先日の台風及び本日の地震で亡くなられたり被害に遭われた方に対しお悔やみとお見舞いを申し上げます。
さて、マーケットは海外株式安と地震を受けて東京株式も続落。ただし、印象としては踏みとどまった感が強かった。
経済状況が悪い時期なら400円安くらいはあったのでは無いか?幸い、地震での被害が震度に比べれば小さい感じがしたのも大きく下げなかった要因かも知れません。200日移動平均線を割らなかったのも今後には繋がるかもしれません。
しかしながら、このところの日本は災害続きで亡くなる方も出ている。天災なら仕方ない面もありますが、日本の社会資本やインフラが脆弱になっているのは否めない。しっかりとメンテナンスすることにより防げる災害は多いのでは無いか?
ビルでも家屋でもリニューアル工事や保守することによりその資産の価値を高めることもできる筈なのに、日本の社会資本に対するメンテナンスの費用を掛けなさすぎるのでは無いだろうか。
新しく作ることばかりで、今あるものを大事に使っていくという発想が乏しいと思える。アメリカなら何十年もたつ家なんかでも十分に資産価値があるのに、日本ではゴミ扱いですから。それは新しいものを次々と作らなくてはGDPは高まらないかもしれないですが、発想が違うと思う。
国土を強靭化することが国民の資産価値を守り高めることになる事をもっと政府は発信しなければならない。
あまりにも災害が多いのは国が乱れているからなのではないかとさえ思ってしまう。
よく書きますが、国が乱れた時にはKoeiの三国志ではイナゴ発生や洪水・地震が起こり国の価値が下がり民の忠誠心も大きく下がる。今の日本もそんな感じさえします。
以前、民主党は「コンクリートから人へ」のスローガンで公共事業を激減させた。無駄なハコモノを作らないというなら賛成も出来ようが、国民の財産を減価させる政策には反対する。コンクリートが悪いわけでは無いと思う。必要なところに必要な資金を投入しないのが悪いのだ。民の忠誠心が高まれば国富も高まるに違いない。
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