先週末の雇用統計は以下の通り。
・米・6月非農業部門雇用者数:+22.4万人(予想:+16.0万人、5月:+7.2万人←+7.5万人)
・米・6月平均時給:前年比+3.1%(予想:+3.2%、5月:+3.1%)
・米・6月失業率:3.7%(予想:3.6%、5月:3.6%)
これを受けてニューヨークは小幅ダウン。
今まで年内3回の利下げについて期待されすぎていた感じはある。適温相場といえば聞こえは良いけど、そこまでの景気悪化は感じないし、むちゃくちゃ景気が良すぎるとも思えない。
ただ、3回の利下げをマーケットが織り込んだとしたら、市場参加者は今後どの程度を想定しているのか?マーケットは時に行きすぎることもある。
ここからは、景気が過熱すぎることも大きく悪化することもFRBは防がなければならない。どうも、米国には処方箋がないような感じがする。
一方、日本は消費税率増税で景気は多少悪化するだろう。ならば、財政の出動も必要になる。もし、財政出動するなら増税分の2年分くらいは先手を打って行う必要は感じる。でも、バラマキは駄目だ。しっかり企業に資金が周り、サラリーマンの給与所得が伸びるような手を打たないといけないだろう。
この選挙では年金の話が多いけれど、所詮高齢者は支払った年金保険料以上の給付を受けている。これは制度が出来た時に現役であったから仕方ない部分はあるが、あくまで年金制度は保険だ。支払った金額より多くの給付を受ける人が大多数なら保険制度は崩壊する。
だから、給付を抑えるのはやむを得ないと感じている。
特に団塊の世代は自分たちは反政府の学生運動をしてきた人たちで政府に対峙してきたのに、いざ年金をもらう段になったら政府に頼るのには違和感がある。
なんか、野党の年金の話を聞くとこの国はホントに社会主義国なんだと思わされる。
自民党もはっきり自己で備えてくれと言うべきなんじゃないか?
国民年金だけなら出ても月6万円だよ。そんなんで暮らせるわけないじゃないか!年金で全てが賄えるなんて幻想だよ。
まあ、選挙に行くのはお年寄りが多いから票はその方が取れるのだろうけど。
だから、若い人が年寄りより選挙に行って年次別の投票率が上回れば世の中変わるかもね。
おっと、株の話だよね。国内は自民党が予想以上に票を取れば株は上がると思っている人が多いんじゃない?
東京の70%は外国人投資家だから、自分が外人になったつもりで考えれば旧民主党が予想以上に勝ったら株は売ると思うよ。話に現実味が無いから。
個人的には自民党は改選議席ぐらい取れるかもと思っているけど。(ちなみに自分は自民党員でもなんでもない株屋の社員ですが(^^;;
もうすぐ世論調査でも出るだろうから楽しみだよね。
もしかしたら、ダブル選挙しない方が結果が良くなったりするのかもって考えるようになりました。
消費税増税はしない方が良いとは思っているけど。
今日はこれくらいにします。
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