テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ストラトVSテレキャス

2022年01月16日 | 楽器
読者の皆さんはどちらのギターがお好きだろうか?

おそらくテレキャスと答える方が多いと思う


理由は不明だがネット上ではテレキャスの人気が高い

プロの世界では圧倒的にストラトを使う人が多い

この違いは何だろうか?

私の中の謎のひとつなのだ

いまだに正確な理由が分からない

ギター上達の為には色々なタイプのギターを経験しておいた方がよいと思う

生涯の友になるギターを選ぶ為にも経験は不可欠だと思う

私も経験という意味で王道のレスポールを通過した

結論としては私には合わないことが判明したのだ

高い買い物だったが良い勉強になったと思う

実際に買わなければモヤモヤが残る

読者の皆さんも気になるギターがあるならば買ってみることをお勧めしたい

机上の空論からは何も生まれない

妄想や想像くらい空虚なものはない

「三連サドルのテレキャスってピッチが甘いんだよね」

実際に買って使ってみるまでは信じていた


ちょっとした工夫でそんなモヤモヤも払拭された

ゴトー製の人気サドルなのだ

まさに目から鱗なのだ

こんな簡単なパーツで問題が解決できた

テレキャスの魅力が増したのだ

同じフェンダー系でもストラト派とテレキャス派に人気が二分される

不思議なことに両刀遣いは少ない

有名なところではジョン・フルシアンテが両方を巧みに操る

その使い方はとても参考になる

私の氏の大ファンのひとりなのだ

美味しいカッティングのフレーズを数々コピーしてきた

一見するとシンプルに思えるテレキャスも意外に多彩な音作りが可能なのだ



テレキャスの音作りのキモはピックアップのブレンドなのだ



ストラトの場合には二個のピックアップをブレンドすると鈴鳴りが強調される

一方でテレキャスの場合にはパワーが増すように感じられる

ロック系でもミックスポジションを好む人が多い



フロントとリアの美味しい部分をブレンドできる

シングルながらも腰がある抜けが良いトーンが得られる

非常にロックに向いているギターだといえる

もちろん、ストラトでも十分にロックに対応できるが単体のピックアップのパワーという点においてはテレキャスに劣る


良い悪いというより、それが各々の特長なのだ

ストラトも繊細なトーンは唯一無二の世界だと思う


テレキャスには逆立ちしても真似ができない

ストラトに足りないパワーを補うという意味で疑似ハムは有効だと思う


ストラトの改造でも最も人気がある手法のひとつなのだ

ハム化したストラトは無敵なのだ

ハムバッカーをタップでシングル化させる方法もある

自分に合った方法を選ぶのも楽しいと思う

いずれにしても多彩な音が出せるギターは武器になる

弾いていて楽しいと思う

意味がある改造には意義がある

素人の多くがストラトを敬遠する理由にブリッジの構造がある

プロにとってアームが動かせるという武器が素人にはネガになる


非常に興味深い事実だと思う

「ストラトってチューニングが安定しないから嫌い」

セッティングを煮詰めたストラトはほとんどチューニングが狂わない

グイグイとアーム棒を動かしても問題なしなのだ

私も徹底してバネの位置を調整したのだ


色々な弦を試した時期もある

メーカーは不問だが太さはこの弦に限る

これ以外に選択肢は無し!

メーカーもこの太さを前提に調整しているように思える

話はそこからなのだ

チューニングが不安定な場合、ブリッジばかりに目がいく

実際にはナットの溝が悪さをしていることも多い

ナットの溝が馴染むことで問題が解決することも多い

無理に加工などしない方が良い

時間に任せるのだ

何度も弦交換を繰り返すことで自然に馴染むものなのだ

その都度にグリスアップすることは必須なのだ

これを怠ると台無しになる

レスポールやテレキャスなどのハードテイル系も同じ理屈なのだ

チューニングの不安定さは弦の滑りが影響していることが多い

希に粗悪なブリッジもあるが圧倒的に少ないといえる

現在は廉価なパーツでもそれなりの品質を保持している

粗悪でどうにもならないというケースの方が少ないと思う

微妙な部分だがギターもギターパーツも進化しているのだ

安かろう悪かろうでは生き残れない時代なのだ

安くて良い製品が支持される

高くて良い製品は当たり前なのだ

そこには驚きも感動もない

ユーザーの目はシビアなのだ

本当に厳しい時代になったと思う

悪い噂は光の如く浸透する

恐い時代なのだ

不思議なことに良い情報は意外に広がらない

何故だろうか?

