テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ブログ訪問者数1,434人

2024年04月07日 | 楽器
昨日は多くの読者の方々にご訪問いただいた

訪問者数1,434人という結果だった

私はひとつの目標として訪問者数2,000人を目指しているのだ

向かうべき、目指すべき目標があることは素晴らしい事だと思う

ギターを練習するにしても目標が不明確な人ほど混迷するのだ

結果として時間ばかりを浪費することになる

練習の過程においては計画を立てて綿密に進めるべきだと思う

気楽にタラタラとギターを楽しむのはその先の話なのだ

話は変わるが読者の皆さんはどんな環境でギターを楽しんでいるのだろう?

最近の私は生音で弾く事が多い

状況が許す時には小型のアンプを鳴らすこともある

以前にも書いたが良いエレキは生音の音量が大きいものなのだ

さらに各弦のバランスが良いことが特徴なのだ

アンプの音と生音を分けて考える人がいる

生音がショボいのにアンプの音が素晴らしいという事はない

あくまでもアンプはギターの素の音を電気的に増幅しているのだ

素材が悪い材料で美味しい料理は作れない

ギターも同じだと思う

さらに加えるならば弾き手の技量も軽視できない

むしろ、ギターの音は弾き手の技量が9割と言っても過言ではない

言葉は悪いが下手な人がどんなに高価で優れたギターや機材を手に入れて思ったほどの成果は得られない

次から次へとギターや機材を買い換える、買い足す人がいる

まさにギター弾きにとっての『負のスパイラル』に陥っているのだ

これを脱するには上手くなるしかない

自分の音が悪いことが自分自身の下手さにあることに気づくのだ

ギター上達への道には『気づき』が大事になってくる

偉そうに語っている私も練習の過程だが以前よりは上手くなった

自分で自覚できるほどにギターが上手くなっている

若い頃に挫折した曲や断念した楽譜などもスラスラと弾けるようになった

特に意識で練習をしているつもりはないのだ

辛抱していた何かが自分の中で弾けたという感じなのだ

言葉で説明するのは難しい

私ごとだが人生の中で最も多忙で苦難な時期に突入しているのだ

小物な私には人生の試練を楽しむ余裕はない

とにかく、必死に日々を丁寧に生きているのだ

そんな日常において自分を癒やしてくれる存在がギターなのだ

エレキの機材をセットする時間がない時にはアコギを爪弾く

少し余裕があればエレキを弾くこともある

「忙しくてまったく時間がないんだよね」

24時間の間にまったく時間がとれない人などいるのだろうか?

睡眠と食事の時間以外にすべての時間を仕事や雑務に費やす人がいるのだろうか?

私も毎日1時間くらいは自由時間を得ることができる

場合によっては睡眠時間を削ってギターを弾くこともある

私にとってのギターは練習の対象というよりは癒やし的な存在なのだ

難曲や課題曲を練習している過程すらも楽しい

自分の引き出しにはまったく存在しない『DEE』を練習していた時にも苦戦しつつも楽しめた

YouTubeで上手い人の模範的な演奏を励みに頑張ったのだ

「同じ人間だしね 頑張れば何とかなるんじゃない?」

私は常にこんな考え方でギターと向き合っているのだ

ギターの神様と言われるジミヘンにでさえある種の親近感を覚える

貧しかった生い立ちからギターを始めたジミヘンの生き方に共感する

人気者になって売れるようになった時にも使い慣れた普通のストラトを使っていた

メインのストラトは知人からの貰い物なのだ

貰い物のギターと借り物のギターで数々の名演を残した

クラプトンもニコイチのストラトで偉業を達成した

ジェフベックもジミーペイジも基本的にはレギュラーラインのギター

当時、普通の人が無理なく買えるようなギターを使っていた

私がギター道を突き進むにあたり非常に励みになっているのだ

高価なギターの購入を目指している人を否定するつもりはない

人それぞれなのだ

ちなみに読者の皆さんはどのような考え方をお持ちだろうか?

自問自答してみると良いと思う

自分はプレイヤーなのか?

自分はコレクターなのか?

答えによっては進むべき道は変わってくると思う

「そんなのどっちでも良くね?」

というアバウトで雑な発想の人は残念ながらギターには向いていない

ギターという楽器は色々な意味で繊細なのだ

そんな楽器を使いこなすには弾き手にも繊細さが求められる

ギターにとって必要な繊細さとは何だろう?

私はタッチの繊細さだと思っているのだ

ピックを持つ側のタッチであり、押弦する側のタッチだと思う

腕前があればシンプルな機材で多彩な音が作れるようになるのだ


変幻自在のジミヘンのトーンも基本的にはファズフェイスという歪みペダル一個

ギター側のボリュームやトーンの調整、そして指先のコントロール

繊細さの極みなのだ

上手いギター弾きはギターと対話しているのだと思う

ギターの声が聞こえてくるだろうか?

