狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

本年の釣行記総括

2012-12-31 22:29:55 | 釣り
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 本年は船の釣行のみで、7・9・10・11月の合計4回のみでした。
 4回の内、2回はボウズでした。ボウズはハマチ狙いでした。
 写真左上がキス等、右上がハマチ左下がエソの空揚げ右下がハマチのあらだきです。エソはかまぼこの材料として使われ、一般的にはハマチ狙いの餌取りとして余り気に入れられない存在ですが、私は写真の様にしておいしく頂いております。
 
 

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 元々、手軽身近安くつく波止釣りが好きなのですが、今年は船釣りばかりでした。特に、波止でのウキ釣りが好きです。回数も4回のみで余り釣行しませんでした。
 しかし、大阪湾に被曝瓦礫を埋め立てる為に、今後、播磨灘等の瀬戸内海においてもを食べる事による内部被曝の可能性が高まり、釣行する事も躊躇います直ぐに症状が出なくとも、20~30年後に癌の発症の可能性が有ります
 
 ※尚、写真のクリックにより、ポップアップにて拡大されます。
 


原発関連の冤罪・不審死

2012-12-30 23:57:32 | 社会・経済
 政治家、官僚、財界、マスコミ関係者、その他社会的に影響力の有る有名人等の急死・突然死・不審死に対しては、基本的に「暗殺」を疑った方が良い様に思います。又、セックススキャンダル(痴漢、セクハラ等)等も「冤罪」を疑う事が同様に必要に思います
 最近復権されて来ましたが今回の衆議院選挙には立候補出来なかった鈴木宗男氏は、側近の元外務省情報分析官の佐藤優氏と共にロシアとのパイプ構築に長年尽力されて来られましたがアメリカの圧力の基、その手先の日本の検察や官僚、マスコミによって政界から追放されました。又、経済評論家の植草一秀氏は、りそな銀行インサイダー取引疑惑について、当時小泉政権の経済財政政策・金融担当大臣の竹中平蔵氏ロックフェラーから賄賂授受)の関与について調べていた事から、小泉政権の陰謀国策捜査によって業界から追放されました。更に、元大阪府知事の横山ノック氏は、関西国際空港の二期工事に際しての利権問題が発生し、此の事に横山氏が反対した為に政界から追放されました。
 利権構造からはみ出す、反発・反抗する者の弱点を常に監視して粗探しをし(盗聴、盗撮、ストーカー)、その弱みを利用して犯罪行為を促す(酒・女性に弱い)、或いは全く行っていない事をした様に見せる、期会を伺い、難癖を付け、パワーハラスメント(脅迫、暴力、妨害)を行ない陥れます。一般社会の上でもリストラ等で同様の事が行われています。又、追放後もレッテルが貼られている為に、特にセックススキャンダルの場合には社会復帰すら難しい事となっています。その為に、「冤罪被害者」人権侵害をも被っています
 原発の利権構造は日本だけでは無く米国も含めた巨大なもので、昨年の福島原発爆発までは原発批判をする事がタブーとなっていました。しかしその中でも、迎合せずに自分が正しいと思う事をはっきりと公に主張する人もいました東電上級管理職の女性が原発に反対して暗殺された事件(東電OL殺人事件)は、死後に売春婦と言うレッテルまで貼られましたが、OLでは無く上級管理職であり、売春も行っていませんでしたその女性の父東電幹部で、原発反対によって降格された後直ぐにで亡くなられました。因みに、癌や心不全、脳卒中等を引き起こす薬が有り、暗殺の為にその投与が行われる事が多いらしいです。又、前福島県知事の佐藤栄佐久氏はプルサーマル計画を一旦了承しましたたが、その後東京電力によるトラブル隠しが発覚した為に了承を撤回した事から、検察による汚職事件が捏造されて追放されました。
 その他にも、原発利権構造による冤罪や不審死に関して、プロテスタントの牧師による以下の文献(ブログ)が有ります。

 「小石泉の礼拝説教集~荒野の声」↓↓

 http://www.ne.jp/asahi/petros/izumi/

 先日、NHKの某アナウンサーが電車内での痴漢の容疑で逮捕されましたが、最近はその様なニュースが表のマスコミで報じられても真に受けない人達が多くいますのでインターネット冤罪ではないかと疑って検索してみた所、事件の発覚した当初から多くの方が自分のブログ等でその可能性を指摘しておられました。そして、その可能性のある次の番組を見ました。
 「NHKスペシャル『原発事故調 最終報告~解明された謎 残された課題』」(2012年7月24日(火)22:00~22:50)
 「メルトダウンと爆発・防げなかった元凶は?」、「明らかになった危険性・使用済み核燃料プール」、「避難混乱と被曝・根本原因とは?」、「癒着が生んだ規制の骨抜き」、「事故調査・残された課題」と題した内容でした。政府事故調・国会事故調・民間事故調から其々出演していましたが、政府と国会から独立して原発推進側(国や東電)批判的調査をして来られた民間事故調の報告が最も妥当で正しい様に思います。
 私が気に留めた発言として次のものが有ります。アメリカの対応との比較、使用済み核燃料の方が使用前の核燃料よりも量・危険性も大きい事、規制や調査・電源対策の先送り海外での地震等による原発停止・故障・事故の教訓・期会が23回も有ったが生かされ無かった事福島原発事故後に世間一般の人達の不安感を煽り寝た子を起こす事になるからと原子力保安院が事故調査に横槍を入れた事、原子力安全委員会との馴れ合い規制当局事業者(規制される側、東電)安全第一に徹していれば十分に防げた福島原発事故規制側と推進側の間で空気を読み正義より組織を優先してしまっていた事、特に規制側の方が推進側(事業者、東電)の都合を考えて空気を読んでしまう事、科学的な限界からの確実性の無い神話領域・レベルである「安全神話」に対し規制側が発言しにくかった事、情報のスピード等の伝え方のまずさの事が言われていました。
 確かに、福島原発事故の起こる前までの時には無かった様な発言が多かったかもしれませんが、私や多くのネットユーザーでタブーに詳しい人達にとっては特に驚くべき発言が成されていなかったのではないかと思え、此の番組の上での発言によって嵌められた様にも余り思えないのですが、私のタブーに関する情報に対する慣れからの感覚の麻痺のせいかもしれません。本ブログ11月29日付「情報隠蔽による被曝被害の拡大・・・政府、東電、NHK、自治体、医学者の責任」において、その福島原発事故の問題と現在までの日本の体制の問題について書いています。
 被害者の不起訴と停職3ヶ月となりましたが、セックススキャンダルレッテルによってテレビへの復帰は勿論、社会復帰すら難しい様に陥れられた様です。11月16日午後の衆議院解散の2日前の11月14日午後にこの方のセックススキャンダルが有りました。この方がテレビで言いたい事をはっきりよく言うから等とその原因について書かれたりしていますが、先の番組出演からの原発権力からの見せしめ・警告等も考えられます。選挙前で原発推進側の背後にいる日本の支配階級が反原発の勢いを抑える為に行ったか或いは、NHKが自作自演で衆議院解散を見越して原発問題を世間に向けて再提起する為に「冤罪」を起こしたかもしれないと思います。と言うのも、最近はこの様な事件が起こっても「冤罪」と疑う方が多くいて、インターネットの普及率も高い為に事件と原発との関連性が直ぐに浮かぶと言う事が在りますので、その事を利用したのではないかと思います。この方の場合はクリーンなイメージでその事件の内容とは凡そ結び付き難い為に疑う度合いも大きくなります。この方が選挙前に今一度原発問題を提起する為に自ら犠牲になって反原発・原発ゼロの主張を高めようとしたのかもしれません。つまり、その原発ゼロに賭けたのかもしれません。しかし、その事も虚しく低投票率となって、日本のエスタブリッシュメントの支援する自民党が勝利してしまい、民主党前政権の原発ゼロ政策を廃止する見込みとなってしまいました。
 因みに、日本のエスタブリッシュメントは日本の真の独立を図る為に、前記の使用済み核燃料を使って核兵器を作ろうとしているという情報も有ります。日本の支配階級反イルミナティ・フリーメーソンですが、だからと言って自分達貴族クラスの利益の事しか考えてはおらず、一般庶民・国民の事は考えていません第二次世界大戦の黒幕である故・近衛文麿元首相共産主義者で、戦後の日本の共産主義化を謀り、次の故・東條英機元首相に戦争責任の汚名を着せました。又、TPPの先送りの為に中川昭一氏を嵌めた事、ロックフェラーとの繋がりがあってイルミナティ・フリーメーソンに使われる小沢一郎氏日本の支配階級に嵌められました。中川昭一氏の場合は日本の国益重視で働いて来られたのですが、小沢一郎氏の場合は竹下登元首相等と共に田中角栄元首相を裏切った後、バブル形成と崩壊、長引くデフレ景気の原因となったプラザ合意を成立させました。田中角栄元首相を裏切って作った新派閥のメンバーには、後の民主党の幹部となった羽田孜元首相、鳩山由紀夫元首相、岡田克也氏がいました。鳩山由紀夫元首相イルミナティ・フリーメーソンに使われていましたが、祖父の鳩山一郎元首相はフリーメーソンのメンバーでした。小沢一郎氏が冤罪だからかわいそうだと勘違いしている方が多くいますが、同じ冤罪でもその内容や嵌めた権力組織の違いによって意味が全く異なります。イルミナティ・フリーメーソン、米国、CIA等の海外の権力から嵌められるものも有れば、国内のエスタブリッシュメント等によって嵌められるものも有りますので、「冤罪」一概に見て判断する事は間違う事となります。


