狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

僕52歳の求職活動からの連想(4/12)/Age of 52 my associations from job hunting・・ME辞退、やはり製缶工で就職、オッサンの現実と臨工の行方、絶望への導き

2021-03-31 01:00:00 | エッセイ・コラム
 <※本当の投稿日時
  True posted date & time:2021/04/08 04:21>

   (当方の都合にて、投稿日時を変更しております。
    I changed posted date and time for my convenience.)

 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.

 <→3/12からの続き>

 僕52歳の求職活動からの連想(4/12)
  Age of 52 my associations from job hunting
   ・・・ME辞退、やはり製缶工で就職、オッサンの現実と臨工の行方、絶望への導き


 ……結局、応募した日の翌日の11日(木)午前中に、辞退すると共に、感謝とお詫びの長文のメッセージを、採用担当者である当医院の事務長宛てに、C.M.のサイトのメッセージ・フォームに記載して送った。
 そのメッセージも、ここに公開する。
 
 『申し訳有りません。やはり応募した後に再度検討しました結果、辞退する事に致しました。
 応募した後に貴院のホームページを拝見させて頂いたのですが、先に出した応募に際してのメッセージにも記載しています通り、貴院のまるで高級ホテルの様な、上品な雰囲気、空気、そしてそんな所で従事しておられる高貴なコメディカル・スタッフに圧倒されてしまいそうで、プレッシャー、そしてストレスで潰されてしまう事も予想され、ただでさえ今年52歳になり60歳まで後8年しかない中年男にして経験が無いに等しく、透析業務に於けるセンス・タラントに欠ける上に、その様な事で精神的に負担が掛かるものと思います。
 僕がまさか、この世間の中に在って特別な存在である訳でも無いし、世間一般的な通念、常識に照らし合わせて、そんな事、つまり、非常識、型破り、破天荒な行いが通用しない事でしょう。少なくとも、貴院の上品で高貴な、ステータスの高い、お医者さんや看護師をはじめとした医療従事者の方々にとっては、僕が「場違い」の存在として目に映る事でしょう。
 先にお送りしましたキャリアシートとそれに続くメッセージに記載しました事に僕の至って素直で正直な考え、概ね全体的な思いを語りましたので、このメッセージ内に於いて再度、述べる必要はないかと思います。
 僕自身にピッタリ適合するものが「タイミング」的に少ないとしても、許容範囲内である程度の擦り合せ、調和を図りさえすれば、このコロナ・ショックの中でも仕事は沢山在ります。
 「気まぐれ」と聞いて、「いいかげんな奴」であるとか、「こいつはやる気が有るのか?」、「遊びでやっとるのか?」と思われたかもしれません。しかし正直な所、つい最近まで「臨床工学技士」という資格の名前が頭の中に存在すらしませんでした。先のメッセージにも記載しました通り、今後一切行わないという事で、今から5、6年前に****(※=O医療系専門学校)に通学時に使用していた教科書や資料等を全部捨てました。
 僕は、本当にやる気を持っているならば、周囲の人々が嘲笑しようが茶化したりしようが、そんな事を気にせず、行います。あの****(※=O医療系専門学校)に通学し始めた時も、高校出たての若い生徒達等から笑われましたが、自分の持っている目標・目的に一意専心していただけで、全く臆する事も有りませんでした。
 よって、逃げている訳では無く、既にやる気が失くなっていたとか、使命感、志が失われた為に、目指そうという思いもなかった訳です。
 人の反応によって自分の行動を決める人達こそ恥であると、僕は思います。笑われるから辞めようとか、こんな事を言ったら揶揄されるから止めとこうといった事こそが恥ずかしいものと、僕は思います。
 人の承認というものを、僕は全く当てにしていません。人の承認の基になっている知識や教養、そして唯一の創造主への信仰の有無を見れば、自ずと解る事です。また僕は自分を信じる「自信」であって、他人の顔色等の反応や誘惑、唆しに従う「他信」では有りません。
 しかし僕は、その「自信」をも上回る「神信」を持つクリスチャンであります。とかく世間一般的には、人々は「自己実現」を誇っています。目標を達成したとか、チャレンジに成功したとかした暁には、人は大抵、自分を誇りに感じます。それでも、確かに謙虚な人の場合には、周囲の人々の協力のお陰でと、周囲の人々への感謝も感じるでしょう。
 その一方で、「神実現」が存在します。自分で成し遂げようとするのでは無く、神様に委ねる、勿論、努力する事は必要ではあるけども、自分の力、能力を過信するのでは無く、イエス様に成し遂げてもらう姿勢が必要であって、例え成功が得られたとしても、その事で自分を誇るのでは無く、神様を誉め讃え、イエス様を賛美する事が本当の姿である事を理解しています。
 僕のタラントの一部としての、ものづくりの「鉄工・製缶工」の求人情報を見る為にハローワークのインターネット・サービスのトップページを見ました所、こう書いてあります。「新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のお仕事を希望される医療専門職種(看護師、……臨床工学技士、……)の資格を保有している方々は、地域の医療関係機関から急募の求人が出ていますので、是非、求人内容をご確認ください。」
 僕はこの度、こうして失業中であるのは、次の様な経緯が有るからです。
 昨年の9月末、請負(業務委託、準委任)の形で2年間勤めて来た鉄工所に居れなくなり、11月に新たに別の鉄工所に同じく製缶工として転勤しましたが、同月末に「クビ」になりました。同僚の者と少し言葉の論争が有った事が基となったものでしたが、そこの社長が僕を「クビ」にする理由として「宗教に勧誘するから」等として、つまり、僕が「クリスチャン」である事を理由として、試用期間中での解雇となりました。因みに、僕は現在、教会とか宗教組織・団体には通っておらず、一人孤独に聖書を通じて神様と直接、接する態度を持つ、独立したクリスチャンです。故に、勧誘等をする訳が有りません。
 僕の過去を思って、喧嘩等が起こらない様にと予防措置を執った事も有るのでしょう。この世間。社会で生きていく上では、過去の出来事から貼られた「レッテル」や風評等が大きく影響するものです。
 しかし、そんな一連の事が、どうも「タイミング」的に不思議にも思えます。昨年の11月3日、2020年のアメリカ合衆国の大統領選挙の投票が行われました。しかし、不在者投票の郵便投票がその投票日を過ぎてからも大量に送り続けられたり、他にも署名や住所の記載無し等といったものをも含めて「違法票」が大量に存在した他、集計機のアルゴリズムなどに細工がしてあったりソフトウェアとの連携でハッキングが行われたりと、トランプ票が抹消されたりトランプ表がバイデン側に盗まれたり等といった、前代未聞の巨大な「選挙不正」が行われた為、本当は前任者のドナルド・トランプ氏が大統領に再選されていたにも関わらず、年が明けた本年の1月20日の大統領の就任式に於いて「犯罪者」であるジョー・バイデンが大統領職に就いてしまいました。
 投票日直前と、その後のトランプ弁護団やトランプ支持者等による「選挙不正」を糾す為の「法廷闘争」が行われている間に、僕にはそんな纏まった時間が与えられました。2020年の米国大統領選挙は、単に一国の指導者を決める選挙であった訳では無く、今後の世界の行方を左右する重要なものでありました。
 それ故、僕の「タラント」を活かさせる為の、神様による図らいであった事も考えられます。そして、聖書にはこんな御言葉が書いてあります。
 
 旧約聖書・エステル記4章13~16節
  『モルデカイはエステルに返事を送って言った。「あなたはすべてのユダヤ人から離れて王宮にいるから助かるだろうと考えてはならない。
  もし、あなたがこのような時に沈黙を守るなら、別の所から、助けと救いがユダヤ人のために起ころう。しかしあなたも、あなたの父の家も滅びよう。あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、この時のためであるかもしれない。」
  エステルはモルデカイに返事を送って言った。
  「行って、シュシャンにいるユダヤ人をみな集め、私のために断食をしてください。三日三晩、食べたり飲んだりしないように。私も、私の侍女たちも、同じように断食をしましょう。たとい法令にそむいても私は王のところへまいります。私は、死ななければならないのでしたら、死にます。」』

 この事に関して、僕が投稿したブログ記事は次です。

 2020/12/06付『僕の今現在は「もしかすると、この時のためであるかもしれない」(エステル記4章14節)/My now "may be for this time" (The Book of Esther 4:14)』
  
 現在、アメリカでは、先のメッセージに記載しました「アウトコール・カルチャー」や「キャンセル・カルチャー」が行われ、それらが「ポリティカル・コレクトネス」を基にしています。その「ポリコレ」とは、政治上、社会上、宗教上に於いて公正・中立でなければならないというものです。しかし実際には、その「ポリコレ」は左翼リベラルを基準にして偏向しており、現在、グーグルやYouTube、Twitter、facebook等といったビックテックのSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)に於いて保守中道や右派人々の投稿をパージする「言論弾圧」が行われています。そしてその様な中で、フォロワーが9,000万人近くにもなっていたトランプ大統領(当時)のツイッター・アカウントも永久凍結されてしまいました。
 僕が「クリスチャン」だからという理由で「クビ」になった事と同じく、キリスト教がベースとなっているはずの米国でも、現在、クリスチャンが迫害を受けています。本当のクリスチャンは「保守」であり、クリスチャンの言論が排除されたり禁止され、クリスマスさえも公に、大手を振って祝えなくなっています。
 今年の世界経済フォーラム、通称「ダボス会議」のテーマは、「グレート・リセット」です。それは、超大国のロシアのプーチン大統領と共に、同じく超大国の米国の大統領としてトランプ氏が主導して来たと言っても良い、最近の「反グローバリズム」、「反世界新秩序」の流れの勢いを止めて、今一度、以前の「グローバリズム」、つまり世界を一つに纏めて統一する、世界統一政府を樹立して世界を全体主義化、共産主義化する流れに戻すというものです。
 新型コロナウィルス感染症(COVID-19)というものが、実は人工的な「生物兵器」であり、HIV(エイズ)ウイルスが組み込まれています。その生物兵器のばら撒きにより、地球温暖化という詐欺(本当のところは地球は「寒冷化」に向かっていまして、また異常気象の原因も二酸化炭素では無く太陽と地球の磁気がそれぞれ反転している事に由来します)とセットにして経済の抑制に繋げたり、ワクチンや治療薬のビジネスもセットにしています。そして、「グレートリセット」する為に、この50年間で最低を記録する、失業率3%台を達成させたトランプ大統領を引きずり下ろす為に、「違法票」としての郵便投票を行いやすくする等といった事が含まれます。
 コロナ禍の中、経済封鎖、食糧生産の停止、飢饉の発生、そして失業等は、備蓄や貯金をしていない人は生活する事すら苦しくなります。また、自粛生活、引きこもり生活によって、うつ病等の精神疾患に罹り、自殺に向かう人々も居ます。そして更に、ワクチンや治療薬の中に入れられている「添加物」によって、副作用に苦しんだり死亡に至るケースが発生します。
 食料や水、エネルギー等の限界点が近い事を、世界の裏の権力者、「ディープ・ステート」は考えています。その上で如何に、現在77億人とも言われる世界人口を減らすかという事を考えています。
 COVID-19パンデミックは勿論の事、その他、戦争を起こす事等によっても人口削減を謀っていますが(今後の核戦争、世界最終戦争である第三次世界大戦が懸念されるところです)、ワクチン接種もそのディープ・ステートの考えで行われています。
 ワクチンの製造には、通常、5~15年程を要するとも言われています。しかし現在、接種が始まったコロナ・ワクチンの場合、1年も経ずにして製造されました。よって勿論、通常は何度も何度も動物実験を繰り返して安全性を調べますが、それが成されていませんので、「人体実験」によって確認しています。
 また、抗原である新型コロナ・ウィルス(SARS-CoV-2)と抗原抗体反応させる為には、完全にピッタリと一致する型の抗体でなければならず、その為にはHIVウイルスを身体の中に入れなければならず、正に、ワクチンを打たれた人はエイズに感染する事となります。
 また、コロナ・ワクチンには、メッセンジャーRNA(mRNA)が添加されています。これは、体内で免疫反応を誘発させ、その遺伝情報を基にして抗体のタンパク質を作ろうとするものです。そのmRNAを身体に入れるに当たり、今まで全く使用された事の無いナノ物質(ALC-0315、ALC-0159)を添加して、取り込みを促進させたり界面活性(親油性、親水性)を持たせる様にもしています。
 その遺伝子ワクチンは、食物に於いて行われている遺伝子組み換えやゲノム編集と同様のものであります。そのワクチンを接種する事によって、身体の遺伝子の改変が行われて、自己免疫疾患や発癌する事に繋がります。
 また、その人間の都合によって遺伝子が編集され改変された食物の中には、例えば、種無しブドウ、種無しスイカ、種無しピーマンといった野菜や果物と同様に、人間の男性にも「種無し」、つまり、精子を生み出せない男性が生じる事も考えられます。
 実際、コロナワクチンには、あの子宮頸癌ワクチンと同様に、不妊剤も添加されている様です。子宮頸癌ワクチンの場合、ペットに使用するアジュバンドという避妊材が添加されています。そんなワクチンを、小学生~高校生に「強制的に」打たせようとしたのです。
 子宮頸癌ワクチンをそんな未成年者に打つのは、特にそんな年代の子供達に対してセックスする事を勧めている事と同じです。僕なんかはクリスチャンとして「純潔主義」を持ち、結婚するまではセックスをしない事が当たり前と考えますが、現在の世の中は精神面、道徳的な退廃が起きており、そんな考え、価値観が「幼稚」であるとか「子供」というように茶化されがちです。
 数多く種類の有る型の内から一部の型のみをピックアップしているだけであるので、抗原抗体反応するヒットする確率は低いし、例え効き目が有るとしても数年間しか持続しないとされ、その後に再びワクチンを接種する必要が有ります。子供、成長期の青少年と、免疫力、抵抗力の弱い年代にそんなワクチンを打つ事は、大きな影響、副作用が出る事となります。
 インフルエンザ・ウィルスの場合には、コロコロと変異を繰り返す事も有って、数万どころか数億種類もの型が有ると言われています。しかし、ワクチンはそんな膨大な種類の型の中から極一部の型をピックアップして製造しているので、予想したウイルスの型にピッタリヒットする事はまず無いと言って良いでしょう。現在流行しているSARS-CoV-2(新型コロナ・ウィルス)も、既に変異が起きています。
 全てのワクチンには、保存料としてチメロサールという水銀が添加されています。水銀は脳の神経細胞(ニューロン)を縮小させますが、そのせいか、最近はアスペルガー症候群、自閉症、注意欠陥多動性障害等といった子供達が増えています。ワクチンや治療薬だけでは無く、食べ物に含まれる添加物も影響している事でしょうし、母親が胎児を宿している時の食事や喫煙、赤ちゃんに与える母乳からも影響を受けているでしょう。
 HIVウイルスやmRNAが入っている事の他、マイクロチップも入れられているとも言います。5Gの電磁波、通信網との関係で、全体主義の下で監視下に置かれるとも言われていますし、コロナの感染拡大にも影響していると言われています。
 僕は、キャリアシートに於いて記載していました通り、以上の事から、コロナ・ワクチンの接種を拒否するという判断をしています。よって、その点でも、特に現在に於いて勤める事が出来ないでしょう。患者へのウイルス媒介者となってしまうとか、院内感染の爆発が口実となる事でしょう。
 ちょっと話が逸れた感が有る程に長々となってしまいましたが、ついでに僕が今から3年前に投稿したブログ記事、及び、昨年投稿した記事のタイトルとリンクを記載しておきます。医療の事を批判するとしても、決してその事がリベンジ、「倍返し」であるとか、恨み辛みという感情を持って行なっている訳では無いという事が理解されましょう。

 ・2018/02/27付『「ボタン一つ」の「生命倫理」、核戦争、仕事、技士さん、そして透析医療と導入前「保存期腎不全対策」に見る病院の「利益相反」行為 』   
 ・2020/04/06付「医療従事者の子供がいじめ被害:アホの親子は受診資格なし!/Health care worker's children are bullied. Fool should die by roadside! 」

   
 最後に、この度は長々とした「けったいな」(奇妙な、変な)メッセージをお寄せ致しました事により、そちら様の気を煩わせました事を、お詫び申し上げます。
 この度は、スカウト通知を頂きました事を感謝いたします。
 現在の「コロナ禍」、「コロナショック」の中で少し「気まぐれ」を起こしましたが、やはり僕は、神様からの「恵み」として授かった「タラント」を活かすべく、僕に適合した「ものづくり」や「ものを書く」というクリエーターとして生きていく覚悟(preparation、準備、備え、心構え)を再確認しました。』

 以上が、K.M.P病院の応募を辞退するに際して送ったメッセージだ。

 本ブログ
  ・2020/01/10付「笑われるから辞める?周囲の反応によって行動を決める輩共こそ愚民・恥ではないか/Just people who decide action by reaction are ignorant masses」
  ・2020/11/20付「米大統領選挙:使命の為に沈黙せず立ち上がる!& PS of "My Testimony"(1/2)/We don't keep silence for mission, and stand up! 」


 辞退を応募先に通知したものには、「※このメッセージは求職者が応募辞退をした時点でシステムより通知しております。求職者がこの求人の応募を辞退しました。」と書かれていると共に、「尚、引き続きメッセージ機能によるメッセージのやり取りは可能です」とも書かれている。
 しかし、そのかなり長いメッセージを送った後、何も返信は来ない。未明の2時頃に送った応募時のキャリアシートとメッセージは、確か、昼を過ぎてからであったか(?)「未読」から「既読」に変わったが、こちらの辞退に際したメッセージの方は、午前9時半頃に送信するや否や、直ぐに「既読」に変更された。
 まぁ、やはり、その長文メッセージの内容を読んだ事も有って、引き止める気もサラサラ無い事が伺える。

 そして続けて、5日に応募し、その後「書類選考」の知らせを送って来た2件についても、履歴書等を郵送する事無く、Eメールにて辞退の旨を、感謝、お詫びのメッセージを添えて、応募先に伝えた。O病院の事務方(採用担当者)には、Indeedの履歴書の希望事項に記載していた続きの部分を、また、Kクリニックにはその全部を、掲載しておいた。

 その内、後者に送付したEメールの冒頭に書いた挨拶を、ここに公開する。

 『申し訳有りません。やはり応募した後に再度検討しました結果、辞退する事に致しました。
 この度は、この際いっその事、この機会に試しに応募してみようと、僕の勝手な都合、「気まぐれ」により、そちら様の気を煩わし、御迷惑をお掛け致しました事をお詫び申し上げます。
 この度、Indeedを通じての応募でありましたが、「この求人に簡単応募」というフォームには、氏名や生年月日、電話番号、Eメール・アドレスぐらいしか記載事項が無かったものと思います。Indeedのシステムがどの様になっているのかが解らないのですが、応募先には公開している履歴書を見る事が出来る様になっているのでしょうか?
 現在公開しているIndeedの履歴書は、3月6日(土)に編集し直しました。変更する前は「鉄工・製缶工」の求人会社向けの内容としていましたが、現在の所は医療施設向けの内容にしております。その変更・編集した後の履歴書を御覧になされた後のこのお知らせであったのでしょうか?
 一期一会として、一応、その履歴書の「希望事項」に掲載しているものを、本メッセージに掲載して、この度のお詫び、お礼、感謝に代えさせて頂きます。

