狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

コロナの陰で世界大戦の企み:イラクで米軍応酬/Scheme of WWⅢ that advance by shadow of Novel Corona. Attack exchange In Iraq

2020-03-20 23:30:00 | 中東
 <※本当の投稿日時
   True posted date & time:2020/03/23 03:50>

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 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
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 Red Alert !!, Iran-US Moreover "False Flag"

 


 コロナの陰で進む世界大戦の目論見
  イラクで米軍基地攻撃後に米軍空爆
   止まらない戦争煽動
 Scheme of World War Ⅲ which advance by shadow of Novel Corona
  In Iraq, after attack to US military base, US forces aerial bombardment

 米軍が中東に居座る限り終わらない戦争煽動
   Unless US forces get out from Middle East, war agitation doesn't finish
 “Get our troops out of Iraq & Syria now”

 
 3月11日夜
  イラク領内でイラクの首都バグダッドから北へ30キロの位置に在るアル・タージ米軍基地に何者かによるロケット弾10発の攻撃が行われ、アメリカ兵1人と米請負軍事警備業者1名、イギリス兵1名の計3(~4)人が死亡、兵士12人(~26人)が負傷した

 3月12日未明
  イラクとの国境付近に在るシリアのブカマル南東部各地が米主導有志連合軍の戦闘機により空爆される中で、民兵組織ハシャドアルシャビ(本部;イラク・バグダッド)の拠点が爆撃された。
  また、イラク西部アンバール州上空を米軍戦闘機が大規模に巡回すると共に、イラク西部にあるアサド空軍基地上空でも軍用へリが飛行した。

 3月13日未明
  アメリカ軍の戦闘機が、イラクの4つの州に在る同国の政府軍や民兵組織ハシャドアルシャビの拠点を攻撃し、更にイラク南部カルバラー(Karbala)にある工事中の空港も破壊された。イラク軍は、これによりカルバラー空港で勤務していた調理師の民間人1人、治安部隊の兵士3人、警察官2人の計6人が死亡、民間人1人と兵士11人が負傷し、兵士の負傷者のうち数人が重体である事を発表した。
  
  イラクのサーレハ大統領の事務所
   「このような行動は、イラクの国家主権の侵害にあたる」
   「このような攻撃が継続された場合、イラクは大混乱に巻き込まれるだろう。特に治安筋は、テロ組織ISISの因子が捲土重来を狙っていると伝えている」

  アメリカの2人の政府関係者
   「今回の攻撃は、今月11日に発生したイラク領内にある多国籍軍基地へのロケット弾攻撃への報復として実施された」

 3月13日夜
  イラク外務省
   「米国によるイラク政府軍の拠点の爆撃は、わが国への敵対行為および国家主権への侵害である」
   「この敵対行為により、テロ対策への努力が水泡に帰す結果となる」
   「近いうちに、イラク軍に対するアメリカの空爆に抗議するため、国連安保理にアメリカを提訴する意向だ」

  またイラク外務省は、同国バグダッド駐在の米・英両大使らを呼び出す。

  イラクのイスラム抵抗運動の一派ヌジャバのナスル・アルシャムリ―報道官 (ツイッター)
   「厳しい日々がアメリカを待ち受けている」
   「米国はその無礼で邪悪な体質そして残酷さをあらためて証明した。イラクとその領土保全に対する尊重はみじんもない」
   「すべての国際的な決定、合意、法律に違反している米国は、抵抗運動が米国を打ち負かすであろうことを理解すべきだ」

 3月14日
  11日夜に続き、イラクのバグダッド北部に在るアル・タージー米軍基地に再びロケット弾(カチューシャ弾、20~)33発が打ち込まれ、3人の米兵が負傷し、その内2人が重体となった。

  イラク外務省
   「イラク政府は、同国駐在のアメリカ大使を(再度)呼び出し、イラク軍に対するアメリカの最近の攻撃に抗議した」

  以下、2020/03/14付・TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)「イラン、イラクの米軍駐屯基地への攻撃非難を否定」より
   『イラン外務省から出された声明によると、イランにおけるアメリカの外交任務を遂行しているマルクス・ライトナー在イラン・スイス大使が同省に召喚され、アメリカに伝えるための抗議状が付与された。
   イラクの首都バグダッドでアメリカ軍と有志連合軍が駐屯するタジ基地が攻撃を受けた後に行われたイランへの非難は「根拠がない」と述べられた。
   ライトナー大使に対し、アメリカがイランに対して行うどんな計算も、その結果を受けることになると警告がなされた。』
 (以上、2020/03/14付・TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)「イラン、イラクの米軍駐屯基地への攻撃非難を否定」より)

 本年1月3日、米軍が無人機によるテロ空爆を行い、イラン・イスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマニ司令官やイラクの民兵組織ハシャド・アルシャビのアル・ムハンディス副司令官を含むイラク人やイラン人の軍事関係者10人を暗殺した。そして1月8日、それに対してイランがイラクに駐留する米軍基地にミサイル報復攻撃を行った。ソレイマニ司令官は、イランとサウジアラビアの仲介役を務める予定であったイラク首相と会談する為にイラクを正式に訪問し、イランに届いたサウジからのメッセージを届ける事となっていた。

 米国のトランプ大統領は、米議会での全くのでっち上げであるロシア・ゲートで無罪が明らかになったと思いきや、今度はそれに続きバイデンの犯罪を暴こうとして却って民主党から完全な「屁理屈」で叩かれる事となるウクライナ・ゲート、その中でのトランプに対する弾劾裁判実施への動きで圧力を掛けられた。またその上に、イラク駐留米軍基地が「何者か」によって攻撃された事に始まる「マッチポンプ」での挑発と煽りで、米軍の空爆に続き地元の大衆、抵抗運動、民兵組織らの群衆による駐イラク米大使館への抗議運動が高まり、そしてそれがエスカレートする懸念から、更にホワイトハウス内外のネオコン、ネオリベラリスト、グローバリスト、シオニストの官僚らや主流メディア(MSM)から2012年のリビアのベンガジ駐留米領事館の大使が殺された事の前例を持ち出され、少なくともトランプ自身の心こそが追い詰められて「差し迫った」状況となった事が伺える。

 トランプの心とは裏腹に、現地での状況は「差し迫った」状況では無かったと、独立した玄人の有識者達は指摘し、攻撃する前に議会を通してその可否を問う議論をすべきであったとする。トランプは、周囲の民主党と利害を一致する様な「反トランプ派」の輩共の口車に乗せられ、暗殺攻撃の指令を出すという「罠」にはまってしまった。そして、ディープ・ステートの筋書き通りその後にイランは報復攻撃を行い、それに続いて米国はイランへの攻撃を行って一気に「第三次世界大戦」へ進むのかと危惧して、世界中で現在が「世の終末期」である事を知る人々はハッシュタグを付けて「#WWⅢ」等とツイートし、そのキーワードは普段「平和ボケ」している日本人の間でも上昇して沸騰した。

 イランの報復攻撃に対するイランへの報復を行わなかった事は、トランプ自身の本心が非介入主義で戦争反対であるし、そしてエスカレートしていく事も重々承知している事が言える。トランプにとっては、本年の大統領選挙に向かうに当たり、米国の大使館員の危機的状況を放置して無視する事で弱腰と見られて米国民からの支持が減る事も懸念した事もあろう。しかし、対応を執るにしても、別の方策が有ったであろうし、それについてもやはり議会を通して得られたものと思われる。

 ソレイマニ司令官らの暗殺とイランによる報復攻撃の間の1月5日には、イラク議会が米軍撤退要求決議を採択した。米軍がイラクに駐留する限り、IS(DAESH)らのテロリストや偽イスラエル、米軍、欧米の民間委託軍事警備会社等によるFalse Flag(偽旗工作)や自作自演、抵抗組織からの攻撃等と、今後もイラクのあちこちからミサイルが、米軍基地や米大使館等の外交施設が集中しているバグダッドのグリーンゾーン(Green Zone)に向かって飛んで行く事であろう。決して、戦争を起こそうとする挑発と煽動は、終わる事は無い。

 昨年10月以降、今回の攻撃までに、米大使館や駐留米軍を標的とした攻撃は十数回、或いは二十数回をも数える(2月中旬までで19回)。世界中でパンデミックとWHO(世界保健機構)によって宣言された新型コロナ・ウィルス感染症(COVID-19)の報道で覆われる中で、中東地域では依然、一触即発で戦争が勃発する状況が続く。
 また当の米国でもCOVID-19の感染者が増え、3月13日にトランプ大統領は非常事態宣言を宣言した。国境は封鎖され、食料品店や薬局、病院以外の店舗やホテル、娯楽施設等も閉鎖された。また「コロナ・ショック」による株価の大暴落を伴う乱高下の繰り返しと、経済にも大きな影響が出ている。
 そして、その感染症対策として、トランプ政権は500億ドルの予算を充てる方針であるとした。しかしトランプ政権は既に、軍事予算を9,340億ドルに増やしている。更に、米国は約2,500人の軍隊をサウジアラビアに派遣し、イラクにはイランとの国境付近に新たに3ヶ所の米軍基地を建設中であり、且つ、パトリオット迎撃システムの配備の方針でもある。

 株価が暴落し、崩壊寸前のFRB(米連邦準備制度理事会)がゼロ金利に近付け、外国から米国への投資が減少する中で、軍事予算は伸び続け、おまけに感染症対策の予算も組まなければならない。世界最大の借金大国である「裸の王様」は、米国の大衆が「パニック」となってトイレット・ペーパーを買い漁る状況と同様にして、火の車、炎上しようとしている。
 また、米国内では極端な格差が広がっており、基本的人権にも関わるメディケアや教育、ベーシック・イン・カム等の必要にして最小限のものも届ける事が出来ていない。米軍の中東地域をはじめとした無駄な駐留が米国予算の浪費となっているので、ようやく動き出したシリアやアフガニスタンの泥沼からの撤退と同様に、イラクからもさっさと出ていくべきであろう。

 トランプ大統領は、その事を十分理解し、またそれを希望する。しかし、共和党、民主党、両党内に共に存在するネオコンやネオリベラリスト、グローバリスト、シオニスト、軍産複合体、ウォール街の金融マフィアらのワーモンガー(戦争屋)が、それを許さない。そして、イラクからの米軍撤退どころか、今年頭に在った様に、トランプに対し戦争を起こさせる様に唆し、けしかけ続ける。

 今回のイラク駐留米軍基地への攻撃について、攻撃した事の声明は出されていない。よって、False Flagなのか、自作自演なのか、それとも抵抗組織によるものであるかは解らない。
ただ今回の場合、次の様なものを、イラク警察が発見した。

 

 

 以上2点の出典:2020/03/14付・Moon of Alabama「Iraq's Resistance Reveals How U.S. Troops Will Be Removed From Its Country」

 例え今回はイラクの民間の抵抗運動組織が攻撃したとしても、元を辿っていけば2003年の当時のブッシュ政権により米国が「大量破壊兵器」の「嘘」を口実にイラクに侵略した事に原因が在る。
そして、当時の米国の協力者であった「悪役」を演じるサダム・フセイン政権を倒す芝居を経て占領した事が発端となっているのであるから、米国の侵略と占領という「根」が無ければ、今回の「枝葉」に相当する攻撃も起こらなかった事となる。
 しかも、そのイラク侵略に繋がった2001年の米国での同時多発「911テロ」が偽イスラエルのモサドと米軍によるFalse Flag、自作自演によって行われたのであるから、イラク側にとれば正に無関係で迷惑極まりない事となっている。
 そしてそれは、そのテロを行ったと冤罪を押し付けられているサウジアラビアや、イラクの背後で操作していると嘘のレッテルを貼られているイランについても言える。無関係の者に、偽イスラエル共々、米国の歴代政権は自分達の責任、罪をすり替え、なすり付ける。

 パレスチナのイスラム抵抗運動ハマスについても、同じ事が言える。ハマスは飽くまでも、偽イスラエル占領政府に対して抵抗するが故に、テルアビブにミサイルを放ち続ける。偽イスラエルという「根本」の存在が無かった頃までは、中東地域は平和で、また、本当の血統的なユダヤ人もその中で心安く暮らしていた。そんな状況は、現在のイラン国内に住むユダヤ人の生活にも見る事が出来る。

 米本国がコロナで忙しい中、イラクでは戦争の挑発、煽りが続く。繁忙のトランプ大統領一人で何でもかんでも熟せる訳が無く、役割分担で行っているのかもしれないが、それが却って、トランプ大統領の意向に反する強行的空爆となっているのかもしれない。
 大統領選挙が近付く中で、トランプの再選を阻む目的で、「打倒トランプ」で一致する民主党の左翼リベラル・グローバリストらは、ディープ・ステートの指令の下、トランプを戦争の罠に追い込む。
 そして世界の大衆も、コロナに目を奪わるが余りに、却って一層「盲目」となってゆく。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/12/19付:『イラクのデモの騒乱化は「カラー革命」の謀略、米国・偽イスラエル・サウジ・UAE…/Iraqi demo hijacked by CIA-Mossad riotize to "color rev."』
  ・2019/12/19付:「イラクのイラン領事館放火は米煽動、ユダメディアの偽情報/Iran consulate arson in Iraq was agitated by CIA-Mossad, JewMSM FakeNews」 
  ・2019/12/19付:「イラクの民間軍事警備会社と行動を共にする偽イスラエルのMossad、米国ブラックウォーター虐殺事件/Mossad with PMSC in Iraq, Blackwater USA massacre」
  ・2020/01/08付:「イラク議会が米軍撤退要求決議採択 “自惚れるな!さっさと出て行け!”/"Don't be conceited! Get out quickly!" from Iraq to disliked US」
  ・2020/01/29付:「愚かなトランプ指令暗殺テロによるイランとイラクの殉教者のイラク合同葬儀/Iraq Joint funeral by assassination terror of stupid Trump order」
  ・2020/01/31付:『「自惚れるな!さっさと出て行け!」大規模イラク反米デモが表明する「国家主権」/ ”Don't be conceited! Get out!“ From Iraqi sovereignty to US』
  ・2020/01/31付:『「米国よ、さようなら~!」イラクはロシアから迎撃システムを購入する/"Hey, US, good-bye!", Iraq buys interception systems from Russia』
  ・2020/02/22付:「"Get out"米軍が中東に居座る限り終わらない戦争煽動/Unless US forces get out from Middle East, war agitation won't finish」

  ・2020/02/22付:「ソレイマニ将軍暗殺、イラク米撤退要求、イラン報復2020まとめ/Assassinated Gen. Soleimani, US withdrawal request, Iran retaliation」 ・・・または本ページ右サイド「ブックマーク」内

 参考文献
  ・2020/03/12付・ParsToday日本:「イラクの米軍基地にロケット攻撃」
  ・2020/03/12付・ParsToday日本:「駐イラク軍事基地へのロケット弾攻撃で、英米兵15人が死傷」
  ・2020/03/12付・ParsToday日本:「米主導多国籍軍が、シリアにある民兵組織の拠点を空爆か」
  ・2020/03/13付・AFP BB NEWS日本:「米、親イラン勢力に報復空爆で6人死亡 イランは米に警告」
  ・20120/03/13付・Mint Press News:「Amid the Worse Public Crisis in Decades, Trump Admin Finds the Time and Money to Bomb Iraq」
  ・2020/03/13付・IRANIAN(Zero Hedge):「US Moves Patriot Missiles To Iraq. Outraged Baghdad Warns of “Consequences” After Airstrikes」
  ・2020/03/14付・ParsToday日本:「米軍戦闘機のイラク攻撃で、数十人が死傷 (動画)」
  ・2020/03/14付・ParsToday日本:「イラクが、国連にアメリカ提訴の構え」
  ・2020/03/14付・ParsToday日本:『イラク、「厳しい日々がアメリカを待ち受けている」』
  ・2020/03/14付・ParsToday日本:「イラクのアルタージー米軍基地にまたもロケット弾攻撃」
  ・2020/03/14付・TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会):「イラン、イラクの米軍駐屯基地への攻撃非難を否定」
  ・2020/03/14付・Moon of Alabama:「Iraq's Resistance Reveals How U.S. Troops Will Be Removed From Its Country」
  ・2020/03/15付・日テレNEWS24:「米軍駐留のイラク基地にロケット弾33発 」
  ・2020/03/15付・ParsToday日本:「イラク外務省が、再度駐イラク米大使を呼び出し」
  ・2020/03/15付・ParsToday日本:「米国防総省が、タージ―基地が甚大な被害を受けたことを認める」

 関連文献
  ・2020/03/14付・Veterans Today:「Iraq slams US attack on military positions as ‘act of aggression’」


「米国よ、さようなら~!」イラクはロシアから迎撃システムを購入する/"Hey, US, good-bye!", Iraq buys interception systems from Russia

2020-01-31 23:45:00 | 中東
 <※本当の投稿日時
   True posted date & time:2020/02/01 07:48>

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 Red Alert !!, Iran-US Moreover "False Flag"

 

「米国よ、さようなら~!」
  イラクはロシアから迎撃システムを購入する
 "Hey, US, good-bye!"
  Iraq buys interception systems from Russia.


 果たしてサウジも米国から離脱するのだろうか?
 昨年、プーチン大統領はサウジアラビアに対し、米国の役立たずのパトリオット・迎撃ミサイルを見限り、地対空ミサイルS-300とS-400の購入を提案したが。
 世界中の諸国が米国から武器を購入する事を止め、そしてドルからも撤退してゆく。
 「アメリカよ、さようなら~!」

 1月9日までに
  以下、2020/01/09付・SPUTNIK日本「イラク 長距離地対空ミサイルS-300についてロシアとの交渉再開」より
   『イラク議会の国防安全保障委員会のラシード・リダー代表は、イラク政府は長距離地対空ミサイルS-300コンプレックスの購入に関するロシアとの交渉を再開し、この問題で米国側からの抵抗が予想されると語った。同氏がロシアのリア・ノーバスチ通信に明らかにした。
   リダー氏は、「この問題はすでに解決されているべきものだったと考えられたが、数ヶ月前にバクダットや他都市の民兵組織「ハシド・シャービ、別名『国民動員部隊』」の基地への攻撃後、この兵器の必要性が高まり、S-300の契約についての交渉を責任あるものが再開した」と語った。
   同氏は、いずれかの段階かは分からないが、交渉へのイラクの最高指導部の承諾が得られたことを明らかにした。
   リダー氏は、「私たちはこの問題で米国側からの抵抗を予想している」と強調した。
   この間、ロシアのS-400コンプレックスが北極地方に配備されたことが報じられている。』

イラク 長距離地対空ミサイルS-300についてロシアとの交渉再開

イラク議会の国防安全保障委員会のラシード・リダー代表は、イラク政府は長距離地対空ミサイルS-300コンプレックスの購入に関するロシアとの交渉...

 

  (以上、2020/01/09付・SPUTNIK日本「イラク 長距離地対空ミサイルS-300についてロシアとの交渉再開」より)

 1月13日
  以下、2020/01/13付・SPUTNIK日本「駐イラン・イラク大使:ロシア製地対空ミサイルシステムS-300購入をロシアと交渉中」より
   『イラク政府はロシア製長距離地対空ミサイルシステムS-300購入に関してモスクワと協議を行っている。13日(月)アラビア語国際ニュース衛星放送アル=アラビーヤAl Arabiyaが駐イラン・イラク大使の発表をもとに報じた。
   大使は「我々(=イラク)は地対空ミサイルシステムS-300の購入についてロシアと交渉中だ」と明かした。
   「イラクはS-300を購入するかもしれない」と述べ、バグダッドは兵器輸入のリスク分散を図っていると付け加えた。
   これより前、イラク議会の安全保障・国防担当委員長は、イラクとロシアはS-300購入交渉を再開したことを伝えた。
   2016年、ロシアはイランへの地対空ミサイルS-300納入契約を履行した。』

駐イラン・イラク大使:ロシア製地対空ミサイルシステムS-300購入をロシアと交渉中

イラク政府はロシア製長距離地対空ミサイルシステムS-300購入に関してモスクワと協議を行っている。13日(月)アラビア語国際ニュース衛星放送...

