狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

自衛隊の中東派遣、偽イスラエルと米の「罠」にこそ警戒!/Dispatch of Japan SDF to ME, Should watch just trap of Fake Israel & US!

2019-12-23 02:20:36 | 日本政治・総合 2018~
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.

 





  


 
YouTube: 5 diplomatic flubs
 2018/05/07
 
YouTube: Dessert in a shoe! Japanese PM takes 'dessert offense' on a 2-day visit to Israel
 2018/05/08
 
YouTube: Десерт из ботинка: израильский повар оскобил японского премьера - Россия 24
 ブーツからのデザート:イスラエルのシェフは日本の首相を侮辱した - ロシア24
 2018/05/08
 
YouTube: जापान में जिन जूतों को घर से बाहर रखते हैं,उसी 'जूते' में जापानी PM को परोसा गया शाही डिनर
 イスラエル・ネタニヤフ宅でのディナーで出された、日本の首相への日本の家(部屋)の外(玄関)に置かれているのと同じ「靴」
 2018/05/08
 
YouTube: Same Playbook Used Over and Over Again! US Always Stages False Flag Ship Sinkings to Start War!
 2019/06/17

 自衛隊の中東派遣、偽イスラエルと米国の「罠」にこそ警戒すべし!
  Dispatch of Japan Self-Defense Force to Middle East, Should be cautious just "trap" of Fake Israel and US!


 The President Rouhani
  “Israel is the root cause of insecurity and terrorism in Middle East”
   (「イスラエルは中東に於ける不安定・危険とテロリズムの根本的な原因である」)


 イランは全く悪くない。悪いのは、テロリストである偽イスラエルとその奴隷アメリカである。この事を前提として、考える必要が有る。
 また、僕は保守中道右派であり、安倍政権を支持している事を、先に言っておく。そして更には、保守中道右派でありながらパレスチナを支持している事も併せて言っておく。

 昨年5月、安倍首相が日本の大企業の幹部を引き連れて偽イスラエルを訪問してトップセールスを行い、そしてその後の、安倍首相夫妻が「暫定」首相ネタニヤフの自宅でのディナーに招かれた時の事を覚えておられるであろうか?。
 前に掲げたYouTubeに見られる通り、ディナーのテーブルの上に「畳の上の靴」を置くという、常識では到底考えられない、大いなる「侮辱」を安倍首相夫妻は受けたのである。それは、巷のいじめやハラスメントのレベルに於いて行われたのでは無く、両国の首脳、それもトップ同士の公式な外交の上で、その様な破廉恥な事を行ったのである。

 日本では家に入る時、まず玄関で靴を脱いでから部屋に上がる。汚れた土足で上がる事をせずに、家の中を汚す事無く清潔にするという風習が、昔から守られて保たれ、行われて続けて来た。
 古代のユダヤ人も、家に上る前に先ず足を洗っていた事が、旧約聖書に書いてある。古代ユダヤ人も、日本人と同じく清潔好きであった。
しかし、現在の偽物のイスラエルでは、その風習は無いのではないだろうか。現在の偽物のイスラエルでは、極右から左翼、リベラルまでこぞって、ユダヤの伝統・文化を破壊する。その内の一例として、「女系」「改宗者」をユダヤ人と認めている事が挙げられる。

 つまり、土足で家の居間に上がる事は日本では禁忌(タブー)となっている事をネタニヤフは承知の上で、敢えてその「侮辱」行為を行ったのである。
 またそれが、「居間の畳の上に土足で踏み込んでいる」事を表している事から、近い将来、日本を侵略するという「脅迫」の意味も込められていたのである。
 では、何の為に偽イスラエルが日本に侵略しに来るのかの理由については、本ブログの過去記事(本記事末に掲載)に書いているので、ここでは省略する。

 しかしそれにしても、その侮辱と脅迫の行為で済んだから未だ良かったものの、安倍首相夫妻は下手をすれば、その時に殺されていた可能性が有ったのである。
 帰国後、各マスメディアの記者もその事を心配して、安倍首相の調子を気遣った。ディナーに何か毒でも入れられていたのではないかと。

 この出来事を、安倍首相は心に刻んでおられるであろうか?。また、首相の周囲の政界の方々も、忘れておられないだろうか?。
 この「殺されかけた」出来事を覚えておられるならば、先頭に掲げたYouTubeのサムネイル画像に一見すると見られる様な、脳天気な、呑気な心構えで偽イスラエルを訪問する事は、非常に危険である事に気付かれるでしょう。
 また、大企業をはじめ、民間のベンチャー企業から何までも、その様な偽イスラエルと取引する事について躊躇する事には繋がらないのであろうか?

 自衛隊の中東派遣について議論されて来た。日本は、ペルシャ湾からホルムズ海峡、オマーン湾にかけての米国が主導する有志連合には参加せず、アラビア半島の南西、イエメンとソマリアに挟まれるアデン湾に接続するバブ・エル・マンデブ海峡に独自派遣して、その目的も哨戒機を使った情報収集のみを行う方針である。
 日米同盟で米軍に守ってもらっている中で、米国から4つの選択肢が出され、その内、ペルシャ湾から離れた同地を選択する形となった。これは、現在の米国が旧来とは異なった「反グローバリズム」を掲げるトランプ大統領の政権である為、選択肢の中にその「逃げ道」を入れたのではないかと思われる。トランプ氏も「米国第一」を掲げている為、中東への米軍の介入を止めさせたい希望、本音を持つ。

 そして、日本の自衛隊は今までに既にアデン湾に海賊対策を目的として派遣されており、そこでイラン海軍と協力して来たのである。よって、既にアデン湾に派遣されている自衛隊を、接続するバブ・エル・マンデブ海峡と併用する方針である。
 日本は東アジアでの共産主義国家の支那(中国)や北朝鮮、そして「嘘つき」の韓国という脅威を隣国として抱えている為、日米同盟を大事にしたい。一方、イランが全く悪くない事を安倍政権は理解しており、そのイランとの友好関係を将来に向けて緊密な関係へと成長、発展させたい思いも在る。それ故に、両者のバランスを取った、調和の取れた、「独自派遣」が結論となったのであろう。
 更に、今年6月のオマーン湾に於ける日本タンカー攻撃の記憶も未だ新しい事から、日本のシーレーンの確保、また日本の死活問題に直結している石油タンカーの航路の安全保障を他国に委ね続ける事に疑問が生じている事が有る。日本の輸入する石油の90%近くは、ホルムズ海峡を通って来る。

 また、護衛艦1隻と哨戒機を新たに追加するとも言われているが、特に哨戒機は偽旗工作を行う潜水艦や潜水艇を警戒してのものではないだろうか。
 つい先日の10月11日、イランのタンカーがアラビア半島の西、紅海のサウジアラビアの港湾都市ジッダから96キロ沖を航行中、2発のミサイル攻撃を受けた。ジッダは、バブ・エル・マンデブ海峡から北北西へ1100km程離れた所に在る。




 この攻撃は、サウジの仕業と見せかけた、偽イスラエルによる犯行であった。融和して近付きつつあったイランとサウジを再び引き離し、両者の争いを引き起こす事を目論んだものであった。そして、日本のメディアは一斉に、「イスラエルが関与」の見出しを付けて報じた。

 今年6月、安倍首相がイラン・イスラム革命以来の40年間に於いて、日本の現職首相としては初めてとなる、イランへの歴史的な訪問が行われ、その中で丁度、イランの最高指導者ハメネイ師との会談が行われていた真最中に、オマーン湾に於いて日本のタンカーが攻撃された。
 これも同様に、偽イスラエルのFalse Flag(偽旗工作)、米国の「自作自演」である。偽イスラエルは日本とイランが緊密になる事を許せず、また「妬み」から、米国のシオニストやネオコンと共謀して、イランの仕業と見せかけた攻撃を行ったのである。

 しかし、もう今や、偽イスラエルのテロ行為、米国の自作自演はバレバレであり、世界中の多くの人達がその事を認識している。ユダヤに牛耳られている主流メディア(MSM)が幾ら偽イスラエルの犯行を隠蔽しようとも、ユダヤのセンサーシップ団体「ADL」が幾ら禁止しようとも、インターネットのオルタナティブ・メディア(代替メディア)やSNSで幾らでも、暴露されていくのである。

そして日本の場合、6月に攻撃を受けた当事国でもあるので、日本のMSMマスコミも堂々と、その「イスラエルが関与」の見出しを付けて報じたのであろう。

 先の世界大戦後の占領を経て、日本は反抗する事を忘れさせられ、日米安全保障条約を結びながらも、その米国から数々の陰謀を被って来た。この記事の後方に掲げている一例、1911年の米国の人工地震兵器と偽イスラエルの核兵器による311福島原発爆破、1985年の在日米軍による日航ジャンボ機撃墜、その他、黒い霧事件の数々等と、スパイにはかき回されるは、散々やられ放題であった。中曽根元首相が先日亡くなられた事は、一つの区切りとはならないであろうか?。

 その中曽根元首相も唱えていた「憲法改正」が、せっかく衆参両院で発議条件のクリアが可能な改憲派による2/3以上の議席を獲得しながら、停滞してしまっている。この憲法改正の中心は、何と言っても「九条改正」である。
 現憲法は、先に述べた事と同じく「能天気」で「呑気」なものとなっている。それは、現憲法へ「改ざん」して編集した「ユダメーソン」のグローバリストにより、偽善と欺瞞の内容となっている。
 
 現憲法を改正する事が必要な理由と同様、自衛隊の中東派遣についても、注意深い警戒が必要である。諸外国が二枚舌を使い、平和を語りながら「罠」を掛けようとしている事を警戒して、憲法を「性悪説」に立って改正する。そして、中東への自衛隊派遣も、偽イスラエルと米国を警戒する必要が有る。

 中東への自衛隊派遣、偽イスラエルと米国にこそ警戒しなければならず、そして、それらシオニスト、ネオコン、ネオリベラリスト、グローバリスト、コミュニストからの「罠」にハマらぬ様に用心しなければならない。
 昨年のネタニヤフ主催のディナーは、「罠」であった。


 
YouTube: 映画『TSUNAMI-ツナミ-』予告編「警報篇」
 2010/08/23
 

 出典:「雲の柱・火の柱 アウトロー神学者の終末世相診断 ブライダル牧師“いのちキリスト千葉教会”の個人ブログ」
      ~ 2011/03/14付:「韓国映画TSUNAMIに東北地方太平洋沖地震(東北関東大震災)の事前情報?」
 

 出典:2011/5/22付・現代ビジネス:『福島第一原発にイスラエルの会社の「謎」(週刊現代)』
    又は、https://gendai.ismedia.jp/articles/print/4639
 





 出典:Illuminati Card Game
 
YouTube: 日本の真実~撃墜された日本航空123便~【与國動画2】
 2019/07/09
 
YouTube: 日航ジャンボ123便墜落の真相を葬ろうとする強大な力、米軍演習の標的機または自衛隊の標的機、ある地対空ミサイルなどの誤射により日航ジャンボ機の尾翼が破損したのでは
2017/08/19

YouTube: 佐宗邦皇代表「御巣鷹山JAL123便墜落事件の真相について!」ワールドフォーラム2009年8月特別例会
 2009/10/25
 
YouTube: 2012/8/10 日航ジャンボ機墜落の真実を隠す中曽根元首相ら原発マフィア
 2012/08/09
 
YouTube: 【中曽根】123便撃墜の真実【ショートVer.】
 2019/12/10

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」 ・・・または本ページ右サイド「ブックマーク」
  ・2019/12/17付:「10.11イランタンカーへのミサイル攻撃はサウジの仕業と見せかけた偽イスラエルによるFalse Flag/Fake Israel attacked against Iranian oil tanker」

  ・2019/07/11付:『現「偽」イスラエルの「妬み」:昨年、日本の安倍首相夫妻はネタニヤフ宅でのディナーで「侮辱」と「脅迫」を受けた/Netanyahu did PM Abe "insult" from "jealousy"』
  ・2019/01/06付:『Shoot Down & Nuke Blast/映画「クライマーズ・ハイ」のテーマ「日航ジャンボ機『撃墜』」事件と繋がる「福島原発『爆破』」事件、「原子力の平和利用」ならぬ「原子爆弾設置の『脅し』」』
  ・2019/01/30付:『My Testimony/僕の証<9-1/6>:番外編~節度無きストーカー、「聞くには早く、語るには遅く、怒るにも遅く」、世の終末での事前情報/Apocalyptic Pre-Intelligence』

  ・2019/06/18付:「Red Alert ! 南シナ海で米国潜水艦が日本タンカーを攻撃し中国のせいにする『偽旗』の可能性、勿論偽イスラエルにも要注意/ South China Sea "False Flag" by US」
  ・2019/06/19付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米国と偽イスラエルによる「自作自演」の犯行(1/5)~両国潜水艦の存在/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/10付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(2/5)~ネタニヤフから再度の侮辱/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/12付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米国と偽イスラエルによる「自作自演」の犯行(3/5)~機雷と無人機攻撃/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/13付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(4/5)~モサドとCIAとMKO/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』
  ・2019/07/13付:『"False Flag" 日本タンカー攻撃は米と偽イスラエルによる「自作自演」(5/5)~中東が白人支配故の妨害か/Japanese tanker attack by US & Fake Israel』

  ・2019/07/11付:「日本の安倍首相のイランへの歴史的訪問(1/3)/Historical visit to Iran by Japanese PM Abe」
  ・2019/07/11付:「日本の安倍首相のイランへの歴史的訪問(2/3)/Historical visit to Iran by Japanese PM Abe」
  ・2019/07/12付:「日本の安倍首相のイランへの歴史的訪問(3/3)/Historical visit to Iran by Japanese PM Abe」

  ・2019/08/16付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米と偽イスラエルの「False Flag」がバレている為(1/4)米グローバリズム派の挑発加担を避ける/No, US-lead naval plan』
  ・2019/08/16付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米と偽イスラエルの「False Flag」がバレている為(2/4):イラン包囲網である米主導連合に反対の声/No, US-lead naval plot』
  ・2019/08/20付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米・偽イスラエル「False Flag」暴露故(3/4):「バルフォア英国」参加と「偽イスラエル情報支援」/No, US-lead naval plot』
  ・2019/08/20付:『ペルシャ湾の米主導海軍連合謀略への各国参加拒否は米・偽イスラエル「False Flag」暴露故(4/4)日本はイランと協力して来たアデン湾隣で独自兼任検討/No, US-lead naval plot』


死者数は嘘!在外イラン反体制派MEK政治部NCRIの政府「悪者化」運動/Lie death toll!, Chameleon Cult propaganda villainize Iran Govt.

2019-12-22 23:55:35 | イラン2012~2019
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.


 
 
 
 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」 
 






 死亡者数は嘘!
  「カメレオンカルト」の在外イラン反体制派「モナーフェギン(MEK)」の政治部門「イラン国民抵抗評議会(NCRI)」はユダメディアを通して政府の「悪者化」を謀るプロパガンダ
 Death toll is lie!
  NCRI of political section of abroad Iranian anti-Govt. MEK of Chameleon Cult conducts propaganda campaigns which villainize Iran Govt. through Jew's media


 イラン政府を「悪者化」する構図は、第二次世界大戦中に当時の日本軍を欧米のメディアが「悪者化」していた事と同じである。

 また戦時中だけでは無く、その大戦後、敗戦国の日本とドイツの両国は、それぞれ「南京大虐殺」と「ユダヤ人ホロコースト」という近代史によって抑えられて来た。それら、現在に於いては通説となっていて学校の歴史教科書にも載っている程である二つの歴史は、両方とも「嘘」であり、捏造されたものであり、本当のところは、両方とも虐殺数は「ゼロ(0、無し)」であったのである。
 
 イランのデモに関して、主流メディア(MSM)・マスコミが、デモによる死亡者数を「数百人」だの「1千人」等と報道している。これらの過大に誇張された犠牲者数も、「嘘」である。
 また、それらの「数字」に加えて、政府がデモを弾圧、治安維持の為に抗議者に攻撃する等という「形容『詩』」も併せて伝えている。これらの「ポエム」も、「悪者化」を謀った「印象操作」である。

 暴動化して騒乱状態になったものを抑えるのは、政府にとって治安維持の為の当然の政策、及び実行である。更に、今回のデモが裏から米国や偽イスラエル、サウジ、UAE、在外イラン反体制派がリンクし、煽動して操作している事を理解している為に、その外国の介入による体制転換を防ぐ事は尚更、当たり前の事と言える。実際、既に米CIA要員をはじめとした撹乱スパイの者達が逮捕されている。
 しかし、その治安維持に於いても、西側欧米MSMマスコミが「弾圧」等という言葉を使って伝えているところの様に、「残虐」なイメージとは全く異なっているのである。その残虐イメージと「独裁者」の印象を作り上げる為の一つとして、「超過大な数字」を報道しているのである。

 そしてイラン国内に於いては、イラン国民全体の内の一部のみが暴徒化し騒乱状態になっている事に対して、その暴動化・騒乱化したデモに反対する大規模な多数派デモが、イランのそれぞれの各地で団結されて実施されたのである。
 MSMマスコミは、その暴力反対デモの方は余り取り上げず、一部の暴動化したデモを切り取って取り上げ、それを拡大し、編集し、脚色して、大きく報道している。

 12月20日夕方から翌日21日にかけて、ロウハニ大統領をはじめとしたイランの首脳の一行が来日された。
 来日される前に関連する記事をチェックしていたところ、次の記事のタイトルに目がいき、読んで見る事にした。

 以下、2019/12/20付・時事通信『安倍首相は「恥を知れ」 イラン大統領訪日抗議デモ―独』より
  『【ベルリン時事】20日からのロウハニ・イラン大統領の訪日を前に、イラン人が多く在住するベルリンの日本大使館前で19日、イラン反政府団体が抗議デモを行った。数十人が「安倍晋三は恥を知れ」と叫び、「独裁者」であるロウハニ氏との首脳会談はやめるべきだと訴えた。
  デモを行ったのは「イラン国民抵抗評議会(NCRI)」。イラン各地で先月、市民らによる反政府デモが行われ、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは、政府の弾圧で少なくとも304人が死亡したと推計している。NCRIは、犠牲者は1500人に上ると主張した。
  NCRIドイツ代表のジャバド・ダブリアン氏は「ロウハニは独裁者だ。会談が取りやめられないなら、安倍氏は人権侵害を会談で明確に批判すべきだ」と求めた。NCRIメンバーのマハムード・マホウチヤン氏は「日本は人権意識や民主主義が進んでいる国のはず。なぜ安倍氏がロウハニと会うのか疑問だ」と批判した。
 (以上、2019/12/20付・時事通信『安倍首相は「恥を知れ」 イラン大統領訪日抗議デモ―独』より)

 この記事には多くの反響が有り、コメントが多く寄せられている。そして、僕が読んだ時点、ロウハニ大統領の来日直前の頃によく目に付いたのは、「反安倍」に立ったものと、ロウハニ大統領が「独裁者」であると思いこんでいるものであった。
 そこで、「真実」を知っている僕は黙っていられず、次のコメントを投稿した。

 12月20日
  頑狷曲捻者 (=本ブログ著者)
   『イランのロウハニ政権は全く悪くない。日本の安倍政権も全く悪くない。
   悪いのは飽くまでも、偽イスラエルとアメリカのグローバリスト、ネオコン、ネオリベラリスト、シオニストの連中である。
   NCRIの他に「モナーフェギン」(モジャヘディネ・ハルグ/MKO/MEK/PMOI/NCRI)というイランの在外反体制派組織、イラン北西部に駐留するする反体制派「ペジャーク」(PJAKクルディスタン自由生活党)が存在するが、それらは国際テロ組織に指定されている「カルト」である。また、それらは西側欧米バックである。
   ここにコメントしている様に「無知蒙昧な」左翼・リベラルの輩共こそ恥を知れ!』


   no name
    『頑狷曲捻者さん イラン・ロウハニ大統領の日本訪問で安倍晋三さんを非難して駐独日本大使館に押し寄せたイランの反政府の人たちの旗は帝政時代の国旗。日本で言えば安倍さんを批判するために江戸幕府を持ち上げるような話で、こういう人たちとはやはり反安倍でも組めない(苦笑)』

   頑狷曲捻者
    『イラン革命直前に亡命したパーレビ国王(モハンマド・レザー・パフラヴィー)の残党が、米国で保護されて、体制転換の謀略に向けて活動しています。』

  頑狷曲捻者
   『先程の僕のコメントの追記ですが、どうやら「イラン国民抵抗評議会(NCRI)」は「モナーフェギン」(モジャヘディネ・ハルグ/MKO/MEK/PMOI/NCRI)と同一の様です。
   「カメレオン・カルト」と評されてコロコロと名前を変えているモナーフェギン(=NCRI)。
   イランのデモを乗っ取り、煽動し、操作しているのは米CIAや偽イスラエルMossad、そしてそのモナーフェギン(NCRI/MEK)等の在外イラン反体制派等です。
   主流メディア(MSM)・マスコミは、死傷者を誇張する事により、またイラン国民の内の一部のみが暴動化している事を切り取って拡大し、編集し、脚色して、イラン政府の「悪者化」を謀っています。
   イランに於いては、大多数の国民が団結して、イラン政府を支持して、暴動化した騒乱デモに反対する大規模なプロ政府デモが行われました。』


 投稿コメントに書いているとおり、イランのロウハニ大統領は独裁者では無く、全く悪くない。日本の安倍首相も同じく独裁者では無く、全く悪くない。そしてついでにいえば、現在「ロシア・ゲート」に続く「ウクライナ・ゲート」で弾劾を受けているアメリカのトランプ大統領も、全く悪くない。

 ロウハニ政権と安倍政権、トランプ政権が叩かれている事は共通している事であり、それは裏を見れば解る事である。
 MSMマスコミを握っているのは「ユダヤ」であり、且つ、ディープ・ステートのカルト、イルミナティ・フリーメーソンである。

 イランは、パレスチナを占領して虐待し続けている「現在の」偽イスラエルを認めていない。この事は当然の事である。そんな「極悪非道」の行いを、正義で良識・良心を持つイランが放置して許す訳が無い。却って、入植地拡大を国際法違反と言って批判する一方でその偽イスラエルと協力しているEU(欧州連合)等は、「二枚舌」の「偽善」である。EUは、イランとの核合意維持を言いながら、その為の実践を行っていない「嘘つき」である。

 よって、ユダヤがメディアを牛耳っているのであるから、「反イラン」のプロパガンダを流すのは当然である。そのユダヤ支配下のメディアというのは、主流メディア(MSM)だけでは無く、インターネットのGoogle、その傘下のYouTube、その他、facebook、Twitter等のSNSも含まれる。
 メディア・プラットフォームのYouTubeでは、「ban、ban、ban!」と、立て続けにチャンネルの「禁止」が行われている。その対象となっているのは、反ユダヤ、反イスラエル、反シオニスト、親パレスチナ、親イラン、保守中道右派、ナショナリズム、反グローバリズム、反リベラル、アンチ・レフティスト等である。
 これらの「パージ」の対象となっているものを見るだけでも、誰が排除しているのかは察しが付くはずである。これに気が付かなければ、余程の「バカ」であり、MSMマスコミに洗脳されて思い込みが激しい者であり、愚鈍者であると言える。