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 この度、こちらの都合により、「気まぐれ」で応募する事にしました。
 51歳にして、経験は無いに等しい……(以下、前に掲載した通りである為、省略)』

 すると、午前10時半に送ったその辞退届のメールへの回答として、同日の13時50分頃に「メールを拝読いたしました」として、Eメールを頂いた。

 「お問い合わせの応募時の情報についてですが、当方には、**様の氏名、生年月日、職種、電話番号、メールアドレスが登録されていただけで、応募者が複数おられたため、面接前に履歴書、職歴書をいただきたくご案内を差し上げた次第です。」

 キャリアシートのメッセージ欄に、いきなり冒頭に「気まぐれ」と書いている事等、長文のメッセージ内容からして、「こいつは果たして本当にやる気があるのか?」と疑い、今一度、履歴書等を送付させる事によって、僕の気持ちを確かめようという意味も含まれているのかもしれない。
 しかし考えられる事としては、「書類選考」という更なるフィルターを作ったり、また、その口実として「応募者が複数おられたため」と言うのが、実は「断り文句」である事ぐらいは、HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)を疑われるぐらいの僕は、察しが付いている。
 先に記載した鉄工所の面接でも、そこの社長が「他に面接に来る者がおる」と言った事や、あの門前払いの病院の事務方が「既に採用者が決まりつつある」と述べた事も、この事と同じである。

 そして、その回答メールが来る前の同日昼の12時になる直前、見落としていた様にして存在し、既に2月24日か25日に求人をIndeedに出していた、比較的、内容が僕に合っていると思える所に直接、電話を掛けた。そして、「履歴書なしで簡単応募」の応募フォームに、Indeedの鉄工所向けバージョンとして作成しておいた履歴書から転載したWord文書を添付して送り、その後、Indeedのメッセージ送付フォームに、添え書きに加えて写真付きの履歴書のPDFと職務経歴書のWordドキュメントを添付して送った。

 15日(月)に電話が有り、翌16日(火)、兵庫県Ak市の本社の方で面接した。入社した場合は、同県M市に在る第2工場での勤務となり、行き慣れた所だ。リサイクル屋でありながら、新しく鉄工所を立ち上げるという事で、未だ製缶や溶接を行う鉄工のスタッフは「ゼロ」だ。
 しかし、確かに求人情報の中に書いている事で気になっていた事であったのだが、「バイク通勤のみ」となっている。向こうの面接を担当された方は、気を使いバイクの貸し与えも提案された。また同時に、僕だけ特別扱いする訳にもいかないとも言われる。

 それ故、19日(金)に合否について電話連絡すると言われたものの、僕自身はその帰りの車の中で、既に諦めていた。車通勤に関しては、前に記載した通りの理由であり、決して贅沢で言っている訳では無い。因みに、そのM市に在る第2工場の辺りは公共交通機関を利用しにくい所で、車が無い事には通勤は難しい。

 そして、翌17日(水)に、2週間ぶりに職安に行った。恐らく、ここの所、繰り返し通って来たので、職安の職員には、顔を名前も覚えられているだろう(と言っても、風評やレッテルで、それ以前の問題か)。
 1件の紹介状を発行してもらった。その求人は、2月1日に既に出されていたもので、それから大分、日にちが経っているので、既に応募者多数で埋まってしまっているのではないかと不安であったが、まだ誰も応募していないという。因みに、職安の求人情報は、継続して同じ求人を出し続ける場合は、3ヶ月毎にか、繰り上がって「新着」として、月初めの日付で掲載される仕組みになっているので、もしかすると、それ以前から出していたのかもしれない。
 職安の担当者が紹介先に僕の電話番号を伝えると、一旦電話を切った上で、直ぐに僕のスマートフォンに紹介先から掛かって来た。そして直接、先方の担当者である社長と話をし、その中で翌日の面接や職場見学の予定が決まった。
 
 翌18日(木)、勤務先に程近い喫茶店で面接を行なった後、勤務する工場まで見に行った。兵庫県Tak市に在る、大手K製鋼の敷地内に在る工場だ。
 大手の中での勤務となるので、先に述べたものと同様だろうかとか多少、不安であった。同時に、お金も底を突きそうなので、もうこれ以上、書類選考等と悠長に構えている暇は無く、それ故、幾らかは妥協し擦り合わせる覚悟でもあった。しかし、社長から聞くと、内作と現場・据付の比が7:3程であると言い、殆ど内作という事だし、普段、特急モンの仕事が入らない場合は残業もしないという。但し一方で、土曜日が休みの「週休二日」については、建前であるとも言う。

 勤務する事となる工場は、K製鋼の大手の直請けが所有する工場で、その全国に支社を持つ程の会社からは監督として入っているだけだという。工場で作業をする職人は、その直請けの下請け、つまりK製鋼の孫請け(二次請け)の人達であると言い、僕はその立場となる。
 工場を見ると、まるで今まで勤務して来た町工場と変わらない感じだ。前に記載した様な事も頭の中に在ったぐらいであるので、想像していた事とは違い、良い感じだ。ただ、後の3割、現場での据付や配管作業、そして人間関係等に、多少、不安が残る。

 その直後、今度は大手に入る為に健康診断書が必要という事で、大抵、木曜日が休みになっている病院や診療所が多い中で、珍しく近くに開いている病院が在り、そこで診断を受けた。一番安い基本的な項目のみで良いという事で、心電図・胸部X線・聴力の検査を受けず、身長・体重・胴囲・血圧・視力の測定と尿検査、問診を受けた。それで、その日の内に診断書が発行された。
 そして、その日の内にその診断書まで社長に手渡す事が出来、午前10時の面接から、工場見学、健診までと、未だ昼の12時にもなっておらず、何と2時間も掛からない内に「即決」となった。前日の電話での直接の応答で予定が「即決」された事も含め、トントン拍子で決まった事にとても気分が良く、スカッとした気分だ。

 昔、僕が若い頃は、大抵、そんな「即決」の所が多かった様に思う。それは勿論、下請けの町工場の鉄工所の事であるが、それが最近は、その町工場も「書類選考」をする所が多い。やはり、特に今現在は、買い手市場であるが故であろうか。
 僕は、「高校中退」である。勿論、履歴書にはそう書き続けて来た。現在でも、2003年に大検(大学入学資格検定)で取得した資格や、2005年~2008年に在籍した専門学校の事は伏せて、履歴書には「高校中退」までの学歴しか書いていない。
 鉄工所に於いて、学歴は全く関係無い。実際、僕は「高校中退」つまりは「中卒」の身分でありながら、今まで全く困る事は無かった。2003年に大検の資格をわざわざ取ったのは、医療系の学校へ進学するという目的(目標)が出来たからであって、何も高い学歴が欲しい為に取得した訳では無い。その大検を取得したのが既に34歳にもなっていたし、O専門学校に入学したのは36歳になる年、卒業したのは40歳になる年であった通り、そんな歳になってから高学歴を取得しても、あんまり意味が無いのではなかろうか。

 同様に、最近は町工場でも、何かと資格を要求する所が多くなって来ている。僕は、車の運転免許以外の資格としては、「玉掛け」という資格を24歳の時に最初に取得した。それは、吊り上げのワイヤーやチェーンの先に付いている輪っかの部分を、クレーンのフックに掛けるものだ。
 当時、僕は鉄工所に最初に見習いで入った22歳の夏頃から未だ2年が過ぎた程でしかなかったのであるが、一応、勤務先の町工場の社長から図面を渡されて「後は任したぞ!」といった具合に、「一品物」の仕事を一貫して行える様に任せてもらう様にはなっていた。

 当時勤務していた、兵庫県I町(M市)に在る工場の近くや周りには、他の鉄工所、町工場も在った。その歳の時、独りで大きめの品物を作っていた事が有る。兵庫県Ko市に在る大手M電機の製品で、二次請けの仕事であった。直径8m程で底が八角形、高さは2m~2.5m程であったか、半割れの分割になっていて、H鋼やビルドエッチ(フランジの板2枚とウェブの板1枚で作るH型の骨)等の骨物や板といった材料で構成される防音屋根を、一貫して作った。重量は、恐らく10数トンにはなっていたであろう。のこ盤やシャーリングを用いた材料取り、板の曲げ、また、防音材としてのグラスウールを内面に詰めたりその蓋をするパンチングメタルを貼る事はやってもらったものの、その他の、図面から材料を書き出す事から仮組みの組立、溶接、グラインダー仕上げに至るまで、一貫して独りで作り上げた。

 工場には大概、クレーンが付いており、その他、ターンバックルの使用等で、工夫すればそんなに力仕事をする必要も無く、手伝ってもらわずとも独りで出来るものだ。但し、怪我には注意しなければならないと、僕、経験者は語る。独りで残業しながら何かに挟まれて身動きが出来なくても、誰もいなければ助けてもらえない。
 その仕事をしている途中、いきなり労働省の者が工場に入って来た。当時(1993年)、未だ厚生省と労働省は統合していなかった。何で、そんな人がいきなり来たのだろうか?。恐らく、未だ若い僕がそんな大きめの仕事を独りでやっていた事を見て、「生意気」と感じたり妬みに感じたりして、近所の鉄工所が告げ口したのだろう。そんな事が有って、仕方なくと言うべきか、会社から教習所へ、資格を取る様に行かされた。
 
 その後、ガス溶接とアーク溶接(特別教育)も取った。この2つは、2000年代に入ってから取得したが、共に比較的、料金が安いので、自主的に取りに行った。玉掛けを併せて、それら3つの資格は、3日間の講習を受けるだけで取れるもので、試験は無い。要するに、安全教育を受けた事を証明する資格でしかない。僕が持っている鉄工関係の資格は、たったこれだけだ。それでも本来なら、下請けの町工場で仕事をする分には、十分過ぎるぐらいと言ってもよい。

 一方、溶接のJISの免許なんかは、ちゃんと試験が有る、また、何年間か毎に更新する為の試験が有り、その都度、料金が掛かる。その他、最近はクレーンやフォークリフトの免許、その他云々まで要求する所が有る。
大手に入って仕事をする場合には、大概、何かと資格を要求される。また、下請けの町工場でも、最近は資格を持っていないとなれば、仕事をもらえなくなって来ていると聞く。結構、町工場も、うるさく成って来ている。
 また、大手に入る場合には、入構教育なるものが有る。それを受けてからでないと、構内に入って仕事をする事が出来ない。これも、安全の為の教育である。大手は町工場と違い、何かと規則も多くて、正直言うと、僕は余り好きでは無い。
 現在、コロナ禍という事で、その入構教育も集中して一編にする事が出来ないという。それ故、僕の次の勤務先の予定も、先にズレている。
 
 そうして、アメリカの大統領就任式が行われた1月20日から大分ズレてしまったものの、一応、やっとの事で、次の就業先が決まり、この度の就職活動は終わり、ホッと一息付けて、生活も一段落が付いた所だ。そうして、次の予定が決まっただけで、こうしてものを書く事にも集中出来る様になった。
 僕も、もうすぐ52歳となり、一昔前で言う60歳の定年までだと、あと8年しかないという身だ。もう、今までの様に転々とし過ぎる訳にはいかない。第一、そんな年寄りを、雇おうとする所が無いとも言える。

 通例だと、こんな52歳の中年のオッサンで、経験が無い者を雇うという事は、まず考えられない事だ。それとも何か?、僕は「特別な人」であるから、そんな歳を食っていても、経験無しでも、雇う所が有るとでも言うのであろうか?。そんな、現実離れした事は、夢の世界、漫画の世界だ。
 それ故、臨床工学技士という資格を活かした仕事をするという事は、今後、100%失くなったと言う事が出来る。

 しかしまぁ、これでスッキリした。もし今回、応募を出していなかったら、「あの時、出しておけば良かったかなぁ?」と後悔して、頭の中をぐるぐるとその思いが残って回り続け、するべき仕事も手に付かず、集中出来なくなったかもしれない。
 今回の就職活動中も、こっち側の、ものを書いたりといった事が一つも手に付かなかった。正直、そんな求人情報を見たり、職安に出向き、書類の作成と提出、面接と、はっきり行って無駄な時間とも言える程に多くの時間を費やさなければならない事は、今後、出来るだけ避けたいものだ。こっちは、する事は幾らでも有るのだから。

 今回、医療関係で応募してみた所(最初の却下も含めて全部で5ヶ所)は、丁度、このタイミングで求人を出して来たからだ。つまり、僕が職を探している事を見込んで出したかもしれないという憶測で、少しばかりは縁が有るのではないかと思い、応募先として選んだ訳だ。
 しかし、丁度、新卒が就職する時期である。初めの方に載せた通り、新卒者の内定率が8割を切っている。そんな事で、偶々重なっただけの可能性が高い。実際、辞退のメッセージを送り、その返信に書類選考に至った理由として「応募者多数だから」と書いてあったではないか。

 僕が大阪府O市に在るO専門学校を卒業した直後の2009年4月の時点での、臨工の累積資格取得者数は、日本全国で26,575人であった。その後、毎年約2,000人ずつ増加していき、2020年の時点で48,273人にまで膨らみ、本年2021年に5万人を突破すると思われる。この12年間で、おおよそ倍増した訳だ。
 


臨床工学技士の資格取得者数の累計
出典:公益社団法人・日本臨床工学技士会「調査結果 臨床工学技士合格者推移」

 「……臨床工学技士の今後を考えますと、年間2000人強の方々が養成校を卒業し、国家資格を取得しています。就業年数40年で雇用枠を考えますと、単純計算でも8万人以上が働く職場が必要となります。
 就業者数 = 2000人 × 40年 = 8万人( 現在の約2倍以上)
 これまでは、透析患者数の増加に伴って技士数も増えていた側面がありますが、いよいよ透析患者減少時代に入ってきます。 また、高度急性期医療へのシフトにより看護師が病棟で余った場合、例えば手術室で中途半端な業務しかしていないと、看護師に業務を奪い返されるかもしれません。雇用確保という面からも、変革を迫られつつあるのが現状です。 若い方は、これから何度か変革を求められるほど長い間仕事をしないといけませんので、未来を見据えて、現状にあぐらをかかず、日々を過ごしてほしいと思います。」
  (2017/06/21付・公益社団法人日本臨床工学技士会 人材活性化委員会「臨床工学技士の輝ける未来のために」より) 

 その様に、毎年毎年、20歳を過ぎたばかり程の多くの若い臨工達が、医療関係に就職している。そのO専門学校の入学パンフレットにも、「就職補償制度は36歳まで」と書いている。僕は入学した年に、その36歳になった。しかし、その事を承知の上で、敢えて入った訳だ。
 そういう状況からも言える通り、臨工はナンボでもおる。そして雇う側も、扱いやすい若い人を望むし、歳を取っているとしても経験豊富なベテランは好む。

 一方、確かに、製缶工もナンボでもおる。しかし、僕は歳を取っているものの、こちらの方は、20余年の経験を持っている。よって、その経験を活かして、世の中に於けるそれなりの役割を果たす事が出来よう。先にも少し書いた様に、以前勤めていたあちこちの下請けの鉄工所の町工場で、70歳代の現役の職人を見て来たものだった。

 また、看護師には母性本能で可哀想といった感情で捉えたりする人々が多いと思うが、反対に事務方は理性が優位で、経営の事、つまり冷血にも、お金の事しか考えていないものだ。そんな看護師達がロマンチストと言える一方で、事務方はリアリストと言える。そんな事務方が、人事を担当する。女性が恋愛ドラマにハマりやすい傾向が有るのは、空想や夢想に浸りやすい故ではないだろうか。一方、事務方は、とにかく病院の経営が上手くいく様に、効率良く、潤滑に、運営が回転していく事を望むばかりであろう。

 言うなれば、今回、僕は世間の人々を「絶望に導く」事が出来たのかもしれない。とかく希望的観測で物事を見る傾向が有る大衆の多くは、自分の希望、欲望を基に、勝手な思い、自分勝手な夢想をしているに過ぎない。
パソコンの上に貼っている2017年11月6日付(2018年5月23日追記)の「Preparation」には、こう書いてある。

  「この先、恋愛はしない。・・・現実直視への導き。目標・希望・欲望の絶望化の啓蒙。」
  「僕の目的(使命・役割)・・・神様の御計画、歴史修正、マスコミ修正、世間の常識・空気・価値観・希望的観測の破壊(→絶望へ)。」
  「僕はBlogger & Curator & やっぱり鉄工職人。僕の洗礼名。僕が言わずして誰が言う!」


 「絶望」と聞いて、多くの人は不幸であるとか、お先真っ暗等と思うのだろう。しかし「絶望」する事は、実は良い事なのである。
 自分の望みを絶つという事が、絶望だ。つまり絶望とは、自分の欲望を捨てるという事だ。それは、とどのつまりは、自分を捨てるという事となる。
 自分を捨てる事によって、つまり、自分を無にする事によって、神様に全き心を持って従う事が出来る様になる。自分の欲望や希望に従う限りは、その分、神様を無視したり、神様に反抗する事となる。

 神様に従うという事は、神様の御心、思し召しの通りに行なったり、そう成る事を願い祈る事だ。またそれは、神様の立てた御計画である、運命、宿命、使命に素直に従うという事だ。
 政治上で言う所の保守は、神様の御言葉が書かれている聖書を守る。反対にリベラルは、自分の欲望、希望を基準にして自由や解放を訴えており、聖書の御言葉を否定して拒否し、神様を侮辱し冒涜していると言える。

 本ブログ
  ・2020/04/30付「おっとトイレットペーパーが!&天国への資格は創造主により備えられる/Oh toilet paper! & License to enter heaven be prepared by the Lord 」
  ・2020/05/19付「希望的観測は絶望、自分の望みを絶ってこそ真の希望&神を無視するリベラル/If you watch hopefully, to despair.If you give up, to true hope」
  ・2020/10/19付「保守とリベラルとの根本的違い:創造主の御心を守るか冒涜するか/Conservative and Liberal different essence:maintain or profane to God 」


 僕は今回、果たしてどちらだろうか?、とも思った。前に引いたり応募メッセージに於いても引用した聖句、「決して誓ってはいけません」(マタイの福音書5章33~37節より)に当たるのか、それとも書斎のPCの上に貼っている「Preparation」に覚悟・心構え・準備として書いている通りに成るのか、どちらだろうか?、と思案した。
 結局、その「Preparation」に書いている通りに成ったと言える。その「Preparation」に書いている事は「誓い」に相当するであろうが、一般的な、世間的な単なる誓いであれば、その考えた通りにはいかなかったのだろう。
 その「Preparation」に書いている事が、それだけ、自分の希望や欲望を基にしたものでは無いからではないだろうか。また、僕の持っているタラントを、信仰心を持ちながら創造主であるイエス様の想いを基準にして、客観視し、深く理解して、書いた内容であるからではないだろうか。