 

  (以上、2020/01/13付・SPUTNIK日本「駐イラン・イラク大使:ロシア製地対空ミサイルシステムS-300購入をロシアと交渉中」より)

 本ブログ過去の関連記事
  ・2020/01/08付:「イラク議会が米軍撤退要求決議採択 “自惚れるな!さっさと出て行け!”/"Don't be conceited! Get out quickly!" from Iraq to disliked US」
  ・2020/01/29付:「愚かなトランプ指令暗殺テロによるイランとイラクの殉教者のイラク合同葬儀/Iraq Joint funeral by assassination terror of stupid Trump order」
  ・2020/01/31付:『「自惚れるな!さっさと出て行け!」大規模イラク反米デモが表明する「国家主権」/ ”Don't be conceited! Get out!“ From Iraqi sovereignty to US』

 引用文献
  ・2020/01/09付・SPUTNIK日本:「イラク 長距離地対空ミサイルS-300についてロシアとの交渉再開」
  ・2020/01/13付・SPUTNIK日本:「駐イラン・イラク大使:ロシア製地対空ミサイルシステムS-300購入をロシアと交渉中」


プーチン「イランのサウジアラムコ証拠無し」&「今や少年少女でもドローン作る」/Putin"No proof Iran-Aramco". "Now even teenagers make drones"

2019-12-20 01:10:27 | 中東
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 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」 
 



 The President Putin, "No proof Iran was behind attacks on Saudi's Aramco"
  プーチン大統領「イランがサウジアラムコに対する攻撃の背後にあったという証拠は無い」

 "Even Iranian teenagers are now in the business of making drones"
  「イランのティーンエイジャーでさえ、今ではドローンを作る仕事をしています」


 本年9月14日のサウジアラムコ攻撃は、声明通りイエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)による報復攻撃であったので、プーチン大統領の言う通り、証拠なぞ存在する訳が無い。しかし、プーチン大統領の言葉には説得力が有る。

 アンサール・アッラーは今やイエメン製の無人航空機(UAV)やミサイルを使用しているのであるが、その国産のUAVを毎日生産してどんどん増やしているという。

 
YouTube: Putin: No proof Iran was behind attacks on Saudi’s Aramco
 2019/10/02
 
YouTube: Even Iranian teenagers are now in the business of making drones
 2019/09/29

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」
  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:『「ワンパターン」詐欺師ポンペオの常套手段:裏を取らずに即答「イランがやった」/"The same way":Swindler Pompeo's usual device are "Iran did"』
  ・2019/12/08付:「2019イエメン・アンサール・アッラーがサウジアラムコ報復攻撃-まとめ/Yemen Ansar Allah attacked against Saudi Aramco for retaliation」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」
  ・2019/12/18付:「米国の搾乳牛!:詐欺師に媚びるサウジ国王がサウジアラムコでイランを非難/US's milking cow!, Saudi king who flatters swindler blamed Iran」
  ・2019/12/18付:「国連が9.14サウジアラムコ攻撃へのイランの関与を否定している事については正しい/It's right that UN denied Iran linked Saudi Aramco attack」


イラクの民間軍事警備会社と行動を共にする偽イスラエルのMossad、米国ブラックウォーター虐殺事件/Mossad with PMSC in Iraq, Blackwater USA massacre

2019-12-19 20:39:03 | 中東
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 イラクの民間軍事警備会社と行動を共にする偽イスラエルのMossad
  米国ブラックウォーター虐殺事件
 Mossad with PMSC(Private Military and Security Company) in Iraq
  Nisour Square massacre by Blackwater USA (= present Academi)


 10月に入った頃から現在までの約2ヶ月半余り、イラクでデモが行われ続けて来た。それによる混乱の責任を取る形で先月末、アブドルマハディ首相が辞任を表明されたが、その後も収束する見込みは立っていない。
 政府や上層部の腐敗や格差、失業、公共サービスの不足等に対する不満に始まったデモは、その後、アメリカ、偽イスラエル等によって乗っ取られ、操作、煽動されて暴動化、拡大化され、騒乱は悪化する事となった。

 主流メディア(MSM)・マスコミに於いては、このイラクのデモについてイランの介入が有るとか、デモの不満がイランの干渉に対するものだとかが述べられている。しかし、これらのMSMマスコミの主張は間違っており、それらは米国や偽イスラエルのプロパガンダである。

 実際のところは、イラクとイランは友好関係に在リ、経済面に於いても相互の関係は伸長中となっており、両国の関係は至って良好である。過去の、「悪役」を演じながらもその実、米国との協力関係に在ったサダム・フセインが独裁者として君臨していた頃のイラクと現在のイラクとは異なる。イラクとイランは、お互いの独立を尊重した緊密な関係となっている。

 現在のハイジャックされたデモには、米国のCIAや偽イスラエルのMOSSADが参入し、或いはリンクする。また他にも、西側欧米の民間軍事・警備会社や、サダム・フセインの残党の関与も有ろう。イラクに於ける外国の民間軍事会社についての一例としては、過去に米国の「ブラックウォーター事件」が有った。そして現在行われているのデモに於いても、依然、ブラックウォーター、現在の名称で言えば「アカデミ」の関与が指摘されている。

 2012年、イラク内務省が首都バグダードの中心部に位置する旧アメリカ軍管理領域の「グリーン・ゾーン」に在るその外国の民間警備会社の事務所を家宅捜査したところ、許可されていない武器や爆発物製造に用いられる物質が見つかり、それらが米国由来の物である事が明らかになった。

 そのイラクの外国の民間軍事・警備会社と共に、偽イスラエルの諜報機関モサドが行動する。

 
YouTube: モサドがイラクでテロ・暗殺に関与
 2012/02/01
 
YouTube: Baghdad's Green Zone reopens to public
 2019/10/08

 2007年9月16日、当時のブッシュ政権の米国政府と契約するイラクの治安サービスを提供する民間軍事会社「ブラックウォーター」(Blackwater Security Consulting)の従業員が、バグダッドのニズール広場でイラクの民間人17人を銃を乱射して殺害し、20人以上が負傷した。その中には、9歳と11歳の子供が含まれていた。

 
YouTube: Leaked Blackwater Iraq Videos
 2012/04/06
 
YouTube: Blackwater in action in Baghdad
 2012/03/22
 
YouTube: Why Even the US Government is Afraid of Blackwater's Mercenaries | Brainwash Update
 2014/06/30

 2015年4月13日、米連邦地裁はこの「Nisour Square massacre」事件でのブラックウオーター(現アカデミ)の元社員の被告4人に対し、禁錮30年~終身刑の実刑判決を宣告した。しかし、2017年8月4日の米連邦控訴裁判所に於いては、殺害者の内14人、負傷者の内17人の責任を追求しつつ、地裁判決を破棄する判断が下された。そして本年8月14日、被告の内の一人であるNicholas Slatternは、再び終身刑を宣告された。


YouTube: Blackwater: Army For Hire
2015/04/13


YouTube: An ex-Blackwater guard sentenced to life in prison for role in Nisour Square massacre
 2019/08/15

 このブラックウォーターは、2001年のアメリカ同時多発「911」テロ後にブッシュ政権によって進められたアフガニスタンとイラクでの「対テロ戦争」という名目の下での、米CIAのアルカイダ暗殺プログラムとの契約を交わした上での活動となっていた。


YouTube: Blackwater CIA Assassination Programs
 2009/08/20

 軍や警察当局への訓練サポートの提供を主とする「ブラックウォーターUSA」は、アメリカ海軍特殊部隊SEALsの元軍人であるエリック・プリンスによって1997年に設立された。2007年9月のバグダッドのニズール広場での銃乱射民間人虐殺事件の後、「ブラックウォーター・ワールドワイド」、「XeサービシズLLC」、そして現在の「アカデミ」と、名前やロゴマークをコロコロと変えてイメージアップを図って来た。

 以下、ウィキペディア「ブラックウォーターUSA」より
  『(前略)……2002年にはブラックウォーター・セキュリティ・コンサルティング (以下BSC 、Blackwater Security Consulting ) が設立された。
  2002年。ブラックウォーターUSAはアフガニスタン紛争の際に雇われた企業の一つとなった。ブラックウォーターはアフガニスタンやパキスタンで無人航空機RQ-1 プレデターによるテロリストの暗殺などCIAの秘密任務を請け負った。また、BSCはイラク戦争の際に軍人や基地を守ったり、イラクの新しい軍や警察を訓練するために雇われた60を超える警備会社の1つとなった。更にブラックウォーターはハリケーン・カトリーナが猛威を振るった後にアメリカ国土安全保障省によって用いられたり、通信、石油、保険会社といった企業とも契約している。いずれのケースでもブラックウォーターは入札なしで受注している。全体的に見て、ブラックウォーターは10億ドル(1040億円)以上を政府との契約によって得ている。
  …(中略)…
  2007年10月、ブラックウォーターUSAはブラックウォーター・ワールドワイドと名前を変え、ロゴも新しいものに変えた。ブラックウォーターの代表の1人は、名前やロゴの変更は2007年9月17日にブラックウォーターがバグダッドで起こした発砲事件 (en: Blackwater Baghdad shootings) よりも前に決定されていたと語ったが、公式発表は事件の後であった。 更に2009年には、事件に関わったコントラクター側が一方的に発砲したことがほぼ立証され、業界内での評価は急落したという説がある。しかし、他のPMCによる問題行動をさしおいて、同社の事件が報道されたこと自体が米国政府との契約ではないか、とする説もある。同年2月に社長自らが社名変更を発表。現在は“Xe”の看板に架け替え活動を行っている。 ブラックウォーターUSAは2007年10月で民間軍事会社の協会であるIPOAを除名されている。
  2009年よりイラク政府は、Xe社へ国内での警備活動に対するライセンスを与えず、また同社社員(すでに別の社に所属している元社員を含む)に対し、2010年2月10日から1週間以内の国外退去を求めることとした。それまでの米共和党政権からバラク・オバマ大統領の民主党へと政権が移譲され、イラクでの米国の関与に関する方針も大きく転換されたことも影響して、国内外で非常に評判の悪くなったXe社の立場を擁護する者は著しく減った。これらのことからXe社は米国政府との契約という収入源の大半を失い、主要な経営者達がXe社を去る事態となっている。
  2012年、Academi社がトルコ・シリアの国境において自由シリア軍などといった反アサド派勢力に対して軍事訓練サービスを行なっている。
  2014年、民主化運動後のウクライナ東部にて、アメリカ風の戦闘服に身を包んで英語を喋り、AK74と見られる自動小銃で武装した部隊が150人~300人規模で現れ、Academi傘下のグレイストーン社の警備要員がロシア系の住民の暴動などを見越して活動していると見られている。』

  『ブラックウォーターは、イラク占領当局の最高責任者だった連合国暫定当局(CPA)の代表ポール・ブレマーのボディーガードを請け負ったのを皮切りに、アメリカ政府の国務省が契約するコントラクターの中でも最大の会社となった。特にイラク戦争におけるアメリカ軍正規兵の慢性的不足により傭兵の需要が増したことから、急成長を遂げた。同社サイトでは年4万人以上の社員を訓練していると発表している。
  警護対象に死者を一人も出さないなど業務の優秀さに定評がある一方で「イラク人のことを動物扱いしている」と評され、2007年9月に社員によるイラク人射殺事件が表面化したことから、議論の的になっている。また、武器の横流しや目に付いた民間人を無差別に撃って遊ぶ「実弾演習」が常態化しているという噂もあり、これに対し、イラクの反米派からは「ブラックウォーター社の社員は犯罪者だ」とする声も大きい。また、秘密主義で閉鎖的な社風があることや、一部社員達の傲慢な言動や猟色癖など態度が非常に悪いことなどを指摘されており、同じ民間軍事会社の社員など関係者達からもブラックウォーターを酷評する声があった。……』
 (以上、ウィキペディア「ブラックウォーターUSA」より)

  ※ IPOA:International Peace Operations Association・・・民間軍事会社と関連組織による組合


YouTube: Blackwater's Erik Prince: Iraq, privatising wars, and Trump | Head to Head
 2019/03/08

 因みに、アメリカの同盟国である偽イスラエルにはブラックウォーターと同じく悪名高い諜報機関MOSSADが存在するが、その米国の民間軍事会社アカデミの元の名前と同じ様な名前で「ブラックキューブ」という民間のスパイ会社も存在しいる。その物議をかもしている民間諜報会社には、元モサドのチーフが参加しているという。

 
YouTube: Ex-Mossad chief joins controversial private spy firm Black Cube
 2018/11/12

 1990年代に登場した民間軍事会社は、その後、各国の政府が軍事・警備業務の一部を民間の会社へ委託する事が増えていく事となっている。

 
YouTube: 'Govt paid private security £150m during Iraq conflict'
 2016/02/04

 以下、ウィキペディア「民間軍事会社」より
  『1990年代に登場した民間軍事会社は、その後急速に業務を拡大していき、2001年のアメリカ同時多発テロ事件以降からはイラクやアフガニスタンでの活動が注目を集めるようになった。しかし、急速な組織拡大から法規の作成が追いつかず、管理する法律も組織も無い無法状態が続いたため、殺人や虐待など数々の不祥事を起こしてきた。
  2001年にはアメリカで民間軍事会社の管理組織であるInternational Peace Operations Associationが発足、2006年にはイギリスでアメリカとは異なる民間軍事会社管理組織であるBritish Association Of Private Security Companiesが発足した。イギリスの場合はアメリカよりも非常に厳格で、民間軍事会社にISOやBSの取得を義務付けておりプレゼンテーションにおいてもイギリスの民間軍事会社はアメリカのそれとは違うことを強調している。
 イラクにおける管理組織は連合国暫定当局が行ってきたが解体にともない2004年8月に連合国暫定当局から分離したNPO法人としてPrivate Security Company Association of Iraqが発足した。イラクでは連合国暫定当局が最後に発行したCPA Order17という規定に基づいて行動していたが、この規定は大変に問題のあるもので、民間軍事会社はイラクの法律に従う必要が無く、あらゆる免責特権を認め、税金も免除するなど民間軍事会社を完全に治外法権化する物であった。
 2007年9月にはブラックウォーターUSAのコントラクターがイラクで輸送部隊の護衛中に市中で無差別発砲を行いイラク人を17人射殺するという事件が起きると、イラク政府も厳しい措置を取らざるを得なくなり、2009年1月1日でCPA Order17の無効を宣言し、民間軍事会社から免責特権を剥奪した。これ以降、民間軍事会社はイラクの国内法に従う義務が生じ
Private Security Company Association OF Iraqは2009年現在は実質的に活動していない。
 このような無法状態を改善しようとする動きもあり、2008年9月17日にスイスのモントルーで17ヶ国によって採択されたモントルー文書で初めて国際的な規制が出来た。指針であり条約ではないため、国際法としての拘束力は無いが、新たな条約締結へ向けた活動が行われている。』

  『イラク戦争後、民間軍事会社は各地の小規模紛争に派遣されるようになった。リビア内戦においては、イスラエルのグローバルCSTが主にアフリカ系からなる警備要員や東欧・中東系の戦闘機パイロットなど多数のオペレーターを派遣して非武装市民への殺傷を含む過剰な業務を行い、シリア内戦では、アメリカの民間軍事会社が自由シリア軍など反アサド派を訓練するためにトルコで活動していた。一方、シリア政権側もロシア系の民間軍事会社の先駆けで香港を拠点とするスラヴ軍団から同様の支援を受けていた。アフリカではブラックウォーター社の設立者だったエリック・プリンスらが中国政府系の香港企業フロンティア・サービス・グループで中国の国家戦略である一帯一路を警備面から支援していた。
  また2014年以降の騒乱下にあるウクライナにおいても西欧の民間軍事会社の要員らしき外国人が多数確認されたという証言がある。
  2015年にはイエメンで、アメリカのスピアー・オペレーションズ・グループがアラブ首長国連邦の依頼により、イエメンにいる政敵の暗殺作戦を実行していた。』
(以上、ウィキペディア「民間軍事会社」より)

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/08/15付:『イランとイラクの結束(1/3)「イランは常にイラクの同胞と共にあり続けるだろう」/Iran ties with Iraq. Iran would always keep being with Iraq』
  ・2019/08/15付:『イランとイラクの結束(2/3)「イラクに戦争を望むグループは無い」/Iran ties with Iraq. There are no group which wish for war in Iraq』
  ・2019/08/15付:『イランとイラクの結束(3/3)「戦争にノー、平和にイエス」イラクはイランと共に立つ事を誓う/Iran-Iraq tie. "No War", Iraq vows to stand with Iran』
  ・2019/09/10付:『ポピュリズムは「両刃の剣」:香港は反共?それとも共産グローバリストの煽動?「逃亡犯条例改正反対デモ」/Is Hong Kong demo anti-Communism?or globalism?』
  ・2019/09/14付:『「パニック症」の現「偽」イスラエルによる侵略攻撃-イラク、レバノン、シリア、パレスチナ/Invasion attack by "panic disorder" present Fake Israel』
  ・2019/12/19付:『イラクのデモの騒乱化は「カラー革命」の謀略、米国・偽イスラエル・サウジ・UAE…/Iraqi demo hijacked by CIA-Mossad riotize to "color rev."』
  ・2019/12/19付:「イラクのイラン領事館放火は米煽動、ユダメディアの偽情報/Iran consulate arson in Iraq was agitated by CIA-Mossad, JewMSM FakeNews」 

 引用文献
  ・ウィキペディア:「ブラックウォーターUSA」
  ・ウィキペディア:「民間軍事会社」

 参考文献
  ・2015/04/14付・THE WALL STREET JOURNAL日本:「イラクのブラックウオーター事件で終身刑判決」
  ・2017/08/08付・毎日新聞:『米連邦高裁 実刑判決を破棄 米軍事会社のイラク「殺傷」』
  ・2019/08/14付・FRANCE24:「Ex-Blackwater guard gets life in prison for 2007 Baghdad massacre」
  ・WIKIPEDIA:「Nisour Square massacre」

 関連文献
  ・WIKIPEDIA:「Private Security Company Association of Iraq」


イラクのイラン領事館放火は米煽動、ユダメディアの偽情報/Iran consulate arson in Iraq was agitated by CIA-Mossad, JewMSM FakeNews

2019-12-19 19:39:24 | 中東
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.
 



 

 

 

 

 


 
YouTube: Iraqi rioters torch Iran consulate in Najaf
 2019/11/27
 
YouTube: Nagi: Pueblo iraquí cortará manos de EEUU, Israel y Arabia Saudí
 ナギ:イラクの人々は米国、イスラエル、サウジアラビアの手を切る
2019/12/05

YouTube: Collusion Between Media To Make Iraq Protests About Iran [Redacted Pre-Show]
 2019/11/11
 
YouTube: #ICYMI | Protesting times: Long-suffering Iraqis join global wave of public anger
 2019/11/09

 

 


 イラクのイラン領事館放火は米国CIA等による煽動
  偽イスラエルMossadの関与、UAEからのスパイセル、サウジアラビア、IS(DAESH)、旧バアス党、民間軍事会社ブラックウォーター(現アカデミ)……
   ユダヤ支配下の主流メディア(MSM)・マスコミとの共謀によるイランを「悪者化」する印象操作
 Arson attack of Iran consulate in Iraq was agitated by CIA-Mossad and etc
  Jew's MSM Fake News


 「イランは常に、イラクの政府および国民とともにあり続ける」
 「イランとイラクは互いに結ばれており、この結びつきは日々強まっていくだろう」

 “Iraq vows to stand with Iran amid US-Iran tension”
  「イラクはイランとアメリカとの緊張の中でイランと共に立つ事を誓う」


 今回の抗議行動がシーア派3代目イマーム・ホサイン殉教の40日忌=アルバインの行進開始とほぼ同時期に始まった。

 9月30日~
  以下、2019/10/17付・ParsToday日本「300万人超のイラン人巡礼者、イラク・カルバラーへ(動画)」より
   「イスラム暦サファル月1日(先月30日)以来、これまでに300万人以上のイラン人巡礼者がイラク南部の聖地カルバラーに向かったことが明らかになりました。
   イルナー通信によりますと、同日から現在までに、さらに90カ国以上からおよそ17万人の巡礼者が、イラン国境を越えてカルバラーに向かっているということです。
   今月19日はイスラム暦1441年サファル月20日にあたり、シーア派3代目イマーム・ホサインとその教友がカルバラーの地で殉教してから40日目のアルバインの日(=40日忌)です。
   アルバインの何日も前から、大勢のイスラム教徒、非イスラム教徒らが、イラクの町ナジャフ~カルバラーのおよそ80キロの道のりを歩いてイマーム・ホサインの霊廟を目指しています。
   イラク当局の正式な統計によりますと、昨年はイラン人200万人を含むおよそ1400万人の巡礼者が、世界最大規模とされる毎年恒例の宗教行事・アルバインの徒歩での行進に参加したということです。
   ここ数日のアルバイン巡礼者に関する正式な統計から、今年は昨年に比べ巡礼者の数が異例の規模で増加していることがわかっています。」
  (以上、2019/10/17付・ParsToday日本「300万人超のイラン人巡礼者、イラク・カルバラーへ(動画)」より)
 

YouTube: Over 4 million Iranians passed Iran-Iraq border for Arba'een
 2019/10/14

 10月6日
  以下、2019/10/07付・ParsToday日本『イラン最高指導者、「イランとイラクは互いに結ばれている」』より
   イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師
    「イランとイラクの両国民の心と体、魂は互いに結ばれている。この結びつきは日々強まっていくだろう」
    「敵は分裂工作を狙っていたが失敗した。彼らの陰謀は影響を及ぼさないだろう」


   「イラクでは10月に入ってから、首都バグダッドを含む一部の州で公共サービスの不備や失業、行政内の汚職に抗議するデモが実施されていました。
   デモは治安部隊と衝突する中で多数の死傷者が出る事態となっていましたが、6日日曜、同国アブドルマハディ首相が抗議者の要求実現を約束し、デモの収束を呼びかけたことから沈静化へと向かいました。
   複数の証拠から、今回の抗議デモがイラク国民による自発的なものではなく、外国が関与していたことが判明しています。」

   イラク・イスラム運動の責任者の1人、ホセイン・アルアサディ氏
    「米政府はイラクの政策への不満を理由に、最近の騒乱に関与している」

   「たとえば、イラクの抗議デモに関連してツイッターに投稿されたコメントの79%は、サウジアラビア人ユーザーのものだったということです。」
  (以上、2019/10/07付・ParsToday日本『イラン最高指導者、「イランとイラクは互いに結ばれている」』より)

  イランのラフマーニー商鉱工業相
   「(昨年のイランとイラクの取引額は120億ドルだったと説明し、今後2年で200億ドルに達する見込みであることを表明して、)近隣諸国との経済・通商関係の拡大は、イラン商鉱工業省の優先事項の一つだ」
   「(イランとイラクの国境検問所の活動が活性化していることを指摘し、)イラン南部シャラムチェとイラク南部バスラを結ぶ鉄道の開通は、両国の通商関係を拡大させる良好な機会を生み出すだろう」


  イラン外務省のムーサヴィー報道官 (イランプレスのインタビュー)
   「イランは常に、イラクの政府および国民とともにあり続ける」
   「イラク国民はこれまでも数々の危機に遭遇してきた」
   「今回もイラクの各政党や団体の団結、協調により困難は打開されるだろう」
   「イラク国民は今回もうまくこの問題を切り抜けるだろう」
   「イラク問題に外国が干渉することは、同国民の問題解決の助けにはならない」
   「イラク政府は、自国民の要求を把握して、いち早くこうした要求(への対策)を追求している」
   「イスラム共同体の繁栄と団結のシンボルである、シーア派3代目イマームホサインの殉教40日忌・アルバインの行進を経て、イラク国民の問題も解決されていくだろう」


 10月20日
 
YouTube: Irán Hoy: Ayudando a Irak
 今日のイラン:イラクの支援
 2019/10/20

 政府や官僚の汚職と腐敗、それら上層部と一般大衆の、その中でも特に貧困層との格差の広がり、公共サービスの不備、高い失業率等を背景にして始まった抗議デモは、当初は極平和的なものであった。
 その平和的なデモの様子は、今年の春頃から特に緊張が高まっていたイランとアメリカとの関係が在る中で、イランの隣国イラクで一般大衆による「戦争反対」デモが行われ、その中で、「戦争にノー、平和にイエス」とのスローガンを掲げながら、政府共々、イラク国民がイランと共に立つ事を誓っていた事からも伺える。

 本年7月22日、イランのローハーニー大統領と会談されたイラクのアブドルマハディ首相(当時)は、次の様に述べられた。

  「イランとイラクは互いに同胞感情、友情、友好の念を抱いている」
  「イラクは対イラン制裁に加わることはなかったし、今後も加わることはない」


 また、5月26日のバグダッドでのイランのザリーフ外相との会談に於いては、イラクのハキム外相は次の様に述べられている。
   
  「我々は、米国によってとられた行動に反対することを非常にはっきりとそして誠実に言っている。我々はその立場でイラン・イスラム共和国を支持している」
  「イラクがテヘランとワシントンの間の仲介者として行動する意思がある」(「イラクは仲裁役を担えるだろう」)
  「我々は同時に、軍事的であろうと経済的な戦争であろうと、イラン国民との闘いに対するいかなる努力にも反対する。米国は規則に違反し、安全保障理事会決議に違反し、いじめによって(by bullying)、その決議を実行しないように、他の国々を強制する。」


 次が、それら事について著した本ブログ記事である。

  2019/08/15付『イランとイラクの結束(3/3)「戦争にノー、平和にイエス」イラクはイランと共に立つ事を誓う/Iran-Iraq tie. "No War", Iraq vows to stand with Iran』

