拠り所となる、絶対的な「基準」やその「根拠」が存在していません自分の願い事・都合に合わせてコロコロとすがる神々を転々とし、キリスト教形式で結婚式やクリスマスのお祭りをするかと思えば、仏教形式の葬式を行なっています。その様に、自分の中に「基準」・「柱」にするものが無いので、筋も通らず滅茶苦茶な訳です。
 人間は全てを知り尽くす事は出来ず、人間の作る科学も所詮、自然や宇宙に比べればチッポケなものでしか有りません。人間は自然や宇宙だけでは無く、今や自分で作った原発等の科学にも超されて支配される様になってしまいました。人間が自分の能力で解決しようとしても無理が有ります。多様な意見を尊重する反面、永遠にまとまりません。しかし実際には、「答えはただ一つ」であるのです。絶対的に依り頼める「神」と言う視点が無いと、何時までも解決する事は不可能です。道徳教育の問題を通して、全知全能で永遠の創造主に人は立ち返る必要が有る様に思います。
 
 


NHKは「真相箱」の呪縛から解放されて偏向の無い真実の報道が出来る様に変わるのか

2013-11-09 23:17:14 | マスコミ
 先日2013年11月8日に承認されたNHK経営委員会委員の人事には、安倍晋三首相が慣例に囚われずに独自に自身と親交の有る民間人を採用しました。
 これによりNHKの放送内容が、戦後の従軍慰安婦等の間違った歴史認識や自虐史観を改めていき、米国による押しつけの歴史観からの解放が成されていく可能性が出て来た様に思います。
 戦後の米国による台本製作とGHQによる直接管理下にあった中でのNHKの米国プロパガンダ・ラジオ番組「真相箱」に始まり、その後現在までの変わらぬ権力の支配下と自主規制により、「本当の真相」を伝えずに隠蔽して来ました。
 原発問題に関する事や、西側・欧米寄りの情報・見解・姿勢の問題等も含めて、NHKは「真相箱」の呪縛から解放されて偏向の無い真実の報道が出来る様に、良い方向に変わっていくのでしょうか


  本ブログ過去の関連記事↓↓
   ・2012/11/29付「情報隠蔽による被曝被害の拡大・・・政府、東電、NHK、自治体、医学者の責任」
   ・2013/9/24付「『大本営発表』に馴れた感性により、米国の啓蒙により安易に『羊化』された戦後日本」
   ・2013/10/7付「権威・権力の広報として世論操作をするマスコミ・・・独立した『個人』の『反骨』が必要」


 関連動画↓↓
 

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YouTube: The Jews Who Own The Media





「自動車用緊急脱出ハンマー」に無効商品有り

2013-11-09 21:44:03 | 社会・経済
 一昨日の11月7日に国民生活センターより、車が津波や大雨、河川の氾濫等による洪水に巻き込まれた時や、誤って海や湖、河川に落下する等した時の車からの脱出を図る為の「車外脱出用ハンマー」に、その機能が発揮出来ない商品が数品存在する事が判明したと発表されました。
 昨年末から今年9月にかけて、15社19銘柄の「自動車用緊急脱出ハンマー」をテストした所、ハンマーの打撃部の強度不足によってウィンドウガラスが破壊出来ない商品が5つ在る事が判明し、それらの商品をリコール対象商品として回収・返金や代替商品との商品交換に応じる対応を取ると言う事です。
 ハンマーの打撃部の強度不足によって、打撃金属部の先端の尖りが潰れて丸くなってしまうとの事です。
 その5つの商品は全て中国製品です。但し、他の14銘柄の商品の中にも、中国製は数品在ります。
 試しにウィンドウガラスを叩いてみる訳にもいかず、実際の緊急・非常時になってみないと解らない状態で、一応備えているケースが多いのではないかと思います。実は私も、この度のテストによる不合格品を、もしもの時の為に買って備えていました。試しにガラス類を叩いて試す事もしていませんでした。


