citron voice

詩人・そらしといろのブログ~お仕事のお知らせから二次創作&BL詩歌まで~

換算不可能

2007-06-14 23:45:57 | 日記
とうとう、梅雨入りしました。気温の感覚がさっぱり掴めず、湿気と要相談しながら上着を着るか着ないか、毎朝考えてしまいます。
湿気で蒸し暑くなる電車内と、雨が冷たく降り注ぐホームとの温度差の激しい事この上ないです。

今日、高校のマンドリン部へ元部員2名と音羽根とで行ってきました。
差し入れは、チョコパイと思い出の歌舞伎揚げです。たしか、入部当初、おやつとしてよく配られた記憶があります。
後輩達はいつもどおりのテンションで、ゆるくまったり活動していました。
あの雰囲気が懐かしいと感じてしまう自分が居て、常に入られないけれども、帰ってこれる場所なんだなぁと思いました。
ちょうど、文化祭の曲決めをしていて、机の上は見慣れた楽譜が積み重なりつつ散乱しており、どれを弾くのか全く決まっていない様子でした。
文化祭は主に2年生が盛り上げ役として、曲数をこなします。3年生はおそらく2曲ほど、みっちり仕上げて披露して正式に引退となります。
新入生は、今年は一人入部してくれて、2年生にくっついて頑張っているようです。
制服が黄色っぽい教室の下でも明るく眩しく見え、思わず後輩に、今のうちにやれる事をやっておきなさいと言ってしまいました。
高校生でしか出来ない事って、結構沢山あると思います。この時間は二度と流れないので、今を大切に、充実した日々を部活を送って欲しいです。


ここからは少々暗いと言いますか、重たい内容なので、飛ばしてくださって結構です。







まさかと思っていた事が、本当の事だった時。
それも、悪い方の予想が当たってしまった時。
現実を知らされ、うまく反応出来なかった時。

その場の雰囲気が雰囲気だったのであまり深く突っ込まず、軽く流してしまいましたが。

お互い顔を知らずとも、名前すらおぼろげでも、同じ学び舎ですれ違いながら過ごしていた仲間には変わらず。
アルバムの中の写真は消えることなく残っているのに、現実世界に本人が不在ということが、ただただ虚しく。
いつもの癖で、新聞の地域欄を読んでいた時に、たまたま似たような名前をどこかで見たのをふと思い出して。
複数の人から情報を得たから間違いとも思えず、私の中ではアルバムに映った姿でしか、もう知りえないので。

今日を生きる証を。
昨日を生きた証を。
生まれた日からこの瞬間まで脈打つ心臓を、命を。
いつかは分からない瞬間に止まる脈拍を、呼吸を。
自然の流れの中で全て終わるその最後の1秒まで。
生きていると認識していたい。
死んでいくと認識していたい。


そして、出来てしまった決して埋まらない空白を、忘れないでいて欲しい。


私が日記を書く理由は、こんな事にも由来していたりするのです。。。