 西側欧米系の主流メディア(MSM)、及び日本のマスコミは、現在までに暴動化し騒乱状態となったイラク・デモについて、そのデモの中で多くの犠牲者が出て、それがイランからの侵入者によるものであるとか、抗議デモの原因がイラクの政策にイランの介入が有る為等という内容の報道を行っている。また、その死亡者数にしても、余りにも桁外れの数字を掲げている。

 西側欧米系のMSMと日本のマスコミは、「ユダヤ」に牛耳られている。よって、イラク・デモに関しても、MSMマスコミから“ユダヤのプロパガンダ”が発信されていると捉えなければならない。
 ユダヤ、及び現「偽」イスラエルと対立するイランを「悪者化」する為、世界中にイランのイメージ・ダウンを謀る「印象操作」を行う為のプロパガンダを流している訳である。

 実際のところは、イランはイラクに干渉行為を行っていない。そして勿論、イラクのデモにも関与していない。つまり、MSMマスコミの報道は「でっち上げ」であり正に「フェイク・ニュース」である。
 イランは、今回のそのデモについても、イラク政府が自立して適切な対応を取る事を望んでおり、注意深く監視する事に留めている。
 イラン外務省のムーサヴィー報道官は、次の様に述べている。

  「イランはイラクの状況を注意深く監視している」(10月27日)
  「イラクの宗教および政治関係者は協力して目標を達成し、より良い未来を築くことができます」(同上)

  「イランの厳しい抗議は駐イラン・イラク大使に伝えられた」(11月28日、在ナジャフ・イラン総領事館が放火されたことに関して、)
  「イラク政府による、攻撃者に対して責任ある、断固とした、有効な措置を講じることを期待する」(同上)

 イラクとイランとは現在に至っては緊密な関係であり、友好関係と共に経済・通商関係が拡大されて発展している。

 現在の騒乱状態となったイラクの抗議デモの様子は、同じイラクでの5月の戦争反対デモとは様相が異なって見える。尤も、両者とも一概に見るのでは無く、今回、暴動化し騒乱を起こしている者達も、イラク国民の中の極一部の者達と捉えるべきである。

 しかし、ユダヤ支配下の西側欧米MSMマスコミは、その様には捉えない。そのイラクの一般大衆の内の極一部分を切り取って取り上げ、それを拡大し、誇張して、編集し、脚色して、プロパガンダに利用している。
 そして、そのプロパガンダでイランの「悪者化」を押し進める。

 そのMSMマスコミと協力し一体となって活動しているのが、米国のCIAや偽イスラエルのMossad、イギリスのMI6、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)等である。それらが、今回のイラクで起きた平和的な抗議デモをハイジャックし、煽動し、操作して利用し、暴動化、騒乱化へと進めて来たのである。

 またそれらの他にも、未だイラク国内にも潜伏しているIS(DAESH)、同じく今だにイラクに居座り続ける、あの悪名高き「ブラックウォーターUSA」(現在の名称はアカデミ)、それと同じ類のその他の各国政府が委託する民間軍事・警備会社、そして、あのサダム・フセインの残党、旧バアス党等も関与する。

 2012年、イラク内務省が首都バグダードの中心部に位置する旧アメリカ軍管理領域の「グリーン・ゾーン」に在るその外国の民間警備会社の事務所を家宅捜査したところ、許可されていない武器や爆発物製造に用いられる物質が見つかり、それらが米国由来の物である事が明らかになっている。そのイラクの外国の民間軍事・警備会社と共に、偽イスラエルの諜報機関モサドが行動する。

 更には、アルバニアに駐留するモナーフェギン(モジャーヘディーネ・ハルグ、PMOI、MEK、MKO)等、外国に駐留する隣国イランの反体制派も関与する。それらは、同じ様な顔つきをしている事から、一般のイラン人、或いはイラク人と成り済まして参入する。また、イラク国内の一般大衆の中に買収されたスパイ、裏切り者も存在する。

 騒乱の中で、駐イラク・イラン領事館が放火された。その構図は以上の通りであり、それらのバックで行われたのである。
 その様子を見ると、若者達が遊び半分で行っている様に見え、スマートフォンでチャラチャラ撮影する等と、ふざけている様子が伺える。
 スパイが中に入って先導し、周囲の若者達を感化している事も考えられるが、その影響を受けやすい、空気・雰囲気に染まりやすく流されやすい様子は、日本の平和ボケした一般大衆と同様の様にも感じられた。

 日本の世間の一般大衆の中にも、普段の就業の他はレジャーやグルメ、ファッション、ドライブ、バクチ、女遊び、飲酒、テレビ等に熱中するばかりで、「平和ボケ」して「無知蒙昧」な輩共が多い。どこの国にも、その様な「大衆」が存在するのだなぁ、と感じる次第である。

 その無知蒙昧の若者達が煽られている様にも伺える。無知蒙昧であるが故に洗脳され、また失業や貧困等の日頃からの不満に火を付けられて、暴動、騒乱に発展している様にも見える。

 しかし、その様な人達ばかりでは無く、イラク国内には敬虔なムスリム(イスラム教徒)やクリスチャン達も大勢おられ、それらの方々はそれぞれクルアーン(コーラン)と新約聖書を規範として、暴力に反対し、暴動・騒乱状態となったデモを非難する。
 その敬虔な信者はそれぞれの規範をバックボーンにして、ろうそくとイラクの旗だけを持って、騒乱の中で犠牲となられた人達を思い祈りながら、静かな平和的なデモ集会を行った。敬虔な信者は、試練を暴力によって解決しない。

  「私たちが抑圧されていることを全世界が知っている。私たちは平和な人々であり、イラクの旗とろうそくだけしか持っていない。」

 創造主を重視しない世俗派、無神論者達程、煽られやすいと言えるのではないか。実際、現在、中東地域の他、南米、東アジアの香港等と世界中で行われているデモの殆どがグローバリストによって乗っ取られており、それが「世界共産化統一政府」へと向かっている事が言える。

 「世界共産化統一政府」を目指す勢力は何者なのか。それは「無神論者」であるディープ・ステート、イルミナティ・フリーメーソンである。その「無神論者」で一致する世俗派の人々は、自らそのグローバリストの呼びかけに賛同している様にも見える。

 イラクが大まかに分けて無神論者・世俗派と敬虔なムスリム・クリスチャンと存在して一枚岩では無い事と同様に、米国も分断が進んでいる。
 旧来からのグローバリスト、ネオコン、ネオリベラリスト、シオニストに反して、3年前の大統領選挙で「反グローバリズム」のトランプが当選した。トランプは、旧来からの米エスタブリッシュメントの意向に反して、中東地域からの離脱を図る。

 元々、イラクを遡って見ると、イラク国内に存在しなかった大量破壊兵器という「嘘」を基にしたブッシュ政権の「対テロ戦争」が発端で、現在に至る戦後のイラク政府の誕生となった訳である。その「根拠の無い破壊」の後から築き上げられて来た現在のイラクは、当初は米国の意向が大きく働いていた。

 それは、第二次大戦後の日本に於ける米国の占領政策と同様である。日本の場合は、米国に従順となった為に戦後の復興、経済発展、防衛費抑制に繋がる等が言える反面、元来からの日本精神、独立自尊精神の劣化、習俗・風習の西欧的退廃、歴史・伝統・文化の軽視等にも繋がる事となってしまった。

 米国謀略の日本での成功とは裏腹に、それはイラクでは成功しなかった。イラクは米国から離れ、反米であるイランと緊密になった。それ故、今一度米国側に引き戻したいグローバリスト、ネオコン達は、イラク騒乱を企てて体制転換を狙った。

 決して、イラク全体が騒乱となっている訳では無い。その様な印象を作り上げているのは、ユダヤが支配する主流メディア(MSM)・マスコミである。そして、その騒乱に、イランは全く関与していない。MSMマスコミに騙されてはならない。

 11月3日夜
  シーア派の聖地であるカルバラ(Karbala)のイラン領事館が、反政府デモの一部がイラン総領事館を襲撃し、「外壁の周りでタイヤを燃やしたり壁をよじ登ってイラクの国旗を振ったりした」。

 
YouTube: Iraq’s foreign ministry slams attack on Iran consulate in Karbala
 2019/11/04

 11月4日
  以下、2019/11/05付・AFP BB NEWS日本「イラク治安部隊がデモ隊に発砲 イラン領事館で参加者4人死亡」より
   「【11月5日 AFP】イラク首都バグダッドで4日、治安部隊が反政府デモの参加者らに実弾を発砲した。その数時間前にも、中部のイスラム教シーア派聖地カルバラ(Karbala)にあるイラン領事館外で衝突が起き、デモ参加者4人が治安部隊の発砲により死亡した。
   政府にはびこる汚職や、政治的支援の見返りに便宜を図る恩顧主義への不満を背景に、同国では道路の封鎖や不服従運動などの抗議活動が続いている。
   バグダッドを取材したAFPカメラマンによると、外務省や法務省、イラン大使館などに続く通りで、デモ隊と治安部隊が衝突。治安部隊は投石するデモ隊に対し催涙弾を発射したという。
   さらに複数の目撃者によると、国営テレビの本社周辺に集まったデモ隊に向かって治安部隊が発砲。医療関係者や治安当局筋は、バグダッドで約20人が負傷したと伝えた。
   先月24日にデモが再開して以降、バグダッドのデモ隊に対して実弾が使用されたのはこれが初めて。これ以前に機動隊は、「過剰な力」を行使しているとの非難を受けて催涙ガスの使用に切り替えていた。
   AFPの統計では、反政府デモが始まった先月1日以降の死亡者数は約270人に上っているが、政府は正確な犠牲者数を公開することをやめている。
   バグダッドから南に約100キロ離れたカルバラでは、3日夜から4日未明にかけてデモ隊が隣国イランの領事館に集まり、イランがイラク政府を支援していると抗議した。……」
  (以上、2019/11/05付・AFP BB NEWS日本「イラク治安部隊がデモ隊に発砲 イラン領事館で参加者4人死亡」より)

 11月11日
 
YouTube: Protesters, Iraqi security forces continue to battle on Baghdad streets
 2019/11/11

 11月12日
 
YouTube: Iraq: Clashes break out during anti-government protests
 2019/11/12

  イラクのバビロン州で、暴動の間に殺害された抗議者の為のろうそくの灯りを灯した集会が開催された。

   「私たちが抑圧されていることを全世界が知っている。私たちは平和な人々であり、イラクの旗とろうそくだけしか持っていない。」

 
YouTube: Iraq: Candlelight vigil for protesters killed during unrest
 2019/11/12

 11月27日夜
  「【11月28日 AFP】反政府デモが続くイラクで27日、イスラム教シーア派の聖地ナジャフ(Najaf)にあるイラン領事館にデモ隊が放火した。」

 11月28日
  イラン外務省のムーサヴィー報道官
   「(在ナジャフ・イラン総領事館が放火されたことに関して書面で声明を出し、)イランの厳しい抗議は駐イラン・イラク大使に伝えられた」
   「イラク政府による、攻撃者に対して責任ある、断固とした、有効な措置を講じることを期待する」


  
YouTube: Iran decries attack on Iran's Najaf consulate
 2019/11/28

 11月29日
  イラクのアブドルマハディ首相が辞意を表明した。

   イラクのイスラム教シーア派最高権威シスタニ師
    「(政府は)事態に対処できておらず、国益のために議会は再考すべきだ」
    「破壊行為、暴力行為は終わらなければならない」

 
YouTube: Iraq's top Shia cleric: Vandalism, violent acts must end
 2019/11/29

   アブドルマハディ首相
    「シスタニ師の呼び掛けに迅速に応じるため、私の辞任を求める書簡を出す」

 
YouTube: Iraqi prime minister announces he will resign
 2019/11/30

 12月1日
  「イラク国会は1日、大規模な反政府デモを受け、事態打開のため辞意を表明していたアブドルマハディ首相の辞任を認めた。イラクの国営テレビなどが伝えた。」

 
YouTube: Iraq’s parliament approves prime minister’s resignation
 2019/12/01

  「【カイロ時事】反政府デモが続くイラクで1日夜(日本時間2日未明)、イスラム教シーア派聖地、中部ナジャフにあるイラン領事館がデモ隊に放火された。ナジャフのイラン領事館は11月27日にも暴徒化したデモ隊に襲われたばかり。外交施設を警備する責任はイラク政府にあり、無策に対するイランの反発は必至だ。」

 12月5日
 
YouTube: Miles de iraquíes se manifiestan en apoyo a la autoridad religiosa
 数千人のイラク人が宗教的権威を支持してデモを行う
 2019/12/05

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/08/15付:『イランとイラクの結束(1/3)「イランは常にイラクの同胞と共にあり続けるだろう」/Iran ties with Iraq. Iran would always keep being with Iraq』
  ・2019/08/15付:『イランとイラクの結束(2/3)「イラクに戦争を望むグループは無い」/Iran ties with Iraq. There are no group which wish for war in Iraq』
  ・2019/08/15付:『イランとイラクの結束(3/3)「戦争にノー、平和にイエス」イラクはイランと共に立つ事を誓う/Iran-Iraq tie. "No War", Iraq vows to stand with Iran』
  ・2019/09/10付:『ポピュリズムは「両刃の剣」:香港は反共?それとも共産グローバリストの煽動?「逃亡犯条例改正反対デモ」/Is Hong Kong demo anti-Communism?or globalism?』
  ・2019/09/14付:『「パニック症」の現「偽」イスラエルによる侵略攻撃-イラク、レバノン、シリア、パレスチナ/Invasion attack by "panic disorder" present Fake Israel』
  ・2019/12/19付:『イラクのデモの騒乱化は「カラー革命」の謀略、米国・偽イスラエル・サウジ・UAE…/Iraqi demo hijacked by CIA-Mossad riotize to "color rev."』

 引用文献
  ・2019/10/07付・ParsToday日本:『イラン最高指導者、「イランとイラクは互いに結ばれている」』
  ・2019/10/07付・ParsToday日本:「イランとイラクの取引額、今後2年で200億ドルに達する見込み」
  ・2019/10/07付・ParsToday日本:『イラン外務省報道官、「イランは常にイラクの政府・国民とともにあり続ける」』
  ・2019/10/17付・ParsToday日本:「300万人超のイラン人巡礼者、イラク・カルバラーへ(動画)」
  ・2019/11/05付・AFP BB NEWS日本:「イラク治安部隊がデモ隊に発砲 イラン領事館で参加者4人死亡」
  ・2019/11/05付・VOV5(ベトナムの声放送局)日本語:「イラク反政府デモ イラン総領事館も標的に 混乱広がる」
  ・2019/11/28付・AFP BB NEWS日本:「イラクの反政府デモ隊、イラン領事館に放火 聖地ナジャフ」
  ・2019/11/29付・時事通信:「イラク首相が辞意 反政府デモ、収拾できず」
  ・2019/11/29付・TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)日本:「イラン外務省、在ナジャフ・イラン総領事館放火を非難、イラクに対応を求める」
  ・2019/12/01付・産経新聞(共同通信):「イラク首相の辞任承認 国会、デモ沈静は不透明」
  ・2019/12/02付・時事通信:「イラン領事館にまた放火 シーア派聖地、デモ暴徒化―イラク」


イラクのデモの騒乱化は「カラー革命」の謀略、米国・偽イスラエル・サウジ・UAE…/Iraqi demo hijacked by CIA-Mossad riotize to "color rev."

2019-12-19 05:36:43 | 中東
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.
 



 

 

 

 

 


 
YouTube: US ignited unrest in Iraq to wrest control of country: Commentator
 2019/10/31
 
YouTube: Iraqi government blames "evil hands" for targeting protesters
 2019/10/06
 
YouTube: Why do you think the Iraq protests interest the US and Israeli officials?
 2019/11/05
 
YouTube: US and its allies trying to hijack Iraq protests
 2019/11/08

YouTube: Iraqis’ problems rooted in US aggression: Analyst
 2019/10/06
 
YouTube: Iraq: Popular Revolt...Or Color Revolution?
 2019/10/09
 
YouTube: مستشار الأمن الوطني فالح الفياض: سنسقط المؤامرة على العراق
 Falih Alfayyadh国家安全保障顧問:イラクに対する陰謀をやめる
 2019/10/08

YouTube: هل من عناصر مؤامرة يمكن تلمّسها مما جرى في العراق؟
 イラクで起こったことから感じられる陰謀の要素はありますか?
 2019/10/08

 イラクの抗議デモの騒乱化は「カラー革命」同様の米国CIA謀略の煽動
  偽イスラエルMossadの関与、UAEからのスパイセル、サウジアラビア、IS(DAESH)、旧バアス党、民間軍事会社ブラックウォーター(現アカデミ)……
  Iraqi protest demonstrations hijacked by CIA-MOSSAD riotize to "color revolution"


 政府、上層部の汚職と腐敗、貧困層との格差、公共サービスの不備、高い失業率等が原因となった一般大衆の中の一部が行い始めたデモは、当初は平和的なものであった。
 その後、アメリカ等に乗っ取られ、煽られ、操作されて、規模が拡大すると共に暴動化し、騒乱状態に発展してしまった。

 その暴動・騒乱に関与するのは、米国のCIAの他、かつて銃乱射虐殺事件等を起こした悪名高き米国の民間軍事会社ブラックウォーター(現名称はアカデミ)、その他の民間軍事・警備会社、その民間軍事会社と行動を共にしているとされる偽イスラエルのMOSSAD、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、サダム・フセインの残党と旧バアス党、そしてIS(DAESH)等が挙げられる。また、イラクの反体制派だけでは無く、イランの在外反体制派もイラン国民に成り済まして紛れ込んだりリンクしている。それらは、同じ顔、似た様な顔つきをしているので、見分けが付かない。

 そして騒乱状態となった中では、武器が提供されていたり武装したテロリストが紛れ込み、警官や一般市民の抗議者に向けて発砲している。

 占領後に日本を反抗する事も出来ない程に従属化し、概ね自身の意向に沿う様にして成功する事が出来た米国は、その日本のケースで味を占めた事でイラクにも同様の政策を押し付けようとした。しかし、特に最近に於いてはイラクの自己主張は強まっており、その分、米国に迎合せず、阿る(おもねる)事無く、イランとより親しく距離を縮め続け、友好関係と共に経済面での結び付きも飛躍的に向上を続けててより一層の緊密な関係となっている。
 米国の成功例は第二次大戦後の日本のケースだけであり、他は皆、イラクをはじめ、ベトナム、アフガニスタン、リビア、シリア等と泥沼にハマるばかりで、尽く失敗を重ねて来たのである。

 しかし現在、「反グローバリズム」を掲げて「米国第一」、「中東脱出」を掲げながら、その泥沼から抜け出そうとして米国内でもがきながら闘いを続けるトランプが大統領として存在する事は、中東地域に少し希望が見えて来ると共に、米国内にとっても負債や兵士の命の問題等で救いの兆しが見えるのではないだろうか。しかし未だまだ、米国内の旧来からのエスタブリッシュメントらに足を引っ張られ続けている。

 そしてその米国の中東からの離脱を妨げる、自国をディープ・ステートの駒とし続けたいグローバリスト、ネオコン、ネオリベラリスト、シオニストらは、自立しだしたイラクを今一度米国に従順に成る様にしようとして、今回のデモを乗っ取り、操作し、煽り、利用する。
 また、イラクとイランとの緊密な関係を壊す事も目的となっている。

 ユダヤに握られている主流メディア(MSM)・マスコミは、デモの原因にイランの介入を挙げたり、デモが行われている中でイランの侵入者が一般市民に向けて攻撃している等と述べているが、これらは騒乱のバックに居る者達のプロパガンダであり、「でっち上げ」で、イランの悪者化を謀ったものである。

 
YouTube: ‘Irak busca alianzas con países que no siguen directrices de EEUU’
 「イラクは米国のガイドラインに従わない国との提携を求めています」
 2019/10/29
 
YouTube: US has long history of punishing governments that defy American dictates
 2019/11/15

 デモが始められた頃の10月7日には、ロシアのラブロフ外相とイラクのモハメド・アリ・アルハキム外相との会談に於いて軍事財供給に関する契約を遂行する意向が示された。昨年、当時のイラクのイブラヒム・アル・ジャファリ外相が、ロシアのS-400ミサイル防衛システムを購入する可能性を検討していることが確認されている。また、7日の会談のつい1ヶ月程前の8月末には、現「偽」イスラエルの「暫定」首相ネタニヤフが、やり直し選挙前に追い詰められて「パニック症候群」が発症し、イラクをはじめ、レバノン、シリア、パレスチナ・ガザへのサイコパスでキチガイの八つ当たり侵略攻撃を行った経緯も有る。

 10月5日までに
  ストップ・ザ・ウォー戦争連合のメンバー、サミ・ラマダーニ (RTへのインタビュー)
   「問題は非常に深刻になり、((※2003年以来の)米国主導の侵略による)破壊は非常に大きく、イラクに米国が設置した政治的エリートは殆ど全て腐敗した。そして、これはその破壊的な占領から回復しようとする問題に追加されました」

 10月5日
  以下、2019/10/05付・ParsToday日本「視点;イラクの抗議デモ、疑われる外部からの陰謀(日本語のナレーション付)」より
   「イラクで最近数日間にわたり、首都バグダッドを初め一部の州で公共サービスの不備や失業、行政内の汚職等に抗議してデモが開催されました。
   当初平和的に行われていたこの抗議デモは、その後、一部集団の介入によって不審な方法で暴動へと発展し、この中で現在までに48人が死亡する事態を招きました。
   複数の証拠から、これらの抗議デモが市民による自発的なものではなく、その発生に外国が関与していた事実が判明しました。その背景として、以下のようないくつかの理由が指摘できます。

    第1に、SNSに投稿されたイラク国民による抗議行動の動画は、本物ではなく完全に捏造が疑われていること。
    第2に、今回の抗議行動がシーア派3代目イマーム・ホサイン殉教の40日忌=アルバインの行進開始とほぼ同時期に始まったこと
。おそらくその目的は、イラクでアルバインの行進が大々的にスタートすることを妨げ、イランなど他国の巡礼者によるイラク訪問を思いとどまらせることにあったと思われます。
    第3に、今回の抗議デモが、イエメン人がサウジアラビアに頑なに抵抗し、シオニスト政権が占領地イスラエルで組閣政策の行き詰まりに陥っているのとほぼ同時に発生していること。
       イラクは独立した外交政策を有しています。サウジアラビアによる対イエメン戦争、そしてアラブ諸国とイスラエルの関係正常化に反対を唱えています。
       一方で、イラクの民営組織ハシャド・アルシャビはイランと緊密な関係を有しています。

   以上の理由により、イラクはアラブ・イスラエル・西側の枢軸が思惑とする抗議デモや暴動を形成するための場所として考えられたのでしょう。

    第4に、イラクでの抗議デモは、同国政府がハシャド・アルシャビの拠点爆破に関する調査結果を発表したこと、それにイスラエルが直接関与していたとするアブドルマハディ・イラク首相の表明とも時期的に重なること。
    第5に、今回の一連の騒乱がイラクの旧バース党政権の一部因子の支持を受けているということです。今回の抗議行動の開始とともに、イラクの元独裁者サッダームの娘はツイッターにデモを支持するコメントを投稿しました。


