狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

無神論者が多い日本人が大人しい理由:ハプログループD系統YAPマイナスDNA /Japanese who are almost Atheist have Y-DNA Haplogroup D YAP-

2021-09-05 05:17:32 | 歴史・伝統・文化
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.

 無神論者が多い日本人が大人しい理由
  Y染色体・遺伝子ハプログループD系統YAPマイナス
 Reason that almost Japanese who are atheists are gentle and well‐behaved.
  Y-DNA Haplogroup D, YAP-.


 現在の日本国憲法は、被占領国の憲法を占領国が変えてはならないという国際法に反して、第二次世界大戦の停戦中、サンフランシスコ講和条約に至るまでの間に、大日本帝国憲法からすり替えられたものだ。
 その現在の日本国憲法を押し付けたのはアメリカの占領軍であるGHQだが、その憲法作成を行ったのは、左翼であるグローバリストのユダヤ・フリーメーソン達であった。

 つまり、現在の日本国憲法は、無神論者であるカルトが作った事から、グローバリズム憲法と言う事が出来る。憲法の前文の中には、「人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚」と書かれていると共に、「諸国民の公正と信義に信頼して我らの安全と生存を保持しようと決意した」と書かれている。

 要するに、この世界が理想郷である事を念頭に置いて、諸外国が全て信頼する事が出来るに値する正しく良い国ばかりだと言いながら、それら諸外国に日本国自らの安全保障を委ねてしまおうと謳っている訳だ。
 更に、一番問題視されている憲法九条に至っては、「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」とも謳っており、これらをセットにして視るならば、日本国民の命を諸外国の詐欺師達に全く託してしまっている事が解るのだ。

 日本国憲法 前文より
  「……日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。……」

 日本国憲法 第九条
  第一項
   日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
  第二項
   前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


 適切な憲法解釈では、この九条の第一項が侵略戦争の事を示し、第二項の「前項の目的を達するため」と前置きにその言葉を挿入する事によって、侵略戦争では無い自衛戦争の為には武力行使が認められる事となる。よって、自衛隊は合憲となる。
 アメリカの占領下に於いてこの言葉を挿入したのは、新憲法制定に向けた草案に関わった日本人の苦渋のアイデアであった。

 グローバリズムによって、日本はその自衛権までも奪われそうになった。実際、サンフランシスコ講和条約が発効されて形式上は主権回復となったものの、アメリカ軍に自らの安全保障を委ね続けなけれならないようにされている。よって、実質上、日本はアメリカの占領下、属国下に在り続けている事が見える。自衛権は、どの国にも元から在る自然権であり、例え文書化されていなくとも建国時の最初から持っている権利である。

 グローバリズムが無神論者であるカルトのイデオロギーであるので、それに反対するイデオロギーは正しいと言える。
 日本人には、そのグローバリストと同様に無神論者が多い。しかし、日本人は無自覚にも、昔から伝わる祭りや習慣、しきたり等の伝統文化を守り伝え、行って来たのだが、それらの多くが神様と関連するものが多い。
 但し、その神様は創造主である唯一の神様の事では無く、各神社の神様をはじめ、八百万の神を対象にしたものであったり、仏を神様の様に扱う様なものだ。

 それ故、無神論者でありながらも、諸外国の無神論者達、例えば、アメリカのアンチファやブラック・ライブ・マター(BLM)らの様に過激化して略奪や暴動、放火等をする事も無く、日本人には大人しい人達が多い。
 元々、日本人には諸外国の人達と比べて発達した良心が備わっているとも見れるが、その伝統文化、そして歴史に、神性的なものが宿っているせいではないかとも言える。

 あの大震災の時、BLMの様に店を襲い略奪したりする事も無く、騒動やパニックを起こす事も無く、殆どの被災者達は、自分の欲望を捨てて、エゴイズムになる事も無く、配給される水や食料に自ら整然と列を作り、静かに自分の順番が来るのを待機していた事は、象徴的な出来事である。

 旧約聖書には、次の御言葉が在る。

 
 



 旧約聖書・申命記4章27~28節
  主はあなたがたを国々の民の中に散らされる。しかし、ごくわずかな者たちが、主の追いやる国々の中に残される。
  あなたがたはそこで、人間の手で造った、見ることも、聞くこともせず、食べることも、かぐこともしない木や石の神々に仕える。

 The Old Testament・The Book of Deuteronomy 4:27~28
  Yahweh will scatter you among the peoples, and you will be left few in number among the nations where Yahweh will lead you away.
  There you will serve gods, the work of men’s hands, wood and stone, which neither see, nor hear, nor eat, nor smell.


 北王国滅亡に由来する古代イスラエル人や、南王朝が滅んだ事に由来する古代ユダヤ人達の併せて十二支族が、世界各地に移住する中で、日本にも到達して定住する事となった。
 そして、その聖書の預言の通り、散らされる中で日本に来た古代イスラエル人と古代ユダヤ人の末裔は、無神論者の如くになって、木や石で作った偶像を拝んで来た。

 日本にアブラハム-イサク-ヤコブ-……の血統に繋がる子孫が多く存在する事は、神社や祭りをはじめ、その伝統文化に残る古代イスラエル由来のものから解る。
 そして、それだけでは無く、科学的な検証と言える遺伝子、その中でも男系男子のみが受け継ぐY染色体のハプログループ(型集団)の分類で、DE系統から分かれた、D系統のYAPマイナス(YAP-)遺伝子を持つ人々が多い事からも証明される。

 YAP(Y-chromosome Alu Polymorphism)変異を持つ事で定義されるのは、DE系統から分かれたハプログループDとハプログループEのみである。日本人にD系統の遺伝子を持つ人が多い事と共に、E系統をユダヤ人が多く持つ。但し、ここで言うユダヤ人は血統的ユダヤ人の事であり、宗教的(改宗的)ユダヤ人を含めない。



ヒトのY染色体DNAハプログループの系統樹
出典:Wikipedia「Haplogroup DE」
  または、ウィキペディア「ハプログループDE (Y染色体)」



Y染色体・遺伝子のハプログループE(Haplogroup E (Y-DNA))の分布
出典:ウィキペディア「ハプログループE (Y染色体)」



Y染色体・遺伝子のハプログループD(Haplogroup D (Y-DNA))の分布



Y染色体・遺伝子のハプログループD(Haplogroup D (Y-DNA))の移動想定経路
以上2点の出典:ウィキペディア「ハプログループD (Y染色体)」

 関連文献
  ウィキペディア「日本人」>「Y染色体ハプログループ(父系)による系統」

  Wikiwand「ハプログループD1a2a (Y染色体)」

 尚、一方のミトコンドリアDNA(mtDNA)は母系なので、遠祖まで遡って見る事が出来ない。
 しかし、現在の偽物のイスラエル国は、その母系である事やユダヤ教の信者である事を、ユダヤ民族として定義している。よって、その偽イスラエル国には、偽ユダヤ人が多く住む事となっている。

 日本に来た古代イスラエル人、古代ユダヤ人の内で代表的な、紀元後に渡来して来た秦氏は、イエス・キリストを信仰するクリスチャン達であった。初代キリスト教会の流れを汲むアッシリア東方教会系で、支那(現在、中華人民共和国が存在する所)では唐の朝廷の時代には景教と呼ばれ、マリアの聖母化に否定的、批判的でカトリック等の主流派からは異端のレッテルを貼られたネストリウス派のキリスト教徒であった。
 このネストリウス派を、プロテスタントの根本主義派の一部が支持しているという。また、インドにも、ネストリウス派の流れを汲むトマス派が存在した。

 十七条憲法を制定した聖徳太子が厩戸皇子と言い、イエス様の御降誕を思わせる名前が付けられているのだが、厩戸皇子の最側近には秦河勝が存在した。
 聖徳太子という名前は、厩戸皇子の死後、100年程が経ってから、仏教界が勝手に付けたものだ。秦河勝と共に厩戸皇子も実は古代ユダヤ人で、且つ、本当はクリスチャンであったのだ。

 その十七条憲法の第二項、「篤く三宝を敬へ。三宝とは仏(ほとけ)・法(のり)・僧(ほうし)なり」は、元々は「篤く三宝を敬へ。三宝とは仏教・神道・儒教なり」であった。かつて、宗教間の対立が在った日本。戦勝者である仏教界によって、全て仏教のものに書き換える改ざんが行われてしまったのだ。

 海に囲まれる天然の堀を持つ島国である日本で、Y染色体の遺伝子、ハプログループD系統YAPマイナス遺伝子が守られて来た。

 本ブログ過去の関連記事
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  2019/11/18付『ADLがユダヤ人イエスキリストの「OKサイン」をヘイト象徴に指定の愚/Nonsense, ADL specified "OK sign" of the Trinity into hate symbol』

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  2020/12/10付「法の真理は超越する&インドの古代ユダヤ人は米国とトランプ大統領を救う/Truth of law transcend. Indian ancient Jews rescue US & Trump」

  2021/08/02付「コロナ禍の中での東京オリンピック:日本の調和、忖度、迎合、そして抵抗(1/4)/Tokyo Olympic in Corona:Japanese harmony, fawn, resistance」

コロナ禍の中での東京オリンピック:日本の調和、忖度、迎合、そして抵抗(1/4)/Tokyo Olympic in Corona:Japanese harmony, fawn, resistance - 狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

<※本当の投稿日時Trueposteddate&time:2021/08/0817:11>(当方の都合にて、投稿日時を変更しておりま...

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  2021/08/03付「コロナ禍の中での東京オリンピック:日本の調和、忖度、迎合、そして抵抗(2/4)/Tokyo Olympic in Corona:Japanese harmony, fawn, resistance」

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<※本当の投稿日時Trueposteddate&time:2021/08/0818:27>(当方の都合にて、投稿日時を変更しておりま...

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  2021/08/04付「コロナ禍の中での東京オリンピック:日本の調和、忖度、迎合、そして抵抗(3/4)/Tokyo Olympic in Corona:Japanese harmony, fawn, resistance 」
  2021/08/05付「コロナ禍の中での東京オリンピック:日本の調和、忖度、迎合、そして抵抗(4/4)/Tokyo Olympic in Corona:Japanese harmony, fawn, resistance 」
  2021/08/06付「東京五輪:外は群衆にも関わらず果たして無観客は正しいのか?(1/3)/Tokyo Olympic:In spite of crowds in outside, without spectator?」
  2021/08/07付「東京五輪:外は群衆にも関わらず果たして無観客は正しいのか?(2/3)/Tokyo Olympic:In spite of crowds in outside, without spectator?」
  2021/08/08付「東京五輪:外は群衆にも関わらず果たして無観客は正しいのか?(3/3)/Tokyo Olympic:In spite of crowds in outside, without spectator?」

 引用聖書
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
  ・新改訳新約聖書(1965年版)(発行:日本聖書刊行会)
  ・World English Bible(eBible.org)

十日戎に見る日本人・・・地上での幸福のみを願う自分の欲望を神とした祈り、渇く水を追い求める人々、敬虔な信者は自分の事を願わず神に感謝し神を賛美、人それぞれのタラントに応じた務め

2018-01-09 13:13:01 | 歴史・伝統・文化
 「神無月(旧暦10月)に出雲に赴かない『留守神』とされたえびす神(夷、戎、胡、蛭子、恵比須、恵比寿、恵美須)ないしかまど神を祀り、1年の無事を感謝し、五穀豊穣、大漁、あるいは商売繁盛を祈願する。地方や社寺によっては、旧暦の10月20日であったり、秋と春(1月20日)の2回開催したり、十日えびすとして1月10日や1月15日とその前後などに行うこともある。」
 「講のひとつであり、漁師や商人が集団で祭祀をおこなう信仰結社的な意味合いもあるが、えびす講は各家庭内での祭祀の意味も持つ。東日本では家庭内祭祀の意味合いが強く、また東日本では商業漁業の神としてのみならず、農業神として崇める傾向が西日本よりも顕著である。地域によっては1月のえびす講を商人えびす、10月のを百姓えびすと呼ぶこともある。」
 (以上、ウィキペディア「えびす講」より)

 上記に記載している様に、「えびす講」の内の「十日戎」が、本日から三日間、私の住む地元近くでも各神社で行われる。九日は宵えびす、十日が本えびす、十一日は残り福とされるそうで、私は今までに行った事が無いし、また興味も無いので、詳しくは知らない。上記の通り、商売繁盛を願うだけでは無い様ではあるが、今日においての大概は、それを願ってお参りに出向かれている様である。
 全国で十日戎が行われるのは、西宮神社(西宮市)、今宮戎神社(大阪市浪速区)、京都ゑびす神社(京都市東山区)、堀川戎神社(大阪市北区)、柳原蛭子神社(神戸市兵庫区)、大阪天満宮(大阪市北区)、智恩寺(京都府宮津市)、平塚三嶋神社(神奈川県平塚市)、これで全部か、それとも他にも有るのかは知らない。
 商売繁盛を願う事、確かに商売等の仕事でお金を稼ぐのは必要である。必要最小限の生活費と、少し生活にゆとりを作る為のお金、そして将来の為の貯金、また家族、親、子供の扶養の為といった辺りに稼ぐ事は、世間一般的に普通であり、基本的なレベルであり、決して貪欲であるとは言えない。
 また、能力の有る方々は、そのお金を元手に事業を起こし、或いは有益な事業に投資する事で、それらの事から雇用を増やしたり社会の発展に貢献する事にも繋がる為に、それらの事の上では、お金は悪いものでは無い。
 レジャーやショッピング、グルメ、博打、酒、好色、タバコ、ドラッグ、その他趣味……等と、ある程度は生活や精神へのゆとり、ストレス解消、潤滑油として必要に思われるかもしれない。また、その必要とするレベルも、人それぞれに違いが有り、欲の浅い者から深い者まで、またそれらの欲望の対象に成り得るものに対する依存する度合いの大きさの違いが有る。
 私の場合、若い時に比べれば、欲望は大分小さくなっており、世間一般の欲望のレベルと比べても、かなり低くなっている事を自覚し、また自負している。また、それに加えて孤独である。それ故、周囲が私を傍から見て、「何が楽しくて生きているのか?」とか、「自殺するのではないか?」とか、「虚しくないのか?」等と陰口を叩かれているものと思われる。しかし、それらの言葉は、そのままそっくり、世間一般に返す事が出来る。
 私の方こそは、世間一般を客観視して、その様に思えるのである。欲望の対象を追い求めても、一時的に気持ちが満たされるだけで、直ぐにまた欲しくなって来る。休みの日にレジャーに出かけても、その一瞬だけ楽しむだけで、次の休みにまたレジャーに行きたくなる。それで、日曜日毎にじっとしておられず、繰り返し外出するのである。これも、一つの依存症である。その他、酒にしても博打にしても、欲望の対象となるものは何でも、取り入れた「一瞬」だけ満たされた気持ちにはなるが、その実、心の奥底は満たされないので、時間が経つとそれぞれの欲望に対する空腹感を覚え、また次に手を出すという繰り返しの依存症である。世間一般の人達は、大概、その様な依存症に陥っているのである。
 その様に、欲望で表面だけを繕おうとしても、すぐ渇いてしまう。心の奥底に溜めたものはすぐには失くならず、簡単には乾かない。それどころか、その溜めたものから次々と、思いや考え、アイデア、言葉、そして喜び感謝する気持ち、感動が、湧いて来るのである。私がその様な依存症の姿を見ると、却って虚しく見えて来るのである。そして、もしその依存しているものが切られると、その人は自殺を考える程にまで陥る事となってしまいかねない。
 依存する度合いが大きい程、その様に考える傾向となる。他にも、配偶者との死別や離婚、恋人との別れ、友人達からの裏切りや絶交、いじめ、会社にリストラされてクビになる事等も依存関係からの離脱であり、それらによってもその可能性が考えられる。
 お金にしても欲望にしても、その依存度に比例して、精神が麻痺していく事となる。共に大きくなればなる程、多少の事では感動出来ず、嬉しい気持ちが起こりにくく、感謝する気持ちが失われ、そして謙遜さが失われてしまう。貪欲に成れば成る程、傲慢に成っていくのである。また、「空騒ぎ」するかの様に、喧騒の中に浸ったり忙しい状態が続くと、心が知らぬ間に虚しくなってしまっている。「忙」という字は、心が亡くなるという事である。静寂の中での瞑想、お祈りは、自分を今一度原点に戻してリセットし、その虚しさも自覚するのである。虚しさを感じたく無いが為に仕事や遊び、付き合いでスケジュールを埋めようとする人達が多いが、それは依存症の理屈と同じく、根源的な虚しさを解消する事にはならない。表面を着飾って、内側の虚しさを隠しているに過ぎないのである。
 潰しが効く事は大事である。依存していたもの、或いは依存とまではいかなくても関係や繋がりが有ったものが断たれても、落ち込む事も無く、ストレスに感じる事も無く、悠々と、飄々と、世を渡っていける様になる事は大事である。私の場合、社会に出て以降は初めから孤独なので、関係もくそも殆ど無い為、断たれて悩むという事が無い。雇用においても、今までに既に転々として来ており、潰しが効いて融通が効くと共に、開き直る事も出来ている。何か一つの事に囚われてしまう事は、結局は依存症にもなる訳で、その拘りを棄てる事で、依存からの解放を得る事が出来る。何事にも囚われない事が、自由であると言える。
 つまり、欲望に囚われている状態は、自由では無く、それは欲望の奴隷となっているのである。依存症は、欲望の奴隷である。
 この世での名誉や誇り、地位等も、欲望の対象である。十日戎で商売繁盛を願う以外にも、日本人は初詣や何やらで、神社に行っては賽銭を投げて、「何々が叶います様に」等と願い事をしている。それらは裏を返せば、自分の欲望を拝んでいるに過ぎないのである。つまり、その様に自分の幸福の願い事をする事は、自分の欲望を神として拝んでいるだけなのである。その様なお祈りの仕方は、タルムードを信奉するユダヤ人達と同じである。
 「ユダヤ教」という名前の通り、タルム―ディック・ユダヤ人達は、自分達を神として拝んでいる。バビロニア・タルムードに書かれて内容は、正に、自分達が地上で最高の者、そして多民族を見下す傲慢である。タルムードは、正に、ユダヤ民族を神格化したもの、というよりも、悪魔化したものであり、自分達の欲望を纏めたものである。故に、タルム―ディック・ユダヤ人達は、自分の欲望を拝んでいるに過ぎないのである。しかし、日本人の大概も、そのタルムードを信奉するユダヤ人達と同様なのである。
 敬虔なクリスチャンやムスリム(イスラム教徒)の方々は、その様なお祈りはしない。敬虔なクリスチャンやムスリムの方々は、自分の事を願わず、他人の幸福を願い、世界の平和を願い、また日々の生活の中で犯している自分の罪を告白してそれを赦して頂く様に神に願い、そして何よりも、神を賛美し、神を誉め讃え、神に感謝するお祈りをしているのである。敬虔なクリスチャンやムスリムの方々は、決して自分の欲望を願う事が無いのである。そして飽くまでも、「神第一」なのである。そして日々、創造主である唯一神によって生かされる事に対して感謝するお祈りをする程に、謙遜・謙虚であられるのである。

 新約聖書・ピリピ人への手紙3章18~21節
  というのは、私はしばしばあなたがたに言って来たし、今も涙をもって言うのですが、多くの人々がキリストの十字架の敵として歩んでいるからです。
  彼らの最後は滅びです。彼らの神は彼らの欲望であり、彼らの栄光は彼ら自身の恥なのです。彼らの思いは地上のことだけです
  けれども、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます。
  キリストは、万物をご自身に従わせることのできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自身の栄光のからだと同じ姿に変えてくださるのです。

 The New Testament・Epistle to the Philippians3:18~21
  For many walk, of whom I told you often, and now tell you even weeping, as the enemies of the cross of Christ,
  whose end is destruction, whose god is the belly, and whose glory is in their shame, who think about earthly things.
  For our citizenship is in heaven, from where we also wait for a Savior, the Lord Jesus Christ,
  who will change the body of our humiliation to be conformed to the body of his glory, according to the working by which he is able even to subject all things to himself.