ネットの面白い傾向だと思う

”シングルはノイズが多い・・・”

ピックアップも改良された

時代が変わったのだ

高性能なシングルも多くなった

シングルの良さを残しつつ、ノイズを極限まで抑えている

まさに理想のピックアップが存在する

ノイズレスという技術も6世代くらいになったようだ

クラプトンとジェフベックの要望から開発が始まったのだ

ノイズレスは一流のプロに必須のアイテムなのだ

「音抜けが悪いんだよね~」

は良質のシングルピックアップが解決してくれる

アンプでもエフェクターでもないのだ

レスポール系に不満を抱く人には是非ともテレキャスをお勧めしたい

嘘のように数々の不満が解消されると思う

あくまでもメカ的な話なのだ

ルックスはまた別の話になる

好みは千差万別なのだ

シングルは手強いギターだと思う

しかしながら、頑張ってそれを克服した暁には劇的に腕前が上がっているはず

これは事実なのだ

”玄人はシングル系を好む・・”

これに異論を唱える人は少ないと思う










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アコギは究極のエコだと思う

2022年01月16日 | 楽器
当たり前だが・・

アコギはギター一本で完結するのだ

運搬は多少嵩張るもののエレキと比較すると軽め

コンパクトサイズのアコギとギグバッグの組み合わせは最強なのだ


少々大袈裟に感じるかもしれないが運搬や移動に関してはウクレレに毛が生えた程度という感じ

ウクレレの木製ケースと比較すると大差ない

とにかく、気軽に何処へでも連れ出せる

もう一本のフルサイズアコギはハードケースなので運搬は車のみと決めている


というか最近は家弾きがほとんどで外に持ち出すことがない


持ち出す必要もない

まぁ、ケースも激安の廉価ケースなので問題はない

廉価アコギと廉価ケースの組み合わせがお気に入りなのだ

最近は安くて良い製品に出会うことを生き甲斐にしている

安物買いの銭失いとは区別したい

繰り返しになるが・・・

安くて良い製品に出会いたい

アコギの使用頻度が増えたことである変化が訪れた

電池を消費しなくなった


エレキをメインに使っていた時期にはとにかく電池を消費していた

アンプもマルチもMTRもすべて単三電池で統一している





これは私の拘りなのだ

作業効率を考えるとギターライフも楽になる


唯一異なる仕様はこの二台


前回にいつ交換したか覚えていない

使っていないのか? 電池の持ちが良いのか?

予備電池の交換時期が読めない

スタジオ遊びや簡易セッションにもMR-50Gを持ち出すことが多い

これ一台ですべてOKなのだ

電池仕様のアンプは意外に電池を消耗しないのだ



大飯食らいはやはりMTRだといえる

厳密に使用時間を計測したわけではないが2時間のスタジオ遊びの録音程度なならば交換なしで乗り切れると思う

マルチも良く分からない

私はとにかくグリグリとツマミを回し、常にパラを変更しているのだ

まぁ、電池交換といっても簡単なのだ

気楽に使えることも大きいと思う

エレキ使いがメインの頃は100本単位で購入していた

以前は充電池の交換で対応していたが正直な話、面倒臭いのだ

交換作業というよりは電池の管理が面倒臭い

「あれ? これって充電済みだったかな?」

使用時間に対して充電時間が多いのもストレスになる

エコの時代に電池の使い捨てにも抵抗はあるが・・

まぁ、その辺りは何となく流しているのだ

溜まった廃棄電池を捨てる時には少々の罪悪感を感じることがある

最近はアコギを使う機会が増えたことで気が晴れた


アコギもハーモニカも電池不要

結局のところ、音楽の原点はアナログにあると思う

ジミヘンも最初に手にしたギターはアコギだった

知人から借りた弦が一本切れたアコギを弾いていたそうだ

弦が切れたアコギを弾くことで独特のボイシングを生み出したという

本人は特にそんな意識をしていなかったようだ

クラプトンもジミーペイジも最初に手にしたギターはアコギなのだ

地位も名声も欲しい物をすべて手に入れた頃に再びアコギに戻った

レスポール弾きで有名なスラッシュもアコギに傾倒していた時期がある

ガンズの曲をアコギで演奏した時期がある

アコースティックライブなのだ

動画検索などでも簡単にヒットすると思う

ロックギタリストが弾けばアコギでもロックできるという好例

まぁ、プロのアプローチと素人の私のアプローチは異なるが・・

アコギの消耗品は弦だけ


私はピックも使わない

ストックしているピックも余り気味なのだ

ピックを使わずに弾くことで左右の指がどんどん硬くなる

まるで石のような硬さになる

指紋が磨り減りスマホの指紋認証も微妙な感じなのだ

それはそれで良いと思う

保険の為に小指も指紋認証用に登録しているのだ

長くなるのでこの辺で・・・














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良いエレキギターの条件って何?