   イラク国内での経済問題や行政内の汚職を否定できないことは事実です。しかし、最近の抗議行動の中で発生した暴動や、西側・アラブ系メディアによるこの出来事を伝える報道は、イラクで現在起きている出来事がある目的を伴った陰謀であることを物語っているのです。」
  (以上、2019/10/05付・ParsToday日本「視点;イラクの抗議デモ、疑われる外部からの陰謀(日本語のナレーション付)」より)

 10月6日
  イラクのアブドルマハディ首相
   「(国民に向かって、)イラク政府の優先事項は、国民の合法かつ公正な要求を実現することだ

 10月7日
  以下、2019/10/07付・ParsToday日本『イラク国家安全保障補佐官、「敵によるイラクの平穏かく乱工作は失敗した」』より
   イラクの民兵組織ハシャドアルシャビのトップを兼任するイラクのアルファイヤーズ国家安全保障補佐官
    「わが国の平穏をかく乱しようとした敵の工作は失敗した」
    「現在イラクは、見舞われた危機を乗り越えた」


   「イラク南部カルバラーのシーア派最高権威・スィースターニー師の代理人を務めるアフメド・アルサーフィー氏も、最近各都市で発生した抗議行動に反応し、三権の長に対し現実的な改革の実現を求めるとともに、衝突した国民と治安部隊それぞれに自制を要求しました。」
   イラクでは10月に入ってから、首都バグダッドなど一部の州で公共サービスの不備、失業、行政内の汚職に抗議するデモが行われ、治安部隊との衝突にまで発展していました。
   こうした中、6日日曜、同国アブドルマハディ首相が、国民の正当な要求実現に真っ先に着手すると呼びかけたことをきっかけに事態は沈静化へと向かいました。
   複数の証拠や証言から、イラクでの最近の騒乱は市民による自発的なものではなく、背後で外国が関与していたことが判明しています。」
  (以上、2019/10/07付・ParsToday日本『イラク国家安全保障補佐官、「敵によるイラクの平穏かく乱工作は失敗した」』より)

 ロシアのラブロフ外相はイラクの首都バグダッドでのモハメド・アリ・アルハキム外相との会談に於いて軍事財供給に関する契約を遂行する意向を示した。2018年2月には、当時のイラクのイブラヒム・アル・ジャファリ外相が、モスクワ訪問中にロシアのS-400ミサイル防衛システムを購入する可能性を検討していることを確認している。

 
YouTube: Iraq: Russia to supply military goods to Baghdad – Lavrov
 2019/10/07

 10月9日
  イラクのサリフ大統領は抗議者に対する攻撃を非難した。

 
YouTube: Iraq's President Salih condemns attacks on protesters
 2019/10/09

  以下、2019/10/10付・ParsToday日本「イラクでの抗議者の殺害におけるアメリカの関与が暴露」より
   イラクの民兵組織の一つ、アサイブ・アフル・ハックの代表、カイス・カザリ氏
    「イラクの最近の暴動の裏にはアメリカと同国の悪名高い軍事会社ブラックウォーターが存在する」
    「このシナリオの目的として、イラク治安部隊の力を消耗させること、民兵組織・ハシャド・アルシャビがテロ組織ISISを掃討した地域から撤退し、これらの地域で治安上の空白を作ることなどが挙げられる」


   「イラクでは、最近の抗議デモおよびそれに伴う暴動で、少なくとも104人が死亡、6000人以上が負傷しました。
   なお、死亡者のうち8人は治安部隊員とされています。
   イラク政府は、抗議者を襲撃した人物を特定するための捜査を開始しています。」
 (以上、2019/10/10付・ParsToday日本「イラクでの抗議者の殺害におけるアメリカの関与が暴露」より)

  イランのザリーフ外相
   「イラク国民の聡明さは他国が悪用することを妨げた」
   「(最近イラクで発生した情勢変化に言及し、)イラクの持ち主はイラク国民だ。彼らの権利は守られなければならない」


 10月25日
  イラク国民主権運動を率いるハキーム師 (親イランのシーア派民兵中心のファタハ連合のアミリー代表とのイラク・バグダッドでの会談)
   「公共サービスと雇用創出に関する要求等、国民の要望を迅速に調査し、官僚主義を離れて実施すべき」

 10月25~26日
  以下、2019/10/26付・ParsToday日本「イラク・カルバラーでデモ、アメリカとイスラエルへの抗議の声も」より
   『イラク南部の都市カルバラーの市民らが、国内での汚職や行政の不備に抗議してデモを行い、同時に米国とシオニスト政権イスラエルの政策にも抗議の声を上げました。
   イルナー通信によりますと、カルバラーのデモに参加した人々は25日金曜、イラクの首都バグダッドやその他の都市の住民らが街頭に繰り出したのとほぼ同時刻に、経済・政治分野での真の改革や汚職対策、貧困撲滅や雇用創出を強く訴えるとともに、「米国にノー、イスラエルにノー」のスローガンを掲げ、米国がイラクや地域に展開する政策にも反対を唱えました。
   イラク南部の港湾都市バスラでは、人々がクウェートに通じる国境検問所で自動車のタイヤを燃やし、国境を封鎖しました。
   バグダッド市内のタフリール広場では、抗議者らが特に25日夜~26日土曜未明にかけて複数回集まり、旧米軍管理領域のグリーン・ゾーンに侵入しようとしましたが、治安部隊に取り押さえられました。治安部隊は催涙ガスや音響弾を発射して、抗議者の侵入を阻止しました。
   イラク人権委員会は、今回発生した衝突で1人が死亡、227人が負傷、うち3人はイラク・アルムサンナー州の住民で、その他はバグダッド市民だったと発表しました。』
  (以上、2019/10/26付・ParsToday日本「イラク・カルバラーでデモ、アメリカとイスラエルへの抗議の声も」より)

  以下、2019/10/26付・ParsToday日本「イラクの抗議デモ バスラで治安部隊が手榴弾の攻撃を受ける (動画)」より
   『イラク内務省が、同国バスラ州で治安部隊が手榴弾による攻撃を受けたことを明らかにしました。
   イラクのテレビ局アル・イラキーヤが56日土曜、報じたところによりますと、イラク内務省は今回の攻撃で軍関係者1人および治安部隊員7人が負傷したことを明らかにしました。
   同省はまた、「複数の州で、政府系庁舎や各政党の拠点・事務所が複数のグループによって放火された」と発表しています。
   バスラ州では、機動隊の車両2台が何者かによって放火されました。
   一部の情報筋は、同国の首都バグダッドで抗議者側の一人が25日金曜、逮捕されたことを明らかにし、この人物が治安部隊と抗議者の双方を銃撃していたと話しています。
   これに先立ち、バグダッドでは機動隊に向かって発砲していた1人が逮捕されました。
   首都バグダッドを初め、バスラ、ナジャフ、カルバラー、ワーシト、マイサーン、ムサンナー、バービル、ジーカールの各州では25日、汚職や国民の生活の窮状、失業などに抗議する大規模なデモが実施されました。
   イラク議会は新たな状況を検討するため、26日に緊急会議を開催する予定です。』
  (以上、2019/10/26付・ParsToday日本「イラクの抗議デモ バスラで治安部隊が手榴弾の攻撃を受ける (動画)」より)

 
YouTube: "More than 60 Iraqis killed in renewed anti-govt. rallies"
 2019/10/27

  以下、2019/10/27付・ParsToday日本「イラク首都で、武器を積載した車両が発見」より
   『イラクの治安部隊が、同国の首都バグダッド北部の検問所で、兵器を積載した車両を摘発し、押収しました
   イルナー通信によりますと、イラクの治安筋は26日土曜、この車両の運転手が逮捕されたことを明らかにするとともに、問題の車両から各種の兵器が摘発、押収されたとしています。
   イラクの治安部隊は今月25日と26日の両日にわたって、バグダッドを初めとする同国の複数の都市での抗議デモにおいて、数名の武装した人物を逮捕しました。
   複数の報道から、これらの人物の一部は、警察官やデモ参加者の双方に発砲し、平和的なデモを暴力事件に発展させようとしていたことが判明しています。
   イラクの政界の要人の一部は、同国での最近の騒乱にアメリカとシオニスト政権イスラエルが関与し、平和的なデモを暴動に持ち込もうとしていた、として非難しています

   今月25日、イラクではバグダッドのほか、バスラ、ナジャフ、ワーシト、ムサンナ、ジーカール、バービルなどの都市で生活苦や失業、行政内の汚職に抗議するデモが発生しています。

 

 

 イラク首都で、武器を積載した車両が発見
 以上2点の出典:2019/10/27付・ParsToday日本「イラク首都で、武器を積載した車両が発見」

  (以上、2019/10/27付・ParsToday日本「イラク首都で、武器を積載した車両が発見」より)

 
YouTube: ¿Quiénes soplan el fuego de la violencia en Irak?
 誰がイラクで暴力の火を吹きますか?
 2019/10/29

 10月27日
  イラン外務省のムーサヴィー報道官
   「イランはイラクの状況を注意深く監視している」
   「イラクの宗教および政治関係者は協力して目標を達成し、より良い未来を築くことができます」

 11月3日
  以下、2019/11/04付・Middle East Monitor「Iraq arrests UAE spy cell amid protests」より
   「Security forces in Iraq have arrested an Emirati spying cell consisting of several Lebanese and Iraqi nationals in the capital Baghdad.
   According to Sawt Al-Iraq Radio, security sources were quoted yesterday claiming that the UAE “infiltrators cell” had been carrying out subversive activities aimed at destabilising the Iraqi state, although the Iraqi authorities have yet to officially comment on the arrests.
   “The UAE’s team was conducting extremely dangerous activities in Iraq aimed at overthrowing the government,” the Iraqi source said.
   The accused have been identified by Iraqi agents as being responsible for financing some demonstrations in Baghdad and other cities.
   The arrests comes as an unconfirmed video recently circulated on social media showed a woman distributing US dollars to Iraqi tuk tuk (rickshaw) drivers among the demonstrators, the source of these funds are unknown.
   The group allegedly has direct links to the UAE’s security chief Tahnoun Bin Zayed, who is also the brother of the country’s de facto ruler, Crown Prince Mohammed Bin Zayed.
   The radio station noted that Abu Dhabi is currently in talks with Baghdad via Western parties to help resolve the issue.
   Although Iraq’s protests are largely centred on governmental corruption and economic mismanagement, foreign interference has been suspected with the aim of fermenting the demonstrations towards violence in order to disrupt the close ties between Baghdad and Iran.

  (『「イラクは抗議の中でUAEスパイセルを逮捕」
   イラクの治安部隊は、首都バグダッドでレバノン人とイラク人の数人で構成される首長国のスパイ・セルを逮捕した。
   Sawt Al-Iraq Radioによると、昨日、治安当局はUAEの「侵入者セル」がイラク国家の不安定化を目的とした破壊活動を行っていたと主張しているが、イラク当局はまだ逮捕について正式にコメントしていない。
   「アラブ首長国連邦のチームは、政府を打倒することを目指してイラクで非常に危険な活動を行っていた」とイラクの情報筋は語った。
   被告人は、バグダッドおよび他の都市でのいくつかのデモに資金提供した責任があるとして、イラクのエージェントによって特定されている。
   最近ソーシャルメディアに於いて、デモ参加者の間に居るイラクのトゥクトゥク(人力車)の運転手に米ドルを分配している女性を示した未確認のビデオが流布された事から逮捕され、これらの資金源は不明である。
   このグループは、アラブ首長国連邦の事実上の支配者であるモハメッド・ビン・ザイード皇太子の兄弟でもある、アラブ首長国連邦の治安部長であるタヌーン・ビン・ザイードと直接関係があるとされている。
   ラジオ局は、アブダビが現在問題を解決するために欧米方を経由してバグダッドと話し合っていることに注目した。
   イラクの抗議については主に政府の腐敗と経済面に於いての誤った運営管理に集中しているが、バグダッドとイランの緊密な関係を破壊するために暴動化に向けてデモを動揺させる目的を持った外国の干渉が疑われている。』)



Middle East Monitor: Iraq arrests UAE spy cell amid protests

  (以上、2019/11/04付・Middle East Monitor「Iraq arrests UAE spy cell amid protests」より)

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/08/15付:『イランとイラクの結束(1/3)「イランは常にイラクの同胞と共にあり続けるだろう」/Iran ties with Iraq. Iran would always keep being with Iraq』
  ・2019/08/15付:『イランとイラクの結束(2/3)「イラクに戦争を望むグループは無い」/Iran ties with Iraq. There are no group which wish for war in Iraq』
  ・2019/08/15付:『イランとイラクの結束(3/3)「戦争にノー、平和にイエス」イラクはイランと共に立つ事を誓う/Iran-Iraq tie. "No War", Iraq vows to stand with Iran』
  ・2019/09/10付:『ポピュリズムは「両刃の剣」:香港は反共?それとも共産グローバリストの煽動?「逃亡犯条例改正反対デモ」/Is Hong Kong demo anti-Communism?or globalism?』
  ・2019/09/14付:『「パニック症」の現「偽」イスラエルによる侵略攻撃-イラク、レバノン、シリア、パレスチナ/Invasion attack by "panic disorder" present Fake Israel』

 引用文献
  ・2019/10/05付・ParsToday日本:「視点;イラクの抗議デモ、疑われる外部からの陰謀(日本語のナレーション付)」
  ・2019/10/05付・RT QUESTION MORE:「Death toll in Iraq nears 100 amid violent crackdown on nationwide anti-government protests」
  ・2019/10/07付・ParsToday日本:『イラク国家安全保障補佐官、「敵によるイラクの平穏かく乱工作は失敗した」』
  ・2019/10/09付・ParsToday日本:『イラン外相、「イラク国民の聡明さが、他国による悪用を阻止した」』
  ・2019/10/10付・ParsToday日本:「イラクでの抗議者の殺害におけるアメリカの関与が暴露」
  ・2019/10/26付・ParsToday日本:「イラク・カルバラーでデモ、アメリカとイスラエルへの抗議の声も」
  ・2019/10/26付・ParsToday日本:「イラクの抗議デモ バスラで治安部隊が手榴弾の攻撃を受ける (動画)」
  ・2019/10/26付・ParsToday日本:『イラク国民主権運動のハキーム師 「国民の要望を速やかに調査、実施すべき」』
  ・2019/10/27付・ParsToday日本:「イラク首都で、武器を積載した車両が発見」
  ・2019/10/27付・The Iranian(Middle East Monitor):「Iran Says ‘Carefully Monitoring’ Iraq Protests」
  ・2019/11/04付・Middle East Monitor:「Iraq arrests UAE spy cell amid protests」

 関連文献
  ・2019/10/10付・The Iranian:「Iraq Protests: Spontaneous Or Made In The US?」


国連が9.14サウジアラムコ攻撃へのイランの関与を否定している事については正しい/It's right that UN denied Iran linked Saudi Aramco attack

2019-12-18 23:53:33 | 中東
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 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.


 
 
 
 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」 
 



 国連が9.14サウジアラムコ攻撃へのイランの関与を否定している事については正しい
 It's right that UN denied that Iran participated to 9.14 Saudi Aramco attack


 『国連のグテレス事務総長が、サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコの施設攻撃にイランが関与したことを「確実に証明できない」との調査結果を安全保障理事会に伝えたことが分かった。日本経済新聞が入手した安保理宛ての報告書で明らかになった。施設の攻撃を巡っては、サウジと米国などはイランが関わったと主張している……』
  (2019/12/12付・日本経済新聞『国連、イラン関与「確認できず」 サウジ石油施設攻撃』より)

 12月10日
  国連のアントニオ・グテーレス事務総長 (安全保障理事会宛ての報告書の内容としてロイター通信の報告)
   「現段階で、攻撃に使われた巡航ミサイルや無人機をイラン由来と確認することはできない」
   「(報告書で国連が5月にサウジアラビアの都市アフィフ、6月と8月にアブハ空港、9月にアラムコの施設への攻撃の際に用いられた武器システムの破片を調査したことに注意を促しながら、)国連は、これらの攻撃で用いられた巡航ミサイルと無人航空機がイラン製であること、または国連安全保障理事会第2231号決議に違反して輸送されたことを確認できなかった」


 本年9月14日のサウジアラムコ攻撃は、イエメン・アンサール・アッラー(フーシ派)によるサウジアラビアへの報復攻撃であった。その攻撃には、出された声明通り、国産アンサール・アッラー製の無人航空機が使われた。

 よって、国連のグテーレス事務総長は、サウジアラムコ攻撃へのイランの関与を否定している事については正しいものの、これまで行われて来たサウジアラムコ攻撃等が可能な無人航空爆撃機をアンサール・アッラーが所有していないと話した事は間違いである。

 ここら辺りにも、EU(ヨーロッパ連合)と同様に、国連のグローバリズムに則ったダブルスタンダードが伺えるのである。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」
  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:『「ワンパターン」詐欺師ポンペオの常套手段:裏を取らずに即答「イランがやった」/"The same way":Swindler Pompeo's usual device are "Iran did"』
  ・2019/12/08付:「2019イエメン・アンサール・アッラーがサウジアラムコ報復攻撃-まとめ/Yemen Ansar Allah attacked against Saudi Aramco for retaliation」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」
  ・2019/12/18付:「米国の搾乳牛!:詐欺師に媚びるサウジ国王がサウジアラムコでイランを非難/US's milking cow!, Saudi king who flatters swindler blamed Iran」

 引用文献
  ・2019/12/11付・産経新聞:『イラン関与「確認できず」 石油施設攻撃で国連』
  ・2019/12/11付・TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)日本:「国連、サウジアラムコ攻撃の武器がイラン製であると確認できず」
  ・2019/12/12付・日本経済新聞:『国連、イラン関与「確認できず」 サウジ石油施設攻撃』


米国の搾乳牛!:詐欺師に媚びるサウジ国王がサウジアラムコでイランを非難/US's milking cow!, Saudi king who flatters swindler blamed Iran

2019-12-18 23:51:46 | 中東
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 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」 
 



 米国の搾乳牛!
  詐欺師に迎合するサウジ国王がサウジアラムコ攻撃でイランを非難
 US's milking cow!
  Saudi king who flatters swindler blamed Iran for Saudi Aramco attack



YouTube: الملك سلمان: سلاح إيراني استخدم بهجوم أرامكو
 サルマン王:アラムコ攻撃で使用されるイランの武器
 2019/11/20

 サウジアラビアの君主であるサルマン・ビン・アブドゥルアジズ国王は、9月14日のサウジアラムコの石油施設への攻撃にイランの武器が使用されたと述べた。

 武器支援の点について言えば、中東地域をはじめ世界中の戦争やテロ、騒乱の全ては、西側欧米と偽イスラエルが兵器や化学物質、麻薬等をバラ撒いて来たのであるから、それらの国々が全ての戦争に関与したという事になる。

 イランは飽くまでも、サウジアラビアから侵略空爆攻撃を受けているイエメンのアンサール・アッラーの抵抗を支えているだけである。そして、そのサウジの侵略攻撃には、米国、イギリス、フランス、ドイツ、偽イスラエルからの兵器が使われている。

 更に、イエメンは今や、ミサイルや無人航空機を自前で、国産で生産する事となっているのである。

 サウジアラムコ攻撃には、イランは全く関与していない。

 米国に迎合し、兵器を購入させられ続けて搾り取られる、サルマン国王の下のサウジは、米国の「搾乳牛」。

 そしてサウジは、本当は偽イスラエルがやったにも関わらず、関与していない「911」の冤罪を被る侮辱も受け続けている。

 サウジは、偽イスラエルにも媚びる。
 
 

 出典:2019/05/31付・YouTube・Ruptly「Iran: Protesters burn Israeli flags and Trump effigy for Quds Day march」

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/06/21付:『トランプはサウジ政権を侮辱し続けている…米国の「奴隷」サウジアラビア/Trump keeps insulting Saudi Arabia. "US's Slave" Saudi Arabia』
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」
  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:『「ワンパターン」詐欺師ポンペオの常套手段:裏を取らずに即答「イランがやった」/"The same way":Swindler Pompeo's usual device are "Iran did"』
  ・2019/12/08付:「2019イエメン・アンサール・アッラーがサウジアラムコ報復攻撃-まとめ/Yemen Ansar Allah attacked against Saudi Aramco for retaliation」 ・・・または本ページ右サイドの「ブックマーク」


「聞くに早く、語るに遅く、怒るに遅い」にレバノンメディアが抗議/Lebanon media protests "swift to hear, slow to speak, slow to anger"

2019-11-26 03:43:49 | 中東
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 「聞くには早く、語るにはおそく、怒るにはおそいように」の態度にレバノンのメディアが抗議
  Lebanese media protested against attitude of "swift to hear, slow to speak, and slow to anger"


  
 



 新約聖書・ヤコブの手紙1章19~20節
   愛する兄弟たち。あなたがたはそのことを知っているのです。しかし、だれでも、聞くには早く、語るにはおそく、怒るにはおそいようにしなさい。
  人の怒りは、神の義を実現するものではありません。

 The New Testament・The Epistle of James
   So, then, my beloved brothers, let every man be swift to hear, slow to speak, and slow to anger;
  for the anger of man doesn’t produce the righteousness of God.