 新約聖書・マタイの福音書25章14~30節
   天の御国は、しもべたちを呼んで、自分の財産を預け、旅に出て行く人のようです。
  は、おのおのその能力に応じて、ひとりには五タラント、ひとりには二タラント、もうひとりには一タラントを渡し、それから旅に出かけた。
  五タラント預かった者は、すぐに行って、それで商売をして、さらに五タラントもうけた。
  同様に、二タラント預かった者も、さらに二タラントもうけた。
  ところが、一タラント預かった者は、出て行くと、地を掘って、その主人の金を隠した。
  さて、よほどたってから、しもべたちの主人が帰って来て、彼らと清算をした。
  すると、五タラント預かった者が来て、もう五タラント差し出して言った。『ご主人さま。私に五タラント預けてくださいましたが、ご覧ください。私はさらに五タラントもうけました。』
  その主人は彼に言った。『よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ。』
  二タラントの者も来て言った。『ご主人さま。私は二タラント預かりましたが、ご覧ください。さらに二タラントもうけました。』
  その主人は彼に言った。『よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ。』
  ところが、一タラント預かっていた者も来て、言った。『ご主人さま。あなたは、蒔かない所から刈り取り、散らさない所から集めるひどい方だとわかっていました。
  私はこわくなり、出て行って、あなたの一タラントを地の中に隠しておきました。さあどうぞ、これがあなたの物です。』
  ところが、主人は彼に答えて言った。『悪いなまけ者のしもべだ。私が蒔かない所から刈り取り、散らさない所から集めることを知っていたというのか。
  だったら、おまえはその私の金を、銀行に預けておくべきだった。そうすれば私は帰って来たときに、利息がついて返してもらえたのだ。
  だから、そのタラントを彼から取り上げて、それを十タラント持っている者にやりなさい。』
  だれでも持っている者は、与えられて豊かになり、持たない者は、持っているものまでも取り上げられるのです。
  役に立たぬしもべは、外の暗やみに追い出しなさい。そこで泣いて歯ぎしりするのです。

   ※1タラント=6,000デナリ、1デナリ=当時の1日の労賃に相当、タラント…貨幣単位、才能

 The New Testament・Gospel of Matthew 25:14~30
   “For it is like a man, going into another country, who called his own servants, and entrusted his goods to them.
  To one he gave five talents, to another two, to another one; to each according to his own ability. Then he went on his journey.
  Immediately he who received the five talents went and traded with them, and made another five talents.
  In the same way, he also who got the two gained another two.
  But he who received the one talent went away and dug in the earth, and hid his lord’s money.
  “Now after a long time the lord of those servants came, and reconciled accounts with them.
  He who received the five talents came and brought another five talents, saying, ‘Lord, you delivered to me five talents. Behold, I have gained another five talents in addition to them.’
  “His lord said to him, ‘Well done, good and faithful servant. You have been faithful over a few things, I will set you over many things. Enter into the joy of your lord.’
  “He also who got the two talents came and said, ‘Lord, you delivered to me two talents. Behold, I have gained another two talents in addition to them.’
  “His lord said to him, ‘Well done, good and faithful servant. You have been faithful over a few things, I will set you over many things. Enter into the joy of your lord.’
  “He also who had received the one talent came and said, ‘Lord, I knew you that you are a hard man, reaping where you didn’t sow, and gathering where you didn’t scatter.
   I was afraid, and went away and hid your talent in the earth. Behold, you have what is yours.’
  “But his lord answered him, ‘You wicked and slothful servant. You knew that I reap where I didn’t sow, and gather where I didn’t scatter.
  You ought therefore to have deposited my money with the bankers, and at my coming I should have received back my own with interest.
  Take away therefore the talent from him, and give it to him who has the ten talents.
  For to everyone who has will be given, and he will have abundance, but from him who doesn’t have, even that which he has will be taken away.
  Throw out the unprofitable servant into the outer darkness, where there will be weeping and gnashing of teeth.’

 新約聖書・ヨハネの福音書4章5~15節
  それで主は、ヤコブがその子ヨセフに与えた地所に近いスカルというサマリヤの町に来られた。
  そこにはヤコブの井戸があった。イエスは旅の疲れで、井戸のかたわらに腰をおろしておられた。時は六時ごろであった。
  ひとりのサマリヤの女が水をくみに来た。イエスは「わたしに水を飲ませてください。」と言われた。
  弟子たちは食物を買いに、町へ出かけていた。
  そこで、そのサマリヤの女は言った。「あなたはユダヤ人なのに、どうしてサマリヤの女の私に、飲み水をお求めになるのですか。」――ユダヤ人はサマリヤ人とつきあいをしなかったからである。――
  イエスは答えて言われた。「もしあなたが神の賜物を知り、また、あなたに水を飲ませてくれと言う者がだれであるかを知っていたなら、あなたのほうでその人に求めたことでしょう。そしてその人はあなたに生ける水を与えたことでしょう。」
  彼女は言った。「先生。あなたはくむ物を持っておいでにならず、この井戸は深いのです。その生ける水をどこから手にお入れになるのですか。
  あなたは、私たちの先祖ヤコブよりも偉いのでしょうか。ヤコブは私たちにこの井戸を与え、彼自身も、彼の子たちも家畜も、この井戸から飲んだのです。」
  イエスは答えて言われた。「この水を飲む者はだれでも、また渇きます。
  しかし、わたしが与える水を飲む者はだれでも、決して渇くことがありません。わたしが与える水は、その人のうちで泉となり、永遠のいのちへの水がわき出ます。」

  女はイエスに言った。「先生。私が渇くことがなく、もうここまでくみに来なくてもよいように、その水を私に下さい。」

 The New Testament・Gospel of John4:5~15
  So he came to a city of Samaria, called Sychar, near the parcel of ground that Jacob gave to his son, Joseph.
  Jacob’s well was there. Jesus therefore, being tired from his journey, sat down by the well. It was about the sixth hour.
  A woman of Samaria came to draw water. Jesus said to her, “Give me a drink.”
  For his disciples had gone away into the city to buy food.
  The Samaritan woman therefore said to him, “How is it that you, being a Jew, ask for a drink from me, a Samaritan woman?” (For Jews have no dealings with Samaritans.)
  Jesus answered her, “If you knew the gift of God, and who it is who says to you, ‘Give me a drink,’ you would have asked him, and he would have given you living water.”
  The woman said to him, “Sir, you have nothing to draw with, and the well is deep. So where do you get that living water?
  Are you greater than our father, Jacob, who gave us the well and drank from it himself, as did his children and his livestock?”
  Jesus answered her, “Everyone who drinks of this water will thirst again,
  but whoever drinks of the water that I will give him will never thirst again; but the water that I will give him will become in him a well of water springing up to eternal life.”

  The woman said to him, “Sir, give me this water, so that I don’t get thirsty, neither come all the way here to draw.”

 本ブログ過去の関連記事
  ・2013/01/04付:「日本の正月に存在する古代ユダヤの風習」
  ・2013/09/19付:「根源からのお金への問いは、規範を背景にし『喜捨』を行なうイスラムに答えがある・・・『エンデの遺言 ―根源からお金を問うこと』を読んで」
  ・2014/06/08付:「お金・事業より優る『思想』、それをも上回る独立した名も無き小さな一個人の勇ましく高尚な真面目なる『生涯』・・・『後世への最大遺物・デンマルク国の話』を読んで」
  ・2017/07/23付:「高校中退後の30年間、友達・つながりが全く無かったが、こうして今ちゃんと生きている・・・世間・マスコミの論拠崩壊、独立自尊の精神、マイペース、へそ曲がり、リラックス、そして行雲流水、成るように成る」
  ・2017/11/29付:「『クリスチャン』が多いにも関わらず実際にはそれらしくない韓国人、逆に少ないにも関わらず実際には『キリスト者』らしい日本人・・・世界の『クリスチャン』の偽善と、古代ユダヤ人と景教徒が創った日本の神道」

 参考文献
  ・ウィキペディア:「えびす講」

 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
  ・World English Bible(eBible.org)

「男系男子の血統」故の天皇陛下、「血統」は「運命」、「運命」は創造主からの「天命」・「絶対」・・・皇統を護持する120名の男系男子の存在、「偽者」の「女系天皇」とリベラル・イスラエルの「女系ユダヤ人」

2017-12-07 06:32:35 | 歴史・伝統・文化
 天皇陛下が、この世で天皇として存在する理由は、「男系男子の血統」であるが故である。「男系男子の血統」は、「運命」である。「運命」は、創造主から与えられた「天命」、「宿命」、「使命」、「役割」である。
 「運命」は、創造主による「定め」、「御計画」であり、それは「絶対」である。人間は、絶対者である創造主に従わざるを得ない。それ故、天皇で有るが故の、人権等の様々な制約が有る事も、「運命」として素直に受け入れなければならない。
 人それぞれに「運命」が有り、その下で人それぞれの制約が課されている。先天的障がいを持ってこの世に生まれて来られた方々も、それを「運命」として素直に受け入れて、自分独自の「使命」、「役割」を熟されながら生きておられる。自分の持って生まれた才能以上の事を人は行うことが出来ず、それも神からの制約である。人間は所詮、絶対者・神によって動かされ、神によってこの世に生かされているに過ぎない。産まれた時には神によって命が動かされ始められ、また神によって命が止められてこの世から去る。
 また、現在この世に生きる日本人が伝統、中でも特に天皇・皇室に関する事を恣意的に変えてはならない。国体の柱である天皇・皇室をはじめとする日本の伝統は、古代からの先祖の方々の同意が必要である。現在に生きる私達の考えだけでは無く、御先祖の方々の思いも汲まなければならないのである。
 共同通信による世論調査が先日12月2・3日に行われ、その結果の中でも「女性宮家」に賛成する数字を、神戸新聞は1面トップで報じていた。他にも、産経新聞等もその共同通信の調査結果を報じた様である。回答者は、たった5百数十人のみである。故に、その内訳でも、民進党支持者が女性宮家反対の数字が大きくなるという「矛盾」した結果が出ている。インターネットのニコニコの本年6月世論調査によると、安倍内閣支持者が女性天皇反対の数字が高くなっており、納得が出来る。ニコニコの場合の回答数は、5万4千6百数十人と共同通信の回答者とは随分と違う。世論調査が当てにならない事も言えるが、それと同時に、マスコミの調査に答える世間一般大衆の知識に問題がある。本当に理解した上で答えている訳ではないからである。ロクに解らないくせに答えると言うのは、無責任である。
 何故、それが無責任な事になるのか。もし、その様な国民の意見の通りに国の政策等が動かされてしまったら、国は滅びるからである。国民主権は聞こえは良いが、その実、何も解っていない世間一般の国民に主権を持たせることによって、国の向かうべき方向は間違い、国は滅ぶ事となる。よって、政治家はその様な低俗な世論に迎合する事無く、逆に国民を導き啓蒙するぐらいの矜持を持って頂きたいものである。
 天皇陛下が、この世で天皇として存在する根拠は「血統」である。先祖代々からの天皇の「血統」に繋がり、「皇胤」であるが故の天皇陛下である。そしてその「血統」は、男性しか持っていない遺伝子のY染色体を含んでいる「男系男子の血統」である。故に、天皇の「男系男子の血統」に繋がる者のみが天皇となる資格を持つ
 その「男系男子の血統」を途絶えさせない為にも、独身で子のいない「女性天皇」が緊急措置として一時的に即位する事は許されるが、その「女性天皇」から生まれた子が天皇になる「女系天皇」(「母系天皇」)は許されない。また、女性の皇族が新たに宮家を作る「女性宮家」から生まれる子に継承する「女系天皇」も許されない「女系天皇」は、先祖代々からの「天皇のY染色体」を持っていないからである。
 「天皇の遺伝子・Y染色体」を引き継ぐ「血統」を持つ事は「運命」である。「運命」は創造主による「定め」なので、それから逃げる事は許されない。「天皇の遺伝子・Y染色体」を持たない女性の皇族の子孫は天皇になる資格は無く、もしもその事による「女系天皇」となった場合は、その天皇は「偽者」である。「女系天皇」は「偽者」であって、本当の天皇では無い。
 よって、もしも「女系天皇」が誕生する事となった場合、実際には日本には天皇がいない事と同じとなる。それは表面的に存在しているふりをしているだけで、その天皇は所詮、「偽者」である。
 日本が(B.C.660年から現在までの2,677年もの間、)世界で最も長く国が続く事が出来たのは、皇胤を継承する天皇陛下が国の大黒柱として存在したからである。天皇陛下は、日本国の統合の象徴であられ続けて来られた。もしも「女系天皇」が誕生して皇胤の継承が途絶えるならば、日本国の国体は崩れて日本独特の形は失くなり、グローバリズムの中で日本は世界政府のものとなってしまい、日本国は消滅してしまう。日本独特の伝統・文化・歴史・アイデンティティ・誇り・自尊心・愛国心等は失くなる事となる。かつての第三インターナショナル、つまり共産主義インターナショナル「世界革命」を計画していた事は、現在のグローバリズム、つまり「世界共産化グローバリズム」という名前に変えて行われているが、共産主義の下、伝統や文化、宗教等が破壊された事と同じくして、日本の皇位・皇室も破壊されようとしているのである。宮内庁には、外国に繋がるスパイが入っている。
 日本国は長い歴史上で「一朝」を貫いて来た。例外として南北朝時代が有る。しかし、「男系男子の血統」は継承されて来た。また、幕末・明治維新期の事も有るが、それも「男系男子の血統」は守られて継承されているのである。故に「天皇の遺伝子・Y染色体」は(2,677年もの間)、ずっと途絶える事無く継承され続けているのである。
 現皇室に「男系男子」の継承者が少ないと、マスコミは皇位継承の危機を叫んで「女系天皇」や「女性宮家」を認める様にと、世間一般大衆を煽っている。しかし、戦後のGHQの占領中に廃止された旧11宮家を皇室に戻すか、或いは皇室典範第9条を変えて旧宮家から養子を取れる様にする事で、「男系男子」の皇位継承の問題は無くなる。そして、その「男系男子の血統」を持つ天皇になる資格を持つ方々が「120名」もおられるとの事である。
 昭和22年に皇室離脱された11宮家は、全て「伏見宮邦家親王」の子孫であり、東久邇家は皇室とは最も血の繋がりが濃い宮家である。その為、皇室復帰に最も有力視されている旧宮家であると言う。現在の皇位継承候補120人の内、30歳前後が80人以上もおられるという。テレビ等のメディアによく出演されている竹田恒泰氏は、皇位継承順位が108位であるとの事である。
 因みにユダヤの祭司も、出エジプト時のモーセの兄アロン以降、3,500年もの間、「男系男子の血統」を、守り続けている。そして天皇は神道の祭司を超越する大祭司として、実はモーセの兄アロンの血統、つまりユダヤ十三支族(※レビ族を入れて13)の内のレビ族の血統なのである。更に因みに、偶像崇拝を拒否し、牛を犠牲の為に殺生し、それらの事によって国教となった仏教から差別されたの方々も、同じくレビ族の血統である。
 また、現在のイスラエルは「女系ユダヤ人」(母系ユダヤ人)を認めている。それによって、1948年の一方的な独立宣言以来、「本物」「男系男子の血統的ユダヤ人」「ユダヤの男系男子の血統を持つパレスチナ人」らと共に、「偽者」で白人の「宗教的ユダヤ人」がいるが、更に「偽者」の「女系ユダヤ人」を増やす事によって、「本物」のユダヤ人である「ユダヤの血統を持つパレスチナ人」らを排除して「民族浄化」し、且つ植民地の拡大を行っている。そしてイスラエル国内では、血統的に繋がりの無い白人の「偽者」「宗教的ユダヤ人」と、同じく「偽者」の「女系ユダヤ人」に対し、有色で「本物」の「男系男子の血統的ユダヤ人」や、同じく「本物」の「ユダヤの男系男子の血統を持つパレスチナ人」らは二級市民として貶されている。そして、リベラル化が進むイスラエルは、同性愛が進行し、フェミニズム、ジェンダーフリー等と、ユダヤの伝統、文化は無視され破壊されている。「偽者」のユダヤ人が支配しているが故に、それらに興味がないからである。

 参考動画
 

YouTube: 【日いづる国より】水間政憲、皇統を支える120名の男系男子[桜H29/4/28]

 西部邁氏著「わが憲法改正案 『大切な心』を忘れた日本人」の試案より、
  「天皇は日本国民の伝統の象徴であり、したがって日本市民の統合の象徴である。
  天皇は日本国の文化的代表であり、したがってそれに相応した文化的儀式を執り行う。
  天皇の地位は日本国民の歴史的総意にもとづくものであり、したがって日本市民がその地位とその権能について決定を下すに当たっては年号を指定する義務をはじめとして日本の伝統からの制限を受ける。」

 旧約聖書・出エジプト記28章41節
  「これらをあなたの兄弟アロン、および彼とともにいるその子らに着せ、彼らに油をそそぎ、彼らを祭司職に任命し、彼らを聖別して祭司としてわたしに仕えさせよ。」

 旧約聖書・出エジプト記29章9節
  「アロンとその子らに飾り帯を締めさせ、ターバンを巻きつけさせる。永遠のおきてによって、祭司の職は彼らのものとなる。あなたは、アロンとその子らを祭司職に任命せよ。」

 旧約聖書・レビ記6章18節
  「アロンの子らのうち、男子だけがそれを食べることができる。これは、主への火によるささげ物のうちから、あなたがたが代々受け取る永遠の分け前である。それに触れるものはみな、聖なるものとなる。』」

 旧約聖書・民数記3章9~12節
  「あなたは、レビ人をアロンとその子らにあてがいなさい。彼らはイスラエル人の中から、正式にアロンにあてがわれた者たちである。
  あなたは、アロンとその子らを任命して、その祭司の職を守らせなければならない。ほかの人で近づく者は殺される。』
   主はモーセに告げて仰せられた。
  『わたしは、イスラエル人のうちで最初に生まれたすべての初子の代わりに、今これからイスラエル人の中からレビ人を取ることにした。レビ人はわたしのものである。」

 旧約聖書・民数記18章1~2節
  「そこで、主はアロンに言われた。『あなたと、あなたとともにいるあなたの子たちと、あなたの父の家の者たちは、聖所にかかわる咎を負わなければならない。そしてあなたと、あなたとともにいるあなたの子たちが、あなたがたの祭司職にかかわる咎を負わなければならない
  しかし、あなたの父祖の部族であるレビ族のあなたの身内の者たちも、あなたに近づけよ。彼らがあなたに配属され、あかしの天幕の前で、あなたと、あなたとともにいるあなたの子たちに仕えるためである。」

 旧約聖書・民数記18章6~7節
  「今ここに、わたしは、あなたがたの同族レビ人をイスラエル人の中から取り、会見の天幕の奉仕をするために、彼らを主にささげられたあなたがたへの贈り物とする。
  あなたと、あなたとともにいるあなたの子たちは、祭壇に関するすべてのことや、垂れ幕の内側のことについてのあなたがたの祭司職を守り、奉仕しなければならない。わたしはあなたがたの祭司職を賜物の奉仕として与える。ほかの者で近づく者は死ななければならない。」
 
 旧約聖書・民数記18章23節
  「レビ人だけが会見の天幕の奉仕をすることができる。ほかの者は咎を負う。これは代々にわたる永遠のおきてである。かれらはイスラエル人の中にあって相続地を持ってはならない。」

 旧約聖書・民数記25章10~13節
   「主はモーセに告げて仰せられた。
  『祭司アロンの子エルアザルの子ピネハスは、わたしのねたみをイスラエル人の間で自分のねたみとしたことで、わたしの憤りを彼らから引っ込めさせた。わたしは、わたしのねたみによってイスラエル人を絶ち滅ぼすことはしなかった。
  それゆえ、言え。『見よ、わたしは彼にわたしの平和の契約を与える。
  これは、彼とその後の彼の子孫にとって、永遠にわたる祭司職の契約となる。それは彼がおのれの神のためにねたみを表わし、イスラエル人の贖いをしたからである。』』」

