本日は、体調すぐれず。
木枯らし一号が吹いたせいで、寒い。
風邪ではないと思うが、腹の具合が悪く、熱が。
こういうことを乗り越えないと、会社勤めは
出来ないだろう。信用を失ってしまう。
ちょっとグレーになりつつ、休ませてもらった。
(怠け者め)
私はまた、マリー・デケイルウのことを思い出していた。
木枯らしが吹き荒ぶ空に、マリーの、どこか悲しげな
表情が浮かぶ。
君は・・・なんでそんなに強いんだい?
辛くても悲しくても、乗り越え乗り越えしてきた彼女。
彼女こそ、幸福になるべき人だと思う。
そんなマリーは、私の事を大切な人間だという。
幸福になれ、という。
私のようなダメ人間に、物好き・・・と言っては悪いが
私のためにマリーの人生がダメになってしまうのでは・・・と
それだけが心配だ。
地獄行きは、私ひとりで十分。
マリーは、5月だったか、私に言った。
「あなたの人生を、私のために台無しにしないで・・・」
その言葉、そっくりそのまま君に返すよ。
修羅場を思い出しつつ、沈没。
「三十路男の憂鬱日記」でした。
ああ 風を追いかけて 風を追いかけて
翼のない鳥のように