 前に掲げた応募時のキャリアシートやメッセージ、応募辞退時のメッセージに書いている通り、僕は解ってはいるものの、少し、悩んだり揺れた事は確かである。それ故、母にも「どう成って欲しい?」と聞いたぐらいだ。因みに、母の答えは「自分に合ったものをすれば良い」であった。
 それで、僕は世間的な批評等を聞く気は余り無いが、聖書的価値観を考え方や判断、捉え方、行動の基準にしている人が、このタイミングで何か述べていないだろうか?、何か反応を示していないだろうか?と、飽くまでも参考にするまでであり、何も言われた通りにする訳ではないのだが、少し聞いてみて参考にしたいと思った。
 以下に、一例を載せる。


YouTube: 「タラントのたとえ話」進藤龍也牧師 ザアカイの家 2021年2月25日(木)19:00~
2021/02/25

 
 



 新約聖書・マタイの福音書25章14~30節
   天の御国は、しもべたちを呼んで、自分の財産を預け、旅に出て行く人のようです。
  彼は、おのおのその能力に応じて、ひとりには五タラント、ひとりには二タラント、もうひとりには一タラントを渡し、それから旅に出かけた。
  五タラント預かった者は、すぐに行って、それで商売をして、さらに五タラントもうけた。
  同様に、二タラント預かった者も、さらに二タラントもうけた。
  ところが、一タラント預かった者は、出て行くと、地を掘って、その主人の金を隠した。
  さて、よほどたってから、しもべたちの主人が帰って来て、彼らと清算をした。
  すると、五タラント預かった者が来て、もう五タラント差し出して言った。『ご主人さま。私に五タラント預けてくださいましたが、ご覧ください。私はさらに五タラントもうけました。』
  その主人は彼に言った。『よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ。』
  二タラントの者も来て言った。『ご主人さま。私は二タラント預かりましたが、ご覧ください。さらに二タラントもうけました。』
  その主人は彼に言った。『よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ。』
  ところが、一タラント預かっていた者も来て、言った。『ご主人さま。あなたは、蒔かない所から刈り取り、散らさない所から集めるひどい方だとわかっていました。
  私はこわくなり、出て行って、あなたの一タラントを地の中に隠しておきました。さあどうぞ、これがあなたの物です。』
  ところが、主人は彼に答えて言った。『悪いなまけ者のしもべだ。私が蒔かない所から刈り取り、散らさない所から集めることを知っていたというのか。
  だったら、おまえはその私の金を、銀行に預けておくべきだった。そうすれば私は帰って来たときに、利息がついて返してもらえたのだ。
  だから、そのタラントを彼から取り上げて、それを十タラント持っている者にやりなさい。』
  だれでも持っている者は、与えられて豊かになり、持たない者は、持っているものまでも取り上げられるのです。
  役に立たぬしもべは、外の暗やみに追い出しなさい。そこで泣いて歯ぎしりするのです。

 The New Testament・The Gospel of Matthew 25:14~30
   “For it is like a man going into another country, who called his own servants and entrusted his goods to them.
  To one he gave five talents, to another two, to another one, to each according to his own ability. Then he went on his journey.
  Immediately he who received the five talents went and traded with them, and made another five talents.
  In the same way, he also who got the two gained another two.
  But he who received the one talent went away and dug in the earth and hid his lord’s money.
  “Now after a long time the lord of those servants came, and settled accounts with them.
  He who received the five talents came and brought another five talents, saying, ‘Lord, you delivered to me five talents. Behold, I have gained another five talents in addition to them.’
  “His lord said to him, ‘Well done, good and faithful servant. You have been faithful over a few things, I will set you over many things. Enter into the joy of your lord.’
  “He also who got the two talents came and said, ‘Lord, you delivered to me two talents. Behold, I have gained another two talents in addition to them.’
  “His lord said to him, ‘Well done, good and faithful servant. You have been faithful over a few things. I will set you over many things. Enter into the joy of your lord.’
  “He also who had received the one talent came and said, ‘Lord, I knew you that you are a hard man, reaping where you didn’t sow, and gathering where you didn’t scatter.
  I was afraid, and went away and hid your talent in the earth. Behold, you have what is yours.’
  “But his lord answered him, ‘You wicked and slothful servant. You knew that I reap where I didn’t sow, and gather where I didn’t scatter.
  You ought therefore to have deposited my money with the bankers, and at my coming I should have received back my own with interest.
  Take away therefore the talent from him and give it to him who has the ten talents.
  For to everyone who has will be given, and he will have abundance, but from him who doesn’t have, even that which he has will be taken away.
  Throw out the unprofitable servant into the outer darkness, where there will be weeping and gnashing of teeth.’


 前掲した応募メッセージ内にて触れた通り、僕自身のタラントを活かす事で、神様から良しとされる。見栄や体裁が伴わないものでも、承認や名声、評判が得られないものでも、そういった世間的な評価が得られなくとも、神様から与えられたタラント、恵みを活かす事が、創造主に従う事となり、主の為に、主を褒め称える事に繋がろう。……

 <5/12に続く→>

僕52歳の求職活動からの連想(3/12)/Age of 52 my associations from job hunting・・・職業安定所、求人情報への応募、鉄工・製缶工、臨床工学技士

2021-03-30 01:00:00 | エッセイ・コラム
 <※本当の投稿日時
  True posted date & time:2021/04/08 03:48>

   (当方の都合にて、投稿日時を変更しております。
    I changed posted date and time for my convenience.)

 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.

 <→2/12からの続き>

 僕52歳の求職活動からの連想(3/12)
  Age of 52 my associations from job hunting
   ・・・職業安定所、求人情報への応募、鉄工・製缶工、臨床工学技士


 ……その求人に対してはパートを希望して応募したものの、よくよく考えれば必要とする生活費に届かない。また、正社員であれば有給休暇も有るが、それを差し引けば、パートで月20日出る場合と半日~2日違うかどうかであり、然程変わらない。勿論、正社員であれば残業もしなければならないのであろうが。

 更に、日本年金機構のインターネットのホームページで出来る様になっている、将来受け取る年金額の試算をしてみると、この後に厚生年金に入る場合と、直近の請負の形と同様に国民年金のみを継続する場合を比べると、大分、違って来る。厚生年金の場合65歳までで且つ、僕の今までの大抵の標準報酬月額で試算した場合と、国民年金を60歳まで掛ける場合と比較すると、毎月2万~3万円も違って来る。今年52歳になる僕は、あと8年~13年間、掛け続けなければならない。

 2月16日に、次の長文の本ブログ記事を投稿して、一応、切りの良い所まで投稿出来たので、翌17日に職安に出かけ、紹介状を2通、発行してもらった。その内1件は、職安からの電話時には事務員しかおらず担当者が不在であった為、その日の内に、僕が自宅に帰宅した後に、約束通り折返しの電話が有った。
 
 2021/02/16付「トランプ前大統領の功績と言い訳/Former President Trump's achievements and excuses」

 その電話の中で、求人情報の内容についての疑問を聞いた。僕は今まで、鉄工所の製缶工ではあるけども、工場の中での内作ばかりで、外に出かけての現場作業、据付作業、配管作業の経験が殆ど無い。しかし、その求人では、そういった事が書いてある。よって、合わない事を予想しながらも、一応、問い合わせする様に聞いてみたが、他にも同じく経験が無い機械組立(ボルト取りでの組立)も有ると言い、僕だけ内作という訳にもいかないという事から、「ヤメときます!」と、その電話の中で断った。

 もう1件は、同じく製缶工の求人であるけども、こちらも同じくよ~く見てみると、現場・据付が書いてあるではないか!。しかも、こちらの方は「書類選考」である。合わない事が提出する前から解っていたものの、せっかく紹介状をもらったという事もあるので、取り敢えず出してみる事にした。
 翌日、18日(木)未明に郵送した。履歴書と紹介状、ついでに職務経歴書と、今までに製作した品物について記録しているノートの一部コピーを添えると共に、「添え状」も同封した。その添え状には、形式的な挨拶に続けて、次の「追伸」も書き添えた。

 『追伸
 工場内での内作の経験しか持っておらず、現場作業、据付作業は苦手にしております。また、トイレが近い為、正直に言って外での作業は不向きである様に思えます。
 また、一人での作業が得意ですので、正直言うと、寄ってたかっての共同作業は苦手にしております(同封している過去の製作品についての記帳したノートからのコピーは、全て一人での一貫した作業で製作しました)。
 その為、作業スペースの確保に不安が有ります(工場の広さ等が解らず、狭い場合は不向きである様に思います)。』

 その返信が、22日(月)に郵送で着いた。開くと、19日(金)付で不採用と書いてある。出した日の翌日に先方に到着し、その日の内に直さま返事を返した訳だ。まぁ、出す前からこちらも「合わない」と思っていたので、特にどぉっていう事も無く、予想していた通りだ。只々、無駄骨を折った様なものだ。この添え状の追伸の「効果」も有ったのかな?

 そうして、再びネットの職安のページを開いた。すると、そのトップページに次の様に書いてある事が、僕の目に入った。

 『求人者・求職者の皆様へ~新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に向けて~
 …(中略)…
 ……新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のためのお仕事を希望される医療専門職種(看護師、准看護師、保健師、助産師、臨床工学技士、臨床検査技師、薬剤師)については、地域の医療関係機関から急募の求人が出されています。詳しくは、以下の「新着情報・お知らせ」をご覧ください。……』
  「ハローワーク・インターネットサービス」より)

 先の17日に紹介状を出してもらった2件共、僕には業務内容が「合わない」にも関わらず、何故、僕はそんな求人に当たってみたのか。

 昨年始まった「コロナ・ショック」の中で、先述した通り、先行き不透明、というよりも、この先の更なる景気後退の可能性が高い事を予想し、僕自身も決して他人事では無く、世界恐慌の試練を経験する事を覚悟していた。しかし僕の場合は、19歳で社会に出てからというものの、アルバイトや派遣社員も含めれば職場を50数カ所も転々として来たし、製缶工として鉄工所に務めたものに限っても20ヶ所を超えるので、転職、或いは転場は慣れているので、覚悟という程の大した事にはならない。
 それでも、若い時と違い、僕も今年52歳に成る訳で、昔の定年である60歳まであと8年しかなく、今までと同様にはいかないものと思える。
 
 恐らく、僕がそんな「渡り職人」の如く転々として来た事は、既に多くの人々の知る所となっているのであろう。だから、僕なんかは求人に対し応募するに当たって、履歴書等の提出が不要でもよいのではないかとも思えるぐらいだ。それでも、その解釈の仕方が、レッテルを貼られる様に、悪いイメージを持たれているのであろう。

 「鉄工・製缶工」の求人を見てみると、大抵の所、僕が殆ど経験の無い現場・据付・配管がセットになっている。僕が今まで経験して来たスタイル、町工場の中での内作のみといった求人が殆ど無い。
 恐らく、コロナ禍の中で、親会社が下請けに仕事を出していない事によると思われる。しかし、親会社、特にメーカー等の大手に直接、人が入って、そんな現場作業、保守・点検のメンテナンス、修理等をやる分は有る。先述した昨年の勤務先でも、常時ではないが、時々、大手K製鋼に従業員を入れていた。上に下請けがかんでの二次請けとして人を入れている訳だが、その直請けの所にもそんな人を要求するものしかK製鋼から請けていないのだろう。大手のメーカー等が、下請けの町工場に、品物を作る図面を出していない事が伺える。

 そんな、僕にとって概ね「合わない」求人情報しか出ていない状況の中で、それでも何かしなければ生活する為のお金を得る事が出来ない。それ故、職安のネットのホームページに載っている、その文章が目に入った事も有って、突然、「気紛れ(きまぐれ)」を起こしたのであった。どうせ「合わない」ものをしなければならないのならと言う事で、折角というべきか、一応と言うべきか、持っている資格関係、つまり「臨床工学技士」の求人情報を、ちょっとだけ覗いてみた。

 その資格を活かして勤務した3ヶ所に加え、その資格を得る前で専門学校在学中に行なったその関係のアルバイトを含めても、トータルで1年程しか経験が無い。しかも、その4ヶ所の全てを、「クビ」になったのだ。
 また僕は、自分自身が、それらの後年に於いて考えるに当たり、「合わない」事を自覚していた。それら全て透析業務であったのだが、基本的に、作業をする上での欠陥を持つ事を自覚する。それは、話をしながら並行して作業が出来ないというものだ。
 穿刺や回路装着、離脱等といった作業をするに当たり、患者さんから話しかけられて、作業に集中する余りに無視する訳にはいかない。しかし、黙々と作業しなければ、気が逸れた分、失敗する可能性が高まる。患者さんと話をしながらコンソール(透析装置)のボタンを押し間違えたりでもすれば、また、手順を間違えたりでもすれば、回路内に気泡を作ってしまい、それが血管内に流れて「空気塞栓」を起こさせて、心臓や脳への循環不全、呼吸困難等を起こさせて死に至らしめてしまう。今に至っては、そんな事を想像するだけで、正直、怖さを感じる。

 しかし、その事が理由で、医療機関の全てで「クビ」になった訳では無い。在学中の、兵庫県A市に在るA.S.クリニックでの7ヶ月間のアルバイトは、コミュニケーションを余り取らなかった事から「やる気が無い」と捉えられて「クビ」になった。また、2009年の卒業直後の4月に新卒(といってもその直後の5月に40歳になったオッサンであったのだが)で入った大阪府O市のK病院では、透析室の室長(婦長)から「私に付いて来ないから」という理由で、何と、たった1ヶ月で「クビ」になった。
 更に、その翌年の3~5月の3ヶ月間、兵庫県K市に在るK.A.病院では、僕自身の「出来る」といった思い上がりや勘違い、プライド、高慢からくる故の、また、厳しいリーダーと反りが合わなかった事から、人間関係が上手くいかず周囲のスタッフからのフォローを得る事が出来なくなった為に、最後は病院の婦長さんから「患者に嫌われているから」という決め台詞によって「クビ」になった。
 そして最後の、2013年1月中旬~3月上旬までの約2ヶ月間、同じく兵庫県K市に在るHクリニックでも、僕よりは歳が若いものの既に数年(或いは十数年?)経験を積んで来ている、或る一人の男性の臨床工学技士のスタッフに対し口の聞き方を酷くした為に、院長であり経営者でもある医師に呼ばれて「無理やなぁ」と言われて「クビ」になった。

 その後は、臨床工学技士という名前が頭に浮かぶ事すら殆ど無く、正直、医療関係の仕事をやる気が全く無かった。2015年5月5日には、「鉄工一筋」等と書いたり「生涯、鉄工職人として在り続ける私は、日々、主への恐れを知る聖書を開く。」と書いたものを書斎の机の前に貼っていたので、それだけ今後一切、透析業務をはじめとして医療関係での臨床工学技士という肩書を活かした仕事をする事は無く、鉄工所で製缶工として生きていく「覚悟」が出来ていた事が言える。
 そして、その前であったか後であったかは忘れたが、遅くとも2017年11月5日までには、在学時の教科書や資料等は全部捨てていた。同年11月6日に書いて、同じくパソコンの上に貼っている「Preparation」には、「この先、医療・介護の仕事は一切行わない・・・教科書・資料は全部捨てた。迷い無し。雑音遮断。職業に貴賎無し。」と書いてある。

 そんな覚悟や心構えをしておきながら、正に、一時的に気が変わったというか、気まぐれを起こし、浮気したのも、現在、コロナ・ショックのせいで今ひとつ自分にマッチする求人が出ていない事がきっかけだ。
 そもそも、人生の中で、自分が考えた通りには物事が運ばない。景気が悪く、鉄工職人として飯を食っていけない可能性も有る。ナンボ僕自身が覚悟したり宣言したからといって、その通りに成るとは限らないのだ。希望的観測をしたところで、そんなものは無駄である。その希望は「ヒューマニズム」、つまり人間主義というイデオロギーからのものであり、人の欲望から観測しているに過ぎない。

 反対に、「ゴッドイズム」、つまり神主義というイデオロギーは、正に、人それぞれに課された宿命、使命の事だ。それは、周囲の人々の雑音は勿論の事、自分の考えをも否定するものだ。
 神様の御言葉を預言者達が書き留め、「ゴッドイズム」の書である聖書には、「誓ってはならない」と書いてある。

 
 



 新約聖書・マタイの福音書5章33~37節
   さらにまた、昔の人々に、『偽りの誓いを立ててはならない。あなたの誓ったことを主に果たせ。』と言われていたのを、あなたがたは聞いています。
  しかし、わたしはあなたがたに言います。決して誓ってはいけません。すなわち、天をさして誓ってはいけません。そこは神の御座だからです。
  地をさして誓ってもいけません。そこは神の足台だからです。エルサレムをさして誓ってもいけません。そこは偉大な王の都だからです。
  あなたの頭をさして誓ってもいけません。あなたは、一本の髪の毛すら、白くも黒くもできないからです。
  だから、あなたがたは、『はい。』は『はい。』、『いいえ。』は『いいえ。』とだけ言いなさい。それ以上のことは悪いことです。

 The New Testament・The Gospel of Matthew 5:33~37
   “Again you have heard that it was said to the ancient ones, ‘You shall not make false vows, but shall perform to the Lord your vows,’
  but I tell you, don’t swear at all: neither by heaven, for it is the throne of God;
  nor by the earth, for it is the footstool of his feet; nor by Jerusalem, for it is the city of the great King.
  Neither shall you swear by your head, for you can’t make one hair white or black.
  But let your ‘Yes’ be ‘Yes’ and your ‘No’ be ‘No.’ Whatever is more than these is of the evil one.


