かてぃさんの雑記帳

単なる自分の備忘録です。要はその時自分は何を考えていたのかを残しておきたいだけです。
基本 個別株については書きません。

週末雑感(2024/4/7)

2024-04-07 10:39:23 | 日記

世の中 桜の開花の時期になってきました。

新しい生活が始まってきた人もいるでしょう。

1990年に証券界に入り、35回目の桜の季節です。

何か新し事がしたいと思っていながらズルズルここまで来たという感でしょうか。(-_-;)

 

さて今週は日本では新年度の始まりで、株は売りから入るところが多かったようです。

ファンドマネージャーは年間の成績で翌年のサラリーや仕事が決まってしまうので新年早々に利益が欲しいのは判る。

年度末に損出しをしたとしても含み益は簿価は変わらない筈なので売りから入って年間の何分の一でも利益を確保して、1年を始めたいのは気持ちとしても解かる。だから、例年のとおり年初は売ってから始めるという事でしょう。

特に2024年に入ってからの上昇は大きかったので売却→手垢のついていない銘柄へのシフトなんて考えますが、意外と手垢のついてない銘柄なんて無いのも現実です。

本当ならグロース250銘柄に行きたい感じなのでしょうが、日本には本当の意味でのグロース株が無い感じがします。

何年損失を垂れ流しているんだという銘柄も多く、新株予約権を発行して増資で資金を集めることを繰り返す企業の数々。本業が株券印刷業みたいな上場企業も多い。まともに銀行から相手にされず、かといって公募増資も出来ない上場企業。

東証はもうお腹いっぱいに資金有りますと言う所はMBOで退場するのに、デットで資金取れないところは怪しげなハコとなり上場廃止もせずに生き残り時折デイトレーダーのおもちゃとなって急騰するがすぐ元に戻ってしまい、その間に新株予約権(ワラント)を持っているとこだけが何割かを抜く。それで良いのか?アンジェス?みたいな企業があまりにも多い。

やはり、もう少し企業が成熟してから上場した方が良いと思う。それ前の段階で資金化したいだけならM&Aでどこかの旦那衆にでも買ってもらった方が健全な経済だと思う。株券印刷業みたいな企業は取引所のリソースも食いがちだから有利発行のワラントとか株式のファイナンス回数の制限をした方が良いんじゃない?1回や2回はやむにやまれてそんなファイナンスをしなければならない企業は有るでしょう。

しかし、20数回とか30回目の発行とか市場を舐めているとしか思えない。あなたたちの企業は経済にも日本にも世界にも全く貢献していない。ヒモ企業だよね。そんなのに関わっている暇なんて日本経済には無いと思うんだけど如何でしょう?

 

まあ、言いたいこと言ったから少しすっきりした。

さて、日本株は今年前半の上昇から調整局面。そろそろ投げなければならない投資家に投げてもらう時期に来ているかも。

結局、4万円で買って→幾らで売りたいんだ?というイメージが湧かない。そうだとすれば4万円以上で本来買うような投資家さんたちが将来の需要の先食いをした可能性がある。そうならば、調整期間はある程度長くなる?

生成AIなんて3年分くらいの先食いした感が有るので、新しい技術の芽が出て来るまでは大幅に居所を変えるには時間がかかる。

 

数年前のTSLAと今年のNDVAは少しダブルよね。時価総額が大きくなってファンドがこれ以上持たなくてもよくなってもNASDAQとかMSCIの指数に付いていくには持たなければならない状況。欲しくて買った時期は過ぎて、後ろ向きになって買っていたと見えた。

だから、調整は健全なのかもしれません。

1/26の安値35687円と3/22高値41087円の半値押しは38387円。

一目均衡表なら基準線になるのかな?日柄がもう少しあるので日足だと基準線は割れて先行スパンの雲になっているかもしれませんが、この辺までの調整は普通に健全だと思います。ただ、あまり25日線から下には乖離して欲しくないとも思っています。

銘柄的には半導体買っちゃった。金融買いましたとなれば個人的には国防関連産業を長い目で追いたいかな。重工はど真ん中なのでそれ以外のチャートはあまり見えてないけど新明和とかアームとかダイキンとか安かったら買ってもいいかな?石川とか豊和工とか行ったらやりすぎ。それと原発関連。こちらもアームとか木村化工機。2008年とか大きな相場やってますがもう15年とか経ってますから変な売り物は出て来ないんじゃないですか?基本個別株は書かないつもりでいますから株価はほとんど見ずに言ってるだけです。自分で研究してくださいね。

 

最後、雇用統計。

 

まだ判断付かないけど、数字はちゃぶついている感じがします。

 

元気出して行こう!