愛丸のサッカー観戦記

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ウエストハム-リバプール

2009-09-20 21:04:30 | プレミアリーグ
観戦日 9/20(日)       

愛丸’s チェック
イングランド代表が意外と多くいるハマーズ。
W杯出場を決め、チームもこれで乗ってくるかもしれん。
なかなか上位進出のきっかけをつかめずにいるが、こういうことで勝ち続けることもある。
アップソンがリオの代役で最高のできだっただけに、キャプテンが乗れば、チームにも好影響。
C・コールも成長してきたし、ここのパートナーが決まれば、得点も期待できる。
リバプールは3勝2敗と、やっと勝ち星が先行してきた。
CLも満足のいくできではなかったが、勝ち点3をゲット。
2敗したことは忘れて、ここから全てを勝つつもりでいけば、優勝も狙えるはず。
X・アロンソの穴を埋めれずにいるが、これは時間が解決してくれるだろう。
ラファは4-2-3-1を崩さずに戦うみたいだから、何か考えがあるはず。

ハマーズは負けはしたが、いい試合を展開することができた。
前半の20分にアップソン、26分にベーラミが負傷退場するアクシデントに見舞われたが、交代選手がしっかりがんばった。
キャプテンのけがはそうとうな痛手だろうが、なんとかチームとして乗り切ってもらいたい。
それが、できるような内容だった。
ふたりが欠けたことはかなりチーム状態に響くことだが、攻撃陣に新しい光が。
ひとりはイタリアからやってきたディアマンティ。
トップ下というかセカンドトップというか、それなりに自由なポジションを与えられ、まずまずのプレーを披露。
PKではあったが、プレミア初ゴールも挙げれたし、ここから勢いになるだろう。
セリエB時代のリボルノで14得点挙げてるし、まだまだやれる選手だろう。
ゾラが見出した選手だし、間違いはないはず。
それと大発見がハインズ。
左サイドでのプレーだったが、あのスピードはかなり魅力的。
リバプールDF陣はこの男の対応にかなり苦しんだ。
この男のパスミスで先制点を献上し、落ち込むかに思われたが、それが、これをばねにここから輝きを増した。
同点に追いつくPKを獲得したのは、スピードを活かしたドリブル突破だったし、G・ジョンソンにそこまで活躍の場を与えなかったのも、この男が左サイドに君臨したから。
まだ荒々しいプレーが目立ってるが、経験を積んでいけば、プレミアを代表をするようなスピードスターになるはず。
C・コールも高さ、強さ、うまさが増してきてる印象だし、攻撃陣はじょじょに高いレベルまで引き上げれてる。
後半出てきたダイアーも、あの頃を思い出させるようなプレーを披露できてきたし、ベーラミの穴はこれでうまるはず。
SBに廻ったフォベールもスピードを活かしたオーバーラップもあったし、守備力もだいぶ向上してきた。
2度も追いついた精神力も身につけてるし、ここからハマーズはおもしろいサッカーを展開してくれそう。
リバプールはハマーズのスピードサッカーに苦労しながらもエースの活躍で、アウエーで勝ち点3をゲット。
F・トーレスの状態はすこぶる良さそう。
あの先制点は見事だった。
スペイン的に言えばゴラッソ。
縦に突破するスピードとテクニック。
それと、あのシュートのすばらしさ。
スライディングしながら、グリーンのニアの上を抜く強烈なシュートは、どのGKも止めれないだろう。
決勝点もこの男のヘディングだったし、エースがやってくれれば、チームは勝つことができる。
ジェラードが今までほどの輝きが感じられないのは不満だが、これはやっぱりX・アロンソがいなくなったからか。
ルーカスでは代わりは勤まってない。
あの展開力はX・アロンソしかできないし、そうなると、ジェラードにその負担が。
最後のパスを出すってことだけやってればいいわけではなく、展開、組み立てもやらなくてはならない。
トップ下ではなく、セントラルMFで使うのも手かもしれん。
この試合、左SBのインスーアが開幕戦よりもかなりいいできだった。
積極的に攻撃参加してたし、守備でも慌てる場面はなかった。
まだこれといった武器を手に入れてるわけではないが、マラドーナも目をつけてるみたいで、ラファの元、しっかり経験を積んでもらいたい。
2失点したことは問題だが、今のリバプールには勝ち点3が必要だし、しっかり勝てたことはよかった。

スコア 2-3

<得点者> 
ウエストハム  ディアマンティ、C・コール
リバプール   F・トーレス×2、カイト 
~愛丸's MVP~
F・トーレス(まさにエースとしての働きっぷり。あの先制点は見事なものだった。まさにゴラッソ。決勝点もゲットし、状態はすこぶるいい)