五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

侵略!イカ娘  第3話

2010年10月20日 | 漫画・アニメ
「イカ娘」も3週目に突入。
原作準拠で、目新しさはあまり無いけど(えー)今回は主題がはっきりしてました。
ずばり、

 「怖いものは人それぞれ」

イカ娘を幽霊で怖がらせてやろうと、肝試しを企画する栄子さん。
ボディガードとして呼んだ悟郎くんが一番怖がってる。ライフセイバーでも、幽霊は怖い。

  

早苗さんの参加動機が不純ですが、気にしない。むしろ歓迎。
怖がりまくる悟郎くんに、「チキン!!」…イクトと喧嘩する日奈森さんに見えた。。

皆と墓場ではぐれてしまったイカの人。
ホタルイカの能力で発光、皆に見つけてもらおうとするのが逆効果に。

  

人間どもが、何故に幽霊などというものを怖がるのか、理解出来ないイカの人。
「見えないものに恐怖を感じるのはおかしい」
「サメやシャチが襲ってくる方が怖い」
まったくもって同感です。
いるかどうかわからない幽霊よりも、実際に命を奪う生きたものの方が怖いのです。

  

しかし…。
原作には無かった、イカ娘さんを見送る本物の幽霊。
ちょっとビビッた。でも、イカの人は怖がりません。

で、次はイカ娘さんが怖がる番です。

  

子供たちが遊んでる、シャチやサメの浮輪(浮き袋?)に恐怖するイカの人。
「イカ娘ビジョン」と称して、いかにサメやシャチが怖いかをリアルに伝えてる。
とうとう失神してしまうイカ娘さん。
子供たちにとっては面白いモノでも、イカの人にとっては恐怖の対象なところが、
「生きたモノの方が怖い」と言ったイカ娘さんの主張に芯が通ってる良い演出。


@斉藤渚

「れもん」に新しく入った、バイトの女の子。
ボーイッシュなサーファーな渚さん。ちょっと映ったむちむち(死語)の太ももが
タマランチ会長な彼女。

  

イカの人に対して、非常に恐怖します。
侵略という危険な思想の持ち主で、鋭利な触手まで常時装備しているイカの人は、
渚さんにとって恐怖の対象以外の何者でも無かったという。

  

子供たちに人気のイカ娘さん。
でも、渚さんは騙されません。ある意味、今までの登場人物の中では一番マトモな
神経の持ち主なのかもしれません。

  

悪乗りして、怖がる渚さんを更に怖がらせるイカの人。
今まで、栄子さんたちに舐められっぱなしだったイカの人にとっては、怖がってくれる
渚さんは、マジ天使。イカ娘ビジョンでも、渚さんは天使に描かれてます。

怖がりながらも、何とか自分でイカの人の侵略を食い止めようと決意する渚さん。
滑稽なようですが、幽霊を怖がる皆さんや、シャチの玩具を怖がるイカの人、同じ
レベルに描かれているのが上手い。
今週は、わかりやすい演出にヤられました。やるな「イカ娘」。単なる萌えアニメじゃなかった…かも。


●今週の千鶴さん

  

怒ると怖いけど、この笑顔はマジ天使。
腹黒さは、原作よりも抑えられてるけど、端々に見られる天然なのか腹黒さなのか
わからない言動がス・テ・キ。
悟郎め、勝負だ!(勝てる気がしないでゲソ