 インターネットの検閲は、米国最大のユダヤ団体「ADL」(名誉毀損防止同盟)が行っている。これを知るだけでも、メディアに於ける「ユダヤ・レジーム」を理解する事が出来ないであろうか。
 そのADLは、ユダヤ・マフィアの慈善団体「ブナイ・ブリス」を発祥の母体としている。それは、日本のヤクザの団体と同様である。人権を述べながら悪徳を働き、そして、本当に差別され虐げられている弱者を「自作自演」をする等をして食い物にしている。また、あの極右でヤクザの笹川良一も同じであり、米CIAのスパイとして、ユダヤとリンクして、戦後、慈善家を被って活動していた。

 引用した時事通信の記事では、反体制派の「イラン国民抵抗評議会(NCRI)」の「反イラン政府」のキャンペーンが取り上げられている。僕は当初、このNCRIと「モナーフェギン」とは別のものと思っていた。しかし、最初のコメントを投稿直後に、NCRIとモナーフェギンが同一である事に気がついた。そして、追記のコメントを投稿する事となった。

 このNCRIは、イラン反体制派のモナーフェギンの政治部門である。モナーフェギンはアルバニアに本拠を持ち、フランスを拠点にロビー活動を行っている。このモナーフェギンは非常に奇妙であり、モジャヘディネ・ハルグ、MKO、MEK、PMOI等と呼ばれ、今までコロコロ、コロコロと名前を変えて来た事から、「カメレオン・カルト」と評されている。そして、日本の公安調査庁をはじめ、世界中から「国際テロ組織」に指定されているのである。過去、多くのイラン人を殺害して来たこのカルトは、単なる野党では無いのである。

 モナーフェギンは、イラン革命時にはパーレビ独裁政権を倒す事に協力したものの、革命後の新体制に反発し、イランの第2代大統領モハンマド・アリー・ラジャーイー氏をはじめ、多数の要人を暗殺して来た。アメリカやシオニスト政権イスラエルの支持を受け、過去数十年間に世界各地でテロ攻撃を行い、およそ1万7000人のイラン市民を暗殺した。
 イラン・イラク戦争の時には、アメリカの協力者であったイラクのサダム・フセイン政権側に付いた。その後、フセイン政権が倒れた後は米国に囲われる様になり、米国とはイランの体制を転換するという点で利害が一致する事からも、米国のその謀略に利用される事となった。

 世界各国がモナーフェギン(=NCRI/MKO/MEK/PMOI/モジャヘディネ・ハルグ)を国際テロ組織に指定しているにも関わらず、米国はその指定を外した。
 NCRI は、2000年代後半から数百万ドルの影響力のあるキャンペーンを主導し、何十人もの米国の議員に対して、米国務省によって掲載されたテロ組織グループのリストから自身を削除するように働きかけ続けた。
 そしてその努力は、2012年に当時のヒラリー・クリントン国務長官によって、秘密裏にリストから削除された事に繋がった。


 以下、2019/06/23付・MONEY VOICE「タンカー攻撃、自作自演だった。見えてきたトランプ政権と実行組織のつながり=高島康司」より
  『オマーン湾の日本タンカー攻撃について真実がわかってきた。米国は「イランの仕業」と決めつけたが、実行した組織と米国のつながりを示す証拠が出てきている。……
  …(中略)…
  どう見てもイランではない……
  …(中略)…
  ……情報を集めていたら、極めて興味深い情報を見つけた。「イスラエリ・ニュースライブ」というネットメディアがある。ここはスティーブ・ベンヌンというキリスト教の原理主義者が、聖書の預言の実現過程を世界情勢に探ることを目的にして、中東に関連したニュースを解説するメディアである。興味深いことに、イスラエルのリクード政権には非常に手厳しく、批判的だ。
ここは5月7日に興味深い番組を放映した。5月7日はオマーン湾の4隻のタンカー攻撃があった5月12日の5日前である。この放送では番組のホストのスティーブ・ベンヌンが、イスラエルにいる情報筋から得たというメールを紹介していた。それは次のようなものだった。

   「スティーブへ
   ジョン・ボルトンと近い関係にあるイランの反体制組織(People’s Mojahaddin of Iran)のメンバーが、イラン革命防衛隊がペルシャ湾で使っている高速艇と同じような船を手に入れようとして逮捕されたようだ。
   明らかに自作自演の偽旗作戦が進行しているが、これはアメリカというよりも、この反体制組織が状況を混乱させるためにやっていることだ。
   まだ米海軍とイラン海軍は偶発的事故を回避するための調整が行われている。イラン海軍は厳戒態勢にあり、だれも休暇を取っていない。毎日100万バレルの原油を売っているのだからね。」


  このようなメールであった。これを見ると、イランの反体制組織が革命防衛隊によく似た高速艇を手に入れ、イランを追いつめるための偽旗作戦の実施を準備している可能性があることを示している。
  6月13日のタンカー攻撃には、日本が運用するタンカーに革命防衛隊によく似た高速艇が接近し、機雷を外しているビデオが公開された。この事件が起こる1カ月以上前に、イランの反体制組織が高速艇の入手を試み、自作自演の偽旗作戦を実施しようとしていると警告する情報があるのだ。
  このメールにある「People’s Mojahaddin of Iran」とは、「モジャーヘディーネ・ハルグ」のことである。別名「MEK」とも呼ばれている。……
  …(中略)…
  そして興味深いのは、「MEK」と安全保障担当補佐官のジョン・ボルトンとの関係である。
  以前にも当メルマガの記事で何度か紹介しているが、アメリカには資金の流れから政治家の背後にいる勢力をあぶり出す「オープンシークレット・ドット・オルグ」というサイトがある。運営しているのは民主党系のNPO法人だ。
  試みにこのサイトで「MEK」に関係する資金の流れを調べると、興味深いことが分かる。「MEK」にはアメリカでロビー活動を展開する「イランに抵抗する国民委員会(NCRI)」という名の団体を運営している。ここは「MEK」の支持を拡大するための、共和党を中心に多くの政治家に献金をしている。
  なかでも「NCRI」から最大の献金を受けているのが、ジョン・ボルトンである。この献金もあってか、ジョン・ボルトンは2017年にパリの「MEK」支持集会で支持演説をしている。……(後略)』
 (以上、2019/06/23付・MONEY VOICE「タンカー攻撃、自作自演だった。見えてきたトランプ政権と実行組織のつながり=高島康司」より)

 米国、及び米共和党と言っても、それらが一枚岩にはなっていない事を付け加えておく。そして勿論、米民主党も同じである。米国の場合、政党によって判断する事は出来ない。現在までの「ロシア・ゲート」や「ウクライナ・ゲート」は概ね、民主党による共和党のトランプ政権打倒の為と言う事が出来るが、もう少し突っ込んで見れば、裏のグローバリストであるディープ・ステートによって「反グローバリズム」を掲げるトランプ大統領を弾劾しているという事が出来る。
 グローバリストはユダヤと共にメディアを牛耳っているので、ニューヨーク・タイムズやCNNをはじめ、「反トランプ」キャンペーンを繰り返す。そしてトランプの周囲には、グローバリストの他、ネオコン、ネオリベラリスト、シオニスト、カルトのパペット等が存在している為、「米国第一」で「反介入」のトランプは民主党だけでは無く、政権内部や共和党内部に於いても闘っている事となっている。

 米国は、旧来からの「ユダヤ・レジームからの脱却」で、もがき苦しむ。

  「早く人間になりたい!」(漫画「妖怪人間ベム」より)
   「早くゴイムを辞めたい!」(タルムードに対する米国民の叫び)

     ※ ゴイム(ゴイ):タルムーディック・ユダヤが異民族に対して用いる蔑称、差別用語。「豚」、「獣」の意。
 
 グローバリズムは「世界共産主義」の事である。共産主義の理論を世に出したのは、カルトのユダヤ人、カール・マルクスである。ロシア革命とそれに続くソビエト連邦がユダヤによるものであった事からも解る通り、またそれが「世界共産主義統一国家」実現の為の実験であった事から、グローバリズムとはコミュニズムであると共に、ユダヤ主義、ユダヤのイデオロギーと言える。よって、ユダヤとグローバリズムも「同一」であると言える。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/04/27付:『イランの転覆を謀るテロ組織「MKO」を支援する偽善者・米英仏の二重基準/Hypocrisy duplicity US-UK-France support anti-Iran terror "MKO"』
  ・2019/04/28付:「イラン南東テロ:MKO、米・シオニスト・サウジ・UAE、そして臭うイルミナティEU/Iran SE terror:US, Zionist, Saudi・・・ & reeky Illuminati-EU」
  ・2019/07/13付:「イラン反体制派国際テロ組織MKOを支援する偽善者欧米・偽イスラエル・偽ユダヤ・ネオコン・シオニスト/US, EU & Fake Israel back MKO of Iran anti-regime」
  ・2019/12/19付:『イランのデモを煽る米CIAとモサド、反体制派MEKとPJAK、誇張した死傷者数で「悪者化」を謀るユダメディア/Iran demo agitated by CIA-Mossad & Jew's MSM』
  ・2019/12/20付:「イランで米国等の煽動で暴徒化した騒乱に反対するデモ& Jew's MSM/Large pro-Govt. unity demos against agitation by US etc in Iran」

  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」
  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:『「ワンパターン」詐欺師ポンペオの常套手段:裏を取らずに即答「イランがやった」/"The same way":Swindler Pompeo's usual device are "Iran did"』
  ・2019/12/08付:「2019イエメン・アンサール・アッラーがサウジアラムコ報復攻撃-まとめ/Yemen Ansar Allah attacked against Saudi Aramco for retaliation」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」
  ・2019/12/16付:「イランのPressTVとHispanTVが再びYouTubeブロック:ユダヤADLレジーム/Iranian media was banned by Jewish ADL & Google again」
  ・2019/12/17付:『ハメネイ師「コーランで核兵器禁止」偽イスラエル「タルムードで400発超」/Rev. Khāmene'ī “Nuke ban by Koran",Fake Israel "400↑ by Talmud"』
  ・2019/12/17付:「10.11イランタンカーへのミサイル攻撃はサウジの仕業と見せかけた偽イスラエルによるFalse Flag/Fake Israel attacked against Iranian oil tanker」
  ・2019/12/18付:「米国の搾乳牛!:詐欺師に媚びるサウジ国王がサウジアラムコでイランを非難/US's milking cow!, Saudi king who flatters swindler blamed Iran」
  ・2019/12/18付:「国連が9.14サウジアラムコ攻撃へのイランの関与を否定している事については正しい/It's right that UN denied Iran linked Saudi Aramco attack」
  ・2019/12/18付:『イラン提唱「ホルムズ平和構想」の希望、9.22「聖なる防衛週間」/Iran proposes "HOPE:HORMUZ PEACE ENDEAVOR". 9.22"Holy defense week"』
  ・2019/12/19付:『イラン11.4「世界的な覇権主義と戦う日」米スパイ巣窟占拠40th/Iran "Day of fight against global hegemony" on US spy den takeover』
  ・2019/12/19付:「イランで新たな油田発見/ A new oil field was discovered in Iran」
  ・2019/12/21付:『賢明なイランは原則に基づき「罠」への警戒を怠らない/Wise Iran is based on principle, and doesn't neglect precaution to "trap"』

 引用文献
  ・2019/06/23付・MONEY VOICE:「タンカー攻撃、自作自演だった。見えてきたトランプ政権と実行組織のつながり=高島康司」
  ・2019/12/20付・時事通信:『安倍首相は「恥を知れ」 イラン大統領訪日抗議デモ―独』

 参考文献
  ・2019/05/22付・OpenSecrets.org:「As tensions rise, moneyed interests pushing for hard line against Iran」


賢明なイランは原則に基づき「罠」への警戒を怠らない/Wise Iran is based on principle, and doesn't neglect precaution to "trap"

2019-12-21 01:12:19 | イラン2012~2019
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.


 
 
 
 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」 
 







YouTube: #イラン大統領の訪日―協議名目の罠の再拒否
 2019/12/18

 以下、2019/12/19付・ParsToday日本「視点;イラン大統領の訪日―協議名目の罠を警戒」より (上のYouTubeの内容)

  イランのローハーニー大統領は、マレーシアを訪問した後、安倍首相の正式な招待により日本を訪問します。今回の訪日の最も重要な課題に、特に経済関係を初めとする日・イ関係の拡大が挙げられています。

  日本とイランの外交関係の歴史は90年を数えます。

  「我々は、日・イ外交関係樹立90周年に心から祝意を表明する」

  日本とイランの相互貿易は制裁前には盛んで、イランは日本が使用する原油を高い割合で供給してきました。現在はかなりの落ち込みが見られますが、、両国間の要人の往来や協議はこれまでどおり盛んに継続されています。イランのローハーニー大統領と日本の安倍首相の会談がこの数年で9回に上ることに加え、同首相はちょうど半年前の今年6月、2日間に渡りテヘランを訪問しました。これは日本の現職の首相としては実に41年ぶりのイラン訪問であり、トランプ大統領がイラン政府に向けてメッセージを送った後の出来事でした。

  トランプ米大統領;「彼らに協議の意向があるなら、我々も協議したい」

  日本がアメリカとイランの間を仲介するのでは、との憶測がなされていました。

  安倍首相はテヘランで;「日本として、緊張緩和のために全力を尽くし最大限の役割を果たしたい」

  多数の人々の間で、安倍首相の表明とそれに対するイランの然るべき回答が期待された訪問でした。しかし、アメリカとメッセージを交換するとの期待はきっぱりと拒否されました。

  イラン最高指導者;「トランプ米大統領の口から発せられる文言に対し、自分は一切メッセージを出さない。彼はメッセージを交換するに相応しい相手ではない」

  これは極めて短い表明ながら、大きな反響を呼びました。

  イラン最高指導者;「トランプ大統領には、どこの国が核兵器を保有すべきか、その是非を云々する資格はない」

  ここで、協議のオファーを出すに当たって完全に計算が狂ったアメリカがある行動を起こします。第一ステージが仕組まれたのは、物議をかもす疑惑の出来事でした。それは、オマーン海で発生した日本のタンカー1隻を含む複数のタンカーへの放火でした。

  次に、第2ステージが展開されます。アメリカとヨーロッパ諸国は、イランに矛先を向けて責任転嫁し、心理作戦を開始します。

  ポンペオ米国務長官; 「この攻撃は、ホルモズ海峡でのエネルギー輸送経路や船舶の自由な航行をかく乱するため、イランが引き起こしたものだ」

  当時のハント英外相;「この攻撃を実行できたのは、イラン以外にはありえない」

  イランに責任を転嫁する作戦は、緊張とひとつの戦争を開始する舞台を演出するためのものです。

  しかし、このシナリオも最終的にはいつものように失敗に終わりました。安倍首相は完全に手ぶらとは言わないまでも、メッセージ1つを携えただけで帰国の途に着きます。

  安倍首相;「テヘランで、イラン最高指導者と会談した。最高指導者は、イランが核兵器を製造せず、保有も、使用もしないことを強調しておられた」

  さて、テヘラン訪問から6ヶ月が経過した現在、安倍首相は国連総会で再び仲介役を担いました。

  安倍首相;「日本は、この地域での緊張緩和や安定の確立に向けて、恒常的な対話の実施により全面的な外交努力を行う所存だ」

  日本は当初、トランプ大統領の要請やペルシャ湾への自衛隊の派遣に反対していたものの、現在独立した形で地域に自衛隊を派遣することを考えているものと見られます。

  菅官房長官;「我々は、日本船舶の安全のために調査研究を目的とした自衛隊の中東派遣に加え、外交努力を増やすつもりだ」

  しかし、イランのローハーニー大統領がまもなく日本を訪問します。この訪問は、安倍首相が事前にある記者会見で発表していたもので、その中で国際社会が期待するところにも触れていました。

  安倍首相;「国際社会は、アメリカの同盟国であると同時にイランとも古くから良好な関係にある日本に対し、状況を制御するよう期待している」

  イランから見て、今回の大統領の訪日は両国間の良好な関係や核合意関連の議題に基づくものだとされています。しかし、日本のメディアの報道によれば、これは別の事柄に対する一種のゴーサインだとされています。今回の訪日が両国関係に基づくものだとして、ならばなぜ、「日本が本当にイランとの堅実な関係を望むなら、なぜアメリカに同調し、最初の段階の制裁に従ってイランからの原油輸入を停止するのか」、あるいは、「なぜペルシャ湾への自衛隊派遣というアメリカの要求に当初は反対しながらも、後になってこれを行なうのか」という疑問が浮上します。首脳会談が日本側の言うとおり、イランとアメリカの対立解消に向けた努力であるなら、半年前の会談でイランが取ったはっきりした態度と、アメリカの制裁の全廃について何度も強調したイランの立場は、日本にとっての最後通牒だったと言えるのではないでしょうか。

  ローハーニー大統領、;「米が違法かつ誤った圧政的な制裁というテロをやめるなら、即時6カ国レベルでの協議に応じる」

  しかし、数時間にわたるこの訪問でのイランの回答は、やはりこれまでどおりの原則に基づく、アメリカの過剰な要求への抵抗ということになるでしょう。協議をちらつかせつつ罠を仕掛けるような、その手には乗らないという類のものになるのではないでしょうか。

 (以上、2019/12/19付・ParsToday日本「視点;イラン大統領の訪日―協議名目の罠を警戒」より)

 賢明なイランは原則に基づき「罠」に対する警戒を怠らない
  Wise Iran is based on principle, and doesn't neglect precaution to "trap"


 賢明なイランは、プリンシプル(原理原則)に基づいて、警戒を怠る事は無い。

 上に掲載した「罠」は、イランと日本との会談の中で、日本を通してアメリカが「欲望」と欺瞞を含んだ提案をして来る可能性が有る事を指摘しているのであろう。

 日頃から周囲をアメリカ軍に囲まれており、イランの防衛軍は気が休まる事が無く、常に緊張状態に在る。

 イランは米国から圧力を掛けられようとも、EU(欧州連合)やNATO(北大西洋条約機構)に加盟するヨーロッパ諸国からミサイルについて叩かれて抑えられそうになろうとも、「自然権」として生まれながらに誰もが持っている自衛する権利の為に、防衛力を高める事を怠らない。

 イランは、今まで侵略した事は一度も無い。あのイラン・イラク戦争にしても、欧米の大国が揃って支援したサダム・フセイン軍の侵略に対する「抵抗」を行ったまでである。侵略に対する「自衛戦争」を行うのは、当然の事である。

 ロシアが、北方領土の返還に否定的である。ロシアは、北方領土を返還した場合、日本と同盟関係に在る米国がそこにミサイルを置く事を警戒しているからである。このロシアの用心は、当然と言える。

 日本は周囲を海に囲まれ、移民や難民も簡単には入国する事が出来ず、陸続きに比べれば安全と言える。そういう地理的、地政学的な面からも、日本は「平和ボケ」しやすくなっている。

 その平和ボケした日本人達は、諸外国に対しての警戒心が薄い。自身が性善説に立っているが故に、ロシアも日本人は皆いい人ばかりであると信じてもらえるものと思い込み、それ故に北方領土を返してもらえると安易に考える。しかし、その日本人の考えは「甘い」。

 その「甘さ」故に、憲法改正についても「No」と言う輩共が多い事となっている。自身の警戒心の低さが、その「甘さ」に繋がっている。

 日本人は「農耕の民」と言われる。一方の欧米の白人達は「狩猟の民」と言われる。

 農耕の民は、コツコツと汗水垂らして努力し、田んぼや畑を耕し生産する。

 一方の狩猟の民は、汗水垂らす苦労もせずに、「罠」を仕掛けて獲物を得ようとする。

 ウブな世間知らず、ならぬ世界知らずの日本人は、その白人の連中の仕掛ける「罠」に掛かる。ハリウッドに出て来る様な、白人の笑顔に騙されるのである。

 欧米の白人、そして偽イスラエルの白人の輩共は、二枚舌を駆使して接近して来る。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」
  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:『「ワンパターン」詐欺師ポンペオの常套手段:裏を取らずに即答「イランがやった」/"The same way":Swindler Pompeo's usual device are "Iran did"』
  ・2019/12/08付:「2019イエメン・アンサール・アッラーがサウジアラムコ報復攻撃-まとめ/Yemen Ansar Allah attacked against Saudi Aramco for retaliation」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」
  ・2019/12/16付:「イランのPressTVとHispanTVが再びYouTubeブロック:ユダヤADLレジーム/Iranian media was banned by Jewish ADL & Google again」
  ・2019/12/17付:『ハメネイ師「コーランで核兵器禁止」偽イスラエル「タルムードで400発超」/Rev. Khāmene'ī “Nuke ban by Koran",Fake Israel "400↑ by Talmud"』
  ・2019/12/17付:「10.11イランタンカーへのミサイル攻撃はサウジの仕業と見せかけた偽イスラエルによるFalse Flag/Fake Israel attacked against Iranian oil tanker」
  ・2019/12/18付:「米国の搾乳牛!:詐欺師に媚びるサウジ国王がサウジアラムコでイランを非難/US's milking cow!, Saudi king who flatters swindler blamed Iran」
  ・2019/12/18付:「国連が9.14サウジアラムコ攻撃へのイランの関与を否定している事については正しい/It's right that UN denied Iran linked Saudi Aramco attack」
  ・2019/12/18付:『イラン提唱「ホルムズ平和構想」の希望、9.22「聖なる防衛週間」/Iran proposes "HOPE:HORMUZ PEACE ENDEAVOR". 9.22"Holy defense week"』
  ・2019/12/19付:『イラン11.4「世界的な覇権主義と戦う日」米スパイ巣窟占拠40th/Iran "Day of fight against global hegemony" on US spy den takeover』
  ・2019/12/19付:「イランで新たな油田発見/ A new oil field was discovered in Iran」
  ・2019/12/19付:『イランのデモを煽る米CIAとモサド、反体制派MEKとPJAK、誇張した死傷者数で「悪者化」を謀るユダメディア/Iran demo agitated by CIA-Mossad & Jew's MSM』
  ・2019/12/20付:「イランで米国等の煽動で暴徒化した騒乱に反対するデモ& Jew's MSM/Large pro-Govt. unity demos against agitation by US etc in Iran」

  ・2019/12/06付:「英国人のプリンシプルでイルミナティEUSSRから脱出する!、英議会解散総選挙、保守党の勢いでBrexitへ/Escape from Illuminati EUSSR by UK Principle」
  
 引用文献
  ・2019/12/19付・ParsToday日本:「視点;イラン大統領の訪日―協議名目の罠を警戒」


イランで米国等の煽動で暴徒化した騒乱に反対するデモ& Jew's MSM/Large pro-Govt. unity demos against agitation by US etc in Iran

2019-12-20 03:58:40 | イラン2012~2019
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.


