テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

マルチエフェクターの『アサイン機能』を使いこなす

2020年05月03日 | 楽器
本日、お初の音源を録ってみた

後ほどお聴きいただきたい

解説無しには理解が難しい変態系なのだ


ところで読者の皆さんはマルチの『アサイン』という機能をご存じだろうか?

上位機種には100%備わっている機能


アサインとは『割り当て』という意味なのだ

エフェクトのパラメーターに任意の数値や動作を割り当てることが出来る


この機能はGT-100を使っていた頃から知っていたが・・

設定が面倒臭いという理由で使用を割けていた

正直な話、曲中でも使いどころが難しい

まぁ、ロック系ではほぼ不用だと思う



解説ではこんな感じ・・

何となく物理の授業を思い出す

私も避けてきた関門なのだ

一般ユーザーの場合、恐らく一割未満も使用しない機能

しかしながら、理屈を理解すれば武器になる

特にプログレ的な楽曲で活きてくると思う


今回は自動的にパラメーターを動かすという方法でエフェクトをコントロール
しているのだ

もちろん、外部辺ペダルを接続すれば、リアルタイムで動かすことも可能


パラメーターを割り当てれば同時に8個のエフェクトを管理できる

ペダルはワウとボリュームだけではないのだ

フロアタイプのマルチを使っている人もほぼほぼワウだけで満足している
まぁ、それで良い気もするのだ

音と使い勝手が良いマルチの場合にはそれで十分に役立っているのだ

現場にバラバラとコンパクトを持っていかないだけでも労力と時間の節約になる

私もアナログ系は嫌いではないが・・・

現場に持ち込む元気もない

ましてや、その場でセットするエネルギーもない

とにかく一刻も早く音を出したい

スタジオ利用などの場合、前後の準備で時間を食ってしまうのは勿体無い

何の練習をしに行ったのか?

良くある話・・

さらにアンプのセッティングでモタモタしてしまう

脱線しそうなのでこの辺で・・

ペダルは不用な場合には外しておけるのが良い点


このペダルも内部を自分の好みに改造しているのだ

残念ながらデフォルトの精度があまり高くない

非常に惜しいと思う

他のユーザーは気にならないのだろうか?

まぁ、私が細かすぎるのかもしれないが・・・

ギターを弾く環境整備には徹底して拘る


ストラトはロングネックだがアーニー弦が良い感じ


出音やブリッジのバランスも丁度良い

セッティングを煮詰めたストラトのチューニングは狂わない


これは声を大にして言いたい

ブリッジを固定して使うならば他のギターを選んだ方が良い

スプリングの共振を含めてストラトの音なのだ

御大クラプトンが木片でブリッジを固定していることは有名な話

先駆者であり達人だけにそれを真似る人も多い

私も大ファンだが・・

ブリッジの固定だけは真似しない

これは私の持論なのだ

何でも試す私は過去に色々な方法でブリッジをボディにベタ付きさせてみた

何かが違うのだ

まぁ、固定ブリッジ派の方にはどうでも良い話だと思うが・・


今回のようなサンプル音源ではピックアップの性能が効いてくる

特に弦から手を離している時のノイズはすべてのギターの悩みのタネ

ある一流のプロがブリッジと自分の体を結線してアースを取っている
ことは有名な話

ノイズが気にならない人ではプロになれない

我々のような素人でもノイズ対策は重要だといえる

歪み系が好きな人もいつかはクリーン音に惹かれる時期が訪れる

そんな時にギターの性能が身に染みるのだ


”高価なギターと安価なギターの違いって何?”

はギター弾きの永遠の悩みだが・・

こういう細かい部分の処理と配慮の違い

材などの違いはその後の話

最もお金がかかるのは人間なのだ

人件費なのだ

つまり、手間がかかる作業を軽減することがいちが一番のコストダウン

逆の言い方をするならば、その部分に徹底してお金を時間を割ける
ギターは高級ギターだといえる

今回の音源を簡単に説明したい

ディレイのフィードバック量を自動的にかつ段階的に変化させている

リバーブはリバーブタイムを同じく段階的に変化させているのだ

耳が良い読者の皆さんにはこのエグい変化が分かると思う

先にも述べたが・・・

この機能が万人に必要か?

そこに至るのだ

まぁ、何でも知っておいて損はないと思う

マルチのアサイン機能を使わない人はレスポールをフロント
を使わない人と同じ

まぁ、損の度合いを比較すればその比ではないが・・・

買った製品の機能を使い切るという爽快感を味わう事は大事なことだと思う


余談だが・・

ペダルの実践的な使い方として瞬時にエフェクトを切り替えたり

歪み系エフェクトのゲイン量をコントロールする方法が一般的

事前にセットして練習しておけばライブなどでも武器になる

マルチを上手に活用するコツは『事前の仕込み』なのだ

自分が好んで使う設定なを数値化して保存しておける

いまだにマルチを否定する人も少なくないが・・

賢明なる読者の皆さんは快適で便利な機能やマシンを活用していただきたい

因みに歪みだけはアナログでその他はデジタルというプロも少なくない

最先端のプロは足下でもデジタルを活用しているのだ

ギター弾きも時代に乗り遅れてはダメなのだ😉 

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