 2月24日(水)、職安に足を運んだ。その日、最初に紹介してもらおうと頼んだのは、兵庫県K市に在るO病院であった。先に自宅で、インターネットの職安のホームページで臨床工学技士のカテゴリーに載っている求人情報を閲覧すると、殆どが透析業務であるのだが、その中で唯一、裏方的なもの、つまり患者さんと直接接する事が少ない事や、患者さんに麻酔が掛かっていて気を失っている状態である時の傍でする事、医療機器の点検等といった事ぐらいの業務内容で、透析業務が含まれていないものが在った為、この際、この機会にいっその事、当たってみようと、職安の担当者に電話してもらった。また、その求人票には、年齢や経験が「不問」で、経歴には「あれば尚良い」とか、スキルとしても「Excel、Woedを多少使う事が出来れば尚良い」と書いてあるぐらいなので、「僕にも出来るんんとちゃうか」と思ったからであった。

 しかし電話してもらうと、書類選考とは求人票に書いてあったものの、書類の送付すら受け付けず、勿論、その先の面接を行わないのが当然の「門前払い」であった。電話を取った病院の事務員が採用担当者の事務方に連絡に行くも「今、忙しい」の返事で、職安の担当者が「時間がかかりますか?」と聞いて再び呼んでもらうと、渋々、その採用担当者の者が電話に出て来て、「もうすぐ決まりそうな者が居る」として「拒否」した。

 僕は、予想していた事で、飽くまでも気まぐれを起こして試しに当たってみた事なので、先に書いた事と同様に、特にどぉっていう事も無かった。しかし、そんな門前払いが、アメリカ大統領選挙でトランプ陣営や支持者達が連邦最高裁判所に訴訟を起こしても、訴状の受理さえせず、それ故に審議しなかった「却下」と同じだと、僕は思わず、その職安の担当者に述べたのだった。こんな事も、先に書いたクリスチャンが被るキャンセル・カルチャーと同様に、リンクしているのであろうか。

 それで、この日は、3年前(2018年)の5月に面接に行った事のある鉄工所に再び当たってみる事にして、紹介状を出してもらった。そんな、以前に面接に行って不採用とされた所に再び当たらなければならない程に、現在、僕にピッタリ合う様な求人が殆ど無いという訳だ。
 翌日25日(木)、その鉄工所の面接に行った。すると、そこの社長は、前の時は、僕がプライベートの時間を云々言うから落としたと言った。しかし、僕は正直、ライフ・ワーク・バランスを取りたいのでその事を言うと、夜の9時や10時まで残業をするとか、休日出勤もするとか言い出し、更に、まだこれから面接する者が居るとか言い出したので、僕はこちらから「やめときます!」と言って断った。

 それで困った事になって来たので、先に書いた2月6日に一転して不採用になった好みの社長に電話して「やっぱり使て(つこて)くれへんか?」と聞いたものの、「あんた勝手やなぁ」と言われ、「もう、皆に言うてもとるから『無理!』」と言われてしまった。確かに、僕が袖にしてしまった様であるので、致し方がない。そこをいきなり最初から当たってしまったので、「ちょっと順番を間違えたかなぁ?」、「最後に保険として残しておくべきであったかなぁ?」とも思ったが、もう後の祭りだ。
 それで、折返し、その足で職安に行き、メモしてあった求人を通してもらおうとしたのだが、居留守を使って電話に出ない?所とか、既に採用済みであるとか、応募者多数等といった事で、競合や割り込み、強奪、略奪する事を避け、今一度、落ち着いて、冷静に、客観的に成るべく、その日は紹介状を出してもらわずに帰宅した。

 帰宅後、一応製缶工や溶接工として募集をかけている求人情報が、インターネットの「Indeed」に載っていたので、直接、電話して問い合わせてみた。
 それは、兵庫県Ka市に在る大手K製鋼に入ってする仕事であるのだが、内容を聞くと、炉の補修とかを言い、「チョロチョロ~ッと」するだけとも言う。また、規律に厳しく、請けで入っている協力会社(下請け)の皆が、一人の違反で全体責任を取らされるとも言う。

 僕は今まで、どこに行っても、よく遅刻して来た。そんな僕の行為によって、仕事がもらえなくなる恐れが有る。また、「チョロチョロ~ッと」するだけの内容が、却って「お日さん西西(おひさんにしにし)」に感じて、「未だこんな時間かいな」、「早く5時(17時の定時)に成らへんかいなぁ」、「早(はよ)帰りたいなぁ」と思えて来るのではないか?、といった事が予想される。

 以前、今から10年前の2011年に、派遣工として、兵庫県H町に在る大手K重工に入った事がある。一応は製缶工として入ったのであるが、下請けの町工場で内作をする様な内容ではない。配属されたのは、直径10m前後はあろうかと思われるトンネルを掘削するボーリング・マシン(シールド掘進機)の組立等をしている所であった。その大きなボーリングに、K重工の本工(正社員)をはじめ、その他、多くの協力会社(下請け)からの様々な職種の職人、工員が数多く参加して、寄ってたかって、部品の取り付けや電気の配線、配管等と行なっていた。

 丁度、それが僕にとれば、「チョロチョロ~ッ」という感じであった。それ故、毎日、時間が経つのが長い長い!、「お日さん西西」と念じる程に僕にとればウンザリする感じであったので、就業中から他所に当たり、そして転場先が決まったので、結局、入ってから1ヶ月で自分から辞めた。

 翌26日(金)は、今一度、鉄工・製缶工の求人を、インターネットのハローワーク(職安)だけでなく、そのIndeedやaidem、ディースター、その他の求人情報に目を通し、その中で2件応募した。aidemの求人で兵庫県Hi市に在るとされる鉄工所に派遣会社が紹介するという製缶工の求人に応募し、Indeedを通して同じく製缶工の求人で兵庫県Am市に在る鉄工所に、それらのサイト内に在るEメール送信機能を利用して応募した。それら応募先は共に、通勤距離が長い。

 翌27日(土)は、臨床工学技士のカテゴリーに絞って求人情報を閲覧してみた。すると、aidemやディースターが少ない事は勿論、職安も比較的余り載っていないのだが、Indeedには数多く載っている。大阪府も含めれば、結構な数だ。それでも、やはり臨床工学技士の求人は、殆どが透析業務だ。それで、その日は参考程度として、閲覧だけに留めた。

 3月1日(月)、aidemの件で、応募後の流れを書いたEメールと、メッセージの無いSMSにて、或るT.S.という派遣会社から連絡が来た。しかし、そのEメールに書いている「担当者より、お電話にてご連絡をさせていただきます」というものは無かった。そして、こちらからも折り返して電話する事もしなかった。

 頭の中をぐるぐると、思い、悩み、考えが巡りながら、3日(水)、結局、先月17日(水)に「やめときます!」と断った所に再び紹介してもらおうと、職安に行った。経験の無い据付作業等に関し、こちらが妥協を図った訳だ。もらった紹介状を捨ててしまったので、再発行してもらおうと思ったが、先日(25日)に聞かれて頷いたが故に職安の僕の活動履歴にチェックが入っているらしく、発行してもらえなかっった。先方に電話してもらったが、担当者が不在という事で、翌日に連絡をもらう事となった。

 翌日4日(木)、掛かって来ないので、こちらから定時に成る前の17時前に電話したが、事務員が居留守を使って電話を取らないのか、休んでいるのか、電話に出ない。その後、時間を置いて掛けてみると、社長か担当者が出られたが、あれから半月程も経っており、更に本一人採用したとか言いながら、「もう駄目」という事であった。
 因みに、そこの仕事を、先に記した昔の好みの所で幾らかした事が有る。鉄工関係は、縦の繋がり、横の繋がりと在って、結構、世間が狭い。

 そして、17時を過ぎたところで、派遣会社のT.S.に電話をすれば、もう紹介済みとかで、同じく駄目であった。ただ、この件も、内容が解らず、同様に配管であるとか、それどころか出張有りとも書いてあったので、合うかどうか解らなかった。また、この件と同じ日に出したもう1件の方は、Eメールで形式的で恰も自動返信であるかの様なものが来ただけで、その後、何の音沙汰も無い。しかし、遠い事も有るし、こちらから電話を掛けようとも思わなかった。

 そして結局、翌5日(金)の未明に、臨床工学技士の求人2件に、Indeedを通して応募した。1件は、兵庫県I町のKクリニックに、{氏名、生年月日、職種、電話番号、メールアドレス}だけを記載した、当サイトの「カンタン応募」という応募フォームを利用して送信した。もう1件は、同県O市のO病院であり、こちらは当医院のサイトに誘導され、そこの応募フォームに記入して送信し、その直後に自動返信メールが届いた。
 そのO病院のフォームには、自由に書き込める欄が在ったので、学歴と共に職歴の中で合計しても1年程しかない臨工の分だけを記入すると共に、「希望メッセージ」の欄に次の「自己PR」も記載した。

 『自己PR
  ・この度、こちらの都合により、「気紛れ」で応募する事にしました。
  ・51歳にして、経験は無いに等しいです(上記の通り、4箇所でトータル1年に満たず、且つ、それら全て「クビ」になりました)。
  ・自分を客観視して、患者と話をしながら並行して作業する事が出来ず、「空気塞栓」等と失敗する可能性が高く、「業務上過失致死」の恐れが有り、透析業務に於けるセンス・タラントが欠けている事を理解しています。
  ・COVID-19ワクチン接種を拒否します!』

 土曜日と日曜日を経た8日(月)未明、ついでにもう1件、兵庫県Ko市に在るM病院にも、Indeedを通して誘導された医療専門の或るC.M.というサイトの「キャリアシート」という応募フォームを送信して応募した。
 その応募フォームにも、学歴の他、職歴欄に併せて、「自己PR・志望動機」と「本人希望」というメッセージ記入欄が在ったので、先の「自己PR」よりも、もう少し長いものを記載して送った。その内容は、上記と初めの4行は重複しているのだが、次のものだ。

 『この度、こちらの都合により、「気まぐれ」で応募する事にしました。
 51歳にして、経験は無いに等しいです(上記の通り、4箇所でトータル1年に満たず、且つ、それらを全て「クビ」になりました)。
 ⾃分を客観視した所、患者さんと話をしながら並⾏して作業をする事が出来ず、患者さんの⾎管内に「空気塞栓」を⽣じさせる等と失敗する可能性が⾼く、「業務上過失致死」の恐れが有り、透析業務に於けるセンス・タラントが⽋けている事を理解しています。
 新型コロナ・ウィルス感染症(COVID-19)に対するワクチン接種を拒否します︕
 基本的に、⾃分の⽣活費を得る為に応募しました。
 コロナ・パンデミックに対する経済封鎖を⾏う事による世界規模の「コロナ・ショック」の為に輸出等が不振な為か、鉄⼯の製⽸⼯、特にその中でも内作のみという様な⾃分にピッタリ適合する内容の求⼈が少ない(というよりも殆ど無い︕)現状に於いて、……

 ……どうせ合わないものをやらなければならないのならという事で、それならと、所有する臨床⼯学技⼠の資格について⼀応当たってみようかと思い応募してみました。
 「⾏雲流⽔」、「成るように成る」という精神の基、これまでも職場を転々として来た「渡り職⼈」であるので、無理に雇わなくてもこちらは全く⼤丈夫です︕
 上記の通り、透析業務に於けるセンス・タラントが無い事を⾃覚しており、出来ないものは出来ないと正直に伝えた上で、そちら様(応募先)が「それでも良い(許可する)」とされるのならという、こちらの僕としては軽い気持ちで問い合わせする程度に応募しました。
 国家資格であるが故に、ものづくりの様な単なる失敗では済まず、「業務上過失致死」で逮捕される事も承知しており、それ故、怖さを感じております。
 僕としては、現在に⾄っては、調べものをしたりものを書いたり……
 ・⾞通勤希望。
 ・ワーク・ライフ・バランスを取りた』

 同日昼過ぎ、5日に応募したKクリニックからEメールが届き、「今回の選考では書類選考を実施する運びとなりました」と述べられ、写真付きの履歴書と職務経歴書を郵送する様に要求があった。
 また、翌日9日(火)には、5日に応募したもう1件の方からもEメールが届き、同様に「今後の選考に関しまして、履歴書の提出をお願いしております。お手数ですが、下記住所まで郵送お願いいたします」となっていた。
 そして、そのメールが届いて15分後というその直後、11時台の昼前で、前日応募した選考結果が、C.M.のサイトに届いた。「キャリアシート」が既に書類選考になる様で、はっきりと「不採用」と書かれてあった。返事が早く、明確に、ハッキリと書いてあったので、こちらとしても却ってスッキリして、気分が良かった。

 しかし、その日の内の15時に、その同サイトの僕のアカウントに、何と、「スカウト通知」が届いたという知らせが、Eメールで届いた。一応、会員登録設定でスカウト配信を「希望する」にしていたので、届けられた様だ。
それで、当サイトの僕のアカウント内に届いたメッセージを拝見すると、「経歴を拝見して」当院で働く事を考慮してくれないかというものであったが、どうもおかしい。
 その知らせのEメールには、こう書いてある。

  「スカウト配信は求職者個人が特定されない範囲の情報を基にしておりますのでご安心ください。
   【配信元が閲覧可能な情報】
    ・職種資格
    ・年齢
    ・性別
    ・住所(都道府県名および市区町村名)
    ・希望条件、スキル(入力済みの場合のみ」

 よって、氏名は勿論、経歴も公開されていないはずだ。また、希望条件、スキルも、キャリアシートとは別に当サイトに在る会員登録情報には、記入していない。それであるのに、「経歴を拝見した」とはどういう事なのか?。因みに、会員登録したのは、8日に応募する際に必要とされた為だ。
 氏名が解れば、まだ、噂、風評、レッテル等で想像されうる。それであるのに、どうやって経歴が解るのであろうか?。やはり、こんな事も、巷では「宇宙人」とも揶揄される?、僕の不思議な要素、タラントの為であろうか?。
 やはり、僕には履歴書なんてものは不要なのだろうか?
 そして、もし、本当に、この記事を書いている「僕」である事を知って「経歴」を知るのなら、それは学歴や職歴等だけではなく、あの出来事を言っているのではないだろうか?

 それは、兵庫県Ko市に在るK.M.P.病院の事務長から届いた通知だ。その病院は、K.T.病院が移転した跡地に建てられたものだ。そのK.T.病院は、今から18年前の2003年1月末、僕が入院して手術を受けた病院だ。
 それで、向こう側からそんな通知が寄せられたので、取り敢えず、翌日10日(水)未明に、応募してみる事にした。因みに、当サイトでは「スカウトが届いた求人への応募は、通常の応募に比べて採用の可能性が2.3倍にアップします」と謳っており、しかし同時に「書類選考の通過や採用の確実性を保証するものではありません。予めご了承ください」とも在り、きちんと但し書きが書いてある。

 そのC.M.のサイトのキャリアシートには、8日に出したM病院と同じ事が書いてありながら、それに加えて「メッセージ」も続けて送付した。キャリアシートの「自己PR・志望動機」と「本人希望」に記載している事(先に記載)と、それらの続きの部分として追加して送った「メッセージ」は、実は、Indeedの履歴書の「希望事項」に記載しているものだ。
 次に、その「メッセージ」に記載している、前文の添え書きと共に載せた、Indeedの履歴書の「希望事項」に記載している続きの部分を掲載する。

 『事務長の**様へ、この度はスカウトの通知を届けてくださいまして有難うございます。
 しかし正直、こちらの僕としては、「まさか!」と、驚きと不思議さで、疑問に感じています。
 ***********(※=C.M.)によりますと、スカウトに於いて「配信元が閲覧可能な情報」は職種資格、年齢、性別、住所(都道府県名および市区町村名)、希望条件・スキル(入力済みの場合のみ)となっていまして、「求職者個人が特定されない範囲の情報」としている様です。
 よって**様がおっしゃっている「貴殿の経歴を拝見して」というのが、キャリアシートに書かれている職歴でも拝見されたのかと疑問に思います。***********(※=C.M.)の仕組み・システムがどの様になっているのかが解りません。
 送付しましたキャリアシートの「自己PR・志望動機」とそれに続く「本人希望」は、Indeedの履歴書に記載しているものの一部です。
 この度こちらの都合により、そのIndeedに掲載の情報から他院へ「気まぐれ」で応募する上で、***********(※=C.M.)に登録する必要が有りました。
 キャリアシートに在ります通り、51歳の中年男の未経験同様、見習い程度の僕が、また、透析業務に於けるセンス・タラントに欠ける僕が、********(※=P.I.)というお洒落で、綺羅びやかな、ファッショナブルな所に有る貴院に似合わない、とても務まらないのではないかと不安に感じます。
 以下に、キャリアシートに載せきれなかった、Indeedの履歴書に記載している残りの部分を掲載致します。

