先日10月23日、厚生労働省は自身の諮問機関である中央社会保険医療協議会の総会において、民間業者が患者を斡旋する「患者紹介ビジネス」を禁止する案を示しました。
老人ホーム等の高齢者施設から紹介された患者を民間の斡旋業者が病院に紹介し、その病院から診療報酬の10~15%程の紹介料をその業者に払った上で、訪問診療等の形で紹介患者の診療に当たっていたと言うものです。
患者自身に選択権が無くなる事、及び病院の過剰な診療に繋がる事等からこれを禁止しようと言う事です。
病院や高齢者施設にとっての「お客様」、或いは「商品」として扱われる患者の方々。患者の方々がいるおかげで医療従事者や福祉施設の従事者は食べていく事が出来ています。
世の中、社会全体においても、もしも皆が「欲望」を持たなかったら、殆どのビジネス・商売は成立しません。この世は「欲望」によって成り立っています。
故に、社会、世間には「偽善」がはびこり、凡そ理想とはかけ離れてしまっています。
欲望と愛の違い、本心、下心。人は不完全で、はかりごとを行なう者。人の為と書いて「偽り」と在る様に、欲望が人の為と言う行為に繋がっています。「心」よりも「行為」が優先されている世の中。その様な「矛盾」の在る社会……。
老人ホーム等の高齢者施設から紹介された患者を民間の斡旋業者が病院に紹介し、その病院から診療報酬の10~15%程の紹介料をその業者に払った上で、訪問診療等の形で紹介患者の診療に当たっていたと言うものです。
患者自身に選択権が無くなる事、及び病院の過剰な診療に繋がる事等からこれを禁止しようと言う事です。
病院や高齢者施設にとっての「お客様」、或いは「商品」として扱われる患者の方々。患者の方々がいるおかげで医療従事者や福祉施設の従事者は食べていく事が出来ています。
世の中、社会全体においても、もしも皆が「欲望」を持たなかったら、殆どのビジネス・商売は成立しません。この世は「欲望」によって成り立っています。
故に、社会、世間には「偽善」がはびこり、凡そ理想とはかけ離れてしまっています。
欲望と愛の違い、本心、下心。人は不完全で、はかりごとを行なう者。人の為と書いて「偽り」と在る様に、欲望が人の為と言う行為に繋がっています。「心」よりも「行為」が優先されている世の中。その様な「矛盾」の在る社会……。