 
 
 
 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」 
 






 
YouTube: The Debate - Decrying Violence
 2019/11/20
 
YouTube: Detrás de la Razón: Irán; pueblo unido contra violento injerencismo
 理由の背後:イラン。暴力的な干渉に対する団結した人々
2019/11/26

YouTube: Iranian capital hosts pro-establishment rally
 2019/11/25
 
YouTube: Miles de iraníes reafirman su apoyo a la estabilidad en el país
 数千人のイラン人が国の安定に対する支持を再確認
 2019/11/23
 
YouTube: Iraníes se manifiestan de nuevo contra los recientes disturbios
 イランの人々は最近の暴動に反対して再びデモを行う
 2019/11/25
 
YouTube: Iran: Nationwide counter-demonstrations showcase support for government
 2019/11/20
 
YouTube: Iranians hold rally to condemn unrest, vandalism
 2019/11/25

 イランで米国等の煽動で暴徒化した騒乱に反対するデモ
  ユダメディアの部分拡大では報道されず
   CIAによる再「白色革命」を拒否し政府を支持する一般市民
 Large majority pro-Govt. unity demos which oppose riotized demo to agitate by US etc in Iran
  Impression operation by Jew's MSM

 イランのデモを煽る米国CIAと偽イスラエルMossad、サウジUAEスパイ、IS(DAESH)、イラン反体制派MEKとPJAK
  誇張した死傷者数でイラン政府の「悪者化」を謀るユダヤ支配下の主流メディア(MSM)・マスコミ
 Iran protest demonstrations hijacked by CIA-Mossad was agitated, and riotized for "White Revolution"
  Saudi, UAE, IS(DAESH), anti-Govt. MEK & PJAK
   Govt. villainization plotted by Jew's MSM

 
 イランでは、アメリカや偽イスラエル等の煽動で暴徒化した騒乱デモに反対するデモが行われた。そしてその中では暴力を非難すると共に、米国や偽イスラエルを非難するシュプレヒコールやプラカードが掲げられた。

  「#アメリカに死を」
   「#イスラエルに死を」
    「暴徒らに死を」


 本記事に掲載したYouTubeを見ても解る様に、イラン国民の団結力、連帯力は非常に強い事が伺える。

 イラン革命の後のイラン・イラク戦争に於いて、欧米諸国が一斉に支援したサダム・フセイン軍に侵略されようとも、イラン国民は一致団結した抵抗によって、また創造主への信仰心を基にして、その試練を忍耐し、今日の国の発展に繋げた。

 その後も繰り返し、米国を中心にや偽イスラエル、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、外国に駐留する反体制派「モジャヘディネ・ハルグ」(MKO/MEK/PMOI/NCRI/モナーフェギン)等から体制転換を狙ったテロ攻撃やデモの乗っ取りと煽り等が行われて来たが、イラン国民全体としては泰然自若として動じる事は無かった。

 しかし、主流メディア(MSM)・マスコミは、イラン国民全体の内の極一部のみが暴徒化して騒乱状態になっている部分を切り取って、それを拡大し、編集し、脚色して、大きく報道している。
 
 ユダヤに支配されているMSMマスコミは、イランのイメージダウンを狙った、またイランの「悪者化」を謀った「印象操作」を行って来た。MSMマスコミは、暴動化したデモを裏から煽動する者と共謀して、反イランのプロパガンダを流す。

 しかし、イラン国民の殆どが、CIAによる再度の「白色革命」を拒否しており、政府を支持している事が解る。

 どこの国にも政府に反対する野党は存在する。それが言論のみで行うのであれば良いのであろうが、暴力、暴動を伴った破壊工作、妨害工作は、決して許されるべきものではない。騒乱状態となった場合は、政府が治安維持に努める事は当然の事である。

 この暴動化・騒乱化したデモに反対するイラン国民の団結デモは、MSMマスコミではどれだけ報じられたのであろうか。

 また、オルタナティブ・メディアを含めて、ユダヤADLが検閲し、「反ユダヤ」のレッテル貼りを行い、禁止に追い込む。

 米国とメディア界に於ける「ユダヤ・レジーム」。

 11月18日
  「北西部ザンジャーン州の人々が街頭に繰り出し、暴徒らを非難しました。」

 11月19日
  以下、2019/11/20付・ParsToday日本「テヘラン州民が、イラン治安部隊に謝意を表明」より
   「テヘラン州各地で人々がイランの治安部隊の労をねぎらって、隊員一人ひとりに花を手渡し謝意を表明しました。
   ファールス通信によりますと、ここ数日、市内で発生していた騒乱が沈静化し、テヘランの人々は市内の主要道路や広場などで治安維持にあたった警官や治安部隊の尽力に花を手渡すなどして謝意を表明しました。
   19日火曜にはイランの各都市で暴徒らの暴力行為を非難する市民らが行進を開催しました。
   イラン北西部のタブリーズや西部シャフレコルドでは街頭に人々が集まり、最近の暴徒らによる騒乱に強い嫌悪を示しました。
   また、南西部フーゼスターン州のアラブ系民族らも個別に集会を開催し、公共施設の放火や破壊を行った暴徒らの行動を非難しています。
  (以上、2019/11/20付・ParsToday日本「テヘラン州民が、イラン治安部隊に謝意を表明」より)

 
  
 イラン治安部隊に感謝のバラの花を配るテヘラン州の人々
 出典:2019/11/20付・ParsToday日本「テヘラン州民が、イラン治安部隊に謝意を表明」

 11月20日
  イランのローハーニー大統領 (首都テヘランで行われた閣僚会議にて)
   「抗議デモのきっかけとなったガソリンの値上げは、中間層と低所得層が燃料支援をよりよく活用できるようにするために行われた」
   「我が国民は、我々の本来の目標がエネルギーの確保においてイランの自給自足を進めることだと知っている。そのおかげで外部に依存せず、我々に必要なエネルギーを国内生産により正しい方法で消費し、同様に社会に正義をもたらそうではないか」
   「(同国でのガソリン消費管理計画の実施後に発生した一連の出来事に触れ、)組織化され武装した暴徒らは米国やシオニスト、地域の反動分子による対イラン計画の担い手だ」
   「イスラム体制に打撃を与える陰謀を計画し、過去2年間の新たな制裁や最大限の圧力でイラン国民と体制の対立を目論んだ輩は、またしてもイラン国民の聡明さにより失敗した」
   「各都市で自発的に発生した、イラン国民による暴徒らを非難する集会は国民の力、聡明さ、そして国民とイスラム共和制(=イラン)との連携・団結を国際社会に示した」
   「国外から組織されたデモは、国民の認識と常識のおかげで失敗に終わった」
   「イラン国民はまた1つ、歴史的な試練を毅然と乗り越え、経済問題をものともせず、望むと望まざるとにかかわらず敵に手を貸しはしないということを示した」
   「小規模な集団が、祖国と国民の利益に対する企てをした。不穏は、敵がイランを政情不安に陥れる計画にあったが、国民は敵に対し完全に勝利した」
   「(イラン国民に感謝の意を伝え、)今、国民の問題を減らすためにさらに奉仕し努力する順番が我々に回ってきた」


 以下、2019/11/20付・ParsToday日本「イランの各地で、最近の騒乱を非難する行進(動画・写真)」より
  『イランの各地で、最近の騒乱を非難する市民による行進が行われました。
  20日水曜、ゴレスターン、マーザンダラーン、ギーラーン、マルキャズィー、ロレスターン、ケルマーンなどの各州で人々が行進を行い、「アメリカに死を」、「イスラエルに死を」、「暴徒らに死を」のスローガンを叫ぶとともに、イランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師への支持を表明しました。
  また、この数日はザンジャーン、タブリーズ、シャフレコルド、フーゼスターンなどの各都市でも騒乱を起こした暴徒らを非難する行進が行われています。
  イランでは今月15日、ガソリン価格改正案が実施されたことを受け、一部の都市で平和的な抗議デモが行われました。ところが、このデモに乗じた一部暴徒らが道路を封鎖、公共施設に放火するなどの過激な行動に出て、治安部隊が出動する事態となっていました。』
  (以上、2019/11/20付・ParsToday日本「イランの各地で、最近の騒乱を非難する行進(動画・写真)」より)

 
YouTube: #イラン 各地で、最近の #騒乱 を非難する #行進
 2019/11/20
 
YouTube: イラン北西部ザンジャーンで、暴動を非難する市民らの故意的なデモが実施
 2019/11/19
 
YouTube: イラン北西部の町タブリーズで、暴徒らの暴力行為を非難するデモが実施
 2019/11/19

 11月21日
  『イランの一部都市の人々が大行進を開催し、暴徒らによる暴動や暴力行為を非難しました。
  イランでは中部 #イスファハーン、南部 #シーラーズ、南東部 #ケルマーン、南部 #バンダルアッバース、南西部 #ヤースージ、テヘラン南方の #ゴム、南東部 #ザーヘダーン、#テヘラン東部 #シャーフルード の各地で21日木曜、大行進が実施され、参加者らが「#アメリカに死を」、「#イスラエルに死を」、「暴徒らに死を」などのスローガンを叫んで #イランイスラム革命最高指導者 #ハーメネイー師 の立場を支持しました。……』
 (次のYouTube・Pars Today Japaneseより)

 
YouTube: #イラン 全国で、#暴徒ら への非難が継続
 2019/11/21

 11月25日
  「イランで政権支持派が、先週のガソリン値上げに対する抗議運動に反発する目的で首都テヘランで昨日(11月25日)デモを行った。」

  『テヘランで25日月曜、多数の市民らが街頭に繰り出して、この度の騒乱を起こした暴徒らを非難する抗議行進を行いました。
  この行進に参加した市民らは、「アメリカに死を」、「イスラエルに死を」、「暴徒に死を」のスローガンを叫んでイランの治安や体制への支持を訴えました。
  人々はまた、イランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師が行った表明を支持するとし、公共物を破壊し放火するなどの暴挙を繰り広げた暴徒らへの強い嫌悪を示しました。』
 (次のYouTube・Pars Today Japaneseより)

 
YouTube: テヘラン市民による暴徒らの暴力行為を非難する抗議行進
 2019/11/25

YouTube: Miles de capitalinos en Irán condenaron los actos vandálicos
 イランの何千人もの資本家は破壊行為を非難しました
 2019/11/25

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/12/19付:『イラクのデモの騒乱化は「カラー革命」の謀略、米国・偽イスラエル・サウジ・UAE…/Iraqi demo hijacked by CIA-Mossad riotize to "color rev."』
  ・2019/12/19付:「イラクのイラン領事館放火は米煽動、ユダメディアの偽情報/Iran consulate arson in Iraq was agitated by CIA-Mossad, JewMSM FakeNews」 
  ・2019/12/19付:「イラクの民間軍事警備会社と行動を共にする偽イスラエルのMossad、米国ブラックウォーター虐殺事件/Mossad with PMSC in Iraq, Blackwater USA massacre」
  ・2019/12/19付:『イランのデモを煽る米CIAとモサド、反体制派MEKとPJAK、誇張した死傷者数で「悪者化」を謀るユダメディア/Iran demo agitated by CIA-Mossad & Jew's MSM』

  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」
  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:『「ワンパターン」詐欺師ポンペオの常套手段:裏を取らずに即答「イランがやった」/"The same way":Swindler Pompeo's usual device are "Iran did"』
  ・2019/12/08付:「2019イエメン・アンサール・アッラーがサウジアラムコ報復攻撃-まとめ/Yemen Ansar Allah attacked against Saudi Aramco for retaliation」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」
  ・2019/12/16付:「イランのPressTVとHispanTVが再びYouTubeブロック:ユダヤADLレジーム/Iranian media was banned by Jewish ADL & Google again」
  ・2019/12/17付:『ハメネイ師「コーランで核兵器禁止」偽イスラエル「タルムードで400発超」/Rev. Khāmene'ī “Nuke ban by Koran",Fake Israel "400↑ by Talmud"』
  ・2019/12/17付:「10.11イランタンカーへのミサイル攻撃はサウジの仕業と見せかけた偽イスラエルによるFalse Flag/Fake Israel attacked against Iranian oil tanker」
  ・2019/12/18付:「米国の搾乳牛!:詐欺師に媚びるサウジ国王がサウジアラムコでイランを非難/US's milking cow!, Saudi king who flatters swindler blamed Iran」
  ・2019/12/18付:「国連が9.14サウジアラムコ攻撃へのイランの関与を否定している事については正しい/It's right that UN denied Iran linked Saudi Aramco attack」
  ・2019/12/18付:『イラン提唱「ホルムズ平和構想」の希望、9.22「聖なる防衛週間」/Iran proposes "HOPE:HORMUZ PEACE ENDEAVOR". 9.22"Holy defense week"』
  ・2019/12/19付:「イランで新たな油田発見/ A new oil field was discovered in Iran」

 引用文献
  ・2019/11/20付・ParsToday日本:「テヘラン州民が、イラン治安部隊に謝意を表明」
  ・2019/11/20付・ParsToday日本:「イランの各地で、最近の騒乱を非難する行進(動画・写真)」
  ・2019/11/20付・ParsToday日本:『イラン大統領、「組織化された暴徒らは、敵の計画の担い手」』
  ・2019/11/20付・TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)日本:『【イラン】 ロウハニ大統領、「国民は歴史的な試練を乗り越えた」』
  ・2019/11/26付・TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)日本:「イラン革命防衛隊、米・英・イスラエル・サウジをけん制」


サウジからイランへ書簡・・・対話・融和を望む/Saudi Arabia who wish for dialogue and harmony sent letter to Iran

2019-12-20 02:00:57 | イラン2012~2019
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.
 




 サウジからイランへ書簡・・・対話・融和を望む
  Saudi Arabia who wish for dialogue and harmony sent letter to Iran


 サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子
  「(サウジとイランが戦争になれば)世界経済の完全な崩壊(につながると警告)」
  「原油価格は、われわれが一生涯で経験したことのない想像を絶するほど高い水準まで上昇するだろう。政治的・平和的解決策の方が、軍事的解決策よりはるかに望ましい」


 
YouTube: Belligerent MBS after peaceful solution to regional tensions
 2019/09/30

 7月~8月
  サウジアラビアと連合を組むUAEは、(少なくとも)7月末頃からペルシャ湾の海上安全保障や以前から続いて来た貿易でイランに接近している。UAEは、7月上旬にイエメン南部から駐留軍の大部分を撤退させている。
イエメンではこの頃、最高政治評議会のフーシ派と対立するハーディー暫定政権派の中で、ハーディー派と南部暫定評議会との内部分裂が起きていた。8月、フーシ派の勢力圏の南部に存在する、ハーディー暫定政権派が拠点としていたアデンを南部暫定評議会が奪い、その後ハーディー派が再び奪回したというが、定かでは無い。有志連合が支援して来たハーディー暫定政権派であるが、ハーディー派は南部暫定評議会の背後にUAEが居ると疑う。

 9月9日
  アメリカのトランプ大統領が、「悪魔カルト」であり「Bチーム」の一員で且つ主導するボルトン国家安全保障問題担当大統領補佐官を解任した。

 9月14日
  サウジアラビアの国有石油会社サウジアラムコが、イエメンのフーシ派の無人機10機によって報復攻撃を受けた。

 9月20日(?)
  イランのハサン・ロウハニ大統領の顧問、ヒュサメッディン・アシェナ氏
   「アメリカが行うどんな軍事行為も、地域の大戦争を招くだろう。サウジアラビアが違う道を選べば、(イランとの)完全に包括的な和平を手にすることができる」

 9月26日(?)
  一方で、UAEの軍事基地で訓練を受けた1,000人以上のUAE支援の戦闘員と軍用車両を乗せた船がイエメンに向かって紅海を挟んだ西方の対岸の国エリトリアから出発し、最高政治評議会・フーシ派の勢力範囲の南に在り有志連合が支援するハーディー政権派が支配している地域の中に在る、アデンの西方で紅海に面するモカ港に到着した。

 9月29日
  サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子 (CBSの番組「60ミニッツ」とのインタビュー)
   「(サウジとイランが戦争になれば)世界経済の完全な崩壊(につながると警告)」
   「原油価格は、われわれが一生涯で経験したことのない想像を絶するほど高い水準まで上昇するだろう。政治的・平和的解決策の方が、軍事的解決策よりはるかに望ましい」


 
YouTube: Highlights from Mohammed bin Salman’s interview on ‘60 minutes’
 2019/09/30

 9月30日
  その後9月30日、イラン政府の報道官がサウジアラビアから他の諸国の首脳を通じてイランのロウハニ大統領にメッセージを送った事が報告された。内容は明らかでは無いものの、サウジアラビア側が融和を図り、対話姿勢へと傾向している表れであると分析されている。
 
 10月1日までに
  イラクのアディル・アブドル・マハディ首相がサウジアラビア首脳と会談し、イランとの会議のための段階を設定することで合意した。

 10月1日
  イラク首相の役人であるアッバス・アル・ハスナウィ氏 (Middle East Eye(MEE)のインタビュー)
   「サウジはこの問題で青信号を発し、アブドゥル・マハディ氏はそれに取り組んでいます」
   「イラクの指導部には、双方のチャンネルがあります。スンニ派の兄弟(政府内)はサウジアラビア人と、シーア派の兄弟たちはイラン人と連絡を取ります」
   「交渉プロセスが始まる前にサウジアラビアには条件があり、イラン人にも同じことが言えます。私たちはこれらの条件をそれぞれの側に結び付けました。彼らのイデオロギー、宗派、地域における同盟という点で、2つの反対側をまとめるのは簡単なことではない」
   「バグダッドはこの会議に最適な場所ですが、そうなることは確認できません。初めに、両国の役人の間で会議があり、その後、取引が行われます。サウジアラビアとイランの首脳が会って署名する」


  イランのラーリージャーニー国会議長 (カタール衛星通信・アルジャジーラのインタビュー)
   「(サウジアラビアとイランの対立解消に関するサウジアラビアのムハンマド皇太子の表明を歓迎し、)このような対話により、多くの問題を解決することが可能だ」
   「イランは、サウジアラビアに対し協議の門戸を開放している」
   「イランとサウジの対話はいずれも、地域の政治・安全保障面での問題の多くを解決しうる」
   「イランは、すべてのペルシャ湾岸諸国の参画により成立する、ペルシャ湾での集団安全保障システムの結成を追求している」
   「(サウジアラビアとイエメンの戦争に関しても、)イランは、イエメンのシーア派組織アンサーロッラーに対し、同国でのあらゆる停戦を受諾するよう提案する」


 10月13日
  イランのローハーニー大統領 (テヘランでパキスタンのカーン首相と共同記者会見)
   「イランとパキスタンは、地域問題は各国同士の対話により解決されるべきだと考えている」

 11月5日までに
  イラン大統領府のヴァーエズィー長官 (テヘラン発行の新聞エエテマードの最新号とのインタビュー)
   「サウジアラビアなどの地域諸国は、地域の平穏のためには地域単位での協力以外に方法がないことに気づいた」
   「両国は、過去には良好な関係を有していたが、不和分裂をあおるアメリカの政策が原因で、常に地域諸国は圧迫されてきた。しかし現在、アメリカの政策の内部事情が暴露され、近隣諸国は地域の平穏や、戦争・不和分裂を沈静化には、地域単位の和平以外に方法がなく、イランがその重要な先駆者であることに気づいている」
   「サウジアラビアへのアメリカの新たな派兵も、地域諸国への圧力行使や不和分裂の先導が目的である。だが、それも地域の安全確保をめぐる対話に向けた、地域諸国の最近のアプローチにより失敗するだろう」
   「我々はサウジアラビアに対してのみならず、全ての地域諸国に対話を呼びかける明白なメッセージを発信した。イランのザリーフ外相も全ての地域諸国に対し、対立解消に向けた文書でのメッセージを送信している」


 11月5日
  最高政治評議会のフーシ派と対立するハーディー暫定政権派の中で、イエメン南部の主要都市アデンをめぐり争っていたハーディー派と南部暫定評議会(STC、分離独立派)との内部分裂が起きていたが、この度サウジアラビアの仲介で権力分担協定に調印した。協定の下、STCは複数の閣僚ポストを獲得し、ハーディー暫定政府は主要都市アデンに戻る。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/06/21付:『トランプはサウジ政権を侮辱し続けている…米国の「奴隷」サウジアラビア/Trump keeps insulting Saudi Arabia. "US's Slave" Saudi Arabia』
  ・2019/06/21付:『「貪欲」米国迎合サウジアラビア主導アラブ会議でパレスチナ国欠如、「エルサレムの日」制定「清貧」のイランは常にパレスチナ抵抗と連帯/Greedy Saudi, Honest poverty Iran』
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」
  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:『「ワンパターン」詐欺師ポンペオの常套手段:裏を取らずに即答「イランがやった」/"The same way":Swindler Pompeo's usual device are "Iran did"』
  ・2019/12/08付:「2019イエメン・アンサール・アッラーがサウジアラムコ報復攻撃-まとめ/Yemen Ansar Allah attacked against Saudi Aramco for retaliation」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」
  ・2019/12/17付:「10.11イランタンカーへのミサイル攻撃はサウジの仕業と見せかけた偽イスラエルによるFalse Flag/Fake Israel attacked against Iranian oil tanker」
  ・2019/12/18付:「米国の搾乳牛!:詐欺師に媚びるサウジ国王がサウジアラムコでイランを非難/US's milking cow!, Saudi king who flatters swindler blamed Iran」
  ・2019/12/18付:「国連が9.14サウジアラムコ攻撃へのイランの関与を否定している事については正しい/It's right that UN denied Iran linked Saudi Aramco attack」
  ・2019/12/20付:『プーチン「イランのサウジアラムコ証拠無し」&「今や少年少女でもドローン作る」/Putin"No proof Iran-Aramco". "Now even teenagers make drones"』

 引用文献
  ・2019/09/20付・TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)日本:『イランがサウジにメッセージ「包括的な和平は可能」』
  ・2019/09/30付・Bloomberg日本:「サウジ皇太子、イランと戦争なら世界経済崩壊-非軍事的圧力望ましい」
  ・2019/10/02付・ParsToday日本:「イラン国会議長が、サウジ皇太子の表明を歓迎」
  ・2019/10/13付・ParsToday日本:「イラン大統領が、対話による地域問題の解決を強調」
  ・2019/11/05付・ParsToday日本:『イラン大統領府長官、「対サウジ関係に新たな変化のきざし」』

 参考文献
  ・2019/10/02付・IRANIAN(PRESS TV):「Saudi Arabia Gives Iraq Green Light To Arrange Meeting With Iran: Report」
  ・2019/10/02付・朝日新聞:「イランの大統領宛てメッセージ巡る発表は不正確=サウジ高官」
  ・2019/10/03付・WEDGE infinity:「サウジがイランとの対話に転換か?イラク首相が仲介工作」
  ・2019/11/06付・AFP BB NEWS日本:「イエメン暫定政府と南部分離派、権力分担協定に調印 サウジが仲介」

 関連文献
  ・2019/10/01付・IRANIAN:「Saudi Arabia Messages Iran Via Mediators」


プーチン「イランのサウジアラムコ証拠無し」&「今や少年少女でもドローン作る」/Putin"No proof Iran-Aramco". "Now even teenagers make drones"

2019-12-20 01:10:27 | 中東
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.


 
 
 
 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」 
 



 The President Putin, "No proof Iran was behind attacks on Saudi's Aramco"
  プーチン大統領「イランがサウジアラムコに対する攻撃の背後にあったという証拠は無い」

 "Even Iranian teenagers are now in the business of making drones"
  「イランのティーンエイジャーでさえ、今ではドローンを作る仕事をしています」


 本年9月14日のサウジアラムコ攻撃は、声明通りイエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)による報復攻撃であったので、プーチン大統領の言う通り、証拠なぞ存在する訳が無い。しかし、プーチン大統領の言葉には説得力が有る。

 アンサール・アッラーは今やイエメン製の無人航空機(UAV)やミサイルを使用しているのであるが、その国産のUAVを毎日生産してどんどん増やしているという。

 
YouTube: Putin: No proof Iran was behind attacks on Saudi’s Aramco
 2019/10/02
 
YouTube: Even Iranian teenagers are now in the business of making drones
 2019/09/29

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」
  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:『「ワンパターン」詐欺師ポンペオの常套手段:裏を取らずに即答「イランがやった」/"The same way":Swindler Pompeo's usual device are "Iran did"』
  ・2019/12/08付:「2019イエメン・アンサール・アッラーがサウジアラムコ報復攻撃-まとめ/Yemen Ansar Allah attacked against Saudi Aramco for retaliation」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」
  ・2019/12/18付:「米国の搾乳牛!:詐欺師に媚びるサウジ国王がサウジアラムコでイランを非難/US's milking cow!, Saudi king who flatters swindler blamed Iran」
  ・2019/12/18付:「国連が9.14サウジアラムコ攻撃へのイランの関与を否定している事については正しい/It's right that UN denied Iran linked Saudi Aramco attack」


イランのデモを煽る米CIAとモサド、反体制派MEKとPJAK、誇張した死傷者数で「悪者化」を謀るユダメディア/Iran demo agitated by CIA-Mossad & Jew's MSM

2019-12-19 22:54:24 | イラン2012~2019
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.