 
YouTube: كاريكاتور: اذا فلان أرنب ... فليتان شووو ؟
 似顔絵:ウサギもそうです...
 2019/09/03

YouTube: كاريكاتور: اذا فلان ارنب... فليتان شو؟
 似顔絵:だからうさぎ...フリーテンショー?
 2019/09/04
 
YouTube: قراءة لعناوين الصحف الصادرة اليوم ضمن فقرة جريدة اليوم
 今日の新聞のパラグラフで今日の新聞の見出しを読む
 2019/07/05

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/09/14付:『「パニック症」の現「偽」イスラエルによる侵略攻撃-イラク、レバノン、シリア、パレスチナ/Invasion attack by "panic disorder" present Fake Israel』
  ・2019/09/14付:「レバノンから偽イスラエルへ報復:極右ネタニヤフ追い詰められ崩壊へ/Retaliation from Lebanon to Fake Israel. FR Netanyahu into collapse」
  ・2019/09/16付:『レバノンのヒズボラが現「偽」イスラエルの無人機を撃墜し報復/Retaliation that Lebanese Hezbollah shot down Fake Israeli drone』
  ・2019/09/16付:『「終末」への包囲網:ヒズボラのナスロッラー議長「イランとの戦争は中東全体を発火させイスラエルの終焉を意味する」/Encircling net to "the end of Fake Israel"』
  ・2019/09/16付:『追い詰められて「キチガイ神経症」:現「偽」イスラエルの「パニック症」は続く/Far right Netanyahu AD run down, and it is "madness neurosis"』

 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
  ・新改訳新約聖書(1965年版)(発行:日本聖書刊行会)
  ・World English Bible(eBible.org)


9.14サウジアラムコ攻撃(9/9)イエメン・アンサール・アッラーが“報復”:群れドローンは迎撃ミサイルを嘲笑う/Swarm drones laugh interception missiles

2019-11-12 16:54:16 | 中東
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 9.14サウジアラムコ攻撃(9/9)イエメン・アンサール・アッラーが“報復”
  ・・・群れドローンは迎撃ミサイルを嘲笑う
 Ansar Allah attacked against Saudi Aramco.
  Swarm drones laugh interception missiles.
   Unmanned Aerial Vehicles (UAV) Swarms


 
YouTube: SURPRISE TECHNOLOGY US Military UAV swarm technology to overcome S-300 missile defense
 2018/09/21
 

 出典:2018/12/30付・BHARAT SHAKTI:「Unmanned Aerial Vehicles (UAV) Swarms; Need for the Indian Armed Forces」
 

 出典:DARPA「Gremlins」
 
YouTube: Saudi Drone Strikes And The Future Of Warfare
 2019/09/16
  (ソース元: 2019/09/16付・Infowars・The Alex Jones Show「Saudi Drone Strikes And The Future Of Warfare」

 9月14日、イエメンの最高政治評議会「アンサール・アッラー」(フーシ派、「神の支持者」)が、サウジアラビアの国営石油会社「サウジアラムコ」を無人機10機によって“報復”攻撃した。今までのサウジの介入・干渉・余計なお節介としての非人道的無差別空爆の侵略に対しての“報復”攻撃であり、そして、それによる人的被害は出ていない。
 その無人機による攻撃を、サウジの防空システムは迎撃して防ぐ事が出来なかった。そして、その高価な迎撃システムを何十台もサウジに売りつけて来た米国は、その事でパトリオット・ミサイルが欠陥商品と思われて今後の武器売買に影響が出る事を恐れてか、様々な都合の悪い事態を隠蔽しようとしてか、または今回攻撃を受けた施設が丁度ペルシャ湾寄りに存在している事を良しとして、米国内の「戦争煽動推進派」がいつもの通り「イランがやった」と証拠も無く責任を擦り付けて宣伝したものと思われる。
 
 西側欧米の主流メディア(MSM)・マスコミは、イエメン・アンサール・アッラーの実力を過小評価している。しかし、「小型核兵器」も売買されているというブラック・マーケットで兵器の技術は入手可能であるし、今まで自衛の為にイランから支援を受けて来た事を基に、無人機やミサイルを「国産化」する事が出来ている。
 また、今までNATO(北大西洋条約機構)に加盟する西側欧米諸国や偽イスラエル、米国CIAが世界中に武器をバラ撒き続けて来た事も、「ブーメラン」となっている。ヨーロッパ出身のIS(DAESH、自称イスラム国)テロリスト達が再び祖国のEU(欧州連合)加盟国に戻ろうとしている事も、その事に当てはり、ヨーロッパは「自業自得」である。

 そして、アンサール・アッラーがサウジへ報復攻撃を行ったのは、今回が初めてでは無い。本年5月にもサウジアラムコに無人機7機による報復攻撃が成功し、8月にも首都リヤドへの報復攻撃が成功している。
更に昨年には、イエメン・アンサール・アッラーは今回のサウジアラムコのアブカイクやクライスよりも遠方であるアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビとドバイに、ドローンを飛ばして報復攻撃に成功している。

 そこで明らかになって来た事は、小型ドローンが迎撃ミサイル・システムを麻痺させる事が出来る事である
 しかも、この度は10機のドローンによって攻撃が行われたが、もっと無数のドローンを一度に使う事で、その効果が計り知れないものとなる事である。

 この度のアンサール・アッラーによるサウジアラムコに対する報復攻撃は、イエメン軍の誇る実力と急速なレベル・アップを示しアピールすると共に、サウジやUAEの侵略行為に対しての抑止効果を発揮した。
 また、未来の戦争の在り方を示すと共に、無人機対策が必要である事が促される事となった。

 8月下旬頃から特に酷くなった現「偽」イスラエルの「パニック症状」は、取り囲まれている隣国のレバノン、シリア、パレスチナ・ガザ、イラクへと「キチガイ」となって当たり散らす様にして、侵略攻撃が行われた。
 そのアブノーマルな偽イスラエルの侵略攻撃の中でもドローンが使用されたのであるが、レバノンのヒズボラやパレスチナ・ガザのハマスは偽イスラエルからのUAV(unmanned aerial vehicle:無人航空機)を撃墜しただけでは無く、自らのUAVを使って偽イスラエルに対し攻撃を加えた。

 サウジ主導アラブ連合軍によって封鎖されているイエメンの軍隊の実力が認められて来なかった事と同様に、偽イスラエルの封鎖政策によって苦しめられているパレスチナ国のガザ地区のイスラム抵抗運動ハマスの実力も、ユダヤ支配下MSMマスコミに無視されている。
ハマスも今や、「国産の」ドローンを開発している。ヨルダン川西岸地区の「石ころ」をスリングショットで放つ「インティファーダ」も含めて、ハマスはその小型無人機を使って「ダビデ」となり、米国製兵器で身を固めた偽イスラエルの「ゴリアテ」に対し抵抗し、抗議する。

 小型無人飛行機は15m程までの低空飛行が可能であり、TNT45kg程の弾頭をセットする事が出来、しかも320km/hという超高速スピードの飛行が行えるという。
 そして、地上の地形に沿った飛行をプログラムする事も可能であり、位置特定、リモート・センシング、自動飛行制御、コンピューター・ベースのターゲット指定等と、UAVは現在進行形のハイテク技術が満載である。米国のプレデターやグローバルホーク、リーパー等の大型UAVの他、小型のマルチコプター等と幅広く、レジャーやホビーにも利用されている。

 UAVだけでは無く、人工知能(AI)を搭載した自律型のロボットも開発され、それが兵器に利用されている。今までの先端科学技術は全て武器に転用されて来たし、その逆にインターネットをはじめ、軍事利用していたものが民間で利用される様にもなって来た。商業市場、それは闇市場も含めてであるが、小型ドローンを購入した後に軍事用に適合させているともいう。
 
 迎撃システムのレーダーに探知され難くい小型のUAVは、その他にもステルス素材を組み合わせる等でよりレーダー網をくぐり抜ける事が出来、検知されたとしても超高速のドローンであるが故に、“のろま”で“でくのぼう”の迎撃システムが追いつく事が出来ず、ただ呆然とする他は無い。
 そして、同時に無数のドローンを放つ「群れドローン攻撃」を防ぐ事は最早、不可能である様にも思える。

 小型ドローンは、高額な迎撃システムに比べて非常に安価で、制作時間も短く効率的である。
 その低コストのドローンをイナゴの大群の様に飛ばす技術は迎撃システムを外国に売却している当の米国でも研究開発が進み、「スウォーム・テクノロジー」と呼ばれる。
 航空機分野だけでは無く、自律型無人システムに「群れロボット」の技術を組み合わせて「自己組織化」出来る事も目指す。

 アメリカ国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency:DARPA)は、「Gremlins(グレムリン)」と呼ばれるプログラムに取り組んでいる。
 DARPAのサイト「Gremlins」によると、Gremlinsプログラムでは、打ち上げと回収の技術、機器と航空機の統合の概念、低コストで寿命の短い機体設計、忠実度の高い分析、精密なデジタル飛行制御、相対航法およびステーションの維持等を調査や研究開発の対象とするとしている。
 またこのプログラムは、米軍で戦闘に必要とされる三つの活動としての情報・監視・偵察(intelligence, surveillance and reconnaissance:ISR)、その他のモジュール式の非動的ペイロード(有償搭載量)を堅牢で応答性が高く、手頃な価格で採用できる魅力的な概念実証飛行デモを実施する事を目的としているという。

 サウジの防空体制を担う米国製の高高度用のPAC-2、PAC-3、中低高度用のHawkに対し、ロシアの高高度用のS-300、S-400、中低高度用の「ブーク(Buk)」が在り、それぞれで階層化した防御態勢を取る事が出来る。米国製はこの度までに低空飛行のドローンに対応出来なかったが、イエメンの持つ「カセフ-1」の低空飛行の下限15mに対し、ロシアの移動式レーダー誘導の地対空ミサイル(surface-to-air missile:SAM)システムを搭載しているブークは、その高度15mは対応可能となっている。

 
YouTube: Rosoboronexport Reveals details of Russia's Buk M3 Air Defence Missile System
 2018/03/28
 
YouTube: Syrian Buk-M2 launch SAMs against Israeli missiles
 2019/01/20

 低空飛行のドローンに対しての防御に使えそうなものとして、携帯式防空ミサイル・システム(Man-portable air-defense systems,:MANPADS/MPADS)が在る。この携帯式地対空ミサイル・システムは、1人で携行可能な地対空ミサイル・システムであり、テロリストはブラック・マーケット等の様々な供給源を介して手に入れている。そのテロリストが持っているMANPADSについて、民間航空機への攻撃が懸念されている。MANPADSの放つミサイルの到達点が高度6kmが上限とされる事から、民間の航空機は高度6,100m以上を飛ぶ事となっているという。
 MANPADSは一般的に、全長が約150cm~180cm、重量が16kg~18kg、レーザー誘導型肩乗せ式SAMは通常、交戦可能距離が6kmの他、標的の探知距離が約10kmとある。

 
YouTube: FIM-92スティンガーミサイルの発射 - 米海兵隊・低高度防空訓練
 2017/10/18

 しかし、このMANPADSも「群れドローン」に対しては、ハチの大群の中の一匹一匹をシラミ潰しの如く行う様なもので、非常に効率が悪く思える。
 そこで、米軍の最先端兵器を機能不全にし、米軍との戦争に於いては勝利するとも話題にもなった、北朝鮮が持っていると公言したあの「電磁パルス」(electromagnetic pulse:EMP) 攻撃を含む「高高度核爆発」(High Altitude Nuclear Explosion,:HANE)は、「群れドローン」に対して効き目は無いのであろうか?。

 「群れドローン」はゲリラ戦と同様、相手を底なしの泥沼へと誘う。

 以下のYouTubeに在る攻撃も、「群れドローン」に対しては「お手上げ」だろうか?。

 
YouTube: Video: Russia test-launches missiles during planned military drills
 2014/05/08
 
YouTube: N. Korea confirms it test-fired new large-caliber multiple rocket launcher...
 2019/07/31
 
YouTube: Russia's Military Capability: Six Days (Short Film) - Russian Armed Forces - Вооруженные силы России
 2019/10/20

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/07/12付:『"Change 9" 日本の現「フリーメーソン憲法」九条改正の必要性と米トランプのタンカー自衛要求:タンカー攻撃されても未だ目が覚めない「狂信者」護憲派の九条信仰、「聖書の価値観」を基準にする憲法改正』
  ・2019/07/22付:『"Change 9":日本の現「フリーメーソン憲法」九条改正とパレスチナ支持は矛盾せず、「九条狂信者」護憲派・左翼・リベラル系の矛盾、パレスチナの“抵抗運動”ハマスやインティファーダと日本自衛隊は同じ』

  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(3/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(1/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(4/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(2/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(5/9)アンサール・アッラーが報復:もしもフーシ派によるのではない場合(1/3)偽イスラエルの犯行/If It Wasn’t Houthis, It Was Fake Israel」
  ・2019/11/12付:「9.14サウジアラムコ攻撃(6/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復:もしもフーシ派によるのではない場合(2/3)アメリカの犯行/If it Wasn’t Houthis, it Was US」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(7/9)アンサール・アッラーが報復:もしもそうでない場合(3/3)サウジ自身のオウン攻撃/If it Wasn’t Houthis, it was by Saudi itself」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(8/9)アンサール・アッラーが報復:米国製迎撃パトリオットの役立たず、ロシアはS400を売り込む/ Useless US's Patriot, Russia pushes S400」

  ・2016/10/16付:「欧米との石油利権で腐敗するサウジへ911テロの自身の犯罪をすり替えるイスラエル・米国・・・日本はイエメン殺戮に手を貸すのか」
  ・2017/04/14付:『一次資料「古代ヘブライ語聖書原文」はアラビア半島にエルサレムを定める・・・シオニスト・現イスラエル国の論拠崩壊』
  ・2019/05/21付:「サウジ船へ偽旗、悪魔ユダヤネオコンBチーム、煽動者マスコミ/False Flag to Saudi by "Satanism Cult B team" & War Agitator Jew's NYT」
  ・2019/05/24付:『ポンペオは白状した「CIAの私達は嘘をつき、騙し、盗んだ」/Pompeo "I was the CIA director. We lied, we cheated, we stole"』
  ・2019/06/21付:「トランプはサウジ政権を侮辱し続けている…米国の「奴隷」サウジアラビア/Trump keeps insulting Saudi Arabia. "US's Slave" Saudi Arabia」
  ・2019/08/20付:「UAEはイランに接近する。果たしてサウジは今後……?/UAE approaches Iran. How does Saudi Arabia do really from now on ?」
  ・2019/08/20付:「サウジアラビアが16年ぶりの米軍駐留承認に続きイランのタンカーを解放/Saudi approved US forces stationing again, & released Iran tanker」
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」
  ・2019/09/11付:『八咫烏に見るパレスチナ人と日本人の繋がり、神武東征は阿波の「倭」(邪馬壹國)から奈良の「大倭」(大和国)への「遷移」を物語る/Yatagarasu, Palestinian-Japanese tie』
  ・2019/09/14付:『「パニック症」の現「偽」イスラエルによる侵略攻撃-イラク、レバノン、シリア、パレスチナ/Invasion attack by "panic disorder" present Fake Israel』

 参考文献
  ・2012/01付・CATO UNBOUND:「HOW DRONES ARE CHANGING WARFARE」
  ・2018/04/30付・ILLINOIS NEWS BUREAU:「How are drones changing warfare, threatening security?」
  ・2018/12/30付・BHARAT SHAKTI:「Unmanned Aerial Vehicles (UAV) Swarms; Need for the Indian Armed Forces」
  ・2019/03/16付・BBC NEWS:「How swarming drones will change warfare」
  ・DARPA:「Gremlins」
  ・Wikipedia:「Buk missile system」
  ・ウィキペディア:「携帯式防空ミサイルシステム」


サウジアラムコ攻撃(8/9)アンサール・アッラーが報復:米国製迎撃パトリオットの役立たず、ロシアはS400を売り込む/ Useless US's Patriot, Russia pushes S400

2019-11-12 16:06:24 | 中東
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 9.14サウジアラムコ攻撃(8/9)イエメン・アンサール・アッラーが“報復”
  ・・・米国製パトリオット迎撃システムの役立たず
      ~ロシアはS-400をサウジに売り込む
 Ansar Allah attacked against Saudi Aramco.
  Patriot made in US is useless, and Russia is pushing S-400.





 9月16日
  ロシアのウラジミールプーチン大統領 (トルコの首都アンカラで、エルドアン大統領、プーチン・ロシア大統領と3カ国首脳会談)
   「イランがS-300を購入し、エルドアン氏がロシアから最先端のS-400システムを購入することを決定したように、サウジアラビアは賢明な決断を下す必要があります」

 
YouTube: Attaque de drones : Vladimir Poutine suggère à l'Arabie saoudite d'acheter des armes russes
 UAV攻撃:ウラジミール・プーチンはサウジアラビアにロシアの武器を購入することを提案します
 2019/09/18


YouTube: اعتراف أمريكي بشل باتريوت بعد هجوم أرامكو.. إليك القصة الكاملة | Trending
 トレンド|米国はアラムコの攻撃の後、パトリオットを麻痺させることを確認します。
 2019/09/20

YouTube: Pompeo Doesn’t Have the Answers! Why Did US Patriot Missiles Fail to Defend Saudi Facilities??
 2019/09/20
 
YouTube: ¿Por qué fallaron los antiaéreos de EE.UU. en los ataques a Arabia Saudita?
アメリカの対空が失敗した理由サウジアラビアへの攻撃で?
 2019/09/21
 
YouTube: هجمات أرامكو تكشف نقاط ضعف خطيرة في أنظمة الدفاع السعودية
 アラムコの攻撃はサウジの防衛システムの深刻な弱点を明らかにします
 2019/09/22
 
YouTube: Why Patriot Missiles Are Useless
 2019/09/24



 出典:2019/09/19付・RT QUESTION MORE「Saudi air defenses like Patriot & Aegis don’t match their advertised properties, unfit for real combat – Russian Army (MAP)」

 

 9月14日土曜日未明のアブカイク石油施設周辺のサウジ防空。ドローンはPAC-2の範囲内に存在したものの、Hawkの範囲外であった。
 出典:2019/09/14付・Moon of Alabama「Attacks On Major Saudi Oil Installations Show Urgent Need For Peace With Yemen」



 アブカイク石油精製施設監視
 出典:2019/09/20・YouTube・Vesti News「Pompeo Doesn’t Have the Answers! Why Did US Patriot Missiles Fail to Defend Saudi Facilities??」

 9月14日、イエメンの最高政治評議会「アンサール・アッラー」(フーシ派)が、サウジアラビアの国営石油会社「サウジアラムコ」を無人機10機によって“報復”攻撃した。今までのサウジの介入・干渉・余計なお節介としての非人道的無差別空爆の侵略に対しての“報復”攻撃であり、そして、それによる人的被害は出ていない。
 その無人機による攻撃を、サウジの防空システムは迎撃して防ぐ事が出来なかった。そして、その高価な迎撃システムを何十台もサウジに売りつけて来た米国は、その事でパトリオット・ミサイルが欠陥商品と思われて今後の武器売買に影響が出る事を恐れてか、様々な都合の悪い事態を隠蔽しようとしてか、または今回攻撃を受けた施設が丁度ペルシャ湾寄りに存在している事を良しとして、米国内の「戦争煽動推進派」がいつもの通り「イランがやった」と証拠も無く責任を擦り付けて宣伝したものと思われる。
 
 西側欧米の主流メディア(MSM)・マスコミは、イエメン・アンサール・アッラーの実力を過小評価している。しかし、「小型核兵器」も売買されているというブラック・マーケットで兵器の技術は入手可能であるし、今まで自衛の為にイランから支援を受けて来た事を基に、無人機やミサイルを「国産化」する事が出来ている。
 また、今までNATO(北大西洋条約機構)に加盟する西側欧米諸国や偽イスラエルが世界中に武器をバラ撒き続けて来た事も、「ブーメラン」となっている。ヨーロッパ出身のIS(DAESH、自称イスラム国)テロリスト達が再び祖国のEU(欧州連合)加盟国に戻ろうとしている事も、その事に当てはまる。ヨーロッパは「自業自得」である。

 そして、サウジがアンサール・アッラーから報復攻撃を受けたのは、今回が初めてでは無い。本年5月にもサウジアラムコに無人機7機による報復攻撃が成功し、8月にも首都リヤドへの報復攻撃が成功している。
 更に昨年には、イエメン・アンサール・アッラーは今回のサウジアラムコのアブカイクやクライスよりも遠方であるアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビとドバイに、ドローンを飛ばして報復攻撃に成功している。

 
YouTube: Uncle Sam’s Missiles Fail Saudi Arabia? Patriot System Not Equipped to Battle Drone Attack!
 2019/09/17

 上のYouTube「Uncle Sam’s Missiles~」によると、イエメンの最高政治評議会「アンサール・アッラー」(フーシ派)は、1日に1台のドローンを生産するという。
 アンサール・アッラーが作るプログラム可能なUAV(無人航空機:unmanned aerial vehicle)である「カセフ-1」は、最大TNT 45kg(100 lbs(ポンド))の弾頭を持ち、その爆風半径は150m(500ft)になる。
 そして、そのドローンは非常に高速で、最大速度は320 km/h(200 mile/h)にもなるという。
 ある迎撃システムの場合、レーダーで探知した後、その情報は幾つかの衛星を経て、ミサイル誘導ステーションまで転送してターゲットを割り当てるという。よって、高速のドローンに対し、その様な複雑で面倒で遅いシステムである事から、対応が遅れるという。その遅れはほんの数秒ではなく、このシステムの起動中に数十秒が無駄になるという。
 また、「カセフ-1」の高度範囲が15m~3,000mであるのに対し、地対空パトリオット迎撃ミサイルPAC-3は50m~24,000mであり、無人機の50m(164ft)未満の低空飛行に対しては迎撃システムが機能しない。
 更に、「カセフ-1」は簡単にプログラムを作る事が可能であり、高度15m(50ft)のフライトの場合、地形を考慮するという。地形に沿って飛行し、光学照準点誘導システムを搭載する。
 地形等の情報は、地図のデータ・ソースから簡単に取得する事が出来、サウジの首都リヤドのパトリオット・システムへのアクセス制限は無いという。
 この度の攻撃に於いては、アンサール・アッラーは10機の無人機を用いたが、レーダーに検出されなかったか、或いはレーダーには探知されながらも迎撃システムが作動するまでには至らなかったのかもしれない。

 またロシア陸軍筋よると、パトリオットやイージスの様なサウジの防空は、宣伝されている特性と一致せず、実際の戦闘には適さないという。

 また別の情報によると、9月14日未明のアブカイク石油施設周辺のサウジ防空に於いては、ドローンはPAC-2の範囲内に存在したものの、Hawk(MIM-23 Hawk、レーダー誘導方式の低中高度用・中距離地対空ミサイル)の範囲外であったという。低空飛行、または無人機の小さいサイズと複合材料が、検出を回避するのに役立つ可能性が有るという。
 また、1つのパトリオットシステムがカバーするのは水平線の120°のみといい、サウジアラビアのレーダーが東と南に向いている間、攻撃ドローンは西の方向から来たともいう。サウジアラビアが持っている古いPAC-2バージョンは、低空飛行ドローンや巡航ミサイルに対しても余り役に立たないともいう。
 更に、パトリオット部隊のレーダーシステムが遮断されたという奇妙な事も指摘している。そして、サウジアラビアには、南からの攻撃から石油施設を保護する防空設備が無いとも言う。想定外の地域からの攻撃、システム障害も指摘される。

 世界第3位となる莫大な軍事費を費やして米国から購入した現在のサウジアラビアの防空体制には、88台のパトリオット・ランチャーが存在し、その内52個が最新のPAC-3バージョンである。それに加えて、100台のSM-2誘導ミサイルで武装した3隻のイージス駆逐艦が、サウジアラビア沖のペルシャ湾水域に存在する。
 サウジアラビアの防空体制が破られた事は、前述した通り今回が初めてでは無く、今まで何回も防ぐ事が出来ていないのである。

 米国は、自分の国が作った迎撃システムの小型無人機に対する機能不全について恥じるどころか、更にサウジへの米軍兵士の増派、及び、より多くのパトリオット・システムの追加と終末高高度防衛ミサイル(THAAD)システムをサウジに売り付けて送っている。
 サウジは、今回までに露呈し続けて来た通り、ハイテクで超高速の小型無人機に対して役に立たない高額な迎撃システムを購入せざるを得ない程に、米国、更には偽イスラエルに媚びへつらっている事が見えて来る。サウジはその様に、米国にマネーを払わされ続ける「侮辱」を受け続けている。