 旧約聖書・ヨシュア記18章7節
  「しかしレビ人には、あなたがたの中で割り当て地がない。主の祭司として仕えることが、その相続地だからである。また、ガドと、ルベンと、マナセの半部族とは、ヨルダン川の向こう側、東のほうで、すでに彼らの相続地を受けている。それは、主のしもべモーセが、彼らに与えたものである。」

 新約聖書・ペテロの手紙 第一2章9節
  「しかし、あなたがたは、選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神の所有とされた民です。それは、あなたがたを、やみの中から、ご自分の驚くべき光の中に招いてくださった方のすばらしいみわざを、あなたがたが宣べ伝えるためなのです。」

 本ブログ過去の関連記事 
  ・2012/11/25付:「古事記・天孫降臨、イザヤ・ナギード(イザナギ)」
  ・2013/07/08付:「日本人のルーツを取り戻す(5)・・・天皇と賎民は共に同じ民族ユダヤ人・・・『天皇家とユダヤ人』を読んで」
  ・2016/10/16付:「皇胤としての生涯は天命である・・・天皇である事の根拠である血統に含まれる重大な意味、国体としての伝統・独自性と『男系男子』を守り続ける事の重要性」
  ・2017/05/11付:「武士道・自害・切腹に見る日本の伝統的精神性と神道による宗教性、『男系男子』を貫く日本の皇室とユダヤの祭司の血統・・・『驚くほど似ている 日本人とユダヤ人』を読む」
  ・2017/12/02付:「『男系男子の血統』護持の為の旧宮家復帰と養子、日本復活の為の旧祝日『新嘗祭』復活、『邪馬臺国』阿波・伊国の高天原・木屋平から献上の麁妙服・・・平成31年、天皇陛下譲位・皇太子様即位・改元・践祚大嘗祭」
  
 参考・関連文献 
  ・2017/01号 新潮45 掲載・デイリー新潮:「今上天皇に血統の近い、知られざる「男系男子」の存在が!」
  「ひと目でわかる『戦前の昭和天皇と皇室』の真実」(著者:水間政憲氏、出版社:PHP研究所、出版日:2017/3/17)
  ・2017/01号 新潮45(著者:八幡和郎氏等、出版社:新潮社、出版日:2016/12/17)「今上天皇に血統の近い、知られざる「男系男子」たち 」
  ・2016/01(No.394)号・国際時事情報誌エノク(著者:宇野正美氏、出版社:エノク出版、出版日:2016/09/01)「宇宙船地球号で第三次世界大戦が起きるのか ■日本最大の恥部、ユダヤ・レビ人祭司への差別」
  「驚くほど似ている 日本人とユダヤ人」(著者:エリ・コーヘン氏、訳者:青木偉作氏、出版社:中経出版、出版日:2008/02/06・・・単行本「大使が書いた日本人とユダヤ人」)(2006/08出版)の文庫化)
  「天皇家とユダヤ人」(著者:篠原央憲氏、出版社:光風社出版、出版日:1982/01/10・・・1977/05出版の改訂)
  「わが憲法改正案 『大切な心』を忘れた日本人」(著者:西部邁氏、出版社:ビジネス社、出版日:2004/4/20) 

 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)

 関連文献



「ひと目でわかる『戦前の昭和天皇と皇室』の真実」
「ひと目でわかる『戦前の
 昭和天皇と皇室』の真実」

「今上天皇に血統の近い、知られざる「男系男子」たち 」
「今上天皇に血統の近い、
 知られざる「男系男子」たち 」



 
 




「宇宙船地球号で第三次世界大戦が起きるのか ■日本最大の恥部、ユダヤ・レビ人祭司への差別」
「宇宙船地球号で
 第三次世界大戦が起きるのか
  ■日本最大の恥部、
   ユダヤ・レビ人祭司への差別」

「驚くほど似ている 日本人とユダヤ人」
「驚くほど似ている
  日本人とユダヤ人」

「大使が書いた日本人とユダヤ人」
「大使が書いた
  日本人とユダヤ人」

「天皇家とユダヤ人」
「天皇家とユダヤ人」
「わが憲法改正案 『大切な心』を忘れた日本人」
「わが憲法改正案 
 『大切な心』を忘れた日本人」


「男系男子の血統」護持の為の旧宮家復帰と養子、日本復活の為の旧祝日「新嘗祭」復活、「邪馬臺国」阿波・伊国の高天原・木屋平から献上の麁妙服・・・平成31年、天皇陛下譲位・皇太子様即位・改元・践祚大嘗祭

2017-12-02 02:41:28 | 歴史・伝統・文化
 先日11月23日「勤労感謝の日」であったが、元々は飛鳥時代の皇極天皇の時代に始まった「新嘗祭」であった。第二次世界大戦後のGHQの占領政策によって、天皇行事・国事行為から切り離される形で改められてしまった。
 古来から旧暦11月の二の卯の日に行われ、旧暦の11月13日~11月24日のいずれかの日が該当した。行われる年の11月の卯の日が2回しかない場合は下卯、3回ある場合は中卯とも呼んだ。1873年(明治6年)の太陽暦採用に際して新暦11月23日と固定された。
 また昨日(12月1日)、天皇陛下の譲位の日程を決める皇室会議が宮内庁で開かれ、再来年(2019年)の平成31年4月30日に譲位され、皇太子様が5月1日に即位されて改元することが決まった。そして、皇太子様の即位に伴う大嘗祭等の準備を行う組織を、年明けにも設置する事となった。
 日本の国体の柱となられているのは天皇と皇室である。日本は世界で最も長く続く国であり、千数百年から二千数百年もの間、例外として南北朝の時期は有ったものの、一つの朝廷が一貫して続いて来た。この点だけを見ても、日本という国が如何に非常に希で独特の個性を持っているのかが解る。天皇の根拠は「血統」であり、「男系男子」は変えてはならないものである。その「男系男子」から外れた血統、母系天皇とした場合は、それは最早「偽者」であり、日本の国体は崩れていく。女系天皇は間違いであるが、一方、独身で且つ未婚で子がおらず、一時的に緊急措置としての女性天皇は正しい。そして勿論、女系宮家も間違いである。戦後直ぐに占領軍GHQによって廃止された旧宮家を皇室に戻すか、皇室典範の第9条を変えて旧宮家からの養子を取れる様にするべきである。民間・一般人になってはいるものの、幼い頃からの躾や教育等によって、問題は無くなる。とにかく何よりも、天皇の根拠は「血統」である。故に「男系男子の血統」は守らなければならないのである。そして、創造主である神の選民であるユダヤの祭司も、モーセの兄アロン以来3,500年間「男系男子」を守り続けており、天皇陛下も神道の祭司を超越して最も上に立つ大祭祀であり、実は同じ血統なのである。
 ヘブル語(ヘブライ語)では、祭司の事を「コヘン」と言う。ユダヤ人は、古代に於いてはヘブル人、ヘブライ人と言った。
 「コヘン」をヘブル文字で書くと。「コ八ノ」となり、「八」は漢字の「ハチ」にも読めるので、「八」を音読みの「ヤ」と読んで「コヤノ」と読まれる様になり、それが訛って「コヤネ」となった。(※「コ八ノ」の中でも特に「八」の文字は、入力文字としてヘブライ文字が無い為に近似する文字をここに載せているが、正確には左上の角部が離れて上に水平線の付いた文字。上の部分は「几」に近い(「コ几ノ」)。)
 「コヤネ」は「天児屋命」(アメノコヤネノミコト)の事で、古事記には中臣氏の先祖と書かれている。中臣氏は、中臣鎌足から藤原氏に姓を変えた系が存在する一方で、本系の方は中臣氏のままで神事職・祭祀職を代々継続した。
 そして約1,800年以上続いているとされる忌部氏は、先祖代々、古代朝廷における祭祀を司り、剣山の北麓に位置する徳島県美馬市木屋平(こやだいら)に住んで来られた。天皇陛下即位後の初めての新嘗祭である践祚大嘗祭に於いて、麁妙服(あらたえ)を天皇陛下に献上されて来られた。忌部氏直系の後裔・三木家が住む木屋平は、旧・阿波国麻植郡三ツ木村である。そして忌部氏の先祖は天太玉命(アメノフトダマノミコト)である。
 古事記に於いて淡路島の次に創られた伊予の二名島の四国・阿波の山間部・伊国(倭国:いのくに)の高天原から、東の海岸部の葦原中国(いのはらのなかのくに)、つまり長国(ながのくに:那賀、中)である伊津面(出雲:いずも)に天孫降臨し、その後に奈良の大和(やまと)に移動して日本の礎を築いた。支那・中国正史である後漢書に書かれている邪馬台国の正式名は「邪馬臺国(やまとこく)」である。卑弥呼の宗女にして卑弥呼の跡を継いだ「臺與(とよ)」「臺」を「と」と読む事と同じである。尚、「臺與」の代用として「台与」の漢字が用いられている。
 大和へ移動した後の中央氏族としての忌部氏は、奈良県橿原市忌部町周辺を根拠地として、各地の忌部を率いて中臣氏と共に古くから朝廷の祭祀を担った。しかし奈良時代頃から、勢力を増す中臣氏に押され始めた。「コヤネ」を先祖とする中臣氏も、元々は阿波・木屋平に住んでいたものと思われる。

 旧約聖書・創世記8章1~4節
  神は、ノアと、箱舟の中に彼といっしょにいたすべての獣や、すべての家畜とを心に留めておられた。それで、神が地の上に風を吹き過ぎさせると、水は引き始めた。
  また、大いなる水の源と天の水門が閉ざされ、天からの大雨が、とどめられた。
  そして、水は、しだいに地から引いていった。水は百五十日の終わりに減り始め、
  箱舟は、第七の月の十七日に、アララテの山の上にとどまった。

 本ブログ過去の関連記事 
  ・2012/11/25付:「古事記・天孫降臨、イザヤ・ナギード(イザナギ)」
  ・2013/05/07付:「日本人のルーツを取り戻す(1)・・・著者の予見力・洞察力・情報収集力・「聖書」を根拠とする発想・・・『古代ユダヤは日本で復活する―剣山の封印が解かれ日本の時代が始まる』を読んで」
  ・2013/07/08付:「日本人のルーツを取り戻す(5)・・・天皇と賎民は共に同じ民族ユダヤ人・・・『天皇家とユダヤ人』を読んで」
  ・2014/01/26付:「多くの中国史書を根拠に、その邪馬台国についての多くの『特徴』が四国山上の天然自然と一致・・・『邪馬台国の結論は四国山上説だ―ドキュメント・邪馬台国論争 』を読んで」
  ・2014/01/26付:「679年の『吉野宮の会盟』により、大和朝廷発祥地・阿波の隠蔽を行なった『大秘密政策』・・・『古代ユダヤと日本建国の秘密―消えた「ユダヤの秘宝」と四国・剣山の謎』を読んで」
  ・2016/10/16付:「皇胤としての生涯は天命である・・・天皇である事の根拠である血統に含まれる重大な意味、国体としての伝統・独自性と『男系男子』を守り続ける事の重要性」
  ・2017/01/30付:「徳島・阿波に存在した邪馬臺国(=やまと国、俗称:邪馬台国)は後に奈良・大和国へ移った・・・『一次資料』に忠実な古代史や近現代史の検証により真実が見えてくる。そして主キリストについての一次資料は『聖書』」
  ・2017/01/31付:「徳島・阿波に元々存在した伊津面(いずも:出雲)は葦原中国(いのはらのなかのくに)で長国(ながのくに)・・・古事記・伊予の二名島(いよのふたなじま)の四国、伊国(いのくに:倭国)、邪馬臺国(やまと国)」
  ・2017/05/11付:「武士道・自害・切腹に見る日本の伝統的精神性と神道による宗教性、『男系男子』を貫く日本の皇室とユダヤの祭司の血統・・・『驚くほど似ている 日本人とユダヤ人』を読む」
  ・2017/07/23付:「古事記最初の島・淡路島で最古級含む出雲・荒神谷遺跡と加茂岩倉遺跡の同笵銅鐸出土、銅剣との近接出土、鉄器生産山間地集落、古代ユダヤ遺跡発掘65周年・・・邪馬臺国(やまと国)・阿波への路(みち)」

 参考・関連文献
  ・2017/12/01付・産経新聞:「譲位は平成31年4月30日 5月1日から新元号」
  「天皇家とユダヤ人」(著者:篠原央憲氏、出版社:光風社出版、出版日:1982/1/10)(※1977年(昭和52年)5月出版分を改訂したもの)
  「日本書紀と日本語のユダヤ起源」(著者:ヨセフ・アイデルバーグ氏 (著)、訳者:久保有政氏 、出版社:徳間書店、出版日:2005/12/31)
  「邪馬台国の結論は四国山上説だ―ドキュメント・邪馬台国論争」(著者:大杉博氏、出版社:たま出版、出版日:1993/9/10)
  「古代ユダヤと日本建国の秘密―消えた『ユダヤの秘宝』と四国・剣山の謎」(著者:大杉博氏、出版社:日本文芸社、出版日:2000/6/25)
  「古代ユダヤは日本で復活する―剣山の封印が解かれ日本の時代が始まる」(著者:宇野正美氏、出版社:日本文芸社、出版日:1994/11/25)
  ・ウィキペディア:「忌部氏」
  ・ウィキペディア:「中臣氏」
  ・ウィキペディア:「台与」
  ・ウィキペディア:「新嘗祭」
  ・ウィキペディア:「勤労感謝の日」

 





「天皇家とユダヤ人」
「天皇家とユダヤ人」
日本書紀と日本語のユダヤ起源
「日本書紀と日本語の
   ユダヤ起源」

「邪馬台国の結論は四国山上説だ―ドキュメント・邪馬台国論争」
「邪馬台国の結論は
  四国山上説だ
   ―ドキュメント
    ・邪馬台国論争」

「古代ユダヤと日本建国の秘密―消えた『ユダヤの秘宝』と四国・剣山の謎」
「古代ユダヤと
  日本建国の秘密
  ―消えた『ユダヤの秘宝』
     と四国・剣山の謎」

「古代ユダヤは日本で復活する―剣山の封印が解かれ日本の時代が始まる」
「古代ユダヤは日本で復活する
  ―剣山の封印が解かれ
   日本の時代が始まる」



 

  上図:出典:大杉博著「四国は死国にされていた」
     (経由:宇野正美著「古代ユダヤは日本で復活する 剣山の封印が解かれ日本の時代が始まる」
        ・・・クリックにて拡大





参考動画

YouTube: 「阿波から広がった大麻」三村 隆範氏 
   →YouTube
参考動画

YouTube: 『天照大御神は阿南で生まれた』
  阿波古事記研究会 副会長三村 隆範様
 →YouTube
参考動画

YouTube: 歴史ミステリー 邪馬台国は四国にあった?1 
   →YouTube



 参考・関連動画
 

YouTube: 「阿波から広がった大麻」三村 隆範氏
 

YouTube: 中国史から阿波古代史を読み解く!「出雲が解ると?阿南は帝都だった」邪馬壹国(やまと国)研究会 会長 土佐野治茂氏 第4回出雲フェスティバル
 

YouTube: ※邪馬臺(やまと)国 測ってみれば 阿波だった! 邪馬臺(やまと)国研究会会長 土佐野 治茂
 

YouTube: 『天照大御神は阿南で生まれた』阿波古事記研究会 副会長三村 隆範様
 

YouTube: 20110717剣山夏祭り神輿(剱山本宮神社例大祭)1955m頂上みこし練り登る
 

YouTube: 2010年7月17日祇園祭山鉾巡行長刀鉾(新町通り)

古事記最初の島・淡路島で最古級含む出雲・荒神谷遺跡と加茂岩倉遺跡の同笵銅鐸出土、銅剣との近接出土、鉄器生産山間地集落、古代ユダヤ遺跡発掘65周年・・・邪馬臺国(やまと国)・阿波への路(みち)

2017-07-23 13:15:47 | 歴史・伝統・文化
 古事記では、伊邪那岐命(いざなきのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)が最初に淤能碁呂島(おのごろじま)を生み、そこから大八島を生み出した。その島産みの内、一番最初のものが淡道之穂之狭別島(あはぢのほのさわけのしま)で淡路島、2つ目が伊予之二名島(いよのふたなのしま)で四国であった。
 その淡路島の松帆地区で、一昨年(2015年)4月に新たに発見された、「数十年に一度の発見」とされる銅鐸7個が、弥生時代の紀元前4世紀から紀元前2世紀に埋められた事が判明し、最古の埋納例の可能性も出て来た。これらの銅鐸の中には、音を鳴らす振り子「舌」が全国で初めて見つかった。また、島根県の荒神谷遺跡と加茂岩倉遺跡の一部の銅鐸と、同じ鋳型から作られた同笵銅鐸である事が判った。傷や線の模様が一致し、大型の中に小型を入れ子にしている共通性も有る。
 荒神谷遺跡では、銅鐸6個と銅剣358本が7mの間隔で出土したが、この度の松帆銅鐸と同じ松帆地区の古津路から銅剣14本が出土している。また、同地区の御堂からも銅鐸8個が出土している。淡路島の銅鐸出土数は、現在までの所、21個となっている。
 淡路島には他にも、弥生時代末期に邪馬台国が出現する直前の頃の、近畿最大の鉄器生産集落淡路市・五斗長垣内(ごっさかいと)遺跡や、今年1月の発掘調査でそれをも上回る規模の鉄器生産跡である事が推定される事となった、約200の遺跡が点在する山間地集落遺跡、同じ淡路市・舟木遺跡等が存在する。その舟木遺跡からは、青銅製の古代支那(中国)の鏡の破片も出土している。この二つの遺跡の間隔は6キロのみで、またほぼ同時期に存在していたが、五斗長垣内の消滅後も舟木の方は存続していたとの事である。淡路島、特に南あわじ市松帆地区は近畿の西端に位置し、九州と結ぶ瀬戸内海の交通の要であったのではないかと言われる。
 また、本年(2017年)5月、南あわじ市八木入田の入田稲荷前遺跡において、紀元14~40年に古代支那の国家、「新」と「後漢」で鋳造された貨幣「貨泉(かせん)」が3枚発見された。貨泉は、九州、近畿、瀬戸内海沿岸地域で計約180枚発見されている。また、讃岐・阿波方面から運ばれた土器も発見されている。渡来人との交易も伺わせている。
 ところで、旧約聖書・イザヤ書を書いた預言者イザヤは、今から約2,700年前(紀元前7(~8)世紀)に在世されたが、紀元前6世紀にユダヤ人がバビロン捕囚をされるより前に、そのイザヤが率いる集団によって、シルクロード、或いは海路を葦舟に乗って、徳島県の阿波・剣山まで契約の箱が運ばれたとも言われている。
 本年5月14日、その阿波への路(みち)、淡路島の洲本市古茂江海岸で、「淡路菰江古代ユダヤ遺跡奉賛会」「古代ユダヤ遺跡発掘65周年記念式典」を開催した。1952年に淡路古文化解放協会会長・白山義高氏や、東大教授・内藤智秀氏、アメリカ第8軍専属でユダヤ教の大司教・M・J・ローゼン氏、日本イスラエル協会会長・小林考一氏、同理事長・鶴見憲氏、同常務理事・横尾守忠氏の一行が発掘調査した。六芒星(ダビデの紋章)が付きヘブライ語が書かれた漬物石や、同じく印の入った指輪等が出土した。
 1952年(昭和27年)10月13日付・神戸新聞、「日本人にもユダヤ人の血? 淡路で遺跡を発見」、更に10月15日付・同紙、「V字石の謎解明へ イスラエル遺跡発掘いよいよ進む」と見出しが付けられて詳しく報道された。その発掘調査の約25年前(今から約90年前、1927年(昭和2年)頃)、当時の四州園(現:ホテルニューアワジ別亭淡路夢泉景)という旅館の先代が、湯殿を建てる為に整地していた時に発見し、その時の目撃者の女性が発掘調査に立ち会った。当時、その先代が直後に亡くなられた為に、たたりではないかと思い、すぐ埋め戻したと言う。
 その四州園の敷地内に、天井に大きな石の蓋の有る石棺が存在する。地下1メートル四方に渡って石がV字型に置かれ、内部には青石の様な二寸か三寸程の石が入っていたとの事である。固く土を盛り、真ん中を凹ませて、その凹んだ所に斜めに板石を両側から置いてV字型にしてあったとの事だが、これが女根(ほど)を表すと言う。そして、そのV字型が発掘されX型を伝えておれば、ユダヤ人の遺跡としての確実性を深める事になるらしい。女根は、古事記でのイザナギとイザナミとの関係に関わっているのかもしれない。
 他にも、南あわじ市の諭鶴羽山から海浜に向かって、ユダヤ人遺跡の系統に属するが、白山氏によって21ヶ所発見されている。その諭鶴羽山から南に下って行った海岸には灘土生港が在り、その隣に灘油谷が在り、語源がユダヤであるとも言われている。
 私は以前、釣りに凝っていた頃に、よく淡路島まで出かけていた。中でもヨットハーバーや企業の保養施設、別荘等が建ち並ぶ古茂江海岸や、沼島の手前で淡路島最南端に在る灘土生漁港はお気に入りで、よく通ったものだった。カワハギ、グレ、アジ、ベラ、ガシラ、メバル・・・…等とよく釣らせてもらっていた。勿論、当時それらの遺跡を意識していた訳では無く偶然で、今思うと、何か不思議な感じに思える。