 
 
 
 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」 
 






 イランのデモを煽る米国CIAと偽イスラエルMossad
  サウジUAEスパイ、IS(DAESH)
   イラン反体制派MEKとPJAK
    誇張した死傷者数でイラン政府の「悪者化」を謀るユダヤ支配下の主流メディア(MSM)・マスコミ
 Iran protest demonstrations hijacked by CIA-Mossad was agitated, and riotized for "White Revolution"
  Saudi, UAE, IS(DAESH)
   anti-Govt. MEK & PJAK
    Govt. villainization plotted by Jew's MSM




 「モジャヘディネ・ハルグ」(Mojahedin-e Khalq Organization:MKO/MEK/PMOI:People's Mujahideen of Iran/NCRI/モナーフェギン)のマルヤム・ラジャヴィー議長と米国とのリンク
 出典:2019/11/18付・Iran Interlink「US USES MEK TO FUEL UNREST IN IRAN」
 

  出典:2019/11/25付・Iran Interlink 「MOJAHEDIN-E KHALQ MEK OPERATIVES ARRESTED ACROSS IRANIAN CITIES」
 

 フランス・パリでのMEKの集会
 出典:2019/11/13付・Iran Interlink「MEK AND SAUDI ARABIAN CONTINUES PROMOTION OF TERROR」

 
YouTube: Detrás de la Razón: Protestas en Irán; el Gobierno acusa a EEUU
 理由の背後:イランでの抗議。政府は米国を非難する
 2019/11/22
 
YouTube: Iranians condemn U.S. and Israel for fueling unrest in country
 2019/11/21

YouTube: Iran: Nationwide counter-demonstrations showcase support for government
 2019/11/20
 
YouTube: US sanctions on Iran led to price hike igniting unrest… according to plan?
 2019/12/04
 
YouTube: US telling rioters in Iran how to cause chaos
 2019/11/20
 
YouTube: Iranians WANT Regime Change??? The Truth About The Recent Riots
 2019/11/26
 
 米国のシンクタンク、ロン・ポールのダニエル・マクアダムズ主任 (RTテレビのインタビュー)
  「CIAは、最近イランで発生した騒乱や暴動に関与している」
  「(11月15日にイランで発生した一連の騒乱に触れ、)イランの最近の情勢変化は単に燃料の値上げによるものではなかった。イランにいる米国の共謀者によって、またCIAの計画に従って引き起こされたものだ」
  「(また米国の共謀者とはイランの反体制テロ組織モナーフェギン(MKO)だとし、)この種の騒乱の多くは、米トランプ政権内で仕組まれたCIAの行動によるものだ。この計画は昨年からCIAのメンバーMichael D'Andrea氏に一任されている」


 「これ以前にも、イランでの情勢不安を狙ったD'Andrea氏による計画が暴露されています。この計画は、サウジアラビアやアラブ首長国連邦の支援を受けていました。
 米大統領府は今月(※=11月)17日、声明を発表し、イランに対する事実無根の主張を繰り返すとともに、ガソリンの値上げを口実にイランの複数都市で公安を乱し、公共物を破壊した暴徒の一部を支持するとの干渉的な表明を行いました。
(2019/11/20付・ParsToday日本「視点;イランでの騒乱にCIAの足跡」より)

 
YouTube: CIA pulling strings in Iran uprising? Who is it?
 2019/11/18

 確かに、今、イランの人々の間で噂されている様に、アメリカが現在のイランの一部で起きている暴動を見越して、経済圧力を加える計画を立てたのかもしれない。インフレーション、価格の上昇を起こさせる事により不満を高め、デモ、乗っ取り、煽り、操作、暴動化、騒乱、そしてその先の体制転換を狙った可能性は有る。
 しかし、今まで失敗ばかり繰り返して来た米国が、また、やる事為す事が尽く逆効果になった米国が、更には泥沼にはまり込むループの罠から出られない米国が、そこまで先を見通せる事が出来るのであろうか?。米国の執ってきた行動は、目と鼻の先しか見ず、行き当りばったり、その場凌ぎであった様にも見えるのであるが……。

 デモが起こる直前、イラン政府が新たな大規模油田の発見を発表した。また、頭髪をヒジャブで隠し、服装も日本人の女性が昔は普段着として着ていた和服の着物と同様に肌の露出が少ない女性のファッションとなっている程に、ポルノがタブーとなっているイランで、米国の元ポルノ女優の半生を振り返るドキュメンタリー映画が上映された。「カラー革命」を起こす段取りとしての、情欲である「色」の注入であったのであろうか……。

 イランでは、ガソリン価格が上昇した事をきっかけに一般市民による平和的な抗議デモが行われ始めたが、その後、デモ参加者の一部が暴徒化する事となった。
 一方、その暴徒化したデモに反対するデモも行われた。そのデモに参加した人達は、イラン反体制派やアメリカ、偽イスラエル等によって煽られている事を知っており、米国、偽イスラエル、そしてその他の反体制の煽動要素を非難した。
 平和的なデモをハイジャックして悪用し暴動を煽動した反体制派カルトの首謀者が逮捕され、米国、偽イスラエル、サウジアラビア、UAEのリンクである事が明らかとなっている。
また、イランではデモを行う事は許可されており、暴動が起きない限り治安部隊が出動する事は無い。

  イランのロウハニ大統領
   「抗議を行うのは国民の権利だ。だが、抗議行動は暴動とは違う。われわれは社会の不安定を容認すべきではない」

 政府が治安の維持に努める事は当たり前である。その暴動、騒乱が、日頃から敵対的な関係に在る輩共がコントロールし煽動しているものと理解しているならば尚更の事である。
 よって、クルアーンを根拠にした道徳心、良識、賢明さ、独立自尊の高貴な精神をお持ちであられるイラン・イスラム革命最高指導者のハメネイ師は、イラン革命防衛隊(IRGC)や民兵組織「バシジ(Basij)」、警察部隊による暴徒化し騒乱化したデモへの介入を賞賛された。

 イラン以外でも、現在まで中東地域や南米、そして東アジアの香港等でデモが行われ続けている。
 それら平和的な抗議に始まったデモが、その後、それらに共通している事として、西側欧米のグローバリスト、ネオコン、ネオリベラリスト、シオニスト、コミュニストらにハイジャックされて利用されている事が挙げられる。世界全体で現在、「悪魔カルト」イルミナティ・バックの「カラー革命」が行われようとしている。
 その目的は、「世界共産化グローバリズム」の行き着く果てに待っている「世界統一政府エルサレム」である。

 イランの体制転換を目論む西側欧米のグローバリストらは、イランの国外に拠点を置くイラン反体制組織を利用する。

 アルバニアに基地を擁しフランスのパリを拠点に欧米でのロビー活動を行うカメレオン・カルト「モジャヘディネ・ハルグ」(Mojahedin-e Khalq Organization:MKO/MEK/PMOI:People's Mujahideen of Iran/NCRI/モナーフェギン)や、2003年に「クルド労働者党」(PKK)の支援を受けてイラン国内に於けるクルド人の自治国家樹立を目的として設立されてイラン西部のイラクやトルコとの国境地帯等で活動する「ペジャーク」(PJAK:Kurdistan Free Life Party、クルディスタン自由生活党)の、日本の公安調査庁にも国際テロ組織に指定されているそれら両イラン反体制組織、そしてイラン国内には拠点を置かないIS(DAESH)が参入、或いはリンクする等をして関与した。

 5月22日
  PJAKのZilan Vejin共同議長
   「(米国がイランとの戦争に出れば、)私たちはじっと座っていません」

 

 MEKのアルバニア本部
 

 MEKの職場でのMEKメンバー
 以上2点の出典:2019/11/18付・Iran Interlink「US USES MEK TO FUEL UNREST IN IRAN」

 

 ペジャーク(PJAK、クルディスタン自由生活党)のZilan Vejin共同議長
 出典:2019/05/22付・RUDAW「PJAK chief: ‘We won’t sit idly by’ if US goes to war with Iran」
 

PJAK Flag
 出典:ウィキペディア「PJAK Flag」
 

 North West of Iran, the area of the PJAK
 出典:WIKIPEDIA「Iran–PJAK conflict」

 また、インターネットのツイッター等のSNSを駆使した「MEKのトロールに燃料を供給された偽のニュース」で、イラン国内、更には世界の世論を「反イラン化」する方向へ煽動している。イランの在外反体制派組織「イラン国民抵抗評議会」(NCRI)等が宣伝している様に、超過大に誇張されているデモによる死傷者の数は、その一例である。それは、実は無かった旧日本軍による「南京大虐殺」や旧ナチス・ドイツ軍による「ユダヤ人ホロコースト」の、「何百万人虐殺」という「でっち上げ」と同じ類のものである。「南京大虐殺」も「ユダヤ人ホロコースト」も、どちらとも実は、虐殺数は「ゼロ(0)」であったのである。

 米国ベースのMEK(MKO)には、アラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビアが資金提供し、また米国務省が資金提供して来た。それらの資金提供の繋がりとして、次の構図が明かされている。

 その米国務省によると、テロに関与した人々を含むイランの反体制グループに対するUANIの支援が有るという。
 また、UANI(United Against Nuclear Iran)は、反イランと反カタールへの支援活動に2年間で3500万ドル以上を注ぎ込んだ「資金調達装置」という。
 公開されている税務書類によると、2017年にUANIは、傘グループであるCounter Extremism Project United Inc(CEPU)からの寄付で、5,084,533ドルのうち500万ドルを受け取ったという。
 更に、UANIの姉妹グループである反政府過激主義プロジェクト(Counter Extremism Project :CEP)は、米国務省の資金を受け取り、カタールのテロとの関係についてサウジとUAEの非難を反映し、CEPUからの780万ドルの寄付のうち700万ドルを受け取ったという。
 CEPUは2016年に1,500万ドル近く、2017年には2,200万ドル超を受け取ったという。UANIとCEPはCEPUの大口の主な受取人であり、そのCEPUの税申告書によると、元国家安全保障問題担当大統領補佐官のジョン・ボルトンは2016年から2017年にCEPUから240,000ドルを受け取ったという。

 11月10日
  「【テヘラン共同】イランのロウハニ大統領は10日、南西部フゼスタン州で大規模油田を発見したと明らかにした。原油埋蔵量は530億バレルとしており、事実ならイランの埋蔵量が3分の1も増加することになる。」
   (2019/11/10付・佐賀新聞(共同通信)「大油田発見とイラン発表」より)

 11月11日
  以下、2019/11/14付・朝日新聞『「ポルノの津波」タブーの国で上映 狙いは反米だが…』より
   『イスラム教シーア派を国教とし、ポルノ画像などがタブーとされているイランで、米国の元ポルノ女優の半生を振り返るドキュメンタリー映画が上映された。米国とイランが敵対関係を強める中、映画のポスターには「制裁の時代における米国とイランの共同制作」と銘打たれており、イラン国内で話題を呼んでいる。
   イランメディアによると、映画はイラン人監督によって制作され、11日に首都テヘラン、シーア派の聖地でもある第2の都市マシュハド、観光都市イスファハンの映画館などで上映された。プロデューサーのツイッターによると、約2500人が鑑賞し、各会場で立ち見も出る状態だった。今後、イラン国内の各大学でも上映される予定という。
   タイトルは「ポルノの津波」を……』
  (以上、2019/11/14付・朝日新聞『「ポルノの津波」タブーの国で上映 狙いは反米だが…』より)

 11月15日
  「イランでは、今月15日からガソリン価格改定案が実施されたことに伴い、一部の都市で散発的なデモが発生しました。
  これらの抗議行動の多くは平和的なものでしたが、一部では暴徒らがデモに乗じて暴力行為や暴動を起こす事態となりました。」
   (2019/11/20付・ParsToday日本「イスラエルが、イランで発生した暴動を支持」より)

 11月16日
  抗議行動は、一部で道路の封鎖や放火を伴う暴動に発展した。

 11月17日までに
  アメリカのポンペオ国務長官
   「(イランのいくつかの都市で発生した抗議デモに触れ、)米国は、イラン国民を支持する」

 
YouTube: Mike Pompeo's hypocritical face on Iran
 2019/11/18

 11月17日
  イラン外務省のムーサヴィー報道官
   「ポンペオ長官が後押しする暴徒による破壊行為は、見識あるイラン国民全員のやり方や行動とは全く相容れない」
   「こうした欺瞞的かつ偽善的な意見表明は、誠実さを伴ってもいなければ同情的な感情もない」
   「この共感的な表明は、米国による経済テロの圧力下に置かれる人々に対して行われている。これ以前にも、ポンペオ長官の口からは、“イラン国民を屈服させるため、彼らを空腹のまま置くべきだ”という言葉が発されていた」


  イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師
   「一部の人々がこの決定を憂慮し、心配を募らせるのはもっともだ。この決定が彼らの損害になることもあり得る。だが、破壊行為に走り公共施設に放火することは市民ではなく暴徒の仕業だ」
   「イランの敵は、常にこうした破壊行為や情勢不安を後押ししている。今回もこのやり方を踏襲している」


 
YouTube: Iran's Leader supports government's gas price hike
 2019/11/16

  イランのロウハニ大統領
   「抗議を行うのは国民の権利だ。だが、抗議行動は暴動とは違う。われわれは社会の不安定を容認すべきではない」

 
YouTube: Iran's parliament steps in to mitigate gas price hike
 2019/11/17

 11月18日
  イランのザリーフ外相
   「イラン国民に食品や医薬品を使わせまいとする経済テロを行使するような政権は、断じて“イラン国民を支持する”などという不遜な表明をできる立場にない」
   「合法的な抗議行動は国民の権利としてイラン憲法に定められている。これに関して欺瞞的な政権の注目喚起などは必要としない。このような政権は、イラン国民に対し食品や医薬品の輸出禁止を含む経済的な圧力をかけて、イラン政府に違法な要求を押し付けるという、公然とした目的を表明している」
   「ポンペオ長官を含む米政府関係者はまず、イラン国民を初め、人類に対する自らのテロ行為や犯罪という行動について釈明すべきだ」
   「(ドイツとフランスに対し、)米国の経済テロに何ら意志表示できず、今や自らの無力さを隠蔽するために公安のかく乱や暴動を支持するような国は、自身の危険な挑発行為の責任を負うことになるだろう」


 
YouTube: US says it’s supporting Iranians after ruining country’s economy
 2019/11/20

  以下、2019/11/19付・AFP BB NEWS日本『イランの治安部隊員ら3人、「暴徒」に刺殺される 首都テヘラン』より
   『【11月19日 AFP】(更新)イラン学生通信(ISNA)とファルス(Fars)通信は18日、首都テヘラン近郊でイラン革命防衛隊(IRGC)の隊員1人と民兵組織「バシジ(Basij)」のメンバー2人が「暴徒」によって刺殺されたと報じた。
   報道によると、ナイフとなたを持った襲撃者らは首都西郊で、3人を待ち伏せして襲ったという。
   ガソリン価格が突如値上げされたことを受けて、イラン各地では14日に暴力的な抗議デモが発生。抗議デモで死亡が確認された人の数はこれまでに、今回の死者を合わせて少なくとも5人となった。』
  (以上、2019/11/19付・AFP BB NEWS日本『イランの治安部隊員ら3人、「暴徒」に刺殺される 首都テヘラン』より)

 
YouTube: Iran: Rioters set public properties on fire in several cities
 2019/11/18

 11月19日
  シオニスト政権「偽」イスラエルのカッツ外相 (ツイッター)
「(イランで最近発生した暴動や騒乱への支持を表明すると共にイラン国民を友人と呼び、)イスラエルはイラン国民の傍らにいる」
「(イランで騒乱を起こした暴徒を)“自由主義者”」

 11月20日
  『イランの各地で、最近の騒乱を非難する市民による行進が行われました。
20日水曜、#ゴレスターン、#マーザンダラーン、#ギーラーン、#マルキャズィー、#ロレスターン、#ケルマーン などの各州で人々が行進を行い、「#アメリカに死を」、「#イスラエルに死を」、「暴徒らに死を」のスローガンを叫ぶとともに、イランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師への支持を表明しました。
また、この数日はザンジャーン、タブリーズ、シャフレコルド、フーゼスターンなどの各都市でも騒乱を起こした暴徒らを非難する行進が行われています。
イランでは今月15日、ガソリン価格改正案が実施されたことを受け、一部の都市で平和的な抗議デモが行われました。ところが、このデモに乗じた一部暴徒らが道路を封鎖、公共施設に放火するなどの過激な行動に出て、治安部隊が出動する事態となっていました。』
 (次のYouTube・Pars Today Japaneseより)

 
YouTube: #イラン 各地で、最近の #騒乱 を非難する #行進
 2019/11/20

  「イランでの最近の抗議活動で亡くなった4人の葬儀が行われ、群衆はペルシャの国での暴動に対する拒否を表明するために通りに連れて行きます。」
   (2019/11/22付・YouTube・HispanTV「Detrás de la Razón: Protestas en Irán; el Gobierno acusa a EEUU」より(本記事の冒頭付近に掲載))

 
YouTube: Iran buries martyrs as anti-rioting rallies expand
 2019/11/20

 11月22日(までに?)
  EUのフェデリカ・モゲリーニ外務・安全保障政策上級代表
   「社会経済的な困難は暴力ではなく包括的な対話によって解決される。イランの治安部隊は暴力を避け、デモ者たちも平和的なデモを行うことを期待している」
   「いかなる種類の暴力も容認しがたい」

  イラン外務省のムーサヴィー報道官
   「EUは悪の巣窟を支援したり内政に介入する代わりに、イランに対する発言の責任を取るべきである」
   「EU諸国は核合意上の約束を履行する必要がある。EUはイランの公共および国民の財産を破壊する悪の巣窟を擁護するためにうそ泣きをする代わりに、アメリカがイランに対して進めている経済テロへの支援を問責すべきである」


 11月22日
  イラン・イスラム革命防衛隊(IRGC)中佐のAli Fadavi准将(副司令官)
   「私たちが受け取った情報に基づいて、アメリカは暴動が48時間以内に終わったことに怒っており、イランにこれ以上の障害がないことに失望している」
   「家、お店、病院、銀行、ガソリンスタンドへの攻撃は、抗議や暴動の行為ではなく、泥棒の行為である悪意のある行為だ」
   「これは抗議と騒乱の違いである」
   「(最近の価格上昇を踏まえると、)平和的抗議は『自然』であり、政府は一般住民への圧力を軽減するために追加の措置を講じなければならない」
   「世界の悪意のある行為者がイランを決して彼らに関連していない問題で標的にしているという事実は注意すべき問題である」


  イランのバシジ志願兵部隊の副部長であるSalar Abnoosh准将
   「(逮捕された暴徒の尋問により、)『シオニスト、アメリカ、サウジアラビア』からなる『悪の連合』が力を合わせて海外からの破壊的な暴動を組織したことを明らかになった」

  イランの上級聖職者アヤトラ・アハマド・ハタミ (テヘランでの毎週金曜日の祈りの中で礼拝者に演説)
   「特定の外国はイランで大混乱を引き起こす機会を準備するために『3年』を費やし、そのための特定の要素を訓練した」
   「しかし、彼らの計画は無力化された」
   「サウジアラビアのような国々は多くの資源を使い、混乱を引き起こすために多くのメディア報道を提供したという事実にも関わらず、暴動は継続しなくなった」


  イランのエブラヒム・ラエシ司法長官
   「騒乱と不安を生み出すために人々の懸念と悩みを悪用した」
   「イラン・イスラム共和国は、殉教者と負傷者の犠牲により、この地域で最も安全な国として知られている」
   「私たちは、セキュリティにおける最小の侵害をも決して許さない」


 11月23日
  IRGC報道官のRamezan Sharif准将 (イラン北部のアスタラ市にて)
   「先週の暴動で暴力を助長し、ガソリン価格の上昇に対する平和的抗議をハイジャックした主要な首謀者は、シラーズとテヘランの都市、アルボルズとフゼスタンの州で逮捕された」
   「この国の最近の暴動の背後にある3番目の流れは、アメリカ人、ペルシャ湾沿岸のいくつかの州、シオニストで構成されていた。さらに、サウジアラビアと一部のEmiratisおよび一部のインテリジェンス機関は、これらのイベントに貢献して国内の不安を引き起こした」


 
YouTube: Judiciary: IRGC nabbed 100 ringleaders of riots
 2019/11/23

 11月24日
  イラン西部・ケルマーンシャー州のHoushang Bazvand知事
   「攻撃者が普通の人々と治安部隊を同様に標的にして、都市の公共財産と経済とビジネスの主要な場所を破壊した」
   「破壊工作員と暴動犯は、ケルマーンシャーの多くの企業を放火した」
   「彼らはPJAK、Daesh、MKOおよび反体制グループにリンクされていたが、それらはすべて警察と治安部隊によって特定されており、彼らの犯罪について合法的に対処される」


 11月25日
  イラン革命防衛隊のサラミ総司令官
    「(事件の背後にいるとされている諸国を標的にし、)アメリカ、イギリス、イスラエル、サウジアラビアに呼びかける。われわれを試してこっぴどくひっぱたかれたが対応できなかった。世界はこの平手打ちの一部を目にしたが一部は見なかった。待ちなさい。レッドラインを越えればあなた方を抹殺する」

 
YouTube: IRGC: Recent acts of violence plots from outside Iran
 2019/11/25

  『テヘランで25日月曜、多数の市民らが街頭に繰り出して、この度の騒乱を起こした暴徒らを非難する抗議行進を行いました。
  この行進に参加した市民らは、「#アメリカに死を」、「#イスラエルに死を」、「#暴徒に死を」のスローガンを叫んでイランの治安や体制への支持を訴えました。
  人々はまた、イランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師が行った表明を支持するとし、公共物を破壊し放火するなどの暴挙を繰り広げた暴徒らへの強い嫌悪を示しました。』

   (次のYouTube・Pars Today Japaneseより)

 
YouTube: #テヘラン 市民が、騒乱を起こした暴徒らを非難する抗議行進
 2019/11/25

 11月27日
  イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師
   「(イランが抗議デモについて反体制派テロ組織『ムジャヒディン・ハルク(イスラム人民戦士機構〈MKO〉)』などの外敵の支援を受けた『悪党ども』のしわざだと非難して来た中で、)破壊と凶行、殺人に多額の資金をつぎ込んだ、深く巨大で非常に危険な陰謀を国民が阻止した」