 それに対して、ロシアからサウジにアプローチが行われている。そんな役立たずの米国製の迎撃システムよりも、ロシアのS-300やS-400を購入すれば良いのではないかと。
 その高高度・超長距離地対空ミサイル迎撃システムの他に、ソビエト連邦とその後継国ロシアで開発されたロシアの中・低高度・中距離防空ミサイル・システムとして「ブーク(Buk)」が在る。移動式のレーダー誘導地対空ミサイル(SAM)ミサイル・システムを搭載して、適合高度は15mの低高度以上となっている。イエメンの「カセフ-1」の場合で下限15mまでの低空飛行が可能であるので、そのロシア製の「ブーク(BUK)」であれば対応する事の可能性が有る。

 サウジは、米国製のPAC-2、PAC-3、Hawkによる迎撃システムの階層化を一応行って来てはいたものの、その小型無人機に対しては実際、機能する事が出来ていない。ロシアは米軍のその誇大宣伝には見合わない実力のシステムであるとして批判、批評すると共に、自国の迎撃システムの売り込みを図る。そのシステムの階層化については、ロシアの支援によって築かれたシリアの防空体制が参考になるともいう。

 とにかく、米国は失敗しようが役立たずであろうが、これからもサウジに莫大な価格の迎撃システムをはじめとした武器を売り付けていきたいと願っている。サウジを保護するという名目の下に、これからもサウジを米国の「金蔓」として、米国の「奴隷」として、置いておきたいと思っている。
 また、米国内の旧来からのネオコンやネオリベラリスト、シオニスト、ユダヤ銀行群らは、グローバル市場に於けるオイル・マネーを握り続けてその秩序を維持したいとも願う。しかし一方のトランプ大統領をはじめとした「反グローバリズム」派は、米国がシェールガスの開発が進んだ事もあってエネルギー分野で「独立」しており、中東の石油が必要無くなったとして、サウジをはじめシリアやイラク、アフガニスタン等からの米軍撤退を望む。また、トランプ政権は現在、ユダヤFRBに対して「マイナス金利」を要求して追い詰める。

 タイムラインに表されている通り、サウジがイエメン最高政治評議会「アンサール・アッラー」(フーシ派、「神の支持者」)の高度な“報復”攻撃を目の当たりにして動揺している事と共に、米国内に於いてもトランプ大統領による改革で大きく揺れ動いている。

 そして、サウジに売り付けて来た迎撃システムは、日本や韓国等にも売却されている。果たして、日本の米国製迎撃システムは、支那(中国)や北朝鮮、そして偽イスラエルからの攻撃に対して役に立つのであろうか?。
 また日本には、多くのスパイが紛れ込んでいる。例えハイテクな兵器を揃えていても、前述した通り国内に於いて「小型核兵器」によるテロを起こされる可能性が有り、足元に危険が潜む。
 日本は米国に依存するばかりでは無く、自立し独立して「備え」を行う必要が有る。そのステップとして、現・日本国憲法である「フリーメーソン憲法」の改正、中でも「九条改正」や「緊急事態条項新設」をする事が重要である。
 
 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」

  ・2019/07/12付:『"Change 9" 日本の現「フリーメーソン憲法」九条改正の必要性と米トランプのタンカー自衛要求:タンカー攻撃されても未だ目が覚めない「狂信者」護憲派の九条信仰、「聖書の価値観」を基準にする憲法改正』
  ・2019/07/22付:『"Change 9":日本の現「フリーメーソン憲法」九条改正とパレスチナ支持は矛盾せず、「九条狂信者」護憲派・左翼・リベラル系の矛盾、パレスチナの“抵抗運動”ハマスやインティファーダと日本自衛隊は同じ』

  ・2016/10/16付:「欧米との石油利権で腐敗するサウジへ911テロの自身の犯罪をすり替えるイスラエル・米国・・・日本はイエメン殺戮に手を貸すのか」
  ・2019/06/21付:『「貪欲」米国迎合サウジアラビア主導アラブ会議でパレスチナ国欠如、「エルサレムの日」制定「清貧」のイランは常にパレスチナ抵抗と連帯/Greedy Saudi, Honest poverty Iran』
  ・2019/06/21付:「トランプはサウジ政権を侮辱し続けている…米国の「奴隷」サウジアラビア/Trump keeps insulting Saudi Arabia. "US's Slave" Saudi Arabia」

  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(3/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(1/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(4/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(2/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(5/9)アンサール・アッラーが報復:もしもフーシ派によるのではない場合(1/3)偽イスラエルの犯行/If It Wasn’t Houthis, It Was Fake Israel」
  ・2019/11/12付:「9.14サウジアラムコ攻撃(6/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復:もしもフーシ派によるのではない場合(2/3)アメリカの犯行/If it Wasn’t Houthis, it Was US」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(7/9)アンサール・アッラーが報復:もしもそうでない場合(3/3)サウジ自身のオウン攻撃/If it Wasn’t Houthis, it was by Saudi itself」

  ・2016/10/16付:「欧米との石油利権で腐敗するサウジへ911テロの自身の犯罪をすり替えるイスラエル・米国・・・日本はイエメン殺戮に手を貸すのか」
  ・2017/04/14付:『一次資料「古代ヘブライ語聖書原文」はアラビア半島にエルサレムを定める・・・シオニスト・現イスラエル国の論拠崩壊』
  ・2019/05/21付:「サウジ船へ偽旗、悪魔ユダヤネオコンBチーム、煽動者マスコミ/False Flag to Saudi by "Satanism Cult B team" & War Agitator Jew's NYT」
  ・2019/05/24付:『ポンペオは白状した「CIAの私達は嘘をつき、騙し、盗んだ」/Pompeo "I was the CIA director. We lied, we cheated, we stole"』
  ・2019/06/21付:「トランプはサウジ政権を侮辱し続けている…米国の「奴隷」サウジアラビア/Trump keeps insulting Saudi Arabia. "US's Slave" Saudi Arabia」
  ・2019/08/20付:「UAEはイランに接近する。果たしてサウジは今後……?/UAE approaches Iran. How does Saudi Arabia do really from now on ?」
  ・2019/08/20付:「サウジアラビアが16年ぶりの米軍駐留承認に続きイランのタンカーを解放/Saudi approved US forces stationing again, & released Iran tanker」
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」
  ・2019/09/11付:『八咫烏に見るパレスチナ人と日本人の繋がり、神武東征は阿波の「倭」(邪馬壹國)から奈良の「大倭」(大和国)への「遷移」を物語る/Yatagarasu, Palestinian-Japanese tie』
  ・2019/09/14付:『「パニック症」の現「偽」イスラエルによる侵略攻撃-イラク、レバノン、シリア、パレスチナ/Invasion attack by "panic disorder" present Fake Israel』

 参考文献
  ・2019/09/14付・Moon of Alabama:「Attacks On Major Saudi Oil Installations Show Urgent Need For Peace With Yemen」
  ・2019/09/16付・RT QUESTION MORE:「US defense failure… Why Washington has to blame Iran over Saudi attacks」
  ・2019/09/16付・THE IRANIAN:「Putin Clowns On Saudi Arabia While Making A Sales Pitch For The S-400」
  ・2019/09/17付・時事通信:『イラン大統領、サウジ攻撃「自衛」と擁護-トルコ、ロシア大統領と3カ国首脳会談』
  ・2019/09/19付・RT QUESTION MORE:「Saudi air defenses like Patriot & Aegis don’t match their advertised properties, unfit for real combat – Russian Army (MAP)」
  ・2019/09/19付・Moon of Alabama:「The Crisis Over The Attack On Saudi Oil Infrastructure Is Over - We Now Wait For the Next One」
  ・2019/09/21付・Moon of Alabama:「U.S. Ships More Air Defense Systems That Do Not Work To Saudi Arabia」
  ・Wikipedia:「Buk missile system」


サウジアラムコ攻撃(7/9)アンサール・アッラーが報復:もしもそうでない場合(3/3)サウジ自身のオウン攻撃/If it Wasn’t Houthis, it was by Saudi itself

2019-11-12 15:10:16 | 中東
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 9.14サウジアラムコ攻撃(7/9)イエメン・アンサール・アッラーが“報復”
  ・・・もしもフーシ派によるのではない場合(3/3):サウジアラビア自身の「オウン攻撃」
 Ansar Allah attacked against Saudi Aramco.
  If it Wasn’t Houthis, it was done by Saudi Arabia itself.


 
YouTube: Saudi Arabia says it has proof Iran is behind drone attacks
 2019/09/19
 
YouTube: Explaining the Failure of Saudi (Patriot Missile) air defences
 2019/09/24

 9月23日(?)
  レバノンのシーア派組織ヒズボッラーのナスロッラー事務局長 (イラン・イスラム革命最高指導者ハーメネイー師の著作出版事務所(khamenei.ir)の情報サイトのインタビュー)
   「今や、サウジアラビアのサウード政権は老化し、終焉を迎えつつある」
   「サウジアラビアが反パレスチナの立場をとり、米トランプ大統領に媚びへつらっていることは、サウジ政権がパレスチナの処遇をめぐる『世紀の取引』を支持し、また過去に自由と独立の擁護者を自称していたサウジ政権自身の透明性に疑問を呈することにつながった」
   「こうした敵対行為の根源は、イランがパレスチナや抵抗のブロックを支持していることにある」
   「サウジは、1979年のイスラム革命当時からこれまでイランと敵対している」
   「ISISがイラクやシリアで引き起こした犯罪は、米国や一部地域諸国の政府、特にサウジの支持により起こったものだ」
   「衝突の法則はもはや変化し、イスラエルの侵略に対し抵抗軍は断固として報復している」
   「イスラエルはかつては攻撃する立場にいたが、今や防戦する側に回っている」


 11月4日
  国際人権団体ヒューマンライツウォッチ(HRW)
   「2017年6月以来、サウジアラビアでは反体制派数十人が身柄を拘束されており、彼らの一部は拷問を受けている」
   「こうした逮捕拘束の傾向は、サウジアラビアでムハンマド皇太子が政権を掌握したこの2年間で拍車がかかっている」
   「サウジアラビアでは、2017年9月10日から現在までに、エリートや反体制派、民間活動家、詩人、経済専門家、大学関係者ら250人近くが、国内外が反対する中、逮捕されている」


  「ヒューマンライツウォッチはさらに、昨年トルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア領事館内で発生した、同国の反体制派ジャーナリスト、ジャマール・カショギ氏殺害の実行犯に対する裁判が実施されていないことについても遺憾の意を示しました。」
    (2019/11/05付・ParsToday日本「国際人権団体HRWが、サウジアラビアでの反体制派の弾圧に懸念表明」より)

 9月14日、イエメンの最高政治評議会「アンサール・アッラー」(フーシ派、「神の支持者」)が、サウジアラビアの国営石油会社「サウジアラムコ」を無人機10機によって“報復”攻撃した。今までのサウジの介入・干渉・余計なお節介としての非人道的無差別空爆の侵略に対しての“報復”攻撃であり、そして、それによる人的被害は出ていない。

 その無人機による攻撃を、サウジの防空システムは迎撃して防ぐ事が出来なかった。そして、その高価な迎撃システムを何十台もサウジに売りつけて来た米国は、その事でパトリオット・ミサイルが欠陥商品と思われて今後の武器売買に影響が出る事を恐れてか、都合の悪い事態を隠蔽しようとしてか、または今回攻撃を受けた施設が丁度ペルシャ湾寄りに存在している事を良しとして、米国内の「戦争煽動推進派」がいつもの通り「イランがやった」と証拠も無く責任を擦り付けて宣伝したものと思われる。

 そして9月18日には、サウジ主導の有志連合軍の報道官、トゥルキ・アルマリキ大佐が検証結果として記者会見し、同時に証拠主張する画像の他、ミサイルや無人機の残骸とするものを公開し、イランの兵器が使われたとして、攻撃にイランが関与したと「出鱈目」の報告をしてアピールした。アルマリキは「攻撃が北(イラン)から南(サウジ)に向かってなされた」、「高度な攻撃能力」だと主張し、「現在、発射地点の確認中」とした。しかし、アメリカのトランプ大統領は断定を避けた。それに対し、イランは勿論、関与を全面的に否定している(当たり前である)。

 ある情報によれば、無人機は西側から飛来したとも有る。そして確定的な情報として、迎撃システムの対応可能な高度下限の50mを下回る低空飛行によって、ドローンはレーダーの探知を逃れた。

 兵器の残骸や証拠と主張するものは、どの様にでも「捏造」して作る事が出来る。本年6月の日本のタンカー攻撃に於いてもイラン革命防衛隊のボートが事前に盗まれた、或いはそれに似せたボートを偽イスラエル、或いはイランの反体制派「モジャーヘディーネ・ハルグ」(People's Mujahedin of Iran:PMOI、その他MEK、MKO等とも)が似せたボートを作ったり、潜水艇で近付き、過去にイランが展示して公開していたものを真似して作った機雷を貼り爆破させた等とも言われている。そして、この度サウジが公開したミサイルの残骸とするものは、爆破が有ったにも関わらず、焦げていなかった。

 その他、写真やビデオの映像がどの様にでも編集し捏造出来る事は、「ユダヤ人ホロコースト」が「嘘」である事や「南京大虐殺」が「嘘」である事に於いても暴露されている「周知の事実」である。

 また、今や闇市場等では様々な武器が非正規に取引されており、世界中に拡散している。今や、小型核兵器をテロリストが手にしているとも聞く程である。NATO(北大西洋条約機構)に加盟する西側欧米諸国、そして現「偽」イスラエルが、今まで世界中に武器をバラ撒いて来た「ブーメラン」とも言える。しかしそれも、ディープ・ステートにとってみれば、世界最終戦争を起こす為の意図的バラ撒きであった様にも思える。今や、世界各地で「核戦争」が起きる可能性が有る。

 西側欧米の主流メディア(MSM)・マスコミは、イエメン・アンサール・アッラーの実力を過小評価しているが、その様なブラック・マーケットで技術は入手可能であるし、今まで自衛の為にイランから支援を受けて来た事を基に、無人機やミサイルを「国産化」する事が出来ている。
 そして、サウジがアンサール・アッラーから報復攻撃を受けたのは、今回が初めてでは無い。本年5月にもサウジアラムコに無人機7機による報復攻撃が成功し、8月にも首都リヤドへの報復攻撃が成功している。
更に昨年には、イエメン・アンサール・アッラーは今回のサウジアラムコのアブカイクやクライスよりも遠方であるアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビとドバイに、ドローンを飛ばして報復攻撃に成功している。

 しかし、サウジは、イエメン・アンサール・アッラーの報復攻撃を防ぐ事が出来なかった事に加え、自らイランの攻撃も防ぐ事が出来ない事を認めた事となる。今回の攻撃は飽くまでもアンサール・アッラーが責任を持って声明を出した通りにアンサール・アッラーが行ったのであるが、もしもサウジの主張通り、また米国の主張通りにイランがやったのであるとしても、そのイランの攻撃を米国製の迎撃システムは防ぐ事が出来なかった訳である。

 よって、いずれにしても、とにかく、今回、否、今までの過去も含めて、サウジに88台も存在している米国製迎撃システムは機能しなかったのである。

 ただ、その事を少し捻って考えた場合、迎撃の失敗が別の理由から来ているとも考えられる。
 現在まで、サウジは若干未だ34歳のムハンマド・ビン・サルマーン王子が皇太子に就任して以来、石油に依存しない経済に向けて改革を行って来たが、国内に於いては旧来からの保守派等との内部分裂が起きているともいう。昨年、トルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア領事館内でサウジの反体制派ジャーナリスト、ジャマール・カショギ氏が殺害された事は、未だ記憶に新しいところである。

  
YouTube: Jamal Khashoggi’s Murder: One Year On
 2019/10/02
 
YouTube: Vu de l’extérieur : un an après, que reste-t-il de l’affaire Khashoggi ?
 外から見た場合:1年後、カショギ事件の残りは何ですか?
 2019/10/01
 
YouTube: MBS assume sa responsabilité dans le meurtre de Jamal Khashoggi
MBSはジャマル・カショギの殺人の責任を負います
 2019/10/01

 よって、政権と対立するサウジ国内の反体制派勢力が、今回の攻撃を行った可能性も有る。つまりは、サウジがイランの仕業と見せかけた「False Flag」(偽旗工作)、自作自演、そしてサウジ自身の「オウン攻撃」を行ったのかもしれない。
 或いは、米国や現「偽」イスラエルと結託して、というよりも、それらに対して媚びへつらって、それらの意向に従うままに「False Flag」を行い、そして9月18日のプロパガンダを行ったと見る事も出来る。
 ある情報によれば、パトリオット迎撃システムのレーダーが、事前に遮断されたともいう。その場合、わざと失敗した事となる。

 また現在、米国の同盟国内では誰もが互いに指を指し合っているとも言われ、米国、偽イスラエル、サウジアラビア、UAEの間でも内部分裂が起きているのではないだろうか。
 米国では、旧来からのネオコン、ネオリベラリスト、シオニスト、ユダヤ・ロビー、イルミナティ・パペット、MSMマスコミ等の「戦争煽動推進派」の“ワ―モンガー”に対して、トランプ大統領をはじめとした「反グローバリズム」で「戦争反対派」、他国への介入・干渉・余計なお節介に反対とする勢力との内部分裂が起きている。
 そして現「偽」イスラエルに於いても、“粉々に”内部分裂しており、再度のやり直し選挙、3回目の総選挙に向かっている。
 これら内部分裂している国は、イランを敵視し、イラン恐怖症で世論を煽る事で、国内の一致を図ろうとしているのであろうか?。
 しかし、8月のギャラップの世論調査によると、イランに対する軍事行動に賛成したアメリカ人はわずか18%であり、外交努力を追求することを望んでいる事が明らかとなっている。また、偽イスラエル国内に於いても、入植地からの撤退を持ってパレスチナとの和平をもたらす事を望む市民が大勢存在している。
 最近の米国では、サウジアラビアの政策を擁護する有力な声が殆ど無いとも言われる。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」

  ・2016/10/16付:「欧米との石油利権で腐敗するサウジへ911テロの自身の犯罪をすり替えるイスラエル・米国・・・日本はイエメン殺戮に手を貸すのか」
  ・2019/06/21付:『「貪欲」米国迎合サウジアラビア主導アラブ会議でパレスチナ国欠如、「エルサレムの日」制定「清貧」のイランは常にパレスチナ抵抗と連帯/Greedy Saudi, Honest poverty Iran』
  ・2019/06/21付:「トランプはサウジ政権を侮辱し続けている…米国の「奴隷」サウジアラビア/Trump keeps insulting Saudi Arabia. "US's Slave" Saudi Arabia」

  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(3/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(1/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(4/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(2/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(5/9)アンサール・アッラーが報復:もしもフーシ派によるのではない場合(1/3)偽イスラエルの犯行/If It Wasn’t Houthis, It Was Fake Israel」
  ・2019/11/12付:「9.14サウジアラムコ攻撃(6/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復:もしもフーシ派によるのではない場合(2/3)アメリカの犯行/If it Wasn’t Houthis, it Was US」

  ・2016/10/16付:「欧米との石油利権で腐敗するサウジへ911テロの自身の犯罪をすり替えるイスラエル・米国・・・日本はイエメン殺戮に手を貸すのか」
  ・2017/04/14付:『一次資料「古代ヘブライ語聖書原文」はアラビア半島にエルサレムを定める・・・シオニスト・現イスラエル国の論拠崩壊』
  ・2019/05/21付:「サウジ船へ偽旗、悪魔ユダヤネオコンBチーム、煽動者マスコミ/False Flag to Saudi by "Satanism Cult B team" & War Agitator Jew's NYT」
  ・2019/05/24付:『ポンペオは白状した「CIAの私達は嘘をつき、騙し、盗んだ」/Pompeo "I was the CIA director. We lied, we cheated, we stole"』
  ・2019/06/21付:「トランプはサウジ政権を侮辱し続けている…米国の「奴隷」サウジアラビア/Trump keeps insulting Saudi Arabia. "US's Slave" Saudi Arabia」
  ・2019/08/20付:「UAEはイランに接近する。果たしてサウジは今後……?/UAE approaches Iran. How does Saudi Arabia do really from now on ?」
  ・2019/08/20付:「サウジアラビアが16年ぶりの米軍駐留承認に続きイランのタンカーを解放/Saudi approved US forces stationing again, & released Iran tanker」
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」
  ・2019/09/11付:『八咫烏に見るパレスチナ人と日本人の繋がり、神武東征は阿波の「倭」(邪馬壹國)から奈良の「大倭」(大和国)への「遷移」を物語る/Yatagarasu, Palestinian-Japanese tie』
  ・2019/09/14付:『「パニック症」の現「偽」イスラエルによる侵略攻撃-イラク、レバノン、シリア、パレスチナ/Invasion attack by "panic disorder" present Fake Israel』

 引用文献
  ・2019/09/23付・ParsToday日本:『レバノン・ヒズボッラー事務局長、「サウジ政権は終焉を迎えつつある」』
  ・2019/11/05付・ParsToday日本:「国際人権団体HRWが、サウジアラビアでの反体制派の弾圧に懸念表明」

 参考文献
  ・2019/09/19付・Newsweek日本版:「<サウジ>対イラン戦争は避けたいが、戦う用意はある」

 関連文献
  ・2019/09/19付:THE IRANIAN:「Will The Yemen War Be The End Of Saudi Arabia?」


9.14サウジアラムコ攻撃(6/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復:もしもフーシ派によるのではない場合(2/3)アメリカの犯行/If it Wasn’t Houthis, it Was US

2019-11-12 14:41:24 | 中東
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.




 9.14サウジアラムコ攻撃(6/9)イエメン・アンサール・アッラーが“報復”
  ・・・もしもフーシ派によるのではない場合(2/3):アメリカの犯行
 Ansar Allah attacked against Saudi Aramco.
  If it Wasn’t Houthis, it Was US.



