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テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

テレキャスのネックを外して調整

2020年09月10日 | 楽器
読者のみなさん こんにちは

マスクは息苦しい

ヘッドフォンは暑苦しい・・

ということで・・


残暑厳しい日が続くが来週からは秋らしくなるようだ

マスクもヘッドフォンも快適になるだろうか?


昨日はドラゴンテレキャスのロッドを調整した

少しネックが順反っていたのだ

調整にはネックを外す必要があるのだ

いずれは通る道なのだ


ネックとボディの接合部分もチェックしておきたかった

ネックの角度を微調整する為にシムという板を挟んでいることがある

モダンなフェンダーギターの多くはレンチで調整できる構造になっている


このギターはあくまでもヴィンテージに拘っているのだ

ジェフベックが贈った59年製のテレキャスの仕様に拘っているのだ



ネックが反ることは普通なのだ

新品で購入すれば、落ち着くまでネックは動く

もちろん、季節の変わり目ではどんなギターも動く

ネックが動かないことを自慢?している人が希にいるが・・

ネックに極太の鋼鉄の棒が入っているのだろうか?

最初期の頃のギターにはトラスロッドが入っていなかった

「ネックが反ったらどうするの?」

どうしたのだろうか?

ちなみに現在でもクラシックギターにはロッドが入っていない

ナイロン弦はテンションが弱いがネックは反るのだ

ネックアイロンという専用機械で調整するのだ

結構な作業になるのだ

その後、ネック調整が出来るようにロッドが仕込まれた

最初期のロッドは順反り方向のみに対応していた

現在は順反りにも逆反りにも対応しているのだ


本音を言えば、ロッドを仕込みたくないのだ

ネック側の重量にも音色にも影響してくる

それ故に可能な限り細く軽いトラスロッドを仕込むのだ

廉価なギターの場合にはとにかく丈夫を最優先させる

ということ

塗装もトラスロッドも頑丈で丈夫が基本になる


ネックを外したところ、ロッドはプラスネジという仕様だった



意外にも軽い力で回すことができた

どのくらいの回転が良いのかは様子をみるしかない

とりあえず、僅かに右に回してみた

そんな状態でネックを取り付けて弦を戻したのだ


本当は弦交換のタイミングで行うと良いと思う

私の場合には弦を張ったまま(緩めて)作業を行った

先日、弦を張り替えたばかりなのだ



ネックの反りは時間や場所を問わない

どんなタイミングでも作業を行えるようにしておきたい



ストラトも新品の頃は頻繁にネックが動いていた

調整用のレンチも心もとないほどに細い

廉価のギターの半分くらいなのだ

「何でこんなに細いの?」

と心配になったことを思い出す


すべては音色と弾き心地の上に成り立っていることを後に知る

このギターは『良いギター』を私に教えてくれた

「結局、形とか一緒じゃね?」

「何が違うの?同じだろ?」

という人も多い

気付きなのだ

自分で気づくしか方法がない

ネット検索で調べても意味がない

実際に良いギターを自分で買って、使ってみるしか方法はない


ギター好きならば、一本は良いギターを持っていたい

間違いなく幸せな気持ちになれるのだ

どんなモデルでも良いと思う

海外のブランドでも日本製でも良いと思う

廉価のギターの上のさらに上くらいのギターを体験していただきない

他人の借り物ではダメなのだ

私は他人のギターで良い経験をしたことがない

色々な意味で居心地が悪い


脱線したが・・・

無事にネックの調整が完了した


部屋の中でも場所によって条件がことなる

エアコンとギターの位置なども関係していると思う

その場所が悪いということではない

ギターもその場所で落ち着けば良いのだ


ネックとボディの密着感も良い感じなのだ

メキシコ製のフェンダーを見直した


真面目に作られているギターは弾いていて気持ちが良い

定期的に生音で弾き込むことをお勧めしたい

ビビリ音にも気づく

各弦の音量バランスなどにも気づく

手が届くところにギターを置いておきたい

仰向けになったまま、暗闇でギターに手を伸ばす

耳も神経も研ぎ澄まされているのだ

起床の前に私は数十分くらいそんな至福の時間を過ごす

その時の相棒が何になるか?

はその時の気分次第なのだ

目を閉じて音に神経を集中させるのだ

そんな時間で生まれたリックも多い

伝わっているだろうか?

ギターは楽し😉 




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