  以下、2019/11/29付・AFP BB NEWS日本『イラン、「CIAに関与した」8人を逮捕 デモ情報を国外へ共有』より
   『【11月29日 AFP】国営イラン通信(IRNA)は27日、「米中央情報局(CIA)に関与し」、ガソリン価格の値上げをきっかけとした抗議デモに関する情報を国外へ送っていたとして8人を逮捕したと報じた。
   IRNAは情報省の防諜(ぼうちょう)機関トップの話として、逮捕した500人超のうち「最近発生した暴動に関する情報を集め、国外に送ろうとしていた」8人を特定し、逮捕したと報じた。うち6人は「暴動に参加して命令を実行していた」とみられるという。
   イランの大敵である米国は、インターネット規制をくぐり抜けるよう人々に求め、写真や映像など抗議デモに関する大量の情報をイランから受け取ったと明かしている。
   マイク・ポンペオ国務長官は26日、「イラン政府の不正に関する2万近くのメッセージや映像、写真、メモを(記号化メッセージアプリ)テレグラム(Telegram)を通じて受け取った」と述べた。(c)AFP』
  (以上、2019/11/29付・AFP BB NEWS日本『イラン、「CIAに関与した」8人を逮捕 デモ情報を国外へ共有』より)

 12月5日までに
 
YouTube: Iran's Rouhani calls for release of ‘innocent, unarmed’ protesters
 2019/12/05

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/12/19付:『イラクのデモの騒乱化は「カラー革命」の謀略、米国・偽イスラエル・サウジ・UAE…/Iraqi demo hijacked by CIA-Mossad riotize to "color rev."』
  ・2019/12/19付:「イラクのイラン領事館放火は米煽動、ユダメディアの偽情報/Iran consulate arson in Iraq was agitated by CIA-Mossad, JewMSM FakeNews」 
  ・2019/12/19付:「イラクの民間軍事警備会社と行動を共にする偽イスラエルのMossad、米国ブラックウォーター虐殺事件/Mossad with PMSC in Iraq, Blackwater USA massacre」

  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」
  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:『「ワンパターン」詐欺師ポンペオの常套手段:裏を取らずに即答「イランがやった」/"The same way":Swindler Pompeo's usual device are "Iran did"』
  ・2019/12/08付:「2019イエメン・アンサール・アッラーがサウジアラムコ報復攻撃-まとめ/Yemen Ansar Allah attacked against Saudi Aramco for retaliation」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」
  ・2019/12/16付:「イランのPressTVとHispanTVが再びYouTubeブロック:ユダヤADLレジーム/Iranian media was banned by Jewish ADL & Google again」
  ・2019/12/17付:『ハメネイ師「コーランで核兵器禁止」偽イスラエル「タルムードで400発超」/Rev. Khāmene'ī “Nuke ban by Koran",Fake Israel "400↑ by Talmud"』
  ・2019/12/17付:「10.11イランタンカーへのミサイル攻撃はサウジの仕業と見せかけた偽イスラエルによるFalse Flag/Fake Israel attacked against Iranian oil tanker」
  ・2019/12/18付:「米国の搾乳牛!:詐欺師に媚びるサウジ国王がサウジアラムコでイランを非難/US's milking cow!, Saudi king who flatters swindler blamed Iran」
  ・2019/12/18付:「国連が9.14サウジアラムコ攻撃へのイランの関与を否定している事については正しい/It's right that UN denied Iran linked Saudi Aramco attack」
  ・2019/12/18付:『イラン提唱「ホルムズ平和構想」の希望、9.22「聖なる防衛週間」/Iran proposes "HOPE:HORMUZ PEACE ENDEAVOR". 9.22"Holy defense week"』
  ・2019/12/19付:「イランで新たな油田発見/ A new oil field was discovered in Iran」

 引用文献
  ・2019/05/22付・RUDAW:「PJAK chief: ‘We won’t sit idly by’ if US goes to war with Iran」
  ・2019/11/10付・佐賀新聞(共同通信):「大油田発見とイラン発表」
  ・2019/11/14付・朝日新聞:『「ポルノの津波」タブーの国で上映 狙いは反米だが…』
  ・2019/11/18付・ParsToday日本:「イランが、米国務長官の干渉的な発言に反発」
  ・2019/11/18付・AFP BB NEWS日本:『イラン大統領、社会の「不安定」容認しないと警告 抗議デモ受け』
  ・2019/11/19付・AFP BB NEWS日本:『イランの治安部隊員ら3人、「暴徒」に刺殺される 首都テヘラン』
  ・2019/11/20付・ParsToday日本:「イスラエルが、イランで発生した暴動を支持」
  ・2019/11/20付・ParsToday日本:「視点;イランでの騒乱にCIAの足跡」
  ・2019/11/22付・TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)日本:「ムーサヴィー・イラン外務省報道官、デモに関するEUの声明に反発」
  ・2019/11/24付・PressTV:「Rioters linked to Daesh, PJAK, MKO identified in Kermanshah: Governor」
  ・2019/11/27付・Iran Interlink(Lobelog):「IRANIAN PROTESTS , MEK TROLLS , RECKLESS AMERICAN OFFICIALS」
  ・2019/11/28付・AFP BB NEWS日本:『イラン最高指導者、「非常に危険な」陰謀阻止と発表』
  ・2019/11/29付・AFP BB NEWS日本:『イラン、「CIAに関与した」8人を逮捕 デモ情報を国外へ共有』

 参考文献
  ・2019/10/01付・IRANIAN:「Emails Suggest UAE And Saudi Arabia Funded U.S.-Based Anti-Iran Pressure Group」
  ・2019/11/27付・TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)日本:『【イラン】 ハメネイ師、「デモは危険な陰謀だった」』
  ・公安調査庁~国際テロリズム要覧~国際テロ組織:「モジャヘディネ・ハルグ(MKO)」
  ・公安調査庁~国際テロリズム要覧~国際テロ組織:「ペジャーク(PJAK)」

 関連文献
  ・2019/05/22付・ROJ news:「PJAK Eşbaşkanı Zilan Vejin: Her duruma karşı hazırız」
  ・2019/11/13付・Iran Interlink(Mehr News):「MEK AND SAUDI ARABIAN CONTINUES PROMOTION OF TERROR」
  ・2019/11/18付・Iran Interlink(Tehran Times):「US USES MEK TO FUEL UNREST IN IRAN」
  ・2019/11/19付・Iran Interlink(Russia Today):「US – MEK MEDDLING POISONS GRASSROOTS DEMOCRACY IN IRAN」
  ・2019/11/22付・Iran Interlink(The Intercept):「IRANIAN PROTESTS AND MEK ABSENCE INSIDE IRAN」
  ・2019/11/25付・Iran Interlink(Fars News):「MOJAHEDIN-E KHALQ MEK OPERATIVES ARRESTED ACROSS IRANIAN CITIES」
  ・WIKIPEDIA:「Iran–PJAK conflict」


イラクの民間軍事警備会社と行動を共にする偽イスラエルのMossad、米国ブラックウォーター虐殺事件/Mossad with PMSC in Iraq, Blackwater USA massacre

2019-12-19 20:39:03 | 中東
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.
 



 

 

 

 

 

 

 


 イラクの民間軍事警備会社と行動を共にする偽イスラエルのMossad
  米国ブラックウォーター虐殺事件
 Mossad with PMSC(Private Military and Security Company) in Iraq
  Nisour Square massacre by Blackwater USA (= present Academi)


 10月に入った頃から現在までの約2ヶ月半余り、イラクでデモが行われ続けて来た。それによる混乱の責任を取る形で先月末、アブドルマハディ首相が辞任を表明されたが、その後も収束する見込みは立っていない。
 政府や上層部の腐敗や格差、失業、公共サービスの不足等に対する不満に始まったデモは、その後、アメリカ、偽イスラエル等によって乗っ取られ、操作、煽動されて暴動化、拡大化され、騒乱は悪化する事となった。

 主流メディア(MSM)・マスコミに於いては、このイラクのデモについてイランの介入が有るとか、デモの不満がイランの干渉に対するものだとかが述べられている。しかし、これらのMSMマスコミの主張は間違っており、それらは米国や偽イスラエルのプロパガンダである。

 実際のところは、イラクとイランは友好関係に在リ、経済面に於いても相互の関係は伸長中となっており、両国の関係は至って良好である。過去の、「悪役」を演じながらもその実、米国との協力関係に在ったサダム・フセインが独裁者として君臨していた頃のイラクと現在のイラクとは異なる。イラクとイランは、お互いの独立を尊重した緊密な関係となっている。

 現在のハイジャックされたデモには、米国のCIAや偽イスラエルのMOSSADが参入し、或いはリンクする。また他にも、西側欧米の民間軍事・警備会社や、サダム・フセインの残党の関与も有ろう。イラクに於ける外国の民間軍事会社についての一例としては、過去に米国の「ブラックウォーター事件」が有った。そして現在行われているのデモに於いても、依然、ブラックウォーター、現在の名称で言えば「アカデミ」の関与が指摘されている。

 2012年、イラク内務省が首都バグダードの中心部に位置する旧アメリカ軍管理領域の「グリーン・ゾーン」に在るその外国の民間警備会社の事務所を家宅捜査したところ、許可されていない武器や爆発物製造に用いられる物質が見つかり、それらが米国由来の物である事が明らかになった。

 そのイラクの外国の民間軍事・警備会社と共に、偽イスラエルの諜報機関モサドが行動する。

 
YouTube: モサドがイラクでテロ・暗殺に関与
 2012/02/01
 
YouTube: Baghdad's Green Zone reopens to public
 2019/10/08

 2007年9月16日、当時のブッシュ政権の米国政府と契約するイラクの治安サービスを提供する民間軍事会社「ブラックウォーター」(Blackwater Security Consulting)の従業員が、バグダッドのニズール広場でイラクの民間人17人を銃を乱射して殺害し、20人以上が負傷した。その中には、9歳と11歳の子供が含まれていた。

 
YouTube: Leaked Blackwater Iraq Videos
 2012/04/06
 
YouTube: Blackwater in action in Baghdad
 2012/03/22
 
YouTube: Why Even the US Government is Afraid of Blackwater's Mercenaries | Brainwash Update
 2014/06/30

 2015年4月13日、米連邦地裁はこの「Nisour Square massacre」事件でのブラックウオーター(現アカデミ)の元社員の被告4人に対し、禁錮30年~終身刑の実刑判決を宣告した。しかし、2017年8月4日の米連邦控訴裁判所に於いては、殺害者の内14人、負傷者の内17人の責任を追求しつつ、地裁判決を破棄する判断が下された。そして本年8月14日、被告の内の一人であるNicholas Slatternは、再び終身刑を宣告された。


YouTube: Blackwater: Army For Hire
2015/04/13


YouTube: An ex-Blackwater guard sentenced to life in prison for role in Nisour Square massacre
 2019/08/15

 このブラックウォーターは、2001年のアメリカ同時多発「911」テロ後にブッシュ政権によって進められたアフガニスタンとイラクでの「対テロ戦争」という名目の下での、米CIAのアルカイダ暗殺プログラムとの契約を交わした上での活動となっていた。


YouTube: Blackwater CIA Assassination Programs
 2009/08/20

 軍や警察当局への訓練サポートの提供を主とする「ブラックウォーターUSA」は、アメリカ海軍特殊部隊SEALsの元軍人であるエリック・プリンスによって1997年に設立された。2007年9月のバグダッドのニズール広場での銃乱射民間人虐殺事件の後、「ブラックウォーター・ワールドワイド」、「XeサービシズLLC」、そして現在の「アカデミ」と、名前やロゴマークをコロコロと変えてイメージアップを図って来た。

 以下、ウィキペディア「ブラックウォーターUSA」より
  『(前略)……2002年にはブラックウォーター・セキュリティ・コンサルティング (以下BSC 、Blackwater Security Consulting ) が設立された。
  2002年。ブラックウォーターUSAはアフガニスタン紛争の際に雇われた企業の一つとなった。ブラックウォーターはアフガニスタンやパキスタンで無人航空機RQ-1 プレデターによるテロリストの暗殺などCIAの秘密任務を請け負った。また、BSCはイラク戦争の際に軍人や基地を守ったり、イラクの新しい軍や警察を訓練するために雇われた60を超える警備会社の1つとなった。更にブラックウォーターはハリケーン・カトリーナが猛威を振るった後にアメリカ国土安全保障省によって用いられたり、通信、石油、保険会社といった企業とも契約している。いずれのケースでもブラックウォーターは入札なしで受注している。全体的に見て、ブラックウォーターは10億ドル(1040億円)以上を政府との契約によって得ている。
  …(中略)…
  2007年10月、ブラックウォーターUSAはブラックウォーター・ワールドワイドと名前を変え、ロゴも新しいものに変えた。ブラックウォーターの代表の1人は、名前やロゴの変更は2007年9月17日にブラックウォーターがバグダッドで起こした発砲事件 (en: Blackwater Baghdad shootings) よりも前に決定されていたと語ったが、公式発表は事件の後であった。 更に2009年には、事件に関わったコントラクター側が一方的に発砲したことがほぼ立証され、業界内での評価は急落したという説がある。しかし、他のPMCによる問題行動をさしおいて、同社の事件が報道されたこと自体が米国政府との契約ではないか、とする説もある。同年2月に社長自らが社名変更を発表。現在は“Xe”の看板に架け替え活動を行っている。 ブラックウォーターUSAは2007年10月で民間軍事会社の協会であるIPOAを除名されている。
  2009年よりイラク政府は、Xe社へ国内での警備活動に対するライセンスを与えず、また同社社員(すでに別の社に所属している元社員を含む)に対し、2010年2月10日から1週間以内の国外退去を求めることとした。それまでの米共和党政権からバラク・オバマ大統領の民主党へと政権が移譲され、イラクでの米国の関与に関する方針も大きく転換されたことも影響して、国内外で非常に評判の悪くなったXe社の立場を擁護する者は著しく減った。これらのことからXe社は米国政府との契約という収入源の大半を失い、主要な経営者達がXe社を去る事態となっている。
  2012年、Academi社がトルコ・シリアの国境において自由シリア軍などといった反アサド派勢力に対して軍事訓練サービスを行なっている。
  2014年、民主化運動後のウクライナ東部にて、アメリカ風の戦闘服に身を包んで英語を喋り、AK74と見られる自動小銃で武装した部隊が150人~300人規模で現れ、Academi傘下のグレイストーン社の警備要員がロシア系の住民の暴動などを見越して活動していると見られている。』

  『ブラックウォーターは、イラク占領当局の最高責任者だった連合国暫定当局(CPA)の代表ポール・ブレマーのボディーガードを請け負ったのを皮切りに、アメリカ政府の国務省が契約するコントラクターの中でも最大の会社となった。特にイラク戦争におけるアメリカ軍正規兵の慢性的不足により傭兵の需要が増したことから、急成長を遂げた。同社サイトでは年4万人以上の社員を訓練していると発表している。
  警護対象に死者を一人も出さないなど業務の優秀さに定評がある一方で「イラク人のことを動物扱いしている」と評され、2007年9月に社員によるイラク人射殺事件が表面化したことから、議論の的になっている。また、武器の横流しや目に付いた民間人を無差別に撃って遊ぶ「実弾演習」が常態化しているという噂もあり、これに対し、イラクの反米派からは「ブラックウォーター社の社員は犯罪者だ」とする声も大きい。また、秘密主義で閉鎖的な社風があることや、一部社員達の傲慢な言動や猟色癖など態度が非常に悪いことなどを指摘されており、同じ民間軍事会社の社員など関係者達からもブラックウォーターを酷評する声があった。……』
 (以上、ウィキペディア「ブラックウォーターUSA」より)

  ※ IPOA:International Peace Operations Association・・・民間軍事会社と関連組織による組合


YouTube: Blackwater's Erik Prince: Iraq, privatising wars, and Trump | Head to Head
 2019/03/08

 因みに、アメリカの同盟国である偽イスラエルにはブラックウォーターと同じく悪名高い諜報機関MOSSADが存在するが、その米国の民間軍事会社アカデミの元の名前と同じ様な名前で「ブラックキューブ」という民間のスパイ会社も存在しいる。その物議をかもしている民間諜報会社には、元モサドのチーフが参加しているという。

 
YouTube: Ex-Mossad chief joins controversial private spy firm Black Cube
 2018/11/12

 1990年代に登場した民間軍事会社は、その後、各国の政府が軍事・警備業務の一部を民間の会社へ委託する事が増えていく事となっている。

 
YouTube: 'Govt paid private security £150m during Iraq conflict'
 2016/02/04

 以下、ウィキペディア「民間軍事会社」より
  『1990年代に登場した民間軍事会社は、その後急速に業務を拡大していき、2001年のアメリカ同時多発テロ事件以降からはイラクやアフガニスタンでの活動が注目を集めるようになった。しかし、急速な組織拡大から法規の作成が追いつかず、管理する法律も組織も無い無法状態が続いたため、殺人や虐待など数々の不祥事を起こしてきた。
  2001年にはアメリカで民間軍事会社の管理組織であるInternational Peace Operations Associationが発足、2006年にはイギリスでアメリカとは異なる民間軍事会社管理組織であるBritish Association Of Private Security Companiesが発足した。イギリスの場合はアメリカよりも非常に厳格で、民間軍事会社にISOやBSの取得を義務付けておりプレゼンテーションにおいてもイギリスの民間軍事会社はアメリカのそれとは違うことを強調している。
 イラクにおける管理組織は連合国暫定当局が行ってきたが解体にともない2004年8月に連合国暫定当局から分離したNPO法人としてPrivate Security Company Association of Iraqが発足した。イラクでは連合国暫定当局が最後に発行したCPA Order17という規定に基づいて行動していたが、この規定は大変に問題のあるもので、民間軍事会社はイラクの法律に従う必要が無く、あらゆる免責特権を認め、税金も免除するなど民間軍事会社を完全に治外法権化する物であった。
 2007年9月にはブラックウォーターUSAのコントラクターがイラクで輸送部隊の護衛中に市中で無差別発砲を行いイラク人を17人射殺するという事件が起きると、イラク政府も厳しい措置を取らざるを得なくなり、2009年1月1日でCPA Order17の無効を宣言し、民間軍事会社から免責特権を剥奪した。これ以降、民間軍事会社はイラクの国内法に従う義務が生じ
Private Security Company Association OF Iraqは2009年現在は実質的に活動していない。
 このような無法状態を改善しようとする動きもあり、2008年9月17日にスイスのモントルーで17ヶ国によって採択されたモントルー文書で初めて国際的な規制が出来た。指針であり条約ではないため、国際法としての拘束力は無いが、新たな条約締結へ向けた活動が行われている。』

  『イラク戦争後、民間軍事会社は各地の小規模紛争に派遣されるようになった。リビア内戦においては、イスラエルのグローバルCSTが主にアフリカ系からなる警備要員や東欧・中東系の戦闘機パイロットなど多数のオペレーターを派遣して非武装市民への殺傷を含む過剰な業務を行い、シリア内戦では、アメリカの民間軍事会社が自由シリア軍など反アサド派を訓練するためにトルコで活動していた。一方、シリア政権側もロシア系の民間軍事会社の先駆けで香港を拠点とするスラヴ軍団から同様の支援を受けていた。アフリカではブラックウォーター社の設立者だったエリック・プリンスらが中国政府系の香港企業フロンティア・サービス・グループで中国の国家戦略である一帯一路を警備面から支援していた。
  また2014年以降の騒乱下にあるウクライナにおいても西欧の民間軍事会社の要員らしき外国人が多数確認されたという証言がある。
  2015年にはイエメンで、アメリカのスピアー・オペレーションズ・グループがアラブ首長国連邦の依頼により、イエメンにいる政敵の暗殺作戦を実行していた。』
(以上、ウィキペディア「民間軍事会社」より)

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/08/15付:『イランとイラクの結束(1/3)「イランは常にイラクの同胞と共にあり続けるだろう」/Iran ties with Iraq. Iran would always keep being with Iraq』
  ・2019/08/15付:『イランとイラクの結束(2/3)「イラクに戦争を望むグループは無い」/Iran ties with Iraq. There are no group which wish for war in Iraq』
  ・2019/08/15付:『イランとイラクの結束(3/3)「戦争にノー、平和にイエス」イラクはイランと共に立つ事を誓う/Iran-Iraq tie. "No War", Iraq vows to stand with Iran』
  ・2019/09/10付:『ポピュリズムは「両刃の剣」:香港は反共?それとも共産グローバリストの煽動?「逃亡犯条例改正反対デモ」/Is Hong Kong demo anti-Communism?or globalism?』
  ・2019/09/14付:『「パニック症」の現「偽」イスラエルによる侵略攻撃-イラク、レバノン、シリア、パレスチナ/Invasion attack by "panic disorder" present Fake Israel』
  ・2019/12/19付:『イラクのデモの騒乱化は「カラー革命」の謀略、米国・偽イスラエル・サウジ・UAE…/Iraqi demo hijacked by CIA-Mossad riotize to "color rev."』
  ・2019/12/19付:「イラクのイラン領事館放火は米煽動、ユダメディアの偽情報/Iran consulate arson in Iraq was agitated by CIA-Mossad, JewMSM FakeNews」 

 引用文献
  ・ウィキペディア:「ブラックウォーターUSA」
  ・ウィキペディア:「民間軍事会社」

 参考文献
  ・2015/04/14付・THE WALL STREET JOURNAL日本:「イラクのブラックウオーター事件で終身刑判決」
  ・2017/08/08付・毎日新聞:『米連邦高裁 実刑判決を破棄 米軍事会社のイラク「殺傷」』
  ・2019/08/14付・FRANCE24:「Ex-Blackwater guard gets life in prison for 2007 Baghdad massacre」
  ・WIKIPEDIA:「Nisour Square massacre」

 関連文献
  ・WIKIPEDIA:「Private Security Company Association of Iraq」


イラクのイラン領事館放火は米煽動、ユダメディアの偽情報/Iran consulate arson in Iraq was agitated by CIA-Mossad, JewMSM FakeNews

2019-12-19 19:39:24 | 中東
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.
 



