イエレン議会証言を受け、金利引き上げが先延ばしになるとの見方から米国金利は低下→ダウ最高値→円高となって東京に戻ってきた。
NYの株高とドル安円高の綱引きの中、寄り後は株高で反応したがその後失速。円高との綱引きに敗れて株式はマイナス圏に行くものの、引けでは小幅高で終わる。
この1ヶ月間、ドル高には株価は反応しなかった。しかし、円高にはそれなりに反応する展開。
20200円がなかなか抜けないため、日経平均採用銘柄ではなく、ジャスダック・マザーズ・東証2部などに資金が行っているため日経平均は上昇しにくくなっている。その上、日経平均を構成するウェートが高い値ガサのPERが高めになっているので値動きも悪くなっている。
かと言って、バリバリのバリューに資金が行っている訳でもない。どうも、中途半端な感じです。
あれこれ言いましたが、結論は20000円で買っていた投資家が見切り売りか、やれやれ売りかわかりませんが保有株を売ることにより上値が軽くなってくると言うことだろう。要は相場には生贄が必要だってことです。
誰かが血を流さねば前に進まないと言うことです。皆さん、生贄にならないように!では。