 関連記事↓↓
   ・2013年11月7日付、独立行政法人・国民生活センター~「自動車用緊急脱出ハンマーのガラス破砕性能」



福島の空間放射線量が急に下がった事に疑問

2013-11-09 20:34:36 | 災害・地震・戦争
 本ブログ右サイドに在る、「全国の放射線量データ」のトップ表示に設定している福島県の空間放射線量が、急に下がっている事に疑問を感じています
 2013年4月1日から文部科学省に代わって発表している原子力規制委員会の空間放射線量は、当初2.5μSv/時(年換算:21.9 mSv/年、2011年4月5日)であったものが徐々に下がっていき、今年に入ってからは毎時0.5台~0.6台(単位:μSv/時)にて推移して来ました。
 しかし、10月に入って1日に0.55μSv/時(4.818 mSv/年) 、その後0.5台(単位:μSv/時)が続いて、12日と13日に 0.49μSv/時 (4.292 mSv/年)、 14日に 0.5μSv/時 (4.38 mSv/年)、15日に 0.46μSv/時 (4.03 mSv/年) と続いた後、16日に0.27μSv/時 (2.365 mSv/年)と急に0.2台にまで下がる発表が有りました。そしてその後は0.2台にて推移し、11月7日現在で 0.23μSv/時 (2.015 mSv/年)となっています。
 16日に急に測定値が下がった直後の18日には、福島県の地元の食材を使った学校給食が出され始め、また同日に福島県沖での漁業の試験操業で水揚げされた魚が翌日に店頭に並べられ始めました
 何か意図的に、データや計測値が改変・操作されているのではないかと私は感じるのですが、単なる考え過ぎでしょうか……
 一方、空間では無く海水においてですが、先日2013年11月5日付・The Voice of Russia(ロシアの声、インターファクス通信)によると、「福島第一原発周辺の海水の放射線汚染度が2011年以来最高値となっている。5日、東京電力が発表した。
東電によれば、先週水曜、前日から13倍汚染濃度が高まり、記録的な水準に達したという。濃度の急激な上昇は損傷した2号炉における建設作業に引き起こされたものであるという。
 一部専門家および政治家は、東電は放射線の拡散を抑制できる状態にないのではないかとの危惧を抱いている。」。
 また更に一方で、その同日5日に、政府は福島原発事故による被災者で避難している人達に対しての全員帰還の方針を改めて、希望者に対しては帰還しないで移住する事を認める方針に転換しました。「死の町」となって永遠に帰れないと言う被災者の思いを、政府も幾らか認めた様な表れである様に思います。
 私は基本的に、お上、偉いサン、マスコミの言う事はあてにせず、信用していません


 本ブログ過去の関連記事↓↓
   ・2013/10/21付「福島県産の食材が店頭や学校給食に・・・単なる風評被害か、それとも人体実験か」
 


秩序や平等を名目とする支配・コントロール・管理

2013-11-09 18:47:47 | エッセイ・コラム
 一般社会の中でも、特に会社や組織では、その中での「秩序」を守る為として、厳しい「規則」を設けて、「自由」「少数派」の意見を排除しています。
 かつてのソ連の場合には、「平等」を謳う共産主義の下、一般市民は低いレベルにおいての「平準化」が行われていました。そしてその「平等」の中で、「自由」は有りませんでした
 秩序平等は、支配階級が一般市民を支配しやすくする為、操作しやすくする為、管理しやすくする為に行なっているもので、規則「規範」もその為のツールとして作られているものです。
 絶対的真実である創造主が規則や規範を造るのであれば良いのですが、人間の作る規則・規範には間違いが含まれ、且つ支配・コントロールする者の企みが含まれています。
 神が支配するのであれば正しいし、従っても良い。しかし、人間が支配するのは飽く迄も間違いで、従ってはいけないのです。


福島県民に対する「棄民政策」を阻止しようとした天皇への陳情の何が悪いのか・・・万世一系では無い天皇、そもそも天皇の権威とは一体何なのか

2013-11-05 00:45:51 | 歴史・伝統・文化
 総タイトル:【福島県民に対する「棄民政策」を阻止しようとした天皇への陳情の何が悪いのか・・・万世一系では無い天皇、そもそも天皇の権威とは一体何なのか】

