王者 マルコム・クラッセン VS 挑戦者 ロバート・ゲレロ
ゲレロ 判定勝利
考察 ~ゲレロ~
フェザーの最後の頃はコテコテのファイターだったが、
リッツォー戦で決め手になったのは鮮やかな長距離左アッパー、
Sフェザーでの肩慣らしを決めたのも密着状態からの左アッパーボディ。
軸になるパンチがあり、それを活かすためのポジション取りを心掛け、
自然とそれを当てるための布石となるパンチが出せる。
つまりはサウスポーらしいサウスポーとなるわけだが、
それゆえにオーソドックスの右を単発ではあるがもらい続けた。
それでもelusivenessを保ちパンチのaccuracyも保ち続けられたのは
サウスポーらしさゆえだった。
サウスポーという難問は結局、攻略法という公式だけでは解けないのだ。
考察 ~クラッセン~
硬質な拳ゆえに連打が出せないのはこの種の選手のお約束なのか。
一目見ただけでバッティングを多用するスタイルかと勘違いしたが、
clash of headsは数度だけ。
相手の足捌きもあろうが、自身のパンチを過信したせいでもある。
スナップを利かせて手数を出してくる相手にナックルを返すパンチで抗するも
ジャッジに印象を与えるには現代ボクシングでは前者だ。
南アは良い選手が結構出ているが、意外にフィジカル依存のボクサーは少ない。
この男、オーソドックス相手ならかなりの強さを見せるような気がする。
内山との打ち合いを見てみたい選手だ。
ゲレロ 判定勝利
考察 ~ゲレロ~
フェザーの最後の頃はコテコテのファイターだったが、
リッツォー戦で決め手になったのは鮮やかな長距離左アッパー、
Sフェザーでの肩慣らしを決めたのも密着状態からの左アッパーボディ。
軸になるパンチがあり、それを活かすためのポジション取りを心掛け、
自然とそれを当てるための布石となるパンチが出せる。
つまりはサウスポーらしいサウスポーとなるわけだが、
それゆえにオーソドックスの右を単発ではあるがもらい続けた。
それでもelusivenessを保ちパンチのaccuracyも保ち続けられたのは
サウスポーらしさゆえだった。
サウスポーという難問は結局、攻略法という公式だけでは解けないのだ。
考察 ~クラッセン~
硬質な拳ゆえに連打が出せないのはこの種の選手のお約束なのか。
一目見ただけでバッティングを多用するスタイルかと勘違いしたが、
clash of headsは数度だけ。
相手の足捌きもあろうが、自身のパンチを過信したせいでもある。
スナップを利かせて手数を出してくる相手にナックルを返すパンチで抗するも
ジャッジに印象を与えるには現代ボクシングでは前者だ。
南アは良い選手が結構出ているが、意外にフィジカル依存のボクサーは少ない。
この男、オーソドックス相手ならかなりの強さを見せるような気がする。
内山との打ち合いを見てみたい選手だ。