 

 

 

 

 


 
YouTube: Iraqi rioters torch Iran consulate in Najaf
 2019/11/27
 
YouTube: Nagi: Pueblo iraquí cortará manos de EEUU, Israel y Arabia Saudí
 ナギ:イラクの人々は米国、イスラエル、サウジアラビアの手を切る
2019/12/05

YouTube: Collusion Between Media To Make Iraq Protests About Iran [Redacted Pre-Show]
 2019/11/11
 
YouTube: #ICYMI | Protesting times: Long-suffering Iraqis join global wave of public anger
 2019/11/09

 

 


 イラクのイラン領事館放火は米国CIA等による煽動
  偽イスラエルMossadの関与、UAEからのスパイセル、サウジアラビア、IS(DAESH)、旧バアス党、民間軍事会社ブラックウォーター(現アカデミ)……
   ユダヤ支配下の主流メディア(MSM)・マスコミとの共謀によるイランを「悪者化」する印象操作
 Arson attack of Iran consulate in Iraq was agitated by CIA-Mossad and etc
  Jew's MSM Fake News


 「イランは常に、イラクの政府および国民とともにあり続ける」
 「イランとイラクは互いに結ばれており、この結びつきは日々強まっていくだろう」

 “Iraq vows to stand with Iran amid US-Iran tension”
  「イラクはイランとアメリカとの緊張の中でイランと共に立つ事を誓う」


 今回の抗議行動がシーア派3代目イマーム・ホサイン殉教の40日忌=アルバインの行進開始とほぼ同時期に始まった。

 9月30日~
  以下、2019/10/17付・ParsToday日本「300万人超のイラン人巡礼者、イラク・カルバラーへ(動画)」より
   「イスラム暦サファル月1日(先月30日)以来、これまでに300万人以上のイラン人巡礼者がイラク南部の聖地カルバラーに向かったことが明らかになりました。
   イルナー通信によりますと、同日から現在までに、さらに90カ国以上からおよそ17万人の巡礼者が、イラン国境を越えてカルバラーに向かっているということです。
   今月19日はイスラム暦1441年サファル月20日にあたり、シーア派3代目イマーム・ホサインとその教友がカルバラーの地で殉教してから40日目のアルバインの日(=40日忌)です。
   アルバインの何日も前から、大勢のイスラム教徒、非イスラム教徒らが、イラクの町ナジャフ~カルバラーのおよそ80キロの道のりを歩いてイマーム・ホサインの霊廟を目指しています。
   イラク当局の正式な統計によりますと、昨年はイラン人200万人を含むおよそ1400万人の巡礼者が、世界最大規模とされる毎年恒例の宗教行事・アルバインの徒歩での行進に参加したということです。
   ここ数日のアルバイン巡礼者に関する正式な統計から、今年は昨年に比べ巡礼者の数が異例の規模で増加していることがわかっています。」
  (以上、2019/10/17付・ParsToday日本「300万人超のイラン人巡礼者、イラク・カルバラーへ(動画)」より)
 

YouTube: Over 4 million Iranians passed Iran-Iraq border for Arba'een
 2019/10/14

 10月6日
  以下、2019/10/07付・ParsToday日本『イラン最高指導者、「イランとイラクは互いに結ばれている」』より
   イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師
    「イランとイラクの両国民の心と体、魂は互いに結ばれている。この結びつきは日々強まっていくだろう」
    「敵は分裂工作を狙っていたが失敗した。彼らの陰謀は影響を及ぼさないだろう」


   「イラクでは10月に入ってから、首都バグダッドを含む一部の州で公共サービスの不備や失業、行政内の汚職に抗議するデモが実施されていました。
   デモは治安部隊と衝突する中で多数の死傷者が出る事態となっていましたが、6日日曜、同国アブドルマハディ首相が抗議者の要求実現を約束し、デモの収束を呼びかけたことから沈静化へと向かいました。
   複数の証拠から、今回の抗議デモがイラク国民による自発的なものではなく、外国が関与していたことが判明しています。」

   イラク・イスラム運動の責任者の1人、ホセイン・アルアサディ氏
    「米政府はイラクの政策への不満を理由に、最近の騒乱に関与している」

   「たとえば、イラクの抗議デモに関連してツイッターに投稿されたコメントの79%は、サウジアラビア人ユーザーのものだったということです。」
  (以上、2019/10/07付・ParsToday日本『イラン最高指導者、「イランとイラクは互いに結ばれている」』より)

  イランのラフマーニー商鉱工業相
   「(昨年のイランとイラクの取引額は120億ドルだったと説明し、今後2年で200億ドルに達する見込みであることを表明して、)近隣諸国との経済・通商関係の拡大は、イラン商鉱工業省の優先事項の一つだ」
   「(イランとイラクの国境検問所の活動が活性化していることを指摘し、)イラン南部シャラムチェとイラク南部バスラを結ぶ鉄道の開通は、両国の通商関係を拡大させる良好な機会を生み出すだろう」


  イラン外務省のムーサヴィー報道官 (イランプレスのインタビュー)
   「イランは常に、イラクの政府および国民とともにあり続ける」
   「イラク国民はこれまでも数々の危機に遭遇してきた」
   「今回もイラクの各政党や団体の団結、協調により困難は打開されるだろう」
   「イラク国民は今回もうまくこの問題を切り抜けるだろう」
   「イラク問題に外国が干渉することは、同国民の問題解決の助けにはならない」
   「イラク政府は、自国民の要求を把握して、いち早くこうした要求(への対策)を追求している」
   「イスラム共同体の繁栄と団結のシンボルである、シーア派3代目イマームホサインの殉教40日忌・アルバインの行進を経て、イラク国民の問題も解決されていくだろう」


 10月20日
 
YouTube: Irán Hoy: Ayudando a Irak
 今日のイラン:イラクの支援
 2019/10/20

 政府や官僚の汚職と腐敗、それら上層部と一般大衆の、その中でも特に貧困層との格差の広がり、公共サービスの不備、高い失業率等を背景にして始まった抗議デモは、当初は極平和的なものであった。
 その平和的なデモの様子は、今年の春頃から特に緊張が高まっていたイランとアメリカとの関係が在る中で、イランの隣国イラクで一般大衆による「戦争反対」デモが行われ、その中で、「戦争にノー、平和にイエス」とのスローガンを掲げながら、政府共々、イラク国民がイランと共に立つ事を誓っていた事からも伺える。

 本年7月22日、イランのローハーニー大統領と会談されたイラクのアブドルマハディ首相(当時)は、次の様に述べられた。

  「イランとイラクは互いに同胞感情、友情、友好の念を抱いている」
  「イラクは対イラン制裁に加わることはなかったし、今後も加わることはない」


 また、5月26日のバグダッドでのイランのザリーフ外相との会談に於いては、イラクのハキム外相は次の様に述べられている。
   
  「我々は、米国によってとられた行動に反対することを非常にはっきりとそして誠実に言っている。我々はその立場でイラン・イスラム共和国を支持している」
  「イラクがテヘランとワシントンの間の仲介者として行動する意思がある」(「イラクは仲裁役を担えるだろう」)
  「我々は同時に、軍事的であろうと経済的な戦争であろうと、イラン国民との闘いに対するいかなる努力にも反対する。米国は規則に違反し、安全保障理事会決議に違反し、いじめによって(by bullying)、その決議を実行しないように、他の国々を強制する。」


 次が、それら事について著した本ブログ記事である。

  2019/08/15付『イランとイラクの結束(3/3)「戦争にノー、平和にイエス」イラクはイランと共に立つ事を誓う/Iran-Iraq tie. "No War", Iraq vows to stand with Iran』

 西側欧米系の主流メディア(MSM)、及び日本のマスコミは、現在までに暴動化し騒乱状態となったイラク・デモについて、そのデモの中で多くの犠牲者が出て、それがイランからの侵入者によるものであるとか、抗議デモの原因がイラクの政策にイランの介入が有る為等という内容の報道を行っている。また、その死亡者数にしても、余りにも桁外れの数字を掲げている。

 西側欧米系のMSMと日本のマスコミは、「ユダヤ」に牛耳られている。よって、イラク・デモに関しても、MSMマスコミから“ユダヤのプロパガンダ”が発信されていると捉えなければならない。
 ユダヤ、及び現「偽」イスラエルと対立するイランを「悪者化」する為、世界中にイランのイメージ・ダウンを謀る「印象操作」を行う為のプロパガンダを流している訳である。

 実際のところは、イランはイラクに干渉行為を行っていない。そして勿論、イラクのデモにも関与していない。つまり、MSMマスコミの報道は「でっち上げ」であり正に「フェイク・ニュース」である。
 イランは、今回のそのデモについても、イラク政府が自立して適切な対応を取る事を望んでおり、注意深く監視する事に留めている。
 イラン外務省のムーサヴィー報道官は、次の様に述べている。

  「イランはイラクの状況を注意深く監視している」(10月27日)
  「イラクの宗教および政治関係者は協力して目標を達成し、より良い未来を築くことができます」(同上)

  「イランの厳しい抗議は駐イラン・イラク大使に伝えられた」(11月28日、在ナジャフ・イラン総領事館が放火されたことに関して、)
  「イラク政府による、攻撃者に対して責任ある、断固とした、有効な措置を講じることを期待する」(同上)

 イラクとイランとは現在に至っては緊密な関係であり、友好関係と共に経済・通商関係が拡大されて発展している。

 現在の騒乱状態となったイラクの抗議デモの様子は、同じイラクでの5月の戦争反対デモとは様相が異なって見える。尤も、両者とも一概に見るのでは無く、今回、暴動化し騒乱を起こしている者達も、イラク国民の中の極一部の者達と捉えるべきである。

 しかし、ユダヤ支配下の西側欧米MSMマスコミは、その様には捉えない。そのイラクの一般大衆の内の極一部分を切り取って取り上げ、それを拡大し、誇張して、編集し、脚色して、プロパガンダに利用している。
 そして、そのプロパガンダでイランの「悪者化」を押し進める。

 そのMSMマスコミと協力し一体となって活動しているのが、米国のCIAや偽イスラエルのMossad、イギリスのMI6、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)等である。それらが、今回のイラクで起きた平和的な抗議デモをハイジャックし、煽動し、操作して利用し、暴動化、騒乱化へと進めて来たのである。

 またそれらの他にも、未だイラク国内にも潜伏しているIS(DAESH)、同じく今だにイラクに居座り続ける、あの悪名高き「ブラックウォーターUSA」(現在の名称はアカデミ)、それと同じ類のその他の各国政府が委託する民間軍事・警備会社、そして、あのサダム・フセインの残党、旧バアス党等も関与する。

 2012年、イラク内務省が首都バグダードの中心部に位置する旧アメリカ軍管理領域の「グリーン・ゾーン」に在るその外国の民間警備会社の事務所を家宅捜査したところ、許可されていない武器や爆発物製造に用いられる物質が見つかり、それらが米国由来の物である事が明らかになっている。そのイラクの外国の民間軍事・警備会社と共に、偽イスラエルの諜報機関モサドが行動する。

 更には、アルバニアに駐留するモナーフェギン(モジャーヘディーネ・ハルグ、PMOI、MEK、MKO)等、外国に駐留する隣国イランの反体制派も関与する。それらは、同じ様な顔つきをしている事から、一般のイラン人、或いはイラク人と成り済まして参入する。また、イラク国内の一般大衆の中に買収されたスパイ、裏切り者も存在する。

 騒乱の中で、駐イラク・イラン領事館が放火された。その構図は以上の通りであり、それらのバックで行われたのである。
 その様子を見ると、若者達が遊び半分で行っている様に見え、スマートフォンでチャラチャラ撮影する等と、ふざけている様子が伺える。
 スパイが中に入って先導し、周囲の若者達を感化している事も考えられるが、その影響を受けやすい、空気・雰囲気に染まりやすく流されやすい様子は、日本の平和ボケした一般大衆と同様の様にも感じられた。

 日本の世間の一般大衆の中にも、普段の就業の他はレジャーやグルメ、ファッション、ドライブ、バクチ、女遊び、飲酒、テレビ等に熱中するばかりで、「平和ボケ」して「無知蒙昧」な輩共が多い。どこの国にも、その様な「大衆」が存在するのだなぁ、と感じる次第である。

 その無知蒙昧の若者達が煽られている様にも伺える。無知蒙昧であるが故に洗脳され、また失業や貧困等の日頃からの不満に火を付けられて、暴動、騒乱に発展している様にも見える。

 しかし、その様な人達ばかりでは無く、イラク国内には敬虔なムスリム(イスラム教徒)やクリスチャン達も大勢おられ、それらの方々はそれぞれクルアーン(コーラン)と新約聖書を規範として、暴力に反対し、暴動・騒乱状態となったデモを非難する。
 その敬虔な信者はそれぞれの規範をバックボーンにして、ろうそくとイラクの旗だけを持って、騒乱の中で犠牲となられた人達を思い祈りながら、静かな平和的なデモ集会を行った。敬虔な信者は、試練を暴力によって解決しない。

  「私たちが抑圧されていることを全世界が知っている。私たちは平和な人々であり、イラクの旗とろうそくだけしか持っていない。」

 創造主を重視しない世俗派、無神論者達程、煽られやすいと言えるのではないか。実際、現在、中東地域の他、南米、東アジアの香港等と世界中で行われているデモの殆どがグローバリストによって乗っ取られており、それが「世界共産化統一政府」へと向かっている事が言える。

 「世界共産化統一政府」を目指す勢力は何者なのか。それは「無神論者」であるディープ・ステート、イルミナティ・フリーメーソンである。その「無神論者」で一致する世俗派の人々は、自らそのグローバリストの呼びかけに賛同している様にも見える。

 イラクが大まかに分けて無神論者・世俗派と敬虔なムスリム・クリスチャンと存在して一枚岩では無い事と同様に、米国も分断が進んでいる。
 旧来からのグローバリスト、ネオコン、ネオリベラリスト、シオニストに反して、3年前の大統領選挙で「反グローバリズム」のトランプが当選した。トランプは、旧来からの米エスタブリッシュメントの意向に反して、中東地域からの離脱を図る。

 元々、イラクを遡って見ると、イラク国内に存在しなかった大量破壊兵器という「嘘」を基にしたブッシュ政権の「対テロ戦争」が発端で、現在に至る戦後のイラク政府の誕生となった訳である。その「根拠の無い破壊」の後から築き上げられて来た現在のイラクは、当初は米国の意向が大きく働いていた。

 それは、第二次大戦後の日本に於ける米国の占領政策と同様である。日本の場合は、米国に従順となった為に戦後の復興、経済発展、防衛費抑制に繋がる等が言える反面、元来からの日本精神、独立自尊精神の劣化、習俗・風習の西欧的退廃、歴史・伝統・文化の軽視等にも繋がる事となってしまった。

 米国謀略の日本での成功とは裏腹に、それはイラクでは成功しなかった。イラクは米国から離れ、反米であるイランと緊密になった。それ故、今一度米国側に引き戻したいグローバリスト、ネオコン達は、イラク騒乱を企てて体制転換を狙った。

 決して、イラク全体が騒乱となっている訳では無い。その様な印象を作り上げているのは、ユダヤが支配する主流メディア(MSM)・マスコミである。そして、その騒乱に、イランは全く関与していない。MSMマスコミに騙されてはならない。

 11月3日夜
  シーア派の聖地であるカルバラ(Karbala)のイラン領事館が、反政府デモの一部がイラン総領事館を襲撃し、「外壁の周りでタイヤを燃やしたり壁をよじ登ってイラクの国旗を振ったりした」。

 
YouTube: Iraq’s foreign ministry slams attack on Iran consulate in Karbala
 2019/11/04

 11月4日
  以下、2019/11/05付・AFP BB NEWS日本「イラク治安部隊がデモ隊に発砲 イラン領事館で参加者4人死亡」より
   「【11月5日 AFP】イラク首都バグダッドで4日、治安部隊が反政府デモの参加者らに実弾を発砲した。その数時間前にも、中部のイスラム教シーア派聖地カルバラ(Karbala)にあるイラン領事館外で衝突が起き、デモ参加者4人が治安部隊の発砲により死亡した。
   政府にはびこる汚職や、政治的支援の見返りに便宜を図る恩顧主義への不満を背景に、同国では道路の封鎖や不服従運動などの抗議活動が続いている。
   バグダッドを取材したAFPカメラマンによると、外務省や法務省、イラン大使館などに続く通りで、デモ隊と治安部隊が衝突。治安部隊は投石するデモ隊に対し催涙弾を発射したという。
   さらに複数の目撃者によると、国営テレビの本社周辺に集まったデモ隊に向かって治安部隊が発砲。医療関係者や治安当局筋は、バグダッドで約20人が負傷したと伝えた。
   先月24日にデモが再開して以降、バグダッドのデモ隊に対して実弾が使用されたのはこれが初めて。これ以前に機動隊は、「過剰な力」を行使しているとの非難を受けて催涙ガスの使用に切り替えていた。
   AFPの統計では、反政府デモが始まった先月1日以降の死亡者数は約270人に上っているが、政府は正確な犠牲者数を公開することをやめている。
   バグダッドから南に約100キロ離れたカルバラでは、3日夜から4日未明にかけてデモ隊が隣国イランの領事館に集まり、イランがイラク政府を支援していると抗議した。……」
  (以上、2019/11/05付・AFP BB NEWS日本「イラク治安部隊がデモ隊に発砲 イラン領事館で参加者4人死亡」より)

 11月11日
 
YouTube: Protesters, Iraqi security forces continue to battle on Baghdad streets
 2019/11/11

 11月12日
 
YouTube: Iraq: Clashes break out during anti-government protests
 2019/11/12

  イラクのバビロン州で、暴動の間に殺害された抗議者の為のろうそくの灯りを灯した集会が開催された。

   「私たちが抑圧されていることを全世界が知っている。私たちは平和な人々であり、イラクの旗とろうそくだけしか持っていない。」

 
YouTube: Iraq: Candlelight vigil for protesters killed during unrest
 2019/11/12

 11月27日夜
  「【11月28日 AFP】反政府デモが続くイラクで27日、イスラム教シーア派の聖地ナジャフ(Najaf)にあるイラン領事館にデモ隊が放火した。」

 11月28日
  イラン外務省のムーサヴィー報道官
   「(在ナジャフ・イラン総領事館が放火されたことに関して書面で声明を出し、)イランの厳しい抗議は駐イラン・イラク大使に伝えられた」
   「イラク政府による、攻撃者に対して責任ある、断固とした、有効な措置を講じることを期待する」


  
YouTube: Iran decries attack on Iran's Najaf consulate
 2019/11/28

 11月29日
  イラクのアブドルマハディ首相が辞意を表明した。

   イラクのイスラム教シーア派最高権威シスタニ師
    「(政府は)事態に対処できておらず、国益のために議会は再考すべきだ」
    「破壊行為、暴力行為は終わらなければならない」

 
YouTube: Iraq's top Shia cleric: Vandalism, violent acts must end
 2019/11/29

   アブドルマハディ首相
    「シスタニ師の呼び掛けに迅速に応じるため、私の辞任を求める書簡を出す」

 
YouTube: Iraqi prime minister announces he will resign
 2019/11/30

 12月1日
  「イラク国会は1日、大規模な反政府デモを受け、事態打開のため辞意を表明していたアブドルマハディ首相の辞任を認めた。イラクの国営テレビなどが伝えた。」

 
YouTube: Iraq’s parliament approves prime minister’s resignation
 2019/12/01

  「【カイロ時事】反政府デモが続くイラクで1日夜(日本時間2日未明)、イスラム教シーア派聖地、中部ナジャフにあるイラン領事館がデモ隊に放火された。ナジャフのイラン領事館は11月27日にも暴徒化したデモ隊に襲われたばかり。外交施設を警備する責任はイラク政府にあり、無策に対するイランの反発は必至だ。」

 12月5日
 
YouTube: Miles de iraquíes se manifiestan en apoyo a la autoridad religiosa
 数千人のイラク人が宗教的権威を支持してデモを行う
 2019/12/05

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/08/15付:『イランとイラクの結束(1/3)「イランは常にイラクの同胞と共にあり続けるだろう」/Iran ties with Iraq. Iran would always keep being with Iraq』
  ・2019/08/15付:『イランとイラクの結束(2/3)「イラクに戦争を望むグループは無い」/Iran ties with Iraq. There are no group which wish for war in Iraq』
  ・2019/08/15付:『イランとイラクの結束(3/3)「戦争にノー、平和にイエス」イラクはイランと共に立つ事を誓う/Iran-Iraq tie. "No War", Iraq vows to stand with Iran』
  ・2019/09/10付:『ポピュリズムは「両刃の剣」:香港は反共?それとも共産グローバリストの煽動?「逃亡犯条例改正反対デモ」/Is Hong Kong demo anti-Communism?or globalism?』
  ・2019/09/14付:『「パニック症」の現「偽」イスラエルによる侵略攻撃-イラク、レバノン、シリア、パレスチナ/Invasion attack by "panic disorder" present Fake Israel』
  ・2019/12/19付:『イラクのデモの騒乱化は「カラー革命」の謀略、米国・偽イスラエル・サウジ・UAE…/Iraqi demo hijacked by CIA-Mossad riotize to "color rev."』

 引用文献
  ・2019/10/07付・ParsToday日本:『イラン最高指導者、「イランとイラクは互いに結ばれている」』
  ・2019/10/07付・ParsToday日本:「イランとイラクの取引額、今後2年で200億ドルに達する見込み」
  ・2019/10/07付・ParsToday日本:『イラン外務省報道官、「イランは常にイラクの政府・国民とともにあり続ける」』
  ・2019/10/17付・ParsToday日本:「300万人超のイラン人巡礼者、イラク・カルバラーへ(動画)」
  ・2019/11/05付・AFP BB NEWS日本:「イラク治安部隊がデモ隊に発砲 イラン領事館で参加者4人死亡」
  ・2019/11/05付・VOV5(ベトナムの声放送局)日本語:「イラク反政府デモ イラン総領事館も標的に 混乱広がる」
  ・2019/11/28付・AFP BB NEWS日本:「イラクの反政府デモ隊、イラン領事館に放火 聖地ナジャフ」
  ・2019/11/29付・時事通信:「イラク首相が辞意 反政府デモ、収拾できず」
  ・2019/11/29付・TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)日本:「イラン外務省、在ナジャフ・イラン総領事館放火を非難、イラクに対応を求める」
  ・2019/12/01付・産経新聞(共同通信):「イラク首相の辞任承認 国会、デモ沈静は不透明」
  ・2019/12/02付・時事通信:「イラン領事館にまた放火 シーア派聖地、デモ暴徒化―イラク」


イラクのデモの騒乱化は「カラー革命」の謀略、米国・偽イスラエル・サウジ・UAE…/Iraqi demo hijacked by CIA-Mossad riotize to "color rev."

2019-12-19 05:36:43 | 中東
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.
 