 大河ドラマ「八重の桜」の主人公・新島八重の実家は山本家、単なる偶然でしょうか…。
 10月31日に行われた秋の園遊会においての、山本太郎参議院議員天皇に手紙を渡した事が波紋を広げています。
 手紙の内容は、3.11後の福島の人達、中でも特に子供達や、事故後の原発で働く人達の実情を書いたものであったとの事です。
 福島の復興予算が関連性の薄い事業へ流用されたり、福島県民を放置するかの様にオリンピックと言うお祭りを誘致し、国民の関心をより一層福島から目を逸らさせて浮かれて平和ボケする祭典に関心を持たせ、また誘致においてのアピールで放射能汚染水の海洋への拡散を否定する嘘をつく等、福島県民に対する「棄民政策」が伺えます。デフレ脱却の為には、経済的に復活する為には、福島が足かせとなって邪魔になる様にも思える為か、その右肩上がりを望む考えの妨げにもなる為か、福島は棄てられ様としています。
 因みに、オリンピックは昨年のロンドンオリンピックでのあからさまなパフォーマンスでも知られる様に、イルミナティ・フリーメーソンによる祭典です。
 山本議員は、その「棄民政策」を阻止する為、日本で最大の権威を持つ天皇に訴えて、ただ「純粋に」、福島の実情や心情を理解してもらおうとしたものと思います。
 山本議員は無所属で、どの政党にも組織にも所属していません。議員と言う身分は得たものの、ただ一人で、原発反対の一般市民の代表として、「低い位置から」訴えた訳です。故に、大きな政党や組織・団体に所属する人達の様な、下心や企み・計略、駆け引き等は無かったものと思います。飽く迄も、「純粋に」理解してもらいたかったのだと思います。
 皇室の政治利用ではないかと政権側がバッシングしています。山本議員が有名タレントでアピール力がある為に、原発廃止を訴える等の反政権的存在でうっとおしく思う事からも、その様な事に繋がっている様です。しかし、一般市民の代表としての反政権なのです。
 そして、皇室の政治利用は政権側が行ってきた事です。2009年12月の当時の民主党政権による働きかけでの天皇と習近平・中国国家主席(当時)の会見や、今年4月の「主権回復の日」式典に沖縄県民の反対する中で天皇・皇后の出席、2020年夏季オリンピック招致の為の総会においての皇族の参加とスピーチ等は皇室の政治利用に当たり、自民党政権はダブルスタンダードであって問題が有ります。
 「棄民政策」は、かつて明治維新後に、会津戦争で薩摩藩・長州藩中心の明治新政府側に敗れた旧幕府側の会津藩の、戦後においての悲惨な状態(戦死者・犠牲者の埋葬禁止や本州最北端の斗南藩(現・青森県むつ市)での貧窮生活等)におかれた事、第二次大戦末期においての沖縄の本土からの切り離し、その大戦後の満州開拓民の棄民化、イスラエル建国の為にパレスチナ人が難民化した事等が有ります。福島は、又しても棄民化されようとしています。
 ところで、そもそも天皇の権威とは一体何なのでしょうか。大化の改新後、「古事記」、「日本書紀」は天皇に権威づけする為に、編纂されて利用されて来ました。
 初期天皇には不在説があり、初代・神武天皇~九代天皇と、十一代~十四代天皇が実際には不在であった可能性が有ります。十代・崇神天皇、十五代・応神天皇、十六代・仁徳天皇と以降の天皇は実在であると言われています。一人の天皇の業績を分身する操作が行われており、初代・神武天皇と同じく「ハツクニシラススメラミコト」と称される十代・崇神天皇が初代天皇の可能性があると言われています。
 日本国憲法に基づき、皇位継承と摂政に関する事を中心に規律した皇室に関する法律である「皇室典範」は、「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する。」と在ります。最近の皇位継承資格者の不足から表面化した皇位継承問題 において、その解決策として旧皇族の皇籍復帰などによって男系継承を維持する事や、女系天皇を容認する事、「皇室典範」を改正する事、皇位継承順位を定め直す事等が挙げられています。「女系天皇」は母のみが皇統に属する天皇で、「母系天皇」とも言われます。天皇自身が女性である「女性天皇」とは意味が異なります。
 天皇は「万世一系」であるとされています。つまり皇位継承において、皇統に属する男系の男子により永久に一つの系統が続くとされています。しかし女系天皇が存在した可能性が有り、女性天皇は8人十代(1926年(大正15年)まで第15代天皇とされていた神功皇后を入れると9人十一代)いました。また「南北朝時代」等も在った訳で、「万世一系」では無いのではないかと言うことです。そして皇室継承問題解決策は、その「万世一系」を否定するものが多いです。
 そしてもう一つ、明治維新の時に「天皇のすり替え」があった事です。これは「タブー」とされている事ですが、明治天皇からの4代は、それ以前の「北朝系」と異なって「南朝系」となっています。
 山口県に「南朝系」の末裔として温存されていた大室寅之祐が、明治天皇としてすり替えられました。当時、坂本龍馬と非常に近い関係で明治維新の立役者の一人である田中光顕伯爵が、「実は明治天皇は孝明天皇の皇子ではない」と言い、「薩長連合に導いた根本の原因は、桂小五郎から西郷南洲に『我々はこの南朝の御正系をお立てして王政復古するのだ』という事を打ち明けた時に、西郷南洲は南朝の大忠臣菊池氏の子孫であるから衷心より深く感銘してこれに賛同し、ついに薩藩を尊皇討幕に一致せしめ薩長連合を成功した。これが大政奉還明治維新の原動力となった」(宇野正美氏著「古代ユダヤは日本に封印された―『聖書』が明かす原日本人のルーツ」(日本文芸社)より)。
 能の完成者である世阿弥は古代ユダヤの直系・秦氏の出身ですが、当初は乞食同然でありました。世阿弥の祖父は伊賀・服部元成、祖母は「南朝軍」・楠木正成の姉か妹です。忍びの者(スパイ)の能楽者でした。そして後に、「北朝」守護幕府の反体制派として流刑されました。
 また、天皇は被差別民と同じ血筋、同じユダヤ人であると言う事です。方や貴ばれる存在にされた天皇と、方や賤しまれる存在にされた賎民の人達。しかし、実際は「同じ」なのです。被差別民は、実は「高貴な血」なのです(2009年3月3日、宇野正美氏講演会より)。
 天皇は権威の象徴・シンボルとして、日本の裏権力、支配階級に利用されて使われて来ました。故に、天皇に陳情しても、天皇は自分の意志で何も出来ないのでしょうが……。
 