 本ブログ過去の関連記事 
  ・2013/07/08付:「日本人のルーツを取り戻す(5)・・・天皇と賎民は共に同じ民族ユダヤ人・・・『天皇家とユダヤ人』を読んで」
  ・2014/01/26付:「多くの中国史書を根拠に、その邪馬台国についての多くの『特徴』が四国山上の天然自然と一致・・・『邪馬台国の結論は四国山上説だ―ドキュメント・邪馬台国論争 』を読んで」
  ・2014/01/26付:「679年の『吉野宮の会盟』により、大和朝廷発祥地・阿波の隠蔽を行なった『大秘密政策』・・・『古代ユダヤと日本建国の秘密―消えた「ユダヤの秘宝」と四国・剣山の謎』を読んで」
  ・2016/10/16付:「皇胤としての生涯は天命である・・・天皇である事の根拠である血統に含まれる重大な意味、国体としての伝統・独自性と『男系男子』を守り続ける事の重要性」
  ・2017/01/30付:「徳島・阿波に存在した邪馬臺国(=やまと国、俗称:邪馬台国)は後に奈良・大和国へ移った・・・『一次資料』に忠実な古代史や近現代史の検証により真実が見えてくる。そして主キリストについての一次資料は『聖書』」
  ・2017/01/31付:「徳島・阿波に元々存在した伊津面(いずも:出雲)は葦原中国(いのはらのなかのくに)で長国(ながのくに)・・・古事記・伊予の二名島(いよのふたなじま)の四国、伊国(いのくに:倭国)、邪馬臺国(やまと国)」
  ・2017/05/11付:「武士道・自害・切腹に見る日本の伝統的精神性と神道による宗教性、『男系男子』を貫く日本の皇室とユダヤの祭司の血統・・・『驚くほど似ている 日本人とユダヤ人』を読む」

 参考文献
  「天皇家とユダヤ人」(著者:篠原央憲氏、出版社:光風社出版、出版日:1982/1/10)(※1977年(昭和52年)5月出版の改訂したもの)
  ・2015/05/20付・神戸新聞朝刊:「工場の砂山から『数十年に一度の発見』 最古級含む銅鐸7点 南あわじ・松帆地区 内部の振り子3本も」
  ・2015/05/20付・神戸新聞朝刊:「淡路島 文化の玄関口か 九州と近畿結ぶ海路の要衝」
  ・2015/06/27付・神戸新聞朝刊:「南あわじで4月発見 銅鐸の中に『舌』 全国初 CTで判明 使用時のまま埋納か」
  ・2015/07/10付・神戸新聞朝刊・淡路版:「淡路市教委がプロジェクト 舟木遺跡発掘着手へ 来月シンポ 弥生期研究を本格化」
  ・2016/04/10付・神戸新聞朝刊:「松帆銅鐸発見1年 古津路銅剣と近接出土? 県立考古博物館 主任調査員が講演」
  ・2016/10/15付・神戸新聞朝刊:「淡路の銅鐸 島根と兄弟 松帆3号と加茂岩倉27号 同じ鋳型、傷一致」
  ・2017/01/26付・神戸新聞朝刊:「淡路 弥生期の鉄器拠点 舟木遺跡 工房後発見、近畿最大か 「五斗長垣内」近く 小型工具も出土」
  ・2017/05/19付・神戸新聞朝刊:「淡路で古代中国の貨幣 南あわじで出土 弥生期 交易拠点か」
  ・2017/06/07付・神戸新聞朝刊:「松帆銅鐸 紀元前に埋納か 従来説より150年古く 南あわじ市 初の化学分析、植物片で特定」
  ・2017/06/07付・神戸新聞朝刊:「淡路 弥生人に『特別な地』 松帆銅鐸 最古の埋納例か 『多段階埋納説』が浮上」

  ・2017/07/17付・TOCANA:「2700年前、淡路島にイスラエルの失われた10支族がやって来た!? 「日ユ同祖論」の決定的証拠を歴史研究家が明かす!」



「天皇家とユダヤ人」
「天皇家とユダヤ人」
   (著者:篠原央憲氏、出版社:光風社出版、出版日:1982/1/10)
   (※1977年(昭和52年)5月出版の改訂したもの。)


 参考・関連動画
 

YouTube: 淡路島で発見!!古代ヘブライ語が記された指輪と丸石の謎 MUTube(ムー チューブ) 2017年8月号 #3
 

YouTube: 淡路菰江古代ユダヤ遺跡奉賛会
 

YouTube: これもユダヤ古代遺跡か? 淡路島に残るイスラエルの足跡!in ホテルニューアワジ別亭 淡路夢泉景

キリスト者・李登輝元総統と新渡戸稲造氏がアウフヘーベンした「キリスト武士道」・・・「『武士道』解題 ノーブレス・オブリージュとは」を読む

2017-05-13 23:57:04 | 歴史・伝統・文化
 次の本を読む。
「『武士道』解題 ノーブレス・オブリージュとは」(著者:李登輝氏、出版社:小学館、出版日:2006/05/01)(単行本 - 出版社:小学館、出版日:2003/04)

 キリスト者(クリスチャン)である著者の元・中華民国(台湾)総統・李登輝氏。優秀な事で有名な、「東洋のユダヤ人」と呼ばれる「客家」でもある。西洋や日本の数多くの先人の哲学書を読み熟されて来たが故の教養と知識の豊かさ・深さと、イエスキリストへの信仰心をベースにした独自の視点からの捉え方により、同じキリスト者である新渡戸稲造氏の著した「武士道」を、本書にて読み解き明かし述べている。日本の明治維新後の近代化において、特に西欧列強諸国に日本の理解を深めてもらう為の海外への発信材料として、当時、英語「武士道」が出版された。
 その「武士道」を著した新渡戸稲造氏は、イエス・キリスト武士道をセットにして、「キリスト武士道」を唱えた。著書「武士道」は正に、止揚(アウフヘーベン)した「キリスト武士道」の内容となっている。しかし元々から、不文律の武士道陽明学には、新約聖書的な内容が含まれていると、著書「武士道」の中で述べる。また、札幌農学校で同期生として共に学び、同じくキリスト者である内村鑑三氏も、「代表的日本人」英語で著し、同じく海外に発信した。そして内村氏は、「愛国は人性の至誠なり」と唱えて、イエス・キリスト(Jesus)日本国(Japan)「二つのJ」をセットにした、「キリスト愛国」を唱えた。また、内村氏は新渡戸氏と同様に、「キリスト武士道」を次の様に表現した。

 「武士道の台本に基督教を接いだ物、其物は世界最善の産物であって、之に日本国のみならず全世界を救ふ能力がある」(内村鑑三氏著「英和独語集」より、本書経由)

 「キリスト武士道」精神の下、第一次世界大戦後のパリ講和会議にて、日本は「人種差別撤廃法案」を国連に提出した。11対5の賛成多数で可決されたものの、アメリカのウィルソン議長(米大統領)が全会不一致を理由にして、採決を無効とし、法案を成立させなかった。また大東亜戦争によって、白人欧米列強の白人至上主義によって差別的・奴隷的植民地とされていたアジア各国を解放して独立させ、その上での大東亜会議において、大東亜共同宣言「相互協力・独立尊重」を、アジア各国と共に宣言した。また、日韓合邦(日韓併合)時代に、日本が朝鮮半島に学校、病院、裁判所、橋梁、発電ダム等を建造し、鉄道を敷き、港湾や道路を整備して、朝鮮半島のインフラを近代化した。日本は朝鮮を一応形としては植民地として統治したが、白人の西欧列強諸国によるアジアやアフリカにおける搾取・掠奪・奴隷化の植民地政策とは全く異なり、日本は朝鮮に対して投資するばかり、与えるばかりで、日本は朝鮮に対しては赤字収支であり、却って日本の方こそが犠牲となっていた
 内村鑑三氏は「無教会主義」を唱え、新渡戸稲造氏も祭司無く装飾も無い極めて質素で小さな集会所でのクエーカー派であった。キリスト者である両者は共に、特に西欧の大きく組織化しているキリスト教団体とは距離を置き、堕落し世俗化しリベラル化しているキリスト教界を否定し批判した。
 著者・李登輝元総統の2歳年上の兄は、日本軍に従軍して戦死し、靖国神社に合祀されているのだが、キリスト者である著者は、当然にして靖国参拝を希望していたのだが、日中関係を優先する日本政府の方針から日本への公式訪問も儘ならなかった事から、実現する事が出来ないでいた。しかし、本書の文庫版発行の翌年2007年に、観光目的で来日した際に靖国神社参拝を実現させ、「兄の霊を守ってくれることに感謝している」(ウィキペディア「李登輝」より)と、神社に対し謝礼を述べた。
 靖国神社参拝について、昭和54年(1979年)に同じくキリスト者である大平正芳首相(当時)が、総理大臣として靖国神社公式参拝を行った。大平首相は、「『A級戦犯』及び大東亜戦争に対する審判は歴史が下すのに任せる、人がどう見ようと私は私の気持ちで参拝に行く」と延べ、慰霊の為、慰謝の為、世俗目的の為に、周囲の人にどの様に思われようとも、自分の気持ちに素直に、自分の信念に則って、堂々と公式参拝を果たした。そして大平首相は、日本の後世の人達による正しい歴史認識による日本の歴史修正によって、この参拝がはっきり認められる時が来る事を信じ期待していた。その公式参拝について、支那(中国)からの抗議は、当時は全く無かった。
 因みに、政教分離について憲法に明確に定義されておらず、また最高裁判所において「目的効果基準」を基に、靖国神社の公式参拝は慰霊・慰謝の世俗目的の為であり、宗教的意義は希薄であり、それによる効果で特定宗教を利する事にはならないと判断して、「合憲」を示されている。欧米各国は、国家と宗教組織・団体を分離し、国家と宗教そのものとは分離していない。つまり、state(国家)である政府や権力機関が特定の宗教組織と結びつく事を禁止する事に留まり、nation(国家)である国民、共同体は宗教を排除する必要は無い(参考:百地章氏著「憲法の常識 常識の憲法」(文藝春秋))。
 本書出版当時、アメリカ同時多発テロ事件(911)、米国によるアフガニスタン侵攻とイラク侵攻、新世界秩序(NWO)、金融至上主義と金融グローバル化、また日本の金融規制緩和や金融改革、国際金融資本・外資系・多国籍企業参入、構造改革、ゆとり教育、フェミニズム、リベラリズムが在り、更に支那(中国)や韓国からの靖国参拝や教科書検定等に対する内政干渉、領土問題、反日・歴史認識等における外交敗北、国内のマスコミ等による反日・スパイ活動、米国の圧力等と、日本がグローバリズムの波に呑まれかけ、外圧に抑えられ様とし、国家の存亡も危機に瀕していた。
 その危機的状況を乗り越えて、日本国と日本人が生き残る為に必要なものとして、日本の伝統的精神「武士道」を、親日家で却って一般的な日本人よりも日本の事を理解しておられる著者が、警世の意味も込めて勧められている。自虐史観による対外的に媚び諛う外交や、政治家や官僚の慇懃無礼卑屈な態度、国民の愛国心自尊心、誇りの希薄さと、戦後の日本人が精神的に堕落してしまい、唯心論から唯物論に、拝物・拝金主義に陥ってしまった事に、その危機的状況を招いた原因が有る。武士道は、世界的なグローバリズムに対抗して、日本独自の歴史・伝統・文化・日本精神・大和魂・愛国心・民族的自尊心と自信、それらを守る為の規範・精神・土台となるものである。
 現在の困難な時代に「いかに生くべきか」という問いに対し、日本の伝統的精神「武士道」を道徳規範として今一度、日本人が見直すべき事を強調する。そして、著者、新渡戸稲造氏、内村鑑三氏が共有する、イエス・キリストの教えとキリストへの信仰を併せた、「キリスト武士道」と「キリスト愛国」の精神が、大東亜共同宣言「相互協力・独立尊重」を、世界での各国間の関係に於いて実現されうる事を思う。

 「道は天地自然のものにして、人はこれを行うものなれば、天を敬するを目的とす。天は人も我も同一に愛したもう故、我を愛する心をもって人を愛するなり。人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして己を尽し人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし」西郷隆盛氏著「西郷南洲遺訓」より、本書中「武士道」経由)

 著者は戦前の日本の教養教育を受ける中で思索し、読書を通じて公義死生観を学んだと言う。日本のを含めた多くの先哲から学び、精神的な涵養・内省を行ったと言う。数多くの形而上学的哲学を学び、イマニュエル・カント「純粋理性批判」「実践理性批判」判断指針にしていたが、やがてその「批判哲学」から、陽明学「知行合一」「実践躬行」へと変わっていったと言う。
 「武士道」「義・勇・仁・礼・誠・名誉・忠義・克己」、「自害・切腹・仇討ち(復仇)」、武士と武家の婦人の教育等について熟読して解いておられる。
 「義」は、公の為に用いるべく「公義」を意味し、私利私欲の無いものと言う。「公義」「公的義務」「義務」「義の務め」「義理」・「道義」「正義の道理」が、本来の意味であると言う。
 「勇」は、「敢為堅忍」がセットになっていない場合には、容易く卑怯な行為に用いられうると言う。自衛の為、大切なものを守る為、自害・切腹、仇討ち等、忍耐・我慢を伴った末の「やむにやまれぬ」気持ちに至った上で、一矢報いる命懸けの気概の勇気であると言う。
 「仁」は、惻隠の心で弱者に共感・同情し、敵に塩を送り、相手の立場になって考える事であると言う。「誠」「言が成る」という意味で、二言・二枚舌・虚言遁辞を否定し、信実・名誉・高い地位を表す。「克己」は、運命を受け入れ、感情を抑制し、実践道徳下、ストイックに、反省を伴うものと言う。「忠義」公の為の忠であり、決して媚び諂い卑屈になって従うのでは無く、「勇」を持って諫言・忠告する事も必要であると言う。また迎合する事は、「名誉」に反するものと言う。
 「武士は食わねど高楊枝」と言われた様に、武士は非経済的身分であった。高貴な身分故に、霊的勤労清貧、道徳を旨とし、一般大衆よりも高い道徳が求められて大衆の模範となり、自分を律した。外見的ストイックで無表情となり、やせ我慢であったと言う。また死を恐れず、命や金に執着せず、現世の生死を超越した永遠の魂を見据えたと言う。
 「餅は餅屋」と言う様に、女性は家事や家庭を守る事が役割であり、男性と女性を比較しての値打ちの違いと言うものは無く、差別でも無く、差異であり区別であると言う。そして、現在世界的に流布されているフェミニズムについて、悪平等と批判する。

 本書より(著者の言葉)
 「また、王陽明の言う『行』の概念は幅が広く、人間の心の働き、たとえば好悪の情や心に兆す意欲・思念なども『行』に含まれる、と主張しました。『行』は当然、道徳的規範に合致していなければならず、そこでは行動として外に表れた不善だけでなく、心内の思念の不善をも克服する厳しさが求められます。これらを実現する心が、王陽明の言う『良知』なのです。」

 「新渡戸稲造先生は、陽明学の中にある短所には十分に配慮しながらも、その根本精神キリスト教に根ざした新しい西欧の思潮にさまざまな点で合致している部分に着目し、『武士道』を世界に宣布する上での大きな理論的根拠を提供したのです。」

 「『封建制の政治は武断主義に堕落しやすい』
 という新渡戸先生が最も懸念していた“悪例”・・・…(後略)」

 「弱者、劣者、敗者に対する仁は、特に武士に適わしき徳として賞讃せられた。」

 「(前略)……新渡戸稲造先生は、
 『武士道は非経済的である』
 と直截に明言しています。なぜならば、『武士』という身分は報酬や金など全く期待しない、いや期待してはいけない仕事に身を捧げた人々だととらえているからです。……(後略)」

 本書より(著者の言葉と「武士道」引用文)
 「《女子がその夫、家庭ならびに家族のために身を棄つるは、男子が主君と国とのために身を棄つると同様に、喜んでかつ立派になされた。…(中略)…
 女子が男子の奴隷でなかったことは、彼女の夫が封建君主の奴隷でなかったと同様である。女子の果たしたる役割は、内助すなわち『内側の助け』であった。奉仕の上昇階段に立ちて、女子は男子のために己を棄て、これにより男子をして主君のために己を棄つるをえしめ、主君はまたこれによって天に従わんがためであった。
 私はこの教訓の欠陥を知っている。またキリスト教の優越は、生きとし生ける人間各自に向かって創造者に対する直接の責任を要求する点に、最も善く現われていることを知る。
 しかるにもかかわらず、奉仕の教義に関する限り ― 自己の個性をさえ犠牲にして己よりも高き目的に仕えること、すなわちキリストの教えの中最大であり彼の使命の神聖なる基調をなしたる奉仕の教義 ― これに関する限りにおいて、武士道は永遠の真理に基づいたのである》
 これは、女性を大事にしろ、という意味ではありません。婦人には婦人の役割、男性には男性の役割がある。婦人が役割を果たすべきところは『キッチン』である。『台所』である。それから、男が役割を果たすところは『戦場』である。それぞれのところで自分に課せられた役割を果たすのだから、どちらが偉いなどという問題ではないそれぞれの役割を果たしているという意味において『平等』である、ということを言っているのであって、何でもかんでも一緒くたにして『差別』だなどと皮相なスローガンを叫び立てていた戦後の『悪平等』論などとは似て非なるものなのです。
 《もし私の言が武士道の下における婦人の地位に関し甚だ低き評価を人にいだかしめたとすれば、私は歴史的真理に対し大なる不正を冒すものである。
 私は女子が男子と同等に待遇せられなかった、と述べるに躊躇しない。しかしながら、吾人が差異不平等との区別を学ばざる限り、この問題についての誤解を常に免れないであろう》」

 新渡戸稲造氏著「武士道」より(本書経由。尚、著者による本文中の( )内の註解は省略)
 「まず、仏教から始めよう。
 運命に任すという平静なる感覚、不可避に対する静かなる服従、危険災禍に直面してのストイック的なる沈着、生を賤しみ死を親しむる心、仏教は武士道に対してこれらを寄与した。」

 「西洋の読者は、王陽明の著述の中に『新約聖書』との類似点の多いことを容易に見いだすであろう。特殊なる用語上の差異さえ認めれば、
 『まず、神の国と神の義とを求めよ、さらばすべてこれらの物は汝らに加えらるべし』という言は、王陽明のほとんどいずれのページにも見いだされうる思想である」
   (※「まず、神の国と・・・・・・」:新約聖書・マタイの福音書6章33節

