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テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ギブソンレスポールの補修が完了したよ・・・(^◇^)

2014年03月10日 | 日記
常連読者の皆さん、お久しぶりなのだ

レスポールのヘッド部分の塗装剥がれの補修に苦戦しているのはご存じだと思う

最初の剥がれ補修の画なのだ



第一段階の補修が完了したと同時に他の部分の塗装も剥がれてしまったのだ

以前にご紹介したラッカー補修液なのだ



ネットで見かけた使用レビューをご紹介したい

「ちょっとした部分の補修には最適ですよ♪」

「でも、使い切るのは大変かも・・一生使えるかも?」

という感じなのだ


私の場合には完全に使い切ってしまったのだ

おそらく一般的な使い方と異なるのは理由だと思うのだ


普通の場合には一部の欠けなどに軽く盛るような使い方なのだ

”それ以上、塗装が剥げないように・・・”

当然ながら、誰が見ても補修部分が一目瞭然なのだ



私も補修スタートの時点ではそんな感じだったのだ

「なんか見た目が悪いなぁ・・・」


一箇所ならば何とか我慢も出来るが・・・

複数の剥がれでは仕上がりが美しくないのだ


何だかんだ剥がれの箇所を指で弄くっているうちに欠片が落ちてしまったのだ

実はこれが完全補修の『ヒント』になったのだ


完全に陥没した状態なのだ

タッチアップ補修というレベルではないのだ


補修液を盛っては乾燥、研磨・・・

を丁寧に行ったのだ

「ちょっと盛り過ぎかな?」

というくらいがちょうど良いようだ


子供の頃に経験したプラモの補修が役立ったのだ



これは最終段階の研磨の画なのだ



車の補修などに使う補修ブロックがあったので活用したのだ



研磨剤も車用を代用したのだ

実はプロの現場でも車用の補修キットを使うことが多いというのだ


仕上げの後に弦を張って完了なのだ



もう一枚・・・



画像では分かり難いと思うが・・・

かなり完璧な仕上がりなのだ


中途半端に浮きあがった塗装に黒色のタッチアップで補修してもキリがないのだ

解決にはなっていないように思える

「あれ? この前塗った場所が広がっているよ~」

という流れになるような気がするのだ


私の場合には浮きあがった塗装を思いっきり剥がしてしまうのだ

普通の人はやらないと思う


結局のところ、塗装が弱い部分をすべて補修した事になるのだ

おそらく、これで大丈夫だと思うのだ


環境の変化でネックが反るように弱い塗装が反応してしまったのだと思う


「ギブソンの塗装ってそんなに弱いの?」

と思う方も多いと思う


すべての個体が弱いわけではないと思う

しかしながら、私の知人、友人のギブソン弾きのギターは何らかのダメージを受けているようだ

経年変化なのか?

経年劣化なのか?

は個人の感覚の違いだと思う


ギブソンの塗装が弱い理由がある

それは伝統的な『オールラッカー』を採用しているからなのだ


国産のレスポールでもラッカー塗装を謳っている個体があるが・・・

実はオールではないのだ

下地にはポリウレタンを塗っている事が多いのだ


温度変化が激しく多湿の日本の環境を考慮した結果だと推測できる


オールラッカーとの違いは何か?

基本的にラッカーは空気や湿度の影響を受け易い塗装なのだ


つまりはギブソンのような塗装方法は良い意味で経年変化を助長する働きがあるのだ

一方の下地にポリを使ったギターは経年変化が起こり難いという事になる


ボディ内の水分量を一定に保つという意味合いも兼ねているのだ


ハムピックアップを用いた高級ギターの代名詞的存在にポールリードスミスが挙げられる

形状からギブソンと比較される事が多いギター(メーカー)なのだ


値段でもギブソンに負けていない

しかしながら早い時期からフェンダー同様にポリ塗装に切り替えているのだ


経年変化の助長よりも品質保持を最優先した結果だと思うのだ

「ポリ塗装は経年変化は起こらないよ・・」

という意見を見かけたことがある


私のストラトもアリアもポリ塗装だが・・・

確実に音が変化しているのだ


”オールラッカーよりは変化し難い・・・”

というのが正しい表現なのだ


特にストラトはコンデンサーの馴染みもあると思うが・・

近年、激的に音色に色気が増してきたように感じられるのだ

今後の成長が楽しみなギターなのだ




話をギブソンに戻そう・・・

ギターに関しては非常に神経質なのだ

過去には些細な不備が理由で手放したギターも多いのだ


今回のギブソンの事象が安ギターならばすでに手元には無いと思う

実は補修の最中にあらぬ考えが頭をよぎったのだ

『これを下取りに出して他のレスポールを買おうかな?』

どのくらいの下取り金額になるかは分からないが・・・


熟考した結果、それは無いと思えてきたのだ

音に関しては相当に気に入っているのだ


個体差が激しいと言われるギブソンだけにこれ以上の音のギターに出会える保証はないのだ


”レギュラーライン内限定・・”

という考えだが・・


読者の皆さんに音源で伝わっているかは分からないが・・

とにかく最高の音なのだ


最高の音というよりは『ギブソンの音』なのだ

独特の雑味が感じられるのだ


ダンカン搭載のトーカイもかなり良質の音だといえるが・・・

ギブソンとは程遠いのだ

何だかんだ言ってもトーカイの音なのだ


まったくもってギターは不思議なのだ

楽器店のお兄さんが以前に言っていた言葉を思い出したのだ

「ギブソンとフェンダーって不思議なギターですよ・・」

「コピーモデルも多いけど、同じ音は絶対に出ないんですよね」

「何故だか・・僕にも明確な理由は分からないですけど・・・」


近年に限って言うならばフェンダー製の方が各ギターの品質が安定しているという

どの楽器店で購入しても似たような音だという事らしい

大手の楽器店が総代理店を務めているからだろうか?


一方のギブソンは楽器店の店員さんも悩むほどに個体差が大きいという

ちなみに『当たり』のギターはカスタムショップ製に肉薄するような音がする事も稀にあるようだ


思い込みかもしれないが・・・

私のレスポールは音色は当たりだったような気がしているのだ



塗装部分に関しては微妙なのだ

「こんなに早い時期に塗装が浮く個体も珍しいですね・・・」

という事なのだ


欧米的な考えをするならば・・・


”ヘッドの塗装は音には無関係・・・”

という事なのだ


非常に複雑な感じなのだ


まぁ、結果的に納得がいくレベルに補修できたので良しとしたい

今後、塗装が剥げた場合にはプロに任せようと考えているのだ


”日本品質のラッカー仕上げ・・”

というものがあるらしい


ちなみにレスポールを使った新曲を作っているのだ

すでにギター、ベースの音入れは完了したのだ


残るはアレンジと仕上げという感じなのだ

おそらく読者の皆さんの好みだと思う


かなりジミーペイジなのだ












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