 

 

 

 

 


 
YouTube: US ignited unrest in Iraq to wrest control of country: Commentator
 2019/10/31
 
YouTube: Iraqi government blames "evil hands" for targeting protesters
 2019/10/06
 
YouTube: Why do you think the Iraq protests interest the US and Israeli officials?
 2019/11/05
 
YouTube: US and its allies trying to hijack Iraq protests
 2019/11/08

YouTube: Iraqis’ problems rooted in US aggression: Analyst
 2019/10/06
 
YouTube: Iraq: Popular Revolt...Or Color Revolution?
 2019/10/09
 
YouTube: مستشار الأمن الوطني فالح الفياض: سنسقط المؤامرة على العراق
 Falih Alfayyadh国家安全保障顧問:イラクに対する陰謀をやめる
 2019/10/08

YouTube: هل من عناصر مؤامرة يمكن تلمّسها مما جرى في العراق؟
 イラクで起こったことから感じられる陰謀の要素はありますか?
 2019/10/08

 イラクの抗議デモの騒乱化は「カラー革命」同様の米国CIA謀略の煽動
  偽イスラエルMossadの関与、UAEからのスパイセル、サウジアラビア、IS(DAESH)、旧バアス党、民間軍事会社ブラックウォーター(現アカデミ)……
  Iraqi protest demonstrations hijacked by CIA-MOSSAD riotize to "color revolution"


 政府、上層部の汚職と腐敗、貧困層との格差、公共サービスの不備、高い失業率等が原因となった一般大衆の中の一部が行い始めたデモは、当初は平和的なものであった。
 その後、アメリカ等に乗っ取られ、煽られ、操作されて、規模が拡大すると共に暴動化し、騒乱状態に発展してしまった。

 その暴動・騒乱に関与するのは、米国のCIAの他、かつて銃乱射虐殺事件等を起こした悪名高き米国の民間軍事会社ブラックウォーター(現名称はアカデミ)、その他の民間軍事・警備会社、その民間軍事会社と行動を共にしているとされる偽イスラエルのMOSSAD、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、サダム・フセインの残党と旧バアス党、そしてIS(DAESH)等が挙げられる。また、イラクの反体制派だけでは無く、イランの在外反体制派もイラン国民に成り済まして紛れ込んだりリンクしている。それらは、同じ顔、似た様な顔つきをしているので、見分けが付かない。

 そして騒乱状態となった中では、武器が提供されていたり武装したテロリストが紛れ込み、警官や一般市民の抗議者に向けて発砲している。

 占領後に日本を反抗する事も出来ない程に従属化し、概ね自身の意向に沿う様にして成功する事が出来た米国は、その日本のケースで味を占めた事でイラクにも同様の政策を押し付けようとした。しかし、特に最近に於いてはイラクの自己主張は強まっており、その分、米国に迎合せず、阿る(おもねる)事無く、イランとより親しく距離を縮め続け、友好関係と共に経済面での結び付きも飛躍的に向上を続けててより一層の緊密な関係となっている。
 米国の成功例は第二次大戦後の日本のケースだけであり、他は皆、イラクをはじめ、ベトナム、アフガニスタン、リビア、シリア等と泥沼にハマるばかりで、尽く失敗を重ねて来たのである。

 しかし現在、「反グローバリズム」を掲げて「米国第一」、「中東脱出」を掲げながら、その泥沼から抜け出そうとして米国内でもがきながら闘いを続けるトランプが大統領として存在する事は、中東地域に少し希望が見えて来ると共に、米国内にとっても負債や兵士の命の問題等で救いの兆しが見えるのではないだろうか。しかし未だまだ、米国内の旧来からのエスタブリッシュメントらに足を引っ張られ続けている。

 そしてその米国の中東からの離脱を妨げる、自国をディープ・ステートの駒とし続けたいグローバリスト、ネオコン、ネオリベラリスト、シオニストらは、自立しだしたイラクを今一度米国に従順に成る様にしようとして、今回のデモを乗っ取り、操作し、煽り、利用する。
 また、イラクとイランとの緊密な関係を壊す事も目的となっている。

 ユダヤに握られている主流メディア(MSM)・マスコミは、デモの原因にイランの介入を挙げたり、デモが行われている中でイランの侵入者が一般市民に向けて攻撃している等と述べているが、これらは騒乱のバックに居る者達のプロパガンダであり、「でっち上げ」で、イランの悪者化を謀ったものである。

 
YouTube: ‘Irak busca alianzas con países que no siguen directrices de EEUU’
 「イラクは米国のガイドラインに従わない国との提携を求めています」
 2019/10/29
 
YouTube: US has long history of punishing governments that defy American dictates
 2019/11/15

 デモが始められた頃の10月7日には、ロシアのラブロフ外相とイラクのモハメド・アリ・アルハキム外相との会談に於いて軍事財供給に関する契約を遂行する意向が示された。昨年、当時のイラクのイブラヒム・アル・ジャファリ外相が、ロシアのS-400ミサイル防衛システムを購入する可能性を検討していることが確認されている。また、7日の会談のつい1ヶ月程前の8月末には、現「偽」イスラエルの「暫定」首相ネタニヤフが、やり直し選挙前に追い詰められて「パニック症候群」が発症し、イラクをはじめ、レバノン、シリア、パレスチナ・ガザへのサイコパスでキチガイの八つ当たり侵略攻撃を行った経緯も有る。

 10月5日までに
  ストップ・ザ・ウォー戦争連合のメンバー、サミ・ラマダーニ (RTへのインタビュー)
   「問題は非常に深刻になり、((※2003年以来の)米国主導の侵略による)破壊は非常に大きく、イラクに米国が設置した政治的エリートは殆ど全て腐敗した。そして、これはその破壊的な占領から回復しようとする問題に追加されました」

 10月5日
  以下、2019/10/05付・ParsToday日本「視点;イラクの抗議デモ、疑われる外部からの陰謀(日本語のナレーション付)」より
   「イラクで最近数日間にわたり、首都バグダッドを初め一部の州で公共サービスの不備や失業、行政内の汚職等に抗議してデモが開催されました。
   当初平和的に行われていたこの抗議デモは、その後、一部集団の介入によって不審な方法で暴動へと発展し、この中で現在までに48人が死亡する事態を招きました。
   複数の証拠から、これらの抗議デモが市民による自発的なものではなく、その発生に外国が関与していた事実が判明しました。その背景として、以下のようないくつかの理由が指摘できます。

    第1に、SNSに投稿されたイラク国民による抗議行動の動画は、本物ではなく完全に捏造が疑われていること。
    第2に、今回の抗議行動がシーア派3代目イマーム・ホサイン殉教の40日忌=アルバインの行進開始とほぼ同時期に始まったこと
。おそらくその目的は、イラクでアルバインの行進が大々的にスタートすることを妨げ、イランなど他国の巡礼者によるイラク訪問を思いとどまらせることにあったと思われます。
    第3に、今回の抗議デモが、イエメン人がサウジアラビアに頑なに抵抗し、シオニスト政権が占領地イスラエルで組閣政策の行き詰まりに陥っているのとほぼ同時に発生していること。
       イラクは独立した外交政策を有しています。サウジアラビアによる対イエメン戦争、そしてアラブ諸国とイスラエルの関係正常化に反対を唱えています。
       一方で、イラクの民営組織ハシャド・アルシャビはイランと緊密な関係を有しています。

   以上の理由により、イラクはアラブ・イスラエル・西側の枢軸が思惑とする抗議デモや暴動を形成するための場所として考えられたのでしょう。

    第4に、イラクでの抗議デモは、同国政府がハシャド・アルシャビの拠点爆破に関する調査結果を発表したこと、それにイスラエルが直接関与していたとするアブドルマハディ・イラク首相の表明とも時期的に重なること。
    第5に、今回の一連の騒乱がイラクの旧バース党政権の一部因子の支持を受けているということです。今回の抗議行動の開始とともに、イラクの元独裁者サッダームの娘はツイッターにデモを支持するコメントを投稿しました。


   イラク国内での経済問題や行政内の汚職を否定できないことは事実です。しかし、最近の抗議行動の中で発生した暴動や、西側・アラブ系メディアによるこの出来事を伝える報道は、イラクで現在起きている出来事がある目的を伴った陰謀であることを物語っているのです。」
  (以上、2019/10/05付・ParsToday日本「視点;イラクの抗議デモ、疑われる外部からの陰謀(日本語のナレーション付)」より)

 10月6日
  イラクのアブドルマハディ首相
   「(国民に向かって、)イラク政府の優先事項は、国民の合法かつ公正な要求を実現することだ

 10月7日
  以下、2019/10/07付・ParsToday日本『イラク国家安全保障補佐官、「敵によるイラクの平穏かく乱工作は失敗した」』より
   イラクの民兵組織ハシャドアルシャビのトップを兼任するイラクのアルファイヤーズ国家安全保障補佐官
    「わが国の平穏をかく乱しようとした敵の工作は失敗した」
    「現在イラクは、見舞われた危機を乗り越えた」


   「イラク南部カルバラーのシーア派最高権威・スィースターニー師の代理人を務めるアフメド・アルサーフィー氏も、最近各都市で発生した抗議行動に反応し、三権の長に対し現実的な改革の実現を求めるとともに、衝突した国民と治安部隊それぞれに自制を要求しました。」
   イラクでは10月に入ってから、首都バグダッドなど一部の州で公共サービスの不備、失業、行政内の汚職に抗議するデモが行われ、治安部隊との衝突にまで発展していました。
   こうした中、6日日曜、同国アブドルマハディ首相が、国民の正当な要求実現に真っ先に着手すると呼びかけたことをきっかけに事態は沈静化へと向かいました。
   複数の証拠や証言から、イラクでの最近の騒乱は市民による自発的なものではなく、背後で外国が関与していたことが判明しています。」
  (以上、2019/10/07付・ParsToday日本『イラク国家安全保障補佐官、「敵によるイラクの平穏かく乱工作は失敗した」』より)

 ロシアのラブロフ外相はイラクの首都バグダッドでのモハメド・アリ・アルハキム外相との会談に於いて軍事財供給に関する契約を遂行する意向を示した。2018年2月には、当時のイラクのイブラヒム・アル・ジャファリ外相が、モスクワ訪問中にロシアのS-400ミサイル防衛システムを購入する可能性を検討していることを確認している。

 
YouTube: Iraq: Russia to supply military goods to Baghdad – Lavrov
 2019/10/07

 10月9日
  イラクのサリフ大統領は抗議者に対する攻撃を非難した。

 
YouTube: Iraq's President Salih condemns attacks on protesters
 2019/10/09

  以下、2019/10/10付・ParsToday日本「イラクでの抗議者の殺害におけるアメリカの関与が暴露」より
   イラクの民兵組織の一つ、アサイブ・アフル・ハックの代表、カイス・カザリ氏
    「イラクの最近の暴動の裏にはアメリカと同国の悪名高い軍事会社ブラックウォーターが存在する」
    「このシナリオの目的として、イラク治安部隊の力を消耗させること、民兵組織・ハシャド・アルシャビがテロ組織ISISを掃討した地域から撤退し、これらの地域で治安上の空白を作ることなどが挙げられる」


   「イラクでは、最近の抗議デモおよびそれに伴う暴動で、少なくとも104人が死亡、6000人以上が負傷しました。
   なお、死亡者のうち8人は治安部隊員とされています。
   イラク政府は、抗議者を襲撃した人物を特定するための捜査を開始しています。」
 (以上、2019/10/10付・ParsToday日本「イラクでの抗議者の殺害におけるアメリカの関与が暴露」より)

  イランのザリーフ外相
   「イラク国民の聡明さは他国が悪用することを妨げた」
   「(最近イラクで発生した情勢変化に言及し、)イラクの持ち主はイラク国民だ。彼らの権利は守られなければならない」


 10月25日
  イラク国民主権運動を率いるハキーム師 (親イランのシーア派民兵中心のファタハ連合のアミリー代表とのイラク・バグダッドでの会談)
   「公共サービスと雇用創出に関する要求等、国民の要望を迅速に調査し、官僚主義を離れて実施すべき」

 10月25~26日
  以下、2019/10/26付・ParsToday日本「イラク・カルバラーでデモ、アメリカとイスラエルへの抗議の声も」より
   『イラク南部の都市カルバラーの市民らが、国内での汚職や行政の不備に抗議してデモを行い、同時に米国とシオニスト政権イスラエルの政策にも抗議の声を上げました。
   イルナー通信によりますと、カルバラーのデモに参加した人々は25日金曜、イラクの首都バグダッドやその他の都市の住民らが街頭に繰り出したのとほぼ同時刻に、経済・政治分野での真の改革や汚職対策、貧困撲滅や雇用創出を強く訴えるとともに、「米国にノー、イスラエルにノー」のスローガンを掲げ、米国がイラクや地域に展開する政策にも反対を唱えました。
   イラク南部の港湾都市バスラでは、人々がクウェートに通じる国境検問所で自動車のタイヤを燃やし、国境を封鎖しました。
   バグダッド市内のタフリール広場では、抗議者らが特に25日夜~26日土曜未明にかけて複数回集まり、旧米軍管理領域のグリーン・ゾーンに侵入しようとしましたが、治安部隊に取り押さえられました。治安部隊は催涙ガスや音響弾を発射して、抗議者の侵入を阻止しました。
   イラク人権委員会は、今回発生した衝突で1人が死亡、227人が負傷、うち3人はイラク・アルムサンナー州の住民で、その他はバグダッド市民だったと発表しました。』
  (以上、2019/10/26付・ParsToday日本「イラク・カルバラーでデモ、アメリカとイスラエルへの抗議の声も」より)

  以下、2019/10/26付・ParsToday日本「イラクの抗議デモ バスラで治安部隊が手榴弾の攻撃を受ける (動画)」より
   『イラク内務省が、同国バスラ州で治安部隊が手榴弾による攻撃を受けたことを明らかにしました。
   イラクのテレビ局アル・イラキーヤが56日土曜、報じたところによりますと、イラク内務省は今回の攻撃で軍関係者1人および治安部隊員7人が負傷したことを明らかにしました。
   同省はまた、「複数の州で、政府系庁舎や各政党の拠点・事務所が複数のグループによって放火された」と発表しています。
   バスラ州では、機動隊の車両2台が何者かによって放火されました。
   一部の情報筋は、同国の首都バグダッドで抗議者側の一人が25日金曜、逮捕されたことを明らかにし、この人物が治安部隊と抗議者の双方を銃撃していたと話しています。
   これに先立ち、バグダッドでは機動隊に向かって発砲していた1人が逮捕されました。
   首都バグダッドを初め、バスラ、ナジャフ、カルバラー、ワーシト、マイサーン、ムサンナー、バービル、ジーカールの各州では25日、汚職や国民の生活の窮状、失業などに抗議する大規模なデモが実施されました。
   イラク議会は新たな状況を検討するため、26日に緊急会議を開催する予定です。』
  (以上、2019/10/26付・ParsToday日本「イラクの抗議デモ バスラで治安部隊が手榴弾の攻撃を受ける (動画)」より)

 
YouTube: "More than 60 Iraqis killed in renewed anti-govt. rallies"
 2019/10/27

  以下、2019/10/27付・ParsToday日本「イラク首都で、武器を積載した車両が発見」より
   『イラクの治安部隊が、同国の首都バグダッド北部の検問所で、兵器を積載した車両を摘発し、押収しました
   イルナー通信によりますと、イラクの治安筋は26日土曜、この車両の運転手が逮捕されたことを明らかにするとともに、問題の車両から各種の兵器が摘発、押収されたとしています。
   イラクの治安部隊は今月25日と26日の両日にわたって、バグダッドを初めとする同国の複数の都市での抗議デモにおいて、数名の武装した人物を逮捕しました。
   複数の報道から、これらの人物の一部は、警察官やデモ参加者の双方に発砲し、平和的なデモを暴力事件に発展させようとしていたことが判明しています。
   イラクの政界の要人の一部は、同国での最近の騒乱にアメリカとシオニスト政権イスラエルが関与し、平和的なデモを暴動に持ち込もうとしていた、として非難しています

   今月25日、イラクではバグダッドのほか、バスラ、ナジャフ、ワーシト、ムサンナ、ジーカール、バービルなどの都市で生活苦や失業、行政内の汚職に抗議するデモが発生しています。

 

 

 イラク首都で、武器を積載した車両が発見
 以上2点の出典:2019/10/27付・ParsToday日本「イラク首都で、武器を積載した車両が発見」

  (以上、2019/10/27付・ParsToday日本「イラク首都で、武器を積載した車両が発見」より)

 
YouTube: ¿Quiénes soplan el fuego de la violencia en Irak?
 誰がイラクで暴力の火を吹きますか?
 2019/10/29

 10月27日
  イラン外務省のムーサヴィー報道官
   「イランはイラクの状況を注意深く監視している」
   「イラクの宗教および政治関係者は協力して目標を達成し、より良い未来を築くことができます」

 11月3日
  以下、2019/11/04付・Middle East Monitor「Iraq arrests UAE spy cell amid protests」より
   「Security forces in Iraq have arrested an Emirati spying cell consisting of several Lebanese and Iraqi nationals in the capital Baghdad.
   According to Sawt Al-Iraq Radio, security sources were quoted yesterday claiming that the UAE “infiltrators cell” had been carrying out subversive activities aimed at destabilising the Iraqi state, although the Iraqi authorities have yet to officially comment on the arrests.
   “The UAE’s team was conducting extremely dangerous activities in Iraq aimed at overthrowing the government,” the Iraqi source said.
   The accused have been identified by Iraqi agents as being responsible for financing some demonstrations in Baghdad and other cities.
   The arrests comes as an unconfirmed video recently circulated on social media showed a woman distributing US dollars to Iraqi tuk tuk (rickshaw) drivers among the demonstrators, the source of these funds are unknown.
   The group allegedly has direct links to the UAE’s security chief Tahnoun Bin Zayed, who is also the brother of the country’s de facto ruler, Crown Prince Mohammed Bin Zayed.
   The radio station noted that Abu Dhabi is currently in talks with Baghdad via Western parties to help resolve the issue.
   Although Iraq’s protests are largely centred on governmental corruption and economic mismanagement, foreign interference has been suspected with the aim of fermenting the demonstrations towards violence in order to disrupt the close ties between Baghdad and Iran.

  (『「イラクは抗議の中でUAEスパイセルを逮捕」
   イラクの治安部隊は、首都バグダッドでレバノン人とイラク人の数人で構成される首長国のスパイ・セルを逮捕した。
   Sawt Al-Iraq Radioによると、昨日、治安当局はUAEの「侵入者セル」がイラク国家の不安定化を目的とした破壊活動を行っていたと主張しているが、イラク当局はまだ逮捕について正式にコメントしていない。
   「アラブ首長国連邦のチームは、政府を打倒することを目指してイラクで非常に危険な活動を行っていた」とイラクの情報筋は語った。
   被告人は、バグダッドおよび他の都市でのいくつかのデモに資金提供した責任があるとして、イラクのエージェントによって特定されている。
   最近ソーシャルメディアに於いて、デモ参加者の間に居るイラクのトゥクトゥク(人力車)の運転手に米ドルを分配している女性を示した未確認のビデオが流布された事から逮捕され、これらの資金源は不明である。
   このグループは、アラブ首長国連邦の事実上の支配者であるモハメッド・ビン・ザイード皇太子の兄弟でもある、アラブ首長国連邦の治安部長であるタヌーン・ビン・ザイードと直接関係があるとされている。
   ラジオ局は、アブダビが現在問題を解決するために欧米方を経由してバグダッドと話し合っていることに注目した。
   イラクの抗議については主に政府の腐敗と経済面に於いての誤った運営管理に集中しているが、バグダッドとイランの緊密な関係を破壊するために暴動化に向けてデモを動揺させる目的を持った外国の干渉が疑われている。』)



Middle East Monitor: Iraq arrests UAE spy cell amid protests

  (以上、2019/11/04付・Middle East Monitor「Iraq arrests UAE spy cell amid protests」より)

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/08/15付:『イランとイラクの結束(1/3)「イランは常にイラクの同胞と共にあり続けるだろう」/Iran ties with Iraq. Iran would always keep being with Iraq』
  ・2019/08/15付:『イランとイラクの結束(2/3)「イラクに戦争を望むグループは無い」/Iran ties with Iraq. There are no group which wish for war in Iraq』
  ・2019/08/15付:『イランとイラクの結束(3/3)「戦争にノー、平和にイエス」イラクはイランと共に立つ事を誓う/Iran-Iraq tie. "No War", Iraq vows to stand with Iran』
  ・2019/09/10付:『ポピュリズムは「両刃の剣」:香港は反共?それとも共産グローバリストの煽動?「逃亡犯条例改正反対デモ」/Is Hong Kong demo anti-Communism?or globalism?』
  ・2019/09/14付:『「パニック症」の現「偽」イスラエルによる侵略攻撃-イラク、レバノン、シリア、パレスチナ/Invasion attack by "panic disorder" present Fake Israel』

 引用文献
  ・2019/10/05付・ParsToday日本:「視点;イラクの抗議デモ、疑われる外部からの陰謀(日本語のナレーション付)」
  ・2019/10/05付・RT QUESTION MORE:「Death toll in Iraq nears 100 amid violent crackdown on nationwide anti-government protests」
  ・2019/10/07付・ParsToday日本:『イラク国家安全保障補佐官、「敵によるイラクの平穏かく乱工作は失敗した」』
  ・2019/10/09付・ParsToday日本:『イラン外相、「イラク国民の聡明さが、他国による悪用を阻止した」』
  ・2019/10/10付・ParsToday日本:「イラクでの抗議者の殺害におけるアメリカの関与が暴露」
  ・2019/10/26付・ParsToday日本:「イラク・カルバラーでデモ、アメリカとイスラエルへの抗議の声も」
  ・2019/10/26付・ParsToday日本:「イラクの抗議デモ バスラで治安部隊が手榴弾の攻撃を受ける (動画)」
  ・2019/10/26付・ParsToday日本:『イラク国民主権運動のハキーム師 「国民の要望を速やかに調査、実施すべき」』
  ・2019/10/27付・ParsToday日本:「イラク首都で、武器を積載した車両が発見」
  ・2019/10/27付・The Iranian(Middle East Monitor):「Iran Says ‘Carefully Monitoring’ Iraq Protests」
  ・2019/11/04付・Middle East Monitor:「Iraq arrests UAE spy cell amid protests」

 関連文献
  ・2019/10/10付・The Iranian:「Iraq Protests: Spontaneous Or Made In The US?」


イランで新たな油田発見/ A new oil field was discovered in Iran

2019-12-19 03:04:02 | イラン2012~2019
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.



 イランで新たな油田発見
   A new oil field was discovered in Iran


 
YouTube: Iran discovers 54 billion barrels of crude oil
 2019/11/10

 11月10日
  『【カイロ時事】イランのロウハニ大統領は10日、中部ヤズドでの演説で、南西部フゼスタン州で大規模な油田が発見されたと明らかにした。大統領は「米国の専制的な制裁にもかかわらず、巨大油田を見つけることができた。イランは豊かな国家だと米国に告げたい」と語った。
  イランのメディアによれば、見つかった油田の面積は2400平方キロで、埋蔵量は推計530億バレル。英石油大手BPによると、イランの確認原油埋蔵量(2018年末時点)は1556億バレルで世界第4位。今回の発見で埋蔵量は1.3倍に増え、ベネズエラ、サウジアラビアに次ぐ3位になるとみられる。』

 
YouTube: Iran discovers oil field containing 53bn barrels of crude: Rouhani
 2019/11/10



 
YouTube: Iran oil minister: New oil field is Iran's second largest
 2019/11/11

 引用文献
  ・2019/11/10付・時事通信:「イラン、大規模油田発見 確認埋蔵量で世界3位か」

 関連文献
  ・2019/11/10付・ALJAZEERA:「Rouhani: Iran finds new oilfield with 53 billion barrels」
  ・2019/11/12付・The Iranian(SPUTNIK):「Iran Just Increased Its Crude Reserves By Up To 25%: What Next?」

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」
  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:『「ワンパターン」詐欺師ポンペオの常套手段:裏を取らずに即答「イランがやった」/"The same way":Swindler Pompeo's usual device are "Iran did"』
  ・2019/12/08付:「2019イエメン・アンサール・アッラーがサウジアラムコ報復攻撃-まとめ/Yemen Ansar Allah attacked against Saudi Aramco for retaliation」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」


11.8イランが領空侵犯した外国の無人航空機を撃墜/Iran shot down foreign UAV which invaded in territorial airspace

2019-12-19 02:27:48 | イラン2012~2019
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.