 「(前略)・・・・・・或る著名の武士はこれを定義して決断力となした、曰く、『義は勇の相手にて裁断の心なり。道理に任せて決心して猶予せざる心をいうなり。死すべき場合に死し、討つべき場合に討つことなり』」
   (※「或る著名の武士」:林子平、1738~1793、江戸後期の経世家)

 「・・・(前略)・・・我が国民の大衆教育上しばしば引用せられる四十七人の忠臣は、俗に四十七義士として知られているのである。
 ややともすれば詐術が戦術として通用し、虚偽が兵略として通用した時代にありて、この真率正直なる男らしき徳は、最大の光輝をもって輝いた宝石であり、人の最も高く賞讃したるところである。
 義と勇とは双生児の兄弟であって、共に武徳である。…(中略)…義理という文字は『正義の道理』の意味であるが、…(中略)…その本来の純粋なる意味においては、義理は単純明瞭なる義務を意味した…(中略)…
 何となれば、義務とは『正義の道理』が我々になすことを要求し、かつ命令するところ以外の何ものでもないではないか。『正義の道理』は我々の絶対命令であるべきではないか。・・・…
 …(中略)…
 ・・・…自然の情愛はしばしば恣意的人工的なる習慣に屈服しなければならなかったような、人為的社会の諸条件から生まれでたものである。
 正にこの人為性の故に義理は時をへるうちに堕落して、・・・…
 …(中略)…
 もし鋭敏にして正しき勇気感、敢為堅忍の精神が武士道になかったならば、義理はたやすく卑怯者の巣と化したであろう
  (※「絶対命令」:カント倫理学における「定言命令」。『を行うのに条件付きではなく無条件に、ただ道徳法則の命令のままに断行する』)

 「勇気は、義のために行われるのでなければ、徳の中に数えられるにほとんど値しない。・・・…
 …(中略)…
 ・・・…水戸の義公も、
 『戦場に掛け入りて討死するはいとやすき業にていかなる無下の者にてもなしえらるべし。生くべき時は生き死すべき時にのみ死するを真の勇とはいうなり
 と言っている。
 西洋において道徳的勇気肉体的勇気との間に立てられた区別は、我が国民の間にありても久しき前から認められていた。・・・…
 …(中略)…
 我慢と勇気の話はお伽ばなしの中にもたくさんある。しかし少年に対し敢為自若の精神を鼓吹する方法は、決してこれらの物語に尽きなかった。時には残酷と思われるほどの厳しさをもって、親は子供の胆力を練磨した。
 『獅子はその児を千仞の谷に落す』
 と彼らは言った。武士の子は艱難の嶮しき谷へ投ぜられ、…(中略)…時としては食物を与えず、もしくは寒気に曝すことも、忍耐を学ばしむるに極めて有効なる試練であると考えられた。・・・…(後略)」
  (※「水戸の義公」:徳川光圀、1628~1700、水戸藩・二代藩主、「水戸黄門」)

 「日本において武士階級の間に優雅の風が養われたのは、薩摩だけのことではない。白河楽翁公が心に浮かぶままを書き記せる随筆の中に、次のような言葉がある。
 『枕に通うとも咎なきものは花の香り、遠寺の鐘、夜の虫の音はことに哀れなり』。
 また曰く、
 『憎くとも宥すべきは花の風、月の雲、うちつけに争う人はゆるすのみかは』
 これらの優美なる感情を外に表現するため、否むしろ内に涵養するがため、武士の間に詩歌が奨励せられた。それ故に、我が国の詩歌には悲壮と優雅の強き底流がある』
  (※「白河楽翁公」:松平定信、1758~1829、白河藩主、幕府老中、「寛政の改革」)

 「虚言遁辞は、ともに卑怯と看做された。武士の高き社会的地位は、百姓町人よりも高き信実の標準を要求した。
 …(中略)…
 武士は然諾を重んじ、その約束は一般に証書にとらずして結ばれ、かつ履行せられた。証文を書くことは、彼の品位に適わしくないと考えられた
 『二言』すなわち『二枚舌』をば、死によって償いたる多くの物語が伝わっている。
 信実を重んずることかくのごとく高く、したがって真個の武士は、誓いをなすをもって彼らの名誉を引き下げるものと考えた。
 この点、一般のキリスト教徒が彼らの主の『誓うなかれ』という明白なる命令を、絶えず破っているのとは異なる。
 …(中略)…
 言を強めるためにしばしば文字通り血をもって判した。・・・…(後略)」
  (※「誓うなかれ」:新約聖書・マタイの福音書5章34節
    「しかし、わたしはあなたがたに言います。決して誓ってはいけません。すなわち、天をさして誓ってはいけません。そこは神の御座だからです。」)

 「武士道は、我々の良心を主君の奴隷となすべきことを要求しなかった。・・・…
 …(中略)…
 主君の気紛れの意思、もしくは妄念邪想のために自己の良心を犠牲にする者に対しては、武士道は低き評価を与えた
 かかる者は、「佞臣」すなわち腹黒き阿諛をもって気に入ることを求むる奸徒として、或いは「寵臣」すなわち卑屈なる追従によりて主君の愛を盗む嬖臣として賤しめられた。
 …(中略)…
 臣が君と意見を異にする場合、彼の取るべき忠義の途は、リア王に仕えしケントのごとく、あらゆる手段をつくして君の非を正すにあった
 容れられざる時は、主君をして欲するがままに我を処置せしめよ。かかる場合において、自己の血を濺いで言の誠実を表わし、これによって主君の明智と良心に対し最後の訴えをなすは、武士の常としたるところであった
 生命は、これをもって主君に仕うべき手段なりと考えられ、しかしてその理想は名誉に置かれた。したがって、武士の教育ならびに訓練の全体は、これに基づいて行なわれたのである」
  (※「リア王に仕えしケント」:シェイクスピア「リア王」の「無類の忠臣」。「主君に諫言するときは命がけで忠告する勇気も持ち合わせていた」)

 「武士の教育において守るべき第一の点は、品性を建つるにあり、思慮、知識、弁論等の知的才能は重んぜられなかった」

 「かくのごとく金銭と金銭慾とを力めて無視したるにより、武士道は金銭に基づく凡百の弊害から久しく自由であることをえた。これは我が国の公吏が久しく腐敗から自由であった事実を証明する十分なる理由である。しかしああ!現代における拝金思想の増大何ぞそれ速やかなるや。
 ・・・(中略)…
 知識でなく品性が、頭脳でなく霊魂が琢磨啓発の素材として選ばれる時、教師の職業は神聖なる性質を帯びる。
 ・・・(中略)…
 あらゆる種類の仕事に対し報酬を与える現代の制度は、武士道の信奉者の間には行なわれなかった。金銭なく価格なくしてのみなされうる仕事のあることを、武士道は信じた
 僧侶の仕事にせよ、教師の仕事にせよ、霊的の勤労は金銀をもって支払わるべきでなかった。価値がないからではない、評価しえざるが故であった」

 「武士が感情を面に現わすは男らしくないと考えられた。『喜怒色に現わさず』とは、偉大なる人物を評する場合に用いらるる句であった。
 最も自然的なる愛情も抑制せられた。・・・(中略)…私室においてはともかく、他人の面前にてこれをなさなかったのである」

 「克己の修養はその度を過ごしやすい。それは霊魂の潑剌たる流れを抑圧することがありうる。それはすなおなる天性を歪めて偏狭畸形となすことがありうる。それは頑固を生み、偽善を培い、情感を鈍らすことがありうる。……(後略)」

「(前略)……娘としては父のために、妻としては夫のために、母としては子のために、女子は己を犠牲にした。」

「(前略)……父や夫が戦場に出て不在なる時、家事を治むるはまったく母や妻の手に委ねられた。幼者の教育、その防衛すらも、彼らに託された。私が前に述べたる婦人の武芸のごときも、主として子女の教育を賢しく指導するをえんがためであった」

 本ブログ過去の関連記事
  ・2016/07/21付:「クリスチャン内村鑑三・新渡戸稲造は愛国者であった・・・『三つのJ』、武士道精神、契約の民の末裔、歴史修正の必要性、慰霊・慰謝の靖国公式参拝の正当性」
  ・2017/04/23付:「『一億総町人化』『護憲の軍隊』、死を賭す覚悟の無さ、後の永遠を軽視、独立自尊精神の欠如、国家存亡危機、……自分の命を犠牲にし日本精神・魂を遺した三島由紀夫氏の警世・・・『若きサムライのために』を読む」
  ・2017/05/11付:「武士道・自害・切腹に見る日本の伝統的精神性と神道による宗教性、『男系男子』を貫く日本の皇室とユダヤの祭司の血統・・・『驚くほど似ている 日本人とユダヤ人』を読む」




「『武士道』解題 ノーブレス・オブリージュとは」 「『武士道』解題 ノーブレス・オブリージュとは」
   (著者:李登輝氏、出版社:小学館、出版日:2006/05/01)
   (単行本 - 出版社:小学館、出版日:2003/04)

武士道・自害・切腹に見る日本の伝統的精神性と神道による宗教性、「男系男子」を貫く日本の皇室とユダヤの祭司の血統・・・「驚くほど似ている 日本人とユダヤ人」を読む

2017-05-11 03:10:05 | 歴史・伝統・文化
 次の本を読む。
 「驚くほど似ている 日本人とユダヤ人」(著者:エリ・コーヘン氏、訳者:青木偉作氏、出版社:中経出版、出版日:2008/02/06)(単行本「大使が書いた日本人とユダヤ人」 ―出版社:中経出版、出版日:2006/08)

 「祭司」の意味を持つ、ヘブライ語の「コヘン」を名字に持つ著者は、地中海沿いの北アフリカ・チュニジアに先祖を持つ、「血統的」ユダヤ人である。若い頃から空手・武道にて心身の修練を重ね、宮本武蔵の著した「五輪書」を読み、正統派ユダヤ教徒として旧約聖書を読む。そして2004年から2007年にかけては、駐日イスラエル大使として日本に駐在された。著者はこれらを通して、日本とユダヤの伝統・文化が非常に似ている事を見抜き、日本に自身と同じ「血統的」ユダヤ人の子孫が存在している事を確信しておられる。その上で、著者は「親日ユダヤ人」である。
 本書は、第7章までの250ページが有る中で、第1・2章の「武士道精神」、「自害、切腹」と言う、日本の伝統的な精神性について述べたものが2/5程を占めており、それを巻頭に持って来ている。また、第3章の「神道とユダヤ教」と言う霊性・宗教性についてのものと併せると3/5程にもなり、著者が古来からの日本精神・大和魂・武士道精神を評価して、その日本の精神性・心性・霊性・宗教性を重視する考えが伺える。
 著者は大使の他、政治家、社長等も務めて来られたが、日本の武道と「武士道」を通じて、人生哲学、生き方、考え方、身の修め方、道徳、陰徳、質素礼節、献身、施し、使命感、責任感等を学び、多大な影響を受けたと述べている。己を克服し、死を恐れず、義の務めとして大切なものを守る為には自分の命も惜しまず犠牲にし、その私心の無い精神の果てに存在する本当の自信、冷静・不動・平安な心、「武士道」「義・勇・仁・礼・誠・名誉・忠義・克己」を、心身の鍛錬・集中稽古によって会得された。
 日本の「武士道」をはじめとする精神性に共感するだけで無く、鍛え上げた事によって得た目利き・洞察力を持って、日本の伝統・文化への共感と同時に数々のユダヤとの共通性を見い出されたが、その中でも、日本の天皇・皇室の皇胤(天皇の血統、皇統、皇裔)と、ユダヤの祭司の家系が、共に「男系男子」であると言う重要性を挙げておられる。因みに、現在のイスラエル国家はリベラル的政策の下でユダヤ人とする定義を「宗教的」と「母系」を含める様に変えてしまっているが、本来の伝統的なユダヤ人であるとする定義も「血統的」な「男系」であったのである。創造主である唯一の神の選民である「血統的」ユダヤ人と、古代ユダヤの指導者・預言者モーセの兄アロンの「男系男子」の血統の祭司、その血統を同じくする日本の神道大祭司の皇胤が、この世における「天命」を全うする為に、自身の「世俗的」人権・自由を犠牲にして、国民と「超越者」である神との間に立つ媒介者・祭司となっておられる事が、「男系男子」の根底の意味を成しているのである。
 人それぞれの生命は創造主の持ち物である為に、それを勝手に殺める事は罪となる為に、自殺も勿論、罪となる。しかし、「武士道」における「自害」、「切腹」はその単純で安易な自殺とは異なる。単なる自殺の場合、生命の所有者・創造主に対して罪を犯すだけではなく、不遇・困難な状況から安易に逃れる事や、責任逃れ、使命・運命・天命からの逃避等と、却って卑怯な行為と捉える事が出来る。一方の「武士道」「自害」、「切腹」は、冷静沈着な上で忍耐の末の「やむにやまれぬ」気持ちから、家族・大切な人・民族・国家・伝統・文化・日本精神・魂・誇り・信仰・独自性等を守る為の捧命・自己犠牲・殉死・殉教、責任を取る事、名誉、命懸け、仇討ち等において行われた。それらは単なる自殺とは全く異なるものと捉えられ、旧約聖書を規範に持つ著者もその事を肯定している。例として、大東亜戦争における日本の特攻隊、忠義・清廉で「七生報国」を誓いあった楠木正成・正季兄弟、ユダヤで英雄とされているエリエゼル・マカウィ(B.C.164年)、マッサダ、旧約聖書に登場するユダヤの初代王サウルと士師記のサムソンを挙げる。紀元70年のエルサレム陥落前後、ローマ軍とのユダヤ戦争の末期における、マッサダにおけるユダヤ人の集団自決は、奴隷になって侮辱される事を選ばず、自由戦士として潔く死を選んだ

 吉田松陰
  「かくすればかくなるものと知りながらやむにやまれぬ大和魂」

 葉隠
  「武士道と云ふは死ぬ事と見付けたり」

 新約聖書・ヨハネの福音書12章24・25節
  「まことに、まことに、あなたがたに告げます。一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一つのままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。
  自分のいのちを愛する者はそれを失い、この世でそのいのちを憎む者はそれを保って永遠のいのちに至るのです。」

 旧約聖書・箴言24章16節
  「正しい者は七たび倒れても
  また起き上がるからだ。
  悪者はつまずいて滅びる。」
    ・・・楠木正成・正季「七生報国」

 船越義珍氏著「空手道教範」(英文書)より(本書経由)
  「日々感謝し、質素礼節を旨とせよ。しかし、一旦緩急あれば正義のために身を惜しむな

 日本人は無宗教の人たちが多いと一般的には言われているが、著者が客観的に日本を眺めた所、生活習慣、しきたり、儀式、伝統、文化等に宗教性、神道的なものが含まれており、無意識の内にその宗教的、霊的な事を行っていると言う。そして、先祖から潜在意識として、その独自性を受け継いでいると言う。穢れを清めて新年を迎え、古きを葬り蘇生する屠蘇を正月に頂く事、その他、初詣、地鎮祭、節分、七五三等と、伝統的行事神道的要素が根底に流れていると言う。また昔の成人式としての元服は、ユダヤ教と同じ13歳頃に行われていた。日本人には、その神道と武士道とをセットにした、独特の精神性が存在する。
 その神道神社には、ユダヤと共通するものが多く有ると言う。水・酒・塩・米を聖別し、参拝や食事前に手を洗う事(手水舎)や斎戒沐浴は、禊ぎ、清めの行為である事、伊勢神宮、三種の神器、神宮装束、神明造、偶像無き事など。また、諏訪大社守屋山と、7年に1度の御柱祭と、昔行われていた御頭祭の「イサク奉献」(旧約聖書・創世記22章1~14節)と鹿の肉。剣山磐境近くの白人神社と、忌部氏の作る大嘗祭の麁服(あらたえ)と、倭大国魂神社の神紋のメノラー。
 日本とユダヤ共通のものとして、西洋文化に同化せぬ様に排他的に、家族・民族の枠を大事にしてその独自性を守る事、先祖を敬う事、年配者を敬う事、そして、家事・子育てが妻の役割とした夫婦の役割分担を行う事を挙げる。ユダヤ人がディアスポラとなって多民族の中に在った事から、その民族としての固有性・独自性・純粋・純血を守る為に、民族として孤独を守り続けた事と、一方の日本は島国で、大陸・隣国から離れて干渉を受ける事無く、国として個を守れていた事。信仰・民族・国家の三つを一つにして守る事が必要である事を言う。
 ユダヤ人が日本人と異なる点として、疑問・質問・反論・理屈・議論を挙げ、序列を好まず、枠を嫌い、思想の独立を好む。ただ一方で神や律法の宗教上の枠を守り、その内なる葛藤が在ると言う。また、現在のイスラエルが水不足でありながらも農業が自給出来ているどころか、輸出まで出来ている事を述べる。
 日本は地震大国であるが、イスラエルは現在の所は小地震が起こるのみとなっている。しかし、シリア・アフリカ地溝帯の真上に在る事から、ヨルダン渓谷や死海が形成された様に、今後の地殻変動によって大地震が起こる可能性を指摘し、その為の「心の準備」が必要であると言う。
 そして、神の選民であるユダヤ人が、道徳的・信仰的に適った生き方や、「神のメッセージを伝える使命」を自覚して、それを行うべき事を述べる。
 因みにユダヤ教においては、 トーラー(旧約聖書の内のモーセ五書、律法の書)→口伝律法→タルムード(本文:ミシュナー、注解:ゲマラ―)→ハラハーとなるとの事である。

 引用元?(本書経由)
  「『もしあなたが義人であるなら、もしくはあなたが義を求めて生きる人ならば、あなたの信仰はあなたの生きる道となる。・・・・・・(後略)。』」

 旧約聖書・詩篇51章10節
  「神よ、私にきよい心を造り、
  ゆるがない霊を私のうちに新しくしてください。」

 宮本武蔵「五輪書」九箇条(「五輪書・地之巻」より)
  第一に、よこしまになき事をおもふ所
  第二に、道の鍛錬する所
  第三に、諸芸にさはる所
  第四に、諸職の道を知る事
  第五に、物毎の損得をわきまゆる事
  第六に、諸事目利を仕覚ゆる事
  第七に、目に見えぬ所をさとつてしる事
  第八に、わづかなる事にも気を付くる事
  第九に、役にたたぬ事をせざる事

 十戒・・・(旧約聖書・出エジプト記20章3~17節)
  1.「あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。」
  2.「あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。……」
  3.「あなたは、あなたの神、主の御名を、みだりに唱えてはならない。……」
  4.「安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。」
  5.「あなたの父と母を敬え。……」
  6.「殺してはならない。」
  7.「姦淫してはならない。」
  8.「盗んではならない。」
  9.「あなたの隣人に対し、偽りの証言をしてはならない。」
  10.「……すべてあなたの隣人のものを、欲しがってはならない。」

 本ブログ過去の関連記事
  ・2012/11/21付:「多民族国家の日本に古代ユダヤ人」
  ・2012/11/25付:「古事記・天孫降臨、イザヤ・ナギード(イザナギ)」
  ・2013/07/08付:「日本人のルーツを取り戻す(4)・・・元々は多民族国家であった日本の中の一部に、アブラハム―イサク―ヤコブの血統のユダヤ人の子孫が・・・『日本人のルーツはユダヤ人だ―古代日本建国の真相』を読んで」
  ・2013/07/08付:「日本人のルーツを取り戻す(5)・・・天皇と賎民は共に同じ民族ユダヤ人・・・『天皇家とユダヤ人』を読んで」
  ・2014/05/18付:「『独行道』・・・流浪・孤独の境涯を渡った宮本武蔵・・・『宮本武蔵 剣と人―遺書『独行道』に秘められたその実像』を読んで」
  ・2016/07/21付:「クリスチャン内村鑑三・新渡戸稲造は愛国者であった・・・『三つのJ』、武士道精神、契約の民の末裔、歴史修正の必要性、慰霊・慰謝の靖国公式参拝の正当性」
  ・2016/10/16付:「皇胤としての生涯は天命である・・・天皇である事の根拠である血統に含まれる重大な意味、国体としての伝統・独自性と『男系男子』を守り続ける事の重要性」
  ・2017/02/06付:「支那(中国)と韓国の反日捏造プロパガンダを支援する反日ユダヤ人と、それを非難する親日ユダヤ人・・・ユダヤの内部分裂、南京大虐殺は無かった、従軍慰安婦の強制も無かった」