 ……僕としては、現在に至っては、調べものをしたりものを書いたりする「ジャーナリスト」の仕事が、僕の「タラント」であると自負しております(但し、その事により一銭にも成っていないので、お金を得る為の仕事を別にしなければなりません)。
 それ故、正直なところ、家で今更その関係の勉強をする時間を取る事も惜しいと思っています(20余年の経験が有る鉄工・製缶の仕事であれば、時間内のみで完結し家に仕事を持って帰る必要が有りません)。因みに、****(※=O医療系専門学校)在学時の教科書や資料等は全部捨てました。
 それで、外で「生活の糧」を得る為の「飯の種」とするべく仕事は、基本、何でも良いと思っています。
 ワーク・ライフ・バランス、つまり自分の時間が取れるものであれば良いと思え、また、現在に於いては貯金が失くなってしまったので、多少の貯金が可能であるものであれば良いとも思っています。
 この度、丁度タイミング良く求人情報が出された事、車通勤が可能で気軽な事から応募しました。
 通勤以外に使用する事は殆ど無いのですが、それでも何かと必要となる車を手放す事は出来ず、放置すればゴム系統等が劣化する事も有る事も、車通勤に踏まえている理由であります。決して贅沢や物欲、唯物心から車を所有する事に拘っている訳では有りません(実際、乗っている車は2004年製の中古のボロ車です)。同居する僕の母が74歳にもなり、この先、何かと必要にもなる可能性や、定年まで融通を効かせられる事が出来る様にする事も考慮してのものです。
 どんな仕事をしたら偉いとかと言うものは全く無く、どんな仕事でも真心を込め、責任感を持ち、使命感、宿命を感じる義務感を持って行う事が良い事である事も、既に****(※=O医療系専門学校)に入学する前に十分、理解していた事でした。
 それ故、入学する前年の2004年の受験の時にも、現在と同様の心境で落ちても構わないと、ここまで勉強をして来たのでせっかくだからと受験したまでで、今年の受験で最後、落ちたら鉄工の仕事を今まで通り続けるという思いでした。
 九死に一生を得る様な大きな怪我(下行大動脈損傷や骨折等の全身打撲)をした後、入学するまでの当時通っていた、住んでいた所の近くのプロテスタント教会の牧師さんが「また元の仕事に戻る」とおっしゃっていた通り、****(※=O医療系専門学校)卒業後、概ね以前と同様に製缶工として歩んで来ました。仕事の種類は、人生の値打ちを測る事に於いて、関係有りません(勿論、悪徳を貪る仕事は論外ですが)。
 それ故、「フェイク・ニュース」ばかりを伝えるテレビや新聞といった主流メディア(MSM)・マスコミの医療ドラマやその他、情報番組等に感化された世間の風評や評判、評価、承認も、全く出鱈目なものと捉えております。
 商売しても結果的に破産して店を畳む人、選挙に立候補しても叶わず落選する人、大学で専攻した学部とは関係の無い仕事を結局はしている人と、何も僕だけが当初持っていた志に反する事をしている訳ではありません。また、聖書には「決して誓ってはいけません」(新約聖書・マタイの福音書5章33~37節)と書かれている通り、人は例え宣言したところで「一本の髪の毛すら、白くも黒くもできないからです」(同)。
 しかし、世間の人々の中には、あの大東亜戦争の中で祖国の為に亡くなられた「特攻隊」の方々について「無駄死」と揶揄する様な左翼やヒューマニストらの愚か者達と同じく、僕に対し「無駄」とか言いながら茶化したり嘲笑して、「アウトコール・カルチャー」をして見せしめみしたり、「キャンセル・カルチャー」をして、社会的な排除・抹殺を図ろうとする輩共が居ます。
 因みに、その「ヒューマニズム」とは人間主義、つまりは人間の欲望に基づく考え、思想ですが、一方で「ゴッドイズム」、つまり神様の御心に従い神様に従う主義、姿勢、態度が在ります。クリスチャンとしての僕の心構えは、勿論、「ゴッドイズム」であり、自分に課された宿命、使命に従い、自分の十字架を背負って生きる覚悟を持ちます。
 「タラント(talent)」とは、古代ギリシャやヘブライの貨幣の単位である事とは別に、才能、素質、手腕、力量といった意味が有ります。自分に適合した仕事の上でそのタラントを活かす事が、各人の社会、世界に於ける「役割」であります。
 また、主婦が掃除、洗濯、食事の用意、子育て等の家事をする事も「仕事」、ボランティアが社会奉仕等を行っている事も「仕事」、建前上は利益を求めないNPO法人も「仕事」をしている通り、直接、給料等とお金を得るものだけが「仕事」という訳ではありません。
 因みに、僕はブログの発信をしているのですが(この履歴書にリンクを載せていません)、これまで医療の批判をする内容の記事も投稿して来ました。恐らく、世間の人々がその事を一見して「倍返し」している等と思っているのでしょうが、それは全くの見当違い、勘違いであります。
 一見すると不遇の様にも見える「クビ」ばかりで終わった臨床での経験について、僕は恨み辛みといったものは全く持っていません。飽くまでも、本当の事、真実を発信する事だけを心掛けて来たに過ぎません。真実を発信する事で、自ずと批判する内容になっただけであります。
 前述した通り、僕自身、自分を客観視して、透析等の臨床での業務に於けるセンス、タラントが無い事をきちんと理解しているので、他人のせい(責任)にはしていません。よって、恨み辛み等を持つ訳が無く、自分がそういった関係に勝手に進んだだけの事でしか有りません。
 目標や目的を立てる上では、世間一般的には大抵の所、自分の欲望が基になります。しかし、唯一の神様であり創造主であるイエス・キリストが立てられる計画は別に存在します。イエス様の思い、御心と、自分の希望、欲望とは異なるものであります。
 主の立てられた御計画が右方向であるのに、自分の立てた計画に基づいて左方向に進み続けるならば、一生を駆けても自分の希望が叶う訳が無く、「絶望」に至るだけであります。
 天の父なる神様とイエス様と聖霊の三位一体の絶対者である唯一の創造主が各人に与える御計画こそが「運命」であり、各人に於いての「宿命」であり「使命」であります。
 よって、自分の希望・欲望を断絶する「絶望」をする事によって、全き心を持ってイエス様の御心の通りに従い導かれる事となります。
 それ故、「絶望」する事は良い事であり、社会、ひいては世界に於ける役割分担をする上で、自分のタラントを素直に活かす事になりましょう。
 ついでながら、僕のブログは医療という一分野に留まるのでは無く、政治、社会問題、国際情勢等と、幅広く行なっております。そして、政治的な面での思想、イデオロギーでは、僕は「保守中道右派」を自認しております。
 現在までに、世界は左翼・リベラル思想の基でグローバル化、国際標準化されて来ており、世界が共産主義化されて一つに纏まる方向に進んで来ました。この事は、未来に向けて非常に危惧される事であります。
 その「リベラル」というものは、端的に言うならば、神様の御心を無視して、自分の欲望の赴くままに行おうとするイデオロギーであります。それに対し「保守」は反対に、神様の御心を守る者であります。
 「リベラリスト」は、聖書の御言葉を無視し、神様の思いに反抗し、運命・宿命に逆らって、そういった創造主による束縛から逃れようとして解放や自由を謳歌しようとしている者達であります。それ故、同性愛とかプロチョイス(人工中絶の権利擁護)等と、聖書で禁じているものを「近代的」「進歩的」な解釈で推し進めようとしています。
 イエス様を信じる本当のクリスチャン、「コンサバティスト(保守主義者)」が行う本当の自由、真の解放というものは、聖書で述べられていることの範囲内、神様が許可している枠内でのみ行う事であります。
 旧約聖書の創世記に在る、アダムとイブがエデンの園に於いて、「どの木から穫っても良いがこの木からだけは穫るな!」と言う創造主の戒めに逆らって、悪魔の蛇に誘惑されるままに禁断のリンゴを穫って食べた事が、正に「リベラル」の始まりであります。
 最後に、ついでに一つ、冗談を込めて聖書の御言葉を引用します。
  旧約聖書・イザヤ書59章14節「……正直は中に入ることもできない」(飽くまでも冗談です!)』

 以上が、K.M.P病院への応募時のメッセージに記載したものだ。

 
 



 旧約聖書・イザヤ書59章12~15節
  それは、私たちがあなたの御前で多くのそむきの罪を犯し、私たちの罪が、私たちに不利な証言をするからです。私たちのそむきの罪は、私たちとともにあり、私たちは自分の咎を知っている。
  私たちは、そむいて、主を否み、私たちの神に従うことをやめ、しいたげと反逆を語り、心に偽りのことばを抱いて、つぶやいている。
  こうして公正は退けられ、正義は遠く離れて立っている。真理は広場でつまずき、正直は中に入ることもできない。
  そこでは真理は失われ、悪から離れる者も、そのとりこになる。主はこれを見て、公義のないのに心を痛められた。

 The Old Testament・The Book of Isaiah 59:12~15
  For our transgressions are multiplied before you, and our sins testify against us; for our transgressions are with us, and as for our iniquities, we know them:
  transgressing and denying Yahweh, and turning away from following our God, speaking oppression and revolt, conceiving and uttering from the heart words of falsehood.
  Justice is turned away backward, and righteousness stands far away; for truth has fallen in the street, and uprightness can’t enter.
  Yes, truth is lacking; and he who departs from evil makes himself a prey. Yahweh saw it, and it displeased him that there was no justice.


 しかし、応募してみたものの、やはり無理しないでおこうと思い、辞退する事にした。と言っても、それ以前の問題として、応募先の事務長が、このキャリアシートとそれに続くメッセージを読んで、「なんじゃ、こいつ?」、「変な奴」、「頭がおかしいんとちゃうやろか?」と、ビックリしたり、呆れたり、怖がったり、相当、引いている事が思い浮かぶし、書いている内容からして、とてもじゃぁないが採用し難いと思っているであろう事も想像されるので、こちらの希望云々以前の問題だ。

 応募した後に、当医院のホームページを少し覗いてみた。すると、僕にはどうも馴染めないというか、雰囲気、空気が似つかわしく無い。例えば、2010年に一時のみ就いたK.A.病院なんかは、一般病棟に行った時、患者さんが「ここは野戦病院みたいや」というのが聞こえた事が有った。その通り、と言うか、それ程にと言うべきか、そんなファッショナブルでは無く、一見するとガサツ?の様にも見える程に忙しくやっている様な状態であったり、少しばかり古びた感じの、それこそこちらが余り気取る必要が無い感じで、まだ比較的、勤務しやすかったと思える。それとか、一応終業経験の有る比較的小さなクリニックの方が、大きな総合病院よりは比較的、勤務する上でストレスを感じる度合いが低く、精神的にましではないかとも思えて来る。

 結局、応募した日の翌日の11日(木)午前中に、辞退すると共に、感謝とお詫びの長文のメッセージを、採用担当者である当医院の事務長宛てに、C.M.のサイトのメッセージ・フォームに記載して送った。
 そのメッセージも、ここに公開する。……

 <4/12に続く→>

僕52歳の求職活動からの連想(2/12)/Age of 52 my associations from job hunting・・・パレスチナ・ガザと東日本大震災、バブル株価、アメリカ大統領選挙

2021-03-29 01:00:00 | エッセイ・コラム
 <※本当の投稿日時
  True posted date & time:2021/04/08 03:12>

   (当方の都合にて、投稿日時を変更しております。
    I changed posted date and time for my convenience.)

 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.

 <→1/12からの続き>

 僕52歳の求職活動からの連想(2/12)
  Age of 52 my associations from job hunting
   ・・・パレスチナ・ガザと東日本大震災、バブル株価、アメリカ大統領選挙


 ……次は、その事に関連した5年半程前の記事とビデオ、及び3年前のビデオです。
 
 以下、2015/12/09付・YAHOO! JAPANニュース「ガザと日本、戦地と被災地をつなぐ凧あげーパレスチナ自治区ガザの子ども達が来日(志葉玲)」より 
  『……先月初め、ガザから三人の少年・少女と現地学校の校長が来日。東日本大震災で被災した岩手県・釜石市を訪れたり、都内でNGO関係者らと交流した。今回、来日したのは、モハマド・アブハドルースくん(14)、ガイダ・アブハトゥラさん(13)、ラワン・サフィさん(13)、そして彼らの学校の校長先生であるライヤ・へレスさん。
ガザ南部ハンユニスにある彼らの学校では、東日本大地震の犠牲者を追悼し、復興を願うために、2012年から毎年3月に凧揚げ大会を行っている。そのガザでも、昨年夏、イスラエル軍による大規模な攻撃が行われ、2200人以上が死亡、その4分の1が子どもだった。そうしたガザの惨状に胸を痛めた釜石市の高校生らは、ガザの子ども達を励ます凧揚げ大会を今年3月行った。そして、今回、同市にも拠点を置き、復興支援活動をしているNPO「日本リザルツ」(本部・東京)の招聘によって、モハマドくんらガザの子ども達と、釜石市の子ども達が初めてお互いと出会い、一緒に凧揚げを行ったのだった。……』
 (以上、2015/12/09付・YAHOO! JAPANニュース「ガザと日本、戦地と被災地をつなぐ凧あげーパレスチナ自治区ガザの子ども達が来日」より)


2014年3月、パレスチナ国ガザ地区での東日本大地震の被災地の人々への連帯を示す凧揚げ
出典:次のYouTubeより


YouTube: ガザの中学生 被災地訪問 (TBS news)
2015/11/22

YouTube: 【海外の反応】東日本大震災から7年目の節目に合わせてガザ地区ハンユニスの子どもたちが凧揚げを
2018/04/10

 世界中がコロナ禍に在る中で、支那(中国)経済が昨年の落ち込みからの反動で大幅に回復している様だ。しかし、支那はコロナの感染者数や死者数を実際より少なく発表している様だし、経済に関しても実際の所は解らないともいう。

 「【北京】中国国家統計局が15日発表した1~2月の主要経済指標によると、工業生産は前年同期比35・1%増だった。前年同期は新型コロナウイルス流行の深刻化で経済が急停止しており、その反動などで主要指標はいずれも大幅増だった。コロナ禍の影響で、統計のゆがみが大きくなり中国経済の実態が分かりにくくなっている。……」
  (2021/03/15付・SankeiBiz「中国、工業生産が35%増 前年のコロナ禍反動で主要指標が大幅増に」より) 


出典:2020/12/29付・NNN ASIA「【第3位】急回復する中国経済、1Qは初のマイナスも 中国・マクロ・統計・その他経済」

 また、日本国内でも、製造業の一部の範囲では、回復の気配が出て来ているという。

 『経済産業省が26日発表した1月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は、前月比4.2%上昇し97.7だった。1月には新型コロナウイルスの感染再拡大で緊急事態宣言が発令されたが、半導体需要の拡大や乗用車の増産により3カ月ぶりのプラスとなった。経産省は「持ち直している」という基調判断を維持した。
 新型コロナの影響が出始めた20年2月から5月にかけて大幅に低下したが、6月以降は緩やか……』
  (2021/02/26付・日本経済新聞「1月の鉱工業生産4.2%上昇 コロナ再拡大下でも回復傾向」より)

 また、コロナ禍の中に在るにも関わらず、株価は上昇し、アメリカでのニューヨーク・ダウ工業平均株価は3万ドルを突破、日本の東京株式市場・日経平均株価も3万円を突破と、異常な高騰を興している。
 日経平均株価の吊り上げについては、外国人投資家と日銀の関与が挙げられている。

 2021/02/15付・日本経済新聞「日経平均3万円、主役は外国人・日銀 個人に恩恵薄く」


 『15日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発した。終値は前週末比564円08銭(1・91%)高の3万0084円15銭と、1990年8月2日以来、約30年半ぶりの高値を付けた。中央銀行による大規模な金融緩和が継続するなか、……
 …(中略)…
 ……イエレン米財務長官が12日に「今こそ大胆な財政出動に踏み切るときだ」と述べるなど、景気回復を促す目的の経済対策を打ち出すとの見方が広がっている。……』
  (2021/02/15付・日本経済新聞「日経平均が大幅反発、3万円台回復 90年8月以来」より)

 新型コロナ・ウイルスに対するワクチンの普及や、その新規感染者数の減少傾向を背景として等と、株価の上下変動について相変わらず取って付けた理由を述べる解説をしている。
 しかし、元FRB議長の偽ユダヤ人であるイエレンのコメントを差し挟んでいる事は確かで、貪欲ユダヤ人による目論見で株価が操作されているという事を伺える様にしている事は正しい。

 ユダヤという外国の民間金融機関群で構成される米国のFRBと、日本政府が55%の株主でありながらもその政府や議会から「独立」している日本銀行が、共に、恣意的に、お札を大量に刷り続けて来たが故に、今やドルや円は世界中にジャブジャブと溢れかえっている。また、コロナ対策支援金として配ったお金も、余裕の有る人達は投資に向かっただけであろう。
 そんな、印刷され続けて来た何の裏打ちも持たない紙切れの紙幣が、株の購入に投じられている。それで、実体経済とはかけ離れた、実際の値打ちを遥かに超えて、空虚に膨らみ過ぎた株価に繋がっている。

 それであるが故に、今後にバブル崩壊であるとか、世界大恐慌を、多くの人々が容易に予測している事であろう。あのリーマン・ショックが起きた時から未だ12年が過ぎたばかりで、多くの経営者にとって記憶に新しい所であろう。
しかし、一説によると、既にリーマン・ショック以来、世界恐慌に入っているとも言われる。そうすれば、余計に、現在の株価が仮初めである事が言えて来る。
 1980年代終わり頃のバブル経済期から、現在のバブルに至るまでの日経平均株価の推移グラフが、次である。


日経平均株価の推移(1989年~2021年)
出典:2021/02/15付・日本経済新聞「日経平均が一時3万円回復 90年8月以来、経済回復期待」

 2021/02/20付・日本経済新聞「社長が高値を恐れる日 バブル崩壊、予告の歴史」

 日経平均株価は2月15日に3万円台に乗せた後、翌16日には一時30,714.52円を付ける今年度最高値を付けた。その後、24日に3万円を割り込んだものの、翌25日には反発して3万円台を回復した。しかし、そのすぐ翌日の26日には、前日比1,202円安の28,966.01円と急落して、2016年6月以来、4年8カ月ぶりになる大きな下げ幅を記録した。しかし、3月1日(月)にはまたもや反発して、前週末比697.49円高の29,663.50円と値を上げた。その後、8日には28,743.25円まで値を下げた後は上昇を続け、18日には3万円台を回復した。しかしこれまた、翌日以降は3万円を割って下降を続け、23日15:00時点で28,995.92円となっている。


日経平均株価(2021/02/24~2021/3/23)
出典:Google

 業種別や年齢層、性別等によって失業率に違いが在ったり、医療界での専門にしている科目や病院、地域等により違いが在る事と同様に、株価にしても業種や作る物の種類、会社の規模の大きさ等で、偏り、格差が在る。
 株価の格差が広がっている中で、「平均株価」が出されている。株価の事については僕は疎いのではっきりとは言えないが、概ね、ハイテクやビッグテック、大手、多国籍、流行もの、製薬会社、マスゴミ等といった所は、かなり値が高く付いているのではないだろうか。そして、その平均株価も、一部の代表的な銘柄をピックアップしているのに過ぎないので、日本国内全体を広くカバーして反映されているとは言い難い。

 その様に、世の中、経済をはじめ、新自由主義的なやり方で来たが故の大きな格差が在り、みんな平均値に存在する訳では無い。コロナ禍の中だと言っても、みんながみんな苦しんでいる訳では無く、優雅に、裕福に、変わらず暮らしている人々も居る。
 この新型コロナ・ウィルス(SARS-Cov2)は生物兵器であり、グレート・リセットを目論んだ計画の一環として、ばら撒かれたものだ。よって、そのばら撒いたグローバリスト側に付く者達は、このCOVID-19パンデミックの中で儲けているのだ。
 コロナ禍の中での自粛生活が、インターネットの通信販売の利用者増、SNSで自ら発信する事を始める人が増えた事と、amazon、apple、Twitter、facebook、Google、YouTube等といったビッグテックは、儲かっている。

 日本でもワクチン接種が始まったが、これはウイルスのばら撒きとセットになったものだ。グローバリストがマッチポンプを行い、製薬会社は儲かる。戦争により、軍産複合体等が儲けて来た事と同じだ。実際、このCOVID-19パンデミックを、第三次世界大戦と同等に見る人々も居る。
 そして、戦争に於いて戦時国債が政府から発行される事と同様に、このコロナ禍でコロナ対策支援金が国民等にばら撒かれているが、その殆どが国債に依存しており、それを購入するのが、紙幣を印刷する者、日本の場合は日銀、米国の場合はFRBである。

 政府が国債を発行する度に、新たに紙幣を印刷する。その紙幣を用いて、国債を購入する。政府はその後、高い利子を付けて紙幣を印刷した“(外国の)独立”団体に借金を返済する事になるが、それに用いられるのが、国民が汗水垂らして稼いだ税金だ。そこでは、ただインクと紙だけで作られた紙切れの紙幣と、国民が苦労して得た税金との交換をする「マネー・ロンダリング」が行われている訳だ。そんな事を、特に米国のFRBは、ニクソン・ショックが起きて兌換紙幣の発行を停止した1971年以来、50年間も続けて来たのであるから、先にも書いた通り、いつ何時、ハイパー・インフレが起こってもおかしくはないのだ。

 コロナ禍に於いて、そんな格差の在る中で、痛みを感じていない者達は、所詮、他人事として捉えるに過ぎないのかもしれない。

 僕は昨年、丁度、世界がそのコロナ禍に入った頃の2~3月と、日本の近畿3府県で緊急事態宣言が解除された5月21日頃に、本ブログにて次の記事を投稿した。

 ・2020/02/14付『「産みの苦しみの初まり」ユダヤFRBは崩壊へと進む・・・世界大恐慌へ/Panic by Jewish FRB collapse is ”The beginning of birth pains” 』
 ・2020/03/23付『NY株はまだまだ落ちるんでねぇか?崩壊後の更正とリバイバル/Maybe New York stock still fall? After collapse, reformation & revival』
 ・2020/05/17付『みんな職安:世界大恐慌への覚悟は出来とる?平和ボケの連中よ他人事ちゃうで/Everyone, to job placement office. Are you prepared Depression? 」

 その昨年の2月中旬~3月中旬の1ヶ月間にかけて、米国のニューヨーク・ダウ工業平均株価は、29,398.08ドル(2月14日)、28.992.41ドル(2月21日)から19,173.98ドル(3月20日)まで急落し、1万ドル余りも値を下げた。また、日本の日経平均株価も同期間に於いて23,827.98円(2月7日)、23,386.74円(2月21日)から16,552.83円(3月19日)まで急落し、7,000円余りも値を下げた。



ニューヨーク・ダウ工業平均株価(2016/04/01~2021/03/23)