2022年01月16日 | 楽器
良いエレキギターの条件とは何だろう?

色々な考え方があると思う

私は『生鳴り』を重視している


エレキは音をアンプなどで増幅することを前提に設計されている

しかしながら、元になる音が悪ければ良い音が出るはずもない

「生音はショボいけどさ アンプの出音は最高だぜ!」

という声を良く耳にする

私とは異なる考え方に違和感を覚えることも多い

極端な話、ショボい音を電気で増幅しているだけなのだ

ショボい音とは何だろう?

”色気が感じられない音・・”


良いギターは生音で弾いても楽しく感じられる

生音からアンプに通した音をイメージできるようなギター

非常に抽象的な表現になってしまったが・・・

私は気に入ったギターをベッドサイドに置いておく癖?がある

眠れない夜や起き難い朝などにしばらく弾いている

仰向けの状態で弾くことが多い

目を閉じながら指板の位置や弦の鳴りを確認するのだ

最も集中できる時なのだ

余談だが先日アレンジが完了した『悲しみのアンジー』もベッドの上で完成したのだ

微妙な和音の違いなどを感じることができる

アコギも迷惑にならない音量で爪弾くことが出来るようになる

指先のコンプレッション感をコントロールできるようになる

実は真夜中にアコギを軽く爪弾くことも多い

アコギは迷惑・・

は古い考え方なのだ

アコギでもエレキでも音量をコントロールできれば、言うほど迷惑にならない

ピッキングを自在にコントロールできるようになれば小音量のアンプでも十分に楽しめるのだ

良いエレキの条件はトーンやボリュームも追従性が挙げられる


これはポットの特性も大いに関係してくる

ボリュームひとつでクリーンから歪みまでカバーできるギターが望ましい

英国系のギタリストの多くは手元でニュアンスをつけている

ジミヘンもクラプトンもジェフベックもこのスタイルの達人なのだ

三人に共通している点はフェンダー製のギターを好んでいること

さらにストラトという共通点も見えてくる

ストラトは難しいギターだがツボにハマればかなり楽しいギターになる

可変式のブリッジは弦振動の伝達に不利だという人もいるがそんなことはない


調整が整ったストラトはとにかく生音が良く響く

弦の振動伝達に欠かせない要件はフレットと指板の相性


私は圧倒的にローズ系指板が好きなのだ

ギターもベースもメイプル系を何本か試してみた

好きではない

弾いていて楽しくないのだ

メンテフリーというのも楽しくない

弾き込んだローズ指板が痩せる様も味がある

カッティングなどで指板の端が削れるのも好きなのだ

劣化が味になるのはローズ系指板なのだ

乾燥した指板がオイルを吸い込むような感じも好きなのだ

指板とフレットにはある程度の柔軟性が必要だと思う

硬すぎるフレットは弦の振動を阻害する


弦よりも少し硬い・・

チョーキングやビブラートなどで適度に磨り減るフレットが最高なのだ

巷には減らないをアピールしているフレットも多いが私は好きではない

これに関しては楽器店のお兄さんも同意見なのだ

「フレットは消耗品ですよね」

「減るのは仕方がないですね」

ヘビーに弾き込む私でも10年くらい使えるのだ

人によっては一生無交換ということもあると思う

私の知り合いでもフレット交換を経験していない人が多い

そんなこんなで少し柔らかいくらいのフレットの方が弾いていて楽しい

良いギターの条件・・

ピックアップの特性も挙げられる

ハムでもシングルでもクリーン系の音がキレイなギターが望ましい

「クリーンはショボいけど歪みは最高だぜ!」

は良くある勘違いなのだ



良い歪みは透き通るような美しいクリーン音の先にあるもの

これは先のボリュームの追従性にも通じる部分がある


ネックが安定していることも良いギターの絶対条件

ネックが動かないギターとは区別したい

極端な話、絶対にネックを反らせないならば極太のロッドを仕込めば良い



何故そのようなギターが存在しないのか?

重量バランスが悪くなること、音の響きがスポイルされること

この二つが理由だと考えられる

可能ならば、ネックの内部には何も仕込まない方が良いとされる

実際、トラスロッドを持たないエレキも海外のブランドに存在する

反ったネックはどのように処理しているのだろうか?

