愛丸のサッカー観戦記

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ミドルスブラ-マンチェスターU

2009-05-02 22:46:38 | プレミアリーグ
観戦日 5/2(土)       
 
愛丸’s チェック        
降格へまっしぐらのボロ。
前節のアーセナル戦もいいところなく敗れてしまった。
ここにきてのアーセナル、ユナイテッドとの連戦できついことは間違いない。
それでも残留のためにはもう負けられない。
リバーサイドでの試合だし、なんとか勝ち点1でも。
ユナイテッドが強敵で、なかなか勝てる相手じゃないことはわかってるが、ここは魂全開で向かっていくしかない。
ユナイテッドはこのボロとの試合のあと、中2日でアーセナルとの2legが待ってる。
それを考えると、ここは多少メンバーを落としてきそう。
プレミアも手を抜けるわけがなく、CLも考えないといけない。
サー・アレックスも頭を悩ませることだろうが、選手はそれなりに揃ってる。
質を落とさないターンオーバーができるのは強み。

ボロに赤信号を灯りだした。
まだ降格のライバル、ニューカッスルとの直接対決を残してるとは言え、少しでも勝ち点は欲しかったはず。
この状況なのに、点を取ろうって感じがいっこうに伝わってこなかった。
この時期、降格を争うチームってのは、どこにそんな力があったの?って疑いたくなるようなパワーを発揮するものだが、ボロにはそれがない。
アーセナル戦でもそうだったが、是が非でも勝ちたいって気持ちが少なすぎるように思う。
足がつるまで動き回る選手もいなし、からだごとぶつかっていく選手も見当たらない。
こんなプレーでどうやってユナイテッドから勝ち点を取ろうって気なのか。
守るだけでは勝ち点は1しか奪えない。
その守備でも気持ちがこもってないし、この試合でのユナイテッドなら押さえ込むこともできたはず。
気持ちが伝わってきたのは、セントラルMFのふたり。
トゥンジャイはひとの倍以上に動きまわり、好機を演出しようと必死だった。
隙あらばフィニッシュもって感じ。
これに連動して動いてくれる攻撃陣がいなかった。
アリアディエールは古巣が相手じゃないと燃えないのか、この試合ではぱったり。
M・キングも相変らずだし、後半途中に投入されたA・アウベスもノーインパクト。
このブラジル人にかかった費用を考えると、かなりの痛手。
ここまでできない選手だったとは・・・。
周りと連携が取れてないし、自分の仕事もわきまえてない。
ボロがFLCに落ちたにしろ、この男を拾ってきれるプレミアのチームはないだろう。
がんばってたもうひとりはベイツ。
中盤でなんとかユナイテッドの攻撃を阻止しようと気持ちがこもってた。
戻っての守備も見るべきものがあったし、気持ちのこもったディフェンスを見せてくれた。
このふたりが奮闘したぐらいではユナイテッドに勝てるわけがない。
ノースイーストのライバルとの直接対決がどうなるかわからないが、このままだとボロは降格してしまう。
ユナイテッドは各ポジションでしっかり休養を取らせ、アーセナル戦に向けての準備は万全だろう。
サッカー自体も省エネだったし、そう疲労が残るようにも思わない。
ここで取るってときにしっかり点も取れてたし、相手がいくら降格を争ってる厳しいチームでも強さを見せつけての勝利だった。
V・デルサール、リオを休ませ、中盤ではフレッチャー、キャリックも使わず、・ロナウドも完全休養で、このメンバーがいなくてもこの結果。
このチームがいかに強いのはがわかった。
ギグスの先制点も見事だったが、試合を決めた2点目の取り方が見事だった。
ルーニーが中盤でボールを受けてドリブル、そこへパク・チソンがダイヤゴナルに走りこんできて、ここへのスルー。
このプレーでボロのDF陣はてんてこ舞い。
さらに圧巻がこのスルーをダイレクトで叩き込んだパク・チソンのシュート技術。
なかなか簡単に決めれるもんではない。
誰を使っても、こうやって結果を出せる今のユナイテッド。
アーセナル戦をどういう布陣で臨むかわからないが、ひょっとしたら、アーセナル戦でルーニーを休ませたりして・・・。
さすがに、これはないか。

スコア 0-2

<得点者> 
マンチェスターU  ギグス、パク・チソン
~愛丸's MVP~
ギグス(公式戦800試合出場した次の試合で先制ゴール。中盤センターでスコールズとのコンビも絶妙。まだまだやれる)