「驚くほど似ている 日本人とユダヤ人」 「驚くほど似ている 日本人とユダヤ人」
   (著者:エリ・コーヘン氏、訳者:青木偉作氏、出版社:中経出版、出版日:2008/02/06)
   (単行本「大使が書いた日本人とユダヤ人」 ―出版社:中経出版、出版日:2006/08)


徳島・阿波に元々存在した伊津面(いずも:出雲)は葦原中国(いのはらのなかのくに)で長国(ながのくに)・・・古事記・伊予の二名島(いよのふたなじま)の四国、伊国(いのくに:倭国)、邪馬臺国(やまと国)

2017-01-31 22:53:53 | 歴史・伝統・文化
 (2017年2月1日:加筆編集、2017年2月2日:編集)

 九州など四国以外の各地でも講演会を開かれ、YouTubeにアップされている動画でのその模様が紹介されているものを拝見し、その他にも著作を出されてもいる、阿波古事記研究会副会長・三村隆範氏や、邪馬臺国研究会会長・土佐野治茂氏は、各講演会での前置きの話としてされている、物事の捉え方や考え方、判断の仕方等に私は共感している。そして本題の内容も、古代支那(中国)の文献や日本の古事記等の「一次資料」に書いてある通りに忠実に捉えて解釈している事から、矛盾がなく、辻褄が合っており、私は納得している。
他にも、倭国(いのくに)研究会代表・大杉博氏の著書も読んだが、同様に>古代支那の文献を「一次資料」として検証に用い、同じく書いてある通りに捉え判断されている結果は大いに納得させられる。

 古事記天地開闢(てんちかいびゃく:天地に代表される世界が初めて生まれたとき)の際に高天原に最初に出現した神である天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)の名の意味は、全ての人や自然の中には主(ぬし)が宿るということ。
私が思う事として、此の事は、父と子と聖霊の三位一体であり唯一神である創造主が聖霊の格で、特に主(しゅ)であるヤハウェへの信仰を持つキリスト者である全ての人の心の中に存在する事と共通している事である。
 また実際、天之御中主神に続いて現れた高御産巣日神(たかみむすびのかみ)、神産巣日神(かみむすびのかみ)と共に造化三神とされ、造化三神が天孫降臨以前の万物の創造が成されたと、当時禁書であったキリスト教関連書籍を読んで影響を受けた平田篤胤(江戸時代後期の国学者・神道家・思想家・医者)によって位置付けられた。(参考文献:ウィキペディア「天之御中主神」)

 卑弥呼の後を継いだ臺與(とよ)と同じく、「臺」を「と」と読んで「邪馬臺国」(やまと国)であり、「邪馬臺国」(邪馬台国)は阿波から奈良に遷都した
 「葦原中国」(いのはらのなかのくに (なかつくに))は伊国(いのくに)の玄関である伊津面(いずも:出雲)であり長国(ながのくに)である。現在、徳島県に那賀郡(なが郡)が存在するが、旧那賀郡は現在の阿南市、那賀郡、海部郡を含んでいた。那賀=長=中である。
 金印「漢委奴国王印」(かんのいのなの国王、かんのいのながの国王)
 古事記で淡路島の次に創られた伊予の二名島(いよのふたなじま)予国(よのくに)は西側・愛媛、伊国(いのくに)が東側・徳島(阿波)
 北に粟国(あわのくに)、南に長国(ながのくに)
 阿波の忌部神社と天村雲神社から伊勢神宮へ遷宮した。伊勢神宮の神主を代々務める度会(わたらい)氏
 天皇が即位の礼の後に初めて行う新嘗祭である大嘗祭に、大麻で作られる麁服(あらたえ)が、先祖代々、徳島・木屋平の忌部氏の末裔である三木家が献上している
 邪馬臺国(やまと国)の存在した2~3世紀頃、朱の産地は徳島県阿南市に全国でただ1ヶ所しか確認されていない弥生時代の丹(辰砂、朱(硫化水銀))の採掘跡である若杉山遺跡が存在し、同時に阿波の美しい青石は有名である。邪馬臺国の在る倭(い)の地には青い玉と丹(丹砂)が在ると古代支那の文献に記されている。
 徳島県鳴門市の大麻山南麓の萩原墳墓群の内の2号墳が、国内最古の積石墳丘墓であり、奈良のホケノ山古墳の原型である。
 徳島県徳島市国府町矢野神山にある天石門別八倉比賣神社の祭神は天照大神で卑弥呼の事である。
 名方郡(なかたのこおり)には大1座の天石門別八倉比賣神社の他に延喜式内社が9座存在している。寛平8年(896年)に名東郡と名西郡に分割された。
 長国である伊津面(出雲)大国主命の次男・建御名方命(たけみなかたのみこと)。兄(大国主命の長男)は事代主命(ことしろぬしのみこと、エビス)妹は下照比売(したてるひめ)。3人は異母兄弟妹。
 天岩戸別神社は、旧・名方郡の名東郡佐那河内村上字牛子屋に存在。佐那河内は佐那県(さなのあがた)
 石見国那賀郡(島根県浜田市)鎮座の大祭天石門彦神社は、主祭神は天岩戸を開けた手力男命(たぢからをのみこと、配祀神は建御名方命)で、由緒に「阿波忌部族が第15代応神天皇の朝石見の山守部となった時に勧請」と書かれている。
 瓊々杵命(ににぎのみこと)が高天原から伊津面(出雲)へ天孫降臨した時に先導したのが、久米部の祖・天久米命(天津久米命、あめのつくめのみこと)大伴氏の祖・天忍日命(あめのおしひのみこと)
 伊勢神宮「豊受皇太神(宮)御鎮座本記」に、「天村雲命 伊勢大神主上祖也。神皇産霊神六世之孫也。阿波國麻植郡座 忌部神社、天村雲神社、二座是也」と書かれている。

 ところで先日1月18日付・毎日新聞で、卑弥呼の邪馬臺国(やまと国)の存在した時期から大和王権が成立する時期に朱の入手先が変わった事から、朱の産地の推定がその頃の様相を探る手掛かりになりそうであるという記事が掲載されていた。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2012/11/25付:「古事記・天孫降臨、イザヤ・ナギード(イザナギ)」
  ・2013/05/07付:「日本人のルーツを取り戻す(1)・・・著者の予見力・洞察力・情報収集力・「聖書」を根拠とする発想・・・「古代ユダヤは日本で復活する―剣山の封印が解かれ日本の時代が始まる」を読んで」
  ・2014/01/26 付:「679年の『吉野宮の会盟』により、大和朝廷発祥地・阿波の隠蔽を行なった『大秘密政策』・・・『古代ユダヤと日本建国の秘密―消えた『ユダヤの秘宝』と四国・剣山の謎』を読んで」
  ・2014/01/26 付:「多くの中国史書を根拠に、その邪馬台国についての多くの『特徴』が四国山上の天然自然と一致・・・『邪馬台国の結論は四国山上説だ―ドキュメント・邪馬台国論争 』を読んで」
  ・2015/01/01付:「出雲系と天孫系の融合、そして皇族の聖書・創造主への回帰か、それともグローバル化・フリーメーソン」
  ・2015/03/22付:「阿波・徳島の邪馬台国と中国・河南省との古代ユダヤ人の繋がりを想う」
  ・2016/05/08付:「戦後米国的民主主義、経済至上主義により失われた日本の美と、阿波・祖谷・・・『美しき日本の残像』を読む」
  ・2016/10/16付:「皇胤としての生涯は天命である・・・天皇である事の根拠である血統に含まれる重大な意味、国体としての伝統・独自性と『男系男子』を守り続ける事の重要性」
  ・2017/01/30付:「徳島・阿波に存在した邪馬臺国(=やまと国、俗称:邪馬台国)は後に奈良・大和国へ移った・・・『一次資料』に忠実な古代史や近現代史の検証により真実が見えてくる。そして主キリストについての一次資料は『聖書』」
  ・2015/11/29付:「精神的に自立した本当の大人は自分で勉強する・・・セックスを基準に大人と判断する世間の低レベル」
  ・2016/05/08付:「自ら考え学ぶ高い道徳感と真心から健全財政に戻す為の消費税導入を決心・・・『大平正芳の人と政治』を読む」


 参考・関連文献
  ・ウィキペディア「天之御中主神」
  ・2017年1月18日付・毎日新聞:「歴史の鍵穴 朱の入手先 大和王権の成立が画期=専門編集委員・佐々木泰造」
  ・「邪馬台国の結論は四国山上説だ―ドキュメント・邪馬台国論争 」(著者:大杉博氏、出版社:たま出版、出版日:1993/9/10)
  ・「古代ユダヤと日本建国の秘密―消えた『ユダヤの秘宝』と四国・剣山の謎」(著者:大杉博氏、出版社:日本文芸社、出版日:2000/6/25)
  ・「古代ユダヤは日本で復活する―剣山の封印が解かれ日本の時代が始まる」 (著者:宇野正美氏、出版社:日本文芸社、出版日:1994/11/25)

 





邪馬台国の結論は四国山上説だ―ドキュメント・邪馬台国論争
      古代ユダヤと日本建国の秘密―消えた「ユダヤの秘宝」と四国・剣山の謎
      古代ユダヤは日本で復活する―剣山の封印が解かれ日本の時代が始まる


 

  上図:出典:大杉博著「四国は死国にされていた」
     (経由:宇野正美著「古代ユダヤは日本で復活する 剣山の封印が解かれ日本の時代が始まる」)
        ・・・クリックにて拡大

 参考動画
 

YouTube: 中国史から阿波古代史を読み解く!「出雲が解ると?阿南は帝都だった」邪馬壹国(やまと国)研究会 会長 土佐野治茂氏 第4回出雲フェスティバル
 

YouTube: 講話:失われた倭國 邪馬臺國研究会 土佐野 治茂氏
 

YouTube: 阿波古事記研究会 土佐野 治茂
 

YouTube: 卑弥呼の朱 講師 土佐野 治茂氏
 

YouTube: 出雲の神々 三村 隆範
 

YouTube: 阿波にいる「古事記に書かれる出雲の神々 阿波古事記研究会 副会長 三村隆範
 

YouTube: 『天照大御神は阿南で生まれた』阿波古事記研究会 副会長三村 隆範様
 

YouTube: 『古代阿波には、二つの祭祀族が存在した』 宮本 雅司氏

徳島・阿波に存在した邪馬臺国(=やまと国、俗称:邪馬台国)は後に奈良・大和国へ移った・・・「一次資料」に忠実な古代史や近現代史の検証により真実が見えてくる。そして主キリストについての一次資料は「聖書」

2017-01-30 21:05:30 | 歴史・伝統・文化
 (2017年1月31日付・加筆修正)

 マスコミや世間一般、常識、空気・雰囲気・流行、教科書、学者等に乗せられ誘導され洗脳されるのでは無く、「自分の頭で考える」事の大事さ。周囲に影響されず、自分で捉えて自分で判断出来る様になる事が必要である。その為には、自分で勉強して教養・知識を増やす事が必要である。
 「一次資料を基にした歴史認識」持つことが必要である。マスコミや外国勢力等が編集して捏造した二次的、三次的な資料に騙されてはならない。邪馬臺(やまと)国(俗に言われている邪馬台国)が四国・徳島の阿波に存在した事が、古代支那の一次資料から証明出来る事と同じ様に、近現代史における日本史・世界史も一次資料による正しい歴史認識を持つべきである。南京大虐殺は無かった。また、日本軍による従軍慰安婦の強制もなかった。更に日韓併合時代には、日本が朝鮮半島に学校、病院、裁判所、橋梁、発電ダム等を建造し、鉄道を敷き、港湾や道路を整備して、朝鮮半島のインフラを近代化した。台湾に対しても同様で、日本は朝鮮・台湾を一応形としては植民地として統治したが、白人の西欧列強諸国によるアジアやアフリカにおける搾取・掠奪・奴隷化の植民地政策とは全く異なり、日本は朝鮮・台湾に対して投資するばかり、与えるばかりであったのである。一次資料を一から検証し直す事によって、それらの事実・真実が見えてくるのである。台湾の殆どの人々は親日であるが、韓国の特に学生等は、学校で反日教育をされて洗脳されている為に反日である。それは、日本の学生が学校で自虐史観を教えられて洗脳されている事と同じである。
 「独立自尊」の精神を唱えた福沢諭吉は、当初は朝鮮に自立・独立を自ら行ってほしいと願っていたが、当時、事大主義によって清の冊封国に甘んじていた朝鮮に自立・独立意識が薄かった事から、アヘン戦争で清がイギリスに半植民地にされる他、アジア各国が白人の西欧列強に植民地とされている事に対し、目前に迫る日本の国家存亡の危機に時間的な余裕も無く、朝鮮の自立を悠長に眺めている訳にはいかないと判断してついに「脱亜論」を唱え、隣国朝鮮の近代化が日本の安全保障には欠かせないと判断し、朝鮮の近代化を図るべく、日本と朝鮮を合邦化したのである。日朝合邦(日韓併合)は、穏健、公平、現実的、そして日本と朝鮮の相互発展を目指すものであったのである。(参考:「日本の朝鮮統治を検証する」(ジョージ・アキタ氏、ブランドン・パーマー氏共著、塩谷紘氏訳、草思社)、「ひと目でわかる『日韓併合時代』の真実」(水間政憲氏著、PHP研究所))
 石原莞爾率いる関東軍が、当時の政府と軍中央部の不拡大政策に反して満州事変を自ら行って拡大政策を取る出過ぎた事を行ったことは、保守派の論客の方々が編纂した「新しい歴史教科書」(自由社)にも書かれている。石原莞爾は戦後、裁かれず死刑になっていない。それと対称的に、東條英機・元首相は、東京裁判という戦勝国・米国の都合・懲罰で裁かれたが、裁かれる必要も無い上に死刑にされてしまった。

 またついでに、創造主・イエスキリストについての「一次資料」にあたるものは「聖書」である。そして、カトリックやプロテスタントの諸教派等の宗教組織や関係団体、神父、牧師、枢機卿、聖職者、信者、ミッションスクール等の発行する資料はあくまでも二次資料、三次資料、……なのであり、やはり聖書を直接自分で読む必要があるのである。

 卑弥呼の後を継いだ臺與(「とよ」、代用として台与、或いは「い(ゐ)よ」)と「臺」を「と」と読む様に、古代支那の一次資料に書かれている「邪馬臺国」も「やまと国」と読みその代用として「邪馬台国」と文字が変えられ、邪馬臺国が大和国の原型であった、阿波から奈良に移ったが納得出来る。
 また、臺與(とよ)を「い(ゐ)よ」とも読めるとWikipediaにあるが、古事記で淡路の次に伊予の二名島が創られたと有り、予国は愛媛、伊国が徳島・阿波、「漢委奴国王印」の本当の読みは「「かんのいのなの国王」で、「わ」ではなく「い」であるとの事である。「葦原中国」の本当の読みは、「いのはらのなかつくに」であるとの事である。徳島に那賀郡が存在するが、倭国(「いのくに」と読むのが正しい。わのくにとは読まない。)は高天原で、葦原中国平定において天津神が出雲の国津神から葦原中国の国譲りを受けるが、中国(なかつこく)である「長国」(ながのくに)が出雲であり、伊津面(出雲)も元々は徳島・阿波に存在していたとの事である。
 日本の学者達が、自分たちの思い込みや、或いは日本の裏のエスタブリッシュメントらによって阿波の真実の隠蔽を頼まれているせいもあってか、邪馬台国が九州や近畿等と言い争っている。しかし、九州説・近畿説ともに一次資料とは矛盾だらけで、書かれている方角や距離とは全く合わないとの事で納得出来る。日本の歴史学者が屁理屈を付けて古代支那の測量技術等を馬鹿にしてあてにならない等と言っているとの事だが、その古代においてほぼ正確な地図が既に出来上がっていた事をはじめとして、地理、測量技術、天文学、数学、その他様々な技術が古代支那において既に存在していた事の例を幾つか挙げられている。
 それ故、古代支那の文献が、古代の歴史を今一度検証し直す上では欠かせないものであり、その古代支那の文献を一次資料として忠実に読み捉えて解釈する事で、古代の真実・事実、邪馬臺(やまと)国(俗称:邪馬台国(やまたいこく))が元々阿波に存在し、その後に近畿の奈良に移った事等、邪馬臺国研究会会長・土佐野治茂氏や、阿波古事記研究会副会長・三村隆範氏、倭国(いのくに)研究会代表・大杉博氏の語られている事が納得出来る様になるのである。
 古代の歴史に関する常識化された学説から外れているものを茶化したり、また、近現代史の歴史認識において反日的に思い込んでいる左翼・リベラル系の人達は、単に勉強不足なだけである。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2012/11/25付:「古事記・天孫降臨、イザヤ・ナギード(イザナギ)」
  ・2013/05/07付:「日本人のルーツを取り戻す(1)・・・著者の予見力・洞察力・情報収集力・「聖書」を根拠とする発想・・・「古代ユダヤは日本で復活する―剣山の封印が解かれ日本の時代が始まる」を読んで」
  ・2014/01/26 付:「679年の『吉野宮の会盟』により、大和朝廷発祥地・阿波の隠蔽を行なった『大秘密政策』・・・『古代ユダヤと日本建国の秘密―消えた『ユダヤの秘宝』と四国・剣山の謎』を読んで」
  ・2014/01/26 付:「多くの中国史書を根拠に、その邪馬台国についての多くの『特徴』が四国山上の天然自然と一致・・・『邪馬台国の結論は四国山上説だ―ドキュメント・邪馬台国論争 』を読んで」
  ・2015/01/01付:「出雲系と天孫系の融合、そして皇族の聖書・創造主への回帰か、それともグローバル化・フリーメーソン」
  ・2015/03/22付:「阿波・徳島の邪馬台国と中国・河南省との古代ユダヤ人の繋がりを想う」
  ・2016/05/08付:「戦後米国的民主主義、経済至上主義により失われた日本の美と、阿波・祖谷・・・『美しき日本の残像』を読む」
  ・2016/10/16付:「皇胤としての生涯は天命である・・・天皇である事の根拠である血統に含まれる重大な意味、国体としての伝統・独自性と『男系男子』を守り続ける事の重要性」
  ・2015/11/29付:「精神的に自立した本当の大人は自分で勉強する・・・セックスを基準に大人と判断する世間の低レベル」
  ・2016/05/08付:「自ら考え学ぶ高い道徳感と真心から健全財政に戻す為の消費税導入を決心・・・『大平正芳の人と政治』を読む」

 参考・関連文献 ・・・古代史・邪馬臺国
  ・「邪馬台国の結論は四国山上説だ―ドキュメント・邪馬台国論争 」(著者:大杉博氏、出版社:たま出版、出版日:1993/9/10)
  ・「古代ユダヤと日本建国の秘密―消えた『ユダヤの秘宝』と四国・剣山の謎」(著者:大杉博氏、出版社:日本文芸社、出版日:2000/6/25)
  ・「古代ユダヤは日本で復活する―剣山の封印が解かれ日本の時代が始まる」 (著者:宇野正美氏、出版社:日本文芸社、出版日:1994/11/25)
 





邪馬台国の結論は四国山上説だ―ドキュメント・邪馬台国論争
      古代ユダヤと日本建国の秘密―消えた「ユダヤの秘宝」と四国・剣山の謎
      古代ユダヤは日本で復活する―剣山の封印が解かれ日本の時代が始まる