日経平均株価(2016/03/25~2021/03/24)
以上2点の出典:Google

 僕は当時、勤務していた鉄工所でも仕事がやや薄い様に感じ、世間の様子も鑑みて、この先どうなるのかと不安に思えたものであった。そして、僕の70歳を超えた母は、夜だけ開けた飲食店、居酒屋を畳んだ。直近でも夜間の開店が制限されたぐらいであるのに、余程の貯蓄でも無い限り、また、未だ若くて将来に借金を返済出来る見込みが有る訳でも無いのに、営業を続けられる訳が無い。

 すると6月から、或る大手のK重工の仕事を取る様になった。その仕事は、電車の部品であるのだが、貫通路の部分や車両の前面の内部の他、車両の下の部分も請ける事となった。
 貫通路や車両の前面内部は未だ良いのだが、車両の下の部分はかなりうるさい。出荷しても、まず絶対に、出荷先(K重工)から呼び出しがかかり、手直しに行かなければならない。溶接のアンダーカット、ピンホール、オーバーラップ等と非常に細かく、出荷先の検査専門の人が至る所に在る不良箇所にテープを貼っている。

 その仕事には、僕の勤務先の鉄工所とK重工の間に2つの会社がかんでおり、三次下請けという訳だ。よって、その分、中抜きが行われているので、それだけ値段は安い。値段が安い上にうるさいのであるから、利益は合い難い。
 恐らくその仕事は、あちらこちらの下請け町工場の鉄工所を渡り歩いた事であろう。どこの町工場も手直しで暇をかける事で値段が合わない事から、終いには「もう辞めや!」といって、その仕事を手放したのであろう。
 その車両の下の部分の他は利益は出るのだが、それらをセットにして親会社は出しているので、それだけを断る訳にはいかない。よって仕方無く、合わない物も請けざるを得ない。

 以前、或る大手のN工業の仕事も、下請けの町工場でした経験が有る。そこの仕事は、僕が鉄工所に最初に見習いで入った頃、1990年代の初頭から今日に至るまで、ずっと、重量当たりで20万円/t(トン)の値段ポッキリで変わらない。同じ重量でも、多くの穴明けやら開口といった加工や、多くの骨や板を付けて組立するといった品物は手間暇がかかるが、一方で、分厚い鉄の塊や厚板を使い溶接や歪取りを済ませた後、後は機械加工でしてもらうといった品物は製缶工として手間がかからない。そんな手間賃を無視した値段の付け方だから、大概の下請けは、そのN工業の仕事を請けたくない。そんなもんだから、N工業は「いつでもどうぞ」といった具合で下請けが来るのを待っており、仕事を貰いに行きさえすれば容易くくれるらしい。

 僕は、今までに機械オペレーター等といった、製缶工とは異なる事をする派遣社員の仕事をした経験も有る。勿論、その時は生活費を稼ぐという意味で非常に助かったのだが、親会社が中抜きする事と同様に、派遣元の会社もピンはねを行なっている。
 バブル経済が終わった1990年代から既に、工場を持たない鉄工所が登場していた。大手に人を入れるだけであるとか、図面を通すだけで下請けに仕事をさせるといった、商社や派遣会社の如くの鉄工所が出て来たのだ。つまり、自分とこの工場でやっても儲からない仕事を他所にやらせる、仕事をより下の下請けへと通過させるだけで、ピンはねの利益を得るという訳だ。

 あのリーマン・ショックの時には、下請けの中には赤字覚悟で仕事を請けていた所も在ったぐらいだ。従業員を遊ばす訳にもいかないから、一時凌ぎとして、そんな最初から儲からない事が解っている仕事を請けるのだ。そして、その内に景気が回復するだろうと、現行から借金を繰り返して経営を続けるも、回復するまでが長引けば、結局、倒産、廃業となり、銀行には不良債権が残る。

 昨年の7月~9月、僕はそのK重工の仕事に“ケツをかかれる”(=煽られる)状態で、丁度、真夏の暑い中で、奴隷の如く、納期には間に合わせなければならないから、仕方無しにその為の時間を費やした。それでも振り返ってみると、その間、200時間前後/月しか仕事をしていない。昔、30代の始め頃まで、もう少し詳しく言えば怪我をする33歳と半ばの頃までは、土曜日は平日として勤務していたし、残業も毎日2時間ずつはしていたので、その頃は240時間/月はしていた事になるので、昔と比べれば、全然、大した事は無い。
 勿論、今はそんなに時間を費やしたくない。しかし今思うと、あの頃は体力も有り、相当タフやった様に思える。他に休日出勤や残業延長を行いながらも、趣味の海釣りは休みの度に行なっていたぐらいだ。一番ピークの時、それは怪我をする前年であったが、年間50回余りをも釣行したものだった。まぁ、今の僕には、考えられない事だ。

 下請けの町工場には、とかく「特急モン」の仕事が舞い込みがちだ。親会社が納期ギリギリまで自分の所でやろうと思っていた仕事を、いよいよ納期が迫るものの忙しくて手に負えない状況となってから、下請けに仕事を出す。それ故、請ける所は納期までの日にちが無い状態でしなければならず、結局、休日出勤や残業を延長する事によって、間に合わすしかない。下請けの町工場の鉄工所ばかりを転々として来た僕は、昔の若い頃は、そんな特急モンの仕事ばかりを行なったものだった。
 それでも中には、納期に間に合わせて出荷した後、3日程等との連休をくれる所も在った。だから、昔であれば釣りに高じる事が出来たし、最近ではもの書きに高じる事が出来た。今後も、そうしてメリハリを付けられれば良いであろうにと思う。

 丁度、その業務委託(準委任)という形で勤務していた先で“ケツをかかれた”直後に他所に移動しなければならなくなった。しかし、その時は比較的直ぐに、再就職する事が出来た。しかも、20余年の経験を持つ製缶工を続ける事が出来る事となる、同じく下請けの町工場の鉄工所であった。しかし、奇しくもそのタイミングが、アメリカの大統領選挙の投票日、11月3日の直前であった。
 その“ケツをかかれた”間、一つも本ブログ記事を投稿する事は無かった。それ故、10月に再開するまで、大分、ブランクを開けてしまった。それも、肝心な米国大統領選挙前という時にである。しかし、あんな空前絶後の超巨大な選挙不正が行われたのであるから、幾ら投稿したところで意味が無かったのかもしれない。
 
 その大統領選挙の直前、職種を変えずに勤め先の鉄工所(会社)という職場が変わるだけであるので、次の転職ならぬ「転場」を先に決めてから、集中して記事を投稿する事が出来た。先に次の予定を決めた分、求人情報をサーフィンする必要も無く、黙々と物書きやキュレーション、編集に没頭して、記事の作成に打ち込む事が出来た。

 丁度、その大統領選の投票日明けから新たな工場に出だしたのだが、その試用期間中の11月末に「クビ」になった。細かくは次の本ブログ記事に書いているのでここでは省略するが、そのクビになった理由が「クリスチャンだから」というものであった。
 しかしそんな理由も、丁度、現在、アメリカでポリティカル・コレクトネスやキャンセル・カルチャー、コールアウト・カルチャーが行われて、クリスチャンの言論が封鎖されたり行動が制限されたりしている事と同様である。こんな僕の出来事と米国の現況とがリンクしている様な事は、単なる偶然とは思えない。そして、その投票日を過ぎた後も、選挙不正が行われた事によるトランプ大統領側が訴訟を起こした事からの法廷闘争が行われた事により、事実上、大統領選挙が本年に入った1月20日の就任式を過ぎても続く事となっている。

 本ブログ
  2020/11/23付『僕の今現在は「もしかすると、この時のためであるかもしれない」(エステル記4章14節)/My now "may be for this time" (The Book of Esther 4:14)』

 大統領選挙が法廷闘争の形で続いている中で、米国だけの問題では無く、ここ日本を含め世界中の問題でもある米国の、まるで第三国、発展途上国の様な、不法が蔓延り無政府主義も広まる米国の裏側を、不正を暴露させる為に、「お前は今、製缶などしている場合ではない!」として、敢えて「クビ」にするという「図らい」で、用いられたのかもしれない。

 トランプ大統領の任期が予定していた半分である4年で終わってしまった訳だが、トランプ氏がアメリカの大統領となる事が決定付けられる2016年の大統領選挙の直前にも、不思議な事が有った。
 その年の米大統領選挙は、11月8日(火)に行われた。尚、アメリカの首都ワシントンD.C.に比べて、日本の時間は13時間進んでいる事となっている。
 当時、兵庫県Ko市に在り自宅からは10km程と比較的近い所に在る、或る下請けの町工場の鉄工所に勤めていた。2013年10月末から勤め出したその鉄工所では、丁度、丸3年が経とうとしていた所であった。

 しかし、その会社のその後の予定として、その町工場が直請けとして仕事を請けている先の、得意先の親会社であるメーカーから一人入社して来るとか、更に、先日には社長が当地まで飛行機で渡って人選と面接をして来たとして、ベトナムからの研修生を一人雇うとも言っていた。要するに、その後に従業員が二人増える訳で、その過剰になった分、誰かを辞めさせなければならないという事を、僕は気付いていた。

 そんな中で、それまで平日の月曜~金曜日は毎日2時間ずつ残業していたのだが、その10月の下旬(21日(金)~)に入って一時的に仕事が薄い感じになって午後5時の定時で帰る様になり、そしてついに、28日(金)には1時間だけ出た後の午前9時過ぎに早退し、翌29日(土)には自己都合として休むという事にも繋がった。しかし、下請けの町工場は、常日頃から、仕事の有る時と無い時とが交互に移り変わる波が有るものだ。それであるので、飽くまでもそんな事は、仮初めの状態だ。
 翌30日(日)、この日はアメリカ大統領選挙に関する本ブログ記事を、4本投稿した。その内の最後に投稿したものは次である。

 2016/10/30付「ヒラリー・クリントン氏は私用メールを用いてNATO・テロ組織に極秘軍事指令・資金提供を出す機密文書を送っていた」
https://blog.goo.ne.jp/deep_meditation/e/ac6d418e1fd34287683f59788818b71d

 翌31日(月)と11月1日(火)は出勤したものの、状況が同様であった為、やはり定時で終わり、2日(水)は又もや午後2時で早退した。そして、3日(木)の祝日(文化の日)の休日から6日の日曜日を挟んで7日(月)まで、自己都合として休暇を取り、その結果、大統領選挙の投票日の直前に5連休を取ったのであった。
 その連休中に投稿した本ブログ記事は、次である。

 2016/11/06付『アメリカ大統領選 : トランプ氏の票がクリントン氏に盗まれる「不正選挙」 & ヒラリーとサタニスト・カルトとのネットワーク』

 この記事と上の10月30日付記事にそれぞれ掲載した、YouTube内の画像のスクリーン・ショットと本の表紙の画像を並べてみる。



「イルミナティ 悪魔の13血流―世界を収奪支配する巨大名家の素顔」
 (著者:フリッツ・スプリングマイヤー 氏、訳者:太田龍氏、出版社:KKベストセラーズ、出版日:1998/07)
出典:amazon


 
出典:YouTube・The Alex Jones Channel「Wikileaks Bombshell : Podesta Practices Dark Arts」

 そして翌8日(火)に出社したのだが、昼休みにいつもの様にテレビを点けてNHKの12時からのニュースを映した所、なんと、それまでのテレビや新聞といった主流メディア(MSM)の下馬評を大きく覆す様にして、トランプがヒラリー・クリントンを大きくリードしているではないか!
 そして更に不思議な事に、この8日から再び仕事が増えていたので、この日以降、再び毎日、2時間ずつ残業する事となった。12日(土)は会社のカレンダーで休日ではあったが、それでも出勤した程だ。

 その様に、2016年の10月21日~11月7日までの約半月の間、そのアメリカ大統領選挙の直前にも、丁度、仕事が一時的に薄くなっていた為に、定時で帰ったり、早退、自己都合としての休み、そして連休と、この度の状況と同様な事が僕の身に起きていた事が解る。この事については、記憶に頼っている訳では無く、僕が日記にメモしている事を基にしているので、決して嘘では無く、事実である。
 よって、今回と同様に、その4年半近く前のその時についても、恰もトランプ氏とリンクしているのか?と思える様にして、アメリカの真の民主化の為に、ひいては世界の反グローバリズムの為に、僕に時間が与えられ、僕が用いられたのかもしれない。

 また、もう少し遡ってみると、その2016年には、聖書の1回目の通読を終えたのだった。2012年7月に始めた聖書通読は、この年の5月15日に足掛け4年を掛けて、旧約聖書39巻、新約聖書27巻、合計66巻全てを、最初から最後までやっとの事で、読み終えたのであった。

 また、その’16年は、本ブログにて記事を投稿する数が少なかった。その鉄工所に勤めている間、月曜~金曜の平日に毎日2時間ずつ残業したり、土曜日もその年は月に2日休みに成ったものの、2014年、2015年と、土曜日は全部、平日出勤として出ていた。それでも投稿した本数で言えば’14年、’15年よりも’16年の方が少なかったのは、その年は読書する割合が大きかったからだ。’15年11月30日~’16年4月9日までの約4ヶ月間は、読書ばかりで記事の投稿が無く、ブランクを空ける事となった。

 2015年9月、日本では、憲法解釈の適正化による集団的自衛権の行使を可能とする等の改正法と新法を含む安全保障関連法案が可決して、平和安全法制が成立した。この安保改正に関して、左翼リベラル勢力、共産党、中核派、マスゴミに煽動された、学生団体や主婦等が反対デモを繰り広げた。
 その平和安全法制が成立する事を間近に控えながら安全保障関連法案を審議していた8月末、僕は纏めて十数冊の本を購入した。その本の内容は、憲法改正や日本の歴史の見直し(歴史修正)、そして当時の首相であった安倍氏に関するもの等といったものだ。それらの本を読む事によって、そういった分野の勉強をした訳だ。
 それまで、日本人でありながら日本国憲法の内容を余り知らず、従軍慰安婦や徴用工の政府や軍による強制が無かった事や、南京大虐殺が無かった事等の歴史の、僕の中で明確な裏付けを殆ど持っていなかった事から、ここは先に勉強しなければならないと思ったからだ。

 2012年の初めに、当時43歳の僕は目覚め出した。その前年の2011年までは、政治や社会問題、国際情勢等と、殆ど興味が無かったので「音痴」であった。そして、その年の末にマヤ暦が終わるとか、フォトンベルトへの突入、惑星ニビルの接近、アセンション(次元上昇)が起こる、そしてこの世が終わると言われていた中で、拙いながらも、その年の11月から本ブログを始めた。
 よって、後に述べる事であるが、あの医療系のO専門学校に在籍した2005年4月~2009年3月の頃は、僕は「アホ」だった事が言える。そんな学校に通学していれば、世間受けは良い。却って、その後に一見すると逃げている様に見られながら(後に述べているが、決して逃げている訳では無い)下請けの町工場の鉄工所に勤めている方が、世間からは悪く捉えられているのであろう。

 体裁や見栄が有れば、世間からは評価され認められる。白衣を着るのと、グレー、しかも汗やチリ、ホコリで汚れた作業着を着ているのを対比して、大衆の多くが、そんな見た目で判断する。世間の多くの人々が、そんな白衣を着ているだけで、偉い人とか賢い人と捉えてしまう。
 確かに、医者は病院でも一番上に位置する存在であるし、知識が豊富である事は否めない。しかし、コ・メディカルと呼ばれるその他の医療従事者達は、本当に賢いのであろうか?

 また、賢いというのは、単に大学を出て学歴が高いとか、勉強の試験の成績が良いという事を言っているのでは無い。世間一般的にはそんな事だけを材料にして判断しているのであろうが、僕はそんな部分だけを見てはいない。他にも、知識以外の教養であるとか、哲学、道徳観念、共感や同情をする事が出来る精神、そして唯一の神様である創造主への信仰心等も、僕にとっては判断材料となる。

 因みに、世間的には素直である事が賢いとか大人と見られる向きが有るが、僕はその反対で、反論や反抗、抵抗をする事が出来る者が賢いと思っている。素直とは、結局、忖度、迎合、媚びへつらいであり、洗脳される、人に従順な奴隷の事と言える。キリスト教界に於ける「プロテスタント」も、その初期の頃は、マルティン・ルターに先導された目が覚めたクリスチャン達によって営まれたはずだ。

 その様に僕は、あの医療系の学校に通っていた時こそ「バカ」であった訳で、今の方が数段も、よっぽどレベルが高く、賢くなっていると自負している。あの頃は、教科書を暗記するばかりで、他の事に関しては寝た状態で「音痴」であった。その教科書というのも、歴史をはじめ、とかく嘘が書かれているものだから、そんなものを鵜呑みにする事自体が「アホ」であると言える。
 一般的な医者も普段から、製薬会社の営業員からもらう、操作し捏造したデータを載せているパンフレットを鵜呑みにしているという。しかし一方で、目が覚めた医者は、自分で日本語に翻訳される前で原文のままの医学論文を読む等して、製薬会社に洗脳されていないともいう。

 そんな風に、世間の評価や承認が、如何に間違っているかが解る事であろう。
 僕は、世間を疑い、自分を信じる。しかし、自信過剰や思い込みは良くないので、聖書を規範として持ち、神様を信じる。この世の中で生きる限り、多少の他人との擦り合せ、調和も大事だろうが、しかし僕の中での優先順位、重要視の大きさとして、他信 < 自信 < 神信だ。

 前に戻り、2016年11月8日の米大統領選挙の投票日を過ぎてからは一転して、毎日2時間づつ残業し、土曜日も仕事をした。しかし、人が増える分、誰か辞めさすはずだ。
僕がその町工場に入った時には、70歳代の職人が2人いた。その内の一人は、その年に未だ残っておられたが、もう一人は既に辞められていた。その辞めた職人も、入って来る予定の職人と同じメーカーに元々勤めていた。
 要するに、そのメーカーである親会社の人間を雇い入れる事によって、これまでと同様に親密な関係を保ち、仕事を安定してもらおうという意図が有る訳だ。そこの仕事は大概、レーザーで型切りや罫書きをしてからの材料支給であったが、前述したN工業の1トン当たり20万円ポッキリという安い、手間と値段が合わない事とは異なり、手間暇掛かった時間に応じたお金をもらう事が出来るという事で、下請けにとってはとても良い待遇だ。

 それで、その年47歳であった僕をはじめ、歳を取っている者は転職、転場する事も難しいという事で、一人、未だ30歳前後であったか、そこの社長が難癖を付ける形で追い出しに掛かっていた様子を、仕事をしながら耳にしていた。
その社長は、事務所でじっとしている訳では無く、職人としていつも、工場で僕らと同様にして仕事をしていた。そして不思議な事に、営業員を雇わず、本人も外回り、営業活動を殆どしていないにも関わらず、仕事は常に入って来ていた。二代目の社長らしく、先代の息子という事で、歳は僕と同じだという。特に先代の社長が、得意先との信用を築いて来たのだろう。それ故、小さな下請けの町工場でありながら、結構、安定していた。