その辺りは私にも不明(たぶんアイロン?)だが・・・

究極に生鳴りを重視した仕様といえる

フェンダー系は割りと細いロッドを好むようだ

手持ちのギターではストラトが一番ロッドが細い

値段が安くなるにつれてロッドが太くなる

高価なギターは剛性よりも他の部分を重視していることが窺い知れる

色々なギターの仕様を知ることは勉強になる

すべてを買う必要はないと思う

他人のギターを借りて弾いてみるのも良いと思う

色々なことを感じることが出来る

ギターは買ってからが勝負なのだ

高価なギターもメンテ下手な人にかかれば、微妙な個体に変貌してしまう

私はそんな不幸なぎたーを数多く目にしているのだ

ギターも家族なのだ

一緒に暮らせばその人の色に染まってくるものなのだ

ギターが上手い人は総じてメンテも上手いことが多い

メンテは他人任せというケースは少ないようだ

良いギターの条件・・・

ナットの作りが良いということ






もちろん、アフターで交換可能なパーツではあるが・・

交換を前提に購入する人は少ないと思う

ナットの作り替えは思うほど安くない

デフォルトで完璧なナットが望ましい

ナットを交換する主な理由は二つ

弦間が好みではない、弦が落ちる・・

だと思う

リアルショップで購入する場合に前者は確認できる

弦が落ちるに関してはある程度弾き込む必要がある

ネットで購入する場合には前者すら確認できない

メーカーや出荷元まかせということになる

多くのギターは完璧だと思われる状態で出荷される

値段が高くなるほどに点検や整備は入念に行われる

つまり、デフォルトの状態で違和感を覚えるようなギターは微妙・・

その他の部分にも色々な問題が生じる可能性が高い

改造と修理は別物で考えた方が良いと思う


買ったままの状態で弾くことが出来るギターが最高のギター

買った後であれこれとお金がかかるギターは困りもの

読者の皆さんは購入後の出費を想定してギターを購入するだろうか?

ちなみに私は購入したギターで故障しなかったギターはないのだ

経年で劣化するのはエレキの宿命だと思う

良いギターはそのサイクルが長いといえる

家も車も経年で劣化する

ギターも同じなのだ

「そろそろ10年ですからね」

「スイッチも劣化しますよ」

「接触不良はお約束ですよ」

という流れならば良い

不具合や故障が少ないギターも良いギターの必須条件だといえる


話が多少前後するが・・・

生鳴りを良くする為には調整も大きく関わってくる

可能な範囲で弦高を高く設定すると良いと思う


これはギターの種類やサドルは問わない


6弦12フレットで2㎜以上!

が弦高調整の必須事項なのだ

これが高いと感じる人には高価なギターは無駄だと思う

言い過ぎかもしれないが事実なのだ

6弦から1弦に向けて徐々に下がるイメージ

指板のカーブに合わせるという人がいるが近年の指板は概ねフラットなのだ

ヴィンテージのストラトなどを模したギターでもない限り気にする部分ではない

オクターブが正確に合うか?

これも良いギターの必須条件

デフォルトの状態で死守したい部分

「ブリッジとサドルを交換するからいいや・・」

ではダメなのだ

そもそも、ダメなギターに改造費をかけるくらいの無駄はない

良い部分をさらに伸ばす改造には幸福な未来が見える

先にも述べたが改造と修理は異なるということ

不具合があるからアフターのパーツで何とか処理する

という発想がそもそも間違いだということ

精度を含めた線引きは10万円だと思う

10万円前後の金額を出せるならば相当に満足できるギターが買えるはず

この段階で改造費は考えない方が良い

購入時にアンプやエフェクターの購入資金を考える人も多い

これは超初心者な発想なのだ

脱初心者の場合にはとにかくギター本体に集中した方が幸せになれる

先にも述べたように良いギターは生鳴りに優れ、生弾きが楽しい

アンプや周辺機材が揃うまでの時間も楽しい

良いアンプを試したいならなスタジオを予約すれば良いのだ

未経験の方は機会をみつけてチェレンジしてみていただきたい

良いギターが一本あれば、色々な場所で楽しめる

愛着も湧くのだ

『一点豪華主義』は楽しいと思う

私もギターを良く理解していない頃はあれこれと散財していた

自分が何をしたいのか? 何処へ向かっているか?

