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A380

2007年03月19日 | 生活

始めて飛行機に乗ったのは今は現役を引退した、日本が誇る旅客機の傑作YS-11
滑走を始めたかと思ったら直ぐに”ふわっと”浮き上がり、
空を飛んでいる事を実感させられる飛行機だった記憶があります。

以来、友人のセスナや遊覧飛行のヘリコプターを始め、近距離用のプロペラ機、

LockeedはL1011、
DCは8,9,10,(MD)11、Boingは707,717,720,727,737,747,757,767
最新の777まで、かなりの機種に乗りました。
コンコルドに乗ることが出来なかったのが悔しいですが、JFKやヒースローでは
何度も近くで見る事ができ、その小ささに驚いたりもしました。

お気に入りは、やはり一番搭乗回数も多く搭乗時間も長い747かもしれません。
羽田(成田が出来る前!)から、何とアラスカのアンカレッジ経由で
始めてアメリカへ来た時に乗ったのが最初で、航空会社もJALを皮切りに、
色々な会社に乗りました。 (YS-11は東亜国内航空でした!)
懐かしいPanAmの東京からニューヨークへも飛べる長距離用の747SPで
SFOからLAXまでという短距離を飛んだ事もありましたが、
その後、テロの影響か倒産してしまったのが寂しいですね。
昭和40年代ごろは、パンナムと言えば海外旅行の一つのアイコンのような
存在だっんですよね~。 毎週日曜日に放映されていた
兼高かおるさんの番組をご存知ですか?
ドルも高かったし(1ドルを240円程度で両替した記憶があります)海外旅行が
まだ気楽にいけるような時代ではなかったころですね。
あの頃マイレージ・プログラムがあったら、凄かったでしょうね。
でも提供がパンナムだから、マイレージは付かないか・・・。

747の特徴はやはりなんと言っても、歩き回れる
れるほど広いキャビンですね。
閉所感を薄らげてくれて長い空の旅をより快適にしてくれていると思います。
また2階の席もユニークで、昔は座席ではなくラウンジのように使われていた
事もありましたが、いまでは殆ど座席になっていますね。

さてその2階席が前から後ろまで、ずぅ~と続いている(総2階建て!)なのが
エアバス社が造った最新式の超大型機A380です。

開発の遅れで大きな問題にもなっていましたが、やっと就航の目処が立ち、
この度、晴れて当地にお目見えしました。

平日だというのに(人の事は言えないですが・・・)空港周辺は大変な人で、
見物者用の特別パーキングが出来ていたり、交通整理の警察官もウジャウジャ。
抜け目無く商売のチャンス到来と、ホットドックの露天まで出る始末。
スキャナーでエアバンドを聞いていると、降りてくる他のパイロットが
何でこんなに人がいるんだと管制官に聞いていたのには笑ってしまいましたが、
もう完全にお祭り状態。
管制官も”Welcome to Los Angeles!"なんて言って、大歓迎!

生憎の天気で写真も暗くて残念でしたが、流石に大きかったですよ。
実は、直前にUnitedの747がアプローチして来て、多くの素人さんたちが
間違って大騒ぎをしたのですが、その直後に来たお目当てのA380は
その大きさ以上に、アプローチ速度の低さとエンジン音の小ささに驚きました。

来年から各航空会社で随時就航させるようですが、
最初はオーストラリアのQantasみたいです。
バケーションをオーストラリアにすれば、
いち早くこの最新式の巨大機に乗ることが出来そうです。
 

果たしてB-747のような、名機の仲間入りができるでしょうか?
着陸を一度見ただけですが、ちょっと大きすぎて動きも緩慢のようで
悪天候時のランディングや機体の耐久性がちょっと心配です。
 
操縦桿がゲームのジョイスティック・タイプというのも、
個人的には抵抗があるかも。
でも、操縦する事はないとは思いますが・・・残念ながら。



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