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     ・2013/07/08付「日本人のルーツを取り戻す(5)・・・天皇と賎民は共に同じ民族ユダヤ人」 


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YouTube: 【天皇は偽物】現皇室の秘密を暴くと、早死します...1/2.


 

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旧ソ連の放射能汚染はチェルノブイリだけでは無い・・・ずさんな放射性廃棄物処理と「ウラル核惨事」

2013-11-04 22:23:41 | 国際時事 2012~
 今年2月15日に隕石落下があったロシアのチェリャビンスク州はウラル連邦管区に所属しますが、そのチェリャビンスク州にあるオジョルスク市には第二次大戦直後の1948年に建てられた「マヤーク」と言う名の原子力プラントが在ります。そのプラントは「兵器(原子爆弾)用プルトニウムを生産するための原子炉5基および再処理施設を持つプラント」(ウィキペディア「ウラル核惨事」より)で、当初の1951年頃まで放射性廃棄物を近くの川や湖に捨てられていました。
 その後、付近の住民に健康被害が生じてきた事からタンクへの貯蔵方法に変えたのですが、放射性物質の崩壊熱と冷却装置の故障が重なって爆発事故が起こり、大気中に放出されて「約1,000m上空まで舞い上がった放射性廃棄物は南西の風に乗り、北東方向に幅約9km、長さ105kmの帯状の地域を汚染」(ウィキペディア(同)より)しました。
 その後、干ばつによって干上がった湖から、捨てられていた放射性物質が大気中に拡散される事等もあって、より一層の健康被害が広がりました。
 本日の深夜未明に放送の有った、「NNNドキュメント'13『3.11大震災シリーズ・消せない放射能~65年後の警鐘』」(11月4日(月)0:50~1:20A.M.読売テレビ(日本テレビ系))では、その事に関する取材が報告されていました。
 2006年にも取材されており、その時と現在との比較も有りました。2006年の取材をきっかけとして、その直後、その取材地の閉鎖をロシア政府は行いました。
 現地では現在でも、自然から浴びる放射線量の基準値1mSv/年の1時間当たりの換算値、約0.114μSv/hの200倍程の放射線量が測定されます。そして、多くの先天的に、生まれながらにして、手足の無い状態や、頭が異常に大きくなる水頭症、大きなコブの腫瘍ができる等の、障害や奇形、疾患を持った人たちがいます。2006年に取材した時と同一の方の現在の状況が報告されていましたが、数回手術を受ける等しても良くならずに、状態はより悪化しています。
 チェルノブイリ原発事故後や、イラク戦争時の米英国の劣化ウラン弾使用後と同様に、その先天性障害・疾患等の放射線被害は、福島等でも十分起こる事が考えられます。


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     ・2013/04/16付「911テロ、イラク侵攻、アフガニスタン侵攻の虚構・・・米国の自作自演、ビンラディン氏の2001年死亡、フセイン元大統領の生存」
     ・2013/05/11付「『生命倫理』を無視した安易・強引な新出生前診断実施・・・福島原発爆発後の『内部被曝』による『新生児の先天異常』の懸念から」
     ・同日付「放射性物質による『内部被曝』だけでは無い『先天異常』リスク・・・食品、化粧品、洗剤、医薬品、ワクチン等に含まれる有害添加物からも」

     ・2013/09/24付「カネミ油症事件から45年、沈黙を破る被害者」
     ・2013/10/21付「水俣条約採択、水銀入りワクチンの行方・・・それでも未だ使用し続けるのか」
     ・同日付「福島県産の食材が店頭や学校給食に・・・単なる風評被害か、それとも人体実験か」


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YouTube: NNNドキュメント 11/3放送「消せない放射能」