テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

シグネチャーモデルを買ったらすべきこと

2024年04月06日 | 楽器
雑用の合間に時間が出来たので2話目を投稿したい

正直な話、ギターネタに困ることがないのだ

むしろ、時間が足りないくらいなのだ

まぁ、こんなペースが良いと思うのだ

先に投稿した記事はお読みいただいただろうか?

書き足りなかったことがあったので追記したい

シグネチャーモデルのギターを買ったらすべきことがある

それはそのモデルになったギタリストの曲をコピーすること

シグネチャーモデルを買った人の何割くらいが実行できているのだろうか?

何となく雰囲気でギターを買ってしまう人も少なくないようだ

本人がそれで良いというならば特に言うべきことはない

シグネチャーモデルは総じて完成度が高いギターだと言える

癖が強いギターもあるが実戦機として使い勝手に優れている

優れたモデルが多い中で代表選手はジェフベックモデル

現代のフェンダーストラトにもそのパーツや氏のアイディアが流用されている


私の愛器もブリッジ付近は氏のシグネチャーモデルの流用なのだ



氏のモデルはナットが金属製のローラーナットを採用している

アームを多用する氏の要望だったようだ

チューニングの安定度から言えば有利だが音色には癖が出る

万人向けか?と問われれば微妙な部分もある

ギターは繊細な楽器なのだ

特にエレキの場合にはパーツの素材や重量などが音色を左右する

ジェフベック氏のギターの音をお聴きになったことがあるだろうか?

所謂、ストラトのそれとは大きく異なる

質量が多いまったりとしたロングトーンが真骨頂なのだ

繰り返しになるが氏は特にアームを多用する

ストラトの前にはレスポールやテレキャス(テレギブ)を使用していた

つまりはアームと無縁のギターということになる

氏がアームに目覚めたきっかけは間違いなくジミヘンの登場なのだ

特に本人がそ事実を積極的にアナウンスした事実はないが間違いないと思う

天才肌のベック氏はジミヘンの真似事では終わらない

その辺りが超一流なのだ

コピーに終始する素人ギター弾きとの大きな違いなのだ

一流には『創造』がある

ストラトにノイズレスピックアップを積むというアイディアもベック氏からの発案なのだ

後にクラプトン氏もノイズレスを採用した

「ストラトにノイズレスって合ってなくね?」

という声もチラホラ聞こえてくるが御大のギターやプレイに文句を言う者はいない

良くも悪くもギターは演奏がすべて

その音がすべてを物語る

どんなに高価なギターを持っていても音と発想がショボければ誰からの賛同を得られない

ギターが潔く、正義だと感じられる部分

天才ジミヘンも原点は黒人のアコギブルースなのだ

オリジナル曲も多いがコピー曲も意外に少なくない

スローなアコギ系ブルースをファズで歪ませたゴリゴリのロックに昇華させてしまう辺りが天才なのだ

ボブディランのフォークソングをロック調に昇華させた伝説も有名な話

ディラン氏がいたく気に入りライブではジミヘンバージョンで演奏をしていたことは有名な逸話なのだ

一流達はライバルでありながらも互いに刺激を受け与え、切磋琢磨する

誰が一番上手いですか?

というナンセンスな質問を見かける

何を持って上手いというのか?

音符を詰め込んだ激速な早弾きが上手いのだろうか?

たしかにそんな時代もあった

ちなみに私は早弾きにはあまり興味がない

引き出しとして少しばかり弾ければ良いと思う

私の中のMAXはペイジ師匠の早弾きなのだ

今聴いても十分に速く格好良く感じられる

基本的にペンタを軸にフレーズを組み立てているのにカッコイイのだ


その辺りは十分に研究する価値がある

楽譜通りに完コピを目指す人には疑問がない

良く言えば迷いがないのだ

原曲を聴いて目の前の楽譜の通りに弾くだけなのだ

それも一つのアプローチだと思うが・・・

研究熱心な私はそれでは満足しない

良い意味でギタークレイジーであるべきだと思う

良い意味で変態であるべきだと思う

人生は一回なのだ

星の数ほどある趣味の世界でギターを選んだのだ

可能な限り味わい尽くすべきだと思う


ギターと向き合えば楽しさも増す

何故だかギターの値段に拘る人がいる

値段が高いギターを買うだけで満足なのだろうか?

余計なお世話だが廉価なギターの楽しさを知らないことは不遇だと思う


このギターはシグネチャーモデルではないが改造の際にペイジ氏のテレキャスをかなり参考にしているのだ

トーンベンダーは不要なので取り付けていないが・・

ピックアップやブリッジの仕様などはかなり寄せているつもりなのだ

真似る際にまったく同じ製品である必要はない

そもそも腕が拙い素人が本家と同じ仕様のギターを手に入れても同じ音は出ない

出ないながらも試行錯誤しながら寄せていく作業が楽しい

私も読者の皆さんと同様にYouTubeなどを観ることが多い

特にドラゴンテレキャスなどで検索することも多い

コテコテのコピー派も多いがその一方で
まったくコピーが弾かない(弾けない?)という動画も多い

ドラゴンテレキャスで検索する人はどんなプレイを期待しているのだろうか?


ペイジ氏のあのサウンドやフレーズだと思う

実際のところ、私もそんな一人なのだ

まったく関係がない曲やフレーズを弾いても意味がない

少なくとも私はペイジ氏の名曲を弾くことがひとつの目標になっている

逆の言い方をするならば、本家の曲が弾けない(弾かない)ならばシグネチャーモデルを買う意味がない

読者の皆さんは如何お考えだろうか?

ギター弾きの界隈では少し恥ずかしいことになると思う

「ジミヘンモデル買ったんだろ?」

「なんか弾いてくれよ ジミヘンの曲」

という流れになると思う

ジミヘンの曲が弾けない人がリバースヘッドのストラトを買うのは勇気が必要なのだ

そもそも自分自身が納得できないと思う

何回か弾いたことがあるがかなり弾き難いと感じた

そんな癖があるギターでジミヘン以外の曲を弾くイメージが湧いてこない

まさにギターが主役なのだ

ギターに弾き手が踊らされるという感じだろうか?

リバースヘッド(スイッチ類も逆の仕様)の購入はまだ諦めていない

機会があれば購入してみたい気はあるのだ

その為にはもう少しジミヘンの楽曲のストックが欲しい

技術面でもまだまだなのだ

具現化できるかは分からないが自分の進むべき方向をイメージできることは大事だと思う

自分の技量や経験なども客観的に感じることが大事だと思う

私は知人からさらに高額なギターの購入を勧められることが多い

正直な話、ギターの値段には関心がない

まだまだ書きたいこともあるが・・・

ちょっとした雑用が舞い込んだので今日はこの辺で・・・😉 







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