 しかし、結局、僕が辞める事となった。米大統領選挙の投票日から2週間を過ぎ、一人の同僚とのトラブルが有り、その事を口実として僕が「クビ」になった。そしてクビで辞める前に、それまでに図面を渡してもらっていた仕事だけやらせてくれと頼んで、その代わりに無給でやるという条件で、その品物を作る間だけのもう暫くの間、置いてもらう事となった。その仕事は、その工場に於いては少し大き目に値する様な製品で、H鋼等を使った、W3m x L3.5m x H1.2m程の大きさで、重さが2.5トン程の架台であった。
 丁度、大統領選挙の投票日から1ヶ月後の12月8日(木)、約束通り、その品物を仕上げて辞めた。一応、向こうはその仕事に掛かった分だけ給料を用意していたが、無給でやる約束であった為に受け取らなかった。職人には、お金では無く、意地や誇りが有るものだ。
 
 その時は、転場先が直ぐに決まった。勿論、同じ製缶工として鉄工所に勤める訳だから、職種を変えずに職場を変えるだけであるので、転職ではなく「転場」だ。
 5日後の13日(火)にハローワーク(職業安定所)に行き、紹介状を出してもらい、翌日14日(水)の面接で「即決」であった。その「即決」に関しては、後にも書いている。しかし、2日後の16日(金)に、その兵庫県Ko市に在る町工場に初出勤してみると、ちょっと、僕には内容が合わない感じがした。それで帰宅して直ぐに、職安のインターネットの情報を見て、別の同じく同県M市に在る町工場の鉄工所に直接電話し、翌日面接という事になった。

 翌日の17日(土)、更に別の求人で良いのではないかと思う件が有ったので、面接に行く前の朝に、こちらも直接電話を掛けて、18日の日曜日を1日挟んだ19日(月)に面接するという予定を頂いた。そして、この日に予定していた町工場の鉄工所に面接に行ったものの、2日後の件が頭に有った為、こちらも曖昧な態度を執ったのかもしれない。
 19日(月)、同県I町に在る町工場の鉄工所に面接に行き、こちらも「即決」であった。ただ、今現在、品物でゴチャゴチャだからという事で、それが片付いてからという事だった。先代の親父さんの跡を継ぎ、2代目として歯科技工士から転職したという娘さんの社長から、約束通り2日後に電話が有った。そして、翌22日(木)から出勤する事となった。

 しかし僕は、翌年の2017年は、雇用、経済面、そして精神面に於いて、非常に不安定な年となった。トランプ政権の最初の年、あの2017年の冒頭を飾る、イルミナティを構成するロスチャイルド系のイギリスの雑誌「エコノミスト」の別冊「The World in 2017」(日本版にはタイトルに「2017世界はこうなる」とも書かれている)の表紙には、「Planet Trump」と共に、なんと「THE HERMIT」と「THE MAGICIAN」が載っていた。(・・・???、と言っても、これまでに記事に何度も載せて来たものであるので、もう既に見飽きてしまっているかもしれへんなぁ)。
 それだけに、知る人ぞ知るという感じで、世間から注目されていた分、精神的に負担が掛かり、強迫性障害(強迫神経症)気味に、またその度合が強くなってしまった。
しかし、そうして、その年の11月~翌2018年5月をはじめとして、同様に時間が与えられ、用いられたのかもしれない。













出典:amazon等

 トランプ大統領が誕生する直前から今回に至るまで、そんな風に、タイミングがピッタリ合っているとか、タイムラインの流れが意味深長であるとか、恰も、ものを書いたり、調べたり、キュレーション、投稿・発信、そしてグローバリストであるエスタブリッシュメントの悪事を監視して見張ったり、その陰謀を暴露する為等に時間が与えられた様な事等が、本当に不思議に感じる。やはり、神様の思し召しであろうか。

 その後、今年1月20日の就任式までは動くつもりは無く、求人情報に目を通す事は全く無かった。そして予定通り、20日にインターネットのハローワーク(職業安定所)のホームページを開いた。
 「鉄工・製缶工」の求人情報をチェックし、メモをしておいてから、一応、22日に職安を通して紹介状を取り、25日、いきなり最初に、以前務めていた好みの鉄工所に当たり、2月1日から出勤する予定に決まった。
 しかし、そこは職安に求人を出しているものの、見たところ、人では足りている様に見える。しかも、一時的に休んでいる人が居るというものの、復帰した後の事を考えれば、僕自信が嫌味をやる様な事となってしまう。そんな事から、頭の中はぐるぐる思い、悩み、考えが混雑し、回転して、スッキリしなかった。

 結局、投稿もしないままで中途半端なままの状態の本ブログ記事を、切りの良い所まで仕上げてしまいたいとの思いから、取り敢えず8日まで休むとの連絡をした。しかしその後、連絡が無いとかで結局、5日に不採用となった。
 翌日6日(土)、1月初めというタイミングで製缶工の求人を「アイデム」に出していた、正社員以外にもパートの募集もしている、兵庫県Hi市に或る鉄工所に、Eメールで応募した。時間も欲しい中で、鉄工所、しかも製缶工で、パートの募集は珍しい。製作品等、仕事の内容も合っているので、前から気になっていたものの、車での通勤距離が片道48kmも有る事と、時給も若干安い事から、二の足を踏んでいた。しかし、2日後の8日(月)、Eメールで「片道1時間以上の通勤時間は、やはり遠方すぎることから、せっかくご応募いただきましたが、ご期待に添えない結果となりました」と返信が届いた。

 その求人に対してはパートを希望して応募したものの、よくよく考えれば必要とする生活費に届かない。また、正社員であれば有給休暇も有るが、それを差し引けば、パートで月20日出る場合と半日~2日違うかどうかであり、然程変わらない。勿論、正社員であれば残業もしなければならないのであろうが。……

 <3/12に続く→>

僕52歳の求職活動からの連想(1/12)/Age of 52 my associations from job hunting・・・コロナショック、失業、格差、働き方

2021-03-28 01:00:00 | 社会・経済
 <※本当の投稿日時
  True posted date & time:2021/04/08 02:37>

   (当方の都合にて、投稿日時を変更しております。
    I changed posted date and time for my convenience.)

 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.



出典:Pinterest「Electric Arc Furnace for Steel Melting」|









出典:amazon

 「失業中のあなたに贈る、世にも珍しい職業訓練校を舞台にしたコミックスが登場! !
 通ったことのある人もない人も必読! ! 通えば楽しい職業訓練校の内情をリアルに描く、悲喜こもごも、笑ってちょっと泣けるかもしれない職業訓練校物語! !
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 そんな変わりゆく職業訓練校のこともよく分かる、失業者もそうでない人も必読のコミックス第1巻、ただいま発売です! !」
  (amazon「ぴっかり職業訓練中 (1) (ニチブンコミックス) (Japanese) Comic – April 19, 2019」(著者:野村宗弘氏、出版日:2019/04/19、出版社:日本文芸社)の紹介欄より)


YouTube: 町工場ブルースを奏でろ! 51歳ルーティン リアル 借金は増える。コロナ不況の1日 死んでたまるか!敵は政治にあり!派遣社員の方、自営業者、コロナ渦の見殺し政権と戦え!。今は働くほど借金が増えます。
2020/08/20

「悲惨町工場経営の1日ブルース(憂鬱) ルーティン 消費増税 コロナ不況と政府にトドメをさされる!派遣社員の方安心して、工場経営は借金が増える。働かない方がまし!51歳糖尿の抗い!」
  (上のYouTubeより)


YouTube: 町工場のブルースを聞け!コロナ死覚悟 ピンチ!町工場の戦い方 他所で断られた仕事やります!を謳い文句で仕事とれ!倒産覚悟、開き直れ 俺は工場全焼も不渡り4000万円も、倒してきた!
2020/06/13

 「町工場をコロナ渦襲う! 51歳 死ぬか生きるか?戦い ピンチはチャンス 財務省死ね!**無能!実体経済負けるな!工場全焼!」
  (上のYouTubeより)

 『50代を愉しむ!どんなに逃げても隠れても逃げ場所など何処にもなかった。「楽しむ以外逃げ場所などない」2型糖尿患者健康 ロードバイク 薪ストーブキャンプ スケボー 釣り 料理
 時々、町工場から見た経済状況を書きます。』
  (ブログ「甘太郎の町工場のブルース♪」の副タイトルより) 

 僕52歳の求職活動からの連想(1/12)
  Age of 52 my associations from job hunting
   ・・・コロナショック、失業、格差、働き方


 「町工場から見た経済状況を書きます」(ブログ「甘太郎の町工場のブルース♪」の副タイトルより)。
 僕も、自らの立場、視座から見える、政治、社会、世界情勢について、僕らしい視点で捉えていく。

 この5月で52歳に成る僕は、昨年初めに起きた「コロナ・ショック」とその後のコロナ不況の中で、多くの人達が失業する等をして苦しんでいる事について、決して他人事では無い事として、同じ様に求職活動をした。
 52歳での就職活動は、非常に困難を極める事が常識だ。それこそ、僕が「特別な人」でない限り、経験無しでの新たな分野への就職は、可能性はほぼ「ゼロ」と言えるであろう。

 しかし、ナンボ経験が有るからと言っても、その職種の仕事が薄かったら、雇う所は少ない。そして、そんな買い手市場に於いては、求人票に載せる条件に、「**歳まで」という項目を設けて若年層を取り込んだり、それどころか、鉄工所には本来関係のない学歴までフィルターに持ち出して、一層、選り好みする。
 そして更に、今回の就活では、書類選考付きの求人が何と多い事か。以前であれば、下請けの町工場の鉄工所の求人には、そんなものは余り無かった様に記憶に残っているし、確か面接の結果にしても、「即決!」てなものが多かったのではないかと思う。
 
 上に掲げたYouTubeに出演の、そんな下請けの町工場の経営者の方も、このコロナ禍の中で苦労されている様だ。
 1990年のバブル崩壊後、父親の経営する町工場が4,000万円の不渡りを食らい、同時にその父親が倒れる事となって、その工場の二代目として後を継がれた様だ。その後、放火の被害に遭う等と不遇に見舞われながらも、考慮して、工夫して、そんな困難を乗り越え、それまで数社しか無かった取引先を数十社にまで増やしてリスクの分散化に成功し、リーマン・ショックの時には余り影響を受ける事は無かったと述べられる。

 そんな経営者として苦労されて来た方は、僕と同じ歳の様だ。失礼に当たるかもしれないが、僕も既にオッサンである事を、当ビデオを見て改めて自覚した。しかし、この方の場合は、世間の御多分に漏れず妻子持ちであるが、僕は未だ独身を貫いている。そういう事からも、僕は独り身で気楽で良いが(と言っても、70歳を超えた母親と同居しているのであるが)、この方の場合はそんな訳にもいかないであろう。
 この方が、そうして色々と工夫する事によって、バブル崩壊後にデフレ・スパイラルに陥った日本の中に於いて生き残りに成功した事については、後に取り上げさせてもらう方も、同様の事を語られた。

 『参院選を前に、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の効果が中小企業に及んでいるのかが問われている。身の回りでは「恩恵にあずかっていない」との評価が多い。旋盤工をしてきた私はこんな時だからこそ「町工場は“待ち工場”ではやっていけない。自分の仕事は自分で作る時代だ」という言葉をかみしめたいと思う。……』
  (2016/06/28付・ニュースイッチ『町工場は“待ち工場”ではいけない。83歳の旋盤工作家、魂の叫び 小関智弘氏「攻める中小」支える政治に』より)

 以下、2021/03/02付・REUTERS日本「完全失業率1月2.9%に低下、有効求人倍率は上昇 緊急事態宣言の影響は限定的」より 
  『[東京 2日 ロイター] - 総務省が2日発表した1月の完全失業率は2.9%となり、前月から0.1ポイント低下した。新型コロナウイルスの影響が続く中で緊急事態宣言の発令により雇用状況の悪化が懸念されたが、大きな影響が出ることはなかった。厚生労働省が同日発表した1月の有効求人倍率(季節調整値)は1.10倍で、前月から0.05ポイント上昇した。
  男性の失業率は3.2%と前月と同率。女性は2.6%と前月に比べて0.2ポイント低下した。年齢別では15━24歳が5.8%と最も高く、65歳以上が1.8%と最も低かった。
  完全失業者数(実数値)は197万人で前年同月比38万人の増加、12カ月連続の増加となった。求職理由別では「勤め先や事業の都合による離職」が18万人、「自発的な離職(自己都合)」が3万人、それぞれ増加した。
  就業者数(実数値)は6637万人で前年同月比50万人減。10カ月連続の減少となった。宿泊・飲食サービス業で39万人、卸売・小売業で22万人それぞれ減った。一方、医療・福祉、教育・学習支援業などは増加するなど、産業別で明暗が分かれる状況が続いている。
  休業者数(実数値)は244万人と、前年12月に比べて42万人増加した。1月は11都府県を対象に緊急事態宣言が発令され、飲食店に対して営業時間短縮要請が出されたが、宣言の対象が絞られたこともあり、前回宣言が発令された昨年4月ほどの急増はみられなかった。
  緊急事態宣言が出されたものの、……』
 (以上、2021/03/02付・REUTERS日本「完全失業率1月2.9%に低下、有効求人倍率は上昇 緊急事態宣言の影響は限定的」より)


日本の完全失業率の推移(2020/1~2021/1)
出典:2021/03/02付・日本経済新聞「1月の完全失業率2.9% 前月比0.1ポイント低下」


日本の完全失業率と求人有効倍率の推移(2016/1~2020/6)
出典:2020/08/01付・朝日新聞「失業率、なお悪化懸念 6月微減も雇用の受け皿は限定的」

 上の方のグラフは、丁度、新型コロナ・ウィルス感染症パンデミックの間のグラフであり、日本政府の経済に対する比較的緩い制限措置の為も有って、その1年の期間内で1ポイントにも満たない程の、失業率の小さな変動に留まっている。
 また、下の方のグラフ、昨年6月までの4年半の期間内に於いても、日本の失業率の最高値と最低値の差が1.2%程しか無い。

 しかし、日本の失業率は諸外国より比較的低く維持出来ているものの、未だコロナ禍の中に有って、飲食業や宿泊業、観光業、運輸業、建設業、輸出業、小売業、卸業、製造業等と、業種によっては厳しい状態に置かれている。総体的に平均して、そんな失業率等の集計結果となるのであろうから、それぞれの業種を比較すれば格差が出ているものと思われる。
 そんなコロナ禍に在って、帝国データバンクが3月15日に発表した「2021年度の雇用動向に関する企業の意識調査」の中で、正社員として採用する予定がある企業の割合の統計結果が出された。これまでの各年度毎の統計と併せたグラフは次である。


各年度別の正社員の採用予定がある企業の割合(2007年度~2021年度)
(例:2021年度・・・2021年4月~2022年3月入社)
(2月12日~28日、全国2万3,702社を対象に調査、有効回答企業1万1,073社について集計)
出典:2021/03/17付・マイナビ・ニュース(帝国データバンク)「正社員採用予定の企業、9年ぶりの低水準に - 非正社員の採用状況は?」

 今年度の採用予定は、2012年度と同じレベルにまで下がる見込みとなっている。2012年と言えば、その年の末、自由民主党が政権を奪還して第二次安倍内閣が始まった時である。それ以降、採用予定の割合は上昇を続け、2015年には60%台に乗せ、2019年度、つまり、新型コロナ・ウィルス・パンデミックが起きる前の年まで、60%台をキープしている。
 2007年度の統計は、第一次安倍政権の間に取られたものであるが、この時はその統計グラフの中で最も高い67.4%を記録している。以上からは、やはり、安倍首相、及び安倍政権の政策も然る事ながら、企業経営者の心理として安倍首相に対し経済上の効果を期待している事が伺える。

 その2年後の2009年度は、前年の2008年9月15日のリーマン・ブラザーズの破綻をきっかけとするリーマン・ショックの後に集計されたものである為、前年度比で16.6ポイントも大幅に下がる45.6%となった。またこの年、民主党が政権を執り、以降、2012年に50%台に回復するまで40%台と、企業心理は落ち込んだままとなっている。

 昨年2020年度の統計結果の発表も3月であったと思われるが、丁度その頃の3月13日に、アメリカでは国家非常事態宣言が出された。日本でもその後、4月7日に一部の都府県に対して緊急事態宣言が発令された。よって、その年に5ポイントも下がって60%を割り込んでいるのは、コロナ・パンデミックの影響が出ている事からである事が言える。
 日本は比較的、封鎖政策が緩いせいもあって、失業率の上では比較的、大きな、極端な変動が無いが、アメリカではコロナ禍前には3%台にまで下がっていたのが、そのコロナ対策のロックダウンの直後には、一気に14.7%にまで上昇した。しかしその後は、トランプ政権の間に6%台にまで下げる事が出来た。

 主要企業1,036社を対象にした10月1日時点の集計で、「日本経済新聞社が18日まとめた2021年度の採用状況調査で、主要企業の大卒採用の内定者数(21年春入社)は、20年春入社数と比べ11.4%減った。2桁減はリーマン・ショック後の10年度以来11年ぶり。……」
  (2020/10/19付・日本経済新聞「大卒内定者11%減 21年春、コロナ・米中摩擦響く」より) 

 一方、今年に入りワクチンの接種が始まり、コロナ禍が収まり経済が回復するのではないかと見ている経営陣が多いせいか、来年度の大学新卒者の採用が増加する見込みであるとの情報も在る。

 「本経済新聞社が21日まとめた2022年春入社の新卒採用計画調査(1次集計)で、大卒採用計画は21年春実績見込み比4.4%増となった。新型コロナウイルスの影響により旅行や鉄道などが採用を抑える一方、電機は2桁増を計画する。自動車も増やす方針で、デジタル化や脱炭素に必要な人材への強い採用意欲が鮮明になった。
 主要企業4878社の採用計画を聞き、3月4日までに未確定と回答した企業も含め2213社を集計した。大卒の採用計画総数は約8万9600人とリーマン・ショック後に採用数が回復した11年度以降12年連続で増えた。増加幅も前年の2.6%から拡大した。……」
  (2021/03/22付・日本経済新聞「22年春の大卒採用4.4%増、12年連続プラス 本社調査」より)


日本の完全失業率と求人有効倍率の推移(2008/1~2020/3)
出典:2020/04/29付・朝日新聞『求人倍率、3年半ぶり低水準 観光直撃「4月はもっと」』


日本の各年間の平均完全失業率と平均求人有効倍率の推移(1952~2020)
出典:2021/02/01付・nippon.com「コロナで雇用環境悪化 : 有効求人倍率が急低下、完全失業率11年ぶりに上昇」

 本年1月の日本の完全失業率が2.9%、完全失業者数は197万人で前年同月比38万人の増加、休業者数は244万人で前年12月に比べて42万人増加となっている。
 その内、コロナ禍による影響で解雇や雇い止めを被った人々が、今年2月末の時点で累計9万人を超えたという。