 参考・関連文献 ・・・近現代史
  「ひと目でわかる『GHQの日本人洗脳計画』の真実」(著者:水間政憲氏、出版社:PHP研究所、出版日:2015/8/19)
  「ひと目でわかる「日韓併合」時代の真実」(著者:水間政憲氏、出版社:PHP研究所、出版日:2013/2/13)
  「『日本の朝鮮統治』を検証する1910-1945」(著者:ジョージ・アキタ氏 ブランドン・パーマー 氏、訳者:塩谷紘氏、出版社:草思社、出版日:2013/8/28)
  「1937南京攻略戦の真実―新資料発掘」(著者:東中野修道氏、出版社:小学館、出版日:2003/9/1)
  「市販本 新版 新しい歴史教科書 中学社会」(代表著者:杉原誠四郎氏、著者:藤岡信勝氏 他、出版社:自由社、出版日:2015/6/5)
 










ひと目でわかる「GHQの日本人洗脳計画」の真実    ひと目でわかる「日韓併合」時代の真実    「日本の朝鮮統治」を検証する1910-1945    1937南京攻略戦の真実―新資料発掘    市販本 新版 新しい歴史教科書 中学社会


 

  上図:出典:大杉博著「四国は死国にされていた」
     (経由:宇野正美著「古代ユダヤは日本で復活する 剣山の封印が解かれ日本の時代が始まる」)
        ・・・クリックにて拡大

 参考動画
 

YouTube: ※邪馬臺(やまと)国 測ってみれば 阿波だった! 邪馬臺(やまと)国研究会会長 土佐野 治茂
 

YouTube: 「天照大神は阿南で生まれた」 3月12日(土)徳島市立考古資料館にて
 

YouTube: 1古事記講座「豊玉毘売神が居なければ神武天皇は生まれない」 阿波古事記研究会 副会長 三村隆範
 

YouTube: 天皇は阿波から巣立った、スダチの徳島!宮内庁に隠された阿波国風土記を私達で解明中! 阿波古事記研究会 2015年11月7日
 

YouTube: 剣山TV 本当の邪馬台国 四国山上説 その1 1/3
 

YouTube: 歴史ミステリー 邪馬台国は四国にあった?1
 

YouTube: 剱山本宮神社例大祭(平成22年頂上御輿渡御)

皇胤としての生涯は天命である・・・天皇である事の根拠である血統に含まれる重大な意味、国体としての伝統・独自性と「男系男子」を守り続ける事の重要性

2016-10-16 15:37:13 | 歴史・伝統・文化
 天皇である事の根拠は「血統」である。そしてその「血統」がユダヤ人で、且つ、ユダヤ十二支族(レビ族を含めると十三支族)の内の祭司を務めるレビ族であるという根拠がはっきりと解れば、天皇陛下が天皇として此の世に存する事は「運命」であり、日本国の為の祭司を務める事が創造主による「定め」・「任命」・「天命」・「使命」である事が解るのである。「天命」は此の世に於ける人の役割であり、特殊であり、独自性である。
 そして神の定める運命・天命は「絶対」であり、故に天皇に「世俗的な」自由や人権等は無く、「超越者」であり創造主である唯一の神と「世俗」の国民との間に立つ「媒介者」としての役割を「義務」として此の世において果たす事が解るのである。天皇は超越次元と世俗次元との間に立って、「聖」と「俗」の両義性を持つ。そして「仲介者」として神と国民との「和解」の為に、天皇陛下は「犠牲」となられているのである。
 人の理屈は何かと入り乱れてややこしいが、神の定める運命は単純でシンプルである。また、人間は科学的根拠によって物事の裏付けや処理、生産を行おうとするが、科学万能主義的な考えは人間の傲慢である。科学万能主義によって原発事故やAI(人工知能)の暴走、医療の生命倫理の破壊、核兵器等と、人間が逆にそれらに支配される様になるのである。非科学的なものを神話や空想等と言って馬鹿にするが、神は人間の作った科学を超える全能の力を有し、創造主に不可能な事は無い。因みに、サルやチンパンジーから人間に進化したというダーウィンの進化論はサタニズム(悪魔主義)であり、聖書を否定したものである。欧米のキリスト教界に於いてのリベラル派は、聖書に記載されている事も真実では無く単なる神話等といって侮っているのである。日本の古事記や日本書紀も一般的には単なる神話やおとぎ話の様に捉えられている傾向があるが、実はそれらが古代ユダヤ起源であると言われている。戦後の教育に於いて、日本の歴史を甘く軽く見る様にされているのである。
 また、「男系男子」を永続的に守る事も創造主による「定め」と理解出来れば、その事を変えてはならない事が解るのである。後述するが、本来はユダヤ人であるとする定義も「男系」であった
 先天的な障がいを持って此の世に生まれて来られた障がい者の方々は、その障がいを持って此の世で生きる事が「運命」である。自分の意志・欲望によってその障がいを失くす事は出来ない。また、人は此の世に生まれてくる時には自分の意志で生まれて来た訳では無く、自分の親を選択する「権利」も与えられていなかった。その様に、創造主により各人に定められた「運命」の中には個人の「自由」や「権利」は存在せず、却って唯一の神への忠義等の「義務」と生を全うする等の「責任」が存在しているのである例え寝たきりになろうとも、神に祈る事が出来、それによって奉仕する事が出来るのである。
 運命が右方向であるのに、自分の立てた目標が左方向であれば、一生かけてもその目標に達して願いが叶う事は有り得ない。目標は個人の欲望が基となっている事が多い。人の欲望・希望と神の考え・計画は異なる
 「世俗化」とは民主的なイメージが有り聞こえは良いが、その実、神から離れる事である。神の律法や教え、定めから離れて、神を無視して人間の考え・欲望によって生活や政治等を行う事となる。それ故、「世俗化」は人間の傲慢に繋がる
 現在の日本国憲法は国民主権を謳っているが、その第一条に「天皇は、…(中略)…この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」と在り、国民主権によって天皇の地位を左右出来る様に書かれているが、これは「共和制」を意味する。しかし政府見解においては「立憲君主制」である。因みに当時、占領国の憲法を変える国際法違反を犯して日本に現憲法を押し付けた占領軍GHQは社会主義者(或いは共産主義者)達であった為、またダグラス・マッカーサー最高司令官がフリーメーソンであった事からも、現憲法は「社会主義・フリーメーソン憲法」であると言う事が出来る。
 世論をあてにしてはならない世論に左右されると国は滅びる世論は一貫性が無く常に変転するものである。世論はマスコミに煽動されやすい世論の基本である国民一人ひとりの思考力・情報収集分析力・判断力の次元が総体的に低い。また国民が総体的に依存性が高く、自分で勉強する事が出来ない等と自立性が低い
 リベラル派は伝統を破壊しようとする。しかし、特に国体・国柄の内の一つである天皇の存在やその在り方世襲の伝統を保守する事は、日本国民の義務である。伝統は個性・アイデンティティである。歴史や文化をも含めてそれらを変えてしまう事で、日本国は日本という国ではなくなるのである。変えてはならない伝統とそうでないものとの見分け・区別が必要である。
 >欧州の王家と日本の天皇・皇族は異なるものである。欧州に女王がいるからであるとか、先日の国連女子差別撤廃委員会から干渉されるが如くに指摘された非男女同権、またそれ故の時代錯誤等と揶揄されたりもするが、それらは間違いである「男系男子」は日本の伝統・文化・アイデンティティとして、そして「神の定め」として、時が移ろうとも保守していかなければならないのである。因みに、英国の王家はユダヤ十二支族の内のダン族の末裔であり、レビ族の日本の皇族とは異なるのである。
 後述するが、現イスラエル国はユダヤ人を増やす為にユダヤ人と定義する「男系」を変えて「女系」と定めている。国内に於いてパレスチナ人を排除する民族浄化政策と植民地拡大政策に於ける既成事実化を推し進める為にユダヤ人の人口を増やそうとしているものと思われる。この事は現在、皇位継承の危機感からリベラル派・左派が「女系天皇」、つまり「母系天皇」を認める様に変える事を主張している事と同じである。「男系」という「正統・直系」から「女系」という「異端・傍系」に変えてしまうものであり間違いである。同じ始祖アブラハムを持つが、ユダヤ人として直系のイサク―ヤコブの子孫から、傍系のアラブ人であるイシュマエルの子孫に変える様なものである。そして、現イスラエル国を支配する白人のアシュケナジー・ユダヤ人は「血統的」に全く関係の無い「宗教的」な「ユダヤ教徒カザール人」である為に、リベラル派として平気で「男系」等の伝統を破壊しているのである。そしてイスラエル国内では、二級・三級市民として置かれている「血統的」スファラディ―・ユダヤ人は却って「宗教的」アシュケナジー・ユダヤ人から差別されているのである

 先日、2016年8月8日に、天皇陛下がビデオメッセージにて御自身の生前退位についての「お気持ち」を述べられた。
 「私はこれまで天皇の務めとして、何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが、同時に事にあたっては、時として人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うことも大切な事と考えて来ました。天皇が象徴であると共に、国民統合の象徴としての役割を果たす・・・(中略)・・・天皇として大切な、国民を思い、国民のために祈るという務め」。

 此の度の陛下の「お気持ち」の表明が問題提議をする様な形となり、それまで議論されてきた皇位継承問題から皇室典範改正論、憲法改正論、女性宮家・女系天皇・女性天皇容認論等が再びクローズアップされた。天皇の人権や人格を否定して皇室の伝統に縛る事を疑問視したり、陛下の表明からかわいそう等として、世論調査ではその様な一瞬の感情を基にした生前退位容認の支持率が高くなっている。
 しかし、世論調査で答える国民は余り理解しておらず、知識が増える毎に考え方、価値観は変わるその様な国民の一瞬の感情・ブームに流されてしまい皇室典範の内の必要で無い部分の改正を行う事で、日本の国柄・国体は崩れ、国が滅ぶ結果となる
 それ故、長い検討、議論が必要になることから、例外的に、今上天皇の存命中に、特別措置法によって対処する事を政府は現在検討し、それに向けた有識者会議の中には中東研究者も含まれている
 今上天皇まで125代続く中で、存命中に生前退位されたのは58例あるが、南北朝分裂の原因となった退位した上皇・法皇による院政と後を継いだ天皇との対立、権力闘争により意に反して退位、或いは意図的に譲位する事があった。
 身体の不調等で国事行為を自ら行えない時等に、皇室典範の規定を基にして天皇の名で摂政を置く事は憲法第5条で認められ第4条1項で国政に関わる事無く国事行為のみを行うことと制約されている。
 女性天皇は8人10代存在されたが、全て生涯独身か未亡人で皇太子が幼い等の理由で例外・暫定的に皇位に就いていたしかし女系天皇は存在せず、母系天皇として皇太子を産んで皇位を継がせたという事は無かった。故に、皇室典範が定める「男系男子」の皇位継承が守られて来た。
 皇太子となるべく男子の子が存在しない場合への対応策として、旧皇族(旧宮家)からの養子制度の復活が提案されている。戦後、GHQによって11宮家が廃絶し3宮家のみが存続し、その後に4宮家が新設・復興されて追加されたが、断絶した宮家、男子の子が居られない宮家と、「男系男子」の皇位継承が危ぶまれている。宮家の最大の役割は、皇統断絶の危機に備える事と言う。しかし、一般市民となってから約70年経過し、財政上の問題もある。そして養子を禁止している皇室典範・第九条の改正が必要となる。
 「万世一系」であるが、過去には南北朝時代が存在した。また、北朝系の皇位継承の後、明治天皇以降に南朝系へと皇位継承を移した事も在る。しかし「皇胤」は125代の間ずっと守られており、前述の養子制度復活やGHQによって廃止された旧宮家の復活も含めて天皇の「血統」は守られ続ける。天皇である事の根拠は「血統」である。
 そして、天皇の「血統」はユダヤ人である。天皇は世襲(正統、直系)である。ユダヤ人である事の根拠となるのが、アブラハム―イサク―ヤコブの「血統」である。
 天皇の事を「スメラミコト」とも読むが、古代メソポタミアのスメラ族(シュメール人)のミグト(天降る者)で、またスメ、スムは神、至上最高のものを意味する。そして、帝(御門、ミカド)は御ガドで、ヤコブ(イスラエル)の子孫であるユダヤ十二支族の内のガド族であり、ヤコブの子ガドの長男はZephon(ツェフォン、ゼポン、ツィフヨン)であり、「ニッポン」である。
 一方、天皇はユダヤ十二支族(レビ族を含めて十三支族)の内のレビ族であるとも言う。それは、祭司の中でも最も高い地位に存する大祭司・祭祀王である天皇は、超越者であり創造主である唯一の神と世俗の国民との仲介・媒介者としての任務を果たされておられるが、そのレビ族を創造主が特別に仲介者としての祭司職に任命された事が聖書に記載されているのである。
 レビ人のモーセは創造主からの「命令」に従う事で、ヘブライ人(ユダヤ人)の指導者としてエジプトを脱出して約束の地カナンへと民を率いたが、創造主はそのモーセの兄であるアロンとその男子の子孫に祭司職を任命した
 祭司をヘブライ語で「コヘン」と言うが、「コーヘン」と言う名前は男系であり、父親からその息子のみに受け継がれている「コーヘン」を名のる者は皆同じ一つのDNAを持っている。そのDNAは男性のみが持っており(Y染色体)、コーヘンを父に持つ娘には受け継がれていない。ユダヤの祭司も古代から「男系男子」を一貫しているのである。
 因みに、現在のイスラエルではユダヤ人の母親から生まれた子どもはユダヤ人となり、父親がユダヤ人であっても母親がユダヤ人では無い場合はその子どもはユダヤ人では無いと定められており、その古代ユダヤからのコヘン(祭司)の男系男子と矛盾している。これは、血統と全く関係の無い宗教的なアシュケナジー・ユダヤ人が支配する現イスラエル国の、植民地拡大政策における改変によるものと、私は思うのである。

 血統的な本物のスファラディ―・ユダヤ人でありその指導者であったナイム・ギラディ氏は、「ユダヤ教徒カザール人、ユダヤ教徒ユダヤ人、、宗教を先にして何々人、これは正しい説明であると言える。ユダヤ教を信じているからユダヤ人というのは間違いである。もうひとつは混血しているではないかということである、混血していても自分の父親が異邦人と結婚していても自分はユダヤ人である。今のイスラエルにおいては、女の人がユダヤ人であればその子はユダヤ人である。しかし父親がユダヤ人であれば子どもはユダヤ人だというのが本当は正しいと思われる。」(2016/05(No.398)号・国際時事情報誌エノク「驚愕の告白、スファラディ・ユダヤ人……」(下記、著者:宇野正美氏)より)。

 本来、ユダヤ人と定義する場合にも、「男系」であった事が解るのである。
 一方、日本国内には差別が存在する。その差別の元は「」の身分であり、「」等と呼ばれた人達である。その両極端に置かれた、「」の身分にされた人達と天皇・皇族の身分・地位に置かれた人達の「血統」は実は同じなのである
 ユダヤのレビ族の祭司は牛を犠牲に捧げる事で、神を賛美し崇め、神に感謝し、民の安寧と罪の許しを請い祈った。牛は、罪の為の生贄、神と民との和解の為の生贄であった。また、牛を犠牲に捧げる事で、自らの罪と自らの力の足らざる事を覚えて神に謙遜となっていた古代ユダヤにおいて牛は人間と神との仲介を果たしていたが、後にイエス・キリストは自らが十字架上で仲介者として犠牲になられたイエス・キリストは神であるが、ユダ族のダビデの血統としての人間として此の世にお生まれになった
 の人々は元々、忠実に牛を犠牲に捧げる事を守って来たが、仏教が国教となってから殺生を穢れたものとする仏教の教えにより差別される様になり、その体制に従わず妥協せずに牛を犠牲にする儀式を守り続けた人々は、山奥に逃げ、川のはた等に住み、牛の屠畜や皮革加工に携わった。他にも、歌舞伎・能などの芸能や、京の庭師(造園)をはじめとする多くの技能職に職人として従事した。「犠牲」という字の部首は共に牛偏となっている
 古事記・日本書紀に於けるイザナギ・イザナミについてヘブル語解釈をすると、イザナギは「イザヤ・ナギード」で意味は「グループの長であるイザヤ」、イザナミは「イザヤ・ナオミ」で「イザヤと共に居るナオミ」となる。神社の神主の長である禰宜も、ナギードの転化したものである。イザヤは旧約聖書のイザヤ書を書いた預言者である。イザナギ・イザナミの子アマテラスの孫のニニギノミコトは初代神武天皇の先祖で、高天原から高千穂に降臨したが、高天原はアブラハムの子イサクの子のヤコブが長期間住んだ「タガーマ州ハラン」で、高千穂は「タカ・ツィヨーン」で意味はエルサレムの「シオンの丘」である。

 西部邁氏著「わが憲法改正案 『大切な心』を忘れた日本人」の試案より、
 「天皇は日本国民の伝統の象徴であり、したがって日本市民の統合の象徴である。
 天皇は日本国の文化的代表であり、したがってそれに相応した文化的儀式を執り行う。
 天皇の地位は日本国民の歴史的総意にもとづくものであり、したがって日本市民がその地位とその権能について決定を下すに当たっては年号を指定する義務をはじめとして日本の伝統からの制限を受ける。」

 旧約聖書・出エジプト記28章41節
 「これらをあなたの兄弟アロン、および彼とともにいるその子らに着せ、彼らに油をそそぎ、彼らを祭司職に任命し、彼らを聖別して祭司としてわたしに仕えさせよ。」

 旧約聖書・出エジプト記29章9節
 「アロンとその子らに飾り帯を締めさせ、ターバンを巻きつけさせる。永遠のおきてによって、祭司の職は彼らのものとなる。あなたは、アロンとその子らを祭司職に任命せよ。」

 旧約聖書・レビ記1章5節
 「その人は主の前で、その若い牛をほふり、祭司であるアロンの子らは、その血を持って行って、会見の天幕の入口にある祭壇の回りに、その血を注ぎかけなさい。」

 旧約聖書・レビ記6章18節
 「アロンの子らのうち、男子だけがそれを食べることができる。これは、主への火によるささげ物のうちから、あなたがたが代々受け取る永遠の分け前である。それに触れるものはみな、聖なるものとなる。』」

 旧約聖書・民数記1章1~3節
 「人々がエジプトの国を出て二年目の第二月の一日に、主はシナイの荒野の会見の天幕でモーセに告げて仰せられた。
 「イスラエル人の全会衆を、氏族ごとに父祖の家ごとに調べ、すべての男子の名をひとりひとり数えて人口調査をせよ。
 あなたとアロンはイスラエルにおいて、二十歳以上の者で、すべて軍務につくことのできる者たちを、その軍団ごとに数えなければならない。」

 旧約聖書・民数記3章9~12節
 「あなたは、レビ人をアロンとその子らにあてがいなさい。彼らはイスラエル人の中から、正式にアロンにあてがわれた者たちである。
あなたは、アロンとその子らを任命して、その祭司の職を守らせなければならない。ほかの人で近づく者は殺される。』
  主はモーセに告げて仰せられた。
『わたしは、イスラエル人のうちで最初に生まれたすべての初子の代わりに、今これからイスラエル人の中からレビ人を取ることにした。レビ人はわたしのものである。』

 旧約聖書・民数記18章1~2節
 「そこで、主はアロンに言われた。『あなたと、あなたとともにいるあなたの子たちと、あなたの父の家の者たちは、聖所にかかわる咎を負わなければならない。そしてあなたと、あなたとともにいるあなたの子たちが、あなたがたの祭司職にかかわる咎を負わなければならない。
 しかし、あなたの父祖の部族であるレビ族のあなたの身内の者たちも、あなたに近づけよ。彼らがあなたに配属され、あかしの天幕の前で、あなたと、あなたとともにいるあなたの子たちに仕えるためである。」

 旧約聖書・民数記18章6~7節
 「今ここに、わたしは、あなたがたの同族レビ人をイスラエル人の中から取り、会見の天幕の奉仕をするために、彼らを主にささげられたあなたがたへの贈り物とする
 あなたと、あなたとともにいるあなたの子たちは、祭壇に関するすべてのことや、垂れ幕の内側のことについてのあなたがたの祭司職を守り、奉仕しなければならない。わたしはあなたがたの祭司職を賜物の奉仕として与える。ほかの者で近づく者は死ななければならない。」
 
