テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

安いギターは庶民の味方

2022年01月15日 | 楽器
”いくらのギターを買えば良いのか?”

これはギター弾きの悩みであり永遠のテーマなのだ

読者のみなさんはどのようなお考えだろうか?

人の考え方は年齢や環境などでも変わると思う

最近の私は廉価ギター推しなのだ


実際に使ってみて何の問題もないことに気づく

現在の廉価ギターの工作技術は一昔前のそれとは比較にならない


実は廉価なギターにも酷い製品がある

線引きや見極めは難しいと思う

あまりにも値段が安いギターは避けた方が良いと思う

ネットで購入するならば、良いレビューが多い製品を選ぶのも一考だと思う

廉価なギターでも自称ベテランに好まれる製品がある

そんなギターには良い意味で理由があるのだと思う

ダラダラとギターに触れてきた経験はけっして無駄にならない

私を含めて、自称ベテランは経験豊富なのだ

失敗という経験を数えきれないほど経験している

そんな苦い体験から滲みでる声なのだ

私はギターを選ぶ際に最も重視する部分は『ピッチ』なのだ

フレットを含む音程が正しいか?という部分



どんなに良いピックアップを積んでいても音程が狂っていては意味がない

ギターは楽器なのだ

壁に飾る装飾品ではないのだ

弾いてナンボの世界

残念ながら、購入からノータッチで使える廉価ギターは少ない

何処かに不具合や不備を抱えていることが多い


アコギの場合には概ねサドルの高さが微妙なことが多い

逆の言い方をするならば、それを直すだけで『使えるギター』に生まれ変わる

視点を変えれば、非常に美味しいギターだといえる

過去に買ったエレキではナットを作り直したこともある

ナットを好みに作り替えることで劇的に弾き易くなった

私の場合には知り合いのリペアマンが激安で作業してくれるのだ

この環境に感謝しているのだ

ギター弾きは一人では生きていけない

多くの人に支えられているのだ

私もこの年齢になって他人に感謝できる人間になった

私はプレイに徹することが出来る


ネットなどでもギターの価格に関する議論や質問を多く見かける

非常に難しく奥深いテーマだと思う

本気でギターを続けるならば、あまりに安いギターは避けるべき

結局、飽きて買い換えることになるからなのだ

最初に買ったギターを何年も使うとう計画ならば問題はないと思う

先にも述べたように廉価なギターはそれなりに難しい部分も多い

相談する人もいなく一人でギターを始めるという初心者は楽器店での購入をお勧めしたい

後々のメンテや修理などのことを考えれば近い楽器屋さんで買うのが良いと思う

「俺は倹約家だぜ 1円でも安く買うぜ~」

はあまり意味がない

交通費や手間、時間などの浪費を考えれば良い選択にはならない

ネットでギターを買う場合にも注意が必要だと思う

そもそも、正しいギターを見極める目があるか?

自信がない人は避けた方が良いと思う

ギターのコンディションくらい微妙で難しいものはない

「弾き難いけど・・不良品じゃね?」

販売店に馬鹿にされるのだ

先に述べたように好みではない弦高のギターが届いた場合には自己責任でどうにか処理するのだ

調整可能なエレキならば尚更だと思う

何が不良か?をジャッジできる目も必要だと思う

少々の打痕などが気になり不良返品を依頼する人もいるようだが・・

個人的にはナンセンスだと思う

そもそも、無傷での運搬など不可能なのだ

私は気にならない

このギターのようにレリック加工の素材になるならば尚更なのだ


ギターにキズや故障は付きものだと思う

それが気になるような神経質な人にギターは向かない

少なくとも道具としてギターを扱うならば覚悟も必要だと思う

私の年代では弾きキズは勲章だと思っているのだ

フレットの磨り減りも自慢のタネだと考える


具体的にどのくらいの価格帯のギターを選べば良いのだろうか?

私の経験では実売で5万円未満で良いと考えているのだ

10万円出せれば完璧だと思う

実際のところ、10万円のギターで倍の満足度が得られるか?

個人的にはNOなのだ

兄弟機種の場合、土台は同じというケースが多い

ピックアップやブリッジなどのパーツで差別化を図っているのだ

スペックが好みならば買いだと思う

そうではない場合にはベーシックなグレードで十分だと思う

廉価なギターにも希に当たり個体がある

自分の手や好みに合致しているのだ

私の黒テレのような感じなのだ


『育てる』意義を感じる

好みのパーツやピックアップに交換するのも楽しいと思う

このギターは驚くほどに化けた

「え~ そんなに安いギターなの?」

知人に驚かれることも多い


高価なギターを使っているベテラン層は意外に廉価な価格帯に無知なのだ

そもそも、そんな価格帯に関心がないということだと思う

安いギターでギターの楽しさを知ったことを忘れているのだ

まぁ、人の記憶などそんなものだと思う

数十年前に安物のギターを弾いていた人は良い印象を持っていない

数年前までは私もそんな一人だった

今は違うのだ

少なくとも私が出会った近年の廉価ギターには良い印象を抱いている

たまたま当たりだったのか?

廉価のギターをメインに出来るか?

と問われれば答えはNOなのだ

サブギターというポジションならば十分にありだと思う

私は簡易なセッションやスタジオ遊びには黒テレを持参する


これで十分なのだ

ピックアップやその他のパーツを改造したことで最強になった


ダンカン製のピックアップに本体が負けていない

ピッキングの追従性も悪くない

そこに我慢という言葉は存在しない

ピッチの良さもさることながらフレットの浮きなどもなく完璧なのだ

フレットの素材も悪くない



一昔まえの廉価ギターのフレットは酷かった

弦との当たりも悪くザラザラしていた

チョーキングなども不快だった

つまり、弦の滑りが悪いのだ

当然ながら、すぐに磨り減ってしまう

弾いていて楽しくない

ギターの形をしているがギターではないという感じだった

最近の廉価ギターではそういう話は聞いたことがない

内部の配線の処理も悪くない



ハンダなどの作業も悪くない

良い仕事をしているように感じた

ノイズなども皆無なのだ


ちなみにこのギターはジャックプレートを交換しているのだ

テレキャス特有の丸形の凹んだプレートからの交換なのだ

ドラゴンテレは雰囲気重視ということでそのまま使っている

シールド側で対応しているのだ

実用性という意味ではこのプレートの方が良いと思う

その辺りは臨機応変に対処しているのだ

廉価のギターは使い易さを重視すべきだと思う


究極のタフな道具なのだ

廉価ギターの特長として丈夫さがある

その辺りの設計は良く練られていると思う

あらゆる扱いを想定して設計されているのだ

倒れたくらいでネックはビクともしない


プレートの締め具合で音が変化する

なかなかに渋いセッティングになっている


フェンダー系のギターは本当にギターと真面目に向き合っている

生産国や価格帯を問わない

ギター選びで大きく失敗したくない人にはお勧めできる

ネットで実物を見ないで購入する場合にもリスクが少ない

ブランドを信頼できるということは大きいと思う

長くなるのでこの辺で・・・

















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