原発ゼロ目標の見直しと赤字国債増発政策に憂う

2012-12-29 23:57:26 | 社会・経済
 第二次安倍内閣による自民党の新政権が発足し、民主党の前政権の政策転換が次々と行なわれ、原発ゼロ目標の廃止や、赤字国債の増発が行われる見込みとなりました。10年後の2022年までに原発ゼロを決議した見識あるドイツは、此の事を新聞1面トップで取り上げましたが、自民党を始め日本人の多くが福島原発爆発による対応・対処不可能であった現実、科学の限界、人間の限界を悟らず、目先の生活の事しか考えず、根本的な見直しもせずに、その場しのぎで先送りしようとする、おざなり・ぞんざい・無責任・不誠実さが伺えます。又、大阪市被爆瓦礫大阪湾に持ち込んで来る為に、20~30年後の内部被曝の可能性が私の地元でも可能性が非常に高まり、私の趣味である海釣りも控えた方が良いのではないかと思います。やはり聖書の預言にも有る様に、「終わりの日」が確実に近付いている様に思います
 原発に関しては既に着工した電源開発大間原発(青森県)中国電力島根原発3号機(島根県)の建設を容認し、それ以外の新規増設も「専門的な知見を十分蓄積して政治判断する」(茂木敏充経済産業相)と述べて、その可能性を含む発言を行ないました。
 又、麻生太郎財務相兼金融担当相は2012年度の補正予算の財源確保の為に、建設国債に加えて様々な事業に使える赤字国債の増発を検討する方針を表明しました。雇用対策消費を刺激する政策に充てる見込みです。赤字国債本来は財政法では認められておらず税収だけでは財源が足りない為に、歴代政権が公債発行特例法を成立させて発行を続けています。前政権の民主党は財政規律を維持する為に、1年間に発行する新たな国債を44兆円以下に抑制する規則を設けていましたが、2012年度の新規国債発行は50兆円に達する可能性が出て来ました。2012年度から国家公務員給与を平均7.8%カットしていますが、2013年度予算で地方公務員給与に充てられる地方交付税の圧縮により6千億円のみが削減となります。
 高校授業料無償化所得制限は700万円以下とする見込みです。私からすれば、700万円もの大きな所得が有るのに手当を受ける必要が有るのかと言う疑問が有ります私も下層に暮らす者ですが年収200万円以下の割合が24%程、年収300万円以下の場合の割合が42%程、年収400万円以下の場合60%程、年収500万円以下の場合73%程、年収600万円以下の場合82%程、年収700万円以下の場合88%程となります。よって、年収700万円以上の割合は12%のみとなります(2009年度)。又、現在の平均年収は400万円余りとなっています。
 私は、義務教育では無い高校へは、無理をして進学する必要は無いと思っています。実際、高校や大学へ進学しても学生達の殆どがロクに勉強もしておらず、学歴社会のシステム・仕来りの中でただ就職する上での有利な条件を得る為に進学している様にしか見えません。最近は大学の定員割れも多く有ります。又、大学を出た所で例え就職出来たとしても、後に非正規社員になったりしている人も多くいます。因みに私は高校中退でしたが、特に困った事も無く、学歴を必要としない仕事をして、年収も平均年収程は有りました。現在は諸事情の為に以前の仕事は辞めており、年収も大分低くなっています。
 幸せの基準・レベルは様々ですが、足るを知れば欲望から解放されて心が自由になり、幸せに感じる度合いが増して来ます。私の場合現在は、主イエス・キリストへの信仰とその御言葉の在る聖書根拠・基準にし、世に在る様々な欲望を満たすべきものを幾ら摂取しても飽く事を知らずに直ぐにまた渇いてしまう事と異なってそれら世のものを必要とせずに心が常に満たされて渇くことの無い様な状態に向かっています。故に、例え年収が低くても、キリストへの信仰心が有れば満足し易くなり、希望という恵みが得られて喜びに満たされる様になります。
 新内閣の麻生財務相兼金融担当相は、2009年に施行された定額給付金のばらまきを行ないましたが、此度また財政規律を守らず本来認められていない赤字国債の増発を行なおうとしています。本ブログの12月17日付にも記載しました様に、ローマ帝国の崩壊する原因となった「パンとサーカス」は、「パン」である社会保障のばら撒きと「サーカス」である娯楽の提供によって一般庶民の堕落・崩壊、国家の崩壊となりましました。よって、子ども手当等も、歳入不足による財政赤字累積赤字を考えた場合に甘いのではないかと思いますその様な手当の給付を考えるのであれば、高所得者の収入から引用すれば良いと思います。因みに、麻生大臣はカトリックのクリスチャンであるらしいです。しかし、私は悪い意味で楽天的である様に思います。海外のクリスチャンの中には、お金を借りても神様が恵んでくれたから返す必要が無い等と、自分の都合の良い様な解釈をする人も多く居ます。又、現在のイスラエル国の存在が正しいと勘違いしている聖職者の方も多くいます。
 対象的に田中角栄内閣の時に外務大臣大蔵大臣を務め、後に内閣総理大臣となった太平正芳氏もクリスチャン(プロテスタント)でした。外務大臣の時には日中国交正常化に努め、1975年に初めて財政法で認められていない赤字国債を発行しました。1973年第一次オイルショックによる景気の悪化で1975年の歳入が3兆円不足し、2兆円余りの赤字国債で埋め合わせしました。しかし、その事に対して罪悪感を抱き、又その後も右肩上がりの高度経済成長の見込みが立たなくなった為に、赤字国債発行に頼らずとも財政を賄う事が出来る様に、悩んだ末に消費税導入を決意しました。しかし、その後党内圧力・導入反対論等から消費税導入に至らず1980年衆議院解散直後心労と過労の為に急死されてしまいました。そして、その後は認められていない赤字国債発行が増え続け、現在の800兆円もの国債残高とその他借入金を含めた国の借金は1000兆円程になりました
 その故大平元首相を慕っていたのが、民主党の野田佳彦前首相です学ぶべきは世論に迎合せず世論を導こうとした太平政治と述べ、財政再建に太平元首相と自身を重ね合わせて、本年、消費増税法を可決・成立させました海外から借金をせず、国債発行に頼ろうとせず、健全な財政に近付く一歩を築きました。
 新約聖書・ローマ人への手紙2章6~8節神は、ひとりひとりに、その人の行ないに従って報いをお与えになります。忍耐をもって善を行ない、栄光と誉れと不滅のものとを求める者には、永遠のいのちを与え、党派心を持ち、真理に従わないで不義に従う者には、怒りと憤りを下されるのです一つの党や派閥に偏する心を持たないで、党派を超えて正義を行なう事が大事である様に思います



イラン、ペルシヤの寛容

2012-12-28 23:58:56 | イラン2012~2019
 現在、イラン国内には中東地域では最大となる2万人のユダヤ人が存在します。そして、そのユダヤ人達イラン国内で差別を受ける事も無く、ユダヤ教を持ったまま平和に暮らしています。又、現在のイスラエル建国(1948年)前までも、ユダヤ人達(パレスチナ人、スファラディー・ユダヤ人)はアラブ人達の中で平和の内に暮らしていました。それが、1917年のバルフォア宣言によるシオニズム政策とそのイスラエル建国によって、アラブ人達にとって馴染みの無い顔立ちの白人系ユダヤ人(アシュケナジー・ユダヤ人が多く移住して来る様になり、現在までの難解な問題が生まれました。
 北のイスラエル王国B.C.721年アッシリア帝国に滅ぼされ、「失われた十支族」となって世界各地に散らされました。B.C.612年アッシリア新バビロニア王国に滅ぼされると、残る二支族B.C.597年第一回目の「バビロン捕囚」B.C.586年バビロニアによって南のユダ王国が滅ぼされて第二回目の捕囚となったり、貧しい農家等の人達はそのままユダ(パレスチナ)の地に残りました。その後B.C.539年アケメネス朝ペルシヤによってバビロニアが滅ぼされると、翌B.C.538年第一回目のユダへの帰還が有りました。しかし、捕囚となっていたユダヤ人達の内の2~3割のみが帰還し、残りの7~8割のユダヤ人達はそのままバビロニア(ぺルシヤ、イラン)に残りました。又、此の時のユダへの帰還はユダヤ人の自由意思によるもので、捕囚されていた地に残りたい者はそのまま残りました。その後B.C.515年にエルサレムの町の再建と城壁の修復(第二神殿の完成)、B.C.458年第二回目の集団帰還が有りましたが、同様にそのまま帰還せずに残るユダヤ人達が多くいました
 ぺルシヤの王クロス(キュロス二世、在位:B.C..550~B.C.529年)はユダヤ人達に寛大・寛容で、ユダヤ人のユダへの帰還とエルサレム神殿の再建を命令し、それを保護しました。又、残りたい者には残らせる代わりに、帰還する者達への援助を命令しました。その事の以下の記述が在ります。
 旧約聖書・エズラ記1章1~8節ぺルシヤの王クロスの第一年に、エレミヤにより告げられた主のことばを実現するために、主はぺルシヤの王クロスの霊を奮い立たせたので、王は王国中におふれを出し、文書にして言った。『ぺルシヤの王クロスは言う。「天の神、主は、地のすべての王国を私に賜わった。この方はユダにあるエルサレムに、ご自分のために宮を建てることを私にゆだねられたあなたがた、すべて主の民に属する者はだれでも、そのがその者とともにおられるように。その者はユダにあるエルサレムに上り、イスラエルの神、主の宮を建てるようにせよ。この方はエルサレムにおられるである。残る者はみな、その者を援助するようにせよ。どこに寄留しているにしても、その所から、その土地の人々が、エルサレムにある神の宮のために進んでささげるささげ物のほか、銀、金、財貨、家畜をもって援助せよ。」』そこで、ユダとベニヤミンの一族のかしらたち、祭司たち、レビ人たち、すなわち、神にその霊を奮い立たされた者はみな、エルサレムにある主の宮を建てるために上って行こうと立ち上がった。・・・クロス王はネブカデネザルがエルサレムから持って来て、自分の神々の宮に置いていた主の宮の用具を運び出した。すなわち、ぺルシヤの王クロスは宝庫係ミテレダテに命じてこれを取り出し、その数を調べさせ、それをユダの君主シェシュバツァルに渡した。シェシュバツァルはゼルバベルの事です。
 又、後に神殿の再建が中止させられた時に、ダリヨス王(ダレイオス一世、在位:B.C.522~B.C.486年)が発見されたクロス王の命令文書を基に、神殿再建の再開命令を下した事が以下に在ります。
 同6章1~5節それで、ダリヨス王は命令を下し、宝物を納めてあるバビロンの文書保管所を調べさせたところ、メディア州の城の中のアフメタで、一つの巻き物が発見された。その中に次のように書かれていた。『記録クロス王の第一年に、クロス王は命令を下した。エルサレムにある神の宮いけにえがささげられるを建て、その礎を定めよ。・・・その費用は王家から支払う。また、ネブカデネザルがエルサレムの神殿から取って、バビロンに運んで来た神の宮の金、銀の器具は返し、エルサレムの神殿に運び、一つ一つもとの所に戻す。こうして、それらを神の宮に納める。』
 イスラム教開祖ムハンマドは、A.D.610年頃大天使ジブリール(ガブリエル)に出会い、アッラーフ(唯一神)啓示を受けたとされます。その啓示は、後にクルアーンコーラン、イスラム教の聖典)にまとめられました。大天使ガブリエルは、聖マリアイエス・キリスト受胎告知をする為に降臨されました。又、ムハンマドイエス・キリストを使徒であり預言者であるとしておりコーランにも新約聖書に由来するイエス様の物語が記されています。又、キリストを愛することも認めていますイエス・キリストはイスラム教ではイーサーと呼ばれ、イスラエルの子らを新しい啓示インジール(福音、福音書、新約聖書)の基に導く為に送られた預言者と位置付けています。ムスリム(イスラム教徒)マルヤム(聖マリヤ)によるイーサー(イエス・キリスト)処女懐胎を信じています。その様に、イスラム教はイエス・キリストを認めています
 又、ユダヤ人アラブ人アブラハムを共通の先祖とし、アブラハムの正妻サラの子イサクの子孫がユダヤ人、アブラハムの側妻ハガルの子イシュマエルの子孫がアラブ人であり、血が繋がっています
 7世紀頃のイスラム教初期においては、キリスト教徒やユダヤ教徒をズィンミー(啓典の民)と呼んで、イスラーム政権下において庇護民とし、ムスリム支配者の統治下に一定の保護を与えました。ジズヤ(人頭税)やハラージュ(土地税)を納めさせる一方で、信仰の自由は以前と同じ様に保護され、同時期のヨーロッパで迫害されていたユダヤ人より格段に良い扱いをしていました。凡そ8~9割が非ムスリムでありました。イスラーム教徒による征服後のイランでは、ユダヤ人は医師、学者、職人等の職について生計を立て、優れた学者達の中には君主に重んじられた人もいました。
 因みに、現在のイランのアフマディネジャド大統領はユダヤ人であるとの事です。祖先はバビロン捕囚後の解放後にペルシャに移り住みました。「イネジャド」で終わる姓は、ユダヤ教から改宗した一族を示すらしいです。両親が服の縫製で生計を立て、一家は服職人を意味する「サボージアン」を名乗っていました。イラン革命後の青年期から現在の名を名乗る様になりました。大抵の場合、改宗を経験した人は前に信仰していたものに対し批判的になる様です。
 中東地域での紛争やテロ等に関する日本国内での欧米寄りの偏ったマスコミの情報によって、アラブ人達やムスリム(イスラム教徒)の人達が野蛮等と間違ったイメージ・偏見を持つ日本人が多いのではないかと思いますリビアの故カダフィ前大佐イランのアフマディネジャド大統領、南米ベネズエラのチャベス大統領等の反米・反NATO・反帝国主義・反イルミナティの主張・言い分についての情報を、日本のマスコミは流しません現在のシリア情勢においても、反政府勢力の背後に欧米・NATOの帝国主義、そしてそれらの背後のイルミナティ・フリーメーソンの意向が働いているのは言うまでも有りません



