サラゴサーラシン・サンタンデール

観戦日　5/7(月)　　　　　　　
　
愛丸’ｓ　チェック　　　　　　　　
サラゴサ、ラ・ロマレダで手痛いエンパテ・ア・セロ。
取れるチャンスはいくらでもあった。
アイマールがフィニッシュに絡む時はたいてい決定機に。
前半はいつものように右サイドに位置していたが、ラシンの猛攻に合い、なかなか攻撃に絡めず。
これが、後半、ピボーテというか、中盤の真ん中に位置してからいきいきしてきた。
あの切れのあるアイマールに。
ダレッサンドロ、Ｄ・ミリートの同胞ふたりともうまく絡めた。
もっともっとボールを集めてもよかった。
ダレッサンドロの方にボールがいきがちで、これでもチャンスにはなるが、ちょっと持ち過ぎる。
ふたりに均等にボールが振り分けれれば、ラシンはもっと混乱したはず。
惜しかった。
ここにきて、Ｄ・ミリートに当たりがなくなってきたのは気になる。
マークがきつくなってきてるのもあるが、ピチチを狙うならここが正念場。
Ｓ・ガルシアとのコンビもよくなってきてるから点は取れるはずだが・・・。
攻撃陣はよくやったが、点は取れなかった。
が、守備陣はしっかり守って点をやらんかった。
よかったのはＣＢコンビ。
Ｇ・ピケがサスペンシオンで出れなかったが、この穴をセルヒオがしっかり埋めた。
ジギッチをしっかり押さえ込んだ。
あのリーガナンバー１タワーに仕事をさせなかったのはすごい。
ここからの落としを押さえ込んだから、ムニティスにもそこまで仕事をさせず。
この凸凹コンビが機能しないと、ラシンは苦しい。
前半のサッカーがしっかりできれば、得意のフエラで勝てたかも。
コルサ、Ｏ・セラーノとそれなりには動けたが。
ラシンではトーニョがよかった。
アイマールのＦＫにＤ・ミリートがドンピシャで合わせたボレーをスーパーセーブ。
このセーブが勝ち点１を手に入れた。
ラシンは地味なチームだが、いい選手をよく出す。
昨シーズンまでのアワテもいいＧＫだった。
今シーズンはＤＦのガライがいい。
この試合ではそこまでの活躍はなかったが、間違いなくこの夏の目玉になる。
守備よりもあのキックはかなり魅力。
まだ若いし、ＤＦ面での強化ができれば、一流のＣＢに。
サラゴサはこのエンパテがどう響くか。
４位が見えてるだけに、ここが踏ん張りどころ。
サラゴサがＣＬに出るとなると、どうなるだろう。
楽しみだ。
が、バレンシアも簡単には引き下がらないぞ。

スコア　０－０
＜得点者＞　
　なし
～愛丸's ＭＶＰ～
セルヒオ（最近、Ｇ・ピケのかげに隠れがちだったが、出ればしっかりやれることを証明。高さと強さはたいしたもん）