YouTube: ترامب يطالب السعودية بالمال مقابل حمايتها
 トランプはそれを保護するためにお金をサウジアラビアに求めます
 2019/09/17


YouTube: US help is ‘embarrassing’ for Saudis
 2019/09/23

YouTube: ''Patriot'' Air Defense System has put the U.S. in an awkward position!
 2019/09/26

 サウジアラビアの国有石油施設「サウジアラムコ」が攻撃を受けた事を巡り、アメリカのネオコン、ネオリベラリスト、シオニスト、グローバリストの議員らは、イランを非難した。但し、軍事行動を起こす事には懸念を表明している。

 9月15日
  米上院外交委員会メンバーのリンゼー・グラム議員(共和党)
   「挑発を続けるか、核濃縮を増加させるならば、米国がイランの石油精製所への攻撃をテーブルに置く時です。」

 9月17日までに
  米共和党のマコネル上院院内総務
   「無謀で市場を不安定にする攻撃の責任をイランに取らせるわれわれの取り組みに国際パートナーが加わることを望む」

  米上院外交委員会メンバーのクリス・マーフィー議員(民主党)
   「米国は長い間、中東諸国間の紛争に巻き込まれることを警戒してきたと(指摘し、米国とサウジが防衛条約を締結していないことに言及)」

  同委員会のジム・リッシュ委員長(共和党)
   「イランが米軍を攻撃した場合、報復する」

  一方で、トランプ大統領と同様に他国への介入に反対する同委員会メンバーのランド・ポール議員(共和党、CNNのインタビュー)
   「(イランを攻撃すれば、事態を)不必要にエスカレート(させることになると警告)」

 9月20日
  アメリカのエスパー国防長官
   「当省は、サウジアラビア東部のサウジアラムコ社の石油施設に対する最近の攻撃を受け、中東に増派する」

 9月21日
  アメリカのワシントンポスト紙
   「サウジ政府にとっても石油源の確保は難題であり、アメリカはもはや過去のような戦略的な義務はない」
   「トランプ大統領は、イランが実施していた核合意から離脱した一方で、イエメン爆撃により多数の民間人を殺戮したサウジアラビアを支持している」


 9月21日
  以下、2019/09/21付・ParsToday日本「視点;サウジアラビアをめぐるアメリカの当惑(日本語のナレーション付)」より
   『サウジアラビア東部にあるサウジアラムコ社の石油施設が、今月14日イエメン抵抗軍の無人機により攻撃されるという波乱以来、サウジアラビアの石油の生産・輸出量が、実に50%も減少しました。これを受けて、世界の各証券取引市場ではサウジアラビアの株価指数が軒並み低下しています。
   こうした中、サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー大臣は17日火曜夜、同国の産油状況が元の状態に回復したと主張しました。
   アメリカのトランプ大統領は、最近生じた状況を悪用して、イラン恐怖症の強化を狙うとともに、サウジアラビアという都合のよいカモから、さらに多くの利益を搾取しようとしています。
   トランプ政権の政策は常に、サウジアラビア政府支援を謳っているものの、これにはアメリカの国益の枠組みにそったものという但し書きが付いています。
このことから、トランプ大統領はホワイトハウスでバーレーンの皇太子と会談した際、「アメリカはサウジアラビアの安全を守る用意はあるが、それにはサウジアラビアがもっと出費することが条件だ」と語りました。……』
  (以上、2019/09/21付・ParsToday日本:「視点;サウジアラビアをめぐるアメリカの当惑(日本語のナレーション付)」より)

 9月23日(?)
  アメリカのロン・ポール元共和党下院議員
   「サウジアラビアの米国軍隊が増えればアメリカは素晴らしいものになりますか?」

 9月26日
  ペンタゴンのジョナサン・ホフマン報道官
   「米国はサウジアラビアにパトリオット・ミサイルのバッテリー、4つの監視レーダーシステム、約200人の支援要員を配備している」

 9月27日までに
  以下、2019/09/27付・THE WALL STREET JOURNAL日本「窮地のサウジ、米国から同情得られず サウジに対するイメージの低下は同国の運命の変貌ぶりを反映」より
   「【ベイルート】サウジアラビアは主要な石油施設に対する大規模な攻撃で痛手を負い、助けを必要としている。だがそうした状況下にありながら、ワシントンをはじめ米国全体を見渡しても、サウジの友人はほとんどいない。
   サウジは石油施設への空からの攻撃について、イランの仕業だと主張。攻撃を受けて、サウジは米国の支援を期待していたかもしれない。しかし、イエメン内戦へのサウジの介入が不興を買っていることや、サウジの暗殺チームによる著名な政府批判派ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の殺害、2001年の米同時多発テロ……」
  (以上、2019/09/27付・THE WALL STREET JOURNAL日本「窮地のサウジ、米国から同情得られず サウジに対するイメージの低下は同国の運命の変貌ぶりを反映」より)

 9月14日、イエメンの最高政治評議会「アンサール・アッラー」(フーシ派、「神の支持者」)が、サウジアラビアの国営石油会社「サウジアラムコ」を無人機10機によって“報復”攻撃した。今までのサウジの介入・干渉・余計なお節介としての非人道的無差別空爆の侵略に対しての“報復”攻撃であり、そして、それによる人的被害は出ていない。

 その無人機による攻撃を、サウジの防空システムは迎撃して防ぐ事が出来なかった。そして、その高価な迎撃システムを何十台もサウジに売りつけて来た米国は、その事でパトリオット・ミサイルが欠陥商品と思われて今後の武器売買に影響が出る事を恐れてか、都合の悪い事態を隠蔽しようとしてか、または今回攻撃を受けた施設が丁度ペルシャ湾寄りに存在している事を良しとして、米国内の「戦争煽動推進派」がいつもの通り「イランがやった」と証拠も無く責任を擦り付けて宣伝したものと思われる。

 世界第3位となる莫大な軍事費を費やして米国から購入した現在のサウジアラビアの防空体制には、88台のパトリオット・ランチャーが存在し、その内52個が最新のPAC-3バージョンである。それに加えて、100台のSM-2誘導ミサイルで武装した3隻のイージス駆逐艦が、サウジアラビア沖のペルシャ湾水域に存在する。

 サウジアラビアの防空体制が破られた事は今回が初めてでは無く、今まで何回も防ぐ事が出来ていないのである。今年の5月にもアンサール・アッラーはサウジアラムコへの無人機7機による報復攻撃を行ったし、8月には首都リヤドに対しても報復攻撃に成功している。更に昨年には、今回のアブカイクやクライスよりも更に遠方であるアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビやドバイに対しても、アンサール・アッラーはドローンによって報復攻撃を行っている。

 この度のサウジアラムコへの攻撃は、イエメン・アンサール・アッラー(フーシ派)による「報復攻撃」で確定しているものの、今少し、捻くれた、且つ、穿った見方で、もしもフーシ派による報復攻撃では無い場合を想定し、その中で考えられる「アメリカの犯行」という視点で見てみる。

 米国は、自分の国が作った迎撃システムが今までのタイムラインで明らかとなっている小型無人機に対する機能不全について、恥じるどころか更に、サウジへの米軍兵士の増派、及び、より多くのパトリオット・システムの追加と終末高高度防衛ミサイル(THAAD)システムをサウジに売り付けて送っている。
 サウジは、今回までに露呈し続けて来た通り、ハイテクで超高速の小型無人機に対して役に立たない高額な迎撃システムを購入せざるを得ない程に、米国、更には偽イスラエルに媚びへつらっている事が見えて来る。サウジはその様に、米国にマネーを払わされ続ける「侮辱」を受け続けている。

 とにかく、米国は失敗しようが役立たずであろうが、これからもサウジに莫大な価格の迎撃システムをはじめとした武器を売り付けていきたいと願っている。サウジを保護するという名目の下に、これからもサウジを米国の「金蔓」として、米国の「奴隷」として、固定して置いておきたいと思っている。

 また、米国内の旧来からのネオコンやネオリベラリスト、シオニスト、ユダヤ銀行群らは、グローバル市場に於けるオイル・マネーを握り続けてその秩序を維持したいとも願う。しかし一方のトランプ大統領をはじめとした「反グローバリズム」派は、米国がシェールガスの開発が進んだ事もあってエネルギー分野で「独立」しており、中東の石油が必要無くなったとして、サウジをはじめシリアやイラク、アフガニスタン等からの米軍撤退を望む。また、トランプ政権は現在、ユダヤFRB(米連邦準備制度理事会)に対して「マイナス金利」を要求して追い詰める。

 8月のギャラップの世論調査によると、イランに対する軍事行動に賛成したアメリカ人はわずか18%であり、米国民の殆どが外交努力を追求することを望んでる事が判明している。グローバリストの主流メディア(MSM)・マスコミが世間一般を「イラン恐怖症」で煽り立てようとも、その様な結果が出ているのである。2016年の米大統領選挙前も、ユダヤMSMマスコミはトランプをバッシングしディープ・ステートが推す「悪魔カルト」のヒラリー・クリントンをプッシュして宣伝し世論喚起しようとしたが、多くの米国民はMSMマスコミに騙されずトランプ大統領の誕生に貢献したのであった。

 米国は今後もドンドンドンドンと、サウジへ武器を売り付けていきたい。日本の故・田中角栄元首相が「ピーナッツ」の賄賂を受け取ったとして「ロッキード事件」で表舞台から降ろされた様に、トランプはその皮肉を込めてムハンマド・ビン・サルマーン皇太子に対し「これはピーナッツ」だと、サウジへの武器売却を述べた事が有った。

 
YouTube:‘That’s peanuts to you’: Trump brings props showing Saudi weapons purchases
 2018/03/20

YouTube: "Peanuts" – USA verkaufen Waffen an Saudi-Arabien im Wert von Milliarden US-Dollar
 「ピーナッツ」 - 米国は数十億ドル相当の武器をサウジアラビアに売る
 2018/03/23
 


出典:2019/05/31付・YouTube・Ruptly「Iran: Protesters burn Israeli flags and Trump effigy for Quds Day march」

 
YouTube: ترامب يواصل كيل الإهانات للنظام السعودي
 トランプはサウジ政権を侮辱し続けている
 2019/05/02公開

 トランプは公然として、サウジを侮辱して来た。それは、あの「911」にサウジが関与していると米国の裁判所で争われた程にもなっている事や、トランプの内心ではサウジを悪者として思っており、それ故にカモ扱いしても良いと思っているからかもしれない。

 但しここで念の為に付け加えておくべき事は、2011年9月11日の米同時多発テロ「911」事件は、飽くまでも米国の「自作自演」と現「偽」イスラエルによる犯行であった事である。トランプは恐らく、その事実を知っているものと思われる。
 よって、トランプをはじめ、米国の保守中道右派等は建前としてサウジがどうのこうのと言っているものの、内心では皆、「米国の自作自演」、「偽イスラエルの犯行」を知っているのである。

 その様に、サウジは「911」の上に於いても「侮辱」を受けている事が言える。サウジは、911には全く関与していない。飛行機が貿易センタービルに突っ込んだとされる映像は「ユダヤ・ハリウッド」によって捏造され、実際は偽イスラエル諜報員によって事前にダイナマイト、それも「小型核兵器」ではないかとされる爆弾によって爆破された。実際、米国では、その近辺において放射線を原因とする癌患者が増えているという。また、貿易センタービルの被害者の中には、偽イスラエル国籍を持つ者が全く含まれていなかったのであった。そしてペンタンゴン(米国防総省)へは、米軍のトマホーク・ミサイルが打ち込まれたのである。これが「事実」である。

 米国は、サウジのお金が欲しくて欲しくてたまらない。あの「911」がその後のアフガニスタンとイラクへの米軍の侵攻の口実を作るためであった事と共に、米国を駒として使うイルミナティ・ディープ・ステート、米国内のカザール・ユダヤ金融、軍産複合体、多国籍企業、オリガーキー、エスタブリッシュメントの貪欲、世界秩序の維持、ドル崩壊を食い止める為に行われた事にも見られる通り、その事と同様に米国がサウジを攻撃したと見る事が出来る。攻撃の後に見られた石油価格高騰に於いて、それらは恩恵に預かった事であろう。

 現在、FRBが崩壊しつつあるという。この事は、喜ばしい事である。FRBが崩壊すれば勿論、ドルも崩壊し、その世界の基軸通貨を担って来たドルが崩壊する事は「世界大恐慌」に繋がる。
 大恐慌が起こる事は、一見すると「不幸」に思う者が多いと思う。しかし例えば、今から約30年前に日本で起こった「バブル崩壊」は、果たして不幸な出来事であったのだろうか?。
 もしもあのまま「バブル経済」が続いていたならば、日本人はどの様になっていたのであろうか?。
 恐らく、日本人の殆どが「バカ」になっていたものと思われる。現在でも日本人の「平和ボケ」が問題になっているが、「バブル」に酔いしれた日本人は、勘違いし、調子に乗り、ハメを外すどころか歯止めも無く、堕落して社会は退廃していく一方で、日本人は精神的に「愚民化」が進んでいたものと思われる。あの日本の銀行群や大企業が皆そろって、「アホ」だったのである。
 よって、「バブル崩壊」は、日本人にとっては「恵み」であったのである。日本人はその後のデフレ経済の中で次第に目覚め、道徳意識も回復し、悪の性質を良心が上回る心のバランスを取り戻す事に繋がった。
 その過去から現在までの日本の例を参考にして教訓にすれば、FRBの崩壊が決して不幸な出来事では無く、リセットし、その後のリバイバルに於いての「恵み」と捉える事が出来る。
 その事は、聖書にも、「産みの苦しみの始まり」と書かれている通りである。

 また最近では、サウジとロシアの接近が有る。この度の米国製迎撃システムの機能不全を論い(あげつらい、と言っても些細な欠点・弱点では無く大きな穴であるが)、ロシア製の迎撃システムを購入する様にロシアはサウジに迫る。米国は、いつまでもサウジを自身の「金蔓」として持って起きたいので、米国はサウジアラムコを攻撃してサウジが米国の保護に増々依存する様に方向付けた事も考えられる。

 また米国は、昨年のトルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア領事館内で発生した、サウジの反体制派ジャーナリスト、ジャマール・カショギ氏の殺害を「人質」として、サウジを口封じさせたり9月18日の「でっち上げ」の検証結果の記者会見を行わせた事も考えられる。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」

  ・2016/10/16付:「欧米との石油利権で腐敗するサウジへ911テロの自身の犯罪をすり替えるイスラエル・米国・・・日本はイエメン殺戮に手を貸すのか」
  ・2019/06/21付:『「貪欲」米国迎合サウジアラビア主導アラブ会議でパレスチナ国欠如、「エルサレムの日」制定「清貧」のイランは常にパレスチナ抵抗と連帯/Greedy Saudi, Honest poverty Iran』
  ・2019/06/21付:「トランプはサウジ政権を侮辱し続けている…米国の「奴隷」サウジアラビア/Trump keeps insulting Saudi Arabia. "US's Slave" Saudi Arabia」

  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(3/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(1/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(4/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(2/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(5/9)アンサール・アッラーが報復:もしもフーシ派によるのではない場合(1/3)偽イスラエルの犯行/If It Wasn’t Houthis, It Was Fake Israel」

  ・2016/10/16付:「欧米との石油利権で腐敗するサウジへ911テロの自身の犯罪をすり替えるイスラエル・米国・・・日本はイエメン殺戮に手を貸すのか」
  ・2017/04/14付:『一次資料「古代ヘブライ語聖書原文」はアラビア半島にエルサレムを定める・・・シオニスト・現イスラエル国の論拠崩壊』
  ・2019/05/21付:「サウジ船へ偽旗、悪魔ユダヤネオコンBチーム、煽動者マスコミ/False Flag to Saudi by "Satanism Cult B team" & War Agitator Jew's NYT」
  ・2019/05/24付:『ポンペオは白状した「CIAの私達は嘘をつき、騙し、盗んだ」/Pompeo "I was the CIA director. We lied, we cheated, we stole"』
  ・2019/06/21付:「トランプはサウジ政権を侮辱し続けている…米国の「奴隷」サウジアラビア/Trump keeps insulting Saudi Arabia. "US's Slave" Saudi Arabia」
  ・2019/08/20付:「UAEはイランに接近する。果たしてサウジは今後……?/UAE approaches Iran. How does Saudi Arabia do really from now on ?」
  ・2019/08/20付:「サウジアラビアが16年ぶりの米軍駐留承認に続きイランのタンカーを解放/Saudi approved US forces stationing again, & released Iran tanker」
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」
  ・2019/09/11付:『八咫烏に見るパレスチナ人と日本人の繋がり、神武東征は阿波の「倭」(邪馬壹國)から奈良の「大倭」(大和国)への「遷移」を物語る/Yatagarasu, Palestinian-Japanese tie』
  ・2019/09/14付:『「パニック症」の現「偽」イスラエルによる侵略攻撃-イラク、レバノン、シリア、パレスチナ/Invasion attack by "panic disorder" present Fake Israel』

 引用文献
  ・2019/09/14付・THE HILL:「Graham: US should consider strike on Iranian oil refineries after attack on Saudi Arabia」
  ・2019/09/17付・REUTERS日本:「サウジ攻撃で米議員らがイラン非難、軍事行動には慎重姿勢」
  ・2019/09/21付・ParsToday日本:「視点;サウジアラビアをめぐるアメリカの当惑(日本語のナレーション付)」
  ・2019/09/22付・ParsToday日本:「米紙、アメリカ政府のサウジへの増派決定を批判」
  ・2019/09/23付・Infowars:「RON PAUL: WILL MORE US TROOPS IN SAUDI ARABIA MAKE AMERICA GREAT?」
  ・2019/09/26付・Infowars:「US TO DEPLOY PATRIOT MISSILES, 200 TROOPS TO SAUDI ARABIA」
  ・2019/09/27付・THE WALL STREET JOURNAL日本:「窮地のサウジ、米国から同情得られず サウジに対するイメージの低下は同国の運命の変貌ぶりを反映」

 参考文献
  ・2019/09/13付・RT QUESTION MORE:「US declassifies key name in Saudi-9/11 lawsuit, but WILL NOT release it publicly」
  ・2019/09/17付・Vox:「Trump’s weird ideas on the US-Saudi relationship, sort of explained」
  ・2019/09/21付・THE IRANIAN:「Aramco Attack A Defining Moment In US-Saudi Alliance」
  ・2019/09/21付・RT QUESTION MORE:「Trump deploys reinforcements to Persian Gulf to defend ‘American oil’ & other assets, not US allies」
  ・2019/09/21付・Moon of Alabama:「U.S. Ships More Air Defense Systems That Do Not Work To Saudi Arabia」

 関連文献
  ・2019/09/25付・RT QUESTION MORE:「Peanuts! Uber boss calls losing $5bn in 3 months a sustainable business model」


サウジアラムコ攻撃(5/9)アンサール・アッラーが報復:もしもフーシ派によるのではない場合(1/3)偽イスラエルの犯行/If It Wasn’t Houthis, It Was Fake Israel

2019-11-12 13:23:39 | 中東
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.




 9.14サウジアラムコ攻撃(5/9)イエメン・アンサール・アッラーが“報復”
  ・・・もしもフーシ派によるのではない場合(1/3):偽イスラエルの犯行
 Ansar Allah attacked against Saudi Aramco.
  If It Wasn’t Houthis, It Was Fake Israel.
 



 出典:2019/09/21付・THE IRANIAN(Alborz Hormoz)「If It Wasn’t Houthis, It Was Israel」


YouTube: Benjamin Fulford : Khazarian Mafia make final push for fake Armageddon with “Iran attack” on Saudia
 2019/09/16

 9月14日のサウジアラムコへの攻撃は、イエメン・アンサール・アッラー(フーシ派)が報復として行った。アンサール・アッラーはその直後、責任を持って声明を出した。
 これで間違いない。
 以下は、飽くまでも、もしもそうでは無い場合を仮定しての推測である。
 但し、イランが100%関与していない事は断言しておく。

 そこでまず想定出来るのが、何と言っても、“現「偽」イスラエル”の仕業である。

 丁度その事件は、今から18年前の2001年9月11日に起こされた、アメリカでの同時多発テロ「911」記念日の3日後であった。
 この「911」は、米国の「自作自演」、及び現「偽」イスラエルによる犯行である事は、世界中の多くの人達によって「周知の事実」となっている。
 その「911」にはサウジアラビアの過激派が関与した等と、米国の裁判所では争われた程にもなっている。しかし、それは全くの出鱈目であり、いわゆる飛行機が突っ込んだ事は起こされず、偽イスラエルの諜報員達が仕組んだダイナマイトによって貿易センタービルは崩壊し、ペンタゴンには米軍のトマホーク・ミサイルが打ち込まれたのであった。そして、貿易センタービルの被害者の中には、事前に知らされていた為、偽イスラエル国籍を持つ被害者が一人も含まれていなかったのである。よって、「911」にサウジアラビアは全く関与していないのである。

 サウジアラビアはその様にして「侮辱」されながらも、現「偽」イスラエルと米国に媚びへつらいながら、更に米国の兵器を購入させられ続けている。

 その「911」記念日を挟んで、現「偽」イスラエルに関するタイムラインが存在する。

 8月下旬から(それまでにも繰り返されて来た事ではあるが)
  現「偽」イスラエルの“暫定”首相、ネタニヤフは「パニック症」に陥り、イラク、シリア、レバノン、パレスチナ・ガザと、四方八方に侵略攻撃を行った。それはまるで「キチガイ」と思える(否、キチガイそのものである)攻撃であった。

 9月9日
  米国のトランプ大統領は「悪魔カルト」の危険人物ボルトンを、国家安全保障問題担当大統領補佐官の任務から外し、ホワイトハウスから追い出した。

 同日
  その事との前後関係は解らないが、ネタニヤフがイランの秘密核施設が見つかった等との「でっち上げ」を宣伝した。

 9月11日
  トランプ大統領はFRB(米連邦準備制度理事会)に対し、金利を「マイナス金利」まで下げる様に要求した。

 9月12日
  米国の政治専門誌「ポリティコ」は、トランプ政権が誕生して以来、ネタニヤフ政権によってホワイトハウスのスパイ活動が行われていたというスクープ記事出して暴露した。

 同日
  ネタニヤフはロシアのプーチン大統領と会談し、自国がイランに対して自由に行動が出来る様になる事を望むと述べた。

 9月14日
  サウジアラムコへの攻撃。

 同日のその攻撃後
  トランプはネタニヤフとの電話会談で、米国とイスラエルとの間での「相互防衛条約」を結ぶ事を提案し、同月末の国連総会に於いての再会時にその事について詰めた話し合いが出来る事を楽しみにしているとした。

 9月16日
  トランプ米大統領
   「私たちはパニックになりたくありませんが、数年前ならばはパニックになっていたでしょう。今日では、私達はたくさんの石油を手に入れました。また、たくさんのガスが在ります。大量の石油とガス、もうお解りの様に、エネルギー部門に於いて米国は独立しています」

  トランプ大統領は、2日前のサウジアラビアの石油施設に対するドローン攻撃が世界の石油価格のバランスを崩している中でも、米国は石油とガスの備蓄・埋蔵・供給について心配する必要はないだろうという意味で述べた。

 9月17日
  偽イスラエルで4月に行われた総選挙のやり直し選挙が行われ、同月20日の結果確定をもって、ネタニヤフ率いる与党「リクード」が最大野党の「青と白」に敗れた。その後ネタニヤフは第2党の党首であるにも関わらず、今までの実績からリブリン大統領から組閣の指示を受けた。

 同日
  国連総会が開幕したが、ネタニヤフは欠席する事となり、ネタニヤフにとってはイラン核施設のでっち上げを宣伝出来ない無念となった。

 10月11日
  アラビア半島の西、紅海に於いてイランのタンカーがミサイル2発によって攻撃された。融和方向に在るサウジアラビアとイランとの接近の邪魔をする為、サウジの仕業と見せかけた「False Flag」(偽旗工作)が、現「偽」イスラエルによって行われた。