本当のユダヤ人であるパレスチナ人が偽ユダヤ人に虐げられている世界最大の矛盾・・・イギリスの三枚舌外交、イルミナティ・フリーメーソン

2012-12-27 23:49:55 | パレスチナ 2012~2017
 総タイトル:【本当のユダヤ人であるパレスチナ人が偽ユダヤ人に虐げられている世界最大の矛盾・・・イギリスの三枚舌外交、イルミナティ・フリーメーソン】

 中東地域は、キリスト教・イスラム教・ユダヤ教の世界三大宗教の聖地エルサレムを擁し、エネルギーの要である石油の世界全体確認埋蔵量の内の約6割を埋蔵し、位置的にもアジア・アフリカ・ヨーロッパの三大陸の中心地でもあり、世界の中心地です。
 2012年11月29日パレスチナ自治政府の国連での資格を「オブザーバー組織」から「オブザーバー国家」に格上げする決議案を採決し、賛成138、反対9、棄権41の賛成多数で可決しました。現在まで散々イスラエルに虐げられていたパレスチナ人達に、ようやく希望が見えて来ました。しかし、元々はパレスチナ人がアブラハム-イサク-ヤコブの子孫であり、その為に主がその先祖のアブラハムに約束の地としてカナン(パレスチナ)を与えた事を根拠にしてパレスチナ人がその地に住む事が当然であり、元々はカザール人でユダヤ教に改宗してアブラハムの子孫ではないアシュケナジー・ユダヤ人は、その根拠が成り立たない為にその地に住む理屈が通じない事となります。又、1492年にスペインに追放されたスファラディー・ユダヤ人は本当のユダヤ人ですが、現在のイスラエル国内では二級以下の市民としての扱いを受けています。逆にアシュケナジー・ユダヤ人が高い地位を占めています。
 パレスチナ人は、A.D.70年にローマ帝国にユダヤの国が滅ぼされた時に世界に散らされずにその地に残った人達です。ユダヤの身分の高かった人達は奴隷として連れて行かれたりサンヘドリンの様に地下に潜る等して世界各地に散らされましたが、農業等を営む下層の人達はそのままパレスチナの地に残り、後にパレスチナ人と言われる様になりました。一方のアシュケナジー・ユダヤ人は、カスピ海北方から黒海沿いに存在していたカザール王国の人達を先祖に持ち、ユダヤ教に改宗しただけでアブラハムと血の繋がりが無い為に、バルフォア宣言において表明された「シオニズム」政策(イスラエルの地(パレスチナ)に故郷を再建しようという運動)には適合しません。
 それらの事を暴露した本が以下に在ります。
 
ユダヤ人の起源 歴史はどのように創作されたのか

ユダヤ人の起源 歴史はどのように創作されたのか 価格:¥ 3,990(税込)発売日:2010-03-26
 
ユダヤ人とは誰か―第十三支族・カザール王国の謎

ユダヤ人とは誰か―第十三支族・カザール王国の謎 価格:¥ 2,018(税込)発売日:1990-04

 イスラエルが建国される前まではユダヤ人とアラブ人は平和の内に暮らしていたのですが、イギリスの三枚舌外交、又その背後に存在するイルミナティー・フリーメーソンによってアシュケナジー・ユダヤ人が使われて、今日までのパレスチナ問題を始めとした中東問題が作られました。しかし前記の様に今やイスラエルも使い捨てされつつあり、イルミナティー・フリーメーソンの世界支配の目的には不要とされて来ています
 イギリスによる第一次世界大戦後の三枚舌外交は、以下になります。
 1915年: フサイン=マクマホン協定(メッカの太守であるフサイン・イブン・アリーとイギリスの駐エジプト高等弁務官ヘンリー・マクマホンとの間でやりとりされた公開書簡で、オスマン帝国支配下におけるアラブ人居住地の独立支持を約束)、1916年:サイクス・ピコ協定英仏による中東(オスマン帝国の領土)分割・パレスチナを国際管理下とする秘密協定)、1917年:バルフォア宣言(イギリスの外務大臣アーサー・ジェームズ・バルフォアが、イギリスのユダヤ人コミュニティーのリーダーであるライオネル・ウォルター・ロスチャイルドに対して送った書簡で公開表明されたシオニズム政策(パレスチナにおけるユダヤ人居住地の建設))。
 又、16世紀以降パレスチナの流れは以下となります。
 1517年:マムルーク朝を滅ぼしたオスマン帝国がパレスチナの地を支配。
 1915~1917年:イギリスによる第一次世界大戦後の三枚舌外交
 1920 - 1948年:イギリスによるパレスチナの委任統治。決議案は1922年7月24日に国際連盟理事会で公式に承認され、1923年9月26日に発効。
 1948年5月14日:イスラエル独立宣言。ユダヤ人の人口はパレスチナ人口の1/3に過ぎませんでしたが、1947年の国際連合総会では、パレスチナの56.5%の土地をユダヤ国家、43.5%の土地をアラブ国家とし、エルサレムを国際管理とするという国連決議181号パレスチナ分割決議が、賛成33・反対13・棄権10で可決。
 1948年5月15日~1949年7月:第一次中東戦争(パレスチナ戦争)。アラブ諸国とイスラエルとの戦争。イスラエルがパレスチナの80%を占領し、残り20%はトランスヨルダンが占領。停戦時にエジプト軍が保持していたガザ地区はエジプト領。エルサレム旧市街を含むヨルダン川西岸地区はトランスヨルダン領に編入。聖地エルサレムは旧市街を含む東部をヨルダン、旧市街を含まない西部をイスラエルが領有。パレスチナ難民が発生しガザ地区に。アラブ諸国のユダヤ人住民40万人がイスラエルに移住。パレスチナ人は家屋・財産を没収される。
 1956年10月29日~1957年5月:第二次中東戦争(スエズ戦争)。エジプトとイスラエル、イギリス、フランスがスエズ運河を巡って起こした戦争。1956年7月エジプトがスエズ運河国有化を宣言し、その阻止を目的とした戦争。英仏はスエズ運河を喪失。
 1964年5月:PLO(パレスチナ解放機構)結成。
 1967年6月5日~6月10日:第三次中東戦争(6日戦争)。イスラエルとアラブ連合(エジプト、シリア、ヨルダン)の間の戦争。イスラエルはガザ地区ヨルダン川西岸地区の支配権を獲得しパレスチナを統一、シナイ半島ゴラン高原を軍事占領。国際連合安全保障理事会は停戦決議を可決。
 1967年11月:国連安保理でイスラエルの占領地からの撤退、中東地域の航海自由の保障、避難民問題の解決などを決議。
 1973年10月6日~10月26日:第四次中東戦争(ラマダーン戦争)。イスラエルとエジプト、シリア等の中東アラブ諸国との間で行われた戦争。
 1973年10月17日:アラブ石油輸出国機構10カ国はイスラエルを占領地から撤退させるまで石油生産の5%以上を毎月削減するとの決議を可決。石油危機(第一次オイルショック)
 1974年10月:PLOが国連でオブザーバーの地位を獲得。
 1978年4月:シナイ半島がエジプトに返還。
 1978年6月:レバノン戦争。イスラエルがレバノンに侵攻。レバノン内戦:1975年~1990年
 1978年9月:キャンプ・デービッド合意
 1979年2月:イラン革命。第二次オイルショック
 1979年3月:エジプト・イスラエル平和条約
 1980年3月1日:国連安保理で、イスラエルが1967年以降、アラブ側の領土を占領し、また入植地を建設した行動を全て無効とし、速やかな撤退の要求を決議。
 1987年~1993年:イスラエル占領地でパレスチナ人の抵抗運動である第一次インティファーダが発生。「石の闘い」
 1991年10月:マドリードで中東和平会議
 1993年8月20日:オスロ合意(1993年9月13日:オスロ協定調印)。イスラエルを国家として、PLOをパレスチナの自治政府として相互に承認。イスラエルが入植した地域から暫定的に撤退し、5年にわたって自治政府による自治を認める。その5年の間に今後の詳細を協議。
 1994年:パレスチナ自治政府発足。ヨルダン川西岸地区およびガザ地区を管理。
 2000年~2005年:第2次インティファーダ
 2008年12月27日~2009年1月18日:ガザ紛争。イスラエル国防軍とパレスチナ自治区のガザ地区を統治する「ハマス」による武力紛争。
 2010年12月18日~2011年:アラブの春。チュニジアでの暴動によるジャスミン革命から、アラブ世界に波及。大規模反政府(民主化要求)デモや抗議活動を主とした騒乱。
 2011年9月23日:パレスチナが史上初めて国際連合への加盟申請
 2011年10月31日:パレスチナ国際連合教育科学文化機関(UNESCO)の加盟国として承認。
 2012年11月29日:パレスチナの国際連合総会においての参加資格を「オブザーバー組織」から「オブザーバー国家」に格上げする決議案が賛成多数で承認。
 1993年のオスロ合意後にパレスチナ自治政府が発足し、その後、石の蜂起(インティファーダ)、テロ、攻撃、紛争等、イスラエルとアラブ諸国との関係改善が無く、パレスチナ問題も昨年までは殆ど前進が有りませんでした。因みに日本も1990年のバブル崩壊後はデフレの状態から抜け出せず、前進していません。但し、中東地域と異なって日本の国民は戦争を知らず、平和ボケしている大きな違いが有ります。しかし、パレスチナと日本が共に前進していないのは、同じ血が流れているせいなのかもしれません。
 