「もっと俺を弾いてみないか?」

「他のギターに浮気しても無駄だよ」

ギターの囁く声が聞こえてくるようになれば本物だと思う

読者の方々に信じていただけるかは分からないが・・・

私は人生最大の多忙な時期を経てそんなギターの声が聞こえてきた

聞こえたような気がしたのだ

私が自覚できるほどにギターが上手くなった時期と重なるのだ

古の時代にロバートジョンソンという黒人のブルースマンがいた

ジミヘンやクラプトンも影響を受けたギター歴史上の偉人なのだ

”悪魔に魂を売った男・・”

ギターが下手だと周囲から馬鹿にされていた音が一夜にして上手くなった

一夜というのは少々大袈裟だが行方をくらましてした数ヶ月の間に別人になって出現したという逸話がある

氏の音楽を聴いたことがない人はYouTubeなどで検索してみていただきたい

あのタイム感は神がかっているようにすら感じる

私もアコギでコピーに挑戦しているがまだまだなのだ

あんな感じで気持ち良くブルースが歌えるようなアコギ弾きになりたい

歌は苦手ではないがギター弾きながらは難しい

ジミヘン然り、自由自在に歌とギターが操れる人になりたい

現在の自分に足りないもの、すべき練習を常に考えているのだ

人間は考える葦であるべきなのだ

何も考えないギター弾きに明日はない

自分の技量に気付けば多くのギター弾きの散財も止まる

プレイヤーであるならば尚更だと思う

自分の愛車で駐車も覚束ない人が無理にローンを組んで高級車を買っても意味が無い

私の近所にそういう車好きがいるのだ

とにかく時間があると自宅の前で洗車しているのだ

ギター弾きで喩えるならばコレクターなのだ

買ったことで完結しているのだと思う

「パパ~ うちも何処かに行こうよ~」

という子供の声が不憫に聞こえる

「走ったらタイヤが距離が伸びるだろ?」

「そしたら売るときに安くなっちゃうんだぞ」

なんとも微妙な答えなのだ

正しい教育が出来ているのだろうか?

私の知合いにもギターを買う際に買い取りのコスパを優先する人がいる

ギターを買うと同時に売る時のことを考えているのだ

プレイヤーの私にはまったく想像も出来ない世界観なのだ

私がドラゴンテレを買う時にはそこには憧れしかない


「俺もジミーペイジになれるかも?」

というアホな妄想で購入に踏み切ったのだ

手持ちのレスポールを手放したことで無理なく買うことが出来た

私にとっては非常に良い流れだったと思っているのだ

弾き方は勿論だが音色にも拘っているのだ

とにかくペイジ氏の音色を耳コピする日々なのだ

「ギターと歪みとスプロというアンプだけだよ」

「最小の機材で多彩な音を作ることに傾倒していたよ」


氏はインタビューで懐かしそうに語っていた

キャリアの中期には大規模なボードとシステムを導入したこともある

しかしながら、晩年にはまたシンプルなセットに戻ったという経緯がある

読者の皆さんは真空管アンプを大音量で鳴らしたことがあるだろうか?

良いアンプの場合にはむしろ持参したエフェクトが邪魔だと感じることがある

アンプの弱い部分を歪みペダルで補うという使い方が正しいことに気づく

多くのギター弾きに真空管アンプの迫力と繊細な部分を知って欲しいと思う

新入学などでギターを始める新人さんには良いアンプを気持ち良く鳴らせる環境を手に入れて欲しいと願う

マルチの音がデジ臭いと文句を言う人も多い

実際のところ、どうだろうか?

私は悪くないと考える

特にヘッドフォン環境で鳴らした時の音は悪くない

実機をマイクで拾ったような音が十分に再現できる


文句が多い人には経験が足りない事が多い

実機のアンプを大音量で鳴らした音をマイクで集音した経験があるのだろうか?

実機をスタジオなどで鳴らした音とは区別したい

繰り返しになるがマイクで拾った音がマルチの音なのだ

読者の皆さんが平素聴いている音楽の中のギターもそんな感じで収録されているのだ

分かっているようで分かっていない・・

そんなギター弾きが少なくないと感じられる

音に対するアプローチが浅い、ギターや機材との向き合い方に繊細さが足りない

とりあえず、念願の機材を買って一段落・・

そういう人がギター弾きには多い

「さぁ、練習するぞ!」

は良くで数日なのだ

まぁ、そんな気合いが10年続いている人は仲間内でも頭二つくらいは抜きに出ているはず

「俺って浮かばないよなぁ・・」

「って言うか進歩がないよなぁ」

そんな感じでギターと距離が出来てしまう

生まれた距離はそう簡単には埋まらない

ギターが不要な生活から脱却するにはそれなりの覚悟と工夫が必要

自分自身でギターの上手さを実感できるようになれば放っておいても弾いている

その逆も然り・・

微妙な着地になってしまったが・・・

これはギター好きな私の本音なのだ😊 






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