 
 
 
 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」 
 



 11.8イランが領空侵犯した外国の無人航空機を撃墜
  Iran shot down foreign UAV which invaded in territorial airspace


 
YouTube: 'Iran’s indigenous air defense system shot down infiltrating drone early Friday '
 2019/11/08
 
YouTube: News Review - Iran downs 'intruding foreign' drone over Persian Gulf coast
 2019/11/08
  
YouTube: الدفاعات الجوية الإيرانية تسقط طائرة مسيرة مجهولة الهوية في خوزستان
 イランの防空は、フーゼスターンで正体不明のドローンを撃墜した

 
YouTube: دلالات كثيرة تحملها عملية إسقاط طائرة أجنبية مسيرة جنوب غرب إيران
 イラン南西部での外国無人機の撃墜には多くの影響がある
 2019/11/09

 11月8日未明(現地)
  『【カイロ時事】イラン国営メディアによると、ペルシャ湾岸の南西部フゼスタン州の上空で8日、国籍不明の無人機が地対空ミサイルによって撃墜された。無人機の詳細は不明だが、州当局者は「外国の無人機であることは間違いない」と指摘。機体の残骸が既に回収され、分析が行われているという。』

  イラン防空軍の最高司令官、Alireza Sabahifard准将
   「この決定的な行為とミサイルの発射は、外国の無人機による私たちの空域の侵害に対応したものである」
   「侵入した無人機は、国の統合防空ネットワークの完全な警戒のおかげで、国の重要な場所に到達する前に破壊された」
   「国の統合防空ネットワークが領空侵犯に完全に備えて決定的に対応することを繰り返し警告している」


 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/07/13付:『米無人機撃墜:イラン領空侵犯は戦争煽動者による「挑発」、戦争突入への「リメンバー・グローバルホーク」/"Remember GH" that Provocations by War Agitator』
  ・2019/07/13付:『米無人機撃墜:アメリカによるイラン領空侵犯の「証拠」/"Evidence" that US Global Hawk shot down invaded Iranian region』
  ・2019/07/13付:『トランプは1度も攻撃承認せず(1/2)イランの「10分前」警告を「真似」した攻撃中止ツイート、戦争煽動者NYTの"Fake News"/Trump copied "before 10 minutes"』
  ・2019/07/13付:『トランプは1度も攻撃承認せず(2/2)ケネディ暗殺に繋がる偽イスラエル核兵器工場従業員「150人」を真似した犠牲者数/Trump heard "150" of Israel nuke employee』

  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」
  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:『「ワンパターン」詐欺師ポンペオの常套手段:裏を取らずに即答「イランがやった」/"The same way":Swindler Pompeo's usual device are "Iran did"』
  ・2019/12/08付:「2019イエメン・アンサール・アッラーがサウジアラムコ報復攻撃-まとめ/Yemen Ansar Allah attacked against Saudi Aramco for retaliation」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」

 引用文献
  ・2019/11/08付・時事通信:『イラン南西部で無人機撃墜 「外国製」と非難』
  ・2019/11/08付・The Iranian(Tasnim News):「Iranian Army Shoots Down Foreign Drone Over Southwestern City」


イラン11.4「世界的な覇権主義と戦う日」米スパイ巣窟占拠40th/Iran "Day of fight against global hegemony" on US spy den takeover

2019-12-19 01:14:46 | イラン2012~2019
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.


 
 
 
 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」 
 



 イラン11.4「世界的な覇権主義との闘争の日」
  スパイの巣窟・米大使館占拠40周年記念
 Iran "Day of fight against worldwide hegemony"
  Den of spy, 40th anniversary of US embassy takeover









 出典:2019/11/04付・ParsToday日本:『イラン全国で、「世界的な覇権主義と戦う日」の行進(動画)』

 
YouTube: アーバーン月13日 #イラン 全国で覇権主義を非難するシュプレヒコール
 2019/11/04
 
YouTube: Irán celebra Día Nacional de la Lucha contra la Hegemonía
イランはヘゲモニーとの戦いのナショナルデーを祝います
 2019/11/04
 
YouTube: Iranians mark 40th anniv. of US embassy takeover
 2019/11/04
 
YouTube: Iranians chanting ‘Death to America & Israel’ marking 40th anniversary of US Embassy takeover
 2019/11/04
 
YouTube: Iran unveils new anti-US murals at former US embassy
 2019/11/03
 
YouTube: Zelaia: Irán, adalid de la lucha contra la hegemonía de EEUUv
 ゼライア:イラン、米国覇権との戦いのチャンピオン
 2019/11/04

 11月4日
  以下、2019/11/04付・ParsToday日本『イラン全国で、「世界的な覇権主義と戦う日」の行進(動画)』より
   『首都テヘランを含むイラン全国で4日月曜、世界的な覇権主義と戦う日の行進が国民や学生、政府高官の大々的な参加により実施されています。
   11月4日はイラン暦アーバーン月13日に当たり、イランでは「世界的な覇権主義と戦う日」に制定されています。
   40年前のこの日、イラン人学生がイスラム革命に対する米国の陰謀に抗議し、スパイの巣窟と呼ばれた在テヘラン・米大使館を占拠しました。
   IRIB通信によりますと、今回の行進に参加した人々は、「アメリカに死を」、「イスラエルに死を」のスローガンを掲げ、覇権主義に対する怒りや嫌悪を示しています。』
  (以上、2019/11/04付・ParsToday日本『イラン全国で、「世界的な覇権主義と戦う日」の行進(動画)』より)

  『イラン全国の学校で4日月曜朝、「世界的な覇権主義と戦う日」にあわせて一斉に鐘が鳴らされ、記念式典が開催されました。
学生たちは式典の中で覇権主義に対抗するスローガンを叫び、イランイスラム共和国にとって重要なこの日を称えました。』
   (2019/11/04付・ParsToday日本『イラン全国の学校で、「世界的な覇権主義と戦う日」の式典開催』より)

 
YouTube: انطلاق مراسم إحياء الذكرى الأربعين لاقتحام السفارة الأمريكية في طهران
 テヘランのアメリカ大使館襲撃の40周年を記念する式典
 2019/11/03 にライブ配信

YouTube: Iran: Massenprotest bringt Hass und Ablehnung gegen US-Politik und US-Machtgehabe auf die Straßen
 イラン:米国の政策と権力への憎しみと拒否をもたらす大規模なストリート抗議
 2019/11/05

 以下、2018/11/04付・ParsToday日本:「イランで世界的な覇権主義への対抗デーのイベントが実施」より、
  『イラン暦1358年アーバーン月13日にあたる1979年11月4日にちなみ、イランでは毎年この日は世界的な覇権主義への対抗デーとされています。
  イランイスラム革命の創始者ホメイニー師が、当時のパフラヴィー朝政権によりトルコに追放された日でもあり、またこの日、この政権により多数の学生が殺害されたことにちなみ、テヘランで学生による大規模な抗議行進が行われました。
  その中で、この日、革命精神あふれる多数のイスラム教徒の学生が、イラン国民に対するスパイの巣窟と化していたテヘランのアメリカ大使館を占拠しました。
  この行動は、イランのイスラム革命に対するアメリカの数々の陰謀への抗議行動の中で行われています。
  アメリカ大使館占拠前に、イラン外務省は何度も、アメリカによるイランへの内政干渉を理由に、正式にアメリカに抗議していました。
  しかし、当時のアメリカ政府はこの抗議に注目せず、なおもイランへの内政干渉を続けました。
  テヘランのアメリカ大使館占拠後、発見された明白な証拠に基づき、同大使館がイラン国民に対する陰謀やスパイ活動の拠点であったことが判明しました。

  このことにちなみ、テヘランのアメリカ大使館占拠の日は、世界的な覇権主義者との戦いの日とされています。
  テヘランのアメリカ大使館占拠を受け、ホメイニー師はこの勇敢な行動を賞賛するとともに、「アメリカのスパイの巣窟を占領したことは、(1979年の)第1の革命よりもはるかに偉大な革命であった」としました。』
 (以上、2018/11/04付・ParsToday日本:「イランで世界的な覇権主義への対抗デーのイベントが実施」より)

 以下、ウィキペディア「ルーホッラー・ホメイニー」より、
  「1963年に、皇帝が宣言した『白色革命』の諸改革に潜むイラン皇帝の独裁的な性格を非難、抵抗運動を呼びかけて逮捕される。この時は釈放されるものの政府批判を続け、翌年1964年、ついにホメイニーの国民への影響力を恐れたパフラヴィー皇帝から拉致され、国外追放を受け亡命した。」
  「その後、トルコに滞在した後に、イラクのシーア派の聖地ナジャフに移ったホメイニーは、イラン国民に改革の呼びかけを行う一方、ここでシーア派のイスラム法学者がお隠れ(ガイバ)中のイマームに代わって信徒の統治を行わなければならないとするホメイニ以前からあったシーア派の理論をさらに発展させた『法学者の統治論(ヴェラヤティ・ファキーフ))を唱えた。
  このイラク滞在時に長男が突然死しているが、パフラヴィー皇帝の『サヴァク』による暗殺とみられている。1978年にイラクを離れ、フランスに亡命してからも、一貫して国外からイラン国民へ皇帝への抵抗を呼びかけ続けた。」
  「1979年1月16日、ホメイニーが亡命先のフランスから糸を引いた反体制運動の高まりに耐えかね、皇帝(※モハンマド・レザー・パフラヴィー)とその家族がエジプトに亡命。これを受けて、ホメイニーは2月1日に亡命先のフランスから15年ぶりの帰国を果たし、ただちにイスラム革命評議会を組織した。」
 (以上、ウィキペディア「ルーホッラー・ホメイニー」より)


YouTube: Irán celebra Día Nacional de Lucha contra la Arrogancia Global
 イランは世界的な傲慢と戦うためにナショナルデーを祝います
 2019/11/03に公開済み

 
YouTube: Esta Semana en la Historia: Embajada de EEUU en Irán, Batalla de ls Suipacha, Operación Antorcha
 今週の歴史:イランの米国大使館、ls Suipachaの戦い、Operation Torch
 2019/11/03
 
 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」
  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:『「ワンパターン」詐欺師ポンペオの常套手段:裏を取らずに即答「イランがやった」/"The same way":Swindler Pompeo's usual device are "Iran did"』
  ・2019/12/08付:「2019イエメン・アンサール・アッラーがサウジアラムコ報復攻撃-まとめ/Yemen Ansar Allah attacked against Saudi Aramco for retaliation」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」

 引用文献
  ・2018/11/04付・ParsToday日本:「イランで世界的な覇権主義への対抗デーのイベントが実施」
  ・2019/11/04付・ParsToday日本:『イラン全国で、「世界的な覇権主義と戦う日」の行進(動画)』
  ・2019/11/04付・ParsToday日本:『イラン全国の学校で、「世界的な覇権主義と戦う日」の式典開催』
  ・ウィキペディア:「ルーホッラー・ホメイニー」


イラン提唱「ホルムズ平和構想」の希望、9.22「聖なる防衛週間」/Iran proposes "HOPE:HORMUZ PEACE ENDEAVOR". 9.22"Holy defense week"

2019-12-18 23:58:58 | イラン2012~2019
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.


 
 
 
 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」 
 



 イラン提唱「ホルムズ平和構想」の希望
  & 9.22「聖なる防衛週間」
 Iran propose "HOPE:HORMUZ PEACE ENDEAVOR"
  & 9.22 "Holy defense week"


 
YouTube: イラン各地で、聖なる防衛週間の催し(日本語キャプション付)
2019/09/28
 
YouTube: Live: Iran marks 'Sacred Defense Week' with military parades
 2019/09/21 にライブ配信
 
YouTube: Iran showcases latest military achievements
2019/09/22
 
YouTube: Iran Shows Off New aerial defense system At Military Parade
 2019/09/22
 
YouTube: Iran: Naval exercises near Strait of Hormuz mark start of Sacred Defense Week
 2019/09/22

 9月22日
  イランのロウハニ大統領 (首都テヘランで演説)
   「中東での外国部隊の存在が問題を生み、航行やエネルギーの安全保障を損ねている」
   「近隣国に友情の手を差し伸べ、彼らの過去の過ちを忘れる用意もある」


 
YouTube: Iran to present ‘Hormuz Peace Initiative’ at UN: Rouhani
 2019/09/22

  以下、2019/09/22付・ParsToday日本『イラン各地で、「聖なる防衛」週間の初日に軍事パレードが実施(動画)」』より
   『イラン全国各地で21日土曜午前(※22日日曜?)、「聖なる防衛」週間の初日に当たり、武装軍による軍事パレードが実施されました。
これらの軍事パレードでは、政府軍をはじめイランイスラム革命防衛隊、バスィージと呼ばれる民兵組織、警察隊、並びに国防軍需省が参加しています。
テヘランでの観兵式は、イランのローハーニー大統領の基調演説により、テヘラン市南方にあるイランイスラム共和国の建国者ホメイニー師の霊廟近辺で実施されます。』
  (以上、2019/09/22付・ParsToday日本『イラン各地で、「聖なる防衛」週間の初日に軍事パレードが実施(動画)」』より)

  この日は、サダム・フセイン率いるイラクの旧バース党政権軍がイランに対し開戦した記念日であり、その「イラン・イラク戦争」はその後、8年間も続く事となった。
  イラン暦シャフリーヴァル月31日(西暦9月22日)は、「聖なる防衛週間」の初日に制定されており、毎年イラン全国で軍事パレード・観兵式が開催される事をはじめ、その他様々なイベントや式典が実施される。
  その軍事パレードでは例年通り、イランの軍事・防衛分野での最新の成果が公開された。

   関連・参考文献
    ・2019/09/22付・ParsToday日本:「イランの軍事・防衛分野の成果が公開」

 
YouTube: Live: Iran's Navy Commander: Iran’s army seeking to maintain security in region
 2019/09/21 にライブ配信

 9月23日
  「イランのハッサン・ロウハニ大統領は、国連総会で間もなく発表する平和イニシアチブはペルシャ湾での長期的な平和を確立することを目的としていると述べ、部外者がいる限り達成不可能だと述べた。ニューヨークに向かう前に政府当局者と話したロウハニ氏は、月曜日の朝、『ホルムズ平和イニシアティブ(HOPE)』は地域のすべての国を含むように設計され、地域の安全を超えて協力を拡大することを目指していると語った。」
   (次のYouTube・PressTVより)

 
YouTube: Rouhani calls for 'coalition of hope', rejects US plan
 2019/09/23

 9月24日
 
YouTube: Live: General Salami: Iran enjoyed unending source of power during years of ‘sacred defense’‎
 2019/09/24 にライブ配信

  イランのロウハニ大統領は国連総会の一般討論演説で、米国が提唱し主導する有志連合とは別のものとして、ホルムズ海峡の安全と平和の構想として、「HORMUZ PEACE ENDEAVOR」(ホルムズの平和への努力)、略して「HOPE」(希望)という名の構想(別名:「ホルモズ平和構想」、または「希望の連合」)を提唱された。
  
 
YouTube: Live: Iran's President Hassan Rouhani addresses ‎74th session of UN General Assembly
 2019/09/25 にライブ配信

 9月26日
 
YouTube: Iranian President Hassan Rouhani holds presser on sidelines of UNGA
 2019/09/26

YouTube: Iran FM urges regional states to join peace initiative
 2019/09/26

 9月30日
  イランのラビーイー政府報道官
   「ホルモズ平和構想はいずれの国にも対抗しない」
   「この構想はペルシャ湾でのアメリカの敵対的、挑発的な対イラン連合に代わるものだ」
   「イランが提唱するホルモズ平和構想は、米国の計画とは根本的に異なる」
   「この計画は、米国の提起する計画とは異なり、ペルシャ湾での安全保障を内発的なものとみなし、安全確保に地域外の大国の存在を条件付けていない」
   「イランが提唱する構想は、全ての国に参加資格がある。それは、特定の一国あるいは複数国を排除するような安全体制・メカニズムは、最終的に全ての国にとっての全体的な安全をもたらさないからだ」
   「イランは、この構想に関する協議に応じる構えだ。これをペルシャ湾での国際的な安全確立に向けた、各国政府の真剣さや誠実さの指標とみなすだろう」
   「(イラン核合意を結んだ関係国の責務履行を追及し、)米国の責任逃れは、ヨーロッパが責務履行する必要性とは無関係だ」


 10月1日
  イランのバーゲリー統合参謀本部議長 (香港に拠点を置く中国語圏向けの綜合番組チャンネル・フェニックステレビとのインタビュー)
   「我が国は、世界のどの国よりペルシャ湾とホルモズ海峡の安全保障を願っている」
   「イランは、地域や世界のいずれの地点における、またいずれの国との軍事衝突をも望んでいないが、地域の安全を危険に陥れるようなすべての動きに対処し、自国及び地域全体を防衛するだろう」
   「(中東やペルシャ湾の情勢に触れ、)イランは、この地域での戦争勃発を決して望まない」
   「イランは常に平和を求めており、過去300年間において近隣諸国に欲望を抱いたことはない」
   「(イラクとシリアに関しても言及し、)シリアとイラクの政府は、正式にイランに対し支援要請を申し入れてきており、イランもこれらの国に顧問という形での支援を行ってきた」


 10月2日
  イラン外務省のムーサヴィー報道官
   「(NATO北大西洋条約機構のストルテンベルグ事務総長による干渉的な発言に反論し、)地域の安全保障のプロセスに対する外国の干渉は何であれ、不安の増大と緊張を招く要因となる」
   「イランは、諸国やペルシャ湾岸地域の内政問題に大国や地域外の治安機関が干渉的な発言を行うことを非難する。地域外の国が地域の安全保障整備に干渉すること自体が、地域の不安と緊張を招き悪化させることを確信している」
   「NATO事務総長は地域問題に干渉するのではなく、NATOの軍事介入がもたらしたのは民間人の殺害、テロリズムの促進、麻薬生産の増加、破壊、および不安の増大だけだったという破壊的な影響について責任をとるべきだ。この破壊的な影響により、地域の一部の国では不安と不安定が生じている」
   「(中東の安全保障は外国軍の存在抜きで地域諸国により確保されるべきと強調し、)イランは、世界の他の独立国と同様、通常の防衛プログラムを享受する権利を有している。この点に関して、イランのミサイル計画は防御的かつ抑止的な性質のものだ。不必要な懸念表明が、ミサイル防衛計画の維持・強化という、イランの政策に影響を与えることはない」


 10月5日(?)
  イランの港湾航行機関のラースタード長官
   「イランが提唱したホルモズ平和構想は航行する船舶の安全保障を増大させる」
   「外国や地域外の諸国が参加する連合軍の形成は地域に情勢不安をもたらす」
   「国際航路であるホルモズ海峡、ペルシャ湾、オマーン海はイラン海軍艦隊の力により、世界で最も安全な航路の一つになっている」


 10月8日
  イラン外務省のムーサヴィー報道官
   「この構想の詳細は、イラン外務省により地域の関係国に提示される」
   「イランは地域で平和や安定に向けた構想やイニシアチブの提唱を続ける中、様々な条項や目的を盛り込んだ新たな構想を提案した」
   「ホルモズ平和構想は、ペルシャ湾諸国を網羅しているが、地域の各国や国連もこの計画に参加することが可能である」


 11月2日
  イラン外務省のムーサヴィー報道官
   「地域諸国の首脳らに対するホルモズ平和イニシアチブの全文の送付は、ペルシャ湾地域の安全と安定確保において、イランが地域諸国を重視していること、またイランの真剣さを物語っている」
   「ホルモズ平和イニシアチブの全文は、ローハーニー大統領によりペルシャ湾岸協力会議の加盟国およびイラクの各国首脳に送付されている」
   「ローハーニー大統領は、この平和構想の実施に当たりすべての地域諸国の参加を求めている」
   「イランのザリーフ外相は近く、これに関する書簡を国連にも送付するだろう」


 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」
  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:『「ワンパターン」詐欺師ポンペオの常套手段:裏を取らずに即答「イランがやった」/"The same way":Swindler Pompeo's usual device are "Iran did"』
  ・2019/12/08付:「2019イエメン・アンサール・アッラーがサウジアラムコ報復攻撃-まとめ/Yemen Ansar Allah attacked against Saudi Aramco for retaliation」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」

 引用文献
  ・2019/09/22付・時事通信:『イラン、中東の外国軍駐留を批判=大統領「ホルムズ平和案」提案へ』
  ・2019/09/22付・ParsToday日本:『イラン各地で、「聖なる防衛」週間の初日に軍事パレードが実施(動画)」
  ・2019/09/30付・ParsToday日本:『イラン政府報道官、「ホルモズ平和構想はいずれの国にも対抗しない」』
  ・2019/10/02付・ParsToday日本:『イラン外務省報道官、「外国の介入が、地域の情勢不安と緊張を招く」
  ・2019/10/02付・ParsToday日本:『イラン統合参謀本部議長、「イランはペルシャ湾とホルモズ海峡の安全保障を希望」』
  ・2019/10/05付・ParsToday日本:『イラン港湾航行機関長官、「ホルモズ平和構想は航行の安全を保障する」』
  ・2019/10/08付・ParsToday日本:『イラン外務省「近く、ホルモズ平和構想が公開」』
  ・2019/11/03付・VOV(ベトナムの声)日本語:「イラン、地域諸国にホルモズ平和イニシアチブの全文を送付」
 
 参考文献
  ・2019/09/22付・ParsToday日本:
「イランの軍事・防衛分野の成果が公開」


国連が9.14サウジアラムコ攻撃へのイランの関与を否定している事については正しい/It's right that UN denied Iran linked Saudi Aramco attack

2019-12-18 23:53:33 | 中東
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.


 
 
 
 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」 
 



 国連が9.14サウジアラムコ攻撃へのイランの関与を否定している事については正しい
 It's right that UN denied that Iran participated to 9.14 Saudi Aramco attack


 『国連のグテレス事務総長が、サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコの施設攻撃にイランが関与したことを「確実に証明できない」との調査結果を安全保障理事会に伝えたことが分かった。日本経済新聞が入手した安保理宛ての報告書で明らかになった。施設の攻撃を巡っては、サウジと米国などはイランが関わったと主張している……』
  (2019/12/12付・日本経済新聞『国連、イラン関与「確認できず」 サウジ石油施設攻撃』より)

 12月10日
  国連のアントニオ・グテーレス事務総長 (安全保障理事会宛ての報告書の内容としてロイター通信の報告)
   「現段階で、攻撃に使われた巡航ミサイルや無人機をイラン由来と確認することはできない」
   「(報告書で国連が5月にサウジアラビアの都市アフィフ、6月と8月にアブハ空港、9月にアラムコの施設への攻撃の際に用いられた武器システムの破片を調査したことに注意を促しながら、)国連は、これらの攻撃で用いられた巡航ミサイルと無人航空機がイラン製であること、または国連安全保障理事会第2231号決議に違反して輸送されたことを確認できなかった」


 本年9月14日のサウジアラムコ攻撃は、イエメン・アンサール・アッラー(フーシ派)によるサウジアラビアへの報復攻撃であった。その攻撃には、出された声明通り、国産アンサール・アッラー製の無人航空機が使われた。

 よって、国連のグテーレス事務総長は、サウジアラムコ攻撃へのイランの関与を否定している事については正しいものの、これまで行われて来たサウジアラムコ攻撃等が可能な無人航空爆撃機をアンサール・アッラーが所有していないと話した事は間違いである。

 ここら辺りにも、EU(ヨーロッパ連合)と同様に、国連のグローバリズムに則ったダブルスタンダードが伺えるのである。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」
  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:『「ワンパターン」詐欺師ポンペオの常套手段:裏を取らずに即答「イランがやった」/"The same way":Swindler Pompeo's usual device are "Iran did"』
  ・2019/12/08付:「2019イエメン・アンサール・アッラーがサウジアラムコ報復攻撃-まとめ/Yemen Ansar Allah attacked against Saudi Aramco for retaliation」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」
  ・2019/12/18付:「米国の搾乳牛!:詐欺師に媚びるサウジ国王がサウジアラムコでイランを非難/US's milking cow!, Saudi king who flatters swindler blamed Iran」

 引用文献
  ・2019/12/11付・産経新聞:『イラン関与「確認できず」 石油施設攻撃で国連』
  ・2019/12/11付・TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)日本:「国連、サウジアラムコ攻撃の武器がイラン製であると確認できず」
  ・2019/12/12付・日本経済新聞:『国連、イラン関与「確認できず」 サウジ石油施設攻撃』