 
 
 
 
 


「馴れ合い」「なあなあ」「かわいさ」を打破し、「真実」をもたらしたイエス・キリスト

2012-12-26 23:53:22 | エッセイ・コラム
 現代だけでなく昔から世の中において、かわいくしていた方が世渡りが上手くいったり、出世に繋がったりします。嫌われず友達も多くなり、会社等の組織の中に在ってもチヤホヤされて優遇されたりし、社会生活も送り易くなります。しかし、悪や権力者に媚びたり諂ったり迎合したりする事は、聖書に罪である事がはっきりと書いてあります。
 新約聖書にはキリスト(救世主)であるイエス様ユダヤ教の指導者達であるサンヘドリンのパリサイ派、サドカイ派、律法学者や祭祀、長老等との戦いが書かれています正義のイエス様悪の権力者との戦い神と悪魔との戦いが書かれています決して、イエス様はかわいい様に振る舞っていた訳ではありませんでした
 新約聖書・マタイの福音書10章34~36節わたしが来たのは地に平和をもたらすためだと思ってはなりません。わたしは、平和をもたらすために来たのではなく、剣をもたらすために来たのです。なぜなら、わたしは人をその父に、娘をその母に、嫁をそのしゅうとめに逆らわせるために来たからです。さらに、家族の者がその人の敵となります。
 同37節わたしよりも父や母を愛する者は、わたしにふさわしい者ではありません。また、わたしよりも息子や娘を愛する者は、わたしにふさわしい者ではありません。
 同38~39節自分の十字架を負ってわたしについて来ない者は、わたしにふさわしい者ではありません。自分のいのちを自分のものとした者はそれを失い、わたしのために自分のいのちを失った者は、それを自分のものとします。」。
 政治や社会不安に目を閉ざさせる3S政策「スポーツ、セックス、スクリーン」エンターテイメントアイドル等のかわいいタレント達からも解る様に、平和ボケ、愚民化の一環としての「かわいさ」が世間には存在します。「なあなあ」でやったり、「馴れ合い」で行ったりする所では、が隠蔽されて誤魔化され、「真実」がそこには存在しません知識が無いか、或いは保身の為に、上からの指示に盲目的に服従する。「かわいさ」は、世の中の腐敗に繋がります。「かわいさ」を捨て、「鬼」となって公義を行なう必要があります政治家も世間に迎合することなく、且つ裏の権力にも迎合せず本当の社会正義を行なう必要があります。に対しては「怒り」が必要です。
 イエス様の場合上の地位にいる、ユダヤ教の指導者の権力者である偽善者達に対してはとなっていました。しかし、下に居る虐げられている人や、らい病等の病を持つ人、身体の不自由な人、貧しい人達に対しては、慈しみ、愛を持って迎えられました。つまり、世間のマジョリティーの人達や、政治家、官僚、財界幹部、公共団体幹部、マスコミ等の弱い者いじめをする者達とは正反対です
 今後、第三次世界大戦の後に、EUからの世界的独裁者(英国の某王子という情報がありますが)が、「預言者ダニエルによって語られたあの『荒らす憎むべき者』が、聖なる所に立つ」(マタイの福音書24章15節より)として出現し、かつてのローマ帝国を真似てエルサレムを中心として「偽りの平和」を作り出す事が、裏の権力組織(イルミナティー・フリーメーソン)によって計画されています。今年のロンドン・オリンピックは、そのアピールと予行演習の意味がありました。キャラクターやマスコット、競技場の照明等の装飾等、あからさまになって来ていました。人間のファシズムによる「偽りの平和」であり、先の聖書のイエス様の御言葉はこの様な事に対しての戦いを言っています。
 イエス・キリスト定めによって十字架に架けられる為に、エルサレムに入られる時の模様を表した以下の動画が在ります。
 

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YouTube: エルサレム入場のイエス パゾリーニ 奇跡の丘


 

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YouTube: 終わりの日の預言 パゾリーニ 奇跡の丘


 但し、一方でイエス様は次の様にも宣べられました。
 新約聖書・マタイの福音書5章39節しかし、・・・悪い者に手向かってはいけません。あなたの右の頬を打つような者には、左の頬も向けなさい。」
 同44節しかし、・・・自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい。」
 同45~48節それでこそ、天におられるあなたがたの父の子どもになれるのです。天の父は、悪い人にも良い人にも太陽を上らせ、正しい人にも正しくない人にも雨を降らせてくださるからです。自分を愛してくれる者を愛したからといって、何の報いが受けられるでしょう。・・・だから、あなたがたは、天の父が完全なように、完全でありなさい。
 又、使徒パウロによって次の様に宣べられました。
 新約聖書・テモテへの手紙 第一5章8節もしも親族、ことに自分の家族を顧みない人がいるなら、その人は信仰を捨てているのであって、不信者よりも悪いのです。」


クリスマス、イエス・キリストの降誕から清貧・謙遜・忍耐の徳を知る

2012-12-25 23:45:37 | エッセイ・コラム
 クリスマスは、天におられる父と子と聖霊の三位一体の神様が、人と同様にして神の御子として此の世に御降誕された日です。天の父である神様が、処女である聖マリア(マリア・インマクラータ)の身体を使ってイエス・キリストをその胎内に宿して此の世に産まされました。天地・万物の創造主、全能の父である神様は全てにおいて不可能な事は無く、科学的な根拠を必要とせず、人間にとって不思議なわざ・しるしを行ないます。そして、聖マリアは勿論人間ですので、自らの能力によってイエス様をお産みになった訳では無く、飽く迄も神様の能力によって行われました神様は唯一の存在で、且つ、偶像崇拝が禁じられていますので、聖マリアの像を拝む事も間違いとなります
 もしも一般の人において神様を産まなければならないと言う運命を背負わされた場合に、それが大きな圧力となってその人は拒否するのではないかと思うのですが、聖マリアは主の御使いからの受胎告知を素直に受け入れて神様の御心のままに自分を使って頂く様にと祈り、そして神様の御名を崇め、神様を賛美しました。
 イエス・キリストは、ベツレヘム牛やろばの家畜小屋の中でお生まれになり、布にくるまれて飼葉おけに寝かされました。宿屋が全て一杯で入る所が無く、貧しい姿・環境の中でお生まれになられました。その事から、私達は清貧謙遜、忍耐を教わります。又、後にイエス様が御言葉を宣べ伝えられた事や、御自身の証しの為の不思議なわざしるしを行なって、此の世の人達に「いのち」を与えて「救い」をもたらし、全ての人の罪の贖いの為に十字架に架けられて「犠牲」となられた事を思う事も含めて、クリスマスの聖夜は静かに過ごす事が本来の在り方の様に思います。確かに、イエス様の降誕によってクリスマスに世の人達が喜びや幸福感を分かち合うと言う事をもたらしたと言う意味もあるとは思いますが、本来の意味としてのイエス様の「救い」と「犠牲」、清貧、謙遜、忍耐を思う事が大事で、決してお祭りやばか騒ぎ等はクリスマスには相応しくない様に私は思います。私は勿論見ないですが、クリスマスに意味の無い空虚なTVのバラエティー番組等を大きな時間を割いて流しているのは、マスコミの背後に存在するサタンイルミナティー・フリーメーソンのキリスト教を否定する意向の様に感じます。
 イエス・キリストがお生まれになって、最初に主の御使いによって知らされてキリストに会って祝った人達は、野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた羊飼いの人達でした。決して学者や地位の高い議員等では無く、羊の主人(持ち主)に雇われて貧しく虐げられていた羊飼いの人達でした。天の神様は、その様な下の身分の低い人達を優先して天の御国にも取り上げられます。
 旧約聖書・イザヤ書7章14・15節それゆえ、主みずから、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ。処女がみごもっている。そして男の子を産み、その名を「インマヌエル」と名づける。この子は、悪を退け、善を選ぶことを知るころまで、凝乳と蜂蜜を食べる。イエス様のお生まれになった時(2000年程前)よりも700~800年程前に記された預言です。
 イザヤ書9章6・7節ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和に君」と呼ばれる。その主権は増し加わり、その平和は限りなく、ダビデの王座に着いて、その王国を治め、さばきと正義によってこれを堅く立て、これをささえる。今より、とこしえまで。万軍の主の熱心がこれを成し遂げる。
 新約聖書・ルカの福音書1章26~28節・・・御使いガブリエルが、神から遣わされてガリラヤのナザレという町のひとりの処女のところに来た。この処女は、ダビデの家系のヨセフという人のいいなずけで、名をマリヤといった。御使いは、はいって来ると、マリヤに言った。『おめでとう、恵まれた方。主があなたとともにおられます。』」
 ルカの福音書1章31・32節ご覧なさい。あなたはみごもって、男の子を産みます。名をイエスとつけなさい。その子はすぐれた者となり、いと高き方の子と呼ばれます。・・・。
 ルカの福音書1章35~38節御使いは答えて言った。『聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。それゆえ、生まれる者は、聖なる者、神の子と呼ばれます。・・・神にとって不可能なことは一つもありません。』マリヤは言った。『ほんとうに、私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように。』こうして御使いは彼女から去っていった。
 ルカの福音書2章1~7節そのころ、全世界の住民登録をせよという勅令が、皇帝アウグストから出た。・・・人々はみな、登録のために、それぞれ自分の町に向かって行った。ヨセフもガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。彼は、ダビデの家系であり血筋でもあったので、身重になっているいいなずけの妻マリヤもいっしょに登録するためであった。ところが、彼らがそこにいる間に、マリヤは月が満ちて、男子の初子を産んだ。それで、布にくるんで、飼葉おけに寝かせた。宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。
 ルカの福音書2章8~20節さて、この土地に、羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた。すると、主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が回りを照らしたので、彼らはひどく恐れた。御使いは彼らに言った。『恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。』・・・羊飼いたちは互いに話し合った。『さあ、ベツレヘムに行って、主が私たちに知らせてくださったこの出来事を見て来よう。』そして急いで行って、マリヤとヨセフと、飼葉おけに寝ておられるみどりごとを捜し当てた。それを見たとき、羊飼いたちは、この幼子について告げられたことを知らせた。・・・羊飼いたちは、見聞きしたことが、全部御使いの話のとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。」。
 

 
 
 
 