 10月14日
  トランプ大統領がシリア北部から米軍を撤収させるよう指示した。(しかしその後、シリア北東部に駐留するに留める)。

 10月21日
  ネタニヤフは予想通り困難を極めた結果、組閣を断念し、代わって第1党である「青と白」のガンツ共同代表が組閣に挑戦する事となった。

 10月22日
  日本で天皇陛下の「即位礼正殿の儀」が行われ、世界各国からの代表者達が参列する中で、参加を予定していたネタニヤフは参加出来ない事となった。

 以上の流れから、偽イスラエルによる犯行の可能性も臭って来るものと思われる。
 ボルトンをクビにした事で、その同じ月の下旬に行われたニューヨークでの国連総会に向けて、米国側はイランとの首脳会談の準備に入っていたとも言われる。またイラン側も、米国が昨年JCPOA核合意(共同包括行動計画)からの離脱したその1ヶ月前に就任し、その離脱のきっかけを作り勧めたボルトンを排除した事で、制裁緩和等の期待を膨らませた。これらの傾向を、偽イスラエルが嫌い、イランと米国を更に引き離す事を企んでの攻撃と考える事が出来る。
 その他にも、この期間、偽イスラエルのネタニヤフとその政権が追い詰められている事が見えて来る。追い詰められて「キチガイ」、「パニック」に陥り、そして周囲のアラブ諸国に対してだけでは無く、米国に対しても「疑心暗鬼」に陥っている事も見える。
 トランプがボルトンをクビにした事は、ネタニヤフの恐れ、疑い、そして絶望感は、一層、高められたに違いない。そしてその焦りから、今までの様に米国にイラン攻撃の代替を頼まず、偽イスラエルが直接、先制攻撃を行いたいという欲望に駆られた。
 米国のオバマ前大統領が内心では親アラブ、親パレスチナであった事をネタニヤフは勿論察知していたので、以前からその様な直接の先制攻撃を頭に描いていた。それ故、却って逆に、米国の親イスラエルのロビー団体や反イランの団体等の慎重さが、その歯止めとなっていたのかもしれない。

 しかし今や、米国がどうのこうのとか、外側の変化に関係無しに、偽イスラエル国内に於いての「内部分裂」が大きな問題となっている。これには、外からの介入・干渉は無く、ネタニヤフ政権の占領政策、腐敗、犯罪、傲慢等の問題から、自ら粉々に崩壊していっているのである。
 ネタニヤフをはじめ、その他、カザール・マフィアのリーベルマン元占領大臣等、極右政策によって入植地を拡大し続けている事が、結局は国内に於いての分裂、崩壊に繋がっているのである。
 偽イスラエル国内のタルムードには興味を示さない良心を持った市民は、パレスチナとの和平を望んでいる。一方で、狂信者達、入植者達は、正にそのタルムードに酔いしれ「キチガイ」となって、その教義を信じている。その他、メシアニック・ジュー、超正統派、ロシアからの移民、世俗派保守、アラブ系、パレスチナ人、セファルディム、アシュケナジム、血統的ユダヤ人(=男系ユダヤ人)、女系ユダヤ人、宗教的ユダヤ人、左翼リベラル、LGBTQ等々と、もはや「粉々に」分裂状態である。

 ネタニヤフ等の極右エリートは、国内の一致を図る為に「イラン恐怖症」を高めるのであろうか?。しかし、偽イスラエルはその他、シリア、レバノン・ヒズボラ、イラク、パレスチナ・ハマス、その他の中東アラブ諸国、トルコ、そして世界中に13億~16億人いると言われるイスラム教徒、はたまた三角形ピラミッド・ロスチャイルドの本拠地スイス、更にはロシア等と、世界中から取り囲まれている。そしてまた、ネタニヤフが疑っている様に、米国がいつ、偽イスラエルを捨てるかは解らず、ヨーロッパもスイスと同じくいつ、手の平を返すかは解らない。
 現在は、「終末期」である。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」

  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(3/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(1/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(4/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(2/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force」

  ・2016/10/16付:「欧米との石油利権で腐敗するサウジへ911テロの自身の犯罪をすり替えるイスラエル・米国・・・日本はイエメン殺戮に手を貸すのか」
  ・2017/04/14付:『一次資料「古代ヘブライ語聖書原文」はアラビア半島にエルサレムを定める・・・シオニスト・現イスラエル国の論拠崩壊』
  ・2019/05/21付:「サウジ船へ偽旗、悪魔ユダヤネオコンBチーム、煽動者マスコミ/False Flag to Saudi by "Satanism Cult B team" & War Agitator Jew's NYT」
  ・2019/05/24付:『ポンペオは白状した「CIAの私達は嘘をつき、騙し、盗んだ」/Pompeo "I was the CIA director. We lied, we cheated, we stole"』
  ・2019/06/21付:「トランプはサウジ政権を侮辱し続けている…米国の「奴隷」サウジアラビア/Trump keeps insulting Saudi Arabia. "US's Slave" Saudi Arabia」
  ・2019/08/20付:「UAEはイランに接近する。果たしてサウジは今後……?/UAE approaches Iran. How does Saudi Arabia do really from now on ?」
  ・2019/08/20付:「サウジアラビアが16年ぶりの米軍駐留承認に続きイランのタンカーを解放/Saudi approved US forces stationing again, & released Iran tanker」
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」
  ・2019/09/11付:『八咫烏に見るパレスチナ人と日本人の繋がり、神武東征は阿波の「倭」(邪馬壹國)から奈良の「大倭」(大和国)への「遷移」を物語る/Yatagarasu, Palestinian-Japanese tie』
  ・2019/09/14付:『「パニック症」の現「偽」イスラエルによる侵略攻撃-イラク、レバノン、シリア、パレスチナ/Invasion attack by "panic disorder" present Fake Israel』

 関連文献
  ・2019/09/21付・THE IRANIAN(Alborz Hormoz):「If It Wasn’t Houthis, It Was Israel」


サウジアラムコ攻撃(4/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(2/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force

2019-11-12 12:31:36 | 中東
 ※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
 ※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.

 


 9.14サウジアラムコ攻撃(4/9)イエメン・アンサール・アッラーが“報復”
  ・・・イエメン軍の高度な防衛能力を過小評価し無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(2/2)
      「ダビデ」フーシ派が「ゴリアテ」サウジを打ち負かしてゆく
 Ansar Allah attacked against Saudi Aramco.
  Jew's West MSM ignore Houthis force


 (・・・「イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(1/2)」より)


 10月1日
  
YouTube: 2019-10-01 مشاهد من المرحلة الثانية من عملية نصر من الله انتهت بتحرير مناطق واسعة ضمن محور نجران
 ナスララ作戦の第2フェーズのシーンは、ナジュラン軸内の広い領域の解放で終了しました。2019/10/01
 2019/10/01
 
YouTube: 2019-10-02 عملية نصر من الله المرحلة الأولى أبرز نتائجها في تقرير من أرض المعركة
 第1フェーズのナスララ作戦は、その結果を戦場レポートで強調しました。2019/10/02
 2019/10/02

 サウジアラビアとUAE等のアラブ連合軍は、2015年3月22日以降、アメリカやイギリス、フランス等の支援を得ながらイエメンへの無差別空爆を繰り返し、且つ全面的な封鎖を行って来た。
 それによって、これまでにイエメン人1万6,000人以上が死亡、数万人が負傷、数百万人が難民となっている。更に、イエメンでは食糧が不足して、中でも特に子供達の飢餓が深刻な問題として、メディアが度々取り上げて来た。その他、医薬品等の不足にも直面している。

 イエメンで2014年9月22日に首都サナアを占拠して以降、イエメン軍を掌握して来たイスラム教の「フーシ派」こと「アンサール・アッラー(أنصار الله 、Ansar Allah)」は、「神の支持者」という意味である。
 イエメン・アンサール・アッラー軍の力は、増々向上している。西側欧米の主流メディア(MSM)・マスコミがその実力を無視して伝えていないが、イエメン軍の「報復」攻撃能力の範囲には、サウジやUAEは十二分に収まっている。

 サウジと連合を組む一方のUAEは、イエメン軍の軍事力の向上に脅威を感じてか、或いはその後にイエメン軍を支援するイランとの接近を考慮してか、7月上旬にイエメン南部から駐留軍の大部分を撤退させた。しかし9月下旬、1,000人以上のUAE支援の戦闘員と軍用車両を、最高政治評議会フーシ派の勢力範囲の南に在る有志連合が支援するハーディー政権派の勢力圏に送った。

 この度、9月14日にアンサール・アッラー軍がサウジアラビアの心臓部であるサウジアラムコを叩き、世界第3位の膨大な軍事費を費やしてアメリカからのディフェンス兵器を揃えたにも関わらずサウジは攻撃を防げなかった事で、サウジは非常に動揺しているものと思われる。
 しかし、サウジアラムコを叩いたのは、今回が初めてでは無い。既に今までに、この度攻撃を受けたサウジアラムコのアブカイクとクライスの2ヶ所の施設の近郊であるサウジの首都リヤドへのフーシ派による報復攻撃は行われて来たし、そこよりも更に遠方となるアラブ首長国連邦(UAE)への攻撃も行われて来た

 よって、西側欧米のMSMマスコミは、それら事実を無視している事となる。この西側欧米のMSMマスコミによる「隠蔽報道」、「情報操作」、「偏向報道」、「世論誘導」、「煽動工作」は、シリアでの反政府勢力による化学攻撃や欧米イスラエルによる犯行の証拠を無視し続けている事にも表れている。MSMマスコミは、フーシ派による攻撃とは素直に認めず、フーシ派軍にその様な能力は無い、ミサイルや無人機がそこまで届かない等として、「屁理屈」を垂れ流した。

 なぜ、西側欧米のMSMマスコミがイエメン・アンサール・アッラー軍の実力を無視しているのであろうか?。その「根本」は、西側欧米MSMマスコミが「ユダヤ」に支配されているからである。

 アンサール・アッラーを、今までイランは支援して来られた。それは、同じシーア派であるからという理由だけでは無い。イランは現「偽」イスラエルの占領下に在るパレスチナに同情し、共感し、連帯を採られて来られた事にも表されている通り、ムスリムとしての義務・責任である「五行」の内の「喜捨(ザカート)」の精神により、貧しく虐げられている人々に寄り添う意味で、アラブ連合軍の介入侵略攻撃に痛められているフーシ派を支えて来られたのである。

 そのイランは、現「偽」イスラエルを認めていない。それは、現在のイスラエルが「偽物」であるからという当たり前の理由の他に、その現「偽」イスラエルがパレスチナを占領し、土地・財産を収奪し破壊しながら更に入植地の拡大を続け、パレスチナ人達を差別し、虐待している事を見過ごす訳にはいかないからである。そして、一方の現「偽」イスラエルも、イランが認めていない事を承知して敵視している。

 その様な現「偽」イスラエルとイランとの関係が有る中で、世界中の西側欧米側に付くMSMマスコミは、ユダヤに操作されている故に偽イスラエルの肩を持ち、一方のイランを悪者扱いして報道して来た。
 その様なMSMマスコミの「根本」を理解していれば、この度のサウジアラムコ攻撃についても「イランがそんな事をやる訳が無い」と思えるはずであり、米国のポンペオの常套手段となっている、事が起きれば間髪入れず「イランがやった」等という発言を信じる訳が無いであろう。

 この度のサウジアラムコ攻撃は、イエメン・アンサール・アッラー軍(フーシ派)が報復の為に行った。そして、アンサール・アッラーは責任を持って、サウジへ報復攻撃を行った事を声明を出して報告した。
 そして前述した通り、イエメン・アンサール・アッラー軍は、防衛力の向上と共に、既に今までにサウジやUAEからの繰り返される介入侵略攻撃に対して、それらの国の中心部への報復攻撃を行って来た。

 本年5月12日には、アメリカと現「偽」イスラエルによる「False Flag(偽旗工作)」の犯行である、中東ペルシャ湾のUAEのフジャイラ市沖合に於いてのサウジアラビアのタンカー攻撃が行われた。
 そしてその2日後の14日、サウジアラムコ社所有の石油パイプラインの2ヶ所に対し、フーシ派は無人機7機を用いて報復攻撃を行った。これらの2ヶ所はそれぞれ、リヤド州のダワードミー県とアフィーフ県の施設であり、首都リヤドから西へ約230kmにダワードミー、そのダワードミーから西南へ170km程の所にアフィーフが在る。その2ヶ所を通過するパイプラインは、アフィーフから更に480km程を西へ伸び、紅海に接するヤンブー(ヤンブ アル バハル)の港に石油を運んでいる。

  5月14日
   イエメンのフーシ派
    「(イエメンに軍事介入するサウジが)侵略を続ければ、さらに激しく攻撃する用意がある」

 一昨年(2017年)11月には、フーシ派軍はサウジの首都リヤドへミサイル攻撃を行ったが、サウジの対空防衛軍に迎撃された。イエメンの首都サナアからリヤドまでは、約1,070kmの距離となる。

 昨年(2018年)6月には、サウジの首都リヤドに在るサウジアラムコ社の製油所に対し、フーシ派軍は長距離用無人機「サンマード2」を使用して攻撃を行った。
 その翌月の7月には、フーシ派軍の「国産」無人機「サンマード3」が、イエメンの首都サナアから何と1,450km程も離れたUAEのアブダビ空港に、無人機攻撃を行った。
 続いて、そのまた翌月の8月には、同じくUAEのドバイ空港に対して、フーシ派軍は無人機攻撃を行った。こちらは更に遠方で、イエメンの首都サナアからは約1,575kmも離れている。

 
YouTube: Yemeni forces release footage on Abu Dhabi airport ‎strike
 2019/05/23







 フーシ派は今年7月7日、今回の報復攻撃に先立って、弾道ミサイル、巡航ミサイル、無人機と、自軍の「国産の」最新兵器を展示し、昨年のサウジとUAEに対する報復攻撃で見せた報復能力の高さ、急速なレベルアップ、そして防衛能力を、内外にアピールした。それは、フーシ派の自信と誇りの表明であり、サウジへの警告、これからの増々の報復攻撃の予告でもあった。
 その展示会では、攻撃機として航続距離1,500~1,700kmを誇る無人機「サンマード3」や、同じくUAEの重要な目標もカバーする無人機「カセフ2K」を公開した。また同時に、サウジ南東部等への攻撃で使用されて来た巡航ミサイル「クドゥス1」等も公開した。偵察機としての「サンマード1」は、航続距離が500㎞以上にとどまる。
 ドローン「サンマード3」は、その遠距離飛行と遠隔操作が可能である他に、防空システムの検出を困難にする高度な技術を備え、詰んだ爆弾をターゲットに向かって落下させて爆発させる事が出来、作戦を実行してから滑走路に着陸して基地に戻ることが出来る。
 その他、「ボルカンH-1」「ボルカンH-2」も展示会に含まれ、イエメンの北の国境から800 km以上離れたリヤド近くのキングカリッド国際空港でのストライキで使用された。ミサイルは、米国のパトリオット・ミサイル防空システムを回避することが出来た。そして更に、新しいバージョン・アップされるミサイルも開発中であるという。

  7月9日
   イエメン・アンサール・アッラー軍の報道官、ヤヒヤ・サリア准将
    「クドゥス・システムは、目標を達成し、敵のインターセプター・システムをバイパスする優れた能力を証明しました。」

 そして、その翌月の8月26日には、イエメン・フーシ派軍は国産無人機「サンマード3」によって、サウジの首都リヤドを攻撃した。更に、この度の9月14日に、無人機10機による報復攻撃が行われたのである。

 
YouTube: Yemen army unveils new ‘game-changing’ missiles, drones
 2019/07/07



PressTV: Yemeni drones attack military target in Saudi Arabia's capital Riyadh
 2019/08/26

 そのこの度の報復攻撃の場所である、サウジの首都リヤドから東へ145km程の所に在るクライス、そのクライスから190km程の所に在るアブカイクまで、イエメンの首都サナアからそれぞれ約1,200kmと1,310kmの距離であり、UAEのアブダビやドバイまでよりも近く、昨年実証したフーシ派軍の遠距離無人機攻撃能力の範囲内に十分収まるものである。

 9月14日のイエメン・アンサール・アッラー(フーシ派)軍の実力に関して、西側欧米MSMマスコミは「過小評価」して「嘘」を伝えている。その「イエメン軍にそんな事が出来る訳が無い」と過小評価する理由は、ユダヤ支配下MSMマスコミが偽イスラエルに敵対するイランの仕業、或いはイエメンの背後に存在するとしてイランにその責任を押し付け、偽イスラエルの駒である米国をイランへの攻撃に向ける為である。
 しかし、トランプ政権は表面上はイランを非難するものの、そのユダヤに牛耳られているMSMマスコミの煽動には乗らない。現在、米国内に於いても、マスコミやネオコン、ネオリベラル、シオニストの介入派と、反グローバリズムの非介入派との戦いが行われている。

 旧約聖書「サムエル記」の「ダビデとゴリアテ」と同様に、イエメンのフーシ派こと「神の支持者」アンサール・アッラーの小型ドローンが、米国製の武器で鎧を固める巨人サウジを打ち負かしてゆく。それは、サウジとの同盟国である偽イスラエルのゴリアテに対するパレスチナの抵抗運動「インティファーダ」と同じであり、現イスラエルが「偽物」である事に対してパレスチナこそが「ダビデ」であることをも表現しているのである。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(3/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(1/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force」

  ・2019/09/16付:『レバノンのヒズボラが現「偽」イスラエルの無人機を撃墜し報復/Retaliation that Lebanese Hezbollah shot down Fake Israeli drone』
  ・2019/09/16付:「パレスチナのイスラム抵抗運動ハマスが偽イスラエルに報復:無人機撃墜、無人機で戦車攻撃、ネタニヤフ逃走/Retaliation from Palestinian Hamas to Fake Israel」
  
  ・2016/10/16付:「欧米との石油利権で腐敗するサウジへ911テロの自身の犯罪をすり替えるイスラエル・米国・・・日本はイエメン殺戮に手を貸すのか」
  ・2017/04/14付:『一次資料「古代ヘブライ語聖書原文」はアラビア半島にエルサレムを定める・・・シオニスト・現イスラエル国の論拠崩壊』
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  ・2019/05/24付:『ポンペオは白状した「CIAの私達は嘘をつき、騙し、盗んだ」/Pompeo "I was the CIA director. We lied, we cheated, we stole"』
  ・2019/06/21付:「トランプはサウジ政権を侮辱し続けている…米国の「奴隷」サウジアラビア/Trump keeps insulting Saudi Arabia. "US's Slave" Saudi Arabia」
  ・2019/08/20付:「UAEはイランに接近する。果たしてサウジは今後……?/UAE approaches Iran. How does Saudi Arabia do really from now on ?」
  ・2019/08/20付:「サウジアラビアが16年ぶりの米軍駐留承認に続きイランのタンカーを解放/Saudi approved US forces stationing again, & released Iran tanker」
  ・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」
  ・2019/09/11付:『八咫烏に見るパレスチナ人と日本人の繋がり、神武東征は阿波の「倭」(邪馬壹國)から奈良の「大倭」(大和国)への「遷移」を物語る/Yatagarasu, Palestinian-Japanese tie』
  ・2019/09/14付:『「パニック症」の現「偽」イスラエルによる侵略攻撃-イラク、レバノン、シリア、パレスチナ/Invasion attack by "panic disorder" present Fake Israel』


 引用文献
  ・2019/09/16付・PRESS TV:「A timeline of Yemeni missile, drone attacks inside Saudi Arabia」
  ・2019/09/17付・ParsToday日本:『イエメン・アンサーロッラー「サウジへの無人機攻撃を拡大」(動画)』
  ・2019/09/18付・ParsToday日本:「イエメン北部をサウジ連合軍が砲撃」
  ・2019/09/19付・ParsToday日本:『イラン外務省報道官「イランは地域の緊張を望まない」』
  ・2019/09/20付・公益財団法人 中東調査会:「中東かわら版 №98 イエメン:サウジの石油施設攻撃に関する動き #2」
  ・2019/09/21付・ParsToday日本:「イエメンが、サウジアラビアにミサイル攻撃」
  ・2019/09/22付・ParsToday日本:『イエメン・シーア派組織、「イエメン爆撃が続く場合にはサウジへの攻撃を続行」』
  ・2019/09/22付・ParsToday日本:「サウジ軍が、イエメン各地を空爆」
  ・2019/09/25付・ParsToday日本:『イラン革命防衛隊総司令官、「アンサーロッラーの軍事力は、敵には信じがたい」』
  ・2019/09/26付・ParsToday日本:『イエメン・アンサーロッラー、「イエメンへの侵略継続は国際安全保障への脅威」』
  ・2019/09/28付・ParsToday日本:『米紙ウォールストリートジャーナル、「サウジはイエメン戦争の限定停戦に同意」』
  ・2019/09/30付・日本経済新聞:「イエメンの親イラン組織 「サウジへ最大の攻撃」 武装勢力フーシ サウジ・イランの対立強まる」

 参考文献
  ・2017/11/05付・毎日新聞:「サウジ 武装組織の攻撃を迎撃 空港にミサイル」
  ・2017/11/05付・産経新聞:「サウジ、弾道ミサイルを迎撃 イエメンから飛来、フーシ派か」
  ・2018/07/27付・ParsToday日本:「イエメンの無人機が、UAE・アブダビ空港を攻撃」 
  ・2018/08/16付・ParsToday日本:「イエメン軍が、UAEアブダビ空港に対するイエメン軍の攻撃の詳細を発表」
  ・2018/08/28付・ParsToday日本:「イエメンの無人機が、UAE・ドバイ空港を攻撃」
  ・2019/05/15付・公益財団法人 中東調査会:「中東かわら版 №32 サウジアラビア:ドローンによる石油パイプライン攻撃」
  ・2019/05/23付・PRESS TV:「Yemeni forces release footage on Abu Dhabi airport ‎strike」
  ・2019/07/07付・PRESS TV:「Yemeni armed forces display new domestically-built missiles, drones」
  ・2019/07/09付・MintPress News:「UAE’s Yemen Troop Withdrawal Follows New Houthi Weapons and Threats of Attack on Dubai」
  ・2019/08/26付・PRESS TV:「Yemeni drones attack military target in Saudi Arabia's capital Riyadh」
  ・2019/08/30付・d menuニュース(JBpress):「年末にかけて急騰する可能性が出てきた原油価格」
  ・2019/09/15付・THE IRANIAN:「Houthis Strike At Saudi Arabia’s Throbbing Heart」
  ・2019/09/16付・THE IRANIAN(Zero Hedge):「Houthis Say It’s Not Over – Saudi Oil “Still Within Range”; Iraq Denies Its Territory Used」

 関連文献
  ・2019/09/26付・THE IRANIAN:「How Yemen’s Houthis Are Bringing Down A Goliath」