Earth Marathonに挑戦中の間寛平さんが、
本日午後、無事に太平洋横断を達成され、奥様やサポーター、多くの報道陣が待つ
ロングビーチのAlamitos Bay Marinaに到着されました。
昨日のブログで既にL.A.到着と書いてあったのでちょっと焦りましたが
仕事を午前中に済ませてお出迎えに行ってきました。
(と言っても、その他大勢の内の一人ですが・・・)
日本テレビのズームイン朝のオンエアに合わせたようで
予定通り午後3時丁度にマリナに現れたエオラス号は、
いったん桟橋を通り過ぎてから右に大きくUターンをして、
その左舷を上手に桟橋へ横付けにすると一斉に拍手と歓声が!
それにしてもこのエオラス号、マリナデルレイやレドンドビーチのハーバーでは
平均よりも小さいくらいで、週末にカタリナ辺りまで行くのに丁度いい程度のサイズ。
これでよく3ヶ月以上もかけて冬の荒い太平洋を無事に走りきったと思うくらい小さくて
周りの人達も驚いていました。
それにしても今日は天気が良かったものの海の風はまだ冷たく
岸壁で見ている我々には非常に辛くて長い時間でした。
多分、日本でTV中継を見ているほうが感動したかもしれませんね。
なにしろ船を下りたはいいけれど、中継やインタビューが長い事、長い事。
やっと終わって我々のところへ来たときには到着から1時間以上も後で
寒さに耐えられずに帰ってしまった人も沢山いました。
でも、我慢して待った甲斐もありました。
きちんと挨拶をして握手もしてもらいました。
いろいろな方と握手をさせてもらっていますが、
太平洋をヨットで渡りきった男の手は皮膚はカサカサで
骨を感じるような脂肪の少ない手の平ながら、”男の手”という感じがしました。
さっそく大好きな焼肉を食べに行ったようですが、お店に着くまでにL.A.の渋滞に巻き込まれて
何も無い太平洋の上を早くも懐かしく思っているかも?
それにしても、太平洋をヨットで渡るという事は凄いですよね。
でも正直言って、何だかとても羨ましく思いました。
平穏無事が一番とは思いますが、
男と生まれてきた以上、何か大きな挑戦をしてみたいものです。
まあ、この悪名高きL.A.のフリーウェイを無事故で年間4万マイル以上も走ることや
この最悪な経済状況の中で破産もせずに会社を経営することも
相当に大きな挑戦なのかもしれませんけど・・・。
ところで、今日はもう一つ嬉しい事がありました。
日本TVの福留アナが中継の為にいらしていて、久しぶりにお会いしました。
と言っても残念ながらお忙しそうで握手を交わす程度でゆっくりとお話も出来ませんでしたが
実は大学生の頃は毎年夏になるとアメリカ横断ウルトラクイズという番組に挑戦していて
大変にお世話になりました。
もう30年近くも前の事でお互いに年をとりましたが、お変わりなくご活躍のようで
何よりです。
さあ、寛平ちゃんはこれからは自分の足でアメリカ大陸横断です。
沿道のみなさん、近くへ来たら気軽に声をかけてあげて下さい。
ひょっとしたら、家まで来て休憩したり食事も一緒に食べてくれるかもしれませんよ。
僕は彼のブログを見ながら応援するつもりです。
http://www.earth-marathon.com/index.html