追懐の場所に在る記念碑としてのお墓・・・現代の葬儀とお墓の多様化に対するキリスト者としての考え方

2012-12-24 23:59:45 | エッセイ・コラム
 父が2年前に亡くなり、其の後自宅にてお骨を保管していましたが、此度建立したお墓に家族のみで納骨しました。父が亡くなった後暫くの間は精神面で整理が付かず、書を読んだり何かの行動を起こす気持ちにもなれませんでした。そして、納骨・供養について解りませんでしたので、本やインターネットの文献等を読んで勉強しました。そうする中、私自身がキリスト者(クリスチャン)であると言う事が、その事について考える上での「根拠」になりました。
 しかし実は、他のキリスト者の方と比べても劣る様に、私は今まで失敗ばかりの繰り返しで、受洗は小学生の時にしていたものの凡そ形だけでキリスト者とは言い難い様な状態に陥っていました。つまり、神に背を向ける様な状態に在りました。失敗する度に反省しては神様に向き直すも、直ぐまた元の状態に戻ってしまいました。過去の週末の教会学校や、常に継続しては行っていない教会での神父や牧師による指導や、その他関係する本から、拾い読みをする様な形では「聖書」の御言葉に触れる事は有りましたが、自分で聖書の通読をした事は一度も有りませんでした。因みに、現在は聖書の通読を行なっています。
 キリスト者として「根拠」とするのは、勿論「聖書」です。そして、聖書の中にお墓に関する記述が有る事によって、「墓碑」を建立する事を決断しました。又、供養とは死者の霊を治め鎮めるもので呪って出て来ない様にする為のものとされていますが、キリスト教においては供養と言う概念は全く無く、其れを行う必要は有りませんキリスト教においては霊魂は神の御許に行っているとされていますので、墓は其の入り口に過ぎません墓は故人の「記念碑」であり、墓を拝むのではなく、故人を懐かしむ「追懐」の場所となります。偶像崇拝が禁じられていますので、唯一の創造主である神以外を崇める事は間違いとなります納骨前の自宅保管時においても、線香をあげる事も必要とせず、勿論、仏壇も戒名も必要有りません
 「千の風になって」と言う歌にも、霊魂は墓の中には居ないと在ります。私自身も現在独身ですが、後継ぎの問題等も含めて、墓を建てずに、火葬のみの直葬、海洋葬等の散骨、樹木葬等の自然葬手元供養納骨堂永代供養等、選択肢が多く増えています。私自身の事であればその様な方法でも良かったのですが、飽く迄も父の納骨であり、且つ、家族もおりますので、単純にその様な方法にしようとは思えませんでした。又、一般的に車等で同程度の額を消費してしまう事を考えた場合に、前記の問題に関して同じ様にも思えました。そして、建立後の納骨後には、母からはありがとうと言う言葉を頂きました。
 前記の様に霊魂は天の神の御許に行っていると信じますので、墓のデザインや形、素材等は関係無いので、それらに全くこだわりは有りませんでした。出来るだけ簡素・質素安価なものにしようと思いました
 因みに追記として、私は当初に本等を読んで勉強していた時や元々それ以前から、世間一般的な葬儀の習慣に関しては疑問を感じていたのですが、以下の様な批判的な思いを抱いていました。
 葬儀や供養について宗教により異なる為に、亡くなった人の考えをあくまで尊重するべきですが、葬式や墓・供養が故人の為というよりも、結局は故人の遺族の為に行っている様に思われます。世間体を気にしたり、確かな根拠の無い習慣やしきたりに従ったり自分(遺族)が死後に入る所が在るという安心感が得られる為等です。それらの事が本当に故人の為になっているとは限りません。遺族が自分の都合の良い様に、納得して信じているだけかもしれません。少なくとも従来からの高価な葬式や墓は間違いで、戒名や位牌に掛ける金額によって死後の行く先が決まってしまうと言う理屈は、昔のカトリックの免罪符と同じで、腐敗に値すると思います。又、人間の手によって死者を供養する事等は、人間の傲慢・思い上がりでもある様に思います。差別化を図った江戸時代に、身分の高く無い庶民は公に苗字を名乗る事が出来なかった訳で(公文書である宗門人別帳への記載を許されませんでした。但し、私称として過去帳や墓碑には記していたらしいです。)、「何々家之墓」とは言っても、所詮、明治以降に過ぎません。又、火葬率が上がって来た事も昭和に入ってからで、土葬で同じ墓に何体も入れる事が出来る訳がありません。檀家制度は、江戸時代に現在の役所の役割である戸籍の管理が負わされたもので、担当する檀家の者が亡くなった後、其の寺で合葬しました。現在でも永代供養は、例え個別に分けて納骨しても、30年~50年経てば合葬されます。其れは遺族の為故の期間です。合葬後は、他の地に改葬出来ません。それに、お骨上げの時に既に、骨壺に入りきれなかった分のお骨は合葬されています。江戸時代より前は、山に野捨て等も一般大衆の間では行われていました。手元供養は他の葬儀と併用されますが、遺族が身近に死者を感じていたいという場合等に良いみたいです。大体、遺骨をさっさと納骨してしまうというのは、其の遺骨が家族から邪魔者扱いされている様にも感じます。
 聖書にあるお墓に関する記述として、以下の御言葉が在ります。
 旧約聖書・創世記23章19~20節こうして後、アブラハムは自分の妻サラを、カナンの地にあるマムレすなわち今日のヘブロンに面するマクペラの畑地のほら穴に葬った。こうして、この畑地と、その中にあるほら穴は、ヘテ人たちから離れてアブラハムの私有の墓地として彼の所有となった
 創世記25章8~10節アブラハムは・・・長寿を全うして息絶えて死に、自分の民に加えられた。彼の子らイサクとイシュマエルは、彼をマクペラのほら穴に葬った。このほら穴は、マムレに面するヘテ人ツォハルの子エフロンの畑地の中にあった。この畑地はアブラハムがヘテ人たちから買ったもので、そこにアブラハムと妻サラとが葬られたのである。
 旧約聖書・エレミヤ書26章20~24節ほかにも主の名によって預言している人がいた。すなわち、キルヤテ・エアリムの出のシェマヤの子ウリヤで、彼はこの町とこの国に対して、エレミヤのことばと全く同じような預言をしていた。エホヤキム王と、そのすべての勇士や、首長たちは、彼のことばを聞いた。王は彼を殺そうとしたがウリヤはこれを聞いて恐れ、エジプトへ逃れて行った。・・・彼らはウリヤをエジプトから連れ出し、エホヤキム王のところに連れて来たので、王は彼を剣で打ち殺し、そのしかばねを共同墓地に捨てさせた。しかし、シャファンの子アヒカムはエレミヤをかばい、エレミヤが民の手に渡されて殺されないようにした
 新約聖書・マタイの福音書27章57~61節夕方になって、アリマタヤの金持ちでヨセフという人が来た。彼もイエスの弟子になっていた。この人はピラトのところに行って、イエスのからだの下げ渡しを願った。・・・ヨセフはそれを取り降ろして、きれいな亜麻布に包み、岩を掘って造った自分の新しい墓に納めた墓の入口には大きな石をころがしかけて帰った。そこにはマグダラのマリヤとほかのマリヤとがのほうを向いてすわっていた。等、其の外にもイエス・キリストが死後三日目の復活まで葬られた事についての記載が在ります。
 又、イスラエルエルサレム東にあるオリーブ山には数多くの墓が建てられていますが、此の世の終わりの最後の審判の日に主が再降臨してオリーブ山に立ち、死者がよみがえる場所とされている為に其処に墓地が作られるようになりました。その事については以下の御言葉が在ります。
 旧約聖書・ゼカリヤ書14章4節その日、主の足は、エルサレムの東に面するオリーブ山の上に立つ。オリーブ山は、その真中で二つに裂け、東西に延びる非常に大きな谷ができる。山の半分は北へ移り、他の半分は南へ移る。
 新約聖書・ヨハネの福音書5章28~29節このことに驚いてはなりません。墓の中にいる者がみな、子の声を聞いて出て来る時が来ます。善を行なった者は、よみがえっていのちを受け、悪を行なった者は、よみがえってさばきを受けるのです。」「子」とは、天の父なる神の子のイエス・キリストの事です。「父」と「子」と「聖霊」の「三位一体」の創造主である唯一の神です。
 同・ヨハネの黙示録20章4~5節また私は、多くの座を見た。彼らはその上に座った。そしてさばきを行なう権威が彼らに与えられた。また私は、イエスのあかしと神のことばとのゆえに首をはねられた人たちのたましいと、獣やその像を拝まず、その額や手に獣の刻印を押されなかった人たちを見た。彼らは生き返って、キリストとともに、千年の間王となった。そのほかの死者は、千年の終わるまでは、生き返らなかった。これが第一の復活である
 ヨハネの黙示録14章1~5節また私は見た。見よ。子羊がシオンの山の上に立っていた。また子羊とともに十四万四千人の人たちがいて、その額には子羊の名と、子羊の父の名とがしるしてあった。・・・彼らは女によって汚されたことのない人々である。彼らは童貞なのである。彼らは、子羊が行く所には、どこにでもついて行く。彼らは、神および子羊にささげられる初穂として、人々の中から贖われたのである。彼らの口には偽りがなかった。彼らは傷のない者である。「子羊」とはイエス・キリストの事です
 旧約聖書・ダニエル書12章2節地のちりの中に眠っている者のうち、多くの者が目をさます。ある者は永遠のいのちに、ある者はそしりと永遠の忌みに。
 同・ヨブ記19章25~27節私は知っている。私を贖う方は生きておられ、後の日に、ちりの上に立たれることを。私の皮が、このようにはぎとられて後、私は、私の肉から神を見る。この方を私は自分自身で見る。私の目がこれを見る。ほかの者の目ではない。私の内なる思いは私のうちで、絶え入るばかりだ。
 
 