 以下、2021/03/01付・SPUTNIK日本『日本 「コロナ解雇」、全国で9万人超』より
  『日本の厚生労働省は1日、新型コロナウイルスの影響による解雇や雇い止めの人数が、2月26日の時点で累計9万人を超えたことを発表した。NHKが報じた。
  厚生労働省の調査によると、2020年1月末から2021年2月26日までに、新型コロナウイルスより業績が悪化した企業から解雇されたり、雇用契約を更新しない「雇い止め」となり失業した人は、見込みを含め合わせ9万185人となったことが分かった。
  また、先月19日に公表された業種別の内訳によると、製造業が1万9071人で最多。次いで飲食業が1万1773人、小売業が1万1655人、宿泊業が1万753人
  都道府県別では、東京が2万623人、大阪が7598人、愛知が4842人、神奈川が4265人となった。
  厚生労働省は雇用契約の更新を迎える年度末にかけ、非正規雇用労働者が失業するケースが増加するおそれがあるとして、企業に雇用を維持するよう呼びかけている。』
 (以上、2021/03/01付・SPUTNIK日本『日本 「コロナ解雇」、全国で9万人超』より)


YouTube: 出向中 JALの客室乗務員 コロナ禍も「チャレンジ精神」
2020/12/19

 『「社員シェア」。聞きなれない言葉だが、新型コロナウイルスの感染拡大後に広がった新たな働き方の形だ。新型コロナで運輸や外食など多くの業界が苦しむ中、需要が回復するまで社員に別の企業で働いてもらう。送り出す企業、受け入れる企業。そして突然、異なる仕事に向き合うことになった働き手たち。コロナがなければ交わることのなかった人々は、いま何を考え、現場でどんな変化が生まれているのか。
 鉄道やバスは乗客の過ごす...』
  (2020/04/04付・日本経済新聞『「やっと働けた」 JAL客室乗務員、地上に見つけた職場 「社員シェア」働き方の今(1)』より) 

 コロナ禍の中では、特に中小・零細企業が厳しい状況に置かれている。次の統計はそれとは異なり、全国の上場企業599社を対象にした「雇用調整助成金」についての調査である。
 それによると、経営が厳しいのは中小零細だけでは無い事が伺える。その599社の上場企業の雇用調整助成金の計上額は、合計2414億5420万円にも昇る。
 尚、次の統計円グラフに於いて、製造業には建設業、サービス業には飲食業や宿泊業が含まれているものと思われる。


雇用調整助成金を計上した上場企業数の業種別割合(合計599社を対象、東京商工リサーチ調べ)
出典:2020/12/28付・ITmediaビジネス『コロナ禍で「雇用調整助成金」を活用した上場企業は599社 計上額が最多の企業は……』

 次は、長野県内に限った集計で、上の円グラフよりも少し分類されたカテゴリーの項目を増やした、業種別の統計円グラフである。


雇用調整助成金(緊急雇用安定助成金を除く)の業種別支給決定件数と割合(2020/12/18時点の累計)

雇用調整助成金(緊急雇用安定助成金除く)業種別支給決定件数と割合(2020/12/18時点)
以上2点の出典:2020/12/25付・長野労働局「新型コロナウイルス感染症の影響等に係る対応について」

 次のNHKの統計は、「持続化給付金」について等、より増やしたテーマ毎の棒グラフである。


従業員を一時休業させる企業(終了済み)

従業員を一時休業させる企業(実施中)

人員削減した企業

賃金カットした企業
【回答社数※無回答除く】建設業:2334/製造業:2048/小売業:1346/生活関連サービス業:1044/飲食サービス業:805/卸売業:741/運輸業:563/不動産業:376/医療・介護・福祉:312/情報通信業:282/宿泊業:104(その他:1693 ※未掲載)

持続化給付金を活用している企業
【回答社数※無回答除く】建設業:3304/製造業:2291/小売業:1520/生活関連サービス業:1118/卸売業:835/飲食サービス業:818/運輸業:520/不動産業:410/医療・介護・福祉:330/情報通信業:293/宿泊業:109(その他:1739 ※未掲載)
以上5点の出典:2021/01/14付・NHK「データで見る 新型コロナ 中小企業への影響」

 上に掲げた長野県の労働局とNHKの統計グラフに於いては、カテゴライズする上で「医療・介護・福祉」の項目が設けられている。医療・介護・福祉という業種は、公務員と同様に比較的、景気に左右されないはずだが、他の業種と同様に一時休業や人員削減、賃金カットを行い、そして持続化給付金も活用している。その他にも、金融機関の融資制度も他の業種と然程変わらずに活用している。
 更に、この記事には載せていないものの、その出典の記事によれば、今後に必要な対応として、「従業員を休業させる」、「人員を削減する」、「賃金をカットする」、そして「廃業する」というテーマそれぞれに於いて、他の業種と概ね同じレベルと言ってもよい程に、「医療・介護・福祉」は同様に、それらを行うと答えている。

 そして、3月中頃の時点で、僕が住む兵庫県では、今年の春(2~3月)に卒業する大学生の就職内定率が、未だ80%にも届いていないという。

 以下、2021/03/15付・神戸新聞『「就活厳しい」大学新卒のハローワーク利用急増 内定率80%割れで 兵庫』より
  『新型コロナウイルス感染拡大の影響が社会を覆う中、3月の卒業シーズンに入っても、就職先が決まらない大学新卒者の姿が目立っている。例年より採用を控える企業が多く、兵庫県内の内定率は5年ぶりに80%を割り込む事態に。コロナの収束や今後の採用回復が見通せない中、兵庫労働局の「神戸新卒応援ハローワーク」では利用者が大幅に増えている。
  3月上旬、JR神戸駅前にある同ハローワークには、就職活動が解禁されたばかりの来春卒業予定の大学3年生に交じり、今春卒業の4年生の姿も見られた。
  同ハローワークは高校や大学の新卒者、卒業後3年以内の既卒者が対象。専門スタッフがマンツーマンで相談に応じ、臨床心理士による心理面のサポートなども担う。利用者が目に見えて増え始めたのは昨年8月。前年同月比28・8%増の795人が訪れた。緊急事態宣言で止まっていた学生の就職活動、企業の採用活動が再開したためという。
  以降も、昨年9月=778人(前年同月比41・5%増)▽同10月=808人(同36・9%増)▽同11月=678人(同21・1%増)▽同12月=582人(同73・7%増)▽今年1月=572人(同40・9%増)▽2月=666人(同54・2%増)-と増加の一途だ。
  兵庫労働局によると、2月1日現在、県内の大学を3月に卒業予定で就職を希望する大学生と短大生の就職内定率は77・9%。前年同期より6・4ポイント下がった。近年は「売り手市場」が続いていただけに、学生たちは戸惑いを隠せない。……』
 (以上、2021/03/15付・神戸新聞『「就活厳しい」大学新卒のハローワーク利用急増 内定率80%割れで 兵庫』より)

 そんなコロナ禍の中で、新卒として就職活動する学生をはじめ、解雇や雇い止めで同様にハローワークに通う人々、在職中ではあっても休業を強制されたり賃金カット、パワハラ等の圧力を掛けられてリストラに追い込まれる状況に置かれている労働者達、また一方で、雇用調整助成金や持続化給付金を受けなければやりくり出来ず倒産の危機が迫る、就活者を採用する側の企業の経営者達からの労働相談が、多数、寄せられているという。

  『新型コロナウイルスの感染拡大を受け、兵庫労働局が設けた「特別労働相談窓口」で、昨年2月からの1年間に5万5810件の相談が寄せられたことが同労働局のまとめで分かった。従業員に支払う休業手当を補てんする「雇用調整助成金」に関する問い合わせが多く、労働者からは賃金カットや解雇などの相談が相次いだ。「緊急事態宣言後の再雇用で賃金を下げられた」「ただの熱で職場復帰に陰性証明書を求められた」という訴えもあった。
  同労働局が、相談窓口を開いた昨年2月14日から今年2月19日までの相談内容を集計した。相談をしたのは、事業主が延べ4万2166人で、労働者は同7118人。社会保険労務士からも同3304人から受けた。……』
   (2021/03/07付・神戸新聞「新型コロナの労働相談、約5・6万件 兵庫労働局」より)


労働相談の内容の内訳(2020/2~2021/2、兵庫労働局調べ)

特別労働相談、月別の件数と業種内訳(2020/2~2021/2、兵庫労働局調べ)
以上2点の出典:2021/03/07付・神戸新聞「新型コロナの労働相談、約5・6万件 兵庫労働局」

 上の統計グラフによると、「雇用調整助成金」の相談が40,081件と全体の71.8%を占め、「休業手当など休業関連」の相談が5,636件(10.1%)、「賃金」1.472件(2.6%)、「解雇・雇い止め」1,371件(2.5%)等となっている。
 業種別の相談者の述べ人数は、「製造業」が10,941人、「飲食業」が6,830人、「卸小売業」5,399人、「医療・福祉業」2,451人、またグラフからは省かれているが、「宿泊業」が1,625人等となっている。

 ここで気になるものとして、先に挙げた長野労働局とNHKの各統計にも設けられていた「医療・福祉」という業種の項目が敢えて入れられている事だ。
 この神戸新聞の引用記事によると、医療・福祉業では『「慰労金をもらえない」との相談のほか、「『コロナのPCR検査を自前で受けろ』と言われた」「熱が出た後に陰性証明を出さないと職場に復帰できない」などと行き過ぎた職場の対応も伝えられた』という。

 主流メディア(MSM)、マスコミの報道による、コロナ禍の中での人手不足等を含めた医療崩壊とか、世間一般からコロナ・ウィルス媒介者として見られている事からの医療従事者いじめといった事や、また普段から世間一般的に、傷病者、介護者、弱者を受け入れる事を生業にしている事を基にただ単純に善いイメージを抱かれているといった事と、どうも統計結果とは合わない感じがする。

 確かに、コロナ対策として検査を行う等と、通常より経営コストが嵩んでいる事や、コロナ感染を恐れたり自粛の風潮や政策に従う事で他の患者が受診を控えている事、コロナ患者を優先して癌治療(?)等をはじめとして単価の良い治療が後回しにされる事等が、医療従事者のボーナス・カット、賃金引き下げを行なっている病院が存在する事に繋がっているともいう。

 医療崩壊も、確かに救命救急センターが在る三次救急では起こっているのかもしれないが、それ以外では果たして本当にそんな現象が起こっているのであろうか?。ベッドも、定員割れして空きが在るのではないだろうか?。それ故、人手不足と称しながら、求人に於いて「書類選考」というフィルターを設け、門戸を狭くして多くの応募者をフルイに掛けて落としている事も、矛盾していないのか?。
 どうも、失業率と同様に、総体的に平均すれば通常と然程変わらない様に見えるものの、分野別、科目別に見れば、医療界の中では偏り、格差が在るのだろう。

 普段から、そんな三次救急の救命救急であるとかICU(集中治療室)、その他、骨折等を治療する整形外科や心臓血管外科、脳神経外科なんかでは忙しくやられているのかもしれない。しかし、それら以外の比較的、暇を持て余している医療機関や医療従事者達は、「予防医療」と称して、無症状の健康な人々に対して粗探しに相当する健康診断、職場検診、人間ドック、がん検診、脳ドック等と「マッチポンプ」を行い、その後の精密検査、入院、手術、慢性疾患等へと繋げるビジネスを行なっている様子から、医療従事者を一時休業させる事や人員削減、従事者の賃金カット、そして医療機関が雇用調整助成金や持続化給付金を貰わなければ病院の経営も立ち行かない現状を、こちらとしては解る感じがする。

 そして、このコロナ禍の中で行われているPCR検査も、そんなマッチポンプと同様であろう。北欧のスウェーデンやアメリカのサウスダコタ州なんかでは、経済上の制限政策を全く執っておらず、店舗は普段と変わらず自由に営業する事が出来、住民はマスクすらしていないが、コロナ禍が悪化する事は無かった。
 そうして今、毒の添加物がいっぱい入ったコロナ・ワクチンが、特に医療従事者に対しては「院内感染に繋がる」とか「患者への媒介者になってしまう」といった口実を基に、院内での全体主義と言える強制接種が行われている。
 統計やそんな現状も併せて、医療や介護、福祉といった業種の世界が、決して理想郷では無い事が言えて来る。

 そんな労働相談に寄せられる不満、ストレスに繋がる原因を、一般的なものとは異なる捉え方で、ピンチを逆手に取ってチャンスとして活かすべく、新たな生き方に繋げようとする動きも在る。

 ・2021/03/21付・日本経済新聞『「賃上げより働き方」 労使交渉、コロナで変化 コロナ下の労使交渉(1)』
 ・2021/02/17付・日本経済新聞「ジョブ型で下克上狙う若手 40~50代は逃げ切り図る テレワーク成功の勘所(28)」
 

 会社に拘束される仕事と、自由なプライベート生活とのバランスを取る「ワーク・ライフ・バランス」を願うのは、僕も同じだ。しかし、出世なんかは単に貪欲から来るだけのものではないかと、生涯平社員である僕なんかは思う所である。
 僕なんかは、今に至っては、鉄工所の仕事、製缶工としての仕事について、若い頃の様なやりがいを然程感じてはおらず、それよりも、こうしたものを書く事を並行して行う事が出来る様に自分の時間が欲しいと思っている。しかし、そうは言っても生活する為のお金は必要であるので、また、ワーク・ライフ・バランスを取れる程に稼ぎが得られれば良いとも思っているので、出世とか見栄なんかに対する欲は全く無く、そういった類のものはどうでもよいと思っている。

 しかし世の中には、僕と同様に出世や体裁に興味が無いどころでは無く、ワーク・ライフ・バランスを取るどころか、安い時給で残業や休日出勤、ダブル・ワーク等をして、やっと生活費が賄える、子供の養育費、親の介護費をなんとか稼ぐ事が出来ている人々も存在している。
 しかし、日本国内のそんな貧困世帯よりももっと酷い状況に置かれているのが、あの現在の偽物のイスラエルに占領されており、自由に産業を興す事も出来ないが故に国連や諸外国からの援助に依存せざるを得ないパレスチナ国である。

 以下、2021/03/07付・TRT日本「パレスチナ国の女性の4割が失業」より 
  『パレスチナ国の女性の4割が失業していることが明らかにされた。
  パレスチナ政府中央統計局が3月8日の国際女性デーにちなんだ報告書を発表した。
  報告書で、パレスチナ国の2020年の失業率は、男性が23パーセントであるのに対し、女性は40パーセントであることが明らかにされた。
  報告書によると、公的機関で働く人の45パーセントは女性だが、意思決定のポジションに就いている女性の数は男性に比べ限られている。
  報告書で、「2020年に東クドゥス、ヨルダン川西岸地区、ガザ地区で女性3人が殉国した」「2020年に女性128人が拘束され、そのうちの40人が現在イスラエルの刑務所に収容されている」ことも伝えられた。』
 (以上、2021/03/07付・TRT日本「パレスチナ国の女性の4割が失業」より)

 偽イスラエルに占領されているが故に、パレスチナ人達は生活の全てに於いて制約が掛けられている。日本人、その他、占領下に無い殆どの国の人々は、このコロナ禍下にあって自粛生活を強いられて我慢、忍耐の生活をしているのだろうが、パレスチナ人達は偽イスラエルが建国された1948年以来の約73年間ずっと、イスラエリ・レイシズムに囲まれながらの「ユダヤ禍」の中で生活して来たのだ。特にガザ地区はこのコロナ禍で各国が封鎖政策を行なっている事と同様の事、出入りが出来ず、輸出入もままならず、漁業範囲も極端に狭い海域に限られている等と、ずっとその「ユダヤ禍」の中に在ったので、ガザ地区に限れば失業率は40%以上となっている。

 パレスチナ国の内、ヨルダン川西岸地区に於いては、パレスチナ国側が行政権と警察権の両方を持つ「A地区」が全面積の17.2%、行政権のみを持ち警察権は偽イスラエルが握る「B地区」が同23.8%、行政権と警察権共に偽イスラエルがコントロールする「C地区」が同59%となっている。尚、ガザ地区は全て、パレスチナ国側が行政権と警察権の両方を掌握している。


赤:A地区+B地区、黄:C地区
出典:ウィキペディア「ヨルダン川西岸地区」




 上の方の地図では、B地区を併せても西岸地区の2割にも満たない、パレスチナ国が本当の自治権、主権を行使出来る範囲が少なく、且つ、偽ユダヤ人入植地を間あいだに分散されて置かれ、細切れに分断している事が解る。
 下の方の地図では、偽イスラエルが建国される直前には殆どがパレスチナ人の所有する土地で占められていた事が解り、建国前年の1947年にアラブ諸国が一斉に反対した中での国連決議による分割案で欧米諸国がユダヤ人側に大きく譲歩した事、1967年の第三次中東戦争直前の状況、そして現在と同様の2010年時点と、パレスチナ国の変遷が示される。そしてついでに、パレスチナ人達の中にも、アブラハム-イサク-ヤコブ-……の血統と繋がった、契約の民である本当の血統的ユダヤ人が、多く含まれている事を述べる。

 そんな、占領下で酷い生活を強いられているパレスチナ人達が、東日本大震災の被災者との連帯を示そうと、震災の有った翌年の2012年以降、毎年3月に、ガザ地区で凧揚げのイベントを行なって来た。
 2014年の偽イスラエル占領軍による侵略、空爆で、数千人のパレスチナ人達が虐殺された。また、2018年の偽イスラエル建国により祖国を離れる事を余儀なくされた多くの難民達が発生するというナクバ(大災厄、大艱難)の70周年の記念日に合わせた「Right of Return」(帰還の権利)「Great March of the Return」(偉大な帰還の行進)というイベントでも、多くの人々が占領軍の銃弾の犠牲となった。

 東日本大震災も、パレスチナ人に対する犯罪者と同じ者が、核兵器や気象兵器のHAARPという人工地震兵器を用いて行なったものだ。
そういう、偽イスラエル、また、偽ユダヤ人という、同じ犯罪者、テロリストによってやられたという共感も有って、パレスチナ人と東日本大震災の被災者は、連帯しているのかもしれない。
 そして実は、そんな両者の中には、本当のユダヤ人、血統的なユダヤ人が数多く含まれている。

 本ブログ
  2015/03/29付「本当のユダヤ人であるパレスチナ人と岩手県の人々との連帯から、古代ユダヤ人の繋がりを想う」


25日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスで、空高くたこを揚げる生徒(パレスチナ難民救済事業機関提供、共同)
出典:北國新聞(共同通信)「大震災復興願いガザでたこ揚げ 被災者と連帯、今年は開催」

 『【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスで25日、東日本大震災の被災者との連帯を示そうと、たこ揚げ大会が開かれた。2012年以降、毎年3月に実施されてきたが、昨年は新型コロナウイルスの影響で中止に。今年は規模を縮小し2年ぶり9回目の開催となった。
 パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が主催。例年日本の小中学生に当たる数百人の児童・生徒が参加するが、今年はコロナ対策として密集状態を防ぐため、事前にたこ制作コンテストを実施、優秀作品に選ばれた10人が青く澄み切った空にオリジナルのたこを揚げた。』
  (2021/03/26付・産経新聞(共同通信)「復興願いガザでたこ揚げ 被災者と連帯、今年は開催」より) 

 次は、その事に関連した5年半程前の記事とビデオ、及び3年前のビデオです。……

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