狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

橋下市長は「パンとサーカス」を欲する高齢者から嫌われ大阪都構想否決・・・大衆迎合によるローマ帝国崩壊

2015-06-21 04:01:27 | 日本政治・総合 2012~2017
 橋下徹・大阪市長は「パンとサーカス」を与える事を拒否しようとした為に、特に御老人・高齢者から嫌われて、大阪都構想が否決された。
 かつてのローマ帝国は、大衆迎合政治、ポピュリズムによる、「パン」である社会保障等と、「サーカス」である娯楽等が旺盛に振る舞われて、その結果、財政破綻と統治者・一般大衆の精神崩壊・モラル崩壊に至って、滅びた。
 橋下市長は大阪府知事時から府の目前に迫る財政破綻を防ぐ為に財政再建に取り組み、その実績を残して来た。その辺りは、下記参考動画に在る宇野正美氏も高く評価している。
 橋下市長は自身で自分が「嫌われている」と言っている。大阪府・大阪市の財政再建・改革の為に、一般大衆に迎合せず、媚びへつらわずに、正しい事、必要な事を行ない、大衆を導く姿勢である事からその様な事となっているのである。そういう意味で、一般大衆・世間に気に入られようとすることは間違いで、嫌われる事は正しいのである。
 とかく目立つ者は、往々にして批判やバッシングを受けるものである。純粋に改革・財政再建に取り組んでいても、周囲の世間やマスコミは妬み・嫉妬等からポピュリズムやパフォーマンス等と批判する。しかし実際はその批判とは逆で、世間から嫌われる様な事をあえて勇気を持って行う事で、改革を進めて来たのである。
 橋下市長が昨年、市長の退職金を廃止した事に続き、先日、松井一郎・大阪府知事も知事の退職金を廃止する事を表明した。何故、他の地方自治体の首長をはじめとする政治家の人達は、この様な改革の上での率先垂範している事を真似しないのだろうか?

 本ブログ過去の関連記事↓↓
  ・2012/12/19付:「大阪・近畿からの改革に期待が持てる今回の選挙結果と、維新の『勢い』の『根拠』」
  ・2015/05/17付:「大阪都構想実現へ!?聖書の約束の民・創造主の選民である、本当のユダヤ人故の橋下徹・大阪市長のパワー」
  ・2015/5/23付:「橋下徹氏は今後、国政を変える・・・『田中角栄政治の再来』と、本物の古代ユダヤ人である根拠」
  ・2014/12/07付:「世間に迎合する政治家・・・『経済的繁栄にうつつを抜かし、国の大本を忘れ、・・・』」
  ・2015/01/02付:「世間に媚びずに落選・・・選挙は政治を理解していない人達が投票するもの」
  ・2015/04/05付:「個性無き立候補者達は世間に迎合し、その欲望に準じて甘言を宣伝・・・統一地方選挙前」

 参考動画↓↓
 

YouTube: なぜ古代ローマ帝国は滅びたのか