天変地異、災害、無常・・・方丈記・鴨長明の生き方と、キリスト者としての生き方

2012-12-20 23:48:17 | 孤独・独立・自尊心
 既に数々の異常気象が起きていますが、明日12月21日から、その根本的原因である惑星ニビルの接近とフォトンベルトの到来によって、今後に様々な自然災害が予想されます。今から八百数十年前にも、京の都で似た様な事が起きていました。
 400年程も続いた平安時代末期京都平安京は様々な災害に襲われました。1177年(安元3年)「安元の火災」1180年(治承4年)「治承の竜巻」、その同じ年に「福原京」へ半年程だけ遷都、1181~1182年(養和元年~2年)「養和の飢饉」1185年(元暦2年)「元暦の大地震・津波(文治京都地震)」と災害が続きました。家屋・財貨は塵灰となり、飛ばされ流され更地となり、飢え死等の男女の人の多くの死者を出し、親を失う幼子や身体が不自由な人を数知れず出し、家畜も失い、異臭が漂い、人の営みもおろそかになって、平安の都は虚しく荒れ果てました。又、人心も憂いや悩み、虚しさ、絶望感に陥り、同時に贅沢や貪欲な気持ちが改まって謙虚になりました。
 その様子を書き記した日本最古の災害ルポルタージュ「方丈記」は、鎌倉時代の1212年(建暦2年)、出家した鴨長明によって書かれました。鴨長明は下鴨神社(賀茂御祖神社)の禰宜・鴨長継の次男として京都で生まれました。官吏として従五位下の位階の地位にいました。しかし、禰宜等の神職としての出世が叶わずにいました。又、歌人でもあり、琴や琵琶等の管弦の名手でもありました。出家前に前記の様々な災害を目の当たりにしながら経験し、その様子を書き留めて出家後に方丈記を成立させました。豪華絢爛華やかな平安京の建物や人など全てのものが壊れ荒れ果てていく様を見て、「無常」「はかなさ」を思い、世に虚しさを覚えて、京の外れの伏見の大原山、後に日野山の一丈四方(方丈)の草庵に、隠遁・隠棲生活を独りで始めました。元々妻子のいない独身捨て難いものも殆ど持っておらず、俗世間を逃れて静かに過ごす事に迷いも無く、世間の様々な煩わしさから逃れて自然に身を委ね、風流を楽しみ、を煩う事の無い事を楽しみました。又、徒然なる様な暇に感じる様な時には、近くの少年と遊んだりもしました。
 方丈記「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。
 「身を知り世を知れらば、願はずまじらはず、たゞしづかなるをのぞみとし、うれへなきをたのしみとす。すべて世の人の、すみかを作るならひ、かならずしも身のためにはせず。
 「今の世のならひ、この身のありさま、ともなふべき人もなく、たのむべきやつこもなし。・・・もしなすべきことあれば、すなはちおのづから身をつかふ。たゆからずしもあらねど、人をしたがへ、人をかへりみるよりはやすし。もしありくべきことあれば、みづから歩む
 「手のやつこ、足ののり物、よくわが心にかなへり。心また身のくるしみを知れゝば、くるしむ時はやすめつ、まめなる時はつかふ。つかふとてもたびたび過さず、ものうしとても心をうごかすことなし。いかにいはむや、常にありき、常に働(動イ)くは、これ養生なるべし。なんぞいたづらにやすみ居らむ。人を苦しめ人を惱ますはまた罪業なり。いかゞ他の力をかるべき。」
 「大かた世をのがれ、身を捨てしより、うらみもなくおそれもなし。命は天運にまかせて、をしまずいとはず、身をば浮雲になずらへて、たのまずまだしとせず。一期のたのしみは、うたゝねの枕の上にきはまり、生涯の望は、をりをりの美景にのこれり。
 「世をのがれて山林にまじはるは、心ををさめて道を行はむがためなり。然るを汝が姿はひじりに似て、心はにごりにしめり。
 「おのづから都に出でゝは、乞食となれることをはづといへども、かへりてこゝに居る時は、他の俗塵に着することをあはれぶ。
 「もしせばき地に居れば、近く炎上する時、その害をのがるゝことなし。もし邊地にあれば、往反わづらひ多く、盜賊の難はなれがたし。いきほひあるものは貪欲ふかく、ひとり身なるものは人にかろしめらる。寶あればおそれ多く、貧しければなげき切なり。人を頼めば身他のやつことなり、人をはごくめば心恩愛につかはる。世にしたがへば身くるし。またしたがはねば狂へるに似たり。」
 世のものを多く持つ事から心に煩いが生じ、欲望から常に心が満たされる思いがせずに次々と欲しくなって、満足出来ずに常に渇いてしまいます。地位や財産等の所有を捨て俗世間に交わらずに其処から独り静かに逃れてマイペースで生活し、憂い悩みの無い事でストレスも無く、心に余裕が出来ます。人に頼まずとも自分で行えば事足りて、人にも自らにも煩いを与えません。自然・運命身を委ねて風流を楽しむ。只、隠修者としての孤独な修道生活・修行・奉献生活において聖に比べると、自身がまだまだ出来ていない、悟りを得ていないと謙虚に自分を見つめています。しかし現代では特にですが其の当時においても、世に従う事を嫌って隠棲生活を送る事は世間から変人扱いされてしまうのではないかと、隠棲生活に入る前には思い煩っていました。
 隠棲生活良寛にも似ていますが、仏教では平安を得る為に現世からの脱却を勧めています。しかし、キリスト者としての行い・考え方は、貧しさや苦しみ・悩みの有る一見不幸な様な状態から逃れるのでは無く、その上で福音に忠実にして自分の十字架を背負って生きるならば、神様からの祝福が得られ、やがて解放されるという約束によって生きる苦しみに立ち向かう事が出来ると言う事です。イエス・キリスト十字架への道の苦しみと死を経た後に復活をした事が、その事を表しています。苦しみを経た後に、永遠のいのちが得られます。
 本ブログの12月2日付「世を軽んじ、全てを捨て、清貧・純潔・謙遜・愛・従順」を体現した,アッシジのフランシスコも、「志願貧乏」でした。自ら修道会を作り、隠修士であると同時に托鉢的に説教をして布教しながら、祈り手仕事の労働施しによって生活をしました。又、労働の対価はお金で受け取りませんでした。
 新約聖書・マタイの福音書6章1~2節人に見せるために人前善行をしないように気をつけなさい。そうでないと、におられるあなたがたのから、報いが受けられません。だから、施しをするときには、人にほめられたくて会堂や通りで施しをする偽善者たちのように、自分の前でラッパを吹いてはいけません。まことに、あなたがたに告げます。彼らはすでに自分の報いを受け取っているのです
 
 


大阪・近畿からの改革に期待が持てる今回の選挙結果と、維新の「勢い」の「根拠」

2012-12-19 23:25:40 | 日本政治・総合 2012~2017
 此度の選挙前に原発全廃等を掲げて大きく取り上げられていた第三極の政党の獲得議席数がもう一つ伸び悩みましたが、其の中の日本維新の会は発祥の小選挙区・大阪と比例代表・近畿においては、自民党を上回る健闘を果たしました。
 獲得議席数は小選挙区・大阪では日本維新の会が12に対し自民党が3比例代表・近畿では日本維新の会が10に対し自民党が7となって、それぞれ「勝利」しました。また得票数の比率も、小選挙区・大阪では日本維新の会が30.6%に対し自民党が25.9%比例代表・近畿では日本維新の会が30.8%に対し自民党が23.9%となって、それぞれ「勝利」しました。中でも比例代表における大阪のみに限れば、日本維新の会が35.9%に対し自民党が20.9%となりました。日本維新の会が地方の代表格である大阪、及び近畿での「第1党」に躍進する結果は、今後の「大阪からの改革」として、地方分権や行政改革等に繋がって行くものとして期待されます。
 全国の得票率を見ますと、比例代表では日本維新の会が20.4%に対し自民党が27.6%で第2党小選挙区では日本維新の会が11.6%に対し自民党が43.0%、民主党が22.8%で第3党となっています。立候補者の数日本維新の会が157人、 自民党が336人、 民主党が268人でありますので、小選挙区の場合で特に全国規模の範囲で見た場合にはその候補者数が影響するものと思われます。
 全国の比例代表の得票率において、第三極(日本維新の会、みんなの党、日本未来の党、新党大地、国民新党、新党改革)の合計が、35.7%社民党を含めた場合には38.1%となり、自民党を大きく上回っていました此処に投票率が上がれば、組織との馴れ合いの繋がりが無い無党派層の票が加わる可能性が高い為に、更に大きな力となる事となります。私は、インターネットでの投票が出来ないものかと思います。今やインターネットの普及率は高い為に、投票率は間違いなく上がります。
 選挙結果に対してある記者が橋下徹代表代行への質問として、石原慎太郎代表が合流した事によって議席数が伸びなかったのではないかと言われていました。石原代表は都知事在任時に尖閣諸島の購入を米国のワシントンにて発表しましたが、なぜ米国でその様な発表をするのかと言う疑問が有りました。事前に根回しをしておいたのか、利害関係が一致したのか、それとも米国に使われているのではないかと思いました。本ブログの12月14日付にても記載しました様に米国はダブルスタンダードであり、中国の裏にも米国は存在します。中国には清華大学出身の共産党幹部が多数存在しますが、その大学はロックフェラーの設立したものです。ロックフェラーはイルミナティ・フリーメーソンの中枢を占めています。尖閣諸島の問題を米国が裏から煽る事によって、日本と中国をケンカさせて東アジアを不安定化させ、あわよくば戦争をさせて両方の国力を落とそうとしています。そして其の後に両国の支配、及び世界支配へと繋げ様としています。日本と中国がお互いに攻撃し合うのは、米国にただ踊らされているだけです。その辺りに「目覚める」必要が有ります。
 石原代表が自民党や民主党の大政党に対抗する手段としての第三極結集の必要性から、日本維新の会に合流しようとした理由として、其の党、及び橋下代表代行の「勢い」を挙げていました。橋下代表代行は選挙前に、日本の支配階級に使われているマスコミから自身の育ちや血筋について散々叩かれていました。日本の支配階級は橋下代表代行の「勢い」を恐れていた為に、週刊誌やテレビ等のマスコミを使って、その「勢い」を抑え様としていました。橋下代表代行は被差別地域であった新大阪駅の付近で育ちましたが、生まれは東京都の渋谷の幡ヶ谷です。其処は昔、秦氏(古代ユダヤ人)の多く住んだ地域です。又、本ブログ11月21日付と12月4日付にても記載しました様に、例え被差別出身であったとしても、被差別の多くの人が古代ユダヤ人であります。律法で偶像崇拝が禁じられている古代ユダヤ人達は、奈良時代に仏教が国教となって大仏を拝む事を拒否して山や辺境へ逃げました。又、仏教では殺生を最も重い罪・穢れとして禁じていますが、古代ユダヤ人達は自分達の罪の贖いとして牛を犠牲にして神様に捧げていましたので、その様な事から差別に繋がりました。近代においても、焼肉を食べる人達が牛のをする人達を差別していました。因みに天皇も古代ユダヤ人である可能性が高いので、地位における上下両極どちらもが同じ民族であります。その様に、差別そのものが間違った存在である事が解ります。いずれにしても、橋下代表代行の「勢い」が古代ユダヤ人である事に由来しているのではないかと言う事が解ります。そして、石原代表は古代ユダヤ人に関する本を推薦している様に、古代ユダヤ人に理解が有ります。その「勢い」の「根拠」を基に、今後に日本における改革の期待を持つ事が出来ます。
 ただ私は内部被曝に繋がる被曝瓦礫のばら撒きに関しては悪いと思います。直ぐに疾患として現れるものでは無く、20~30年後に癌等の症状が出て来ます。しかし、人間で完璧な人は此の世に存在しない為に、潔癖的に見てしまうと良い政治家・政党等は此の世に居なく感じてしまいます。色々な組織や人間との付き合いが政界には在ります。本来は政界にも倫理感が必要なのでしょうが、その事も今後の改革によって清浄化されていく事が望まれます。
 旧約聖書・創世記12章3節あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。。主が、「選民」である古代ユダヤ人の先祖アブラハムに仰せられた御言葉です。


夢ばかり見る「平和ボケ」では無く、今後に景気が良くならない「現実」を把握する事が必要・・・人間・科学・成長の限界、原発解体・放射線除去による仕事・雇用の創出

2012-12-18 00:00:39 | 社会・経済
 総タイトル:【夢ばかり見る「平和ボケ」では無く、今後に景気が良くならない「現実」を把握する事が必要・・・人間・科学・成長の限界、原発解体・放射線除去による仕事・雇用の創出】