 旧約聖書・民数記18章20節
 「主はまたアロンに仰せられた。『あなたは彼らの国で相続地を持ってはならない。彼らのうちで何の割り当て地をも所有してはならない。イスラエル人の中にあって、わたしがあなたの割り当ての地であり、あなたの相続地である。」

 旧約聖書・民数記18章23節
 「レビ人だけが会見の天幕の奉仕をすることができる。ほかの者は咎を負う。これは代々にわたる永遠のおきてである。かれらはイスラエル人の中にあって相続地を持ってはならない。」

 旧約聖書・民数記25章10~13節
  「主はモーセに告げて仰せられた。
 『祭司アロンの子エルアザルの子ピネハスは、わたしのねたみをイスラエル人の間で自分のねたみとしたことで、わたしの憤りを彼らから引っ込めさせた。わたしは、わたしのねたみによってイスラエル人を絶ち滅ぼすことはしなかった。
 それゆえ、言え。『見よ、わたしは彼にわたしの平和の契約を与える。
 これは、彼とその後の彼の子孫にとって、永遠にわたる祭司職の契約となる。それは彼がおのれの神のためにねたみを表わし、イスラエル人の贖いをしたからである。』』」

 旧約聖書・ヨシュア記13章33節
 「レビ部族には、モーセは相続地を与えなかった。主が彼らに約束されたとおりにイスラエルの神、主が彼らの相続地である。」

 旧約聖書・ヨシュア記18章7節
 「しかしレビ人には、あなたがたの中で割り当て地がない。主の祭司として仕えることが、その相続地だからである。また、ガドと、ルベンと、マナセの半部族とは、ヨルダン川の向こう側、東のほうで、すでに彼らの相続地を受けている。それは、主のしもべモーセが、彼らに与えたものである。」

 新約聖書・ペテロの手紙 第一2章9節
 「しかし、あなたがたは、選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神の所有とされた民です。それは、あなたがたを、やみの中から、ご自分の驚くべき光の中に招いてくださった方のすばらしいみわざを、あなたがたが宣べ伝えるためなのです。」

 本ブログ過去の関連記事
  ・2012/11/21付:「多民族国家の日本に古代ユダヤ人」
  ・2012/11/25付:「古事記・天孫降臨、イザヤ・ナギード(イザナギ)」
  ・2013/04/13付:「俗事における『無用性』は一時的なもの・・・信仰によって生き、永遠を求める」
  ・2013/07/08付:「日本人のルーツを取り戻す(4)・・・元々は多民族国家であった日本の中の一部に、アブラハム―イサク―ヤコブの血統のユダヤ人の子孫が・・・『日本人のルーツはユダヤ人だ―古代日本建国の真相』を読んで」
  ・2013/07/08付:「日本人のルーツを取り戻す(5)・・・天皇と賎民は共に同じ民族ユダヤ人・・・『天皇家とユダヤ人』を読んで」
  ・2013/11/05付:「福島県民に対する『棄民政策』を阻止しようとした天皇への陳情の何が悪いのか・・・万世一系では無い天皇、そもそも天皇の権威とは一体何なのか」
  ・2015/01/01付:「出雲系と天孫系の融合、そして皇族の聖書・創造主への回帰か、それともグローバル化・フリーメーソン」
  ・2015/03/22付:「吉田松陰の楠木正成を通した南朝への想い・・・明治天皇すり替え」
  ・2016/04/17付:「国民主権は国を滅ぼす・・・裁判員裁判、選挙権、民主主義、人権、個人主義、低俗な世論に動揺する国家」

 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)

 参考文献  
  ・2016/01(No.394)号・国際時事情報誌エノク(著者:宇野正美氏、出版社:エノク出版、出版日:2016/09/01)「宇宙船地球号で第三次世界大戦が起きるのか ■日本最大の恥部、ユダヤ・レビ人祭司への差別」 ・・・・・・【下画像・①】
  ・2016/05(No.398)号・国際時事情報誌エノク(著者:宇野正美氏、出版社:エノク出版、出版日:2016/05/01)「驚愕の告白、スファラディ・ユダヤ人 ■テロの連鎖、その源流はパレスチナか」 ・・・・・・【下画像・②】
  「わが憲法改正案 『大切な心』を忘れた日本人」(著者:西部邁氏、出版社:ビジネス社、出版日:2004/4/20) ・・・・・・【下画像・③】
  「憲法の常識 常識の憲法」(著者:百地章氏、出版社:文藝春秋、出版日:2005/4/20) ・・・・・・【下画像・④】
  「驚くほど似ている 日本人とユダヤ人」(著者:エリ・コーヘン氏、訳者:青木偉作氏、出版社:中経出版、出版日:2008/02/06・・・単行本「大使が書いた日本人とユダヤ人」)(2006/08出版)の文庫化) ・・・・・・【下画像・⑤⑥】
  「天皇家とユダヤ人」(著者:篠原央憲氏、出版社:光風社出版、出版日:1982/01/10・・・1977/05出版の改訂) ・・・・・・【下画像・⑦】
  「日本人のルーツはユダヤ人だ―古代日本建国の真相」(著者:小谷部全一郎氏、出版社:たま出版、出版日:1991/11/20・・・1929年出版で現在絶版「日本及日本国民の起源」上・下巻を編集) ・・・・・・【下画像・⑧】
  ・2016/08/09付・神戸新聞朝刊:「生前退位強い思い 天皇陛下『お気持ち』 「象徴の務め」今後を危惧」
  ・2016/09/03付・神戸新聞朝刊:「総論・各論 8月 天皇陛下の生前退位 問われる国民主権の成熟度」

 
 






「宇宙船地球号で第三次世界大戦が起きるのか ■日本最大の恥部、ユダヤ・レビ人祭司への差別」
   「驚愕の告白、スファラディ・ユダヤ人 ■テロの連鎖、その源流はパレスチナか」
   「わが憲法改正案 『大切な心』を忘れた日本人」
   「憲法の常識 常識の憲法」

 
 








「驚くほど似ている 日本人とユダヤ人」
   「大使が書いた日本人とユダヤ人」
   「天皇家とユダヤ人」
   「日本人のルーツはユダヤ人だ―古代日本建国の真相」

 

戦後米国的民主主義、経済至上主義により失われた日本の美と、阿波・祖谷・・・「美しき日本の残像」を読む

2016-05-08 07:08:06 | 歴史・伝統・文化
 「美しき日本の残像」(著者:アレックス・カー氏、出版社:朝日新聞社、出版日:2000/10/01)を読んだ。
 バブル景気(1986年(昭和61年)12月から1991年(平成3年)2月まで)の後のバブル崩壊(1990年(平成2年)2月21日、一般的には1991年(平成3年)3月から1993年(平成5年)10月まで)の景気後退期に雑誌「新潮45」に2年間連載されたものを纏めて単行本にし、それを後に文庫化した本書。
 そのバブルに象徴される様に、日本の戦後におけるアメリカ的民主主義、個人主義、経済至上主義、自然破壊、伝統・文化の退廃、道徳の荒廃、日本の古来からの価値観や美意識の衰退等の現状を、日本通であり日本古来の美術・芸術・自然・風俗を愛した著者が、その現状への憂えを著わしている。
 阿波・徳島の祖谷茅葺屋根の家を建てて住むが、付近は都会と同様に、看板や電線、コンクリート、鉄塔が建てられている。祖谷には蔓橋剣山が在り、平家の落人赤旗が遺る。祖谷には昔から山の上の方に家を建てる風習が在る。他の地域の山では、神社や寺が建てられる他はタブーとされている。祖谷の人々は地元の人の事を「上の人」、外の人を「下の人」と呼んでいる。祖谷の人は昔から「独立心」が強く、御上に対し抵抗して来た。
 その後、京都・亀岡の神社の境内にある、築400年程の日本建築の空き家にも住む。しかしその付近も、アパートやパチンコ店などが立ち並ぶ。
 歌舞伎と交流を持ち、日本古来の美術品のコレクターとして活動する。
 祖谷の自然の中に住み、世間・社会・都会から離れた山奥の田舎で、隠居するように生活して閑居し、静寂、落ちつき、暇、ゆとりに佇む。そして、無、簡素、質素、侘び寂び、静寂の中に在る自然の音、木の文化に美意識を感じる。自然の中でゴルフやスキーをするのでも無く、読書や詩吟をする他は、何もしないでそこに佇む。
 ところで、日本の現教育は「平凡」な人を作ろうと努めている。個性やユニークさを否定して、生徒が皆画一的に成る様に育てようとしている。その事が、芸術、美術、工芸等の創作の衰退に影響を与えている。
 因みに、阿波・祖谷は不思議な所である。山上には民家の他、昔からの多くの人工池が存在している。九州説や畿内説ばかりがマスコミで取り上げられるが、実はその阿波にこそ、大和朝廷の基である邪馬台国が存在したのである。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2014/01/26付:「多くの中国史書を根拠に、その邪馬台国についての多くの『特徴』が四国山上の天然自然と一致・・・『邪馬台国の結論は四国山上説だ―ドキュメント・邪馬台国論争 』を読んで」
  ・2014/01/26付:「679年の『吉野宮の会盟』により、大和朝廷発祥地・阿波の隠蔽を行なった『大秘密政策』・・・『古代ユダヤと日本建国の秘密―消えた『ユダヤの秘宝』と四国・剣山の謎』を読んで」
  ・2016/04/17付:「低く暮らし、高く思う」

 参考文献
「美しき日本の残像」(著者:アレックス・カー氏、出版社:朝日新聞社、出版日:2000/10/01)
「美しき日本の残像」(著者:アレックス・カー氏、出版社:朝日新聞社、出版日:2000/10/01)

 

  上図:出典:大杉博著「四国は死国にされていた」
     (経由:宇野正美著「古代ユダヤは日本で復活する 剣山の封印が解かれ日本の時代が始まる」)
        ・・・クリックにて拡大

幕末の改革とユダヤ・フリーメーソンの繋がりを感じる京都フランス国立ギメ東洋美術館・写真コレクション

2015-04-19 10:01:56 | 歴史・伝統・文化
 フリーメーソンは、カルトであり、新興宗教であり、悪魔である。
 フランス革命、アメリカ独立戦争、ロシア革命等、世界中の主要な革命の殆どが、フリーメーソンとそれと一緒になったイルミナティによるものである。イルミナティも同様にカルトであり悪魔である
 フランス革命後フリーメーソンの国となり、乱れたセックスや同性婚合法化、イスラム冒涜等に表現されている様に、モラルが無くなり自由を履き違えしている現状、アメリカ独立後、ジョージ・ワシントン初代大統領以降の全ての大統領がイルミナティ・フリーメーソンのメンバーである事からも解る様に、中央銀行にあたるFRB(米連邦準備制度理事会)がその所有物である事をはじめとしてイルミナティ・フリーメーソンに支配されている現状がある。また、ロシア革命後のソビエト連邦時代からエリツィン大統領の時までの、アシュケナジー・ユダヤ(白人の偽ユダヤ)に支配されてロシア人が共産主義の下に奴隷化され、ロシアの文化やロシア正教が破壊されていた状態があった。
 最近の「アラブの春」やその流れ上にある現在のシリア・イラクでのISIS等も同様に、ユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンが裏から煽っているのである。
 そして日本に於いても、幕末から明治維新に至る背景には、その革命を武器等を供与して支援していたユダヤ・フリーメーソンの存在があった。
 昨日4/18(土)から開催され5/31(日)まで続くイベント「虎屋 京都ギャラリーフランス国立ギメ東洋美術館・写真コレクション Last Samurais, First Photographs‐サムライの残像 KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭2015」。江戸時代幕末の日本の武士達の写っている写真が、所有しているフランスから出展されて始めて公開されているとの事。フリーメーソンの国・フランスより、日本の幕末の改革とユダヤ・メーソンの繋がりを想うのである。

 参考記事↓↓
  ・2015/04/18付・DigiStyle京都:「虎屋 京都ギャラリーフランス国立ギメ東洋美術館・写真コレクション Last Samurais, First Photographs‐サムライの残像 KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭2015」

 参考動画↓↓
 

YouTube: 歴史ミステリー 坂本龍馬も薩長もフリーメイソンだった?

本当のユダヤ人であるパレスチナ人と岩手県の人々との連帯から、古代ユダヤ人の繋がりを想う

2015-03-29 04:07:18 | 歴史・伝統・文化
 パレスチナ自治区ガザでは、311・東日本大震災の有った翌年の2012年から毎年3月に、被災地を励まそうと凧揚げを行なってきたとの事。
 ガザが昨夏、イスラエル軍による侵攻で虐殺・人権蹂躙を受けた事から、今年は被災地の岩手県釜石の方からもガザの被災者を励まそうと、凧揚げを行なったりエール交換を行って、お互いの絆を深め様としたとの事。
 青森県南部から岩手県北部、秋田県鹿角地方にかけての旧南部藩には、「ナニャドヤラ」と言う民謡が古代から伝わっている。この民謡は、ヘブライ語である。その意味は次の旧約聖書・出エジプト記15章21節である。

  旧約聖書・出エジプト記
   15章20節
     アロンの姉、女預言者ミリヤムはタンバリンを手に取り、女たちもみなタンバリンを持って、踊りながら彼女について出て来た。
   15章21節
    ミリヤムは人々に答えて歌った。
      「主に向かって歌え。
      主は輝かしくも勝利を収められ、
      馬と乗り手とを海の中に投げ込まれた。」
         
         ・・・「ミリヤム」はヘブライ語で、ギリシャ語では「マリヤ」の事。モーセの兄アロン、アロンの姉ミリヤム

 また東北地方には、多くの環状列石(ストーンサークル)の遺跡が存在している。この環状列石は、現在のウクライナ地方を中心に活動していた、イラン系遊牧騎馬民族・スキタイのものである。B.C.721年にアッシリア帝国に滅ぼされた北のイスラエル王国。その北王国には、イスラエル12支族(祭祀を司るレビ族を入れると13支族)の内の10支族が存在していた。その後にアッシリアがスキタイに滅ぼされ、スキタイに連れられたイスラエル10支族の内の一部が東北地方まで来たと言われている。
 更に、東国を拠点とした源氏は古代ユダヤ人である秦氏の子孫であるが、馬を操る事を得意とした。古代において、騎馬民族との繋がり、及びその血の流れが考えられる。
 本当のユダヤ人であるパレスチナ人と岩手県の人々とのエール交換・連帯から、古代ユダヤ人の繋がりを想うのである。
 また他にも、日本のそれぞれの民謡の中に入れられている、歌詞に意味が無いとされ調子を取るためだけのものとされる囃子詞(はやしことば)は殆どがヘブライ語であり、それら民謡が口伝によって現在存在している事は、日本に古代ユダヤ人の子孫が存在している事の証拠となっているのである。

 本ブログ過去の関連記事↓↓
  「日本人のルーツを取り戻す」(まとめ・ブックマーク)

 参考記事↓↓
  ・2015/03/09付・朝日新聞デジタル:「岩手)釜石からガザへ思い込め、たこ揚げ大会」
  ・2015/03/10付・朝日新聞デジタル:「3・11追悼、ガザでたこ揚げ 釜石の学生とエール交換」

  参考文献↓↓
  ・「日本ヘブル詩歌の研究」:著者・川守田 英二氏、出版社・日本ヘブル詩歌出版委員会、出版日・1956年
 日本の中のユダヤ―イスラエル南朝二族の日本移住
日本の中のユダヤ―イスラエル南朝二族の日本移住


 参考動画↓↓
 

YouTube: 「日本応援します」ガザで震災復興たこ揚げ
 

YouTube: 新郷村ナニャドヤラ (新郷温泉館)
 

YouTube: 八幡平旅情


  上図:出典(経由):World Literature Today・・・クリックにて拡大

吉田松陰の楠木正成を通した南朝への想い・・・明治天皇すり替え

2015-03-22 16:16:06 | 歴史・伝統・文化
 幕末、明治維新にかけ、その中心的存在であった現・山口県の長州藩。
 その長州藩の吉田松陰は、南北朝時代に南朝側に付いて活躍した楠木正成の墓碑を、その存在する神戸の湊川神社にて4度訪ね、「嗚呼忠臣楠子之墓」等と書かれた拓本を購入し、松下村塾に掲げたと記録が残っているとの事。
 ところで長州藩は、南北朝時代の後、南朝の末裔を大事に保護してその血筋・系統を保って来た。そして明治維新において、それまで隠してきた南朝系の末裔・大室寅之祐それまでの北朝系とすり替えて明治天皇に仕立て上げたのである。よって明治から現在の天皇までは南朝系となっているのである。
 吉田松陰や高杉晋作をはじめとした長州藩の楠木正成を通した南朝への想いと、その後の改革における南朝系天皇擁立の想いが垣間見えるのである。

 本ブログ過去の関連記事↓↓
  ・2013/11/05付:「福島県民に対する『棄民政策』を阻止しようとした天皇への陳情の何が悪いのか・・・万世一系では無い天皇、そもそも天皇の権威とは一体何なのか」
 
 参考記事↓↓
  ・2015/03/12付・神戸新聞夕刊:「松陰も参拝 楠公の墓碑脚光~大河『花燃ゆ』放映で神戸・湊川神社~長州藩士ら求めた拓本、今も人気」
     (同・神戸新聞NEXT:「『花燃ゆ』で脚光、神戸の『楠公さん』 松陰参拝の墓碑も」)

 参考文献↓↓
 南北朝こそ日本の機密 現皇室は南朝の末裔だ (落合秘史)
南北朝こそ日本の機密 現皇室は南朝の末裔だ (落合秘史)

阿波・徳島の邪馬台国と中国・河南省との古代ユダヤ人の繋がりを想う

2015-03-22 14:58:43 | 歴史・伝統・文化
 巷では。邪馬台国の畿内説と九州説との論争が主流であるが、実は四国の阿波・徳島に邪馬台国は存在したのである。 
「卑弥呼の鏡」とされる三角縁神獣鏡と同じ型の鏡が、中国の河南省洛陽市で発見されたとする論文が、地元の研究誌に掲載されたとの事。
 歴史書「魏志倭人伝」には、A.D.239年に魏の皇帝が倭(日本)を治める邪馬台国の女王・卑弥呼に「銅鏡百枚」を与えたと記しており、洛陽市は中国の三国時代にその魏の都があった場所である。
 また河南省開封市には、「開封のユダヤ人」のコミュニティーが昔から存在していることが知られている。
 気延山中腹の徳島県国府町矢野神山に在る卑弥呼の神社・天石門別八倉比売神社。100基以上の古墳が群在する気延山古墳群の中の宮谷古墳からは三角縁神獣鏡が出土
 阿波・徳島の邪馬台国と中国・河南省との、古代ユダヤ人の繋がりを想うのである。

 本ブログ過去の関連記事↓↓
  ・2014/01/26付:「679年の『吉野宮の会盟』により、大和朝廷発祥地・阿波の隠蔽を行なった『大秘密政策』・・・『古代ユダヤと日本建国の秘密―消えた『ユダヤの秘宝』と四国・剣山の謎』を読んで」
  ・2014/01/26付:「多くの中国史書を根拠に、その邪馬台国についての多くの『特徴』が四国山上の天然自然と一致・・・『邪馬台国の結論は四国山上説だ―ドキュメント・邪馬台国論争 』を読んで」

 参考記事↓↓
  ・2015/03/02付・朝日新聞デジタル:「邪馬台国論争に新材料 卑弥呼の鏡?『中国で発見』論文」

 参考動画↓↓
 

YouTube: 卑弥呼の鏡:邪馬台国の謎に迫る 徳島市立考古資料館
 

YouTube: 卑弥呼ら神話の古墳は見つかるか?徳島市立考古資料館
 

YouTube: 卑弥呼の墓があるという八倉比売神社から気延山からお花畑へ
 

YouTube: 歴史ミステリー 邪馬台国は四国にあった?1

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