が良く分かっていなかった

ギターを買っては売り、機材を買っては売りを延々と繰り返していた

ブログで紹介していない機材も多々ある

ファズの沼にハマった時期もある

最近は非常に潔い

自分が欲しい音が見えてきた

ギターに関しても自分に必要なものが分かってきた

とにかく、色々なことが見えてきたのだ


生鳴りが悪いと感じる場合には弦を太くしてみることも良いと思う


太さはこれで良いと思う

弦のテンションが辛いという理由で細くしている人がいる

ここは頑張りどころ

弦に自分を寄せた方が100倍幸せになれる

人間は自分に甘い動物

「指が痛いから弦を細くするよ~」

この発想に上達の活路はまったく感じられない

良い意味で自分を苛めるのだ

指先は石のように硬くなり弦の痕が残るほど押弦してみると良い

恐ろしいほどにギターが歌うようになってくる

「ギターって弦楽器だったんだなぁ・・」

非常に当たり前のことに気づく瞬間があるのだ

良いギターを良い音で鳴らす為には自分も進化する必要があるのだ

言葉はアレだが・・・

弾き手がショボければ、どんなギターも機材も活きてこない

誰しも頭では理解しているが事実として受け止めることは意外に難しい

読者の皆さんは如何だろうか?

上手い人の腕にかかれば、1万円の安ギターも高級ギターに変貌する

「ギターっていくらくらいの買えばいいんですか?」

良く耳にする疑問だが・・・

ナンセンスなのd

そもそも、この質問を誰に向けて発信しているのだろうか?

ネットの世界は便利な反面で微妙な部分を感じることも多い

まぁ、このブログで語っている私も微妙だが・・・

書き手(発信者)が自信なさげで優柔不断ではダメだと思う

自分の意見は真っ直ぐに伝えるべきだというのが私の持論なのだ

読者の皆さんのギター経験値は良く分からないが恐らく私はその何倍も色々な経験をしていると思う

ギター歴が『半世紀』になるにはまだ少し時間がかかるが・・

そう遠いことではない

ダラダラではあるがギターと共に歩んできた人生なのだ

そこから見えてきたことや気づいたことも多い

それらを情報としてお伝えしたいと考えているのだ

飾りでギターを捉えている人には私の声は届かないと思う

ギターと真剣に向き合いたいと考えている方は何かを感じていただけると思う

私は八歩美人的なブログは書きたくない

万人ウケなど狙っていないのだ

精神的にマニアックでコアな層に届くことだけを願っているのだ

近年は良質なギターブログが激減した

良質な発信者が動画へ移行したことも大きく関係していると思う

ブログ好き&文章好きとしては寂しい限りなのだ

これも時代の流れだと思う

変わらないものはないのだと思う

「こんな長文のブログを読んでくれる人っているのかな?」

という感じで書いているのが本音なのだ

文章からギターを理解しようとする層がいることを嬉しく思う

ギター弾きもまだまだ捨てたものではないと感じる

何となく動画から刺激を受けてギターを始め飽きてしまう・・

そんな軽薄な時代なのだ

ギターとの関わりが希薄な時代なのだ

色々な意味で濃いものが嫌われる

私はコーヒーもギターも濃いめが好きなのだ

ドロドロに濃いのが好きなのだ

諸事情から外で演奏する機会が減った

個人的には意気消沈するどころか高揚しているのだ

ギターとの関わりが濃くなっているように感じる

相変わらず忙しい日々を過ごしているが集中できるようになった

限られた僅かな時間でギターが染みてくる

昨年の後半から今年にかけてアレンジが完了した曲もある

「ギターに飽きたわ~ ダルいわ~」

ということがほとんどないのだ

機材をセットするのが面倒臭い時にはアコギを弾けばよい

エレキの生鳴りを心ゆくまで楽しめば良いのだ

あまり知られていないがこの練習方法はあのジミヘンも実践していたのだ

ベッドに横たわり生まれた名曲を数知れず・・

どんな気持ちでギターを弾いていたのだろうか?

私なりに再現してみるのだ

暗闇の中、ベッドに仰向けになってギターを弾いていると悲しくなってくる

とても暗い気持ちになってくる

先が見えない未来を悲観的に考えてしまうことも多い

それでもギターを爪弾く指先は止まらない

何故だろうか?

悲しい気持ちが押し寄せてくる

それをギターの優しい音色が包み込んでくれる

暗闇の中のギターとの濃密な時間を堪能しているのだ

喩えは微妙だが・・・

まるでそれは男女の濃密な時間にも似ているように感じられる

趣味の道具という関係から一歩踏み込んだような錯覚を覚える

私にとっては至福の時間なのだ

実は目を閉じてギターを弾きながら色々なことを考えることも多い

爪弾くメロディをBGMに仕事、生活、人生etc・・・

最近は『整う』という言葉が流行っているようだがまさにそんな感じなのだ

良いギターとは?

難しいテーマなのだ



















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