 此度の選挙の投票で重視する政策において「景気・雇用」対策が36%と最も高かったのですが、景気は良くはならないと思います。逆に今後、米国のニューヨーク株が大暴落する危険性を知る必要が有ります。
 NYダウ工業平均株価は今や1万ドルを超えていますが、プラザ合意による円高ドル安政策で日本のバブル景気が作られた1985年の時点では1300ドル程阪神淡路大震災地下鉄サリン事件のあった1995年の頃から急激に上がり出し(この時点で3900ドル程)、翌1996年~2001年までの金融ビッグバンによる第一次規制緩和の間の1999年1万ドルを超えました。其の後2002年ITバブル崩壊2008年リーマンショック(世界金融危機)で一時的に1万ドルを大きく割りましたが、其の後にまた1万ドルを一応回復しています。その様に、過去の米国の株価と現在を比較しても解る様に、現在の米国の株価がいかにバブルであるかが解る訳です。故に、米国のバブル崩壊は必ず起こります
 米国はベトナム戦争で多額の戦費を費やしてしまい、北爆を開始した1965年に赤字に転落し、以降は恒常的赤字国家となって今日に至っています。ベトナム戦争中の1971年に当時の大統領ニクソンによって、金とドル紙幣との兌換停止を行ない、以降のドル紙幣は「紙切れ」となっています。米国の中央銀行とされるのは、FRB(連邦準備制度理事会)が統括する全国に散在する連邦準備銀行の私立銀行群であり、国家のものではなく権力組織の私有物であります。その権力組織(イルミナティ・フリーメーソン)の意向で、ドル紙幣が輪転機によって限りなく印刷され続けられています金の裏打ちの無い「紙切れ」のドル紙幣が今や世界中に溢れており、世界的な「ハイパー・インフレーション」がいつ起きてもおかしくない現状です。物に比較して、「紙切れ」のドル紙幣が過剰に印刷され過ぎた為に、今後に破滅が必ず起きます。
 日本は現在逆にデフレーションとなっていますが、何時インフレに転じるかも解りません。その時、物価が極端に上がるだけでは無く、失業者も多く生み出してしまいます。「紙切れ」のドル紙幣が有り余っている現状から、デフレである事自体がおかしい訳です。
 人間の能力には限界が有り、科学にも限界が有ります。原発の爆発でも未だ目が覚めていない人が多く居る事が、此度の選挙の投票率とその結果から読み取れますが、原発爆発による対処が不可能と言う事を曝け出したにも関わらず、悟らない人が未だ多数派を占めています科学には限界が有りますので、諸悪の根本である原発は全廃が当然です。
 経済の成長にも限界が有り、今後は原発全廃によるその分の穴埋・代替として、再生可能エネルギー関連や、原発解体に関する仕事、元々地球上に存在しなかった放射性物質の除去・除染、放射性廃棄物の処理等において仕事と雇用の創出をする事で、全体的な国民総生産(GNP)は維持されます。全体的な±は「0」です。
 
 


投票率・選挙結果・投票における重視点から、「危機意識の無さ」・「無関心」・「一時凌ぎ」が多数派を占める世間を憂う

2012-12-17 18:39:34 | 日本政治・総合 2012~2017
 総タイトル:【投票率・選挙結果・投票における重視点から、「危機意識の無さ」・「無関心」・「一時凌ぎ」が多数派を占める世間を憂う】

 世間一般と私の感じ方や考え方の違い・ズレを感じる今日此の頃、此度の選挙結果や投票率にも表れた様な感じです。
 私は選挙前に動向調査と言うものを公表する必要性に疑問を持っていたのですが、普段余り政治や社会問題に関心の無い人達、普段の生活においても自分の中に根拠が無くいつも周囲の反応ばかりを気にする様な人達は、自分で考えたり自分で判断する事が出来ないので、その様な調査結果に影響されたり洗脳されてしまっているのではないかとも思っています。そしてその動向調査やマスコミ等の情報に支配階級の意図があるものと思っています。
 衆議院選挙が行われて、自民党が294議席を獲得する結果に終わってしまいました。選挙の投票率は戦後最低の59%程にしかならず、2009年夏の民主党躍進時の選挙よりも10%程も下回りました。低投票率の為に、各種組織を多く持つ自民党や公明党が躍進する結果となってしまいました。あれ程選挙前にはマスコミ等で第三極の政党原発問題TPP外交等の事を取り上げて、且つ原発反対運動等も起きて一般庶民のそれらへの関心の高さが伺えられる様な感じを私にはしていたのですが、蓋を開けてみると投票率が全体の半分程しかない事にも表れている様に、結局は世間の殆どの人達が政治や社会不安等に関心が無い事が、相も変わらず同じままである事が解りました。又、投票に行っている人達の重視する政策においても、景気・雇用が36%、社会保障が12%、税制が10%とそれら3つで6割を占め、原発や外交がそれぞれ7%程、分権・行革が3%、TPPが1%と後者の4つで2割にもなりません。生活保護を受けている様な人達や無職の人達が言うのであれば理解出来ますが、自民党と馴れ合いでの付き合いのある財界等の組織自分達のエゴ・貪欲からの景気等を唱えているだけで、組織に属さない人達も目先の生活しか見えておらずその場しのぎで先の事を全く思わない、そして全体的にややこしい事を考える事を嫌って問題を先送りにして解決しようとしない、或いは無関心になってしまっている事が伺えます。
 喉元過ぎれば熱さを忘れるのか、又は支配階級が一般庶民のその様な記憶を消してしまいたいのか、福島原発爆発を過去の事として誤魔化したり原発問題を先送りにして原発を存続させようとしています。経済界は一般庶民の生命を犠牲にしてでも自分達のエゴからくる利益を優先しようとして原発を存続させようとしています原発という原子爆弾全国各地の活断層上にばら撒いて建てて来ましたが、福島原発が人工地震兵器HAARPによって爆発させられ、その事が今後の脅しとなっています。原発存続するならば、何時またHAARPによってやられるか解りません。勿論、惑星ニビルフォトンベルトによる異常気象の内の自然災害である地震津波、火山の噴火、隕石の落下、人工衛星の故障によるコンピューターの制御不能等によっても原発爆発の危険性は大きいです。その様な「現実」を直視せず、又は知識が無かったり、情報を知っても嘲笑して受け入れない為、一般庶民も危機意識が薄い様に感じます。
 「パンとサーカス」によってローマ帝国崩壊しました。「パン」である社会保障のばら撒きと、「サーカス」である娯楽によって一般庶民は精神的に堕落してしまい、一人ひとりの内面から崩れて、それらの人々が構成する国家が崩壊しました。2009年に与党となった民主党は、子ども手当や学費・高速道無料等の大衆受けするマニフェストばかりを並べ立てていました。又、一般の大衆も、レジャーやマスコミ等を通して国家の意向が働くエンターテイメント等の娯楽の情報を受けて楽しんでいます。国家にとって一般庶民には眠っていてもらいたいのです。本来は、国家はその知識や知恵・教養の高さから一般大衆を正しい方向に導く事が必要なのですが、実際は世間に迎合したり媚び諂ってしまって一般大衆に気に入られる様な事を行なって、自分たちの保身を行なっています。そしてその裏で、支配階級の意向のある事を行なっています。
 消費税も上げる事は仕方が無い事です。外国からお金を借りるよりはましです。しかし勿論、1980年まで最高所得税率75%を現在40%にまで落として富裕者を優遇している状態を以前の状態までに戻す事が必要です。又、法人税の基本税率も1984~1987年の43.3%から本年改正された25.5%にまで下落させて大企業を優遇している事も見直した方が良い様に思います。実際には見かけほど法人税は高くは無く、中には10%台の大企業も在ります。それらの富裕者ばかりを優遇した制度をまずやめて、良い意味での社会民主主義的な、昭和50年代前半頃までの状態に戻す事が必要に感じます。前進ばかりをせずに、フィードバックして過去を振り返り、反省して過去の良いものを取り入れる事も必要である様に感じます。
 国債発行1975年(昭和50年)から始まって現在の国の借金は1000兆円程になり、国民一人当たり700万円以上となっています。国債発行を今や当たり前の様に感じてしまっている事自体が根本的に間違いであり、借金をする事自体が間違い、また借金をしたら返さなければならないと言う根本的な道徳感が薄れている様に感じます。GHQによって設立された日教組による戦後の道徳教育の喪失から、戦前の良い部分の「修身」を取り戻す事の必要性を感じますが、学校教育だけではなく、政治家や官僚、財界人、一般の大人の人々にもその様な道徳教育が必要ではないかと感じます。日本の場合、戦前と戦後で様々なものにおいて違いが生じていますが、戦後の米国によって作られた体制よりも、戦前の日本人自らが作ったものの方が正しい事が多く、その様な意味でも、過去を振り返って、過去の良きものを取り入れる事も必要である様に感じます。
 インターネットの情報等で最近はタブーに関する事等の表のメディアの伝えない情報を知っている人が増えて来ている様に感じていたのですが、此度の選挙結果や投票率から、解っている人達がまだまだマイノリティーの様に感じました。
 
 


占領下日本、目先の利益しか興味の無い世間、二枚舌米国、支配階級の悪

2012-12-14 01:10:15 | 社会・経済
 2日前に記載しました様に、敗戦以来の日本の米国隷属・隷従状態のほんの一部を表した次の放送番組を見ました。
 「NNNドキュメント’12~日本の空は今も占領下? オスプレイと低空飛行訓練」(読売テレビ(日本テレビ系列)、2012年11月26日1:00~1:30A.M.放送)
 勿論、日本が隷従している米国も、イルミナティ・フリーメーソンアシュケナジー・ユダヤ人の権力者に握られ操作され、米国がかつてのソ連同様に共産主義化・ファシズム化されて来ており、今や米国の一般庶民は奴隷化されつつあり末端の人達は悲惨な目に遭おうとしています。その末端の人達同様、日本の中でも、特に沖縄県民の方々は戦中から戦後の今日に至るまで、日々非情な苦痛を強いられて来ました。
 かつて江戸時代から明治維新に繋がる頃の開国時治外法権関税自主権の撤廃を受け入れた事と同じ様に、日本にとって屈辱的日米地位協定によって米軍兵士の権威や権利、保障、義務等が定められ、日米合同委員会によって米国空軍機の低空飛行航空路の優先権が決められて、事実上空の領域が米軍によって占領されています。東京の横田基地から北方の航空領域、及び高度は米国空軍に優先され、日本の民間機はその航空路を迂回して運航されています。
 又、日本の航空法米国空軍には適用されない事も規定されています。戦後、GHQによって航空機の設計・開発・製造が全面禁止され、其の後の1950年の朝鮮戦争の勃発によって一部解禁され、日本国と連合諸国との平和条約と旧日米安全保障条約の発効の前年にGHQの意向で日本航空が設立され、それら条約の発効後に航空法が立てられました。
 条約発効直前には米軍が朝鮮戦争を想定して行った「1952年日航機撃墜事件」が有りました。其の後も、1971年の「全日空機雫石衝突事故」や、1983年の「大韓航空機撃墜事件」、円高ドル安政策のプラザ合意を成立させる為に起こされた1985年の「日本航空123便墜落事故」等が有り、沖縄県を始めとしてニアミスは頻繁に起きています。
 日本全国に米軍の低空飛行訓練航路が設定され、各地で事故が起こされて来ました。レーダーに感知され難いという理由からの訓練で、山間部でのケーブルカーのケーブルを切断したり、養鶏場の地鶏を轟音・爆風等で大量殺害土倉を壊す等、一昨日記載の2004年の「沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事件」やその他ニアミス・ヒヤリハット等も含めて数多くの問題が起こされて来ました。イタリアでは米軍機のケーブル切断による、数十人の死者を出すケーブルカーの墜落事故が有りました。そこに此度事故を頻発して来たオスプレイが導入されて、その危険性から沖縄県民を始めとした全国の世論の高ぶりの背景へと繋がっています。
 ある情報によりますと、オスプレイを導入したのが日本の支配階級の意向によるという事も言われています。オスプレイ導入により国内世論がその事で煽られて、TPP原発等の問題を先送りする事等が考えられています。元々貴族出身の日本の支配階級は自分達の利益しか考えておらず、それらの問題も自分たちの都合で考えています。世界で商業目的でのプルトニウムを最も多く所有する日本は、そのエスタブリッシュメントによって核兵器を作ろうとも考えられている様で、核抑止力によって真の独立を考えている様です。現に自民党が原発容認の姿勢を取っており、各種マスコミを使って選挙前に自民党の優勢である事が伝えられていますが、これは日本の支配階級の意向が働いているからです。日本の支配階級の意向で動こうとしている自民党は、原発を地下式にして存続させようとしています福島原発事故・爆発人工地震兵器HAARPによって起こされた可能性が非常に高いですが、プルサーマル計画によるMOX燃料(ウランプルトニウムを酸化物の形で混合した燃料)を使用してた事と日本の核兵器保有計画を察知しての犯行である見方をされています。因みに、第三局の代表である日本維新の会の橋下徹代表代行が週刊誌を始めとしたマスコミに叩かれていたのは、日本の支配階級が橋下氏の勢いを恐れて、マスコミを使ってその勢いを抑えようとしていました。かつての貴族(支配階級)に反抗する武士(橋下氏)の様にも感じます。
 東アジアにおけるイスラエルの役割を担う北朝鮮が、その裏に中国や米国がおり、米国は日本や韓国と同盟関係でもあります。米国が北朝鮮を使う事で、日本や韓国が米軍を常に必要とする様に謀られています。そして勿論、米国はイルミナティ・フリーメーソンの意向で動いています。米国の二枚舌外交・ダブルスタンダードが有ります。
 その様に、根本的な問題に目を向けなければ、何時までも変わる事は有りません。目先の生活・経済の事よりも、永遠に良い状態が持続出来る様に根本から見直さないと、対症療法ばかりをその都度行って行かなければならなく、きりが有りません勿論、原発は全廃するのが当然です。そして、人間としての根本である「心」においての「悔い改め」が、人それぞれに必要です真実である「聖書」の御言葉を素直に受け入れる事により、それが可能となります。聖書は真実であるからこそ、今日まで改ざんされる事なく存在し続けて来ており、永遠・不滅のベストセラーです。


要「備蓄」・「悔い改め」・・・あと1週間での到来「惑星ニビル」「フォトンベルト」

2012-12-13 21:58:33 | 災害・地震・戦争
 「惑星ニビル」「フォトンベルト」の到来まで、あと1週間となりました。食料品非常時避難・防災用品寝袋等の暖房具等の備蓄が必要です。それともっと大事なのは、心の「悔い改め」が必要です。
 その参考動画として次のものがYouTubeに最近アップロードされましたので、御紹介します。尚、本動画は14分割となっていますので、1/14の後に2/14~14/14までが他に在ります

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YouTube: 宇野正美「惑星ニビルを語る」1/14【要拡散】


 動画の中の後援者・宇野正美氏の、活動の支えとしている以下の聖書の御言葉を記します。
 新約聖書・ヨハネの黙示録3章7~9節また、フィラデルフィアにある教会の御使いに書き送れ。『聖なる方、真実な方、ダビデのかぎを持っている方が開くとだれも閉じる者がなく、が閉じるとだれも開く者がない。その方がこう言われる。「わたしは、あなたの行ないを知っている。見よ。わたしは、だれも閉じることのできない門を、あなたの前に開いておいた。なぜなら、あなたには少しばかりの力があって、わたしのことばを守り、わたしの名を否まなかったからである。見よ。サタンの会衆に属する者、すなわち、ユダヤ人だと自称しながら実はそうでなくて、うそを言っている者たちに、わたしはこうする。見よ、彼らをあなたの足もとに来てひれ伏せさせ、わたしがあなたを愛していることを知らせる。
 「サタンの会衆に属する者」、「ユダヤ人だと自称しながら実はそうでなくて、うそを言っている者たち」は勿論、イルミナティ・フリーメーソンアシュケナジー・ユダヤ人の事で、それらと長年戦って来ておられます。今から2000年程前にイエス・キリストも此の世におられた時には、サンヘドリンに所属するユダヤ人のパリサイ派・サドカイ派律法学者、祭司、長老等のユダヤの民の偽善的指導者と戦っておられました。


貧困・絶望感の中に光・・・イエス・キリストへの信仰を「根拠」とする「希望」

2012-12-13 03:11:33 | 社会・経済
 決して他人事ではないリストラや病気、怪我等をきっかけとした貧困と、其処から来る絶望感、そしてその絶望感からの解放で「希望」を得る為のイエス・キリストへの「信仰」についての以下の2つのテレビ番組を見ました。
 「ハートネットTV~シリーズ 貧困拡大社会 見過ごされた人たち」(NHK・Eテレ、2012年11月19日(月)8:00~8:30放送)
 「ライフライン~ライフ・ラインのつどい in 京都 『それでも希望を見上げて』」(サンテレビ(UHF局)、2012年12月9日(日)7:00~7:30放送)
 まず「Eテレ・貧困拡大社会」より、現在生活保護を受給すべき程の収入しか無いにも関わらず、受給せずにいる人達低所得者全体の68%にも上っています。理由としては、身体が若く健康で働く事が可能である事から申請しても受理されない人達が15%、本人が家族や世間体等を気にする事で受給する事に対し抵抗感を持つ事による未受給の人達が17%、家や車等の資産を持つ事により申請しても受理されない人達が29%となっています。
 現在61歳の方は、7年前に身体の調子を崩して会社を辞め、それ以前に購入していた家のローンが未だ500万も残っています。毎月7万円の年金が入ってくる他は、1日1000円程の稼ぎが有るか無いかの廃品回収をしています。生活保護の申請をしても家の所有により受理されません。生活保護での受給分を家のローンに充てるのは制度上制限が有ります。家の売却も家屋の老朽化や立地条件の悪さ等から不可能だと不動産業者に言われ、毎日1食だけで生活しています。又、希望が見いだせない中、お酒も飲まれる様になりました。
 現在51歳の方は、製造業の派遣の仕事を解雇となり、同居する83歳の母親の毎月7万円の年金だけで生活しています。そして、その内4万円が家賃に充てられています。生活保護の申請では未だ十分働く事が可能だと言う理由から受理されず、職業訓練を薦められます。この2年間の就職活動で100件程当たられましたが、全て不採用となりました。
 46歳の方の場合はリストラにあってアパートの家賃を払う事も出来なくなって路上生活を強いられてしまい、受けていた透析治療が受けられなくなって腎不全が悪化してしまいました。家族・親戚等へ迷惑が掛かってしまうと言う思いから生活保護の申請をためらっていました。
 ある中年の女性の方の場合は鬱の様な状態となって仕事を辞めましたが、NPO法人の立ち上げた農業に参加して同様な境遇や気持ちを持った人との繋がりが出来て、メリハリの無かった生活から解放され、社会参加や学生ボランティアの参加者等に教える事等で力を得て自信を取り戻し、次へのステップとなって就職活動に積極的になられました。
 それらの追い詰められた低所得者を支援する為のあるNPO法人は、それらの人達が余り公然と出歩く事も憚る為に、食料品を買い集めて一定期間毎に宅配して届け、同時に手紙を添える等の配慮や手紙の交換等もしておられます。前述の農業等の社会参加の機会を作ったり、その様なサービスの提供をする事で、「絶望感」「孤独感」等から少しでも解放されて「希望」を見いだせる様に支援をし、再び立ち上がって就職する為のステップとしての機能も働かせています。そして、貧困者が支援されて救ってもらう事よりも、支援する側に立ってより大きな力を得る事へと繋がる事が期待されています。
 次に「ライフライン」についてですが、今回のテーマは「希望」です。ギリシャ語では「エルピス」と言い、その意味は、確信を拠り所とする期待真実を根拠とする期待です。此の希望について以下の聖書の御言葉を取り上げています。
 新約聖書・ローマ人への手紙4章25節主イエスは、私たちの罪のためにに渡され、私たちがと認められるために、よみがえられたからです。「義」とは、此の世において正しいとされている事を行なうよりも、本来の意味としての神様との関係性を正しくする事です。此の世から与えられる様々な楽しみや喜び等の自分の欲望を満たすべき事物に目を向けてそこから希望を見出そうとするのでは無く、神様に背を向けずに神様の方を向いて自分の欲望や意思によるのでは無い神様の御心のままに行う事が「義」となります。神様の望む事を行なう事が「義」となり、そこから本当の「希望」が湧いて来ます。
 ローマ人への手紙5章2節またキリストによって、いま私たちの立っているこの恵み信仰によって導き入れられた私たちは、神の栄光を望んで大いに喜んでいます「絶望」の状態から、キリストの言葉の真実を「根拠」とする「信仰」により神様を仰ぐ事によって、「希望」を持つ状態までが回復し、大いに喜びが自分の内から湧いて来ます。絶望、又この世の数々の望みをもたらす様な事物が在る中、本当の「望み」は「希」であります。此の世の中には様々な欲望の対象が存在しますが、それらを幾ら摂取しても満足出来ずに次から次へと欲しくなってしまいます。しかし、イエス・キリストを信じてその御言葉を受け入れて御心のままに行動するならば、心が渇く事が無く、常に真の「希望」で満たされます
 旧約聖書・イザヤ書40章28節~31節あなたは知らないのか。聞いていないのか。主は永遠の神、地の果てまで創造された方。疲れることなく、たゆむことなく、その英知は測り知れない。疲れた者には力を与え、精力のない者には活気をつける。若者も疲れ、たゆみ、若い男もつまづき倒れる。しかし、主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように翼をかって上ることができる。走ってもたゆまず、歩いても疲れない。